JP2019166822A5 - - Google Patents

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JP2019166822A5
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図10(a)、(b)に示すように、インク吸収体123には、切欠部123aが形成されている。切欠部123aの内方には、キャップ部材120の内側の空間と、キャップ部材120の外側の空間(大気)とを連通させる大気連通口124が形成されている。大気連通口124の周囲には、大気連通口124へのインクの侵入を防止するためにリブ124aが形成されている。大気連通口124は、キャップ部材120の長手方向の中央付近に配置されている。但し、キャップ部材120の当接部121を記録ヘッド8の吐出口面8aに当接させた状態で、吐出口の真下にならないような位置に配置されている。
キャップ部材120の当接部121を記録ヘッド吐出口面8aに当接させ、不図示の吸引口からキャップ部材120の内部を吸引することにより、インク吸収体123に保持されたインクを、吸引口を通じて外部へ排出させることができる。このとき、大気連通口124を通じてキャップ部材120の内側の空間へ大気が導入されるため、キャップ部材12へ大気を導入する際の空気抵抗は低減される。
キャップ変形レバー150は、支持部材の一部を構成するキャップホルダプレート131に支点軸153(図9)によって回転可能に支持されている。すなわち、キャップ変形レバー150は、記録ヘッド移動機構による記録ヘッド8の移動方向および前述の昇降機構30によるキャップ部材120の移動方向(鉛直方向)とは異なる方向へと移動可能に支持されている。また、キャップ変形レバー150の一端部151は、キャップ部材120の係合部122aに係合している。さらに、キャップ変形レバー150の他端部とキャップホルダプレート131との間には、レバーばね154が挿入されている。レバーばね154はキャップ変形レバー150を図9において時計方向へと回転させるように付勢している。
図11は、昇降機構30によってキャップユニット10が上昇し、キャップ部材120の当接部121が待機位置にある記録ヘッド8の吐出口面8aに当接し、記録ヘッド8の吐出口をキャップ部材120が覆った状態(キャップ状態)を示している。また、図12(a)は図11に示したものの斜視図、図12(b)は平面図である。
図13は、キャップ変形レバー150の作動開始時の状態を示している。この状態は、記録ヘッド8が、図11に示す位置から下降した状態を示す。記録ヘッド8が下降することにより、記録ヘッド8の吐出口面8aに当接しているキャップ部材120およびキャップホルダユニット130もキャップばね160を押し縮めながら下降する。キャップホルダユニット130には支点軸153によってキャップ変形レバー150が支持されている。このため、キャップ変形レバー150もキャップホルダユニット130と共に下降し、キャップ変形レバー150の当接部152がキャップベース142に設けられた凸部142aの上面に当接する。図13は当接部152が凸部142の上面に当接した直後の状態を示しているため、この時点ではキャップ変形レバー150はほぼ初期位置に保持されている。
当接部152が凸部142aの上面に当接した後も、記録ヘッド8は、引き続き鉛直方向下方へと移動し、キャップホルダユニット10をさらに下方へと移動させる(図14参照)。このとき、キャップ変形レバー150は、その当接部152がキャップホルダ132の凸部142aに当接した状態を維持しつつ下方へと移動する。このため、キャップ変形レバー150は支点153を中心として反時計方向(図14のC方向)へと回転する。
なお、第2の実施形態においても、キャップホルダユニット10はキャップばね160によってキャップベースユニット140上に弾性的に支持され、キャップ変形レバー250は、レバーばね160によって初期位置(図16(a)に示す位置)へ向けて付勢されている。このため、キャップ部材120と共にキャップホルダユニット130を下降させ、記録ヘッド8の吐出口面8aからキャップ部材120を離間すると、キャップ変形レバー50はレバーバネ160によって初期位置へと復帰する。また、キャップ部材120も自身の弾性力によって初期位置へと復帰する。
図17(a)のキャップ状態から、記録ヘッド8がさらに鉛直方向下方へと移動すると、記録ヘッド8に押されて、キャップ部材120、キャップホルダユニット130、およびキャップベースユニット140を含むキャップユニット10が下方へと移動する。この移動によって、キャップベースユニット140はキャップ変形レバー350に当接してこれを下方へと押圧し、キャップ変形レバー350を、支点軸353を中心に回転させる(図17(b))。その結果、キャップ変形レバー350の一端部351は、係合部122aを前方(図中、右方)へと押し出し、キャップ部材120における当接部121を部分的に前方へと弾性変形させて、当接部121を吐出口面8aから部分的に剥離させる。
なお、図17において、キャップホルダユニット10は、キャップばね160によって筐体360上に弾性的に支持され、キャップ変形レバー350は、レバーばね154によって初期位置へ向けて付勢されている。このため、記録ヘッド8の吐出口面8aからキャップ部材120を離間させると、キャップ変形レバー350はレバーばね154の弾性力で初期位置へと復帰し、キャップ部材120は自身の弾性力によって初期位置に復帰する。

Claims (16)

  1. 液体を吐出する吐出口が形成された吐出口面を有する液体吐出手段と、
    前記吐出口面に当接して前記吐出口面を覆うキャップ部材と、
    前記液体吐出手段に対して前記キャップ部材を当接、離間するように動作するキャップ動作手段と、を備えた液体吐出装置であって、
    前記キャップ部材が前記液体吐出手段に当接した状態にあるとき、前記キャップ部材を部分的に弾性変形させるキャップ変形手段を備えたことを特徴とする液体吐出装置。
  2. 前記キャップ動作手段は、前記液体吐出手段と前記キャップ部材の少なくとも一方を移動させるように動作することを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
  3. 前記キャップ変形手段は、前記キャップ部材を弾性変形させない第1の位置と、前記キャップ部材を部分的に弾性変形させる第2の位置とに移動するキャップ変形部材を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の液体吐出装置。
  4. 前記キャップ変形部材は、前記キャップ動作手段による前記液体吐出手段または前記キャップ部材の移動に連動して移動することを特徴とする請求項3に記載の液体吐出装置。
  5. 前記キャップ変形部材は、前記キャップ動作手段による前記液体吐出手段または前記キャップ部材の移動方向と異なる方向へと移動することを特徴とする請求項3または4に記載の液体吐出装置。
  6. 前記キャップ部材は、所定の支持部材に対し相対的に移動可能に支持されるキャップ保持部材に保持され、
    前記キャップ変形部材は、前記支持部材と前記キャップ保持部材との間に支持され、前記支持部材と前記キャップ保持部材とを相対的に移動させることによって移動することを特徴とする請求項3ないし5のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
  7. 前記キャップ変形部材は、前記キャップ保持部材に移動可能に支持され、
    前記キャップ保持部材と前記支持部材とが互いに近づく方向へと移動することにより、前記キャップ変形部材は、前記支持部材に当接して前記第2の位置へと移動することを特徴とする請求項6に記載の液体吐出装置。
  8. 前記キャップ変形部材は、前記支持部材に移動可能に支持され、
    前記支持部材と前記キャップ保持部材とが互いに近づく方向へと移動することにより、
    前記キャップ変形部材は、前記キャップ保持部材に当接して前記第2の位置へと移動することを特徴とする請求項6に記載の液体吐出装置。
  9. 前記キャップ変形部材は、前記支持部材を収容する筐体部に移動可能に支持され、
    前記支持部材が筐体部に近づく方向へと移動することにより、前記キャップ変形部材は、前記支持部材に当接して前記第2の位置へと移動することを特徴とする請求項6に記載の液体吐出装置。
  10. 前記キャップ動作手段は、前記液体吐出手段に当接しているキャップ部材を、前記液体吐出手段と共に移動させることを特徴とする請求項6ないし9のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
  11. 前記キャップ動作手段は、前記キャップ部材を保持するキャップ保持部材に対して前記支持部材を移動させることを特徴とする請求項6ないし9のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
  12. 前記キャップ変形部材は、前記キャップ動作手段から独立した駆動機構によって移動することを特徴とする請求項3ないし11のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
  13. 前記キャップ変形部材は、当該キャップ変形部材を支持する支点軸を中心とした回転方向へと移動することを特徴とする請求項3ないし12のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
  14. 前記キャップ部材が前記吐出口面に当接した状態で、前記キャップ部材の内側の空間と、前記キャップ部材の外側の空間とを連通させる大気連通口が前記キャップ部材に形成されていることを特徴とする請求項1ないし13のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
  15. 液体を吐出する吐出口が形成された吐出口面を有する液体吐出手段の前記吐出口面に当接して前記吐出口面を覆うキャップ部材と、
    前記液体吐出手段に対して前記キャップ部材を当接、離間するように動作するキャップ動作手段と、を備え、
    前記キャップ部材を前記液体吐出手段の吐出口から前記液体吐出手段へと液体を排出させることによって前記液体吐出手段の吐出性能の維持・回復を行なう回復装置であって、
    前記キャップ部材が前記液体吐出手段に当接した状態にあるとき、前記キャップ部材を部分的に弾性変形させるキャップ変形手段を備えたことを特徴とする回復装置。
  16. 液体を吐出する吐出口が形成された吐出口面を有する液体吐出手段の前記吐出口面にキャップ部材を当接させて前記吐出口面を覆い、前記液体吐出手段の吐出口から前記液体吐出手段へと液体を排出させることによって前記液体吐出手段の吐出性能の維持・回復を行なう回復方法であって、
    前記キャップ部材が前記液体吐出手段に当接した状態にあるとき、前記キャップ部材を部分的に弾性変形させる第1の工程と、
    前記第1の工程によって部分的に弾性変形させた前記キャップ部材と前記液体吐出手段のうち少なくとも一方を、互いに離間させる方向に動作させる第2の工程と、
    を備えたことを特徴とする回復方法。
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