JP2019167230A - シート搬送装置および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構成で搬送バラツキが抑えられ、搬送性能が担保されるシート搬送装置及び該シート搬送装置を有する画像形成装置を提供する。【解決手段】シート搬送装置は、シートを吸着搬送する、第1搬送部および第2搬送部と、第1搬送部と第2搬送部との間に設けられてシートを吸着搬送する第3搬送部と、第3搬送部に設けられ、シートの搬送方向と略直交方向に沿った回転軸を有する吸着搬送ベルトと、吸着搬送ベルトの吸着力を略直交方向において吸着力が異なるように可変制御する制御部とを有する。【選択図】図8
Description
この発明は、シートを吸着して搬送するシート搬送装置および前記シート搬送装置を備える画像形成装置に関するものである。
シート状の記録媒体上にインクを噴射させて画像を記録するインクジェット記録装置では、一般に、記録媒体上にインクの噴射を行う記録ヘッドを該記録媒体の幅方向に亘って走査させ、その走査の過程でインクを噴射して画像の記録を行う動作と、その走査方向と略直交する方向に沿って記録媒体を所定量搬送する動作とを順次繰り返すことにより、記録媒体上に所望の画像が記録形成される。
良質な画像を記録形成するため、画像記録時に、インクを噴射する記録媒体表面の平滑性を保つことが重要である。このため、インクジェット記録装置には、記録媒体の裏面に当接してこれを保持するための記録媒体保持手段が設けられている。この記録媒体保持手段は、記録媒体の裏面に当接する表面が平滑な保持部に、吸引ファンや吸引ポンプ等の吸引手段によって空気を吸引するための多数の吸引孔が開設され、この吸引孔から空気を吸引することにより記録媒体をその表面に吸引、吸着させ、記録媒体表面の平滑性を維持するようにしている(例えば特許文献1参照)。
良質な画像を記録形成するため、画像記録時に、インクを噴射する記録媒体表面の平滑性を保つことが重要である。このため、インクジェット記録装置には、記録媒体の裏面に当接してこれを保持するための記録媒体保持手段が設けられている。この記録媒体保持手段は、記録媒体の裏面に当接する表面が平滑な保持部に、吸引ファンや吸引ポンプ等の吸引手段によって空気を吸引するための多数の吸引孔が開設され、この吸引孔から空気を吸引することにより記録媒体をその表面に吸引、吸着させ、記録媒体表面の平滑性を維持するようにしている(例えば特許文献1参照)。
シートの搬送では、シートの吸着を行う第1搬送部と、同じくシートの吸着を行う第2搬送部とを設け、第1搬送部と第2搬送部間でシートを掛け渡してシートの搬送を行う装置がある(例えば特許文献2〜4)。これらの装置では、第1搬送部と第2搬送部との間でシートを良好に搬送することが必要になる。
例えば、特許文献3では、印字媒体が第1搬送部の第1搬送ベルトと、第2搬送部の第2搬送ベルトとに跨がった際、跨がった上記印字媒体の上記第1搬送ベルトに対する吸着力が上記第2搬送ベルトに対する吸着力よりも大きくなるように構成された画像形成装置が提案されている。
特許文献4では、第1の搬送ローラーが、第2の搬送ローラーが停止している期間に用紙の先端が第2の搬送ローラーに突き当たってから、該用紙にたるみが生じるまで駆動して停止し、その後第2の搬送ローラーが駆動開始し、たるみが解消される際に第1の搬送ローラーがアシスト駆動するように構成し、アシスト駆動期間中は搬送ベルト81bの用紙吸引保持を停止させる装置が提案されている。
例えば、特許文献3では、印字媒体が第1搬送部の第1搬送ベルトと、第2搬送部の第2搬送ベルトとに跨がった際、跨がった上記印字媒体の上記第1搬送ベルトに対する吸着力が上記第2搬送ベルトに対する吸着力よりも大きくなるように構成された画像形成装置が提案されている。
特許文献4では、第1の搬送ローラーが、第2の搬送ローラーが停止している期間に用紙の先端が第2の搬送ローラーに突き当たってから、該用紙にたるみが生じるまで駆動して停止し、その後第2の搬送ローラーが駆動開始し、たるみが解消される際に第1の搬送ローラーがアシスト駆動するように構成し、アシスト駆動期間中は搬送ベルト81bの用紙吸引保持を停止させる装置が提案されている。
しかし、シートを搬送する装置において、設計上の制約により、第1搬送機構と第2搬送機構との距離が空いてしまう場合がある。その場合、第1搬送機構の吸着エリア最下流位置から第2搬送機能の吸着エリア最上流位置までのスパンが広がってしまい、当該スパン未満の長さの小サイズシートを搬送することができない不具合が発生する。その不具合を解決するために、第1搬送機構と第2搬送機構との間に、搬送方向と略直交方向に並べられた複数の搬送ベルトから構成される第3搬送ベルトを設ける構成が考えられる。
しかし、この構成において、複数の搬送ベルトには構成する各部品のばらつきや、ベルト・プーリーへの紙粉の付着により微量のスリップやダクト部との摺動負荷変動により少なからず各周速度に差があり、それにより、シートスキューによる搬送バラツキが生じてしまうおそれがある。また当該搬送バラつきを抑制するためには、各ベルトで速度検知を行い、検知結果を各ベルト駆動制御にフィードバックする必要があり、コスト・機構とも複雑になるという課題がある。
本発明は、上記事情を背景としてなされたものであり、上記のような要因による搬送ばらつきがあっても簡易な構成で搬送バラツキが抑えられ、搬送性能が担保されるシート搬送装置及び該シート搬送装置を有する画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明のシート搬送装置のうち、第1の形態の発明は、シートを吸着搬送する、第1搬送部および第2搬送部と、
前記第1搬送部と前記第2搬送部との間に設けられて前記シートを吸着搬送する第3搬送部と、
前記第3搬送部に設けられ、前記シートの搬送方向と略直交方向に沿った回転軸を有する吸着搬送ベルトと、
前記吸着搬送ベルトの吸着力を前記略直交方向において吸着力が異なるように可変制御する制御部と、を有する。
前記第1搬送部と前記第2搬送部との間に設けられて前記シートを吸着搬送する第3搬送部と、
前記第3搬送部に設けられ、前記シートの搬送方向と略直交方向に沿った回転軸を有する吸着搬送ベルトと、
前記吸着搬送ベルトの吸着力を前記略直交方向において吸着力が異なるように可変制御する制御部と、を有する。
他の形態のシート搬送装置の発明は、前記形態の本発明において、前記吸着搬送ベルトは、前記略直交方向に複数が並べられて構成されている。
他の形態のシート搬送装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、搬送されるシートの幅に応じて前記吸着力の可変制御を行う。
他の形態のシート搬送装置の発明は、前記形態の本発明において、第3搬送部よりも搬送方向上流側に配置され、前記略直交方向の一方側にシート揃え基準とするアライナー部を有し、
前記制御部は、前記アライナー部のシート揃え基準側において前記吸着搬送ベルトの搬送力が強くなるように前記吸着搬送ベルトの吸着力を可変制御している。
前記制御部は、前記アライナー部のシート揃え基準側において前記吸着搬送ベルトの搬送力が強くなるように前記吸着搬送ベルトの吸着力を可変制御している。
他の形態のシート搬送装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、前記略直交方向における中央の領域における前記吸着搬送ベルトよりも外側に位置する前記吸着搬送ベルトの方が、搬送力が強くなるように、前記吸着力が可変制御されている。
他の形態のシート搬送装置の発明は、前記形態の本発明において、前記吸着搬送ベルトが前記略直交方向に複数が並列されており、3つ以上の吸着搬送ベルトが搬送される前記シートで覆われる場合、前記略直交方向における中央の吸着搬送ベルトよりも外側に位置する前記吸着搬送ベルトの方が、搬送力が強くなるように、吸着搬送ベルトの前記吸着力が可変制御されている。
他の形態のシート搬送装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、前記吸着搬送ベルトの吸着力を前記略直交方向で相対的に強く又は弱くするようにして前記吸着力を可変制御している。
他の形態のシート搬送装置の発明は、前記形態の本発明において、前記第3搬送部は、前記吸着搬送ベルトを支持し、前記略直交方向に沿った1または2以上のプラテン部材をさらに有し、
前記プラテン部材にはシート吸着用の通気口が設けられており、前記通気口は、前記軸方向における中央側よりも外側の面積が大きくなっている。
前記プラテン部材にはシート吸着用の通気口が設けられており、前記通気口は、前記軸方向における中央側よりも外側の面積が大きくなっている。
他の形態のシート搬送装置の発明は、前記形態の本発明において、前記吸着搬送ベルトは、シートに対する摩擦係数において、前記略直交方向における中央の領域に位置する前記吸着搬送ベルトよりも外側に位置する前記吸着搬送ベルトの摩擦係数の方が強くなるように並べられている。
画像形成装置の発明は、前記形態のいずれかのシート搬送装置を備える。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、インクジェット記録装置である。
本発明によれば、第3搬送部における搬送バラツキが抑えてスキュー角度を小さくすることができ搬送性能が担保される効果がある。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態のインクジェット記録装置1の全体構成を示す模式図である。
インクジェット記録装置1は、媒体供給部50と、媒体加熱部60(温度調節部)と、第1搬送部11及び記録部12と、第3搬送部31と、第2搬送部21、定着部23及び冷却部24と、媒体排出部55などを備える。この実施形態では、インクジェット記録装置1は、本発明の画像形成装置を構成する。
図1は、本実施形態のインクジェット記録装置1の全体構成を示す模式図である。
インクジェット記録装置1は、媒体供給部50と、媒体加熱部60(温度調節部)と、第1搬送部11及び記録部12と、第3搬送部31と、第2搬送部21、定着部23及び冷却部24と、媒体排出部55などを備える。この実施形態では、インクジェット記録装置1は、本発明の画像形成装置を構成する。
媒体供給部50は、媒体積載部501と、位置合わせ部502(アライナー部)などを有する。媒体積載部501には、平面状のプレート(トレー)が設けられて記録媒体P、ここでは、特に限られるものではないが設定されたサイズのダンボール紙などが複数積載され、積載量に応じてプレートが上下することで、最上部の記録媒体Pが略水平に位置合わせ部502に順次送り出される。なお、以下では、記録媒体Pを適宜用紙として説明する。なお、本発明としては、記録媒体の種別が用紙に限定されるものではなく、布やプラスチックなどであってもよい。
位置合わせ部502は、記録媒体Pの位置、特に記録媒体の搬送方向に垂直な幅方向について所定の位置に合わせるガイド部材などを備え、適切な位置及びタイミングで第1搬送部11に記録媒体Pを送り出す。
位置合わせ部502は、記録媒体Pの位置、特に記録媒体の搬送方向に垂直な幅方向について所定の位置に合わせるガイド部材などを備え、適切な位置及びタイミングで第1搬送部11に記録媒体Pを送り出す。
媒体加熱部60は、複数の加熱ローラー601が記録媒体Pを両側から挟み込み、回転勤作により当該記録媒体Pを搬送させながら当該記録媒体Pを加熱する。複数の加熱ローラー601には、軸芯状の媒体ヒーターが設けられており、当該加熱ローラー601の表面が加熱されて熱を記録媒体Pに伝えることで記録媒体Pを加熱する。媒体ヒーターとしては、例えば、電流によりジュール熱を生じる電熱シートなどが用いられる
また、加熱ローラー601から第1搬送部11の一部に亘って加熱室605が設けられており、空気ヒーターにより加熱室605の温度が一定に保たれて、媒体ヒーターにより加熱された記録媒体Pの温度むらを軽減して略一様な温度とする。空気ヒーターとしては、例えば、赤外線を照射する赤外線ヒーターなどが挙げられる。
第1搬送部11は、駆動ローラー111と、従動ローラー112と、無端状の第1搬送ベルト113と、第1吸着部114と、押圧ローラー115(ローラー)と、第1押圧モーター117などを備える。
無端状の第1搬送ベルト113は、ここでは、例えば、スチールベルトである。第1搬送ベルト113は、駆動ローラー111と従動ローラー112との間に架け渡されて周回動作(移動動作)する。媒体加熱部60から加熱ローラー601の回転に伴って送られた搬送対象の記録媒体Pは、第1搬送ベルト113の外周側の面(記録媒体Pの載置面)が上向きで水平に(第1の平面内で)移動する区間において当該載置間に載置されて第1搬送ベルト113の周回移動に伴って搬送される。この区間では、記録媒体P及び第1搬送ベルト113は、記録部12の各ヘッドユニット12Y、12M、12C、12Kのノズルからインクが吐出される面(インク吐出面)と対向する。第1搬送ベルト113は、載置面側から当該載置面とは反対側の面へと空気が通過可能に両面間を貫通する多数の開口が通気口として所定のパターンで設けられた構造となっている。
加熱室605は、上述のように、記録媒体Pが第1搬送ベルト113の載置面上に載置される区間のうち搬送方向について上流部分の一部を囲うように設けられ、記録媒体Pは、この加熱室605の内部で第1搬送ベルト113上に載置される。なお、図1では、加熱室605の壁面を透過して内部が視認可能とされているが、内部が視認可能である必要はない。
押圧ローラー115は、第1押圧モーター117の動作に従って記録媒体Pが第1搬送ベルト113の載置面に載置される際に当該記録媒体Pの載置面からの浮き上がりを防止(抑制)して載置面に密着させながら記録媒体Pを搬送方向に移動させる。押圧ローラー115は、記録媒体Pが圧縮されない程度、特に、ここでは段ボール紙の中芯が不可避的に潰れない範囲で押圧し、押圧ローラー115の表面の移動速度が第1搬送ベルト113の移動速度と同一となるように回転速度が制御される。なお、押圧ローラー115は、回転駆動されず、記録媒体Pの移動に従って回転するのみの構成であってもよい。
第1吸着部114は、記録媒体Pを載置面に吸着させる。第1吸着部114は、例えば、載置面をなす第1搬送ベルト113を載置面と反対側の面で支える支持板と、第1吸引ファンなどを有する。第1吸引ファンは、第1搬送ベルト113の内周面に閉まれた内部に設けられ、支持板には、第1吸引ファンの動作により第1搬送ベルト113の載置面側から第1吸引ファン1143まで吸引された空気が通過可能に多数の通気口が設けられている。或いは、人工的に設けられた通気口を有する支持板の代わりに多孔質体が用いられても良い。
記録部12は、記録媒体Pの搬送方向について加熱室605よりも下流側に設けられている。記録部12は、複数のノズルを有し、当該複数のノズルから各々インクを吐出させる。記録部12は、第1搬送ベルト113の外周面と対向する面がノズルの開口面となっていて、複数のノズルの開口部から吐出されたインクは、記録媒体Pの記録部12と対向する面(記録面)に着弾する。ここでは、記録部12は、複数のノズル開口部がノズルの開口面に沿って記録媒体Pの搬送方向に垂直な幅方向について、本実施形態のインクジェット記録装置1で画像記録が可能な最大サイズとして設定された最大幅に亘って所定の間隔で設けられたラインヘッド構造となっている。すなわち、インクの吐出時には、第1搬送ベルト113に対して記録部12が固定され、記録媒体Pを搬送方向に移動させながら各ノズルから順次インクを吐出させることで、二次元画像を記録することが可能となっている。
記録部12は、複数のインク種別(色)、ここでは、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(黒色)の4色について各ヘッドユニット12Y、12M、12C、12Kが設けられて順番に各種別のインクを記録媒体Pに吐出する。或いは、記録部12は、これら4色以外のインク種別、例えば、オレンジ、グリーン、バイオレット、レッド、ブルー、ホワイトなど各色のインク(特色インク組成物)や、淡色インク組成物、濃色インク組成物、および/または透明インク組成物などを用いて、/追加して、記録媒体Pに吐出する構成であってもよい。ここで吐出されるインクは、紫外線(所定のエネルギー線)が照射されることで安定的に硬化する紫外線硬化型インクを用いることができる。
第3搬送部31は、第3搬送ベルト313と、第3吸着部314と、駆動モーター315とを有する。
第3搬送部31では、第1搬送部11から搬送される記録媒体Pを第3吸着部314で吸着しつつ駆動モーターで周回する第3搬送ベルト313によって、つなぎで搬送して第2搬送部21に送る。
第3搬送部31では、第1搬送部11から搬送される記録媒体Pを第3吸着部314で吸着しつつ駆動モーターで周回する第3搬送ベルト313によって、つなぎで搬送して第2搬送部21に送る。
第2搬送部21は、第3搬送部31により搬送される記録媒体Pを受けて搬送し、当該記録媒体Pを、定着部23による紫外線の照射範囲を通過させる。第2搬送部21は、駆動ローラー211と、従動ローラー212と、無端状の第2搬送ベルト213と、押圧ローラー215、216と、第2押圧モーター217と、冷却部24などを有する。これらの構成は、押圧ローラー115の代わりに2つの押圧ローラー215、216が設けられている点を除き、第1搬送部11における駆動ローラー111、従動ローラー112、第1搬送ベルト113、第1吸着部114及び第1押圧モーター117の構成と同一であり、これらについては詳しい説明を省略する。
押圧ローラー215、216は、記録媒体Pの幅方向両端をそれぞれ押圧する。第1搬送部11上で記録部12により吐出されて記録媒体Pに着弾したインクは、第3搬送部31から第2搬送部21に受け度された時点ではまだ定着されていない。したがって、この状況で、インクの着弾部分を押圧して着弾したインクを乱さないように、押圧ローラー215、216は、幅方向両端の余白部分のみを押圧する。押圧ローラー215、216の幅方向についての位置は、ユーザーにより及び/又は制御部40の制御により変更可能となっている。
第2搬送ベルト213の外周面(載置面)のうち記録媒体Pが載置されて平行移動される区間の高さ(第2の半面)は、第1搬送ベルト113および第3搬送ベルト313の外周面(載置面)のうち記録媒体Pが載置されて平行移動される区間の高さと等しく定められ、また、記録媒体Pが第1搬送ベルト113から第3搬送ベルト313を経て第2搬送ベルト213に受け渡されることで、当該記録媒体Pの高さが変化せずに単一平面内で移動搬送される。ここでいう等しいとは、厳密に等しい場合に限られず、通常の機械装置の組み立て設定で目視上略等しい程度の精度で十分であり、例えば、1cm以下程度、より好ましくは1mm以下程度の範囲内で等しいことをいう。
定着部23は、第2搬送ベルト213により搬送される記録媒体Pに着弾したインクを定着させる。定着部23は、紫外線の照射部を備え、記録媒体P上の紫外線硬化型インクに対して紫外線を照射する。
定着部23から照射される紫外線は、第2搬送ベルト213の載置面に記録媒体Pが載置される区間で当該載置された記録媒体Pに対して大きなむら(強度のばらつき)なく照射されるのが好ましい。一方で、当該区間外に漏れる紫外線強度を低減させるために、定着部23による紫外線の照射方向を覆うように遮光板231が設けられている。
定着部23から照射される紫外線は、第2搬送ベルト213の載置面に記録媒体Pが載置される区間で当該載置された記録媒体Pに対して大きなむら(強度のばらつき)なく照射されるのが好ましい。一方で、当該区間外に漏れる紫外線強度を低減させるために、定着部23による紫外線の照射方向を覆うように遮光板231が設けられている。
これら第2搬送ベルト213の載置面上における少なくとも紫外線照射範囲及び定着部23は、インクの種別などに応じて筺体内に収容され、当該筺体内部(或いは、筺体を設けずに遮光板231で覆われた領域)に特定の気体、例えば、窒素ガスなどを充填することで定着の効果を維持向上させることができる。この場合、筺体(遮光板231)内部に熱がこもらないように、上述の特定の気体の循環冷却や、筺体の冷却などが適宜行われればよい。
冷却部24は、定着部23の動作による記録媒体P上のインクの定着に係る発熱、及び定着部23自体の発熱に伴って加熱された第2搬送ベルト213を冷却する。冷却部24は、例えば、冷却ファンを有し、当該冷却ファンの動作により第2搬送ベルト213を空冷する。冷却部24は、第2搬送ベルト213の載置面に記録媒体Pが載置されない区間において当該載置面と対向して設けられる。
なお、冷却部24は、ここでは、第2搬送ベルト213を冷却する構成として設けられたが、定着部23の紫外線の照射部自体を冷却する構成を備えて、長時間の画像記録時における照射部の過熱を防止する構成であっても良い。
なお、冷却部24は、ここでは、第2搬送ベルト213を冷却する構成として設けられたが、定着部23の紫外線の照射部自体を冷却する構成を備えて、長時間の画像記録時における照射部の過熱を防止する構成であっても良い。
第2搬送部21を経た記録媒体Pは、媒体排出部55に排出され、排紙トレイ551に順次積載される。
なお、媒体排出部55の上流側であって、第2搬送部21の下流側に、記録媒体の画像を読み取る画像読取部などを配置して記録媒体P上の画像の良否判定などを行えるものとしてもよい。
なお、媒体排出部55の上流側であって、第2搬送部21の下流側に、記録媒体の画像を読み取る画像読取部などを配置して記録媒体P上の画像の良否判定などを行えるものとしてもよい。
次に、第3搬送部31およびその周辺の構成について図2、3に基づいて説明する。
上記で説明したように、第1搬送部11と第2搬送部21との間に第3搬送部31が設けられており、第1搬送ベルト113と第2搬送ベルト213との間に第3搬送ベルト313が位置している。第1搬送ベルト113の下流側端と第3搬送ベルト313の上流端との間および第3搬送ベルト313の下流端と第2搬送ベルト213の上流端との間には、所定の間隔を有している。この間隔は、搬送される記録媒体Pのサイズに拘わらず、搬送ベルト間で受け渡し可能な距離となっている。この実施形態では、第1搬送部11、第2搬送部21、第3搬送部31によってシート搬送装置が構成されている。
上記で説明したように、第1搬送部11と第2搬送部21との間に第3搬送部31が設けられており、第1搬送ベルト113と第2搬送ベルト213との間に第3搬送ベルト313が位置している。第1搬送ベルト113の下流側端と第3搬送ベルト313の上流端との間および第3搬送ベルト313の下流端と第2搬送ベルト213の上流端との間には、所定の間隔を有している。この間隔は、搬送される記録媒体Pのサイズに拘わらず、搬送ベルト間で受け渡し可能な距離となっている。この実施形態では、第1搬送部11、第2搬送部21、第3搬送部31によってシート搬送装置が構成されている。
なお、第1搬送ベルト113の上流方向には、位置合わせ部502(アライナー部)が位置しており、搬送方向に対し左側が記録媒体Pの位置合わせ基準502A(シート揃え基準)となっている。
第3搬送部31に備えられる第3搬送ベルト313は、複数の第3搬送ベルト3131、3132、3133、3134が搬送方向と略直交する方向に回転軸を有するように並設されている。第3搬送ベルト3131、3132、3133、3134には、駆動モーター315が接続されて周回移動が可能になっている。第3搬送ベルト3131、3132、3133、3134では、それぞれの無端状のベルトに複数の通気口314B1、314B2、314B3、314B4が形成されており、それぞれの通気口に図4に示す第1吸引ファン314A1、第2吸引ファン314A2、第3吸引ファン314A3、第4吸引ファン314A4が接続されて第3吸着部314が構成されて、記録媒体Pを吸引しつつ搬送することが可能になっている。
第3搬送部31に備えられる第3搬送ベルト313は、複数の第3搬送ベルト3131、3132、3133、3134が搬送方向と略直交する方向に回転軸を有するように並設されている。第3搬送ベルト3131、3132、3133、3134には、駆動モーター315が接続されて周回移動が可能になっている。第3搬送ベルト3131、3132、3133、3134では、それぞれの無端状のベルトに複数の通気口314B1、314B2、314B3、314B4が形成されており、それぞれの通気口に図4に示す第1吸引ファン314A1、第2吸引ファン314A2、第3吸引ファン314A3、第4吸引ファン314A4が接続されて第3吸着部314が構成されて、記録媒体Pを吸引しつつ搬送することが可能になっている。
図4は、インクジェット記録装置1における制御内容の一部を示すブロック図である。
インクジェット記録装置1全体を制御する制御部40は、CPUやCPU上で動作するプログラム、記憶部などによって構成されている。記憶部は、プログラムや動作パラメータなどを格納する不揮発のメモリや、作業領域となるRAMなどにより構成される。
制御部40には、操作パネル41が制御可能に接続されている。操作パネル41では、インクジェット記録装置1に対する操作入力や設定入力を行うことができ、さらに、各種の表示を行うことができる。したがって、操作パネル41は、操作部としてのみでなく、表示部として機能させることができる。
インクジェット記録装置1全体を制御する制御部40は、CPUやCPU上で動作するプログラム、記憶部などによって構成されている。記憶部は、プログラムや動作パラメータなどを格納する不揮発のメモリや、作業領域となるRAMなどにより構成される。
制御部40には、操作パネル41が制御可能に接続されている。操作パネル41では、インクジェット記録装置1に対する操作入力や設定入力を行うことができ、さらに、各種の表示を行うことができる。したがって、操作パネル41は、操作部としてのみでなく、表示部として機能させることができる。
さらに、制御部40には、モーター駆動部42が接続されており、モーター駆動部42は、駆動モーター315が制御可能に接続されている。モーター駆動部42は、制御部40の指令を受けて、駆動モーター315を動作制御する。駆動モーター315は、第3搬送ベルト313における第3搬送ベルト3131、3132、3133、3134を回転駆動する。第3搬送ベルト3131、3132、3133、3134は、同期して回転してもよく、それぞれに備える動力伝達機構を経て独立して回転制御されるものであってもよい。
制御部40には、第3搬送ベルト313で吸引を行うための第1吸引ファン314A1、第2吸引ファン314A2、第3吸引ファン314A3、第4吸引ファン314A4が制御可能に接続されている。これらの吸引ファンでは、吸引量を個別に制御することができる。
なお、図2では搬送する記録媒体Pのサイズが十分に大きく、第1搬送部11上で記録媒体Pを吸着しつつ搬送する状態で、記録媒体Pの搬送方向先端側が第3搬送部31に至り、第1搬送部11と第3搬送部31とでそれぞれ記録媒体Pが吸引されながら搬送され、さらに、搬送が進むと、第2搬送部21で記録媒体が吸引されながら搬送することが可能である。
一方、例えば図5に示すように、記録媒体Pのサイズが小さく、第3搬送部31で吸引しながら搬送する際に、第1搬送部11による吸引位置を過ぎてしまい、第3搬送部31でのみ搬送力が付与される場合がある。このような場合には、図6に示すように、記録媒体Pの両端部で移動速度α、βに差が生じて両端での移動量に差が生まれ、スキューが発生するおそれがある。
一方、例えば図5に示すように、記録媒体Pのサイズが小さく、第3搬送部31で吸引しながら搬送する際に、第1搬送部11による吸引位置を過ぎてしまい、第3搬送部31でのみ搬送力が付与される場合がある。このような場合には、図6に示すように、記録媒体Pの両端部で移動速度α、βに差が生じて両端での移動量に差が生まれ、スキューが発生するおそれがある。
スキューについては、作用点の速度v1が一定のとき、回転支点と作用点の距離が大きいほどスキュー角を小さくすることができる。この状態を図7に示す。A図では、回転支点を固定点として作用点を遠ざけることで回転角を小さくすることができる。B図では、作用点を定位置にして、固定されている回転支点を遠ざけた位置に設定することで回転角度を小さくできる。これらを複合させることで、回転角をさらに小さくすることができる。
次に、第3搬送部の搬送ベルトを3つの並設したベルトで搬送シートを搬送するものとすると、図8に示すように、スキュー時の回転支点を搬送ベルト1、対応する作用点を搬送ベルト2または搬送ベルト3上に配置する。作用点を搬送ベルト3上に配置すれば、回転支点と作用点のスパンを長くすることができる。回転支点、作用点を搬送方向と略直交する方向の外側に配置することでスキュー角を小さくできることを表している。なお、この際には、位置合わせ基準が搬送ベルト3側に位置しているのが望ましい。
搬送方向と略直交する方向における各搬送ベルトの搬送力の制御は、いずれかの搬送ベルト同士で搬送力差が生じるように吸着力を制御することにより行うことができる。例えば、中央に位置する搬送ベルトよりも外側に位置する搬送ベルトの方が、搬送力が強くなるように吸着力を制御する。
上記吸着量の制御例を図9に示す。
搬送ベルト1の吸着力を最大にし、順に、搬送ベルト4の吸着力、搬送ベルト2の吸着力、搬送ベルト3の吸着力を弱くしている。この結果、搬送ベルト3における吸着量が最も小さい。
上記吸着量の制御例を図9に示す。
搬送ベルト1の吸着力を最大にし、順に、搬送ベルト4の吸着力、搬送ベルト2の吸着力、搬送ベルト3の吸着力を弱くしている。この結果、搬送ベルト3における吸着量が最も小さい。
次に、搬送力の調整は、通気口の大きさにより調整することができる。すなわち、図10に示すように、プラテン部材の通気口の面積について、搬送方向と略直交する方向における中央よりも外側の面積を大にする。また、通気口の数を搬送ローラーによって異なるものとしてもよい。この際に、上記した吸着力の調整を組み合わせて行う。
搬送ベルトのシートに対する摩擦係数について、搬送方向と略直交する方向における中央よりも外側を大にするものとしてもよい。
搬送ベルトのシートに対する摩擦係数について、搬送方向と略直交する方向における中央よりも外側を大にするものとしてもよい。
次に、用紙搬送における制御手順を図11のフローチャートに基づいて説明する。
ジョブで印刷する用紙の紙幅情報を取得し(ステップs1)、紙幅が所定の紙幅L以下であるかを判定する(ステップs2)。紙幅Lは、4つの搬送ベルトの全部を使用するか、2つの搬送ベルトで搬送するかによって設定されている。
紙幅がL以下である場合(ステップs2、Yes)、各搬送ベルトの吸引力を、ベルト2>ベルト3とし、ベルト1、ベルト4ではOFFとする(ステップs3)。次いでプリントを開始し(ステップs5)、プリントを終了する(ステップs6)。
紙幅がL以下でない場合、すなわち紙幅がLより大きい場合(ステップs2、No)、各搬送ベルトの吸引力を、ベルト1>ベルト4>ベルト2>ベルト3とする(ステップs4)。次いでプリント開始(ステップs5)、プリント終了(ステップs6)を行う。
ジョブで印刷する用紙の紙幅情報を取得し(ステップs1)、紙幅が所定の紙幅L以下であるかを判定する(ステップs2)。紙幅Lは、4つの搬送ベルトの全部を使用するか、2つの搬送ベルトで搬送するかによって設定されている。
紙幅がL以下である場合(ステップs2、Yes)、各搬送ベルトの吸引力を、ベルト2>ベルト3とし、ベルト1、ベルト4ではOFFとする(ステップs3)。次いでプリントを開始し(ステップs5)、プリントを終了する(ステップs6)。
紙幅がL以下でない場合、すなわち紙幅がLより大きい場合(ステップs2、No)、各搬送ベルトの吸引力を、ベルト1>ベルト4>ベルト2>ベルト3とする(ステップs4)。次いでプリント開始(ステップs5)、プリント終了(ステップs6)を行う。
なお、上記実施形態では、第3搬送ベルトが複数の搬送ベルトに分割されているものとして説明したが、搬送ベルト自体は分割されていなくても、前記した略直交方向の領域で搬送力を可変にできる構成となっているものであってもよい。また、搬送ベルトを分割する際に、搬送ベルトにおいて軸方向における長さが異なるものであってもよい。
以上、本発明について上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明の範囲が上記説明の内容に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない限りは、上記実施形態に対する適宜の変更が可能である。
1 インクジェット記録装置
11 第1搬送部
21 第2搬送部
31 第3搬送部
40 制御部
113 第1搬送ベルト
213 第2搬送ベルト
313 第3搬送ベルト
317 駆動モーター
P 記録媒体
11 第1搬送部
21 第2搬送部
31 第3搬送部
40 制御部
113 第1搬送ベルト
213 第2搬送ベルト
313 第3搬送ベルト
317 駆動モーター
P 記録媒体
Claims (11)
- シートを吸着搬送する、第1搬送部および第2搬送部と、
前記第1搬送部と前記第2搬送部との間に設けられて前記シートを吸着搬送する第3搬送部と、
前記第3搬送部に設けられ、前記シートの搬送方向と略直交方向に沿った回転軸を有する吸着搬送ベルトと、
前記吸着搬送ベルトの吸着力を前記略直交方向において吸着力が異なるように可変制御する制御部と、を有するシート搬送装置。 - 前記吸着搬送ベルトは、前記略直交方向において複数が並べられて構成されている請求項1記載のシート搬送装置。
- 前記制御部は、搬送されるシートの幅に応じて前記吸着力の可変制御を行う請求項1または2に記載のシート搬送装置。
- 第3搬送部よりも搬送方向上流側に配置され、前記略直交方向の一方側にシート揃え基準とするアライナー部を有し、
前記制御部は、前記アライナー部のシート揃え基準側において前記吸着搬送ベルトの搬送力が強くなるように前記吸着搬送ベルトの吸着力を可変制御している請求項1〜3のいずれか1項に記載のシート搬送装置。 - 前記制御部は、前記略直交方向における中央の領域における前記吸着搬送ベルトよりも外側に位置する前記吸着搬送ベルトの方が、搬送力が強くなるように、前記吸着力が可変制御されている請求項1〜4のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
- 前記吸着搬送ベルトが前記略直交方向に複数が並列されており、3つ以上の吸着搬送ベルトが搬送される前記シートで覆われる場合、前記略直交方向における中央の吸着搬送ベルトよりも外側に位置する前記吸着搬送ベルトの方が、搬送力が強くなるように、吸着搬送ベルトの前記吸着力が可変制御されている請求項5記載のシート搬送装置。
- 前記制御部は、前記吸着搬送ベルトの吸着力を前記略直交方向で相対的に強く又は弱くするようにして前記吸着力を可変制御している請求項3〜6のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
- 前記第3搬送部は、前記吸着搬送ベルトを支持し、前記略直交方向に沿った1または2以上のプラテン部材をさらに有し、
前記プラテン部材にはシート吸着用の通気口が設けられており、前記通気口は、前記略直交方向における中央側よりも外側の面積が大きくなっている請求項1〜7のいずれか1項に記載のシート搬送装置。 - 前記吸着搬送ベルトは、シートに対する摩擦係数において、前記略直交方向における中央の領域に位置する前記吸着搬送ベルトよりも外側に位置する前記吸着搬送ベルトの摩擦係数の方が強くなるように並べられている請求項1〜8のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
- 請求項1〜9のいずれか1項に記載のシート搬送装置を備えた画像形成装置。
- インクジェット記録装置である請求項10記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018058173A JP2019167230A (ja) | 2018-03-26 | 2018-03-26 | シート搬送装置および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018058173A JP2019167230A (ja) | 2018-03-26 | 2018-03-26 | シート搬送装置および画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019167230A true JP2019167230A (ja) | 2019-10-03 |
Family
ID=68107120
Family Applications (1)
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JP2018058173A Pending JP2019167230A (ja) | 2018-03-26 | 2018-03-26 | シート搬送装置および画像形成装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2019167230A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US11155106B2 (en) * | 2017-12-13 | 2021-10-26 | Fujifilm Corporation | Image forming apparatus |
-
2018
- 2018-03-26 JP JP2018058173A patent/JP2019167230A/ja active Pending
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US11155106B2 (en) * | 2017-12-13 | 2021-10-26 | Fujifilm Corporation | Image forming apparatus |
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