JP6631798B2 - 投光装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レーザ光を出射する発光素子を備える投光装置に関する。
従来、投光装置として、光源が放電ランプである投光装置(例えば、特許文献1)や、光源がLEDである投光装置(例えば、特許文献2〜3)が、知られている。ところで、放電ランプの寿命は、一般的に、短く、また、LEDの出力(光度、照度など)は、一般的に、小さい。
特開昭58−75704号公報 特開2014−11118号公報 特開2014−222708号公報
そこで、課題は、レーザ光を出射する発光素子を備える投光装置を提供することである。
投光装置は、レーザ光を出射する発光素子と、前記発光素子から出射された光が入射され、該光の少なくとも一部を蛍光に変換して出力する蛍光素子と、前記蛍光素子から出力された光が入射される第1光学系と、前記第1光学系から出射された光が入射され、該光を平行光にして装置の外部に向けて出射する第2光学系と、を備え、前記第2光学系に入射される光の発散角は、前記第1光学系に入射される光の発散角よりも大きい。
また、投光装置においては、前記第1光学系は、入射された光を集束光にして出射する集光光学系であり、前記第2光学系は、前記第1光学系から出射された光が入射される際に発散光となるように、前記第1光学系から離間して配置される、という構成でもよい。
また、投光装置は、前記蛍光素子から出力された光のうち、前記第1光学系を通過することなく前記第2光学系に向かう光を遮蔽すべく、該光を遮蔽する遮光体を、さらに備え、前記遮光体は、前記第1光学系から出射された光が前記第2光学系に入射するために通過するための光路部を備える、という構成でもよい。
また、投光装置においては、前記光路部は、前記第1光学系の焦点の位置に配置され、前記光路部の領域は、前記蛍光素子の光出力領域よりも、大きい、という構成でもよい。
一実施形態に係る投光装置の全体図であって、斜め上方向に投光している状態を示す図である。 同実施形態に係る投光装置の全体図であって、真上方向に投光している状態を示す図である。 同実施形態に係る投光装置の装置本体の内視図である。 同実施形態に係る投光装置の第1筐体の内視図である。 同実施形態に係る投光装置の光の状態を示す図である。
以下、投光装置における一実施形態について、図1〜図5を参酌して説明する。なお、各図において、図面の寸法比と実際の寸法比とは、必ずしも一致しておらず、また、各図面の間での寸法比も、必ずしも一致していない。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る投光装置1は、投光部121から外部へ投光する装置本体2と、装置本体2を回動可能に支持し、コンクリートの基礎等の被固定物に固定される支持体3とを備えている。例えば、支持体3が水平方向と平行な被固定物に固定された場合には、投光装置1は、図1に示すように、斜め上方向(鉛直方向との角度が180°未満である方向)や、図2に示すように、真上方向(鉛直方向)に、投光できる。
図3及び図4に示すように、装置本体2は、光を出射する光源4と、入射された光の一部を蛍光に変換して出力する蛍光素子5とを備えている。また、装置本体2は、蛍光素子5から出力された光が入射される第1光学系6と、第1光学系6から出射された光が入射され、該光を平行光にして投光装置1の外部に向けて出射する第2光学系7とを備えている。
装置本体2は、光源4から出射された光を、第1光学系6を経由して蛍光素子5に入射させるための第3光学系8を備えている。また、装置本体2は、第1光学系6と第2光学系7との間に配置される遮光体9と、投光装置1の投射光の径を変化させるために、第2光学系7を駆動させる駆動部10とを備えている。
装置本体2は、光源4、蛍光素子5、第1光学系6、及び第3光学系8を収容する第1筐体11と、第2光学系7、遮光体9、及び駆動部10を収容する第2筐体12とを備えている。また、装置本体2は、光源4から発生する熱を第1筐体11の外部に放出する放熱部13と、放熱部13を収容する第3筐体14とを備えている。
光源4は、固体光源素子である。具体的には、光源4は、レーザ光を出射する発光素子(例えば、半導体レーザ)4である。なお、光源4は、レーザ光を出射する素子であれば、何でもよい。また、光源4は、複数(図3及び図4においては、6つ)備えられている。
本実施形態においては、光源4は、青色光(例えば、波長が400〜470nmの光)を出射している。また、光源4が、レーザ光を出射する発光素子4であるため、投光装置1から投射される光は、高出力な光となる。例えば、投光装置1の投射光の最大光度は、30,000,000cd以上であり、好ましくは、35,000,000cd以上であり、さらに好ましくは、40,000,000cd以上である。
第3光学系8は、光源4から出射された光が入射されるレンズ81と、レンズ81から出射された光を反射するミラー82とを備えている。また、レンズ81は、入射された光を集束光にして出射する集光レンズでもよく、また、入射された光を平行光にして出射するコリメートレンズでもよい。
第1光学系6は、第1レンズ61と、ダイクロイックミラー62と、第2レンズ63とを備えている。なお、図4において、1点鎖線は、光源4から出射されて、蛍光素子5に入射される光(各光源4から出射された光の光軸)を示している。また、図3及び図4(図5も同様)において、2点鎖線は、蛍光素子5から出力された光を示している。
ダイクロイックミラー62は、光の第1偏光成分(例えば、S偏光成分)を反射し、光の第2偏光成分(例えば、P偏光成分)を透過する。そして、光源4から出射される光は、第1偏光成分のみからなる直線偏光のレーザ光としている。したがって、第3光学系8から出射された光は、ダイクロイックミラー62で、全て反射される。そして、該光は、第1レンズ61を通過した後に、蛍光素子5に入射される。
そして、蛍光素子5から出力された後に、第1レンズ61の外周部分を通過した光は、ダイクロイックミラー62に入射されることなく、第2レンズ63に入射される。また、蛍光素子5から出力された後に、第1レンズ61の中央部分を通過した光は、ダイクロイックミラー62に入射された後、ダイクロイックミラー62を透過した光のみ、第2レンズ63に入射される。
ところで、蛍光素子5から出力された光は、拡散されているため、第1偏光成分だけでなく、第2偏光成分も有している。したがって、ダイクロイックミラー62に入射された光のうち、第1偏光成分の光は、ダイクロイックミラー62で反射され、第2偏光成分の光は、ダイクロイックミラー62を透過する。
また、第1レンズ61は、蛍光素子5から出射された発散光が入射され且つ該発散光を平行光にして出射するコリメートレンズであり、第2レンズ63は、第1レンズ61から出射された平行光が入射され且つ該平行光を集束光にして出射する集束レンズである。したがって、第1光学系6は、入射された光を集束光にして出射する集光光学系である。
蛍光素子5は、励起光を蛍光に変換する蛍光体を有している。本実施形態においては、蛍光体は、YAG系の結晶材料で形成されており、光源4から出射された励起光である青色光を、黄緑色の蛍光(例えば、波長が525〜575nmにピークを持ち、450〜800nmにかけた広い可視域のスペクトルを持った光)に変換する。
蛍光素子5は、入射された光の一部を、蛍光体で蛍光に変換している。したがって、蛍光素子5から出力された光は、蛍光素子5で変換された蛍光と、蛍光素子5で変換されなかった未変換光(励起光のままの光)とを含んでいる。本実施形態においては、蛍光素子5から出力された光(即ち、投光装置1の投射光)は、蛍光である黄緑色光と未変換光である青色光とが合成されて、白色光となる。
第1筐体11は、光を透過する透光部111と、光を遮蔽する遮光部112と、光源4及び蛍光素子5から発生する熱を放熱部13に熱伝導させる伝熱部113とを備えている。そして、第1光学系6の第2レンズ63から出射された光は、透光部111を透過することで、第1筐体11から出射される。
放熱部13は、複数のフィンを有するヒートシンク131と、外気を流通させるファン132とを備えている。そして、放熱部13は、第1筐体11及び第2筐体12の外部に配置されている。これにより、放熱部13は、光源4及び蛍光素子5から発生する熱を、伝熱部113を経由して、第1筐体11及び第2筐体12の外部に放出している。
遮光体9は、光を遮蔽する遮光部91と、光が通過する光路部92とを備えている。本実施形態においては、光路部92は、開口であるが、透光性を有する材質で形成されていてもよい。そして、光路部92は、集光光学系である第1光学系6(具体的には、第2レンズ63)の焦点の位置(完全に焦点の位置だけでなく、略焦点の位置も含む)に配置されている。これにより、第1光学系6から出射された光は、光路部92を通過した後に、第2光学系7に入射される。
また、光路部92の領域は、蛍光素子5の光出力領域よりも、大きい。なお、「蛍光素子5の光出力領域」の外縁は、例えば、蛍光素子5の表面において、蛍光素子5から出力される光の光強度が最大値に対してe-2(=0.1353)となる位置である。
なお、第1光学系6が集光光学系であるため、第1光学系6から出射された光は、焦点の位置まで集束し、その後、発散する。そして、第2光学系7は、第1光学系6から出射された光が入射される際に発散光となるように、第1光学系6から離間して配置されている。
また、第2光学系7は、レンズ71を備えている。そして、レンズ71は、遮光体9の光路部92を通過した後に発散している発散光が入射され、該発散光を平行光にして出射する。例えば、レンズ71は、コリメートレンズ又はフレネルレンズである。
駆動部10は、第2光学系7のレンズ71を、該レンズ71に入射される光の進行方向(入射される光の光軸方向であって、図3の破線矢印方向(図3の上下方向))に沿って移動させる。これにより、レンズ71に入射される光の領域が変化するため、レンズ71から出射される平行光(即ち、投光装置1の投射光)の径が変化する。
第2筐体12は、光を投光装置1の外部に向けて投射するために、光を透過する投光部121と、光を遮蔽する遮光部122とを備えている。また、第2筐体12は、内部と外部との間で通気するための開口部123を備えている。
開口部123は、重力方向を向くように配置されている。具体的には、投光装置1が真上方向に投光する(図2参照)際に、開口部123は、第2筐体12の下面となる位置に、配置されている。これにより、投光装置1が斜め上方向に投光する(図1参照)際に、開口部123は、斜め下方向を向くように配置され、投光装置1が真上方向に投光する(図2参照)際に、開口部123は、真下方向を向くように、配置されている。
ところで、第1筐体11の内部の体積は、第2筐体12の内部の体積よりも、小さくなっている。そして、第1筐体11の一部は、第2筐体12の内部に配置されている。なお、第1筐体11の気密性は、第2筐体12の気密性よりも、高くなっている。
例えば、第1筐体11の気密性は、IEC(国際電気標準会議)60529、JIS(日本工業規格)C0920で規定される保護等級において、IP66以上であることが好ましい。さらに、第1筐体11の気密性は、IP67以上であることがより好ましく、さらに、IP68であることがさらに好ましい。
なお、IPの第1特性数字(1番目の数字)は、人体および固形物に対する保護等級を示している。例えば、IPの第1特性数字の「6」は、耐塵形である(粉塵が内部に侵入しない)ことを示している。
また、IPの第2特性数字(2番目の数字)は、水の侵入に対する保護等級を示している。例えば、IPの第2特性数字の「6」は、耐水形である(波浪またはいかなる方向からの水の強い直接噴流によっても有害な影響をうけない)ことを示し、「7」は、防浸形である(規定の圧力、時間で水中に浸漬しても有害な影響をうけない)ことを示し、「8」は、水中形である(製造者によって規定される条件に従って、連続的に水中に置かれる場合に適し、原則として完全密閉構造である)ことを示している。
したがって、「IP66」は、「耐塵形」であり且つ「耐水形」であることを示している。また、「IP67」は、「耐塵形」であり且つ「防浸形」であることを示し、「IP68」は、「耐塵形」であり且つ「水中形」であることを示している。
本実施形態に係る投光装置1の構成については以上の通りであり、次に、本実施形態に係る投光装置1の作用について、図5を参酌して説明する。
図5に示すように、第2光学系7に入射される光の発散角θ2は、第1光学系6に入射される光の発散角θ1よりも大きくなっている。これにより、第2光学系7(具体的には、レンズ71)に入射される光の領域、即ち、投光装置1から投射される光を、所定の大きさとするために、第1光学系6と第2光学系7との間の光路を短くすることができる。したがって、例えば、装置の小型化を図ることができる。
また、例えば、蛍光素子5から出力した光のうち、第1光学系6を通過することなく、第2光学系7に向かう光L1は、遮光体9で遮蔽される。さらに、第1光学系6を通過した光でも、必要のない光L2,L3は、遮光体9で遮蔽される。例えば、第1光学系6の第1レンズ61から平行光として出射されなかった光L2,L3も、遮光体9で遮蔽される。
斯かる光L2,L3としては、例えば、ダイクロイックミラー62で反射された後に第1レンズ61に入射される際に、第1レンズ61で反射する光L2や、蛍光素子5に入射された際に拡散する光L3等が、挙げられる。これにより、例えば、投光装置1から投射される光を確実に平行光にすることができる。
また、蛍光素子5から出力された光は、第1光学系6により、集束される。このとき、蛍光素子5の光出力領域から出力された光は、第1光学系6の焦点の位置において、蛍光素子5の光出力領域と略同じ大きさになる。そこで、遮光体9の光路部92の領域が、蛍光素子5の光出力領域よりも大きくなっているため、蛍光素子5の光出力領域から出力された光の全ては、光路部92を通過することができる。これにより、例えば、遮光体9に起因して装置の光効率が低下することを抑制することができる。
ところで、LEDが出射する光は、所謂、面発光光源である。したがって、光源がLEDである構成においては、光を一点に集めることができず、質の高い平行光(平行度の高い光)を得ることができない。そこで、質の高い平行光を得るために、例えば、本実施形態に係る光路部92の径を小さくする対策も考えられるが、その場合、光路部92を通過する光が少なくなり、光度が著しく低下する。
それに対して、本実施形態に係る構成は、光源4がレーザ光を出射する点発光光源である発光素子4と、該発光素子4からの少なくとも一部の光を蛍光に変換して出力する蛍光素子5との組み合わせである。これにより、出射される光を一点に集めることができ、質の高い平行光を得ることができる。したがって、光を広げることなく、遠方に亘って投射することが可能となる。
以上より、本実施形態に係る投光装置1は、レーザ光を出射する発光素子4と、前記発光素子4から出射された光が入射され、該光の少なくとも一部を蛍光に変換して出力する蛍光素子5と、前記蛍光素子5から出力された光が入射される第1光学系6と、前記第1光学系6から出射された光が入射され、該光を平行光にして装置1の外部に向けて出射する第2光学系7と、を備え、前記第2光学系7に入射される光の発散角θ2は、前記第1光学系6に入射される光の発散角θ1よりも大きい。
斯かる構成によれば、発光素子4は、レーザ光を出射し、発光素子4から出射された光は、蛍光素子5に入射される。そして、蛍光素子5は、入射された光の少なくとも一部を蛍光に変換して出力し、蛍光素子5から出力された光は、第1光学系6に入射される。その後、第1光学系6から出射された光は、第2光学系7に入射され、第2光学系7は、装置1の外部に向けて平行光を出射する。
このように、光源4が、レーザ光を出射する発光素子4であるため、光源4が放電ランプである構成と比較して、例えば、光源4の寿命を長くすることができる。さらに、光源4が、レーザ光を出射する発光素子4であるため、光源4がLEDである構成と比較して、例えば、投光装置1から投射される光の出力(光度、照度など)を大きくすることができる。
ところで、第2光学系7に入射される光の発散角θ2は、第1光学系6に入射される光の発散角θ1よりも大きくなっている。即ち、第1光学系6は、蛍光素子5から出力された光が入射され、該光を、短い光路で大きく発散させている。これにより、投光装置1から投射される光を所定の大きさにするために、第1光学系6と第2光学系7との間の光路を短くすることができる。
また、本実施形態に係る投光装置1においては、前記第1光学系6は、入射された光を集束光にして出射する集光光学系であり、前記第2光学系7は、前記第1光学系6から出射された光が入射される際に発散光となるように、前記第1光学系6から離間して配置される、という構成である。
斯かる構成によれば、第1光学系6は、入射された光を集束光にして出射する集光光学系である。そして、第2光学系7が、第1光学系6から離間して配置されているため、第1光学系6から出射された光は、第2光学系7に入射される際に、発散光となっている。これにより、第1光学系6から出射された光が、焦点を有するため、例えば、装置の設計を容易にすることができる。
また、本実施形態に係る投光装置1は、前記蛍光素子5から出力された光のうち、前記第1光学系6を通過することなく前記第2光学系7に向かう光を遮蔽すべく、該光を遮蔽する遮光体9を、さらに備え、前記遮光体9は、前記第1光学系6から出射された光が前記第2光学系7に入射するために通過するための光路部92を備える、という構成である。
斯かる構成によれば、第1光学系6から出射された光は、遮光体9の光路部92を通過し、第2光学系7に入射する。そして、蛍光素子5から出力された光のうち、第1光学系6を通過することなく第2光学系7に向かう光は、遮光体9で遮蔽される。これにより、当該光が第2光学系7に入射することを抑制することができる。
また、本実施形態に係る投光装置1においては、前記光路部92は、前記第1光学系6の焦点の位置に配置され、前記光路部92の領域は、前記蛍光素子5の光出力領域よりも、大きい、という構成である。
斯かる構成によれば、光路部92が第1光学系6の焦点の位置に配置され、光路部92の領域は、蛍光素子5の光出力領域よりも、大きくなっている。これにより、蛍光素子5の光出力領域から出力された光は、遮光体9で遮光されることなく、光路部92を通過することができる。
なお、投光装置は、上記した実施形態の構成に限定されるものではなく、また、上記した作用効果に限定されるものではない。また、投光装置は、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、下記する各種の変更例に係る構成や方法等を任意に一つ又は複数選択して、上記した実施形態に係る構成や方法等に採用してもよいことは勿論である。
上記実施形態に係る投光装置1においては、第1光学系6は、第1レンズ61、ダイクロイックミラー62、及び第2レンズ63を備える、という構成である。しかしながら、投光装置は、斯かる構成に限られない。例えば、第1光学系6は、一つのレンズを備える、という構成でもよい。そして、例えば、蛍光素子5から出力された光は、当該一つのレンズに入射され、当該一つのレンズは、当該光を集束光にして、第2光学系7に向けて出射してもよい。
また、上記実施形態に係る投光装置1においては、第2光学系7は、一つのレンズ71を備える、という構成である。しかしながら、投光装置は、斯かる構成に限られない。例えば、第2光学系7は、複数のレンズを備える、という構成でもよく、また、レンズだけでなく、反射部材(例えば、ミラー)をさらに備える、という構成でもよい。
また、上記実施形態に係る投光装置1においては、第1光学系6は、入射された光を集束光にして出射する集光光学系である、という構成である。しかしながら、投光装置は、斯かる構成に限られない。例えば、第1光学系6は、入射された光を発散光にして出射する発散光学系である、という構成でもよい。具体的には、第1光学系6は、第2レンズ63を凹レンズの発散レンズとする、という構成でもよい。斯かる構成においては、遮光体9は、通常、備えられていない。
また、上記実施形態に係る投光装置1においては、蛍光素子5は、入射された光の一部を蛍光に変換して出力する、という構成である。しかしながら、投光装置は、斯かる構成に限られない。例えば、蛍光素子5は、入射された光の全てを蛍光に変換して出力する、という構成でもよい。
また、上記実施形態に係る投光装置1においては、蛍光素子5は、反射形である、という構成(蛍光素子5に入射される光の進行方向と、蛍光素子5から出力される光の進行方向とは、反対向きである構成)である。しかしながら、投光装置は、斯かる構成に限られない。例えば、蛍光素子5は、透過形である、という構成(蛍光素子5に入射される光の進行方向と、蛍光素子5から出力される光の進行方向とは、同じ向きである構成)でもよい。
また、上記実施形態に係る投光装置1においては、蛍光素子5は、第1筐体11に対して、固定されている、という構成である。しかしながら、投光装置は、斯かる構成に限られない。例えば、蛍光素子5は、第1筐体11に対して、回転している、という構成でもよい。
1…投光装置、2…装置本体、3…支持体、4…光源(発光素子)、5…蛍光素子、6…第1光学系、7…第2光学系、8…第3光学系、9…遮光体、10…駆動部、11…第1筐体、12…第2筐体、13…放熱部、14…第3筐体、61…第1レンズ、62…ダイクロイックミラー、63…第2レンズ、71…レンズ、81…レンズ、82…ミラー、91…遮光部、92…光路部、111…透光部、112…遮光部、113…伝熱部、121…投光部、122…遮光部、123…開口部、131…ヒートシンク、132…ファン

Claims (4)

  1. レーザ光を出射する発光素子と、
    前記発光素子から出射された光が入射され、該光の少なくとも一部を蛍光に変換して出力する蛍光素子と、
    前記蛍光素子から出力された光が入射される第1光学系と、
    前記第1光学系から出射された光が入射され、該光を平行光にして装置の外部に向けて出射する第2光学系と、を備え、
    前記第1光学系は、前記蛍光素子から出力された光が最初に入射されるレンズを含み、
    前記第2光学系に入射される光の発散角は、前記第1光学系に入射される光の発散角よりも大きい、投光装置。
  2. 前記第1光学系は、入射された光を集束光にして出射する集光光学系であり、
    前記第2光学系は、前記第1光学系から出射された光が入射される際に発散光となるように、前記第1光学系から離間して配置される、請求項1に記載の投光装置。
  3. 前記蛍光素子から出力された光のうち、前記第1光学系を通過することなく前記第2光学系に向かう光を遮蔽すべく、該光を遮蔽する遮光体を、さらに備え、
    前記遮光体は、前記第1光学系から出射された光が前記第2光学系に入射するために通過するための光路部を備える、請求項2に記載の投光装置。
  4. 前記光路部は、前記第1光学系の焦点の位置に配置され、
    前記光路部の領域は、前記蛍光素子の光出力領域よりも、大きい、請求項3に記載の投光装置。
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