JP6560582B2 - ルーバー、及び投光器 - Google Patents

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Description

本発明は、投光器の遮光技術に関する。
従来、1つのランプを内蔵した投光器において、出射面にルーバーを取り付けることで所望の光を遮光するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この種のルーバーは、一般に、複数枚の遮光板を、ランプからみた遮光角に基づいた間隔で略均等に上下に並べて配置されている。また、近年では、複数のLED光源を内蔵し、これらLED光源の光を照明に用いる投光器が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−068107号公報 特開2014−235822号公報
しかしながら、複数のLED光源が上下に並べられた投光器に、従前のルーバーを取り付けた場合、各LED光源の光について、適切に遮光することができない。
また、従前のルーバーにおいては、上方向と下方向とで等しく遮光が行われるので、下方向、特に直下での照度が低下する。これにより、直下に被照射面が位置する場合に、十分な照度で照明できない、という問題がある。
そこで、本発明は、複数の光源によって照明する場合でも、適切に遮光し、かつ、下方の照度低下を抑えることができるルーバー、及び投光器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、正面視で上下方向にずれて配置された複数の光源によって照明する投光器の正面に接続されるルーバーであって、入射開口と出射開口を有する筒状部と、前記筒状部の内部に前記上下方向に並べられ、互いに平行に設けられた複数の遮光板と、を有し、前記遮光板は、前記光源ごとに当該光源からみて上側、及び下側の各々に配置され、少なくとも1つ以上の前記下側の遮光板の遮光角は、対応する上側の遮光板の遮光角よりも大きいことを特徴とする。
また本発明は、上記ルーバーにおいて、正面視における前記光源と前記下側の遮光板との間の離間距離が、前記光源と前記上側の遮光板との間の離間距離に比べて大きい、ことを特徴とする。
また本発明は、上記ルーバーにおいて、前記遮光板の前記正面の側に延びる長さは、前記上側の遮光板よりも前記下側の遮光板の方が短いことを特徴とする。
また本発明は、上記ルーバーにおいて、前記上側の遮光板と前記下側の遮光板の間隔は、前記下側の遮光板の前記正面の側に延びる長さが短くなるに応じて狭くなっていることを特徴とする。
また本発明は、上記ルーバーにおいて、前記筒状部の出射開口は、側面視で上側が下側よりも正面側に突き出るように傾斜していることを特徴とする。
また本発明は、上記ルーバーにおいて、前記筒状部の出射開口の上端部は、側面視で、前記筒状部の軸に対して略垂直であることを特徴とする。
また本発明は、上記ルーバーにおいて、前記筒状部の下端部、及び、少なくとも最も下側に配置された遮光板を除去することにより、前記上下方向における下端に位置した前記光源からの光の少なくとも一部を遮光しないことを特徴とする。
また本発明は、上記のいずれかに記載のルーバーを正面に有することを特徴とする投光器である。
本発明は、上記投光器において、前記ルーバーが設けられる正面にフレネルレンズを有することを特徴とする。
本発明では、光源からみて上側、及び下側の各々に遮光板が配置されているので、上側、及び下側の遮光板の組により、対応する光源の光を正確に遮光できる。
加えて、少なくとも1つ以上の下側の遮光板の遮光角が上側の遮光板の遮光角よりも大きいので、下方に向かう光の遮光量が抑えられ、遮光による直下の照度低下が抑えられる。
本発明の実施形態に係る投光器の斜視図である。 投光器の全体構成を示す図であり、(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は平面図、(D)は底面図である。 投光器を斜め上方から示した斜視図である。 前面カバーの光学部材を前方にずらして投光器を斜め上方から示した斜視図である。 器具本体の内部構造を示す図である。 光学部材を反射鏡及びCOB型LEDと共に前面から模式的に示した図である。 投光器の配光制御を説明する図であり、(A)は図5のCOB型LED、反射鏡及びフレネルレンズによる配光を示した図であり、(B)は中央のフレネルレンズからの光度分布を示した図である。 投光器の側断面視図である。 ルーバーをCOB型LEDとともに示した正面図である。 本発明の変形例に係る投光器の構成を示す図であり、(A)は正面図、図(B)は側面図である。 投光器の設置態様の説明図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は本実施形態に係る投光器1の斜視図である。図2は投光器1の全体構成を示す図であり、図2(A)は正面図、図2(B)は側面図、図2(C)は平面図、図2(D)は底面図である。
この投光器1は、サインボード(看板)の照明に用いられる投光器であり、図1、及び図2に示すように、大別して、投光器本体2と、ルーバー7とを備えている。ルーバー7は、投光器本体2の正面に着脱自在に設けられており、投光器本体2の照明光の一部を遮光する。
図3は投光器本体2の斜視図であり、図4は前面カバー14のフレネルレンズ板21を正面側の前方にずらした状態の投光器本体2の斜視図である。また図5は図3のA−A断面図である。
投光器本体2は、前面が開放する有底筒状の筐体10と、取付アーム部3と、背面ガード部材4と、を備えている。
取付アーム部3は、投光器1を設置面に固定する取付部材であり、投光器本体2を回動自在に支持する機能を備える。具体的には、取付アーム部3は、筐体10を挟むように取り付けられるコ字状の支持フレーム16を備え、この支持フレーム16には固定プレート17(図2)が設けられている。この固定プレート17が設置面にボルト固定されることによって、投光器1が設置面に固定される。
背面ガード部材4は、筐体10の背面に取り付けられ、当該筐体10の背面から後方に突出する構成部材を覆って保護する部材である。この背面ガード部材4は、図3、及び図4に示すように、多数の貫通孔を形成した金属板4Aを多角形状に折り曲げて籠状に形成され、ボール等の衝突に耐え得る剛性と併せて、十分な通気性を確保している。背面ガード部材4を外気が流通することで、その内部の構成部材を空冷することができる。本構成では、筐体10の背面には、光源を冷却する放熱部材(後述する放熱部55)が突出配置されている。
図3に示すように、この背面ガード部材4の最上部を構成する最上パネル部4Bには、多列(2列)、且つ、短いピッチで多数の貫通孔が形成され、開口面積を他の部分よりも広く確保している。これにより、筐体10の背面に突出して設けられた放熱部材の熱によって生じる上昇気流の流れを背面ガード部材4が妨げず、効率良く放熱させることができる。なお、金属板4Aに代えて、細長い多数のガイド棒を格子状や放射線状等に組んで背面ガード部材4を構成してもよい。また、投光器本体2の上部には、投光器本体2の照射方向を調整する等の際に把持する把持部5が設けられている。
筐体10は、径に対して深さが浅い有底円筒状のアルミダイカスト部品で形成される。この筐体10の左右両側には、左右に張り出す結合片30が設けられ、これら結合片30に支持フレーム16の端部16Aが回転自在に結合され、筐体10が上下に回動自在に支持フレーム16に支持される。
また支持フレーム16には、結合片30を回動不能にするストッパ機構32が設けられ、このストッパ機構32により支持フレーム16に対して筐体10が所定角度に保持される。この結合片30には、図4に示すように、支持フレーム16の回動軸の周囲に回動角度を示す目盛り34が付され、作業者は、設置時に支持フレーム16と筐体10の角度を目盛り34により正確に合わせることができる。
図4に示すように、筐体10の出射開口である前面開口10Aには、この前面開口10Aを覆う前面カバー14が設けられ、また図5に示すように、筐体10には、複数(本構成では6個)の光源モジュール12(図5)が設けられている。
前面カバー14は、円板状のフレネルレンズ板21と、このフレネルレンズ板21の外周縁を支持する前面枠22とを備えている。この前面枠22が筐体10にボルト固定されることによって前面カバー14が筐体10に固定される。
図4に示すように、筐体10内の中心には、一つの反射鏡40Aが配置され、この反射鏡40Aの周りに等角度間隔で複数(5個)の反射鏡40B、40C、40D、40E、40Fが配置される。以下の説明において、反射鏡40A〜40Fを特に区別する必要がない場合は反射鏡40と表記する。
これら反射鏡40は、後段に詳述するが、光源モジュール12毎に一個ずつ設けられており、各光源モジュール12からの光を後述するフレネルレンズ61に向けて反射する光反射部材として機能する。
正面の側から筐体10を見た場合に、反射鏡40の位置は各光源モジュール12の光源位置と一致している。つまり、この投光器1では、筒状の筐体10の中心に一つの光源モジュール12が配置され、この光源モジュール12の周りに筐体10の中心を基準とした等角度間隔で複数(5個)の光源モジュール12が配置されている。
光源モジュール12は、図5に示すように、発光ダイオードの一例たるCOB型LED51を光源に備えたモジュールであり、COB型LED51と、このCOB型LED51が取り付けられるベースプレート53と、放熱部55とを備えている。
COB型LED51は、多数のLEDをLED基板51Aの上に密集配置して平面視略円形(四角形も有り得る)の面状光を放射する面状の発光面51Bを形成したチップオンボード(Chip On Board:COB)構造の発光デバイスである。このCOB型LED51の配光はランベルト配光(コサイン配光)である。
COB型LED51は、多数の発光素子たるLED素子が密集配置されていることから大光量化、及び高輝度化なLED光源となる。
このCOB型LED51は白色LEDである。具体的には、このCOB型LED51は、多数のLED素子と、これらLED素子を覆って封止する蛍光体樹脂とを備え、蛍光体樹脂がLED素子の光により蛍光し、この蛍光とLED素子の光を混合して白色光を放射している。このCOB型LED51は、LED素子が青色光を放射する青色LEDであり、蛍光体樹脂は、青色光を受けて黄色の蛍光を放射する黄色蛍光体を含有している。
ベースプレート53は、COB型LED51が直接的に取り付けられる基板取付部材であり、高熱伝導材である。このベースプレート53の前面にCOB型LED51が取り付けられる。COB型LED51は、面状の発光部に垂直な方向に光軸Lを有しており、この光軸Lが投光器本体2の前面を指向する姿勢でベースプレート53に取り付けられている。
各光源モジュール12のCOB型LED51は、反射鏡40の光軸Lと垂直な同一平面上に並べて配置されており、中央に配置されるCOB型LED51と周囲に配置される各COB型LED51との距離は同一距離に保たれている。また、周囲に配置される各COB型LED51は等角度間隔に配置されるので、これらCOB型LED51間の距離も同一距離に保たれる。したがって、複数のCOB型LED51が投光器本体2の筐体10内に略均等間隔で配置され、配置のばらつきに起因する光量の偏りを抑えることができる。
放熱部55は、筐体10の背面から外側に突出させて配置される放熱フィン56と、ベースプレート53の熱を放熱フィン56に伝えるヒートパイプ57とを備えている。この構成により、必要な放熱性能に応じた長さだけ放熱フィン56を筐体10から外側に延在させつつ、放熱フィン56には、ベースプレート53に伝えられたCOB型LED51の熱をヒートパイプ57によって効率良く伝えることができる。
次にフレネルレンズ板21及び反射鏡40について詳述する。
図6はフレネルレンズ板21を反射鏡40及びCOB型LED51と共に正面から模式的に示した図である。
フレネルレンズ板21は、光源モジュール12毎にフレネルレンズ61A、61B、61C、61D、61E、61Fが形成された1枚の光学部材である。フレネルレンズ板21は、中央のフレネルレンズ61Aと、中央のフレネルレンズ61Aの周囲に等角度間隔で設けられた複数(5個)のフレネルレンズ61B〜61Fとを備えている。なお、フレネルレンズ61A〜61Fを特に区別する必要がない場合はフレネルレンズ61と表記する。
各光源モジュール12のCOB型LED51と各フレネルレンズ61とは、一対一で対応している。各フレネルレンズ61は、このフレネルレンズ61に対応するCOB型LED51との間に設けられた反射鏡40の光軸L(図5)を中心にして同心円状に分割されて厚みを減らしたレンズ(図1参照)に形成されている。また、各フレネルレンズ61と各COB型LED51との距離は、少なくともCOB型LED51の発熱の影響をフレネルレンズ61が受けない程度の一定の距離に設定されている。
フレネルレンズ61の配光特性は、光軸Lに対して例えば挟角、中角、広角等の所定の拡がり角を有した特性に設定されており、係る配光特性を得るレンズをフレネルレンズ61とすることで、フレネルレンズ板21の薄型化、及び軽量化が図られる。
図5及び図6に示すように、各反射鏡40は、一対一で対応するCOB型LED51とフレネルレンズ61との間にそれぞれ設けられており、各COB型LED51の光を、対応するフレネルレンズ61に入射する光反射部材として機能する。
各反射鏡40は、回転放物体や回転楕円体などの回転体形状であり、その内面に回転放物面形状の反射面41が形成されている。
各反射鏡40は、樹脂材を母材とし、その表面に反射材をコーティングすることで構成されており、金属材から形成する場合に比べて軽量化が図られている。
各反射鏡40の反射面41は、鏡面処理が施され、反射鏡40の奥側に配置されたCOB型LED51から入射する光を前方(光学部材側)に向けて効率良く反射することができる。
各反射鏡40の反射面41は、回転放物面の中心軸が光軸Lに設定され、COB型LED51から入射した光をフレネルレンズ61に向けて光軸Lと略平行方向に反射する。
この投光器1では、反射鏡40の光軸L上に、COB型LED51の平面視円形の発光面51Bの中心と、フレネルレンズ61の中心とが配置されている。また、COB型LED51の発光面51Bでは、光軸Lに対応する位置に発光素子が配置され、また当該光軸Lの周囲にも多数の発光素子が配置されている。この発光面51Bは、反射鏡40、及びフレネルレンズ61の光学設計において、中心を発光点と見做して設計した場合でも、配光特性のズレが許容できる範囲の大きさに成されている。
これにより、光源が面状光源であっても、反射鏡40,及びフレネルレンズ61の光学設計においては、COB型LED51の発光面51Bの中心を発光点として見做して設計することができ、所望の配光特性の光学設計が容易となる。
また発光面51Bにあっては、光軸Lの周りにも発光素子が存在することから、照射野にボケを生じさせる作用が得られ、これによっても、グレアや色むらの低減が図られる。
これら反射鏡40は、対応するCOB型LED51が取り付けられるベースプレート53(図5)に不図示の反射鏡固定具を介して固定され、そのCOB型LED51の前方を除く周囲を囲うとともにCOB型LED51よりも前方に延出する。
また各反射鏡40は同一形状であり、図6に示すように、中央のフレネルレンズ61Aは中央の反射鏡40Aの外周縁が略内接する多角形(五角形)のレンズ形状に形成される。また周囲のフレネルレンズ61B〜61Fは、周囲の反射鏡40B〜40Fの外周縁が略内接する略扇形のレンズ形状に形成される。
つまり、各フレネルレンズ61A〜61Fが対応するCOB型LED51の光を反射させる反射鏡40A〜40Fの外周縁が略内接する形状に形成され、言い換えると、各反射鏡40A〜40Fが各フレネルレンズ61A〜61Fに略内接する外形状に形成される。これにより、各反射鏡40A〜40Fで反射された光を、各反射鏡40A〜40Fの前面に位置する各フレネルレンズ61A〜61Fに効率よく入射させることができる。
また各フレネルレンズ61は、前掲図5に示すように、対応するCOB型LED51の光軸Lが通る中心付近が屈折型レンズ部61K(以下、屈折部)に形成されている。また、各フレネルレンズ61は、中心から離れた外側領域がリング状のプリズムを施した反射型レンズ部61H(以下、反射部)に形成されている。これにより、屈折部61Kだけでは屈折角が大きすぎ水平方向に向けられない外周部の光については反射部61Hに入射し、プリズムによる全反射も利用して曲げて水平方向に向けることができ、配光角を適切に設定し易くなる。
図7は投光器本体2の配光制御を説明する図であり、図7(A)は図5のCOB型LED51、反射鏡40及びフレネルレンズ61による配光を示した図であり、図7(B)は中央のフレネルレンズ61Aからの光度分布を示した図である。
図7(A)に示すように、COB型LED51からの光軸Lを中心とする見込み角θA(本構成では60度)の範囲の直接光L1が、このCOB型LED51に対応するフレネルレンズ61Aに入射し、フレネルレンズ61Aによって光軸Lに略平行に進む。さらに、COB型LED51から出射して反射鏡40Aで反射された間接光L2はフレネルレンズ61Aに入射し、フレネルレンズ61Aの前方に向けて出射される。
なお、図示は省略しているが、他のフレネルレンズ61B〜61Fについても、上記フレネルレンズ61Aと同様に、各フレネルレンズ61B〜61Fに対応するCOB型LED51の直接光L1が入射し、各フレネルレンズ61B〜61Fによって光軸Lに対し略平行に進むとともに、反射鏡40B〜40Fで反射された間接光L2が入射し、各フレネルレンズ61B〜61Fから前方に向けて出射される。
このように各フレネルレンズ61には、各フレネルレンズ61に対応するCOB型LED51の直接光L1に加えて、反射鏡40で反射された間接光L2も入射する。これにより、反射鏡40を設けない場合と比べて、対応するCOB型LED51から各フレネルレンズ61に入射する光を増やすことができる。換言すれば、それぞれCOB型LED51から、当該COB型LED51と対を成していないフレネルレンズ61へ入射する光が抑えられるから、フレネルレンズ61の光学設計による配光特性と投光器本体2の配光特性とのズレが抑えられる。
また各反射鏡40で反射された間接光L2は、図7(A)に示すように、各フレネルレンズ61の外周部に形成された反射部61Hに入射する。したがって、各反射部61Hで一回又は複数回の反射、及び又は屈折を経て、光軸L方向に対して拡がりを持つ光成分として出射される。これにより、各反射鏡40の照射光が照射野において分離し、各反射鏡40の照射箇所の間に暗部(低照度部分)が生じるのが防止され、照射野におけるグレアが低減される。
また、この投光器本体2では、グレアの低減効果を更に高めるために、光源モジュール12が次のように構成されている。
すなわち、図7(A)に示すように、各フレネルレンズ61と各反射鏡40との間には、COB型LED51からの直接光の一部、すなわち図7(A)中、ハッチングで示す領域の見込み角θAを超える直接光L3を漏らす隙間SAが設けられる。この隙間SAから漏れた直接光L3は、隣接するフレネルレンズ61に入射する。この直接光L3が、隣接するフレネルレンズ61によって屈折され、出射光の光軸Lに対して角度を持って出射される。
中央のフレネルレンズ61Aを例に説明すると、隣接するフレネルレンズ61B〜61F(図6参照)に対応するCOB型LED51からの直接光L3(図7(A)中、破線で示す)が中央のフレネルレンズ61Aに入射する。なお、図7では、フレネルレンズ61B、61Eに対応する2つのCOB型LED51からの直接光L3が中央のフレネルレンズ61Aに入射することを示している。
このようにして、図7(B)に例示するように、出射光の主光束の周辺に拡がりを持つ光(図7(B)中の拡散成分に相当)を出射できる。なお、図7(B)中の破線は、上記隙間SAを形成しない場合の光度分布を示している。
また上記隙間SA(図7(A)参照)は、隣接するCOB型LED51の直接光(図7(A)中、L4)が、フレネルレンズ61の中心部(屈折部61K)に入射しない隙間に形成されている。
つまり、上記隙間SAは、COB型LED51に対応するフレネルレンズ61と隣接したフレネルレンズ61の中心部(屈折部61K)に当該COB型LED51の直射光L3が入射しない程度の長さに反射鏡40の長さを抑えることによって形成されている。
これにより、隣接するCOB型LED51からの漏れた直接光L3がフレネルレンズ61の中心部を外れた箇所(反射部61H)に入射し、反射部61Hで一回又は複数回の反射、及び又は屈折を経て、出射光の主光束の周辺に拡がりを持つ光成分を効率良く出射でき、図7(B)中の拡散成分を効率的に高めることができる。
なお、周囲のフレネルレンズ61の一例として、フレネルレンズ61Bを例に説明すると、このフレネルレンズ61Bに隣接するフレネルレンズ61A、61C、61F(図6参照)に対応する3つのCOB型LED51からの直接光L3がフレネルレンズ61Bの反射部61Hに入射する。
これによって、フレネルレンズ61Bからも出射光の主光束の周辺に拡がりを持つ光が出射され、前面カバー14全体の出射面輝度の差が軽減されるので、照射野における上述したグレアを低減させた器具とすることが可能となる。また、各反射鏡40の照射光が照射野において重ならせるために、これら反射鏡40同士の間隔を詰める等の設計をせずともグレアが効果的に抑制される。
さらに、フレネルレンズ61の中心部には、隣のCOB型LED51の直射光L3が入射しないように隙間SAが設けられているので、当該直射光L3によって各フレネルレンズ61による配光特性が悪くなることもない。
図8は、投光器1の側断面視図である。
この投光器本体2の正面には、前掲図1、及び図2に示すように、ルーバー7が着脱自在に設けられており、このルーバー7によって投光器本体2の出射光の一部が遮光されている。
ここで、投光器本体2の出射光を遮光する遮光部材の設置態様には、遮光部材を投光器本体2に内蔵する態様も考えられる。しかしながら、本構成の投光器本体2は、出射開口である前面開口10Aを覆うフレネルレンズ板21を備えるので、投光器本体2の中で遮光角を制御したとしても、フレネルレンズ板21で遮光角が変わってしまう。この場合、投光器本体2に内蔵する遮光部材をフレネルレンズ板21の配光特性に応じて設計することでフレネルレンズ板21による遮光角のズレを防止できる。しかしながら、この投光器本体2は、配光特性が異なるフレネルレンズ板21を適宜に用いることで、出射光の配光を変えることができる構成なので、これらのフレネルレンズ板21ごとに遮光部材を設計することは、煩雑でありコストも高くなる。
そこで、この投光器1では、遮光部材たるルーバー7が投光器本体2のフレネルレンズ板21の正面の側に外付けで設けられており、これにより、フレネルレンズ板21の配光特性に寄らずに遮光角が一定に維持されている。
本構成のルーバー7は、図1、及び図2に示すように、筒状部71と、複数枚の遮光板72とを備えている。筒状部71は、投光器本体2の正面に取り付けられる筒状の部材であり、投光器本体2の筐体10よりも大きな径の円筒状である。
図2(B)に示すように、筒状部71は、一方の開口端である入射開口73に、投光器本体2の前面カバー14、すなわちフレネルレンズ板21を中に入り込ませて筐体10に固定されている。投光器本体2の前面カバー14が筒状部71に入り込むことで、投光器本体2とルーバー7の接続箇所からの漏れ光が抑えられる。入射開口73に入射した投光器本体2の出射光は、筒状部71の他方の開口端である出射開口74から出射される。
遮光板72は、筒状部71の内部に設けられた板状部材であり、図2(A)に示すように、正面視において、それぞれが互いの遮光面(板面)を平行にして設けられている。またルーバー7の断面視において、図8に示すように、遮光板72のそれぞれは、筒状部71に入り込んだ前面カバー14から出射開口74まで、各光源モジュール12のCOB型LED51の光軸Lに平行に延びている。なお、COB型LED51の各々の光軸Lは互いに平行なので、遮光板72も全て互いに平行に設けられる。
これにより、投光器本体2の出射光の光軸Lに非平行な成分のうち、遮光板72に入射する成分が遮光される。
ここで、投光器本体2には、上述の通り、複数のCOB型LED51が内蔵されており、これらCOB型LED51は、正面視において、筐体10の前面開口10Aの面内に散らばって配置されている。具体的には、前掲図6に示すように、複数のCOB型LED51は、上下方向D1に点在し、かつ、この上下方向D1と異なる方向にも点在している。本構成において、左右方向D2は上下方向D1と直交している。
図9は、ルーバー7をCOB型LED51とともに示した正面図である。
同図に示すように、遮光板72は、筒状部71の内部に、上記上下方向D1に並べて配置されており、それぞれが左右方向D2に延びて互いに遮光面を平行に配置されている。
そして、このルーバー7では、これらの遮光板72が、上下方向D1にずれているCOB型LED51ごとに、当該COB型LED51からみて上側に配置された上側遮光板72Uと、下側に配置された下側遮光板72Dとを含んでいる。
したがって、上下方向D1にずれたCOB型LED51のそれぞれの出射光が、対応する上側遮光板72U、及び下側遮光板72Dの組によって遮光が制御される。これにより、遮光板72が延びる方向とは異なる上下方向D1にCOB型LED51が点在した場合であっても、各々の出射光の遮光が正確に制御される。
また、上下方向D1にずれてCOB型LED51が配置された投光器本体2の出射光を、上下方向D1に等間隔に遮光板を配置して遮光する場合、光源となるCOB型LED51が1個のときの同じ遮光角を維持するには、遮光板を増やす必要がある。この場合、投光器本体2の光の取出効率も低下し、またルーバー7の重量増加にもなる。
これに対し、本構成のルーバー7では、遮光板72を必要以上に増やす必要がなく、効率良く遮光ができる。
ここで、この投光器1は、側面視(図8)において、上方向の遮光角φである上側遮光角φUに対し、下方向の遮光角φである下側遮光角φDを大きくすることで、当該下方向を照射する光の遮光量を抑えている。これにより、投光器1からみた下方向(直下側)の遮光による照度低下が抑えられるので、投光器1の下方向に位置する照射面の照度を維持できる。なお、遮光角φは光軸Lと成す角度であり、当該遮光角φ以上の光が遮光板72によって遮光される。また本構成において、上側遮光角φU=20°であり、下側遮光角φDは少なくとも上側遮光角φUよりも大きな角度である。
下側遮光角φDを上側遮光角φUよりも大きくする構成について具体的に説明する。
このルーバー7では、図9に示すように、COB型LED51の発光中心Ocから下側遮光板72Dまでの離間距離δDが、発光中心Ocから上側遮光板72Uまでの離間距離δUよりも大きくなっている。これにより、下側遮光角φDが上側遮光角φUよりも大きくなるので、直下側に向かう光の遮光が抑えられる。
加えて、このルーバー7では、図9に示すように、各遮光板72の正面側に延びる長さFは、上側遮光板72Uよりも下側遮光板72Dの方が短くなっている。これによっても、上側遮光板72Uと下側遮光板72Dの長さFが同じ場合に比べ、下側遮光板72Dが短くなるので、下側遮光角φDが上側遮光角φUよりも大きくなる。
ただし、上下方向D1に並ぶCOB型LED51の数に応じて遮光板72の枚数が多くなるので、COB型LED51の数によっては、筒状部71の下端部71Dに位置する下側遮光板72Dの長さFが短くなり過ぎる場合がある。この場合、下端部71Dの側で下側遮光角φDが必要以上に大きくなり過ぎて遮光が不十分となる。
そこで本構成では、図9に示すように、上側遮光板72Uと下側遮光板72Dの間隔Gが、下側遮光板72Dの長さFが短くなるに応じて狭くなっており、結果として、筒状部71の上端部71Uの側よりも下端部71Dの側で間隔Gが狭くなっている。これにより、筒状部71の下端部71Dの側においても下側遮光角φDが一定に維持される。
このルーバー7は、上述の通り、筒状部71が投光器本体2の前面開口10Aを包み込んでいるので、当該筒状部71の周面によって横方向の遮光が図られ、また投光器本体2と筒状部71の接続箇所からの漏れ光もカットされる。
しかしながら、筒状部71が単純な円筒形状である場合、下端部71Dに近いほど、下側遮光角φDの範囲の光も筒状部71の周面によって遮られる。
そこでルーバー7の筒状部71は、図8に示すように、側面視において、入射開口73から出射開口74までの距離Qが、筒状部71の上端部71Uから下端部71Dにかけて短くなる形状となっている。換言すれば、筒状部71の出射開口74は、側面視で上側の上端部71Uが下側の下端部71Dよりも正面側に突き出るように傾斜する。これにより、筒状部71の下端部71Dの側においては、筒状部71の周面による遮光が抑えられ、投光器1の直下側での照度低下が抑えられる。
そして、このように投光器1の直下側の照度低下が抑えられることで、投光器1の直下にサインボード等の被照射面が位置する場合であっても、当該被照射面の照度を確保でき、投光器1の設置台数が抑えられる。
ところで、投光器1では、投光器本体2にルーバー7が外付されているので、投光器1の風圧荷重は筒状部71の分だけ増える。特に、本構成の投光器本体2は、大出力のCOB型LED51によって光源を構成した大出力タイプ(数百ワットタイプ)なので、筐体10のサイズも比較的大きく風圧荷重の問題は深刻である。
しかしながら、このルーバー7は、上述の通り、側面視で筒状部71の距離Qが、筒状部71の上端部71Uから下端部71Dにかけて短くなっている。こにより、ルーバー7の筒状部71の側方、及び下方における受圧面積が削減され、投光器1の風圧荷重の増加が抑えられている。加えて、ルーバー7が小型化、及び軽量化されるので、ルーバー7の取り付けに伴う投光器1の大型化、及び重量増加も抑えられている。
このルーバー7では、図8に示すように、側面視における筒状部71の出射開口74の傾斜は、上端部71Uから所定長さHだけ下方に向かった位置から開始している。すなわち、側面視において、筒状部71の出射開口74は、上端部71Uから所定長さHの範囲までが、筒状部71の軸(遮光板72の板面)に対して略垂直になっている。
このように、上端部71Uから所定長さHの範囲を傾斜させずに略垂直を維持することで、この範囲では、遮光板72の長さFが所定の最大の長さに維持される。これにより、上端部71Uから所定長さHの位置よりも下方に位置するCOB型LED51から上方に向かう光のうち、上側遮光角φU以上の光を確実に遮光することができる。また、上端部71Uから所定長さHの範囲だけが略垂直であるので、投光器1の直下側における照度確保に及ぼす影響、及び風圧荷重の増加も限定的となる。
以上説明したように、本実施形態によれば、次のような効果を奏する。
実施形態のルーバー7は、上下方向D1にずれて配置されたCOB型LED51ごとに、当該COB型LED51からみて上側、及び下側の各々に上側遮光板72U、及び下側遮光板72Dを備えている。これにより、これら上側遮光板72U、及び下側遮光板72Dの組により、対応するCOB型LED51の光を所望の遮光角で正確に遮光できる。
加えて、下側遮光板72Dの下側遮光角φDが上側遮光板72Uの上側遮光角φUよりも大きいので、下方に向かう光の遮光量が抑えられ、遮光による直下の照度低下が抑えられる。
また本実施形態のルーバー7では、正面視において、COB型LED51と下側遮光板72Dとの間の離間距離δDが、COB型LED51と上側遮光板72Uとの間の離間距離δUに比べて大きくなっている。これにより、下側遮光角φDが上側遮光角φUよりも大きくなるので、直下側に向かう光の遮光が抑えられ、直下側の照度を確保できる。
また本実施形態のルーバー7では、遮光板72の正面側に延びる長さFは、上側遮光板72Uよりも下側遮光板72Dの方が短くなっている。これにより、上側遮光板72Uと下側遮光板72Dの長さFが同じ場合に比べ、下側遮光角φDが上側遮光角φUよりも大きくなるので、直下側に向かう光の遮光が抑えられ、直下側の照度を確保できる。
また本実施形態のルーバー7では、上側遮光板72Uと下側遮光板72Dの間隔Gは、下側遮光板72Dの長さFが短くなるに応じて狭くなっている。
これにより、筒状部71の下端部71Dに位置する下側遮光板72Dの長さFが短くても、下側遮光角φDが大きくなることはなく一定の値に維持される。
また本実施形態のルーバー7では、筒状部71の出射開口74は、側面視で上側が下側よりも正面側に突き出るように傾斜している。
これにより、筒状部71による下方に向かう光の遮光が抑えられるので、直下側の照度低下が抑えられる。
加えて、ルーバー7の受圧面積が減るので、風圧荷重が低減され、さらにコンパクト化、及び軽量化が図られる。
また本実施形態のルーバー7では、筒状部71の出射開口74の上端部71Uは、側面視で、筒状部71の軸に対して略垂直に形成されている。
これにより、上端部71Uの側において、下方に位置するCOB型LED51から上方に向かう光のうち、上側遮光角φU以上の光を確実に遮光することができる。また、上端部71Uだけが略垂直であるので、投光器1の直下側における照度確保に及ぼす影響、及び風圧荷重の増加を限定的にできる。
本実施形態の投光器1では、正面にフレネルレンズ板21を有する投光器本体2の当該正面にルーバー7が設けられているので、フレネルレンズ板21の配光特性にかかわらずに一定の遮光が得られる。
なお、上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を例示したものであって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変形、及び応用が可能である。
上述した実施形態において、下側遮光板72Dの下側遮光角φDを上側遮光板72Uの上側遮光角φUよりも大きくするために、離間距離δUを離間距離δUに比べて大きくし、なおかつ、上側遮光板72Uよりも下側遮光板72Dの長さFを短くした。
しかしながら、離間距離δDを離間距離δUに比べて大きくする態様、及び、上側遮光板72Uよりも下側遮光板72Dの長さFを短くする態様のいずれかでもよい。
また上述した実施形態において、少なくとも1つ以上の下側遮光板72Dの下側遮光角φDが、対応する上側遮光板72Uの上側遮光角φUよりも大きければ、直下側での遮蔽による照度低下が抑えられるという効果が得られる。
また、上述した実施形態において、次のようにして投光器1の下方の照度を更に高めることができる。
図10は本変形例に係る投光器100の構成を示す図であり、図10(A)は正面図、図10(B)は側面図である。なお、同図において、上述した実施形態と同一の部材については同一の符号を付して、その説明を省略する。
同図に示すように、この投光器100は、ルーバー107の構成が上述したルーバー7と大きく異なっている。具体的には、ルーバー107は、図10(A)に示すように、筒状部171の下端部171Dが投光器本体2の前面開口10Aの下端部10ADよりも距離Maだけ上方に位置している。
これにより、筒状部171の下端部171Dと前面開口10Aの下端部10ADの間の範囲M(図10(A)の斜線部分)から出射される光がルーバー107によって遮光されずに出射される。
図11は、投光器100の設置態様の説明図である。
この図に示すように、投光器100は、サインボード等の被照射面80に対面した位置に、光軸Lが被照射面80に斜入射する姿勢で設置されている。この設置態様において、投光器100の直下側に相当する直下エリア80Aは、投光器100の上記下端部171Dから被照射面80に向けて略垂直に延ばした線が交差するエリアである。
この投光器100では、上記範囲Mから出射された光Naがルーバー107によって遮光されずに直下エリア80Aに到達するので、直下エリア80Aの照度を十分に高めることができる。
また、上述した実施形態で説明したように、ルーバー107においても、下側遮光板72Dの下側遮光角φDが上側遮光板72Uの上側遮光角φUより大きくなっており、これによっても、直下エリア80Aの照度低下が抑えられる。
なお、上述した実施形態のルーバー7おいて、上記範囲Mを覆う箇所(投光器本体2の前面開口10Aの下端部10ADから上方に距離Maまで離れた範囲)には遮光板72を設けられていない構成とすることで、当該範囲Mから出射される光Naを遮光しないようにしてもよい。
また投光器1の光源には、COB型LED51に限らず、任意の発光ダイオードを用いることができる。また、光源には、有機EL等の任意の発光素子を用いることもできる。
また、投光器1、100は、サインボードの照明の他にも、任意の投光照明に用いることができる。
1、100 投光器
2 投光器本体
7、107 ルーバー
10A 前面開口(出射開口)
10AD 前面開口(出射開口)の下端部
12 光源モジュール
14 前面カバー
21 フレネルレンズ板(フレネルレンズ)
51 COB型LED(光源)
71、171 筒状部
71D、171D 筒状部の下端部
71U 筒状部の上端部
72 遮光板
72D 下側遮光板(下側の遮光板)
72U 上側遮光板(上側の遮光板)
73 筒状部の入射開口
74 筒状部の出射開口
80 被照射面
80A 直下エリア
D1 上下方向
D2 左右方向
L 光軸
δD、δU 離間距離
φD 下側遮光角(下側の遮光角)
φU 上側遮光角(上側の遮光角)

Claims (9)

  1. 正面視で上下方向にずれて配置された複数の光源によって照明する投光器の正面に接続されるルーバーであって、
    入射開口と出射開口を有する筒状部と、
    前記筒状部の内部に前記上下方向に並べられ、互いに平行に設けられた複数の遮光板と、を有し、
    前記遮光板は、前記光源ごとに当該光源からみて上側、及び下側の各々に配置され、
    少なくとも1つ以上の前記下側の遮光板の遮光角は、対応する上側の遮光板の遮光角よりも大きい
    ことを特徴とするルーバー。
  2. 正面視における前記光源と前記下側の遮光板との間の離間距離が、前記光源と前記上側の遮光板との間の離間距離に比べて大きい、ことを特徴とする請求項1記載のルーバー。
  3. 前記遮光板の前記正面の側に延びる長さは、前記上側の遮光板よりも前記下側の遮光板の方が短い
    ことを特徴とする請求項1または2記載のルーバー。
  4. 前記上側の遮光板と前記下側の遮光板の間隔は、前記下側の遮光板の前記正面の側に延びる長さが短くなるに応じて狭くなっていることを特徴とする請求項3記載のルーバー。
  5. 前記筒状部の出射開口は、側面視で上側が下側よりも正面側に突き出るように傾斜していることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のルーバー。
  6. 前記筒状部の出射開口の上端部は、側面視で、前記筒状部の軸に対して略垂直であることを特徴とする請求項5に記載のルーバー。
  7. 前記筒状部の下端部が前記投光器の出射開口の下端部よりも上方に位置し、或いは、前記投光器の出射開口の下端部の側には前記遮光板が設けられていない
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のルーバー。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載のルーバーを正面に有することを特徴とする投光器。
  9. 前記ルーバーが設けられる正面にフレネルレンズを有することを特徴とする請求項8記載の投光器。
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