JP2019167697A - ピット構築用型枠およびピット構築方法 - Google Patents

ピット構築用型枠およびピット構築方法 Download PDF

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Abstract

【課題】工期の短縮を図ることができるピット構築用型枠およびピット構築方法を提供する。【解決手段】ピット構築用型枠10は、床面の掘削穴に設置され、機器が設置されるピットを囲む枠部材20pにより形成された型枠本体20が、打設されたコンクリート硬化後に埋殺しされる。この型枠本体20には、型枠本体20と掘削穴の底面との間に隙間を空けるための高さ位置決め部材としてアジャスターボルト30が設けられている。1度の打設工程にて、コンクリートを打設すると、掘削穴の底部に隙間ほどの底盤ができ、型枠本体20の周囲に床面が形成される。【選択図】図1

Description

本発明は、掘削穴に設置された型枠本体が打設されたコンクリート硬化後に埋殺しされるピット構築用型枠およびピット構築方法に関するものである。
車両の整備工場では、車両の底面部分を整備・修理するために、車両を床面から上昇させるリフト装置や、車両の重量を測定する重量計、ブレーキ、速度計などの検査を行うための試験機などの各種機器が、床面から掘り下げたピットに設置される。
これらの機器を設置するときには、床面から掘り下げた掘削穴に、ピットの空間を確保するための枠をコンクリートにより形成し、枠と掘削穴の周壁との間にコンクリートを打設してピットを形成する。
このようなピットの構築に関連する技術として、給油装置を設置するものではあるが、特許文献1に記載されたものが知られている。
特許文献1に記載の給油装置は、鋼製の矩形枠による鋼製ピットの上端が顕出するように、アイランド内に埋設する転倒防止部材としての鋼製ピットをアンカーボルトでベットに締結し、ベットとハウジング本体とはボルトで締結することで、ハウジング本体をベットを介してアイランド上に設置するようにとしたものである。
特許文献1に記載の給油装置では、アイランド内にピットを形成するのに、鋼製の矩形枠による鋼製ピットを型枠として使用し、コンクリート硬化後に鋼製ピットがそのまま埋め殺しされ、その上端が顕出するようにアイランド内に埋設される、と記載されている。
特許第3975687号公報
ここで、ピットに機器が設置される従来のピット構築方法を図面に基づいて説明する。
図5(A)に示すように、掘削穴Dの底面D1に鉄筋Rを配筋し、コンクリートを打設して、図5(B)に示すように、底盤P1を形成して平坦面を形成する。
次に、図5(C)に示すように、底盤P1上に木製の板材などでピットの周壁を形成するための周壁用型枠Fを形成し、この周壁用型枠Fにコンクリートを打設する。このとき、ピットとなる周壁用型枠Fの縁部にアングルと称されるL字状金具Aを設置しておく。
そして、図5(D)に示すように、掘削穴Dの周壁D2と周壁用型枠Fとの間にコンクリートを打設することで、コンクリートが囲う、機器が設置されるピットPが形成される。
しかし、この従来のピット構築方法では、2回のコンクリートの打設が必要である。図5に示す例では、同図(B)の底盤P1のためのコンクリートを打設すると、その硬化を待たなければ、同図(C)の打設用型枠Fの設置ができないため、かなりの時間を要する。
そこで本発明は、工期の短縮を図ることができるピット構築用型枠およびピット構築方法を提供することを目的とする。
本発明のピット構築用型枠は、床面の掘削穴に設置され、機器が設置されるピットを囲む枠部材により形成された型枠本体が、打設されたコンクリート硬化後に埋殺しされるものであり、前記型枠本体に、前記型枠本体と前記掘削穴の底面との間に隙間を空けるための高さ位置決め部材が設けられていることを特徴とする。
本発明のピット構築方法は、床面の掘削穴に設置され、機器が設置されるピットを囲む枠部材により形成された型枠本体が、打設されたコンクリート硬化後に埋殺しされるピット構築用型枠を用いた方法において、前記型枠本体の下方に隙間を空けるための高さ位置決め部材が設けられた前記ピット構築用型枠を、掘削穴に配置する工程と、前記型枠本体と前記掘削穴の周壁との間に、前記床面までの高さのコンクリートを打設すると共に、前記型枠本体の内側に前記掘削穴の底盤となる厚みのコンクリートを打設する工程と、
前記コンクリートを硬化させる工程とを含むことを特徴とする。
本発明によれば、型枠本体と掘削穴の底面との間に隙間を空けるための高さ位置決め部材が、型枠本体に設けられているため、掘削穴に型枠本体を設置してコンクリートを打設するだけで、型枠本体の下方に底盤の厚みの層ができるため、硬化すると底盤が形成できる。また、型枠本体の外側にコンクリートが打設されることで、型枠本体の周囲部に床面を形成することができる。従って、一度の打設工程にてコンクリートの打設を完了することができる。
前記高さ位置決め部材を、前記型枠本体の下端に設けられた足部とすることができる。足部により掘削穴の底面からの型枠本体の位置決めすることで、ピットの底盤の厚みを容易に調整することができる。
前記高さ位置決め部材を、前記型枠本体の上端に連結して前記掘削穴に前記型枠本体を吊り下げる吊り下げ部とすることができる。型枠本体を掘削穴に吊り下げるだけで、掘削穴の底面の状態に関係なく型枠本体の高さの位置決めを行うことができる。
前記型枠本体の上端および下端のいずれか一方、または両方には、外向きのフランジ部が形成されていると、コンクリートがフランジ部の間に入り込み、しっかりと保持されるため、型枠本体をコンクリートに強固に固定することができる。また、型枠本体の上端にフランジ部が形成されていれば、ピットの開口縁部を補強することができる。
前記型枠本体の外壁との間に隙間を空けた状態でフランジ部同士を接続する補強部が形成されていると、型枠本体の枠部材単体の曲がりや捩れを抑止すると共に、コンクリートがフランジ部の間に入り込む際に、外壁と補強部との間にコンクリートが入り込むため、型枠本体を更にコンクリートに強固に固定することができる。
前記フランジ部は、外向き部分と、前記外向き部分の先端に形成され、前記型枠本体の上端であれば下方に向かう下向き部分、前記型枠本体の下端であれば上方に向かう上向き部分とを備えることができる。
コンクリートを打設したときに、コンクリートがフランジ部の内側に抱き込まれるように入り込むため、フランジ部をより強固にコンクリートと固着させることができる。
本発明によれば、型枠本体の外側にコンクリートが打設されることで、型枠本体の周囲部に床面を形成することができるので、一度の打設工程にてコンクリートの打設を完了することができる。従って、工期の短縮を図ることができる。
本発明の実施の形態1に係るピット構築用型枠を示す斜視図である。 (A)から(D)は、図1に示すピット構築用型枠を用いたピット構築方法の各工程を説明するための図である。 本発明の実施の形態1に係るピット構築用型枠の変形例を説明するための図であり、型枠本体の枠部材の断面図である。 本発明の実施の形態2に係るピット構築用型枠を示す図である。 (A)から(E)は、従来のピット構築方法の各工程を説明するための図である。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1に係るピット構築用型枠を図面に基づいて説明する。
図1に示すようにピット構築用型枠10は、床面の掘削穴に設置され、打設されたコンクリート硬化後に埋殺しされ、機器が設置されるピットを構築するための型枠である。ピット構築用型枠10は、機器が設置されるピットを囲む板状部材により形成された鋼製の型枠本体20を有している。
型枠本体20は、本実施の形態1では平面視矩形状に形成されている。型枠本体20は、各辺に対応する板状部材により形成された枠部材20p同士がナットとボルトにより連結されている。
枠部材20pの上下方向の長さは、後述するアジャスターボルトを掘削穴に立設したときに、型枠本体20の上端20tが掘削穴の開口位置である床面と同じ位置となる長さに形成されている。
型枠本体20(枠部材20p)の上端20tには、外向きのフランジ部22が形成されている。また、型枠本体20の下端20bにも、外向きのフランジ部23が形成されている。
フランジ部22とフランジ部23との間には、矩形板材による補強部24が、フランジ部22とフランジ部23とに両端部を接続し、型枠本体20の外壁21との間に隙間を空けた状態で形成されている。
型枠本体20の隣接する双方の枠部材20pには、筋交い部25がボルトとナットとにより連結されている。従って、外側から枠部材20pおよび筋交い部25を挿通するボルトから、ボルトにねじ込まれた内側のナットを取り外すことで、この筋交い部25が取り外し可能である。
型枠本体20の下端20bに、高さ位置決め部材として機能する足部となるアジャスターボルト30が設けられている。このアジャスターボルト30は、型枠本体20を、少なくとも底盤の厚み以上の高さに位置させる長さを有する。
以上のように構成された本発明の実施の形態1に係るピット構築用型枠を用いたピット構築方法を図面に基づいて説明する。
まず、作業者は、型枠本体20の枠部材20pを分解した状態で車両に搭載して、設置場所まで運搬する。そして、作業者は、設置場所にて枠部材20pをナットとボルトにより連結して型枠本体20を組み立てる。型枠本体20は分解できるため運搬が容易である。
次に、図2(A)に示すように、配筋工程にて、床面から掘り下げた掘削穴Dの底面D1に、底盤およびピットの周囲部を補強する鉄筋Rを配筋する。
次に、図2(B)に示すように、設置工程にて、図1に示すピット構築用型枠10が掘削穴Dに配置される。このときのアジャスターボルト30は、型枠本体20の下端20bの位置が定盤の高さ位置となるように調整される。
次に、打設工程にて、型枠本体20の外側20o(外壁21と掘削穴Dの周壁D2との間)にコンクリートを打設する。型枠本体20はアジャスターボルト30により下方に隙間ができる。そのため、型枠本体20の外側20oから、型枠本体20の下方を通過させて内側20iにコンクリートを流し込ませることができる。
また、型枠本体20の外側20oからの流し込みで内側20iのコンクリートが不足するときには、型枠本体20の上方から枠内に直接コンクリートを投入して内側20iにコンクリートを打設してもよい。
型枠本体20の内側のコンクリートは、型枠本体20の下端20bの厚みまでとする。外側20oのコンクリートは、掘削穴Dの開口部までの高さとする。
これにより、コンクリートは、内側20iでは下端20bの厚みまで打設され、外側20oでは、それ以上の高さに打設される。しかし、コンクリートの粘性が高く、掘削穴Dの深さが機器を設置する程度の深さである。そのため、コンクリートの厚みによる圧力が外側20oから下方を通じて内側20iに掛かっても、外側20oに打設されたコンクリートが、型枠本体20の下方に回り込み、内側20iへ流れ込むことは無く、内側20iのコンクリートの高さは上昇しない。
従って、図2(C)に示すように、ピット構築用型枠10の下端20bの厚みまでコンクリートが打設されることで、型枠本体20の下方に底盤P1の厚みの層ができるため、硬化すると底盤P1が形成できる。また、図2(D)に示すように、型枠本体20の外側20oにコンクリートが打設されることで、型枠本体20の周囲部に床面FLを形成することができる。
次に、図1に示す筋交い部25を枠部材20pに連結していたナットを外して、筋交い部25を取り外す。後は、コンクリートが硬化すれば、ピット構築用型枠10に囲まれたピットP(図2(D)参照)に、機器設置の作業者による機器の設置ができるため、ピット構築用型枠10を設置する作業者は、コンクリートの硬化を待つこと無く、作業を終えることができる。
このように本実施の形態1に係るピット構築用型枠を用いたピット構築方法によれば、1度のコンクリートの打設工程にてピットPが構築できるため、工期を短縮することができる。
図2(B)および同図(C)に示すようにアジャスターボルト30により掘削穴Dの底面D1からの型枠本体20の位置決めすることで、ピットPの底盤P1の厚みを容易に調整することができる。
図1に示す型枠本体20の上端20tに外向きのフランジ部22が形成されていることで、ピットPの周縁部を補強するL字状金具の設置を省略することができる。
また、型枠本体20の上端20tと下端20bとに、フランジ部22,23が形成されていることで、コンクリートがフランジ部22,23の間に入り込み、しっかりと保持されるため、型枠本体20をコンクリートに強固に固定することができる。
フランジ部22,23との間に補強部24が形成されているため、型枠本体20の枠部材20p単体の曲がりや捩れを抑止すると共に、コンクリートがフランジ部22,23の間に入り込む際に、外壁21と補強部24との間にコンクリートが入り込むため、型枠本体20を更にコンクリートに強固に固定することができる。
筋交い部25が枠部材20pに連結しているため、コンクリートが硬化するまでの型枠本体20の変形を抑止することができ、コンクリート硬化後には簡単に取り外すことができ、機器を設置するスペースを確保することができる。
本実施の形態1では、高さ位置決め部材となる足部として、アジャスターボルト30が設けられていたが、図2(B)に示すように型枠本体20と掘削穴Dの底面D1との間に隙間を空けることができ、図2(C)に示す底盤P1が形成できればよいので、単なる棒状部材でもよい。
(実施の形態1の変形例)
本発明の実施の形態の形態1の変形例に係るピット構築用型枠を図面に基づいて説明する。なお、図3においては、図1と同じ構成のものは同符号を付して説明を省略する。
図3に示すピット構築用型枠11は、型枠本体の枠部材20qの断面図である。
型枠本体20xは、上端20tと下端20bとに、外向きのフランジ部221,231が形成されている。
型枠本体20xの上端20tに形成されたフランジ部221は、外向き部分221aと、外向き部分221aの先端に形成され、下方に向かう下向き部分221bとから形成されている。
型枠本体20xの下端20bに形成されたフランジ部231は、外向き部分231aと、外向き部分231aの先端に形成され、上方に向かう上向き部分231bとから形成されている。
このようにフランジ部221,231が外向き部分221a,231aだけでなく、下向き部分221bまたは/および上向き部分231bが形成されているため、コンクリートを打設したときに、コンクリートがフランジ部221,231の内側に抱き込まれるように入り込むため、フランジ部221,231をより強固にコンクリートと固着させることができる。
なお、本実施の形態では、型枠本体20xの上端20tおよび下端20bの両方にフランジ部221,231が形成されていたが、いずれか一方でもよい。その場合には、フランジ部221またはフランジ部231を省略してもよいし、図1に示すフランジ部22,23としてもよい。
しかし、ピットP(図5参照)の開口縁部を補強する上でも、少なくとも、上端20tには、フランジ部22,221が形成されていることが望ましい。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係るピット構築用型枠を図面に基づいて説明する。
なお、図4においては、図1と同じ構成のものは同符号を付して説明を省略する。
図4に示すピット構築用型枠12は、型枠本体20に、型枠本体20と掘削穴Dの底面D1との間に隙間を空けるための高さ位置決め部材が設けられてい。
本実施の形態2では、この高さ位置決め部材を、型枠本体20の上端に連結して掘削穴Dに型枠本体20を吊り下げる吊り下げ部40としている。
吊り下げ部40は、掘削穴Dの両側の周囲部D2に懸架される棒状部材41を備えている。
この棒状部材41は、フランジ部22の下面に取り付けられたナット42aに、棒状部材41を挿通した状態のボルト42bがねじ込まれることで、型枠本体20と固定されている。
また、棒状部材41は、掘削穴Dの両側の周囲部D2に打ち込まれたコンクリートアンカー43aに、棒状部材41を挿通した状態のボルト43bがねじ込まれることで、周囲部D2と固定されている。
このとき、掘削穴Dの周囲部が不陸であると、棒状部材41が傾斜した状態となる。その場合には、棒状部材41の下に薄板44をスペーサーとして挿入したり、ボルト43bの高さを調整したりして、棒状部材41が水平となるように調整する。
この吊り下げ部40により吊り下げられた型枠本体20は、掘削穴Dの下方に底盤の厚みの隙間ができる。
従って、このような状態でコンクリートを打設することで、底盤と、型枠本体20の周囲部の床面とを同時に形成することができる。
コンクリートを打設し、コンクリートが硬化した後に、ボルト42b,43bを取り外せば、棒状部材41を取り除くことができる。
このように、高さ位置決め部材を、型枠本体20の上端に連結して掘削穴Dに型枠本体20を吊り下げる吊り下げ部40とすることにより、型枠本体20を掘削穴D1に吊り下げるだけで、掘削穴Dの底面D1の状態に関係なく型枠本体の高さの位置決めを行うことができる。
以上、本発明の実施の形態1,2に係るピット構築用型枠を説明した。
図1に示すピット構築用型枠10では平面視矩形状に形成されているが、型枠本体はピット形状に応じて変形が可能である。
本発明は、床面から掘り下げた掘削穴に形成され、機器が設置されるピットの構築に好適である。
10,11,12 ピット構築用型枠
20,20x 型枠本体
20t 上端
20b 下端
20i 内側
20o 外側
20p,20q 枠部材
21 外壁
22,23,221,231 フランジ部
221a,231a 外向き部分
221b 下向き部分
231b 上向き部分
24 補強部
25 筋交い部
30 アジャスターボルト
40 吊り下げ部
41 棒状部材
42a ナット
42b ボルト
43a コンクリートアンカー
43b ボルト
44 薄板
D 掘削穴
D1 底面
D2 周壁
R 鉄筋
P ピット
P1 底盤
FL 床面

Claims (7)

  1. 床面の掘削穴に設置され、機器が設置されるピットを囲む枠部材により形成された型枠本体が、打設されたコンクリート硬化後に埋殺しされるピット構築用型枠において、
    前記型枠本体に、前記型枠本体と前記掘削穴の底面との間に隙間を空けるための高さ位置決め部材が設けられているピット構築用型枠。
  2. 前記高さ位置決め部材は、前記型枠本体の下端に設けられた足部である請求項1記載のピット構築用型枠。
  3. 前記高さ位置決め部材は、前記型枠本体の上端に連結して前記掘削穴に前記型枠本体を吊り下げる吊り下げ部である請求項1記載のピット構築用型枠。
  4. 前記型枠本体の上端および下端のいずれか一方、または両方には、外向きのフランジ部が形成された請求項1から3のいずれか項に記載のピット構築用型枠。
  5. 前記型枠本体の外壁との間に隙間を空けた状態でフランジ部同士を接続する補強部が形成された請求項4記載のピット構築用型枠。
  6. 前記フランジ部は、外向き部分と、前記外向き部分の先端に形成され、前記型枠本体の上端であれば下方に向かう下向き部分、前記型枠本体の下端であれば上方に向かう上向き部分とを備えた請求項4または5記載のピット構築用型枠。
  7. 床面の掘削穴に設置され、機器が設置されるピットを囲む枠部材により形成された型枠本体が、打設されたコンクリート硬化後に埋殺しされるピット構築用型枠を用いたピット構築方法において、
    前記型枠本体の下方に隙間を空けるための高さ位置決め部材が設けられた前記ピット構築用型枠を、掘削穴に配置する工程と、
    前記型枠本体と前記掘削穴の周壁との間に、前記床面までの高さのコンクリートを打設すると共に、前記型枠本体の内側に前記掘削穴の底盤となる厚みのコンクリートを打設する工程と、
    前記コンクリートを硬化させる工程とを含むピット構築方法。
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