JP2019167721A - 車両用開閉体開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の開口部に配置された開閉体を開くときに大きな操作力を要しない車両用開閉体開閉装置を提供する。【解決手段】車両用開閉体開閉装置1は、車両3および開閉体5に対して両端がそれぞれ回動可能に連結され、伸長方向への付勢力を発生して開閉体5の開動作を助勢する付勢部10と、開閉体5と付勢部10を連結する軸受部15を開閉体5の開閉動作時に伸長方向に平行移動可能に支持する軸受支持部20と、車両3に対して揺動可能に配置されて、開閉体5の閉動作時に軸受部15に押圧されて揺動して、付勢部10が短縮するように付勢力に抗しながら軸受部15を収容保持し、開閉体5の開動作時に付勢部10の付勢力により揺動して、付勢部10を伸長させながら軸受部15を放出する受けコマ30と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、車両バックドアに使用する車両用開閉体開閉装置に関する。
バックドアを有する車両は、バックドアの開閉操作時における負担を軽減するために、車両用開閉体開閉装置を備えたものが広く知られている(一例として、特許文献1及び特許文献2参照)。
この車両用開閉体開閉装置では、ボディー本体とバックドアの間に架け渡されたガスステーが伸長方向への付勢力を常に発生することにより、バックドアの開動作を助勢する。
ガスステーは、ガスが充填されたシリンダと、このシリンダから出没するピストンロッドと、を有する。また、ガスステーは、シリンダの端部とピストンロッドの端部にそれぞれボールジョイントを有する。このボールジョイントを介することにより、ガスステーは、ボディー本体とバックドアに対して回動可能に連結される。
特開2011−21348号公報 特開平9−169285号公報
従来の車両用開閉体開閉装置は、例えば特許文献1記載の機構では、バックドアを閉じるとき、ガスステーの下端に設けたローラー等をボディー本体に固定されたガイドブロック等に摺動させながらガスステーを縮める。そして、車両用開閉体開閉装置は、ローラーをガイドブロックに載せた状態で保持する。
一方、車両用開閉体開閉装置は、バックドアを開けるとき、ローラーを反対方向に摺動させてガイドブロックから取り外す。これにより、ガスステーが伸びて付勢力をバックドアに伝える。このとき、車両搭乗者等は、バックドアに大きな力を作用させることが必要である。ローラーをガイドブロックから取り外すときに、ガスステーの付勢力に抗してバックドアを引き上げる必要があるからである。
このため、従来の車両用開閉体開閉装置では、車両のバックドアを開けるときに大きな操作力が必要になる。したがって、非力な車両搭乗者等に負担を掛けてしまうという問題がある。
本発明は、上記した事情に鑑みて提案されたものであり、車両の開口部に配置された開閉体を開くときに大きな操作力を要しない車両用開閉体開閉装置を提供することを目的とする。
本発明の車両用開閉体開閉装置の第一実施態様は、車両に形成された開口部をこの車両に対して回動可能に連結された開閉体により開閉する車両用開閉体開閉装置において、車両および前記開閉体に対して両端がそれぞれ回動可能に連結され、伸長方向への付勢力を発生して前記開閉体の開動作を助勢する付勢部と、前記開閉体と前記付勢部を連結する軸受部を前記開閉体の開閉動作時に伸長方向に平行移動可能に支持する軸受支持部と、前記車両に対して揺動可能に配置されて、前記開閉体の閉動作時に前記軸受部に押圧されて揺動して、前記付勢部が短縮するように付勢力に抗しながら前記軸受部を収容保持し、前記開閉体の開動作時に前記付勢部の付勢力により揺動して、前記付勢部を伸長させながら前記軸受部を放出する受けコマと、を備えることを特徴とする。
本発明の車両用開閉体開閉装置の第二実施態様は、第一実施態様において、前記受けコマが、前記開閉体の閉塞時に前記付勢部の伸長方向の延長線上よりも後方もしくは上方に回転軸を有することを特徴とする。
本発明の車両用開閉体開閉装置の第三実施態様は、第一または第二実施態様において、前記受けコマが、揺動する方向に付勢力を発生する弾性体を備える構成である。
本発明の車両用開閉体開閉装置の第四実施態様は、第一から第三実施態様のいずれかにおいて、前記軸受支持部が、前記車両に形成された長孔であり、前記軸受部から延出する連結軸が前記長孔に挿通される構成としている。
本発明の車両用開閉体開閉装置の第五実施態様は、第一から第三実施態様のいずれかにおいて、前記軸受支持部が、前記付勢部の先端に形成された長孔であり、前記軸受部から延出する連結軸が前記長孔に挿通される構成としている。
本発明の車両用開閉体開閉装置は、車両の開口部に配置された開閉体を開くときに大きな操作力を要しない。このため、特に非力な車両搭乗者等でも、負担なく容易に開閉体を開くことができる。
本発明の実施形態に係る車両用開閉体開閉装置の概略構成を示す模式図である。 ボールジョイントおよび軸受支持部を示す図であって、(a)は斜視図、(b)は断面図である。 受けコマを示す図であって、(a)は斜視図、(b)は側面図である。 車両用開閉体開閉装置の動作を示す説明図である。
以下、本発明の車両用開閉体開閉装置について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る車両用開閉体開閉装置1の概略構成を示す模式図である。図2は、ボールジョイント15および軸受支持部20を示し、(a)は斜視図、(b)は断面図である。なお、説明の都合上、図2(a)では、フランジ22を省略して図示する。図3は、受けコマ30を示し、(a)は斜視図、(b)は側面図である。
車両ボディー3の後部には、開口部4が形成される。この開口部4には、はね上げ式のバックドア5が配置される。
バックドア5は、開口部4の上部に配置されたドアヒンジ6を介して、車両ボディー3に対して回動可能に連結される。バックドア5は、ドアヒンジ6を中心にして引き上げられるように回動して、開口部4を開放する。また、バックドア5は、ドアヒンジ6を中心にして押し下げられるように回動して、開口部4を閉鎖する。この車両用開閉体がバックドア5を構成する。
車両用開閉体開閉装置1は、車両ボディー3に対してバックドア5を円滑に開閉させるために設けられる。この車両用開閉体開閉装置1は、開口部4の左右周縁にそれぞれ配置される。
車両用開閉体開閉装置1は、付勢部としてガスステー10と、軸受支持部20と、受けコマ30とを備える。
ガスステー10は、車両ボディー3とバックドア5の間に架け渡される、細長い円柱形の部材である。ガスステー10は、開口部4の左右周縁にそれぞれ一つずつ配置される。ガスステー10は、開口部4の上部において車両ボディー3に連結し、開口部4の中央部においてバックドア5の側面に連結される。ガスステー10は、シリンダ11とピストンロッド12を有し、内部に充填されたガスの圧力によってシリンダ11からピストンロッド12を突出させる方向、すなわち伸長方向に常に付勢力を発生する。
ガスステー10は、バックドア5を開放する方向に付勢して、バックドア5の開動作を助勢する。また、ガスステー10は、バックドア5をはね上げた状態で最も伸長して、バックドア5の開口部4を全開させた状態を保持する。
一方、ガスステー10は、バックドア5を閉じるとき、内部に充填されたガスの圧力による付勢力に抗しながらシリンダ11にピストンロッド12を収容する。これにより、急激な閉動作による衝撃発生を抑制する。
ガスステー10の両端において、シリンダ11の端部とピストンロッド12の端部とには、それぞれボールジョイント15が接続される。このボールジョイント15を介することにより、ガスステー10は、車両ボディー3とバックドア5にそれぞれ回動可能に連結される。
軸受部としてのボールジョイント15は、いわゆる球面軸受けであって、略カップ状のソケット16、このソケット16に収容される球頭部17、球頭部17から延出する連結軸18を有する。このボールジョイント15では、ソケット16に対して球頭部17が任意の方向に回動し、この球頭部17の回動に連なって連結軸18が揺動したり軸回転したりする。
ガスステー10の両端にソケット16がそれぞれ接続される。そして、車両ボディー3とバックドア5にそれぞれ連結軸18が接続される。
シリンダ11の端部のボールジョイント15から延出する連結軸(不図示)は、車両ボディー3に対して固着される。一方、ピストンロッド12の端部のボールジョイント15から延出する連結軸18は、バックドア5に対して平行移動可能に接続される。連結軸18は、軸受支持部20を介してバックドア5に接続される。
軸受支持部20は、バックドア5の開閉動作時に、ボールジョイント15をシリンダ11の伸長方向に移動可能に支持される。この軸受支持部20は、バックドア5に形成された長孔21である。長孔21は、バックドア5の側面において、バックドア5の樹脂製インナーパネル5aと鋼板リンフォース5bを貫通し、上下方向つまりガスステー10の伸長方向に沿うように形成される。
連結軸18は、長孔21に挿通される。連結軸18には、インナーパネル5aと鋼板リンフォース5bを挟持する一対のフランジ22が取り付けられる。また、連結軸18のうち、長孔21に挿通された部位には、管状ベアリング23が装着される。これにより、連結軸18は、長孔21に沿って平行移動することができる。つまり、ボールジョイント15はシリンダ11の伸長方向に移動できる。
受けコマ30は、バックドア5を閉じたときに、ピストンロッド12の端部のボールジョイント15を収容保持する部材である。
受けコマ30は、開口部4の左右周縁にそれぞれ一つずつ配置される。受けコマ30は、略J字形状または略C字形状を有し、車両ボディー3に対して揺動可能に取り付けられる。受けコマ30の内面31は、ボールジョイント15の外形とほぼ同一の円弧形状に形成される。受けコマ30は、その内面31にピストンロッド12の端部のボールジョイント15を収容保持する。
受けコマ30は、下端側を中心にして車両ボディー3の前後方向に揺動できる。受けコマ30は、回転軸Mが左右方向に延在するように、車両ボディー3に取り付けられる。また、受けコマ30の回転軸Mは、バックドア5を閉じた時のボールジョイント15の中心軸Lの延長線上又はこれより若干後方に配置されて、好ましくは中心軸Lより後方に位置するように配置される。
受けコマ30の回転軸Mには、ねじりバネ(弾性体)32が内蔵される。ねじりバネ32は、受けコマ30が後方に向けて揺動するように常に付勢する。これにより、受けコマ30は、立設して内面31が後方を向くように常に付勢される。
受けコマ30は、バックドア5を閉じたときに、ピストンロッド12の端部のボールジョイント15に押圧されて、ボールジョイント15を保持しつつ前方に揺動する。
一方、受けコマ30は、バックドア5を開けるときに、後方に揺動してボールジョイント15を押圧してボールジョイント15を後方に向けて放出する。
次に、車両用開閉体開閉装置1の動作について説明する。
図4は、車両用開閉体開閉装置1の動作を示す説明図である。
最初に、バックドア5を閉じる閉動作時の車両用開閉体開閉装置1の動作について説明する。
まず、バックドア5を押し下げて、バックドア5をドアヒンジ6を中心にして回動させると、ガスステー10は、内部に充填されたガスの圧力(付勢力)に抗して徐々に短縮する。
そして、バックドア5を押し下げ続けると、バックドア5が開口部4を閉塞する直前に、図4(a)に示すように、ガスステー10の下端が受けコマ30に当接する。具体的には、ピストンロッド12に配置されたボールジョイント15のソケット16が受けコマ30の内面31に当接する(実線図示)。このとき、受けコマ30は、内蔵されたねじりバネの付勢力により、内面31が後方を向くように立設した状態である。
さらに、バックドア5を開口部4に向けて押し付けると、ボールジョイント15のソケット16が受けコマ30を前方に向けて押圧する。これにより、受けコマ30が前方向に揺動し始める。つまり、受けコマ30の内面31が上方を向くように揺動する。
そして、図4(b)に示すように、ソケット16は、受けコマ30に載置されるようにして前方向に移動する。
バックドア5で開口部4を閉塞すると、ガスステー10がバックドア5と車両ボディー3の間、すなわち開口部4の左右周縁に収容される。ガスステー10は、その中心軸Lの延長線が受けコマ30の回転軸Mを通る位置に配置される。これにより、ガスステー10の付勢力が受けコマ30の回転軸Mに作用する。このため、受けコマ30は、ボールジョイント15のソケット16を載置した状態で揺動することなく静止する。こうして、受けコマ30は、内面31にソケット16を収容保持する。
また、バックドア5で開口部4を閉塞すると、ソケット16が受けコマ30に載置されるため、ボールジョイント15が上方側に移動する。つまり、ボールジョイント15の連結軸18がバックドア5に沿って上方側に平行移動する。連結軸18は、バックドア5に設けた軸受支持部20に支持されているため、バックドア5に形成された長孔21に沿って平行移動する。これにより、ガスステー10が収縮して、付勢力を増大させる。
このように、バックドア5で開口部4を閉塞すると、ボールジョイント15のソケット16が受けコマ30に収容保持される。同時に、ボールジョイント15が上方側に移動してガスステー10を収縮させる。これにより、増大されたガスステー10の付勢力が受けコマ30を介して車両ボディー3に伝達され、この状態が維持される。したがって、車両用開閉体開閉装置1は、バックドア5で開口部4を閉塞した状態を強固に維持することができるとともに、バックドア5にはガスステーの付勢力が伝達されないため、連続的に負荷が作用することなくクリープ変形を防ぐことができる。
次に、バックドア5を開く開動作時の車両用開閉体開閉装置1の動作について説明する。
図4(b)に示す状態からバックドア5を後方に向けて引く。バックドア5をドアヒンジ6を中心にして回動させると、ガスステー10の下端のボールジョイント15が後方に移動する。
上述したように、バックドア5で開口部4を閉塞しているときは、ガスステー10の付勢力が受けコマ30の回転軸Mよりも前方に作用する。このため、受けコマ30は、前方へ揺動しようとするが、ストッパ33に当接し、ボールジョイント15のソケット16を載置した状態で揺動することなく静止している。
ところが、バックドア5を後方に引いて、ガスステー10の下端のボールジョイント15が後方へ移動すると、ガスステー10の付勢力が受けコマ30の回転軸Mよりも後方側に作用する。このため、受けコマ30は、ガスステー10に付勢されて後方側へ揺動し始める。しかも、受けコマ30の回転軸Mには、ねじりバネが内蔵されているので、受けコマ30が後方側に勢いよく揺動し始める。
これにより、図4(a)に示すように、受けコマ30が後方側に揺動して、内面31が後方を向くように立設した状態になる。したがって、ガスステー10の下端のボールジョイント15のソケット16が受けコマ30から放出される。
受けコマ30が揺動してソケット16が放出されるとき、ボールジョイント15がバックドア5に沿って下方側に移動する。つまり、ボールジョイント15から延出する連結軸18がバックドア5に沿って下方側に平行移動する。連結軸18は、バックドア5に設けた軸受支持部20の長孔21に沿って平行移動する。そして、ボールジョイント15が下方へ移動することにより、ガスステー10の増大されていた付勢力が開放されて、ガスステー10がさらに伸長可能になる。
ガスステー10が伸長することにより、バックドア5が開口部4から離間して、開口部4が解放される。さらに、バックドア5を引き上げて、バックドア5をドアヒンジ6を中心にして回動させることができる。
このように、バックドア5を後方に引いて開口部4から離間させると、ボールジョイント15のソケット16が受けコマ30から放出される。このとき、ガスステー10が付勢力を開放しながら伸長して、受けコマ30を後方側に勢いよく揺動させる。言い換えれば、受けコマ30がボールジョイント15を後方に勢いよく放出する。このため、バックドア5に大きな力を加えなくても、ガスステー10の下端のボールジョイント15のソケット16が受けコマ30から離間する。
したがって、車両搭乗者等がバックドア5を開く開動作時に大きな操作力を要しない。よって、車両用開閉体開閉装置1は、非力な車両搭乗者等に大きな負担を掛けることがない。
以上詳述したように、車両用開閉体開閉装置1によれば、バックドア5を後方に引いて、ガスステー10の下端のボールジョイント15を後方に移動させると、ガスステー10の付勢力が受けコマ30の回転軸Mよりも後方側に作用する。これにより、受けコマ30が後方側へ勢いよく揺動する。したがって、ボールジョイント15のソケット16が受けコマ30から後方側に放出される。
バックドア5を後方に軽く引くだけで、ガスステー10の付勢力が受けコマ30に作用して受けコマ30が揺動する。このため、車両搭乗者等がバックドア5を開くときに大きな操作力を必要とせず、特に非力な車両搭乗者等に大きな負担が掛からない。
受けコマ30は、ボールジョイント15の中心軸Lの延長線上に回転軸Mを有する。このため、バックドア5を閉じる閉動作時には、ガスステー10の付勢力を車両ボディー3に伝達して、この状態を維持できる。
また、バックドア5を開く開動作時には、バックドア5を後方に軽く引くだけで、ガスステー10の付勢力が受けコマ30の揺動を助勢する力になる。このため、バックドア5を開くときに大きな操作力を必要としない。
また、受けコマ30は、付勢力を発生するねじりバネ32を内蔵しているので、バックドア5の開閉動作を円滑に行うことができる。つまり、ねじりバネ32は、受けコマ30がボールジョイント15のソケット16を収容保持し、かつ、ボールジョイント15のソケット16を放出する動作を円滑に行わせることができる。
軸受支持部20は、バックドア5に形成された長孔21を備えるので、簡単な構造でガスステー10のボールジョイント15を平行移動させることができる。これにより、バックドア5の開閉動作を円滑に行うことができる。
本発明の実施形態は、例として呈示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
上述した実施形態では、軸受支持部20がバックドア5に配置される場合について説明したが、これに限らない。軸受支持部20がガスステー10の下端(ピストンロッド12の先端)に設けられる場合であってもよい。すなわち、ピストンロッド12の先端に長孔を設け、この長孔にボールジョイント15の連結軸18を挿通して、ガスステー10の伸長方向に平行移動させるようにしてもよい。
ガスステー10のシリンダ11側が車両ボディー3に連結され、ピストンロッド12側がバックドア5に連結される場合に限らない。上述した実施形態とは逆に、ガスステー10のシリンダ11側がバックドア5に連結され、ピストンロッド12側が車両ボディー3に連結されてもよい。
受けコマ30は、略J字形状や略C字形状に限らない。受けコマ30は、例えばL字形状等であってもよい。受けコマ30は、ボールジョイント15のソケット16を収容保持できる形状であれば、その形状は任意である。
1 車両用開閉体開閉装置
3 車両ボディー(車両)
4 開口部
5 バックドア(開閉体)
6 ドアヒンジ
10 ガスステー(付勢部)
11 シリンダ
12 ピストンロッド
15 ボールジョイント(軸受部)
16 ソケット
17 球頭部
18 連結軸
20 軸受支持部
21 長孔
22 フランジ
23 管状ベアリング
30 コマ
31 内面
32 ねじりバネ(弾性体)
33 ストッパ
L 中心軸
M 回転軸

Claims (2)

  1. 車両に形成された開口部を前記車両に対して回動可能に連結された開閉体により開閉する車両用開閉体開閉装置において、
    前記車両および前記開閉体に対して両端がそれぞれ回動可能に連結され、伸長方向への付勢力を発生して前記開閉体の開動作を助勢する付勢部と、
    前記開閉体と前記付勢部を連結する軸受部を前記開閉体の開閉動作時に伸長方向に平行移動可能に支持する軸受支持部と、
    前記車両に対して揺動可能に配置されて、前記開閉体の閉動作時に前記軸受部に押圧されて揺動して、前記付勢部が短縮するように付勢力に抗しながら前記軸受部を収容保持し、前記開閉体の開動作時に前記付勢部の付勢力により揺動して、前記付勢部を伸長させながら前記軸受部を放出する受けコマと、
    を備える車両用開閉体開閉装置。
  2. 前記受けコマは、前記開閉体の閉塞時に前記付勢部の伸長方向の延長線上よりも後方もしくは上方に回転軸を有する、請求項1に記載の車両用開閉体開閉装置。
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