JP2019169359A - 車両用灯具 - Google Patents

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Abstract

【課題】形成した配光パターンの上端近傍に部分的に明暗差が強い箇所が形成されることを抑制できる車両用灯具を提供する。
【解決手段】第1光源11からの光を反射してロービーム配光パターンLPを形成する第1リフレクタ13と、第2光源14からの光を反射してハイビーム配光パターンHPを形成する第2リフレクタ15と、を備える車両用灯具10である。第2リフレクタ15は、第2光源14の上方に設けられた上側リフレクタ部23と、第2光源14の下方に設けられた下側リフレクタ部24と、を有し、ハイビーム配光パターンHPは、第2光源14からの直射光Dlと、上側リフレクタ部23からの下側反射光Rlと、下側リフレクタ部24からの上側反射光Ruと、で形成され、下側リフレクタ部24には、下側反射面26の先端部分26aに反射光量を低減する光量低減部(27)が設けられている。
【選択図】図1

Description

本開示は、車両用灯具に関する。
車両用灯具は、光源からの光を用いて所定の配光パターンを形成するものが知られている。
車両用灯具は、光源を挟むように上下に上側リフレクタ部と下側リフレクタ部とを設けることで、所定の配光パターンを形成するものが知られている(例えば、特許文献1等参照)。この車両用灯具は、光源からの直射光と、光源から出射されて上側リフレクタ部で反射された反射光と、光源から出射されて下側リフレクタ部で反射された反射光と、で所定の配光パターンを形成する。
特開2013−20709号公報
ところで、上記の従来の車両用灯具は、形成した配光パターンの上端近傍に部分的に光量が多くなる箇所が形成されることがあり、強い明暗差が生じることで違和感を与える虞がある。
本開示は、上記の事情に鑑みて為されたもので、形成した配光パターンの上端近傍に部分的に明暗差が強い箇所が形成されることを抑制できる車両用灯具を提供することを目的とする。
本開示の車両用灯具は、第1光源から出射した光を反射してロービーム配光パターンを形成する第1リフレクタと、第2光源から出射した光を反射してハイビーム配光パターンを形成する第2リフレクタと、を備え、前記第2リフレクタは、前記第2光源の上方に設けられた上側リフレクタ部と、前記第2光源の下方に設けられた下側リフレクタ部と、を有し、前記ハイビーム配光パターンは、前記第2光源からの直射光と、前記上側リフレクタ部により前記直射光の下側へ向けて反射された下側反射光と、前記下側リフレクタ部により前記直射光の上側へ向けて反射された上側反射光と、で形成され、前記下側リフレクタ部には、前記第2光源から出射した光を反射する下側反射面の先端部分に反射光量を低減する光量低減部が設けられていることを特徴とする。
本開示の車両用灯具によれば、形成した配光パターンの上端近傍に部分的に光量が多い箇所が形成されることに起因して明暗差が強い箇所が形成されることを抑制できる。
本開示に係る車両用灯具の一実施形態に係る一例としての車両用灯具の構成を示す説明図である。 ハイビーム配光パターンおよびロービーム配光パターンを示す説明図である。 第2光源および第2リフレクタを前方から見た様子を示す説明図である。 ハイビーム配光パターンを形成するハイビーム配光部を示す説明図である。 ハイビーム配光パターンにおける拡散反射面の効果を説明するための説明図である。 実施例2の第2光源および第2リフレクタを前方から見た様子を示す図2と同様の説明図である。 ハイビーム配光パターンにおける黒塗装面の効果を説明するための説明図である。
以下に、本開示に係る車両用灯具の一実施形態としての車両用灯具10の各実施例について図1から図7を参照しつつ説明する。
車両用灯具10は、自動車等の車両に用いられる灯具として用いられるもので、例えば、ヘッドランプやフォグランプ等に用いられる。車両用灯具10は、車両の前部の左右両側で、ランプハウジングの開放された前端がアウターレンズで覆われて形成される灯室に、上下方向用光軸調整機構や左右方向用光軸調整機構を介して設けられる。以下の説明では、車両用灯具10において、車両の直進時の進行方向を前後方向とし、車両に搭載された状態での鉛直方向を上下方向とし、前後方向および上下方向に直交する方向を左右方向とする。
車両用灯具10は、図1に示すように、第1光源11とヒートシンク部材12と第1リフレクタ13と第2光源14と第2リフレクタ15と投影レンズ16とレンズホルダ17と冷却ファンユニット18とを備え、プロジェクタタイプの前照灯ユニットを構成する。
第1光源11は、LED(Light Emitting Diode)等の発光素子で構成され、第1基板21に実装されている。その第1基板21は、ヒートシンク部材12の上面12aに配置されかつその上から給電ホルダが取り付けられ、給電ホルダに設けられた端子に第1基板21の端子が接続されて上面12aに固定される。これにより、第1光源11は、点灯制御回路から電力が給電ホルダを介して供給されて適宜点灯される。
ヒートシンク部材12は、第1光源11で発生する熱および第2光源14で発生する熱を外部に逃がす放熱部材であり、下面に設けた複数の放熱フィン12bから外部に放熱する。このヒートシンク部材12では、上面12aに第1リフレクタ13が設けられるとともに、前面12cに後述する第2基板22が設けられる。
第1リフレクタ13は、第1基板21を覆うように上面12aに取り付けられている。第1リフレクタ13は、第1光源11を第1焦点とするとともに第2リフレクタ15の後述する上側リフレクタ部23の上端縁23aの近傍を第2焦点とする楕円を基本とした自由曲面とされている。第1リフレクタ13は、第1光源11からの光を前方へと反射させて投影レンズ16を経て出射させることによりロービーム配光パターンLP(図2参照)を形成する。
第2光源14は、LED等の発光素子で構成され、第2基板22に実装されている。第2基板22は、ヒートシンク部材12の前面12cに配置されている。実施例1の第2基板22は、下側に向かうに従い前側に位置するように傾斜されている。これは、後述する上側リフレクタ部23の上端縁23aを投影レンズ16の焦点位置またはその近傍に位置させつつ、ヒートシンク部材12の下方に冷却ファンユニット18を設けることを可能とすることによる。第2光源14は、このように傾斜した第2基板22に実装されることで、出射光軸が前方斜め上側に傾斜されている。第2基板22は、前面12cに固定され、第2光源14が実装された面とは反対側の面に設けられたコネクタを介して、点灯制御回路からの電力を第2光源14に供給する。これにより、第2光源14は、適宜点灯される。この第2光源14に対応して第2リフレクタ15が設けられる。この第2リフレクタ15の構成に関しては、後に詳細に説明する。
投影レンズ16は、第1リフレクタ13(その反射面)で反射された光を車両の前方へ投影し、ロービーム配光パターンLP(図2参照)を形成する。また、投影レンズ16は、第2リフレクタ15(その後述する上側反射面25、下側反射面26)で反射された光(上側反射光Ru、下側反射光Rl)や第2光源14から出射された光(直射光Dl)を車両の前方へ投影し、ハイビーム配光パターンHP(図2参照)を形成する。実施例1の投影レンズ16は、第1光源11や第2光源14側の入射面16aに、細かな菱形の凹凸(マイクロストラクチャ)が設けられており、第1光源11や第2光源14からの光を拡散し、ロービーム配光パターンLPやハイビーム配光パターンHPの光量を均等化する。
この投影レンズ16は、レンズホルダ17に支持される。レンズホルダ17は、第1光源11や第1リフレクタ13や第2光源14や第2リフレクタ15に対して投影レンズ16を位置決めした状態で、ヒートシンク部材12に組み付けられる。
冷却ファンユニット18は、直方体形状の枠体18a内にモータに接続された冷却ファン18bを回転自在に設けて構成され、ヒートシンク部材12の放熱フィン12bの下方に取り付けられる。冷却ファンユニット18は、第1光源11や第2光源14が発光されると、モータが駆動されて冷却ファン18bが回転され、ヒートシンク部材12の放熱フィン12bを冷却することで、第1光源11や第2光源14が発生する熱による不具合を防止する。
次に、ハイビーム配光パターンHPの形成のための構成を説明する。先ず、実施例1の車両用灯具10は、ADB(Adaptive Driving Beam(配光可変型前照灯))とされており、ハイビーム配光パターンHPを左右方向に並ぶ複数のハイビーム配光部hpで形成し、ハイビーム配光部hp毎に点灯および消灯することで、特定の方向の部分的な消灯を可能としている。このため、車両用灯具10では、図3に示すように、各ハイビーム配光部hpの形成のために複数の第2光源14が個別に対応して設けられ、各第2光源14が第2基板22上で左右方向に整列されている。この第2光源14の整列される個数は、偶数または奇数で適宜設定され、実施例1では11個としている。各第2光源14は、点灯制御回路から電力が供給されて、適宜一斉にまたは個別に点灯される。
各第2光源14から出射された光は、図1および図3に示すように、第2リフレクタ15により前方へと反射される。各第2光源14から出射されて第2リフレクタ15で反射された光は、それぞれがハイビーム配光部hpを形成し、それらが一体となってハイビーム配光パターンHPを形成する(図2参照)。その第2リフレクタ15は、各第2光源14の上側に位置する上側リフレクタ部23と、各第2光源14の下側に位置する下側リフレクタ部24と、を有する。
上側リフレクタ部23は、第2基板22における第2光源14の上側に取り付けられており、左右方向に伸びる板状とされている。上側リフレクタ部23は、下側リフレクタ部24に対向する下側の面が上側反射面25とされている。上側反射面25は、第2光源14を第1焦点とする楕円を基本とした自由曲面とされており、第2光源14から出射された光を反射した上側反射光Ruでハイビーム配光パターンHP(各ハイビーム配光部hp)における後述する下部分hpl(図4参照)を形成する。
上側リフレクタ部23の上端縁23a(図1参照)は、第1光源11から出射されて第1リフレクタ13で反射された光が形成するロービーム配光パターンLPにカットオフラインCl(図2参照)を形成する機能を有する。その上端縁23aは、高さの異なる2つの水平エッジが傾斜エッジで繋ぎ合わされた形状とされている。このため、ロービーム配光パターンLPは、第1光源11から出射されて第1リフレクタ13で反射された光の一部が上端縁23aで遮られることで、上縁に2つの水平ラインが傾斜ラインで繋ぎ合わされたカットオフラインClが形成される。
下側リフレクタ部24は、第2基板22における第2光源14の下側に取り付けられており、上側リフレクタ部23と同様に左右方向に伸びるとともに、上側リフレクタ部23よりも大きく前側下方に突出する板状とされている。下側リフレクタ部24は、上側リフレクタ部23(上側反射面25)に対向する上側の面が下側反射面26とされている。下側反射面26は、第2光源14を第1焦点とする自由曲面とされており、第2光源14から出射された光を反射した下側反射光Rlでハイビーム配光パターンHP(各ハイビーム配光部hp)における後述する上部分hpuを形成する。ここで、第2光源14は、傾斜された第2基板22に実装されることで出射光軸が前方斜め上側に傾斜されている。このため、下側リフレクタ部24は、上側リフレクタ部23よりも大きく前側下方に突出しつつ、下端に向かうに連れて上側へと湾曲しつつ前側へと伸びるものとされている(図1参照)。これにより、下側リフレクタ部24は、光軸が前方斜め上側に傾斜された第2光源14から出射された光であってもより多く下側反射面26で受けることを可能としており、形成する上部分hpuを上側へと大きくすることを可能としている。
下側リフレクタ部24では、下側反射面26の先端部分26aに拡散反射面27が設けられている。この拡散反射面27は、正反射成分よりも拡散反射成分の割合が多い(光沢度が低い)反射特性とされているもので、例えばシボ加工やブラスト加工等が施されることで形成される。このため、拡散反射面27は、反射光量を低減する光量低減部として機能する。拡散反射面27は、下側反射面26の先端26bから基端側へ向けた所定の幅寸法までの範囲であって、下側反射面26の左右方向(幅方向)の全域に亘って設けられている。この所定の幅寸法は、下側反射面26からの下側反射光Rlが形成する上部分hpuにおいて後述する光の筋が形成される領域に相当するものとされ、実施例1では一例として約1.5mmとしている。
車両用灯具10は、点灯制御回路からの電力が第1基板21を介して第1光源11に供給されることで、第1光源11が適宜点灯される。この点灯により、車両用灯具10は、第1光源11からの光を第1リフレクタ13で反射して投影レンズ16から出射することで、上縁にカットオフラインClを有するロービーム配光パターンLP(図2参照)を形成する。
また、車両用灯具10は、点灯制御回路からの電力が第2基板22を介して各第2光源14に供給されることで、各第2光源14が適宜点灯されて各ハイビーム配光部hpを形成する。このとき、各第2光源14は、出射した光の一部を直接投影レンズ16に向かう直射光Dlとし、その直射光Dlが投影レンズ16から出射されて各ハイビーム配光部hpにおける中部分hpm(図4参照)を形成する。また、各第2光源14は、出射した光の一部を上側リフレクタ部23の上側反射面25に向かいそこで反射される上側反射光Ruとし、その上側反射光Ruが投影レンズ16から出射されて各ハイビーム配光部hpにおける下部分hpl(図4参照)を形成する。さらに、各第2光源14は、出射した光の一部を下側リフレクタ部24の下側反射面26に向かいそこで反射される下側反射光Rlとし、その下側反射光Rlが投影レンズ16から出射されて各ハイビーム配光部hpにおける上部分hpu(図4参照)を形成する。各ハイビーム配光部hpは、中部分hpmの下部と下部分hplの上部とが一部が重複し、かつ中部分hpmの上部と上部分hpuの下部とが一部が重複する位置関係とされており、それらが一体となって形成される(図4参照)。車両用灯具10は、各ハイビーム配光部hpを左右方向に並べつつ一体としてハイビーム配光パターンHPを形成する(図2参照)。
このため、車両用灯具10は、第1光源11を点灯することで、カットオフラインClを有するロービーム配光パターンLPを形成でき、各第2光源14を点灯することで、ハイビーム配光パターンHPを形成できる(図2参照)。車両用灯具10は、第1光源11や各第2光源14を点灯制御することで、のロービーム配光パターンLPおよびハイビーム配光パターンHPを同時にまたは一方のみを適宜形成できる。また、車両用灯具10は、各第2光源14のうち、任意の向きに位置する第2光源14を消灯することで、対応する方向のハイビーム配光部hpのみを形成しないことができ、ADBの機能を実現できる。
ここで、車両用灯具10は、下側リフレクタ部24の下側反射面26の先端部分26aに拡散反射面27を設けている。このため、ハイビーム配光パターンHPの上端近傍に光の筋が形成されることを抑制できる。これは以下のことによる。
車両用灯具10では、形成するハイビーム配光パターンHPを上側へと拡げることが求められることがある。ここで、車両用灯具10では、投影レンズ16等の光学系の設定を変化させないものとすると、投影レンズ16の焦点面上における各第2光源14の位置を下方に拡げることで、ハイビーム配光パターンHPすなわち各ハイビーム配光部hpを上側へと拡げることができる。そして、各第2光源14からの光を反射する下側リフレクタ部24の下側反射面26を下方へと拡げることで、投影レンズ16の焦点面上における各第2光源14の位置を下方に拡げたことと同じ効果を得ることができる。ここで、下側リフレクタ部24は、上側リフレクタ部23よりも大きく前側下方に突出する板状としつつ下端に向かうに連れて上側へと湾曲しつつ前側へと伸びるものとすることで、直進する各第2光源14からの光をより多く受けることが可能とされている。
これにより、車両用灯具10は、寸法を上側に拡げた上部分hpuを形成でき、寸法を上側に拡げた各ハイビーム配光部hpすなわちハイビーム配光パターンHPを形成できる。ところが、下側反射面26が下端に向かうに連れて上側へと湾曲しつつ前側へと伸びているので、下側反射面26の先端部分26aで反射された光が狭い範囲に集まることで、上部分hpuの上端近傍(図5のドットを付した領域)の光量が多くなる。すると、上部分hpuでは、投影レンズ16の凹凸(マイクロストラクチャ)による反射の態様が部分的に強調されることで、上端近傍に光の筋が形成されることがある。このため、各ハイビーム配光部hpが一体とされたハイビーム配光パターンHPでは、上端近傍に光の筋が形成されて強い明暗差が形成されることがある。このような強い明暗差は、ハイビーム配光パターンHPで照らされた箇所の視認性に悪い影響を及ぼす虞がある。
これに対して、車両用灯具10は、下側リフレクタ部24の下側反射面26の先端部分26aに拡散反射面27を設けているので、先端部分26aで反射した光が狭い範囲に集まることを抑制できるので、各ハイビーム配光部hpにおける上部分hpuの上端近傍(図5のドットを付した領域)の光量を少なくできる。このため、車両用灯具10は、凹凸(マイクロストラクチャ)による反射の態様の視認が困難となり、上端近傍に光の筋が形成されることを抑制できて強い明暗差が形成されることを抑制できる。特に、車両用灯具10は、拡散反射面27を設ける範囲を、光の筋が形成される領域に相当する位置としているので、より適切に光の筋が形成されて強い明暗差が形成されることを抑制できる。これにより、車両用灯具10は、各ハイビーム配光部hpで形成するハイビーム配光パターンHPの上端近傍に光の筋が形成されて強い明暗差が形成されることを抑制できる。このため、ハイビーム配光パターンHPで照らされた箇所の視認性を良好なものにできる。
実施例1の車両用灯具10は、以下の各作用効果を得ることができる。
車両用灯具10は、第1光源11からの光を第1リフレクタ13で反射してロービーム配光パターンLPを形成し、第2光源14からの光を第2リフレクタ15で反射してハイビーム配光パターンHPを形成する。そのハイビーム配光パターンHPは、第2光源14からの直射光Dlと、上側リフレクタ部23からの下側反射光Rlと、下側リフレクタ部24からの上側反射光Ruと、で形成される。下側リフレクタ部24には、下側反射面26の先端部分26aに反射光量を低減する光量低減部(実施例1では拡散反射面27)が設けられている。このため、車両用灯具10は、各ハイビーム配光部hpにおける上部分hpuの上端近傍、すなわちハイビーム配光パターンHPの上端近傍に部分的に明暗差が強い箇所が形成されることを抑制できる。これにより、車両用灯具10は、ハイビーム配光パターンHPの上端近傍に光の筋が形成されることを抑制できる。
車両用灯具10は、下側反射面26における先端部分26aの左右方向の全域に亘って光量低減部(拡散反射面27)を設けている。このため、車両用灯具10は、ハイビーム配光パターンHPの左右方向の全域に亘って上端近傍に部分的に明暗差が強い箇所が形成されることを抑制できる。
車両用灯具10は、光量低減部として拡散反射面27を設けている。このため、車両用灯具10は、上端近傍での部分的な明暗差が強い箇所の形成を抑制しつつ、ハイビーム配光パターンHPにおける明るさの低減を招くことなく上側への寸法を大きくすることができる。
したがって、本開示に係る車両用灯具としての実施例1の車両用灯具10は、形成した配光パターン(ハイビーム配光パターンHP)の上端近傍に部分的に明暗差が強い箇所が形成されることを抑制できる。
なお、実施例1では、下側反射面26における先端部分26aの左右方向の全域に亘って拡散反射面27(光量低減部)を設けている。しかしながら、拡散反射面27は、配光パターン(ハイビーム配光パターンHP)の上端近傍に部分的に明暗差が強い箇所が形成されることを抑制できるものであれば、例えば、先端部分26aの左右方向の中央近傍のみに設けてもよく、先端部分26aの他の位置に部分的に設けてもよく、実施例1の構成に限定されない。
また、実施例1では、先端部分26aに光量低減部として拡散反射面27を設けている。しかしながら、先端部分26aは、反射光量を低減する光量低減部を設けるものであれば、実施例2の黒塗装面28を設けてもよく、凹みや穴で形成してもよく、他の構成でもよく、実施例1の構成に限定されない。
次に、本開示の一実施形態である実施例2の車両用灯具10Aについて、図6および図7を用いて説明する。車両用灯具10Aは、実施例1の車両用灯具10における光量低減部の構成を変更したものである。車両用灯具10Aは、基本的な概念および構成が実施例1の車両用灯具10と同様であるので、等しい構成の個所には同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。
実施例2の車両用灯具10Aは、図6に示すように、下側リフレクタ部24Aの下側反射面26Aの先端部分26aの左右方向の中央に黒塗装面28を設けている。この黒塗装面28は、下側反射面26Aに部分的に黒い塗料を塗布したもので、周辺の下側反射面26Aと比較して反射率が大幅に低減されている。このため、黒塗装面28は、反射光量を低減する光量低減部として機能する。
黒塗装面28は、下側反射面26Aの先端部分26aの左右方向の中央であって先端26bから所定の間隔をおいた位置に設けられている。この左右方向の中央は、下側反射面26Aからの下側反射光Rlが形成するハイビーム配光パターンHPにおいて後述する色ムラが形成される領域に相当するものとしている。実施例2では、11個の第2光源14のうちの中央の3個に対応する位置を左右方向の中央としており、車両用灯具10Aにおける光軸を中心として左右への長さを互いに等しくしている。なお、黒塗装面28を設ける左右方向の範囲は、適宜設定すればよく、実施例2の構成に限定されない。
また、先端26bからの所定の間隔は、下側反射光Rlが形成するハイビーム配光パターンHPにおいて、上端に凹みが形成されることを防止する観点で設定される。すなわち、黒塗装面28が下側反射面26Aの先端26bに接して設けられている場合、下側反射面26Aにおいて反射する領域の先端が部分的に欠けた状態となることで、ハイビーム配光パターンHPにおいて下側反射面26Aの先端に対応する上端が部分的に欠けた状態となる。このため、ハイビーム配光パターンHPは、上端に凹みが形成されたものとなり、それを見た者が違和感を覚える虞がある。これに対して、車両用灯具10Aは、先端26bからの所定の間隔をおいて黒塗装面28を設けているので、下側反射面26Aにおける黒塗装面28よりも先端側を反射する領域として機能させることができる。このため、車両用灯具10Aは、ハイビーム配光パターンHPの上端近傍(図7のドットを付した領域)の光量を低減しつつ、ハイビーム配光パターンHPの外形を下側反射面26Aに対応した欠けのないものにできる。
実施例2の車両用灯具10Aは、下側リフレクタ部24Aの下側反射面26Aの先端部分26aに黒塗装面28を設けている。このため、ハイビーム配光パターンHPの上端近傍に色ムラが形成されることを抑制できる。これは以下のことによる。
車両用灯具10Aの下側リフレクタ部24Aは、実施例1の下側リフレクタ部24と同様に、上側リフレクタ部23よりも大きく前側下方に突出する板状としつつ、下端に向かうに連れて上側へと湾曲しつつ前側へと伸びるものとしている。このため、車両用灯具10Aは、下側反射面26Aの先端部分26aで反射された光が狭い範囲に集まり、各上部分hpuの上端近傍の光量が多くなる。すると、形成されるハイビーム配光パターンHPでは、上端近傍が明るくなって投影レンズ16による色収差の影響が目立つことがあり、上端近傍に色ムラが形成されて強い明暗差が形成されることがある。この色ムラは、ハイビーム配光パターンHPにおける左右方向の中央の上端近傍の光量が最も多くなることから、中央の上端近傍で認識されることが多い。このような強い明暗差は、ハイビーム配光パターンHPで照らされた箇所の視認性に悪い影響を及ぼす虞がある。
これに対して、車両用灯具10Aは、下側リフレクタ部24Aの下側反射面26Aの先端部分26aの中央に黒塗装面28を設けているので、光を狭い範囲に集め得る箇所の反射光量を大幅に少なくでき、ハイビーム配光パターンHPにおける中央の上端近傍(図7のドットを付した領域)の光量を少なくできる。このため、車両用灯具10Aは、色収差の影響が目立つことを抑制でき、上端近傍に色ムラが形成されて強い明暗差が形成されることを抑制できる。このため、ハイビーム配光パターンHPで照らされた箇所の視認性を良好なものにできる。特に、車両用灯具10Aは、黒塗装面28を設ける範囲を、色ムラが形成される領域に相当する位置としているので、より適切に色ムラが形成されて強い明暗差が形成されることを抑制できる。加えて、車両用灯具10Aは、黒塗装面28を下側反射面26Aの先端26bから所定の間隔をおいた位置に設けているので、ハイビーム配光パターンHPの上端に部分的な欠けがないものとしつつ上端近傍の光量が多くなることを抑制でき、色ムラが形成されて強い明暗差が形成されることを抑制できる。さらに、車両用灯具10Aは、光軸を中心として左右への長さを互いに等しくして黒塗装面28を設けているので、車両の右側に設ける場合と左側に設ける場合とで共通の下側リフレクタ部24Aを用いることができる。
実施例2の車両用灯具10Aは、基本的に実施例1の車両用灯具10と同様の構成であるので、実施例1と同様の効果を得られる。
それに加えて、車両用灯具10Aは、下側リフレクタ部24Aの下側反射面26Aの先端部分26aに反射光量を低減する光量低減部(実施例2では黒塗装面28)を設けている。このため、車両用灯具10Aは、ハイビーム配光パターンHPの中央の上端近傍に部分的に光量が多くなる箇所が形成されることに起因して明暗差が強い箇所が形成されることを抑制できる。このため、車両用灯具10Aは、ハイビーム配光パターンHPの中央の上端近傍に色ムラが形成されて強い明暗差が形成されることを抑制できる。
また、車両用灯具10Aは、反射光量を低減する光量低減部(実施例1では黒塗装面28)を、下側反射面26Aにおける先端部分26aにおいて、その先端26bから所定の間隔を置いて設けている。このため、車両用灯具10は、ハイビーム配光パターンHPの上端を部分的に欠けた状態とすることなく、ハイビーム配光パターンHPの上端近傍に部分的に明暗差が強い箇所が形成されることを抑制できる。これにより、車両用灯具10は、ハイビーム配光パターンHPを見た者が違和感を覚えることを防止できる。
さらに、車両用灯具10Aは、光量低減部として黒塗装面28を設けている。このため、車両用灯具10Aは、ハイビーム配光パターンHPにおける光量の調整やハイビーム配光パターンHPの形状を意図したものとしつつ、上端近傍で部分的に明暗差が強くなることを抑制できる。
したがって、本開示に係る車両用灯具としての実施例2の車両用灯具10Aは、形成した配光パターン(ハイビーム配光パターンHP)の上端近傍に部分的に明暗差が強い箇所が形成されることを抑制できる。
なお、実施例2では、下側反射面26Aにおける先端部分26aの左右方向の中央であって、その先端26bから所定の間隔をおいた位置に黒塗装面28(光量低減部)を設けている。しかしながら、黒塗装面28は、配光パターン(ハイビーム配光パターンHP)の上端近傍に部分的に明暗差が強い箇所が形成されることを抑制できるものであれば、例えば、実施例1のように先端部分26aの左右方向の全域に亘って設けてもよく、先端部分26aの他の位置に部分的に設けてもよく、実施例1の構成に限定されない。
また、実施例1では、先端部分26aに光量低減部として黒塗装面28を設けている。しかしながら、先端部分26aには反射光量を低減する光量低減部を設けるものであれば、実施例1の拡散反射面27を設けてもよく、凹みや穴で形成してもよく、他の構成でもよく、実施例1の構成に限定されない。
以上、本開示の車両用灯具を実施例1に基づき説明してきたが、具体的な構成については実施例1に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
なお、各実施例では、ハイビーム配光パターンHPにおける任意のハイビーム配光部hpを形成しないことでADBの機能を実現できるものとしている。しかしながら、車両用灯具は、第1光源11からの光を第1リフレクタ13で反射してロービーム配光パターンLPを形成し、第2光源14からの光を第2リフレクタ15で反射した下側反射光Rlおよび上側反射光Ruと第2光源14からの直射光Dlとでハイビーム配光パターンHPを形成するものであればよく、各実施例の構成に限定されない。
10 車両用灯具 11 第1光源 13 第1リフレクタ 14 第2光源 15 第2リフレクタ 23 上側リフレクタ部 24 下側リフレクタ部 26 下側反射面 26a 先端部分 26b 先端 27 拡散反射面 28 黒塗装面 Dl 直射光 HP ハイビーム配光パターン LP ロービーム配光パターン Rl 下側反射光 Ru 上側反射光

Claims (6)

  1. 第1光源から出射した光を反射してロービーム配光パターンを形成する第1リフレクタと、
    第2光源から出射した光を反射してハイビーム配光パターンを形成する第2リフレクタと、を備え、
    前記第2リフレクタは、前記第2光源の上方に設けられた上側リフレクタ部と、前記第2光源の下方に設けられた下側リフレクタ部と、を有し、
    前記ハイビーム配光パターンは、前記第2光源からの直射光と、前記上側リフレクタ部により前記直射光の下側へ向けて反射された下側反射光と、前記下側リフレクタ部により前記直射光の上側へ向けて反射された上側反射光と、で形成され、
    前記下側リフレクタ部には、前記第2光源から出射した光を反射する下側反射面の先端部分に反射光量を低減する光量低減部が設けられていることを特徴とする車両用灯具。
  2. 前記光量低減部は、前記先端部分の左右方向の全域に亘り設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
  3. 前記光量低減部は、前記先端部分において、前記下側反射面の先端から所定の間隔を置いて設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
  4. 前記光量低減部は、拡散反射面であることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の車両用灯具。
  5. 前記光量低減部は、黒塗装面であることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の車両用灯具。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の車両用灯具であって、
    さらに、前記第1リフレクタで反射された光を前方へ投影して前記ロービーム配光パターンを形成するとともに、前記直射光と前記下側反射光と前記上側反射光とを前方へ投影して前記ハイビーム配光パターンを形成する投影レンズを備えることを特徴とする車両用灯具。
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