JP2019169251A - 照明装置、及びレーザダイオード - Google Patents

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Abstract

【課題】レーザ光の一部が外部へ直接漏れ出すことを抑制すること。【解決手段】レーザ光Rを出射するレーザダイオード28と、レーザ光Rを制御する集光レンズ30と、を備えた投光装置1において、前記レーザダイオード28は、レーザ光Rを放射するレーザダイオードチップ34と、レーザダイオードチップ34を収め、レーザ光Rを出射する開口部46が形成されたケース36と、を有し、レーザダイオード28が出射するレーザ光Rの光束断面形状Tは、長手方向Pydを有し、スリット60が形成されたスリット部材32が集光レンズ30と開口部46との間に設けられ、レーザ光Rの光束断面形状Tの長手方向Pydと、スリット60の第2方向Pyと、が一致している構成とした。【選択図】図8

Description

本発明は、照明装置、及びレーザダイオードに関する。
従来、半導体レーザを光源に備える照明装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、このような照明装置には、複数の半導体レーザのレーザ光が照射されて蛍光を発する蛍光体と、この蛍光を配光制御して照明光として出射する反射鏡とを備えたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
昭59−228621号公報 特許第4124445号公報
しかしながら、従来の照明装置では、半導体レーザの各々のレーザ光の一部が蛍光体に入射せずに、照明装置の外部へ漏れ出る場合があった。
本発明は、レーザ光の一部が外部へ直接漏れ出すことを抑制できる照明装置、及びレーザダイオードを提供することを目的とする。
本発明は、レーザ光を出射するレーザダイオードと、前記レーザ光を制御する光制御部材と、を備えた照明装置において、前記レーザダイオードは、レーザ光を放射するレーザダイオードチップと、前記レーザダイオードチップを収め、前記レーザ光を出射する開口部が形成されたケースと、を有し、前記レーザダイオードが出射する前記レーザ光の光束断面形状は、長手方向を有し、スリットが形成されたスリット部材が前記光制御部材と前記開口部との間に設けられ、前記レーザ光の光束断面形状の長手方向と、前記スリットの長手方向と、が一致していることを特徴とする。
本発明は、上記照明装置において、前記レーザダイオードが出射するレーザ光は、光束断面形状における第1方向Pxに第1拡がり角θ1で拡がり、当該第1方向Pxと直交する第2方向Pyに第2拡がり角θ2で拡がり、かつ前記第1拡がり角θ1が第2拡がり角θ2より小さくなっており、前記スリット部材のスリットは、前記第1方向Pxの開口幅Dx、及び、前記第2方向Pyの開口幅Dyを有し、Lを前記レーザダイオードチップから前記スリットまでの距離としたとき、それぞれ次の関係を満たすことを特徴とする。
2×L×tan((θ1)/2)<Dx<6×L×tan((θ1)/2)
2×L×tan((θ2)/2)<Dy<6×L×tan((θ2)/2)
本発明は、上記照明装置において、前記光制御部材は、前記第1方向Pxと、前記第2方向Pyと、で異なる曲率半径を有するバイコーニックレンズであることを特徴とする。
本発明は、上記照明装置において、前記光制御部材は、前記レーザ光の光束断面形状の長手方向と短手方向との比を「1」に近付けるレンズであることを特徴とする。
本発明は、上記照明装置において、前記光制御部材によって制御されたレーザ光によって蛍光を発する蛍光体と、前記蛍光体の配置位置に焦点を有し、前記蛍光体の蛍光を反射して照明光を出射する凹面状の反射鏡と、を備えたことを特徴とする。
本発明は、照明装置の光源に用いられるレーザダイオードであって、レーザ光を放射するレーザダイオードチップと、前記レーザダイオードチップを収め、前記レーザ光を出射する開口部が形成されたケースと、を有し、前記レーザダイオードが出射するレーザ光の光束断面形状は、長手方向を有し、スリットが形成されたスリット部材が前記開口部に設けられ、前記レーザ光の光束断面形状の長手方向と前記スリットの長手方向と、が一致していることを特徴とする。
本発明によれば、レーザ光の一部が外部へ直接漏れ出すことを抑制できる。
本発明の実施形態に係る投光装置の構成を示す斜視図である。 投光装置の構成を示す図であり、(A)は正面図、(B)は側面図である。 図2(A)におけるIII−III線の断面図である。 図2(A)において反射鏡ユニットを除いた状態の投光装置の正面図である。 投光装置の断面構成を簡単に示す図である。 発光部が備える1組のレーザダイオード、スリット部材、及び集光レンズの分解斜視図である。 レーザダイオードの構成を模式的に示す断面図である。 発光部から出射されるレーザ光の光束断面形状を概略的に示す図である。 レーザダイオードのレーザ光の光束断面形状を概略的に示す図である。 スリットを通過するレーザ光を模式的に示す図であり、(A)は第1方向におけるレーザ光の拡がりを示す図であり、(B)は第2方向におけるレーザ光の拡がりを示す図である。 スリットの第1方向の開口幅と、投光装置の出射光量との関係を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。以下の実施形態では、照明装置の一態様として投光装置を例示する。
図1は、本実施形態に係る投光装置1の構成を示す斜視図である。図2は投光装置1の構成を示す図であり、図2(A)は正面図、図2(B)は側面図である。
投光装置1は、照射対象に照明光をあてて投光照明する照明装置であり、図1に示すように、装置本体2と、当該装置本体2を支持する取付アーム4と、を備えている。
装置本体2は、出射口6Aが正面(前面)に開口した略円筒状の筐体6と、筐体6の背面6Bに取り付けられた放熱部8を備えている。本実施形態では、筐体6は、熱伝導率が高い例えばアルミニウムを用いたダイキャスト成型によって形成されている。
放熱部8は、光源の熱を放熱する放熱機構であり、筐体6の背面6B(図2(B))の側に配置される複数の放熱フィン8Aと、背面6Bの熱を放熱フィン8Aの各々に伝熱する複数本(図2(B))のヒートパイプ8Bとを備えている。投光装置1はレーザダイオード28(図3)を光源に備え、この光源の発熱が筐体6の背面6Bに伝えられるが、これについては後述する。
取付アーム4は、コ字状に成形された板状部材であり、筐体6の正面視両側に設けられた円板状のアーム取付片5に結合される。すなわち、取付アーム4は、ボルトなどによって設置面に固定される板状の固定部4Aと、固定部4Aから延びてアーム取付片5に回動自在に連結される一対の支持部4Bとを備えている。これにより、装置本体2が取付アーム4によって設置面に回動自在に固定され、投光装置1の取付角度が変更自在になっている。
図3は、図2(A)におけるIII−III線の断面図である。
装置本体2には、図3に示すように、発光部12と、蛍光部材14と、反射鏡ユニット10と、支持バー24と、が設けられている。
発光部12は、投光装置1の光源である後述する複数のレーザダイオード28を備え、蛍光部材14に青色のレーザ光Rを照射する。
蛍光部材14は、発光部12の光を受けて蛍光を発するものである。具体的には、蛍光部材14は、励起光であるレーザ光Rの照射によって励起されて蛍光を発する蛍光体20と、この蛍光体20を保持する蛍光保持部22と、を備える。本実施形態の蛍光体20には、LAG系の蛍光体粒子をスカンジウム等からなる無機バインダーに混合したごく薄い膜状体(LAG−Sc)が用いられており、蛍光保持部22の表面に正面視円形に印刷されることによって形成されている。この蛍光体20は、青色のレーザ光Rによって励起され、黄色の蛍光を発する。
支持バー24は、蛍光部材14を筐体6の出射口6Aに支持する棒状部材であり、高熱伝導性材(例えばアルミニウム材)から形成されている。前掲図1に示すように、筐体6の出射口6Aの縁部には、高熱伝導性材(例えばアルミニウム材)から形成された一対の支持部材取付部26(図1には1つのみ示す)が設けられており、それぞれの支持部材取付部26に支持バー24の両方の端部24Aが支持されている。
反射鏡ユニット10は、蛍光部材14の蛍光を反射して照明光として出射する反射型光学部材であり、凹状の反射面10Aを有し、反射面10Aの開口が上記出射口6Aに配置される。本実施形態では、反射面10Aは、蛍光体20の配置位置を焦点fとする放物面であり、蛍光体20の蛍光が反射面10Aの反射によって平行化され光軸K方向に出射される。
本実施形態では、発光部12は、反射面10Aの裏側(筐体6の背面6Bの側)に配置されている。また、当該反射面10Aには、表裏に貫通する孔部27が形成されており、発光部12のレーザ光Rは孔部27を通って蛍光部材14に入射する。
一方、蛍光部材14にあっては、蛍光保持部22のうち、蛍光体20を保持する保持面が平面状の反射面である平面反射面22Aとして形成されている。蛍光体20にレーザ光Rが照射されると、蛍光体20が蛍光を発するとともに、当該蛍光体20を透過したレーザ光Rを平面反射面22Aが反射面10Aの側に反射する。すなわち、蛍光部材14は、蛍光体20の蛍光(黄色光)と、平面反射面22Aの拡散反射光(青色光)とを放射し、これらの混合光(白色光)が反射面10Aに入射される。そして、この混合光が反射面10Aの反射によって平行光化され、出射口6Aから照射光として出射されることとなる。なお、この蛍光部材14が放射する光の配光は、蛍光体20へのレーザ光Rの入射角αによらず、概ねランバート配光となっている。
図4は、図2(A)において反射鏡ユニット10を除いた状態の投光装置1の正面図である。図5は、投光装置1の断面構成を簡単に示す図である。
発光部12は、上述の通り、複数のレーザダイオード28を有し、さらに、これらのレーザダイオード28が載置される取付ベース16と、レーザダイオード28の各々に設けられた集光レンズ30、及びスリット部材32と、を備える。なお、図4では、矢印Xで示す1つを除いて他の集光レンズ30の図示を省略している。また図5では、矢印Yで示す1組を除いて集光レンズ30、及びスリット部材32を適宜に省略する。
レーザダイオード28は、蛍光体20の励起光となる青色のレーザ光Rを出射する半導体パッケージである。
集光レンズ30は、レーザダイオード28のレーザ光Rを制御する光制御部材であり、レーザ光Rを焦点fに集光する。
スリット部材32は、レーザダイオード28と集光レンズ30の間に設けられ、後述するレーザ光Rの乱反射成分rを遮蔽する部材である。
なお、これら集光レンズ30、及びスリット部材32については後に詳述する。
取付ベース16は、図4に示すように、筐体6の内部において、反射鏡ユニット10の裏側に配置された部材であり、正面(反射面10Aの裏面10Cに対向する面)には、凹部16Aが形成され、この凹部16Aに、上記レーザダイオード28の各々が取り付けられている。取付ベース16は、例えばアルミニウム等の高熱伝導性材から形成されており、筐体6の背面6Bに取り付けられている。背面6Bには、上述の通り、ヒートパイプ8Bが結合されており、レーザダイオード28の各々の発熱が取付ベース16から背面6Bに伝えられ、ヒートパイプ8Bを通じて各放熱フィン8Aから効率良く冷却される。
またレーザダイオード28の各々は、取付ベース16の凹部16Aに、正面視放射状に取り付けられている。一方、反射鏡ユニット10にあっては、各レーザダイオード28のレーザ光Rを通すために、図1、及び図2(A)に示すように、正面視において、反射面10Aに設けられた上記孔部27が光軸Kを中心とした円環のスリット状を成している。
ここで、レーザダイオード28の各々は、正面視において、光軸Kを挟んだ対向位置Mに他のレーザダイオード28が位置しないように配置されている。この配置により、蛍光部材14で正反射された、あるレーザダイオード28のレーザ光Rが、他のレーザダイオード28に入射してしまうことがない。
またレーザダイオード28のそれぞれは、図5に示すように、光軸Kに垂直な同一の平面S内に配置されている。この配置によれば、焦点fからみて同じ距離、及び、同じ角度(光軸Kと成す角度)で、レーザダイオード28のそれぞれが配置される。したがって、焦点fでのレーザダイオード28のそれぞれの照射スポット形状のばらつきが抑えられる。これにより、焦点fでは、略同一形状の照射スポット形状、及び照射スポット径でレーザ光Rが重なるので、これらが重なってできる照射スポット形状のぼけも抑えられ、レーザ光Rの重なりによって照射スポット径が拡がってしまうこともない。すなわち、複数のレーザダイオード28のレーザ光Rが焦点fに照射されても、焦点fでの照射スポット径の拡がりが抑えられるので、焦点fでの発光のサイズは、1つのレーザ光Rを照射したときの発光のサイズに対して2倍程度に抑えられる。これにより、焦点fでの発光のサイズが、点光源とみなせる程度の大きさに維持される。
ところで、蛍光部材14に入射するレーザ光Rの入射角α(光軸Kと成す角)を小さくするには、レーザダイオード28の各々を光軸Kに近付けて配置することとなるが、入射角αが10度以下になると、レーザダイオード28同士が物理的に干渉し、これらの配置が困難となる。一方で入射角αが大きくなるほど、蛍光体20におけるレーザ光Rの照射スポット形状が真円から楕円状に延び、蛍光部材14の発光点が大きくなる。このため、入射角αが60度以上になると、発光点のサイズが光学設計において点光源とみなせる大きさを超えてしまう。
そこで、投光装置1では、入射角αを10度〜60度の範囲(本実施形態では、入射角α=30度)としている。
図6は、発光部12が備える1組のレーザダイオード28、スリット部材32、及び集光レンズ30の分解斜視図である。図7は、レーザダイオード28の構成を模式的に示す断面図である。
レーザダイオード28は、図7に示すように、青色のレーザ光Rを出力するレーザダイオードチップ34と、当該レーザダイオードチップ34を収めたケース36と、を有し、このケース36の内部には、例えばアルゴンガス等の希ガスが充填されている。
ケース36は、底部を構成するベース板38と、当該ベース板38を覆うキャップ40とを備え、ベース板38には、内部のレーザダイオードチップ34に電力を供給する1対の導電端子42が設けられている。
またベース板38の表面38Aには、高熱伝導性材(例えば銅など)から成る放熱台44が固定され、レーザダイオードチップ34は当該放熱台44に固定されている。レーザダイオードチップ34の発熱は放熱台44からベース板38へ伝熱し、ベース板38へ伝えられた熱が取付ベース16から筐体6の側に放熱される。
キャップ40は、これら放熱台44、及びレーザダイオードチップ34を覆う断面コ字状の部材である。キャップ40の天面40Aには、レーザ光Rの出射口となる開口部46が開口し、この開口部46は前面ガラス48によって閉塞されている。当該前面ガラス48には、前面ガラス48でのレーザ光Rの反射を抑制するためのARコート膜が設けられている。
レーザダイオード28は、図6に示す銅冶具50によって取付ベース16に固定される。銅冶具50は、銅製の略矩形板状部材であり、略中央には、キャップ40が挿入される貫通孔52が設けられており、また、この貫通孔52の両側には、取付ベース16にねじ止め固定するためのねじ穴54が設けられている。
集光レンズ30、及びスリット部材32は、レーザダイオード28の光路F上に設けられており、本実施形態では、レーザダイオード28と集光レンズ30とでスリット部材32が挟み込まれている。
集光レンズ30は、上述の通り、レーザダイオード28のレーザ光Rを反射面10Aの焦点fにレーザ光Rを集光する光制御部材であり、さらに本実施形態の集光レンズ30は、レーザ光Rの光束断面形状Tを制御する。
図8は、発光部12から出射されるレーザ光Rの光束断面形状Tを概略的に示す図である。
同図に示すように、集光レンズ30は、レーザダイオード28が出射するレーザ光Rの光束断面形状Tが焦点fにおいて真円や正方形形状に近付くように当該レーザ光Rの拡がり角を制御している。
図9は、レーザダイオード28のレーザ光Rの光束断面形状Tを概略的に示す図である。
同図に示すように、レーザダイオード28が出射するレーザ光Rは、その光束断面形状Tがレーザ光Rの進行方向Qに垂直な垂直断面(光束断面)C2において短手方向Pxdと、長手方向Pydとを有した形状(略矩形、或いは略楕円形)となっている。
詳述すると、レーザダイオードチップ34の端面34Aの近傍(いわゆるニアフィールド)では、レーザ光Rの光束断面形状Tは、当該レーザダイオードチップ34の活性層の面の方向である第1方向Pxに延びた横長の楕円となる。このレーザ光Rは、第1方向Pxに直交する第2方向Pyの第2拡がり角θ2が、第1方向Pxの第1拡がり角θ1(図10(A))よりも大きいため、レーザダイオードチップ34の端面34Aから離れるほど、レーザ光Rの光束断面形状Tは、第1方向Pxに比べて第2方向Pyに大きく拡がるように変形する。この結果、ケース36から出射されたレーザ光Rの光束断面形状Tは、図9に示すように、垂直断面C2において、第1方向Pxに短手方向Pxdを有し、第2方向Pyに長手方向Pydを有した形状となる。
この場合において、レーザ光Rを非球面レンズで焦点fに集光した場合、蛍光体20でのレーザ光Rの照射スポット形が第2方向Pyに延びた楕円形状または長方形状となる。このため、蛍光体20の径によっては、当該蛍光体20から照射スポットがはみ出てしまい、レーザ光Rの一部が蛍光体20を越えて出射口6Aから直接外部へ漏れ出てしまう。また蛍光体20の径を大きくすると、当該蛍光体20によって遮蔽される投光装置1の出射光量が増大し、効率が低下し、また蛍光体20のコストも増大する。
そこで、本実施形態においては、集光レンズ30には、レーザ光Rを集光する機能に加え、第1方向Pxよりも第2方向Pyの方向の屈折を大きくし、当該第2方向Pyの第2拡がり角θ2を小さくする機能を有した光制御部材が用いられている。これにより、前掲図8に示すように、焦点fでの垂直断面C1においては、レーザ光Rの光束断面形状Tの第1方向Pxと第2方向Pyとのアスペクト比が略「1」に近付けられるので、蛍光体20におけるレーザ光Rの入射面が適度な径の円形であっても、当該蛍光体20からのレーザ光Rの漏れを防止できる。
本実施形態では、バイコーニック面形状を有した非球面レンズ(すなわち、いわゆるバイコーニックレンズ)を集光レンズ30に用いることで、かかる機能を実現している。すなわち、集光レンズ30の出射面30Aは、第1方向Pxと第2方向Pyとで異なる曲率半径を有するバイコーニック面形状となっている。本実施形態では、第2方向Pyの曲率半径が第1方向Pxの曲率半径よりも大きくなっており、レーザ光Rには、第2方向Pyに第1方向Pxよりも大きな屈折が与えられ、当該第2方向Pyへのレーザ光Rの第2拡がり角θ2が抑えられるようになっている。
かかる集光レンズ30は、前掲図6に示すように、レンズプレート56に保持される。このレンズプレート56には、集光レンズ30を挟んで一対のねじ孔58、58が形成されており、各ねじ孔58、58にねじを通して取付ベース16にねじ止めされる。このとき、集光レンズ30のバイコーニック面の向きと、レーザ光Rの第1方向Px、及び第2方向Pyとが合うように集光レンズ30が固定される。本実施形態では、集光レンズ30は、レンズプレート56によって、上記レーザダイオード28とは独立して取付ベース16に固定されるので、レーザダイオード28の取付後において、集光レンズ30のバイコーニック面の向きを簡単に微調整できる。
ところで、発明者らは、かかる集光レンズ30でレーザ光Rの光束断面形状Tを制御したとしても、蛍光体20からレーザ光Rが微量ながら漏れ出ている、との知見を得た。この量は、検出器などでは検出できないほどの光量であるが、投光装置1の照射野を注意深く視ることで目視される程度の量であった。そして、発明者らは、この漏れ光の原因が、上記レーザダイオード28が備えるケース36の内部での乱反射成分rにあることを実験等によりつきとめた。すなわち、発明者らは、レーザダイオード28にあっては、ケース36の内部でレーザ光Rの乱反射成分rが発生しており、この乱反射成分rが集光レンズ30に入射すると、焦点fに集光されずに出射口6Aから直接放射され漏れ光となるとの知見を得た。かかる乱反射成分rは、レーザダイオードチップ34のレーザ光Rが前面ガラス48で反射することで生じる成分や、ケース36の天面40Aに入射することで生じる成分などが考え得る。
本実施形態では、レーザダイオード28と、集光レンズ30との間に、上記スリット部材32を配置することで、当該スリット部材32が乱反射成分rを遮蔽することとしている。
具体的には、このスリット部材32には、そこを通るレーザ光Rの光束断面形状Tに合わせた形状のスリット60が形成されている。そして、スリット部材32は、このスリット60の長手方向である第2方向Pyと、レーザ光Rの光束断面形状Tの長手方向Pydと、が揃うようにレーザダイオード28のケース36の開口部46に密着配置されている。これにより、スリット部材32のスリット60からはレーザ光Rのみが出射されて集光レンズ30に入射されるようになっている。このように、スリット部材32が乱反射成分rを遮蔽することで、投光装置1の出射口6Aからのレーザ光Rの漏れが防止される。
この投光装置1では、スリット部材32には、高熱電導性材(例えばアルミニウム)の板状部材が用いられており、レーザダイオード28と対面する側の表面がアルマイト処理によって黒色に着色されることで、当該表面における乱反射成分rの反射を吸収し、レーザ光Rの漏れを防止している。さらに、スリット部材32は、集光レンズ30と対面する側の表面も、アルマイト処理によって黒色に着色されている。これにより、集光レンズ30の入射面で反射したレーザ光Rがスリット部材32の表面で反射されて乱反射成分rが生じてしまうことが防止される。
図10は、スリット60を通過するレーザ光Rを模式的に示す図であり、図10(A)は第1方向Pxにおけるレーザ光Rの拡がりを示す図であり、図10(B)は第2方向Pyにおけるレーザ光Rの拡がりを示す図である。
スリット60は、第1方向Pxが開口幅Dxであり、第2方向Pyが開口幅Dyの正面視略矩形状に形成されており、これら開口幅Dx、及び開口幅Dyが、そこを通るレーザ光Rの第1方向Px、及び第2方向Pyの大きさに合わせて設定されている。
図11は、スリット60の開口幅Dxと、投光装置1の出射光量との関係を示す図である。
なお、同図に示す関係は、スリット60における開口幅Dyが約1.5mmであり、レーザ光Rの第1方向Pxの第1拡がり角θ1と、第2方向Pyの第2拡がり角θ2との比が約1:7であるときに得られた結果である。
同図に示すように、開口幅Dxが大きくなるほど、スリット60を通過する光量が増えるため、投光装置1の出射光量も増加する。そして、開口幅Dxが開口幅Dyの1/7(=第1拡がり角θ1/第2拡がり角θ2=約0.2mm)以上になると出射光量は最大になる。
一方、開口幅Dxが0.5mm以上になると、投光装置1の照射野には乱反射成分rが生じることを発明者らは目視によって確認した。
そこで、本実施形態では、スリット60の開口幅Dxと開口幅Dyの比率を、レーザ光Rの第1方向Pxの第1拡がり角θ1と、第2方向Pyの第2拡がり角θ2との比と概ね一致させることで、出射光量を最大としつつ、乱反射成分rを最小に抑えるようにしている。
さらに、発明者らは、レーザ光Rの第1拡がり角θ1及び第2拡がり角θ2と、レーザダイオードチップ34からスリット部材32までの距離Lと、が変わった場合であっても、スリット60の開口幅Dx、及び開口幅Dyの寸法が次式(1)及び(2)を満足することで、投光装置1の出射光量を略最大としつつ、乱反射成分rを十分に抑えることができる、との知見を得た。
2×L×tan((θ1)/2)<Dx<6×L×tan((θ1)/2) (1)
2×L×tan((θ2)/2)<Dy<6×L×tan((θ2)/2) (2)
本実施形態では、第1拡がり角θ1が約7度であり、第2拡がり角θ2が約48度であり、また距離Lが約1.39mmである。したがって、上記(1)、及び(2)式から、開口幅Dxとして0.17mm〜0.51mmの範囲が求められ、また開口幅Dyとして1.24mm〜3.71mmの範囲が求められる。
一方、上述のように、本実施形態のスリット60は、開口幅Dxが0.2mmであり、開口幅Dyが1.5mmであるので、上記(1)、及び(2)式を満足していることが分かる。
かかるスリット部材32は、前掲図6に示すように、スリット60を挟む両側に、ねじ孔62が設けられており、各ねじ孔62、62にねじを通して取付ベース16にねじ止めされる。このとき、スリット60の開口幅Dx、Dyの方向と、レーザ光Rの第1方向Px、及び第2方向Pyとが合うようにスリット部材32が固定される。本実施形態では、スリット部材32も集光レンズ30と同様に、上記レーザダイオード28とは独立して取付ベース16に固定されるので、レーザダイオード28の取付後においても、スリット60の向きを簡単に微調整できる。
本実施形態によれば、次のような効果を奏する。
本実施形態の投光装置1では、スリット60が形成されたスリット部材32が集光レンズ30とレーザダイオード28の開口部46との間に設けられ、当該スリット60の長手方向である第2方向Pyと、そこを通るレーザ光Rの光束断面形状Tの長手方向Pydと、が一致している構成とした。
これにより、レーザダイオード28で生じたレーザ光Rの乱反射成分rがスリット部材32によって遮蔽され、集光レンズ30への入射が抑えられるので、レーザ光Rを集光レンズ30に通すことで得られる照明光とともに、乱反射成分rが出射されてしまうことを防止できる。
本実施形態の投光装置1では、スリット部材32のスリット60は、第1方向Pxの開口幅Dx、及び、第2方向Pyの開口幅Dyが、それぞれ次の関係を満たすようにした。
2×L×tan((θ1)/2)<Dx<6×L×tan((θ1)/2)
2×L×tan((θ2)/2)<Dy<6×L×tan((θ2)/2)
これにより、投光装置1の出射光量を略最大としつつ、乱反射成分rを十分に抑えることができる。
本実施形態の投光装置1では、集光レンズ30は、レーザ光Rの光束断面形状Tの長手方向Pydと短手方向Pxdとの比を「1」に近付けるレンズとした。これにより、蛍光体20におけるレーザ光Rの入射面が適度な径の円形としつつ、当該入射面からのレーザ光Rの漏れを防止できる。
本実施形態の投光装置1では、集光レンズ30は、当該集光レンズ30の出射面30Aが第1方向Pxと第2方向Pyとで異なる曲率半径を有するバイコーニックレンズとした。これにより、第2方向Pyに第1方向Pxよりも大きな屈折が与えられ、当該第2方向Pyへのレーザ光Rの第2拡がり角θ2が抑えられ、レーザ光Rの光束断面形状Tの第1方向Pxと第2方向Pyとのアスペクト比を略「1」に近付けることができる。
本実施形態の投光装置1では、集光レンズ30によって制御されたレーザ光Rによって蛍光を発する蛍光体20と、蛍光体20の配置位置に焦点fを有し、この蛍光体20の蛍光を反射して照明光を出射する凹面状の反射面10Aと、を備える。
上述の通り、集光レンズ30への乱反射成分rの入射が抑えられるので、当該乱反射成分rが蛍光体20の側へレーザ光Rとともに集光レンズ30から出射され、さらに当該蛍光体20を逸れて、そのまま出射されてしまうこともない。
上述した実施形態は、本発明の一態様を例示したものであって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変形、及び応用が可能である。
上述した実施形態では、スリット部材32を、レーザダイオード28とは別体に設けたが、開口部46にスリット60が一体に設けられたレーザダイオード28を構成してもよい。この場合において、スリット部材32、及びスリット60は、開口部46の前面ガラス48へのマスキング処理等で形成できる。
上述した実施形態では、レーザダイオード28、及び集光レンズ30の両方が反射面10Aの背面側に配置される構成を例示した。しかしながら、レーザダイオード28を反射面10Aの背面側に配置し、集光レンズ30を反射面10Aの表面側に配置し、レーザダイオード28、及び集光レンズ30とで反射面10Aを挟み込んでもよい。この場合において、スリット部材32のスリット60に代えて、反射面10Aの孔部27が当該スリット60の機能を備えてもよい。
上述した実施形態では、レーザ光Rを制御する光制御部材として、バイコーニック面形状を有した非球面レンズの集光レンズ30を例示したが、これに限らない。すなわち、光制御部材には、レーザ光Rを照明光に変換するために必要な任意の光制御部材を用いることができる。
本発明は、投光装置1に限らず、空間や対象物を照らす任意の照明装置に適用可能である。
1 投光装置(照明装置)
6A 出射口
10 反射鏡ユニット(反射鏡)
10A 反射面
12 発光部
14 蛍光部材
20 蛍光体
22A 平面反射面
24 支持バー
27 孔部
28 レーザダイオード
30 集光レンズ(光制御部材)
30A 出射面
32 スリット部材
34 レーザダイオードチップ
36 ケース
40 キャップ
46 開口部
48 前面ガラス
60 スリット
Dx、Dy 開口幅
L 距離
Px 第1方向
Py 第2方向
Pxd 短手方向
Pyd 長手方向
Q 進行方向
R レーザ光
T 光束断面形状
f 焦点
r 乱反射成分
θ1 第1拡がり角
θ2 第2拡がり角
本発明は、レーザ光を出射するレーザダイオードと、前記レーザ光によって励起されて蛍光を発する蛍光体と、前記レーザダイオードのレーザ光を前記蛍光体に集光する光制御部材と、を備え、前記蛍光によって照明する照明装置において、前記レーザダイオードは、レーザ光を放射するレーザダイオードチップと、前記レーザダイオードチップを収め、前記レーザ光を出射する開口部が形成されたケースと、を有し、前記レーザダイオードが出射する前記レーザ光の光束断面形状は、長手方向を有し、スリットが形成されたスリット部材が前記光制御部材と前記開口部との間に設けられ、前記スリット部材は、前記スリットの長手方向が、前記レーザ光の光束断面形状の長手方向に一致させて配置され、前記ケースで生じ前記開口部から出射された前記レーザ光の乱反射成分を遮蔽し、前記レーザダイオードが出射するレーザ光は、光束断面形状における第1方向Pxに第1拡がり角θ1で拡がり、当該第1方向Pxと直交する第2方向Pyに第2拡がり角θ2で拡がり、かつ前記第1拡がり角θ1が第2拡がり角θ2より小さくなっており、前記スリット部材のスリットは、前記第1方向Pxの開口幅Dx、及び、前記第2方向Pyの開口幅Dyを有し、Lを前記レーザダイオードチップから前記スリットまでの距離としたとき、それぞれ次の関係を満たすことを特徴とする。
2×L×tan((θ1)/2)<Dx<6×L×tan((θ1)/2)
2×L×tan((θ2)/2)<Dy<6×L×tan((θ2)/2)
本発明は、レーザ光によって励起されて蛍光を発する蛍光体と、光源のレーザ光を前記蛍光体に集光する光制御部材と、を備え、前記蛍光によって照明する照明装置の前記光源に用いられるレーザダイオードであって、レーザ光を放射するレーザダイオードチップと、前記レーザダイオードチップを収め、前記レーザ光を出射する開口部が形成されたケースと、を有し、前記レーザダイオードが出射するレーザ光の光束断面形状は、長手方向を有し、スリットが形成されたスリット部材が前記開口部に設けられ、前記スリット部材は、前記スリットの長手方向が、前記レーザ光の光束断面形状の長手方向に一致させて配置され、前記ケースで生じ前記開口部から出射される前記レーザ光の乱反射成分を遮蔽し、前記レーザダイオードが出射するレーザ光は、光束断面形状における第1方向Pxに第1拡がり角θ1で拡がり、当該第1方向Pxと直交する第2方向Pyに第2拡がり角θ2で拡がり、かつ前記第1拡がり角θ1が第2拡がり角θ2より小さくなっており、前記スリット部材のスリットは、前記第1方向Pxの開口幅Dx、及び、前記第2方向Pyの開口幅Dyを有し、Lを前記レーザダイオードチップから前記スリットまでの距離としたとき、それぞれ次の関係を満たすことを特徴とする。
2×L×tan((θ1)/2)<Dx<6×L×tan((θ1)/2)
2×L×tan((θ2)/2)<Dy<6×L×tan((θ2)/2)

Claims (6)

  1. レーザ光を出射するレーザダイオードと、前記レーザ光を制御する光制御部材と、を備えた照明装置において、
    前記レーザダイオードは、レーザ光を放射するレーザダイオードチップと、前記レーザダイオードチップを収め、前記レーザ光を出射する開口部が形成されたケースと、を有し、
    前記レーザダイオードが出射する前記レーザ光の光束断面形状は、長手方向を有し、
    スリットが形成されたスリット部材が前記光制御部材と前記開口部との間に設けられ、
    前記レーザ光の光束断面形状の長手方向と、前記スリットの長手方向と、が一致している
    ことを特徴とする照明装置。
  2. 前記レーザダイオードが出射するレーザ光は、
    光束断面形状における第1方向Pxに第1拡がり角θ1で拡がり、当該第1方向Pxと直交する第2方向Pyに第2拡がり角θ2で拡がり、かつ前記第1拡がり角θ1が第2拡がり角θ2より小さくなっており、
    前記スリット部材のスリットは、
    前記第1方向Pxの開口幅Dx、及び、前記第2方向Pyの開口幅Dyを有し、
    Lを前記レーザダイオードチップから前記スリットまでの距離としたとき、それぞれ次の関係を満たすことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
    2×L×tan((θ1)/2)<Dx<6×L×tan((θ1)/2)
    2×L×tan((θ2)/2)<Dy<6×L×tan((θ2)/2)
  3. 前記光制御部材は、前記第1方向Pxと、前記第2方向Pyと、で異なる曲率半径を有するバイコーニックレンズである
    ことを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記光制御部材は、
    前記レーザ光の光束断面形状の長手方向と短手方向との比を「1」に近付けるレンズである
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の照明装置。
  5. 前記光制御部材によって制御されたレーザ光によって蛍光を発する蛍光体と、
    前記蛍光体の配置位置に焦点を有し、前記蛍光体の蛍光を反射して照明光を出射する凹面状の反射鏡と、を備えた
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の照明装置。
  6. 照明装置の光源に用いられるレーザダイオードであって、
    レーザ光を放射するレーザダイオードチップと、
    前記レーザダイオードチップを収め、前記レーザ光を出射する開口部が形成されたケースと、を有し、
    前記レーザダイオードが出射するレーザ光の光束断面形状は、長手方向を有し、
    スリットが形成されたスリット部材が前記開口部に設けられ、
    前記レーザ光の光束断面形状の長手方向と前記スリットの長手方向と、が一致している
    ことを特徴とするレーザダイオード。
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