JP2019167665A - 多重の弾性糸を有するストレッチ糸および布地 - Google Patents
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Abstract
Description
出す必要がある。
り合わせ、または硬性糸と交じり合わされたもののことである。エラストマー繊維と硬性糸とを含んでいるプレカバード弾性糸を、本明細書の文中では「プレカバードヤーン」とも呼ぶ。硬性糸でのカバーリングは、繊維製品の工程においてエラストマー繊維を摩耗から保護するように機能する。このような摩耗は、エラストマー繊維の破損、それに伴う結果としての工程の中断および望ましくない布地非均一性を招きかねない。さらに、このカバーリングはエラストマー繊維の弾性挙動の安定化を助けることから、繊維製品の工程におけるプレカバード弾性糸の伸びを、裸のエラストマー繊維を用いた際に見込まれる伸びと比べてより均一に制御することができる。プレカバードヤーンは、糸および布地の引張弾性率を増加させることもでき、布地の回復力および寸法安定性の改善に役立つ。
ピードより速い。フィードローラー46および64のスピードを調節することで、所望のドラフト比または延伸比が得られる。
io of yarn denier)が35%より低いとき、布地には実質的な目むきは生じない。仕上げ工程後、プレカバードヤーンの中に含まれている2種の弾性コア繊維は、目に見えず、触れることもできない。
る上で重要である。布地は、連続レンジ工程(continuous range process)および後染めジェット工程で仕上げることができる。連続仕上げプラントおよび後染め工場で見られる従来の設備は、大抵の場合は加工に適している。通常の一連の仕上げ工程には、前処理(preparation)、染色および仕上げが含まれる。前処理および染色工程、例えば、シンギング(singing)、糊抜き、精錬、漂白、マーセライズ加工および染色では、弾性織物の通常の加工方法で大抵は十分である。
糸の回復可能な伸張率
本実施例で使用した弾性繊維の回復可能な伸張率は、次のように測定した。各糸サンプルを、張力約0.1gpd(0.09dN/tex)で、かせ枠を用いて、総デニール値5000+/−5(5550dtex)のかせにした。かせを70°F(+/−2°F)(21°+/−1℃)および相対湿度65%(+/−2%)の条件下に最低16時間おいた。かせをスタンドから実質的に垂直に吊り下げ、6mg/den(5.4mg/dtex)の重り(例えば、5550dtexのかせには30グラム)を、かせの下端に吊り下げ、加重されたかせが平衡長になるようにし、かせの長さを1mm単位で(within
1 mm)測定し、「Cb」として記録した。5.4mg/dtexの重りは、試験期間にわたり、かせにかけたままにした。次に、1030グラムの重り(206mg/d、185.4mg/dtex)をかせの下端から吊り下げ、かせの長さを1mm単位で測定し、「Lb」として記録した。
布地のストレッチ方向(一方向または複数方向)に特定の荷重(すなわち、力)がかかった際の伸び率(%)について布地を評価する。ここで布地のストレッチ方向とは、複合糸(すなわち、緯糸、経糸、または、緯糸および経糸)の方向である。60cm×6.5cm寸法のサンプル3枚を布地から切り取った。長い方の寸法(60cm)は、ストレッチ方向に相当する。サンプルを部分的にほぐし、サンプル幅を5.0cmに狭める。次いで、サンプルを少なくとも16時間にわたり20℃+/−2℃および相対湿度(relatively humidity)65%+/−2%の条件下に置いた。
がるようにし、それにより布地サンプルを伸張させた。布地に負荷がかかっている状態で2つのベンチマーク間の距離をミリメートル単位で測定した。この距離をMLとする。ベンチマーク間の元の距離(すなわち、伸張されていない状態での距離)をGLとした。個々のサンプルそれぞれについての布地伸び率(%)を、次のように計算した:
伸び率(%)(E%)=((ML−GL)/GL)×100
3回の伸び率の結果を平均し、最終的な結果とした。
伸張させると、残留伸びのない布地であれば、伸張前の元の長さに完全に回復する。しかし、典型的には、ストレッチ布地は完全には回復せず、長時間の伸張後にはわずかに長くなっている。このわずかな長さの増加を「残留伸び」と呼ぶ。
80%時のE(長さ)=(E%/100)×0.80×L
(式中、Lはベンチマーク間の元の長さ(すなわち、50.0cm)とした)
として計算した。サンプルの両端をクランプ固定し、ベンチマーク間の長さが上で計算したL+E(長さ)に等しくなるまでサンプルを伸張させた。この伸張状態を30分間維持し、その時間が経過した後、伸張させる力を解放し、サンプルが自由に吊り下がり弛緩するようにした。60分後、残留伸び率(%)を、
残留伸び率(%)=(L2×100)/L
(式中、L2は、弛緩後のサンプルにおけるベンチマーク間の長さの増加であり、Lは、ベンチマーク間の元の長さであった)として測定した。この残留伸び率(%)を各サンプルについて測定し、結果を平均して残留伸びの数値を決定した。
洗濯後に布縮みを測定した。まず、布地を、伸び試験および残留伸び試験の場合と同じ温度および湿度条件下に置いた。次いで、2枚のサンプル(60cm×60cm)を布地から切り取った。サンプルは、縁から少なくとも15cm離れた位置で取った。布地サンプルに、4辺が40cm×40cmの四角形の印を付けた。
C%=((L1−L2)/L1)×100
(式中、L1はマーキング間の元の距離(40cm)であった。L2は、乾燥後の距離で
ある)として計算した。結果をサンプルについて平均し、緯糸方向と経糸方向の両方について報告する。縮み率が負の数値である場合は膨張を反映しており、これは、硬性糸の挙動が原因で、場合により起こり得た。
織物布地サンプルは、10cm直径の金型を用い、金型による打抜きによって得た。切り抜いた織物布地サンプルをそれぞれグラム単位で秤量した。次いで、「布地重量」をグラム/平方メートルとして計算した。
Inc.)を用いて49℃にて10分間、前洗浄した。その後、この布地を、6.0重
量%のSynthazyme(登録商標)(Dooley Chemicals.LLC
Inc.)および2.0重量%のMerpol(登録商標)LFH(E.I.DuPont Co.)を用いて71℃にて30分間糊抜きし、次いで、3.0重量%のLubit(登録商標)64、0.5重量%のMerpol(登録商標)LFHおよび0.5重量%のリン酸三ナトリウムを用いて82℃にて30分間洗浄した。布地の仕上げに続き、テンテフレーム(tente frame)に張った状態で160℃にて1分間の乾燥を行った。
これは、革新的な糸ではない。このコアスパンヤーンは、16Neで、綿のシースによりカバーリングされている40d LYCRA(登録商標)スパンデックス繊維を1本有する。LYCRA(登録商標)繊維のドラフト比は、カバーリング工程においては3.5×である。綿の撚りレベルTMは、1インチ当たり18回撚りである。この糸のボイルオ
フ後の回復可能な伸張率は、17.71%である。
このコアスパンヤーンは、16Neで、綿のシースによりカバーリングされている2組のLYCRA(登録商標)スパンデックス繊維を有する。弾性コアI繊維は、20D T162Bであり、弾性コアII繊維は、同じく20D T162Bである。弾性繊維の総デニール値は、40デニールである。LYCRA(登録商標)繊維のドラフト比は、カバーリング工程においては3.5×である。綿の撚りレベルTMは、1インチ当たり18回撚りである。したがって、このコアスパンヤーンは、1のコアスパンヤーンの代わりに2組のコア弾性フィラメントを有する以外は、番手、LYCRA(登録商標)繊維のデニール値および撚糸レベルなど、糸例Aと同じ構造を有する。この糸の回復可能な伸張率は20.63%であり、サンプルAの糸より2.92パーセント高い。このことは、2組のフィラメントからなるコアを有する糸は、スパンデックスの含有量が同じであれば、1組のフィラメントコアを有する糸より回復可能な伸張率が高いことを意味する。このようにして、革新的な糸は、同じ量の弾性繊維を使用して、布地に高い伸張性および高い回復力を付与することができる。
これは、革新的な糸ではない。このコアスパンヤーンは、16Neで、綿のシースによりカバーリングされている70d LYCRA(登録商標)スパンデックス繊維を1本有する。LYCRA(登録商標)繊維のドラフト比は、カバーリング工程においては3.8×である。綿の撚りレベルTMは、1インチ当たり18回撚りである。この糸のボイルオフ後の回復可能な伸張率は、38.71%であり、糸の縮み率は2.28である。
このコアスパンヤーンは、16Neで、綿のシースによりカバーリングされている2組のLYCRA(登録商標)スパンデックス繊維を有する。弾性コアI繊維は、30D T162Bであり、弾性コアII繊維は、40D T162Bである。弾性繊維の総デニール値は、70デニールである。LYCRA(登録商標)繊維のドラフト比は、カバーリング工程においては両方とも3.8×である。綿の撚りレベルTMは、1インチ当たり18回撚りである。したがって、このコアスパンヤーンは、1組のコアスパンヤーンの代わりに2組のコア弾性フィラメントを有する以外は、糸例Cと同じ構造を有する。この糸回復可能な伸張率は40.88%であり、糸サンプルCより2.17ユニットパーセント高い。このことは、2組のフィラメントからなるコアを有する糸は、スパンデックスの含有量が同じであれば、1組のフィラメントコアを有する糸より回復可能な伸張率が高いことを示している。このようにして、革新的な糸は、同じ量の弾性繊維を使用して、布地に高い伸張性および高い回復力を付与することができる。
典型的なストレッチ織りボトムウェイト布地
これは、本発明によらない比較例である。経糸は40/2Ne番手のリングスパンヤーンであった。緯糸は、20Neの綿と40D Lycra(登録商標)とのコアスパンヤーンであった。Lycra(登録商標)のドラフト比は、3.5×である。この緯糸は、典型的なストレッチ織りカーキ布地において使用される典型的なストレッチ糸であった。織機のスピードは、1インチ当たり56ピックのピックレベルで1分当り500ピックであった。表3に試験結果をまとめてある。試験結果は、仕上げ後のこの布地が、重量(8.95g/m2)、伸張率(37.6%)、幅(50.5インチ)、緯糸の洗浄縮み(0.91%)、布地残留伸び(8.7%)であったことを示している。データから、このストレッチ糸と布地構造の組合せでは布地の残留伸び率が高くなったことがわかる。
二重弾性繊維を有するストレッチ布地
このサンプルは、例1のものと同じ布地構造を有していた。唯一の違いは、二重コア弾性繊維、すなわち、ドラフト比3.5×の40D LYCRA(登録商標)繊維と、ドラフト比1.8×の40d LYCRA(登録商標)繊維とを含有する20s緯糸を使用していることであった。経糸は、40/2Neのリングスパン綿であった。織機のスピードは、1インチ当たり56ピックで1分当り500ピックであった。表3に試験結果をまとめてある。表3は、このサンプルでは伸張率は同程度であるが布地残留伸びレベルが低下している(6.4%)ことを明らかに示している。したがって、ドラフト比の異なる弾性コア繊維2種を同一糸内で用いることにより、カバードヤーンおよび布地は、異なる特徴を獲得することができる。例えば、弾性コアI繊維の高いドラフト比により布地に高い伸張性を与える一方、弾性コアII繊維のドラフト比を低くすることで布地に低い残留伸び、高い回復性を与えるが布縮みは増加させない。このようにして、高い伸張性、高い回復性および低い縮み率を有する布地を生産することができる。
二重弾性繊維を含有するストレッチ布地
このサンプルは、例1のものと同じ布地構造を有していた。唯一の違いは、コアスパンヤーン、すなわち、ドラフト比3.5×の40D T162B LYCRA(登録商標)繊維と、ドラフト比3.5×の40d Easyset LYCRA(登録商標)繊維を緯糸に使用していることであった。経糸は、20Neの綿100%リングスパンヤーンであった。3/1綾織りパターンを適用した。仕上がった布地は、重量が(9.19g/m2)、緯糸方向の伸張率が38.4.0%、残留伸び率が7.9%であった。これは、弾性コアIIの中のEasyset LYCRA(登録商標)繊維が布地の伸張レベルを維持しながら布地の残留伸び率を例1の8.7%から7.9%に低下させていることを明らかに示すものである。
スパンデックスと弾性ポリオレフィン繊維とを有するストレッチ布地
経糸は、7.0Ne番手と8.4Ne番手とがミックスされたオープンエンドヤーンであった。経糸は、ビーミングの前にインディゴ染色した。緯糸は、40D T162B Lycra(登録商標)スパンデックスと40D弾性ポリオレフィン繊維とを有する16Neのコアスパンヤーンである。Lycra(登録商標)繊維および弾性ポリエステル繊維は、カバーリング工程において3.5×にドラフトした。表3に、布地特性を一覧にしてある。この糸で作製された布地は、良好な綿の手ざわり(hand)、良好な伸張率(47.8%)および良好な回復性(残留伸び率6.5%)を呈した。試験結果はすべて、スパンデックスと弾性ポリオレフィンフィラメントとの組合せは良好な布地伸張性および残留伸びを生み出すことができることを示している。布地には、目むきはない。弾性フィラメントは布地表面からも布地裏からも見えない。
。スパンデックスと弾性ポリオレフィンの両方を含有する布地は、良好な伸張性および良好な回復性とともに、より良好な耐熱性、より低い縮み率、ならびに、より良好な耐薬品性、例えばスイミングプールおよびデニム漂白工程での耐塩素性を備えることができる。
スパンデックスとプレカバード弾性糸とを含有するストレッチ布地
このサンプルは、例1と同じ布地構造を有していた。違いは、緯糸方向のコアスパンヤーンであった。このコアスパンヤーンは、糸のコアに裸の40D LYCRA(登録商標)繊維1種とプレカバード弾性糸(40D/34fナイロン/40D Lycra(登録商標)エアカバードヤーン)1種とを含有している。裸の40D LYCRA(登録商標)繊維のドラフト比は1.8×であり、プレカバード弾性糸の中のLYCRA(登録商標)繊維のドラフト比は3.2×である。この布地は、例1と同じ経糸および構造を用いていた。さらに、織りおよび仕上げ工程も例1と同じであった。表3に試験結果をまとめてある。このサンプルは、伸張率が良好(35.9%)であり、緯糸方向の洗浄縮み率が良好(0.65%)であり、布地の残留伸び率が良好(5.3%)であったことがわかる。布地の外観および手触りは優れていた。プレカバード弾性糸(40D/34fナイロン/40D Lycra(登録商標)繊維AJY糸)を追加すると、布地の残留伸び率は顕著に低下した。
スパンデックスとプレカバード弾性糸とを含有するストレッチ布地
このサンプルは、例5のものと同じ布地構造を有していた。唯一の違いは、カバーリング工程における裸の40D LYCRA(登録商標)繊維のドラフト比であった。ここでの裸のLYCRA(登録商標)繊維のドラフト比は3.5×であるが、例5では1.8×であった。布地重量は、8.96OZ/yd2であり、緯糸の伸び率は37.8%であった。この布地は、緯糸における残留伸び率が非常に低かった(5.9%)。このサンプルは、さらなる弾性複合糸を追加すると、残留伸び率の低い高性能ストレッチ布地を生み出すことができることをさらに裏付ける。二重弾性糸を用いると、布地の残留伸び率が例1の8.7%から5.9%になる。例5と比較すると、ドラフト比を高めたことにより、重量および伸張性も増している。
スパンデックスとプレカバード弾性糸とを含有するストレッチデニム
この例は、例4と同じ経糸および同じ布地構造を有していた。経糸は、7.0Ne番手と8.4Ne番手とがミックスされたオープンエンドヤーンであった。経糸は、ビーミングの前にインディゴ染色した。緯糸は、40D Lycra(登録商標)スパンデックスと50D/24fポリエステル/40D LYCRA(登録商標)繊維のエアジェットカバードヤーンとを有する16Neのコアスパンヤーンである。Lycra(登録商標)のドラフト比は、裸のコアにおいては3.5×、複合コアにおいては1.8×である。このサンプルは、革新的な繊維である。織機のスピードは、1インチ当たり44ピックのピックレベルで1分当り500ピックであった。表3に試験結果をまとめてある。試験結果は、洗浄後のこの布地が、重量(12.80OZ/Y2)、緯糸伸張率35.3%、緯糸の残留伸び率3.5%であったことを示している。
スパンデックスとプレカバード弾性糸とを含有するストレッチデニム
この例は、プレカバード弾性糸におけるLYCRA(登録商標)繊維のドラフト比(例8のドラフト比2.6×に対して例7ではドラフト比1.8×))であることを除き、例7と同じ経糸および同じ布地構造を有していた。表3に試験結果をまとめてある。このサンプルが、サンプル7と比較して良好な伸張率を有していた(緯糸、40.4%)ことは
明らかである。
スパンデックスとPBTストレッチ繊維とを有するストレッチ布地
この例は、50D/26f PBTストレッチ繊維を弾性コアII繊維として使用していることを除き、例7および8と同じ経糸および同じ布地構造を有していた。この裸の50D/26f PBT繊維は、ASTM D6720の方法で試験すると、回復可能な伸張率が40.23%、縮み率が3.44%である。弾性コアIのLycra(登録商標)繊維は、カバーリング工程において3.5×にドラフトした。表3に、布地特性を一覧にしてある。
Claims (18)
- a)硬性繊維であるシースと、
b)ゴムフィラメント、エラストエステル、ラストールおよびスパンデックスから選択されるエラストマー繊維を有する弾性コア繊維Iと、
c)前記弾性コア繊維Iとは別体の弾性コア繊維IIであって、ゴムフィラメント、エラストエステル、ラストールおよびスパンデックスから選択されるエラストマー繊維を有する弾性コア繊維IIとを含むコアスパンヤーンを含む物品であって、前記弾性コア繊維Iと前記弾性コア繊維IIとが異なる弾性特性を有し、前記硬性繊維であるシースと前記弾性コア繊維Iと前記弾性コア繊維IIとは単一の加工で前記コアスパンヤーンへと合わされている、物品。 - 前記弾性コア繊維Iと弾性コア繊維IIとが、異なるデニール値または異なるフィラメントを有する、請求項1に記載の物品。
- 前記弾性コア繊維Iと弾性コア繊維IIとが、異なるドラフト比を有する、請求項1に記載の物品。
- 前記弾性コア繊維Iと弾性コア繊維IIとが、異なるポリマー組成を有する、請求項1に記載の物品。
- 少なくとも一方の弾性コア繊維が、10デニールから450デニールまでのデニール値を有するエラストマー繊維を含む、請求項1に記載の物品。
- 少なくとも一方の弾性コア繊維がスパンデックス繊維を含む、請求項5に記載の物品。
- 少なくとも一方の弾性コア繊維が、10デニールから450デニールまでのデニール値を有する弾性ポリオレフィン繊維を含む、請求項1に記載の物品。
- 前記弾性ポリオレフィン繊維がラストール繊維である、請求項7に記載の物品。
- 少なくとも1組の弾性コア繊維が、15デニールから300デニールまでのデニール値を有するプレカバード弾性糸である、請求項1に記載の物品。
- 前記プレカバード弾性糸が、エアカバードヤーン、一重の巻付けを有する糸(single wrapped yarn)、二重の巻付けを有する糸(double wrapped yarn)、およびこれらの組合せからなる群から選択されるカバーリング部を含んでいる、請求項9に記載の物品。
- 前記プレカバード弾性糸が、ポリエステルとスパンデックスとのエアカバードヤーンである、請求項9に記載の物品。
- 硬性繊維である前記シースが、ウール、リネン、シルク、ポリエステル、ナイロン、オレフィン、綿、およびこれらの組合せからなる群から選択される、請求項1に記載の物品。
- 経糸および緯糸を有する織物布地を含む物品であって、前記経糸および緯糸のうち少なくとも一方が、
a)硬性繊維であるシースと、
b)ゴムフィラメント、エラストエステル、ラストールおよびスパンデックスから選択されるエラストマー繊維を有する弾性コア繊維Iと、
c)前記弾性コア繊維Iとは別体の弾性コア繊維IIであって、ゴムフィラメント、エラストエステル、ラストールおよびスパンデックスから選択されるエラストマー繊維を有する弾性コア繊維IIとを含むコアスパンヤーンを含み、前記弾性コア繊維Iと前記弾性コア繊維IIとが異なる弾性特性を有し、前記硬性繊維であるシースと前記弾性コア繊維Iと前記弾性コア繊維IIとは単一の加工で前記コアスパンヤーンへと合わされている、物品。 - 前記布地が、10から45%までの間の緯糸方向の伸張率を有する、請求項13に記載の物品。
- 前記布地が衣類を構成する、請求項13に記載の物品。
- 経糸および緯糸を有する織物布地を含む物品を作製する方法であって、経糸もしくは緯糸のいずれかまたは経糸と緯糸の両方がコアスパンヤーンを有し、コアスパンヤーンが、
a)硬性繊維であるシースと、
b)ゴムフィラメント、エラストエステル、ラストールおよびスパンデックスから選択されるエラストマー繊維を有する弾性コア繊維Iと、
c)前記弾性コア繊維Iとは別体の弾性コア繊維IIであって、ゴムフィラメント、エラストエステル、ラストールおよびスパンデックスから選択されるエラストマー繊維を有する弾性コア繊維IIとを含み、前記弾性コア繊維Iと前記弾性コア繊維IIとが異なる弾性特性を有し、前記硬性繊維であるシースと前記弾性コア繊維Iと前記弾性コア繊維IIとは単一の加工で前記コアスパンヤーンへと合わされている、方法。 - a)硬性繊維であるシースと、
b)ゴムフィラメント、エラストエステル、ラストールおよびスパンデックスから選択されるエラストマー繊維を有する弾性コア繊維Iと、
c)前記弾性コア繊維Iとは別体の弾性コア繊維IIであって、ゴムフィラメント、エラストエステル、ラストールおよびスパンデックスから選択されるエラストマー繊維を有する弾性コア繊維IIとを含むコアスパンヤーンを含むストレッチ布地であって、前記弾性コア繊維Iと前記弾性コア繊維IIとが異なる弾性特性を有し、前記硬性繊維であるシースと前記弾性コア繊維Iと前記弾性コア繊維IIとは単一の加工で前記コアスパンヤーンへと合わされている、ストレッチ布地。 - 前記布地が、織物布地または経編布地または丸編布地である、請求項17に記載のストレッチ布地。
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