JP2019168122A - 加熱調理器 - Google Patents

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知一 坂村
Tomokazu Sakamura
知一 坂村
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Abstract

【課題】安全性の高い加熱調理器を提供する。【解決手段】加熱調理器は、本体10と、本体の上部に設けられたトッププレート20とを有する。本体の内部に収容されている少なくとも1つの熱源部に対応しているトッププレートの加熱領域21、22、23に被加熱物が載置される。加熱調理器は、加熱領域の本体の前後方向における位置を触覚により示す第1識別部50,60、70と、加熱領域の本体の左右方向における位置を触覚により示す第2識別部51、61、71とを有する。第1識別部は、本体の左右方向を向く横側面の少なくとも一方に形成されている。第2識別部は、本体の前方向を向く側面に形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、トッププレートに被加熱物を載置して加熱する加熱調理器に関する。
従来、電気ヒータ及び誘導加熱ヒータなどで構成された複数の熱源部をトッププレートの下方に配置した加熱調理器がある。トッププレートにおいてこれらの熱源部に対応した加熱領域に被加熱物を載置し、加熱調理が行われる。トッププレートには、これらの熱源部に対応した位置に、例えば円形のマークが形成されている。使用者は、この円形のマークを視覚で確認し、加熱領域を把握して被加熱物を載置する。さらに、特許文献1に記載の加熱調理器は、トッププレートを保持する枠体の左右側部及び手前部に形成された突起状の識別部を備えている。使用者は、この識別部を手及び指で触ることにより、トッププレートにおける加熱領域の中心部を視覚に頼らずに把握することができる。
特開2010−38518号公報
特許文献1に記載の加熱調理器において、上述の識別部の中には、加熱領域の近傍に位置しているものがある。そのため、このような識別部を探す際、使用者が加熱領域に手及び指で触れてしまう場合がある。例えば加熱調理の直後のようにトッププレートの加熱領域が熱を帯びている場合には、使用者が誤って加熱領域に手及び指で触れてしまうと、やけどをする可能性がある。
本発明は、上述のような課題を背景としてなされたものであり、視覚によらず触覚により加熱領域を把握することができる加熱調理器であって、安全性の高い加熱調理器を提供することを目的としている。
本発明に係る加熱調理器は、本体と、前記本体の上部に設けられたトッププレートとを有し、前記本体の内部に収容されている少なくとも1つの熱源部に対応している前記トッププレートの加熱領域に被加熱物を載置して加熱する加熱調理器であって、前記本体の左右方向を向く横側面の少なくとも一方に形成され、前記加熱領域の前記本体の前後方向における位置を触覚により示す第1識別部と、前記本体の前方向を向く側面若しくは前記本体において上面の前方側に形成され、前記加熱領域の前記本体の左右方向における位置を触覚により示す第2識別部とを備えるものである。
本発明によれば、第1識別部は横側面に形成され、第2識別部は前方向を向く側面若しくは本体において上面の前方側に形成されている。そのため、使用者が視覚によらず指及び手の触覚のみで、加熱領域の位置を認識しようとする場合、誤って加熱領域を指及び手で触れることを防止できる。従って、加熱調理器の安全性を向上させることができる。
本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の機能ブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る加熱調理器の斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る加熱調理器の斜視図である。 本発明の実施の形態4に係る加熱調理器の斜視図である。 本発明の実施の形態5に係る加熱調理器の斜視図である。 本発明の実施の形態5に係る加熱調理器の斜視図である。 本発明の実施の形態5の変形例を示す斜視図である。 本発明の実施の形態6に係る加熱調理器の斜視図である。
以下、本発明の加熱調理器の好適な実施の形態について図面を用いて説明する。尚、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、図面における各構成部材の大きさ及び形状は、説明のためにわかりやすく表しており、実際の大きさ及び形状と異なる場合がある。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の斜視図である。図1は、加熱調理器1を前側から示している。図1において、一部の部材は透視的に示されている。加熱調理器1は、本体10と、本体10の上部に設けられたトッププレート20とを有している。本体10は略直方体の形状を有し、トッププレート20は略矩形の形状を有している。加熱調理器1は、システムキッチンに組み込むビルトインタイプの調理器ではなく、台若しくはテーブルの上に据え置いて使用するタイプの調理器である。本体10の内部には少なくとも1つの、不図示の熱源部が収容されている。本実施の形態1では、3つの熱源部が収容されている。熱源部は、例えば、誘導加熱コイル若しくはラジエントヒーター等で構成されている。
トッププレート20は、第1加熱領域21、第2加熱領域22、及び第3加熱領域23を有している。第1加熱領域21、第2加熱領域22、及び第3加熱領域23は、上述の本体10の熱源部に対応している。使用者が第1加熱領域21、第2加熱領域22、及び第3加熱領域23のそれぞれの位置を視覚で確認できるよう、第1加熱領域21、第2加熱領域22、及び第3加熱領域23は、トッププレート20において円形のマークで示されている。第1加熱領域21、第2加熱領域22、及び第3加熱領域23には鍋等の被加熱物が載置される。すなわち、第1加熱領域21、第2加熱領域22、及び第3加熱領域23は、被加熱物が載置される載置部である。
トッププレート20において、加熱調理器1の前方側の縁部に操作パネル30が設けられている。すなわち、操作パネル30は、本体10の上部において前方側に設けられている。操作パネル30は、電源スイッチ30A、第1スイッチ群31、第2スイッチ群32、及び第3スイッチ群33を有している。電源スイッチ30A、第1スイッチ群31、第2スイッチ群32、及び第3スイッチ群33は、左右方向に沿って並置されている。電源スイッチ30Aは、加熱調理器1の主電源のオンオフを行うためのスイッチであり、操作パネル30の右端部に形成されている。
第1スイッチ群31は、第1加熱領域21に対応する熱源部を制御するためのスイッチ群であり、操作パネル30において右側に形成されている。第1スイッチ群31は、第1オンオフスイッチ31Aと、第1モード選択スイッチ31Bと、第1UPスイッチ31Cと、第1DOWNスイッチ31Dとを有している。第1オンオフスイッチ31Aは、第1加熱領域21の熱源部のオンオフを行うためのスイッチである。第1モード選択スイッチ31Bは、第1加熱領域21における調理モードを選択するためのスイッチである。第1UPスイッチ31Cは、第1加熱領域21における調理温度を上昇させるためのスイッチである。第1DOWNスイッチ31Dは、第1加熱領域21における調理温度を下降させるためのスイッチである。
第2スイッチ群32は、第2加熱領域22に対応する熱源部を制御するためのスイッチ群であり、操作パネル30において左側に形成されている。第2スイッチ群32は、第2オンオフスイッチ32Aと、第2モード選択スイッチ32Bと、第2UPスイッチ32Cと、第2DOWNスイッチ32Dとを有している。第2オンオフスイッチ32Aは、第2加熱領域22の熱源部のオンオフを行うためのスイッチである。第2モード選択スイッチ32Bは、第2加熱領域22における調理モードを選択するためのスイッチである。第2UPスイッチ32Cは、第2加熱領域22における調理温度を上昇させるためのスイッチである。第2DOWNスイッチ32Dは、第2加熱領域22における調理温度を下降させるためのスイッチである。
第3スイッチ群33は、第3加熱領域23に対応する熱源部を制御するためのスイッチ群であり、操作パネル30において、第1スイッチ群31と第2スイッチ群32の間、すなわち、略中央に形成されている。第3スイッチ群33は、第3オンオフスイッチ33Aと、第3UPスイッチ33Cと、第3DOWNスイッチ33Dとを有している。第3オンオフスイッチ33Aは、第3加熱領域23の熱源部のオンオフを行うためのスイッチである。第3UPスイッチ33Cは、第3加熱領域23における調理温度を上昇させるためのスイッチである。第3DOWNスイッチ33Dは、第3加熱領域23における調理温度を下降させるためのスイッチである。
本体10の右方向を向く横側面10Rに第1加熱領域21のための第1識別部50が設けられ、本体10の前方向を向く前側面10Fに第1加熱領域21のための第2識別部51が設けられている。本体10の左方向を向く横側面10Lに第2加熱領域22のための第1識別部60が設けられ、本体10の前側面10Fに第2加熱領域22のための第2識別部61が設けられている。本体10の横側面10Rに第3加熱領域23のための第1識別部70が設けられ、本体10の前側面10Fに第3加熱領域23のための第2識別部71が設けられている。
第1識別部50、第2識別部51、第1識別部60、第2識別部61、第1識別部70、及び第2識別部71は、直方体の形状を有しており、長手方向が本体10の上下方向に沿うように、配置されている。第1識別部50、第2識別部51、第1識別部60、第2識別部61、第1識別部70、及び第2識別部71は、同一の大きさを有している。尚、第1識別部50、第2識別部51、第1識別部60、第2識別部61、第1識別部70、及び第2識別部71の形状は直方体に限るものでなく、三角柱、円柱等、他の形状でもよい。
第1識別部50は、本体10の前後方向における第1加熱領域21の中心の位置を示すための識別部であり、第2識別部51は、本体10の左右方向における第1加熱領域21の中心の位置を示すための識別部である。第1識別部60は、本体10の前後方向における第2加熱領域22の中心の位置を示すための識別部であり、第2識別部61は、本体10の左右方向における第2加熱領域22の中心の位置を示すための識別部である。第1識別部70は、本体10の前後方向における第3加熱領域23の中心の位置を示すための識別部であり、第2識別部71は、本体10の左右方向における第3加熱領域23の中心の位置を示すための識別部である。
図1には、延長線52と延長線53、延長線62と延長線63、及び延長線72と延長線73が示されている。延長線52と延長線53は、第1識別部50及び第2識別部51と第1加熱領域21との位置関係を示すための仮想線である。延長線62と延長線63は、第1識別部60及び第2識別部61と第2加熱領域22との位置関係を示すための仮想線である。延長線72と延長線73は、第1識別部70及び第2識別部71と第3加熱領域23との位置関係を示すための仮想線である。
延長線52は、第1識別部50の形成位置から横側面10Rの表面を上下方向に沿って上方に延び、さらにトッププレート20の表面を左右方向に沿って本体10の中心に向かって延びている。延長線53は、第2識別部51の形成位置から前側面10Fの表面を上下方向に沿って上方に延び、さらにトッププレート20の表面を前後方向に沿って本体10の中心に向かって延びている。本実施の形態1では、延長線52と延長線53との交点が、第1加熱領域21の中心21Cと対応するよう、第1識別部50と第2識別部51は位置決めされている。
延長線62は、第1識別部60の形成位置から横側面10Lの表面を上下方向に沿って上方に延び、さらにトッププレート20の表面を左右方向に沿って本体10の中心に向かって延びる直線である。延長線63は、第2識別部61の形成位置から前側面10Fの表面を上下方向に沿って上方に延び、さらにトッププレート20の表面を前後方向に沿って本体10の中心に向かって延びる直線である。本実施の形態1では、延長線62と延長線63との交点が、第2加熱領域22の中心22Cと対応するよう、第1識別部60と第2識別部61は位置決めされている。
延長線72は、第1識別部70の形成位置から横側面10Rの表面を上下方向に沿って上方に延び、さらにトッププレート20の表面を左右方向に沿って本体10の中心に向かって延びる直線である。延長線73は、第2識別部71の形成位置から前側面10Fの表面を上下方向に沿って上方に延び、さらにトッププレート20の表面を前後方向に沿って本体10の中心に向かって延びる直線である。本実施の形態1では、延長線72と延長線73との交点が、第3加熱領域23の中心23Cと対応するよう、第1識別部70と第2識別部71は位置決めされている。
図2は、本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の機能ブロック図である。加熱調理器1は、制御手段11と、検知手段14と、音声報知手段15とを有している。
制御手段11は、加熱調理器1を全体的に制御するものであり、CPU、記憶部、及びI/Oポート等を備えたマイコンを有している。
検知手段14は、タッチセンサー41と、タッチセンサー42と、タッチセンサー43と、タッチセンサー44と、タッチセンサー45と、タッチセンサー46を有している。タッチセンサー41は第1識別部50が使用者に接触されたことを検知するセンサーである。タッチセンサー42は第2識別部51が使用者に接触されたことを検知するセンサーである。タッチセンサー43は第1識別部60が使用者に接触されたことを検知するセンサーである。タッチセンサー44は第2識別部61が使用者に接触されたことを検知するセンサーである。タッチセンサー45は第1識別部70が使用者に接触されたことを検知するセンサーである。タッチセンサー46は第2識別部71が使用者に接触されたことを検知するセンサーである。
タッチセンサー41、タッチセンサー42、タッチセンサー43、タッチセンサー44、タッチセンサー45、及びタッチセンサー46の検知結果は、制御手段11に入力される。制御手段11は、検知結果が入力されたタッチセンサーに応じた音声メッセージを出力するよう、音声報知手段15に制御信号を出力する。音声報知手段15は、制御手段11から入力された制御信号に応じて音声メッセージを出力する。
例えば、第1識別部50及び第2識別部51の少なくとも一方が使用者に接触されると、タッチセンサー41及びタッチセンサー42の少なくとも一方から制御手段11に検知結果が入力される。そうすると、第1加熱領域21に対応する識別部が接触されていることを示す音声メッセージが、音声報知手段15から出力される。この場合、音声メッセージとして、例えば、「右ヒータの中央の位置です」というメッセージが出力される。
本実施の形態1によれば、第1識別部50及び第1識別部70は、本体10の横側面10Rに設けられ、第1識別部60は、本体10の横側面10Lに設けられ、第2識別部51、第2識別部61、及び第2識別部71は、本体10の前側面10Fに設けられている。そのため、使用者が視覚によらず指及び手の触覚のみで、第1加熱領域21、第2加熱領域22、及び第3加熱領域23の位置を認識しようとする場合、誤って第1加熱領域21、第2加熱領域22、及び第3加熱領域23を指及び手で触れることを防止できる。例えば、加熱調理直後、第1加熱領域21、第2加熱領域22、及び第3加熱領域23の温度が十分に下がっていない場合において、使用者が指及び手にダメージを与えることが回避される。このように、本実施の形態1によれば、加熱調理器1の安全性を向上させることができる。
本実施の形態1では、第1識別部50、第2識別部51、第1識別部60、第2識別部61、第1識別部70、及び第2識別部71は、同一の形状及び同一の大きさを有している。従って、加熱調理器1の製造が容易である。
また、第1識別部50、第2識別部51、第1識別部60、第2識別部61、第1識別部70、及び第2識別部71に使用者の手が触れると、音声により対応する加熱領域が報知されるため、使い勝手がよい。
実施の形態2.
図3は、本発明の実施の形態2に係る加熱調理器の斜視図である。図3は、加熱調理器2を前側から示している。図3において、一部の部材は透視的に示され、図1に示す実施の形態1の加熱調理器1と同一の構成要素及び仮想線には同一の符号が付されている。操作パネル30には、第2識別部54と、第2識別部64と、第2識別部74が形成されている。第2識別部54は、本体10の左右方向における第1加熱領域21の中心の位置を示すための識別部である。第2識別部64は、本体10の左右方向における第2加熱領域22の中心の位置を示すための識別部である。第2識別部74は、本体10の左右方向における第3加熱領域23の中心の位置を示すための識別部である。
第2識別部54は、操作パネル30において、第1オンオフスイッチ31Aの前方に形成されている。第2識別部64は、操作パネル30において、第2オンオフスイッチ32Aの前方に形成されている。第2識別部74は、操作パネル30において、第3オンオフスイッチ33Aの前方に形成されている。
図3には、延長線52と延長線55、延長線62と延長線65、及び延長線72と延長線75が示されている。延長線52と延長線55は、第1識別部50及び第2識別部54と、第1加熱領域21との位置関係を示すための仮想線である。延長線62と延長線65は、第1識別部60及び第2識別部64と、第2加熱領域22との位置関係を示すための仮想線である。延長線72と延長線75は、第1識別部70及び第2識別部74と、第3加熱領域23との位置関係を示すための仮想線である。
延長線55は、第2識別部54の形成位置からトッププレート20の表面を前後方向に沿って本体10の中心に向かって延びている。本実施の形態2では、延長線52と延長線55との交点が、第1加熱領域21の中心21Cと対応するよう、第1識別部50と第2識別部54は位置決めされている。
延長線65は、第2識別部64の形成位置からトッププレート20の表面を前後方向に沿って本体10の中心に向かって延びている。本実施の形態2では、延長線62と延長線65との交点が、第2加熱領域22の中心22Cと対応するよう、第1識別部60と第2識別部64は位置決めされている。
延長線75は、第2識別部74の形成位置からトッププレート20の表面を前後方向に沿って本体10の中心に向かって延びている。本実施の形態2では、延長線72と延長線75との交点が、第3加熱領域23の中心23Cと対応するよう、第1識別部70と第2識別部74は位置決めされている。
本実施の形態2によれば、第1識別部50、第1識別部60、及び第1識別部70は、実施の形態1と同様、本体10の側面に形成され、第2識別部54、第2識別部64、及び第2識別部74は、本体10の上面の前方端部に配置される。実施の形態2では、操作パネル30の他のスイッチ群よりも前方に形成されている。そのため、使用者が視覚によらず指及び手の触覚のみで、第1加熱領域21、第2加熱領域22、及び第3加熱領域23の位置を認識しようとする場合、誤って第1加熱領域21、第2加熱領域22、及び第3加熱領域23を指及び手で触れることを防止できる。従って、実施の形態1の上述の効果と同様の効果を得ることができる。
実施の形態3.
図4は、本発明の実施の形態3に係る加熱調理器の斜視図である。図4は、加熱調理器3を前側から示している。図4において、一部の部材は透視的に示され、図1に示す実施の形態1の加熱調理器1と同一の構成要素及び仮想線には同一の符号が付されている。操作パネル30には、第2識別部56と、第2識別部66と、第2識別部76が形成されている。第2識別部56は、本体10の左右方向における第1加熱領域21の中心の位置を示すための識別部である。第2識別部66は、本体10の左右方向における第2加熱領域22の中心の位置を示すための識別部である。第2識別部76は、本体10の左右方向における第3加熱領域23の中心の位置を示すための識別部である。
第2識別部56は、操作パネル30において、第1オンオフスイッチ31Aの上面に形成されている。第2識別部64は、操作パネル30において、第2オンオフスイッチ32Aの上面に形成されている。第2識別部74は、操作パネル30において、第3オンオフスイッチ33Aの上面に形成されている。
延長線57は、第2識別部56の形成位置からトッププレート20の表面を前後方向に沿って本体10の中心に向かって延びている。本実施の形態3では、延長線52と延長線57との交点が、第1加熱領域21の中心21Cと対応するよう、第1識別部50、第2識別部56、及び第1オンオフスイッチ31Aは位置決めされている。
延長線67は、第2識別部66の形成位置からトッププレート20の表面を前後方向に沿って本体10の中心に向かって延びている。本実施の形態3では、延長線62と延長線67との交点が、第2加熱領域22の中心22Cと対応するよう、第1識別部60、第2識別部66、及び第2オンオフスイッチ32Aは位置決めされている。
延長線77は、第2識別部76の形成位置からトッププレート20の表面を前後方向に沿って本体10の中心に向かって延びている。本実施の形態3では、延長線72と延長線77との交点が、第3加熱領域23の中心23Cと対応するよう、第1識別部70と第2識別部76、及び第3オンオフスイッチ33Aは位置決めされている。
本実施の形態3によれば、第1識別部50、第1識別部60、及び第1識別部70は、実施の形態1と同様、本体10の側面に形成され、第2識別部54、第2識別部64、及び第2識別部74は、操作パネル30に形成されている。そのため、使用者が視覚によらず指及び手の触覚のみで、第1加熱領域21、第2加熱領域22、及び第3加熱領域23の位置を認識しようとする場合、誤って第1加熱領域21、第2加熱領域22、及び第3加熱領域23を指及び手で触れることを防止できる。従って、実施の形態2と同様の効果を得ることができる。
実施の形態4.
図5は、本発明の実施の形態4に係る加熱調理器の斜視図である。図5は、加熱調理器4を前側から示している。図5において、一部の部材は透視的に示され、図1に示す実施の形態1の加熱調理器1と同一の構成要素及び仮想線には同一の符号が付されている。本体10の横側面10Rに、第3加熱領域23のための第1識別部80が設けられ、本体10の前側面10Fに、第3加熱領域23のための第2識別部81が設けられている。
第1識別部50、第2識別部51、第1識別部60、及び第2識別部61は、実施の形態1で説明したように直方体の形状を有しており、長手方向が本体10の上下方向に沿うように、配置されている。これに対し、本実施の形態4の第1識別部80及び第2識別部81は、三角柱の形状を有しており、三角柱の底面である三角形の頂点が本体10の上方向を向くように配置されている。第1識別部80及び第2識別部81は同一の大きさを有している。第1識別部80は、本体10の前後方向における第3加熱領域23の中心の位置を示すための識別部であり、第2識別部81は、本体10の左右方向における第3加熱領域23の中心の位置を示すための識別部である。尚、第1識別部80及び第2識別部81を三角柱の形状としたが、これに限るものでなく、第1識別部50、第2識別部51、第1識別部60、及び第2識別部61の形状と異なるものであればよい。
図5には、延長線82と延長線83が示されている。延長線82と延長線83は、第1識別部80及び第2識別部81と、第3加熱領域23との位置関係を示すための仮想線である。延長線82は、第1識別部80の形成位置から横側面10Rの表面を上下方向に沿って上方に延び、さらにトッププレート20の表面を左右方向に沿って本体10の中心に向かって延びている。延長線83は、第2識別部81の形成位置から前側面10Fの表面を上下方向に沿って上方に延び、さらにトッププレート20の表面を前後方向に沿って本体10の中心に向かって延びている。本実施の形態4では、延長線82と延長線83との交点が、第3加熱領域23の中心と対応するよう、第1識別部80と第2識別部81は位置決めされている。その他の構成は、上述の実施の形態1と同様である。
本実施の形態4によれば、第1識別部50、第2識別部51、第1識別部60、第2識別部61、第1識別部80、及び第2識別部81は、実施の形態1と同様、本体10の側面に形成されている。従って、上述の実施の形態1と同様の効果が得られる。
さらに、本実施の形態4においては、第1識別部50、第2識別部51、第1識別部60、及び第2識別部61の形状と、第1識別部80及び第2識別部81の形状は、異なっている。そのため、第1識別部50、第2識別部51、第1識別部60、及び第2識別部61と、第1識別部80及び第2識別部81とを、手及び指で触れたときの触覚により、明確に判別することができる。従って、使用者は、第1加熱領域21及び第2加熱領域22の位置と、第3加熱領域23の位置を、手及び指の触覚のみでも、より容易に区別することができる。尚、第1識別部50、第2識別部51、第1識別部60、及び第2識別部61の大きさと、第1識別部80及び第2識別部81の大きさとを異なるように構成してもよく、形状を異なるように構成した場合と同様の効果が得られる。
実施の形態5.
図6及び図7は、本発明の実施の形態5に係る加熱調理器の斜視図である。図6及び図7は、加熱調理器5を前側から示している。図6及び図7において、図1に示す実施の形態1の加熱調理器1と同一の構成要素及び仮想線には同一の符号が付されている。尚、図6において、一部の部材は透視的に示されており、また、図の複雑化を避けるために一部の仮想線は省略されている。
本体10の右方向を向く横側面10Rに第1加熱領域21のための第1識別部100が設けられ、本体10の前方向を向く前側面10Fに第1加熱領域21のための第2識別部101が設けられている。本体10の左方向を向く横側面10Lに第2加熱領域22のための第1識別部110が設けられ、本体10の前側面10Fに第2加熱領域22のための第2識別部111が設けられている。本体10の横側面10Rに第3加熱領域23のための第1識別部120が設けられ、本体10の前側面10Fに第3加熱領域23のための第2識別部121が設けられている。
第1識別部100は、第1加熱領域21の本体10における前後方向の範囲を示すための識別部であり、第2識別部101は、第1加熱領域21の本体10における左右方向の範囲を示すための識別部である。第1識別部110は、第2加熱領域22の本体10における前後方向の範囲を示すための識別部であり、第2識別部111は、第2加熱領域22の本体10における左右方向の範囲を示すための識別部である。第1識別部120は、第3加熱領域23の本体10における前後方向の範囲を示すための識別部であり、第2識別部121は、第3加熱領域23の本体10における左右方向の範囲を示すための識別部である。
第1識別部100は、直線状の長尺部100Aと、長尺部100Aの両端部に設けられた端部指示部100B及び端部指示部100Cとを有している。長尺部100Aの長さは、第1加熱領域21の前後方向の長さより僅かに短い。第1識別部100は、横側面10Rにおいて、端部指示部100Bが前側に位置し、端部指示部100Cが後側に位置し、長尺部100Aが本体10の前後方向に沿うよう、配置されている。端部指示部100Bは、第1加熱領域21の前方側の端部を示す前端部であり、端部指示部100Cは、第1加熱領域21の後方側の端部を示す後端部である。
第2識別部101は、直線状の長尺部101Aと、長尺部101Aの両端部に設けられた端部指示部101B及び端部指示部101Cとを有している。長尺部101Aの長さは、第1加熱領域21の左右の長さより僅かに短い。第2識別部101は、前側面10Fにおいて、端部指示部101Bが右側に位置し、端部指示部100Cが左側に位置し、長尺部101Aが本体10の左右方向に沿うよう、配置されている。端部指示部101Bは、第1加熱領域21の右側の端部を示す右端部であり、端部指示部100Cは、第1加熱領域21の左側の端部を示す左端部である。
図6には、延長線102、延長線103、延長線104、及び延長線105が示されている。延長線102、延長線103、延長線104、及び延長線105は、第1識別部100、第2識別部101、及び第1加熱領域21の位置関係を示すための仮想線である。
延長線102は、第1識別部100の端部指示部100Bの形成位置から横側面10Rの表面を上下方向に沿って上方に延び、さらにトッププレート20の表面を左右方向に沿って本体10の中心に向かって延びている。延長線103は、第1識別部100の端部指示部100Cの形成位置から横側面10Rの表面を上下方向に沿って上方に延び、さらにトッププレート20の表面を左右方向に沿って本体10の中心に向かって延びている。延長線102上に第1加熱領域21の前端部が位置し、延長線103上に第1加熱領域21の後端部が位置するよう、第1識別部100は配置されている。
延長線104は、第2識別部101の端部指示部101Bの形成位置から前側面10Fの表面を上下方向に沿って上方に延び、さらにトッププレート20の表面を前後方向に沿って本体10の中心に向かって延びている。延長線105は、第2識別部101の端部指示部101Cの形成位置から前側面10Fの表面を上下方向に沿って上方に延び、さらにトッププレート20の表面を前後方向に沿って本体10の中心に向かって延びている。延長線104上に第1加熱領域21の右端部が位置し、延長線105上に第1加熱領域21の左端部が位置するよう、第2識別部101は配置されている。
このように、端部指示部100Bは、第1加熱領域21の前方側の端部を示し、端部指示部100Cは、第1加熱領域21の後方側の端部を示しており、端部指示部100Bと端部指示部100Cは、長尺部100Aにより接続されている。また、端部指示部101Bは、第1加熱領域21の左側の端部を示し、端部指示部101Cは、第1加熱領域21の右側の端部を示しており、端部指示部101Bと端部指示部101Cは、長尺部101Aにより接続されている。
第1識別部110は、直線状の長尺部110Aと、長尺部110Aの両端部に設けられた端部指示部110B及び端部指示部110Cとを有している。長尺部110Aの長さは、第2加熱領域22の前後方向の長さより僅かに短い。第1識別部110は、横側面10Rにおいて、端部指示部110Bが前側に位置し、端部指示部110Cが後側に位置し、長尺部110Aが本体10の前後方向に沿うよう、配置されている。端部指示部110Bは、第2加熱領域22の前方側の端部を示す前端部であり、端部指示部110Cは、第2加熱領域22の後方側の端部を示す後端部である。
第2識別部111は、直線状の長尺部111Aと、長尺部111Aの両端部に設けられた端部指示部111B及び端部指示部111Cとを有している。長尺部111Aの長さは、第2加熱領域22の左右の長さより僅かに短い。第2識別部111は、前側面10Fにおいて、端部指示部111Bが右側に位置し、端部指示部111Cが左側に位置し、長尺部111Aが本体10の左右方向に沿うよう、配置されている。端部指示部111Bは、第2加熱領域22の右側の端部を示す右端部であり、端部指示部111Cは、第2加熱領域22の左側の端部を示す左端部である。
図6には、延長線112と延長線113が示され、図7には、延長線114と延長線115が示されている。延長線112、延長線113、延長線114、及び延長線115は、第1識別部110及び第2識別部111と、第2加熱領域22との位置関係を示すための仮想線である。
図6に示すように、延長線112は、第1識別部110の端部指示部110Bの形成位置から横側面10Rの表面を上下方向に沿って上方に延び、さらにトッププレート20の表面を左右方向に沿って本体10の中心に向かって延びている。延長線113は、第1識別部110の端部指示部110Cの形成位置から横側面10Rの表面を上下方向に沿って上方に延び、さらにトッププレート20の表面を左右方向に沿って本体10の中心に向かって延びている。延長線112上に第2加熱領域22の前端部が位置し、延長線113上に第2加熱領域22の後端部が位置するよう、第1識別部110は配置されている。
図7に示すように、延長線114は、第2識別部111の端部指示部111Bの形成位置から前側面10Fの表面を上下方向に沿って上方に延び、さらにトッププレート20の表面を前後方向に沿って本体10の中心に向かって延びている。延長線115は、第2識別部111の端部指示部111Cの形成位置から前側面10Fの表面を上下方向に沿って上方に延び、さらにトッププレート20の表面を前後方向に沿って本体10の中心に向かって延びている。延長線114上に第2加熱領域22の右端部が位置し、延長線115上に第2加熱領域22の左端部が位置するよう、第2識別部111は配置されている。
このように、端部指示部110Bは、第2加熱領域22の前方側の端部を示し、端部指示部110Cは、第2加熱領域22の後方側の端部を示しており、端部指示部110Bと端部指示部110Cは、長尺部110Aにより接続されている。また、端部指示部111Bは、第2加熱領域22の右側の端部を示し、端部指示部111Cは、第2加熱領域22の左側の端部を示しており、端部指示部111Bと端部指示部111Cは、長尺部111Aにより接続されている。
第1識別部120は、直線状の長尺部120Aと、長尺部120Aの両端部に設けられた端部指示部120B及び端部指示部120Cとを有している。長尺部120Aの長さは、第3加熱領域23の前後方向の長さより僅かに短い。第1識別部120は、横側面10Rにおいて、端部指示部120Bが前側に位置し、端部指示部120Cが後側に位置し、長尺部120Aが本体10の前後方向に沿うよう、配置されている。端部指示部120Bは、第3加熱領域23の前方側の端部を示す前端部であり、端部指示部120Cは、第3加熱領域23の後方側の端部を示す後端部である。
第2識別部121は、直線状の長尺部121Aと、長尺部121Aの両端部に設けられた端部指示部121B及び端部指示部121Cとを有している。長尺部121Aの長さは、第3加熱領域23の左右の長さより僅かに短い。第2識別部121は、前側面10Fにおいて、端部指示部121Bが右側に位置し、端部指示部121Cが左側に位置し、長尺部121Aが本体10の左右方向に沿うよう、配置されている。端部指示部121Bは、第3加熱領域23の右側の端部を示す右端部であり、端部指示部121Cは、第3加熱領域23の左側の端部を示す左端部である。
図6及び図7には、延長線122、延長線123、延長線124、及び延長線125が示されている。延長線122、延長線123、延長線124、及び延長線125は、第1識別部120及び第2識別部121と第3加熱領域23との位置関係を示すための仮想線である。
延長線122は、第1識別部120の端部指示部120Bの形成位置から横側面10Rの表面を上下方向に沿って上方に延び、さらにトッププレート20の表面を左右方向に沿って本体10の中心に向かって延びている。延長線123は、第1識別部120の端部指示部120Cの形成位置から横側面10Rの表面を上下方向に沿って上方に延び、さらにトッププレート20の表面を左右方向に沿って本体10の中心に向かって延びている。延長線122上に第3加熱領域23の前端部が位置し、延長線123上に第3加熱領域23の後端部が位置するよう、第1識別部120は配置されている。
延長線124は、第2識別部121の端部指示部121Bの形成位置から前側面10Fの表面を上下方向に沿って上方に延び、さらにトッププレート20の表面を前後方向に沿って本体10の中心に向かって延びている。延長線125は、第2識別部121の端部指示部121Cの形成位置から前側面10Fの表面を上下方向に沿って上方に延び、さらにトッププレート20の表面を前後方向に沿って本体10の中心に向かって延びている。延長線124上に第3加熱領域23の右端部が位置し、延長線125上に第3加熱領域23の左端部が位置するよう、第2識別部121は配置されている。
このように、端部指示部120Bは、第3加熱領域23の前方側の端部を示し、端部指示部120Cは、第3加熱領域23の後方側の端部を示しており、端部指示部120Bと端部指示部120Cは、長尺部120Aにより接続されている。また、端部指示部121Bは、第3加熱領域23の右側の端部を示し、端部指示部121Cは、第3加熱領域23の左側の端部を示しており、端部指示部121Bと端部指示部121Cは、長尺部121Aにより接続されている。
横側面10Rにおいて、第1識別部100は第1識別部120よりも上方に位置している。前側面10Fにおいて、第2識別部101及び第2識別部111は第2識別部121よりも上方に位置している。
図8は、本発明の実施の形態5の変形例を示す斜視図である。加熱調理器6において、第1加熱領域21は、第2加熱領域22よりも大きい。それに応じて、横側面10Rの第1識別部は横側面10Lの第1識別部より長く、また、前側面10Fにおいて第2の識別は第2識別部より長くなっている。
以上のように、本実施の形態5によれば、第1識別部100及び第1識別部120は、本体10の横側面10Rに設けられている。第1識別部110は、本体10の横側面10Lに設けられている。第2識別部101、第2識別部111、及び第2識別部121は、本体10の前側面10Fに設けられている。従って、実施の形態1の上述の効果と同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態5によれば、第1加熱領域21は、第1識別部100により本体10における前後方向の範囲が示され、第2識別部101により第1加熱領域21の本体10における左右方向の範囲が示されている。また、第2加熱領域22は、第1識別部110により本体10における前後方向の範囲が示され、第2識別部111により本体10における左右方向の範囲が示されている。また、第3加熱領域23は、第1識別部120により本体10における前後方向の範囲が示され、第2識別部121により本体10における左右方向の範囲が示されている。そのため、使用者が視覚によらず指及び手の触覚のみで、第1加熱領域21、第2加熱領域22、及び第3加熱領域23の位置を認識しようとする場合、それぞれの大きさ及び範囲を直感的に把握することができる。従って、誤って第1加熱領域21、第2加熱領域22、及び第3加熱領域23を指及び手で触れることをより効果的に防止できる。
実施の形態6.
図9は、本発明の実施の形態6に係る加熱調理器の斜視図である。図9は、加熱調理器7を前側から示している。図6及び図7に示す実施の形態5の加熱調理器5と同一の構成要素及び仮想線には同一の符号が付されている。尚、図9においては省略されているが、左側の横側面10Lには、図6に示す第1識別部110と同様の識別部が設けられている。本実施の形態6において、操作パネル30には、第1加熱領域21のための第2識別部106と、第2加熱領域22のための第2識別部116と、第3加熱領域23のための第2識別部126が設けられている。
図9には、延長線107と延長線108、延長線117と延長線118、及び延長線127と延長線128が示されている。延長線107と延長線108は、第2識別部106と第1加熱領域21との位置関係を示すための仮想線である。延長線117と延長線118は、第2識別部116と第2加熱領域22との位置関係を示すための仮想線である。延長線127と延長線128は、第2識別部126と第3加熱領域23との位置関係を示すための仮想線である。
第2識別部106は、第1加熱領域21の本体10における左右方向の範囲を示すための識別部であり、端部指示部106Bと端部指示部106Cとを有している。端部指示部106Bは、第1加熱領域21の右側の端部を示す右端部であり、端部指示部106Cは、第1加熱領域21の左側の端部を示す左端部である。延長線107は、端部指示部106Bの形成位置からトッププレート20の表面を前後方向に沿って本体10の中心に向かって延びている。延長線108は、端部指示部106Cの形成位置からトッププレート20の表面を前後方向に沿って本体10の中心に向かって延びている。延長線107上に、第1加熱領域21の右端部が位置し、延長線108上に、第1加熱領域21の左端部が位置するよう、端部指示部106B及び端部指示部106Cは位置決めされている。
第2識別部116は、第2加熱領域22の本体10における左右方向の範囲を示すための識別部であり、端部指示部116Bと端部指示部116Cとを有している。端部指示部116Bは、第2加熱領域22の右側の端部を示す右端部であり、端部指示部116Cは、第2加熱領域22の左側の端部を示す左端部である。延長線117は、端部指示部116Bの形成位置からトッププレート20の表面を前後方向に沿って本体10の中心に向かって延びている。延長線118は、端部指示部116Cの形成位置からトッププレート20の表面を前後方向に沿って本体10の中心に向かって延びている。延長線117上に、第2加熱領域22の右端部が位置し、延長線118上に、第2加熱領域22の左端部が位置するよう、端部指示部116B及び端部指示部116Cは位置決めされている。
第2識別部126は、第3加熱領域23の本体10における左右方向の範囲を示すための識別部であり、端部指示部126Bと端部指示部126Cとを有している。端部指示部126Bは、第3加熱領域23の右側の端部を示す右端部であり、端部指示部126Cは、第3加熱領域23の左側の端部を示す左端部である。延長線127は、端部指示部126Bの形成位置からトッププレート20の表面を前後方向に沿って本体10の中心に向かって延びている。延長線128は、端部指示部126Cの形成位置からトッププレート20の表面を前後方向に沿って本体10の中心に向かって延びている。延長線127上に、第3加熱領域23の右端部が位置し、延長線128上に、第3加熱領域23の左端部が位置するよう、端部指示部126B及び端部指示部126Cは位置決めされている。
第2識別部106の端部指示部106Bと端部指示部106C、第2識別部116の端部指示部116Bと端部指示部116C、及び第2識別部126の端部指示部126Bと端部指示部126Cは、それぞれ、薄板状の矩形の部材である。端部指示部106B及び端部指示部106C、並びに端部指示部116B及び端部指示部116Cは、同一の大きさを有している。端部指示部126B及び端部指示部126Cは、同一の大きさを有している。端部指示部106B及び端部指示部106C、並びに端部指示部116B及び端部指示部116Cは、端部指示部126B及び端部指示部126Cよりも大きい。
本実施の形態6によれば、第1識別部100、第1識別部110、及び第1識別部120は、実施の形態1と同様、本体10の側面に形成されている。また、第2識別部106、第2識別部116、及び第2識別部126は、操作パネル30の他のスイッチ群よりも前方に形成されている。従って、実施の形態1及び実施の形態2の上述の効果と同様の効果を得ることができる。
また、第2識別部106の端部指示部106Cと第2識別部126の端部指示部126Bは互いに近傍に位置し、第2識別部116の端部指示部106Bと第2識別部126の端部指示部126Cは互いに近傍に位置することになる。しかしながら、本実施の形態6によれば、端部指示部106Cは端部指示部126Bより大きく、端部指示部116Bは端部指示部126Cより大きい。従って、使用者は、第1加熱領域21、第2加熱領域22、及び第3加熱領域23の範囲を、容易に区別することができる。
尚、実施の形態1〜実施の形態6では、熱源部とこの熱源部に対応する加熱領域の数が3つの場合で説明したが、これに限らず、例えば2つの場合であってもよい。また、検知手段をタッチセンサーで構成した場合で説明したが、これに限らず、例えば、機械式の検知手段で構成してもよい。
また、実施の形態1〜実施の形態6では、第3加熱領域23の本体10における前後方向の位置を示すための第1識別部は横側面10Rに設けられているがこれに限るものではない。第3加熱領域23の第1識別部を横側面10Lに設けてもよいし、横側面10R及び横側面10Lの双方に設けてもよい。
また、実施の形態2〜実施の形態6においても、実施の形態1と同様、第1識別部及び第2識別部にタッチセンサーを設け、第1識別部及び第2識別部が接触されたことを検知するよう構成してもよい。そして、接触された第1識別部及び第2識別部がどの加熱領域に対応しているのかを、音声メッセージにより報知してもよい。
尚、実施の形態1〜実施の形態6の加熱調理器を適宜組み合わせて構成してもよい。
1 加熱調理器、2 加熱調理器、3 加熱調理器、4 加熱調理器、5 加熱調理器、6 加熱調理器、7 加熱調理器、10 本体、10F 前側面、10L 横側面、10R 横側面、11 制御手段、14 検知手段、15 音声報知手段、20 トッププレート、21 第1加熱領域、21C 中心、22 第2加熱領域、22C 中心、23 第3加熱領域、23C 中心、30 操作パネル、30A 電源スイッチ、31 第1スイッチ群、31A 第1オンオフスイッチ、31B 第1モード選択スイッチ、31C 第1UPスイッチ、31D 第1DOWNスイッチ、32 第2スイッチ群、32A 第2オンオフスイッチ、32B 第2モード選択スイッチ、32C 第2UPスイッチ、32D 第2DOWNスイッチ、33 第3スイッチ群、33A 第3オンオフスイッチ、33C 第3UPスイッチ、33D 第3DOWNスイッチ、41 タッチセンサー、42 タッチセンサー、43 タッチセンサー、44 タッチセンサー、45 タッチセンサー、46 タッチセンサー、50 第1識別部、51 第2識別部、52 延長線、53 延長線、54 第2識別部、55 延長線、56 第2識別部、57 延長線、60 第1識別部、61 第2識別部、62 延長線、63 延長線、64 第2識別部、65 延長線、66 第2識別部、67 延長線、70 第1識別部、71 第2識別部、72 延長線、73 延長線、74 第2識別部、75 延長線、76 第2識別部、77 延長線、80 第1識別部、81 第2識別部、82 延長線、83 延長線、100 第1識別部、100A 長尺部、100B 端部指示部、100C 端部指示部、101 第2識別部、101A 長尺部、101B 端部指示部、101C 端部指示部、102 延長線、103 延長線、104 延長線、105 延長線、106 第2識別部、106B 端部指示部、106C 端部指示部、107 延長線、108 延長線、110 第1識別部、110A 長尺部、110B 端部指示部、110C 端部指示部、111 第2識別部、111A 長尺部、111B 端部指示部、111C 端部指示部、112 延長線、113 延長線、114 延長線、115 延長線、116 第2識別部、116B 端部指示部、116C 端部指示部、117 延長線、118 延長線、120 第1識別部、120A 長尺部、120B 端部指示部、120C 端部指示部、121 第2識別部、121A 長尺部、121B 端部指示部、121C 端部指示部、122 延長線、123 延長線、124 延長線、125 延長線、126 第2識別部、126B 端部指示部、126C 端部指示部、127 延長線、128 延長線。

Claims (11)

  1. 本体と、前記本体の上部に設けられたトッププレートとを有し、前記本体の内部に収容されている少なくとも1つの熱源部に対応している前記トッププレートの加熱領域に被加熱物を載置して加熱する加熱調理器であって、
    前記本体の左右方向を向く横側面の少なくとも一方に形成され、前記加熱領域の前記本体の前後方向における位置を触覚により示す第1識別部と、
    前記本体の前方向を向く側面若しくは前記本体において上面の前方側に形成され、前記加熱領域の前記本体の左右方向における位置を触覚により示す第2識別部とを備える加熱調理器。
  2. 前記第1識別部は、前記本体の前後方向における前記加熱領域の中心を示し、前記第2識別部は、前記本体の左右方向における前記加熱領域の中心を示すよう形成されている請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記第1識別部の形成位置から前記本体の横側面の表面を上下方向に沿って上方に延び、さらに前記トッププレートの表面を前記本体の左右方向に沿って前記本体の中心に向かって延びる延長線と、前記第2識別部の形成位置から前記本体の前側面の表面を上下方向に沿って上方に延び、さらに前記トッププレートの表面を前記本体の前後方向に沿って前記本体の中心に向かって延びる延長線との交点が、前記加熱領域の中心と対応するよう、前記第1識別部及び前記第2識別部は位置決めされている請求項2に記載の加熱調理器。
  4. 前記第1識別部の形成位置から前記本体の横側面の表面を上下方向に沿って上方に延び、さらに前記トッププレートの表面を前記本体の左右方向に沿って前記本体の中心に向かって延びる延長線と、前記第2識別部の形成位置から前記トッププレートの表面を前記本体の前後方向に沿って前記本体の中心に向かって延びる延長線との交点が、前記加熱領域の中心と対応するよう、前記第1識別部及び前記第2識別部は位置決めされている請求項2に記載の加熱調理器。
  5. 前記第2識別部は、前記本体の上部において前方端部に形成されている請求項4に記載の加熱調理器。
  6. 前記第2識別部は、前記本体の上部において前方側に設けられた操作パネルに設けられた、前記熱源部のオンオフを操作するスイッチに形成されている請求項4に記載の加熱調理器。
  7. 前記トッププレートにおいて、前記加熱領域として前記熱源部に対応する第1加熱領域と第2加熱領域とを有しており、
    前記第1加熱領域の位置を示す前記第1識別部及び前記第2識別部と、前記第2加熱領域の位置を示す前記第1識別部及び前記第2識別部は、形状及び大きさの少なくとも一方が異なっている請求項2〜6のいずれか一項に記載の加熱調理器。
  8. 前記第1識別部は前記加熱領域の前後方向における範囲を示し、前記第2識別部は、前記加熱領域の左右方向における範囲を示すよう、形成されている請求項1に記載の加熱調理器。
  9. 前記第1識別部は、前記加熱領域の前方側の端部を示す前端部と、前記加熱領域の後方側の端部を示す後端部と、前記前端部と前記後端部とを接続する長尺部とを有し、
    前記前端部の形成位置から前記本体の横側面の表面を上下方向に沿って上方に延び、さらに前記トッププレートの表面を前記本体の左右方向に沿って前記本体の中心に向かって延びる延長線上に、前記加熱領域の前方側の端部が位置し、前記後端部の形成位置から前記本体の横側面の表面を上下方向に沿って上方に延び、さらに前記トッププレートの表面を前記本体の左右方向に沿って前記本体の中心に向かって延びる延長線上に、前記加熱領域の後方側の端部が位置するよう、前記第1識別部は配置され、
    前記第2識別部は、前記本体の前方向を向く側面に形成され、前記加熱領域の右側の端部を示す右端部と、前記加熱領域の左側の端部を示す左端部と、前記右端部と前記左端部とを接続する長尺部とを有し、
    前記右端部の形成位置から前記本体の前側面の表面を上下方向に沿って上方に延び、さらに前記トッププレートの表面を前記本体の前後方向に沿って前記本体の中心に向かって延びる延長線上に、前記加熱領域の右側の端部が位置し、前記左端部の形成位置から前記本体の前側面の表面を上下方向に沿って上方に延び、さらに前記トッププレートの表面を前記本体の前後方向に沿って前記本体の中心に向かって延びる延長線上に、前記加熱領域の左側の端部が位置するよう、前記第2識別部は配置されている請求項8に記載の加熱調理器。
  10. 前記第1識別部は、前記加熱領域の前方側の端部を示す前端部と、前記加熱領域の後方側の端部を示す後端部と、前記前端部と前記後端部とを接続する長尺部とを有し、
    前記前端部の形成位置から前記本体の横側面の表面を上下方向に沿って上方に延び、さらに前記トッププレートの表面を前記本体の左右方向に沿って前記本体の中心に向かって延びる延長線上に、前記加熱領域の前方側の端部が位置し、前記後端部の形成位置から前記本体の横側面の表面を上下方向に沿って上方に延び、さらに前記トッププレートの表面を前記本体の左右方向に沿って前記本体の中心に向かって延びる延長線上に、前記加熱領域の後方側の端部が位置するよう、前記第1識別部は配置され、
    前記第2識別部は、前記本体の上部において前方側に設けられた操作パネルに形成され、前記加熱領域の右側の端部を示す右端部と、前記加熱領域の左側の端部を示す左端部とを有し、前記右端部の形成位置から前記トッププレートの表面を前記本体の前後方向に沿って前記本体の中心に向かって延びる延長線上に前記加熱領域の右側の端部が位置し、前記左端部の形成位置から前記トッププレートの表面を前記本体の前後方向に沿って前記本体の中心に向かって延びる延長線上に前記加熱領域の左側の端部が位置するよう、前記第2識別部は配置されている請求項8に記載の加熱調理器。
  11. 前記第1識別部及び前記第2識別部が使用者により接触されたことを検知する検知手段と、
    前記加熱領域を音声により報知する音声報知手段と、
    前記検知手段による検知結果に基づいて、前記音声報知手段を制御する制御手段とを備える請求項1〜10のいずれか一項に記載の加熱調理器。
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