JP2019167606A - 無方向性電磁鋼板 - Google Patents
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Abstract
Description
質量%で、
C:0.0030%以下、
Si:2.00%〜4.00%、
Al:0.01%〜3.00%、
Mn:0.10%〜2.00%、
P:0.005%〜0.200%、
S:0.0030%以下、
Mg、Ca、Sr、Ba、Ce、La、Nd、Pr、Zn及びCdからなる群から選択された一種以上:総計で0.005%〜0.200%、
Si含有量(質量%)を[Si]、Al含有量(質量%)を[Al]、Mn含有量(質量%)を[Mn]としたときに式1で表されるパラメータQ:2.00以上、
P含有量(質量%)を[P]、Mg、Ca、Sr、Ba、Ce、La、Nd、Pr、Zn及びCdからなる群から選択された一種以上の総計を[X1]としたときに式2で表されるパラメータR:0.0001以上、
Sn:0.00%〜0.40%、
Cu:0.0%〜1.0%、
Cr:0.0%〜10.0%、
Ni:0.0%〜1.0%かつ
残部:Fe及び不純物、
で表される化学組成を有し、
Mg、Ca、Sr、Ba、Ce、La、Nd、Pr、Zn及びCdからなる群から選択された一種以上のリン化物又は酸リン化物もしくはその両方の1μm未満の粒子が10μm2あたりに5個以上であり、
{100}結晶方位強度が2.4以上であり、
厚さが0.15mm〜0.30mmであり、
平均結晶粒径が25μm以下であることを特徴とする無方向性電磁鋼板。
Q=[Si]+2[Al]−[Mn] (式1)
R=[P]×[X1] (式2)
前記化学組成において、
Sn:0.02%〜0.40%、若しくは
Cu:0.1%〜1.0%、
又はこれらの両方が満たされることを特徴とする(1)に記載の無方向性電磁鋼板。
前記化学組成において、
Cr:0.2%〜10.0%
が満たされることを特徴とする(1)又は(2)に記載の無方向性電磁鋼板。
前記化学組成において、
Ni:0.1%〜1.0%
が満たされることを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載の無方向性電磁鋼板。
Q=[Si]+2[Al]−[Mn] (式1)
R=[P]×[X1] (式2)
Cは、鉄損を高めたり、磁気時効を引き起こしたりする。従って、C含有量は低ければ低いほどよい。このような現象は、C含有量が0.0030%超で顕著である。このため、C含有量は0.0030%以下とする。C含有量の低減は、板面内の全方向における磁気特性の均一な向上にも寄与する。
Siは、電気抵抗を増大させて、渦電流損を減少させ、鉄損を低減したり、降伏比を増大させて、鉄心への打ち抜き加工性を向上したりする。Si含有量が2.00%未満では、これらの作用効果を十分に得られない。従って、Si含有量は2.00%以上とする。一方、Si含有量が4.00%超では、磁束密度が低下したり、硬度の過度な上昇により打ち抜き加工性が低下したり、冷間圧延が困難になったりする。従って、Si含有量は4.00%以下とする。
Alは、電気抵抗を増大させて、渦電流損を減少させ、鉄損を低減する。Alは、飽和磁束密度に対する磁束密度B50の相対的な大きさの向上にも寄与する。ここで、磁束密度B50とは、5000A/mの磁場における磁束密度である。Al含有量が0.10%未満では、これらの作用効果を十分に得られない。従って、Al含有量は0.10%以上とする。一方、Al含有量が3.00%超では、磁束密度が低下したり、降伏比を低下させて、打ち抜き加工性を低下させたりする。従って、Al含有量は3.00%以下とする。
Mnは、電気抵抗を増大させて、渦電流損を減少させ、鉄損を低減する。Mnが含まれると、一次再結晶で得られる集合組織が、板面に平行な面が{100}面の結晶(以下、「{100}結晶」ということがある)が発達したものになりやすい。{100}結晶は、板面内の全方向における磁気特性の均一な向上に好適な結晶である。また、Mn含有量が高いほど、MnSの析出温度が高くなり、析出してくるMnSが大きなものとなる。このため、Mn含有量が高いほど、仕上げ焼鈍における再結晶及び結晶粒の成長を阻害する粒径が100nm程度の微細なMnSが析出しにくい。Mn含有量が0.10%未満では、これらの作用効果を十分に得られない。従って、Mn含有量は0.10%以上とする。一方、Mn含有量が2.00%超では、仕上げ焼鈍において結晶粒が十分に成長せず、鉄損が増大する。従って、Mn含有量は2.00%以下とする。
Pは、後述するリン親和元素と反応してリン化物又は酸リン化物として析出し、強度を高める上で必要な元素である。P含有量が0.005%未満では、リン化物又は酸リン化物が不足して、強度を高める効果が得られない。また、P含有量が0.200%を超えると、加工性が低下するため、P含有量は0.005%〜0.200%とする。
Sは、必須元素ではなく、例えば鋼中に不純物として含有される。Sは、微細なMnSの析出により、仕上げ焼鈍における再結晶及び結晶粒の成長を阻害する。従って、S含有量は低ければ低いほどよい。このような鉄損の増加は、S含有量が0.0030%超で顕著である。このため、S含有量は0.0030%以下とする。
Mg、Ca、Sr、Ba、Ce、La、Nd、Pr、Zn及びCdは、溶鋼の鋳造又は急速凝固時に溶鋼中のSと反応して硫化物若しくは酸硫化物又はこれらの両方の析出物を生成する。しかし、Mg、Ca、Sr、Ba、Ce、La、Nd、Pr、Zn及びCdとPが多いと、硫化物若しくは酸硫化物を生成した後に、リン化物又は酸リン化物を生成する。以下、Mg、Ca、Sr、Ba、Ce、La、Nd、Pr、Zn及びCdを総称して「リン親和元素」ということがある。リン親和元素の析出物の粒径は通常1μm〜2μm程度であるが、凝固時の冷却速度を上げるとリン化物若しくは酸リン化物は1μm以下の微細析出物となる。このため、これら微細析出物が材料強度を飛躍的に上昇させる。しかも、この析出物は再度鉄が溶融する温度まで安定なため、熱安定性が非常に高い。リン親和元素の含有量が総計で0.005%未満では、これらの作用効果を安定して得ることができない。従って、リン親和元素の含有量は総計で0.005%以上とする。一方、リン親和元素の含有量が総計で0.200%超では、強度が上がるが、脆くなり、高速回転する素材には不向きとなる。従って、リン親和元素の含有量は総計で0.200%以下とする。
式1で表されるパラメータQが2.00未満では、フェライト−オーステナイト変態(α−γ変態)が生じ得るため、溶鋼の鋳造又は急速凝固に際し、一旦生成した柱状晶がα−γ変態により壊されたり、平均結晶粒径が小さくなったりする。また、仕上げ焼鈍時にα−γ変態が生じることもある。このため、パラメータQが2.00未満では、所望の磁気特性が得られない。従って、パラメータQは2.00以上とする。また、パラメータQが2.00以上であればα−γ変態は生じないため、上限値は設定しない。
リン親和元素は主に硫化物として析出されるが、リン親和元素を多く含むと、硫化物以外にリン化物又は酸リン化物もしくはその両方を析出させることができる。式2で表されるパラメータRが0.0001未満では、リン親和元素のリン化物又は酸リン化物が生成しづらく、強度が不足してしまう。したがって、式2で表されるパラメータRは0.0001以上とする。また、パラメータRが0.0001以上であればリン親和元素のリン化物又は酸リン化物は生成可能なため、上限値は設定しない。
Sn、Cu、及びNiは、磁気特性の向上に好適な結晶を一次再結晶で発達させる。このため、Sn、Cu、若しくはNi、又はこれらの2種以上が含まれると、板面内の全方向における磁気特性の均一な向上に好適な{100}結晶が発達した集合組織が一次再結晶で得られやすい。Snは、仕上げ焼鈍時の鋼板の表面の酸化及び窒化を抑制したり、結晶粒の大きさのばらつきを抑制したりする。従って、Sn、Cu、若しくはNi、又はこれらの2種以上が含有されていてもよい。これらの作用効果を十分に得るために、好ましくは、Sn:0.02%以上、Cu:0.1%以上若しくはNi:0.0%〜1.0%又はこれらの2種以上とする。一方、Snが0.40%超では、上記作用効果が飽和して徒にコストが高くなったり、仕上げ焼鈍において結晶粒の成長が抑制されたりする。従って、Sn含有量は0.40%以下とする。Cu及びNi含有量が1.0%超では、鋼板が脆化し、熱間圧延及び冷間圧延が困難になったり、仕上げ焼鈍の焼鈍ラインの通板が困難になったりする。従って、Cu及びNi含有量は1.0%以下とする。
Crは、高周波鉄損を低減する。高周波鉄損の低減は回転機の高速回転化に寄与し、高速回転化は回転機の小型化及び高効率化に寄与する。Crは、電気抵抗を増大させて、渦電流損を減少させ、高周波鉄損等の鉄損を低減する。Crは、応力感受性を低下させ、鉄心を形成する際に導入される圧縮応力に伴う磁気特性の低下及び高速回転時に作用する圧縮応力に伴う磁気特性の低下の軽減にも寄与する。従って、Crが含有されていてもよい。これらの作用効果を十分に得るために、好ましくは、Cr:0.2%以上とする。一方、Cr含有量が10.0%超では、磁束密度が低下したり、コストが高くなったりする。従って、Cr含有量は10.0%以下とする。
第1の試験では、表1に示す化学組成を有する溶鋼を鋳造してスラブを作製し、このスラブの熱間圧延を行って柱状晶の割合が面積分率で80%以上、かつ、平均結晶粒径が0.1mm以上の鋼帯を得た。表1中の空欄は、当該元素の含有量が検出限界未満であったことを示し、残部はFe及び不純物である。次いで、鋼帯の冷間圧延及び仕上げ焼鈍を行って厚さ0.20mmの種々の無方向性電磁鋼板を作製した。なお、冷間圧延は冷延温度50℃、冷延圧下率80%で行い、仕上げ焼鈍は、昇温速度20℃/秒で鋼帯を加熱し、900℃に到達後、15秒均熱後に空冷した。そして、各無方向性電磁鋼板の、Mg、Ca、Sr、Ba、Ce、La、Nd、Pr、Zn及びCdからなる群から選択された一種以上のリン化物又は酸リン化物もしくはその両方の1μm未満の粒子の10μm2あたりの個数、{100}結晶方位強度I、及び平均結晶粒径rを測定した。この結果を併せて表1に示す。
W0=150×[0.1+0.9×{0.1×(t/0.20)+0.9×(t/0.20)2}] (式3)
第2の試験では、表2に示す化学組成を有する溶鋼(パラメータR=0.0006)を鋳造してスラブを作製し、このスラブの熱間圧延を行って柱状晶の割合が面積分率で80%以上、かつ、平均結晶粒径が0.1mm以上の鋼帯を得た。なお、残部はFe及び不純物である。次いで、鋼帯の冷間圧延及び仕上げ焼鈍を行って厚さ0.20mmの種々の無方向性電磁鋼板を作製した。この時、製造条件を様々に変更し、{100}結晶方位強度I及びリン化物又は酸リン化物の1μm未満の粒子数が異なる無方向性電磁鋼板を作製した。そして、各無方向性電磁鋼板の、Mg、Ca、Sr、Ba、Ce、La、Nd、Pr、Zn及びCdからなる群から選択された一種以上のリン化物又は酸リン化物もしくはその両方の1μm未満の粒子の10μm2あたりの個数、{100}結晶方位強度I、及び平均結晶粒径rを測定した。この結果も併せて表2に示す。また、第1の試験と同様の手順により、鉄損W3/10000、磁束密度、及び上降伏強度(YP)も測定し、併せて表2に示す。
第3の試験では、表3に示す化学組成を有する溶鋼(パラメータR=0.0006)を鋳造してスラブを作製し、このスラブの熱間圧延を行って柱状晶の割合が面積分率で80%以上、かつ、平均結晶粒径が0.1mm以上の鋼帯を得た。表3中の空欄は、当該元素の含有量が検出限界未満であったことを示し、残部はFe及び不純物である。次いで、鋼帯の冷間圧延及び仕上げ焼鈍を行って厚さ0.20mmの種々の無方向性電磁鋼板を作製した。この時、凝固時の冷却速度を様々に変更し、{100}結晶方位強度I及びリン化物又は酸リン化物もしくはその両方の1μm未満の粒子数が異なる無方向性電磁鋼板を作製した。そして、各無方向性電磁鋼板の、Mgのリン化物又は酸リン化物もしくはその両方の1μm未満の粒子の10μm2あたりの個数、{100}結晶方位強度I、及び平均結晶粒径rを測定した。この結果も併せて表3に示す。また、第1の試験と同様の手順により、鉄損W3/10000、磁束密度B50、そして500℃の時の上降伏強度(YP)も測定し、併せて表3に示す。なお、500℃の時の上降伏強度(YP)については、YP≧330MPaを良好である基準とした。
第4の試験では、表4に示す化学組成を有する溶鋼を急冷凝固し、柱状晶の割合が面積分率で80%以上、かつ、平均結晶粒径が0.1mm以上の鋼帯を得た。表3中の空欄は、当該元素の含有量が検出限界未満であったことを示し、残部はFe及び不純物である。次いで、鋼帯の冷間圧延及び仕上げ焼鈍を行って厚さ0.20mmの種々の無方向性電磁鋼板を作製した。なお、冷間圧延は冷延温度50℃、冷延圧下率80%で行い、仕上げ焼鈍は、昇温速度20℃/秒で鋼帯を加熱し、900℃に到達後、15秒均熱後に空冷した。そして、各無方向性電磁鋼板の、Mg、Ca、Sr、Ba、Ce、La、Nd、Pr、Zn及びCdからなる群から選択された一種以上のリン化物又は酸リン化物もしくはその両方の1μm未満の粒子の10μm2あたりの個数、{100}結晶方位強度I、及び平均結晶粒径rを測定した。この結果を併せて表4に示す。また、第1の試験と同様の手順により、鉄損W3/10000、磁束密度B50、及び上降伏強度(YP)も測定し、併せて表4に示す。
第5の試験では、表5に示す化学組成を有する溶鋼(パラメータR=0.0006)を急冷凝固し、柱状晶の割合が面積分率で80%以上、かつ、平均結晶粒径が0.1mm以上の鋼帯を得た。なお、残部はFe及び不純物である。次いで、鋼帯の冷間圧延及び仕上げ焼鈍を行って厚さ0.20mmの種々の無方向性電磁鋼板を作製した。この時、凝固時の冷却速度を変更し、{100}結晶方位強度I及びリン化物又は酸リン化物の1μm未満の粒子数が異なる無方向性電磁鋼板を作製した。そして、各無方向性電磁鋼板の、Mg、Ca、Sr、Ba、Ce、La、Nd、Pr、Zn及びCdからなる群から選択された一種以上のリン化物又は酸リン化物もしくはその両方の1μm未満の粒子の10μm2あたりの個数、{100}結晶方位強度I、及び平均結晶粒径rを測定した。この結果も併せて表5に示す。また、第1の試験と同様の手順により、鉄損W3/10000、磁束密度B50、及び上降伏強度(YP)も測定し、併せて表5に示す。
第6の試験では、表6に示す化学組成を有する溶鋼(パラメータR=0.0006)を急冷凝固し、柱状晶の割合が面積分率で80%以上、かつ、平均結晶粒径が0.1mm以上の鋼帯を得た。表6中の空欄は、当該元素の含有量が検出限界未満であったことを示し、残部はFe及び不純物である。次いで、鋼帯の冷間圧延及び仕上げ焼鈍を行って厚さ0.20mmの種々の無方向性電磁鋼板を作製した。この時、凝固時の冷却速度を変更し、{100}結晶方位強度I及びリン化物又は酸リン化物もしくはその両方の1μm未満の粒子数が異なる無方向性電磁鋼板を作製した。そして、各無方向性電磁鋼板の、Mg、Ca、Sr、Ba、Ce、La、Nd、Pr、Zn及びCdからなる群から選択された一種以上のリン化物又は酸リン化物もしくはその両方の1μm未満の粒子の10μm2あたりの個数、{100}結晶方位強度I、及び平均結晶粒径rを測定した。この結果も併せて表6に示す。また、第1の試験と同様の手順により、鉄損W3/10000、磁束密度B50、そして500℃の時の上降伏強度(YP)も測定し、併せて表6に示す。
Claims (4)
- 質量%で、
C:0.0030%以下、
Si:2.00%〜4.00%、
Al:0.01%〜3.00%、
Mn:0.10%〜2.00%、
P:0.005%〜0.200%、
S:0.0030%以下、
Mg、Ca、Sr、Ba、Ce、La、Nd、Pr、Zn及びCdからなる群から選択された一種以上:総計で0.005%〜0.200%、
Si含有量(質量%)を[Si]、Al含有量(質量%)を[Al]、Mn含有量(質量%)を[Mn]としたときに式1で表されるパラメータQ:2.00以上、
P含有量(質量%)を[P]、Mg、Ca、Sr、Ba、Ce、La、Nd、Pr、Zn及びCdからなる群から選択された一種以上の総計を[X1]としたときに式2で表されるパラメータR:0.0001以上、
Sn:0.00%〜0.40%、
Cu:0.0%〜1.0%、
Cr:0.0%〜10.0%、
Ni:0.0%〜1.0%かつ
残部:Fe及び不純物、
で表される化学組成を有し、
Mg、Ca、Sr、Ba、Ce、La、Nd、Pr、Zn及びCdからなる群から選択された一種以上のリン化物又は酸リン化物もしくはその両方の1μm未満の粒子が10μm2あたりに5個以上であり、
{100}結晶方位強度が2.4以上であり、
厚さが0.15mm〜0.30mmであり、
平均結晶粒径が25μm以下であることを特徴とする無方向性電磁鋼板。
Q=[Si]+2[Al]−[Mn] (式1)
R=[P]×[X1] (式2) - 前記化学組成において、
Sn:0.02%〜0.40%、若しくは
Cu:0.1%〜1.0%、
又はこれらの両方が満たされることを特徴とする請求項1に記載の無方向性電磁鋼板。 - 前記化学組成において、
Cr:0.2%〜10.0%
が満たされることを特徴とする請求項1又は2に記載の無方向性電磁鋼板。 - 前記化学組成において、
Ni:0.1%〜1.0%
が満たされることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の無方向性電磁鋼板。
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