JP5391987B2 - 部品供給装置及び部品供給方法 - Google Patents
部品供給装置及び部品供給方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5391987B2 JP5391987B2 JP2009235196A JP2009235196A JP5391987B2 JP 5391987 B2 JP5391987 B2 JP 5391987B2 JP 2009235196 A JP2009235196 A JP 2009235196A JP 2009235196 A JP2009235196 A JP 2009235196A JP 5391987 B2 JP5391987 B2 JP 5391987B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- release paper
- component
- rotating member
- component supply
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
Description
ところが、吸着力が高まると、シート状の部品を破損してしまう等、安定的な部品の剥離が妨げられることがある。
また、剥離紙と、シート状の部品との接着面積が大きかったり、接着力が強力であったりすると、剥離が完了するまでの時間が長期化する懸念がある。
そこで、本明細書開示の部品供給装置は、回転部材によって部品を吸着しつつ剥離する際に、剥離紙の縁部を押さえ手段によって押さえる。これにより、シート状の部品の端部を予め剥離させることができ、剥離に要する総時間を短縮することができる。また、回転部材の吸着作用による剥離紙の引き込みを抑制することができるので、安定した剥離動作を実現することができる。
ハンド部120は、回転軸部材101aによってフレーム部材101に回転自在に取り付けられた回転部材121を備えている。回転部材121には、所定の方向に回転した状態でその姿勢を保持する姿勢保持ばね102が取り付けられている。
回転部材121は、その先端部に円弧状部を有しており、そして、この円弧状部の表面にエラストマーパッドの一例であるゴムパッド121aが設けられている。回転部材121は、後に詳説するように回転しつつドームシート152を121aに密着させるように吸着し、そして、プリント基板で回転しつつドームシート152をプリント基板上に供給する。回転部材121は、プリント基板上で回転する際に、プリント基板とドームシート152との間から空気を押し出すことができる。すなわち、回転部材121は、プリント基板とドームシート152との間に気泡が生じることを抑制することができる。このような回転部材121の内側には、図3や図5に示すように吸引ノズル部123が設けられている。
このように、切欠き部152bや切欠き残部152cの位置や大きさが変更させ得るのに対し、ドーム部152aの配置はほぼ一定の範囲に収まる。そこで、回転部材121は、ドーム部152aの配列に対応させて設けられた吸着孔125を備えている。
吸着孔125をゴムパッド121aに設けることにより、回転部材121とドームシート152との密着性を向上させることができる。回転部材121とドームシート152との密着性が向上することにより、ドームシート152を剥離紙151から剥離しやすくすることができる。本実施例では、−80kPa程度の吸着力(吸引力)を得ることができる。
また、吸着孔125は、ほぼ一定の範囲内で配列されるドーム部152aの配列に対応させて設けられているため、ドームシート152が他の形状に変わった場合であってもそのまま使用できる。しかし、仮に、ドーム部152aの配列が変わった場合であっても、ゴムパッド121aを交換することによって対応可能である。
吸着孔125は、ドーム部152aを覆うことができるように配置されている。
ところが、領域152fは、切欠き部152bと切欠き残部152cとが混在する箇所である。吸着孔125がドームシート152を吸着するためには、吸着孔125は、切欠き残部152c上に位置しなければならない。ここで、切欠き残部152cの位置は、最終製品に合わせて準備されるドームシート152によって異なる。このため、吸着孔125の位置をドームシート152の形状に合わせて取り替えなければならない。また、切欠き残部152cの幅が狭いと、吸着自体が困難となることも想定される。
これにより、ドームシート152を破損を抑制しつつ、かつ、迅速に剥離紙から剥離することができる。
剥離紙固定台160の斜め上方から押さえ板174をこの押さえ板174によって剥離紙151の縁部151aを折り曲げつつ移動させる。そして、押さえ板174によって剥離紙151の縁部151aを剥離紙固定台160へ押し付ける。さらに、回転部材121に設けられ、真空発生装置122によってドームシート152を吸着する吸着孔125をドーム部152a上に押し当てて吸着しつつ回転部材121を回転させる。これによりドームシート152を剥離紙151から剥離する。そして、回転部材121にドームシート152を吸着させて保持した状態でプリント基板上へ移動し、プリント基板上へドームシート152を供給する。
なお、他の構成は実施例1と異なるところがないため、共通する構成要素については図面中、同一の参照番号を付し、その詳細な説明は省略する。
なお、他の構成は実施例1と異なるところがないため、共通する構成要素については図面中、同一の参照番号を付し、その詳細な説明は省略する。
1001…筐体
100…ハンドユニット
101…フレーム部材
101a…回転軸部材
102…姿勢保持ばね
110…3軸ロボット
111…X軸ロボット
112…Y軸ロボット
113…上下シリンダ
120…ハンド部
121…回転部材
121a…ゴムパッド
122…真空発生装置
123…吸引ノズル部
124…吸引チューブ
125…吸着孔
126…ストッパ部材
127…真空チャンバ
128…多孔質部材
150…剥離紙ロール
152…ドームシート
152a…ドーム部
152b…切欠き部
152c…切欠き残部
160…剥離紙固定台
170…押さえ装置
171…エアシンリンダ
172…プッシュロッド
173…リンク機構
174…押さえ板
Claims (4)
- 剥離紙上に配置されたシート状の部品を基板上へ供給する部品供給装置であって、
前記部品を吸引する吸引手段と、
前記吸引手段によって前記部品を吸着する吸着孔が設けられ、当該吸着孔によって前記部品を吸着しつつ回転し、前記部品を前記剥離紙から剥離する回転部材と、
前記回転部材が回転する際に、前記剥離紙の縁部を押さえる押さえ手段と、
を備え、
前記吸着孔は、前記回転部材の回転方向と一致する方向を短尺とし、前記回転部材の回転方向と直交する方向を長尺とした形状を有することを特徴とする部品供給装置。 - 前記吸着孔は、前記シート状の部品に配列させて設けられた押し釦の前記配列に対応させて設けられたことを特徴とする請求項1に記載の部品供給装置。
- 前記回転部材による前記部品の剥離が行われる剥離紙固定台を備え、
前記押さえ手段は、前記剥離紙固定台の斜め上方から前記剥離紙の縁部を折り曲げつつ移動し、前記剥離紙固定台へ前記剥離紙の前記縁部を押し付ける押さえ部材を備えたことを特徴とした請求項1又は2記載の部品供給装置。 - 複数の押し釦が配列されて形成され、剥離紙上に配置されたシート状の部品を基板上へ供給する部品供給方法であって、
剥離紙固定台の斜め上方から押さえ部材を当該押さえ部材によって前記剥離紙の縁部を折り曲げつつ移動させ、前記押さえ部材によって前記剥離紙の前記縁部を前記剥離紙固定台へ押し付けるとともに、
回転部材に設けられるとともに、当該回転部材の回転方向と一致する方向を短尺とし、当該回転部材の回転方向と直交する方向を長尺とした形状を有し、吸引手段によって前記部品を吸着する吸着孔を前記押し釦上に押し当てて吸着しつつ当該回転部材を回転させ、前記部品を前記剥離紙から剥離し、
前記回転部材に前記部品を吸着させて保持した状態で基板上へ移動し、当該基板上へ前記部品を供給することを特徴とする部品供給方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009235196A JP5391987B2 (ja) | 2009-10-09 | 2009-10-09 | 部品供給装置及び部品供給方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009235196A JP5391987B2 (ja) | 2009-10-09 | 2009-10-09 | 部品供給装置及び部品供給方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011082436A JP2011082436A (ja) | 2011-04-21 |
JP5391987B2 true JP5391987B2 (ja) | 2014-01-15 |
Family
ID=44076167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009235196A Expired - Fee Related JP5391987B2 (ja) | 2009-10-09 | 2009-10-09 | 部品供給装置及び部品供給方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5391987B2 (ja) |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1985001913A1 (fr) * | 1983-11-02 | 1985-05-09 | Boeck Josef | Procede et installation pour comprimer des feuilles flexibles et clavier fabrique selon ce procede |
JP3138400B2 (ja) * | 1994-12-21 | 2001-02-26 | セイコーエプソン株式会社 | 粘着テープの剥離装置及びテープワープロ |
JP3397994B2 (ja) * | 1996-11-07 | 2003-04-21 | セイコーエプソン株式会社 | 剥離装置 |
JP3597024B2 (ja) * | 1997-09-01 | 2004-12-02 | 信越ポリマー株式会社 | 押釦スイッチ用カバー部材の製造方法 |
JP2000138497A (ja) * | 1998-10-29 | 2000-05-16 | Sony Corp | 部品供給装置 |
JP2002046934A (ja) * | 2000-08-03 | 2002-02-12 | Ricoh Co Ltd | 粘着部品の剥離装置及び供給装置 |
JP4651840B2 (ja) * | 2001-03-21 | 2011-03-16 | 株式会社リコー | 剥離紙分離装置 |
JP4271559B2 (ja) * | 2003-12-09 | 2009-06-03 | 信越ポリマー株式会社 | 押釦スイッチ用カバー部材の製造方法、キートップの整列装置 |
-
2009
- 2009-10-09 JP JP2009235196A patent/JP5391987B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011082436A (ja) | 2011-04-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5250147B1 (ja) | 順次密着できる構造を有するシート型fpcb自動真空吸脱着装置 | |
JP5273791B2 (ja) | 基板への接着テープ貼り付け装置 | |
JP6324606B1 (ja) | リリースフィルム剥離方法及びリリースフィルム剥離装置 | |
JP2015162634A (ja) | ウエハへの保護テープの貼付装置およびウエハの製造方法 | |
JP2004259792A (ja) | 吸着装置、吸着装置用シート、研磨装置、半導体デバイス及び半導体デバイス製造方法 | |
JP2013216079A (ja) | キャリア銅箔剥離装置及びキャリア銅箔剥離方法 | |
JP5391987B2 (ja) | 部品供給装置及び部品供給方法 | |
CN112208880B (zh) | 撕膜方法 | |
JP5381598B2 (ja) | 部品供給装置及び部品供給方法 | |
JPH1133990A (ja) | 穿孔装置 | |
JP2013196761A (ja) | ステアリングスイッチ装置 | |
JP5662744B2 (ja) | 保持装置 | |
JP4573639B2 (ja) | 電子部品実装装置 | |
JP2010087359A (ja) | ピックアップ装置 | |
KR20210148569A (ko) | 필름 공급 장치 및 필름 공급 장치의 필름 교체 방법 | |
JP3951969B2 (ja) | シート材保持具 | |
CN217100631U (zh) | 贴膜装置 | |
JP2011167997A (ja) | スクリーン印刷装置 | |
JPH11307995A (ja) | 電子部品実装機の真空吸着ノズル | |
JP4570823B2 (ja) | 弾性脚自動装着装置 | |
JP4537831B2 (ja) | 携帯端末および携帯端末用の操作補助部品 | |
KR101393334B1 (ko) | 솔더볼 안착용 지그 | |
JP2008244125A (ja) | 電子部品の実装ツール、実装装置及び実装方法 | |
JPH09300579A (ja) | スクリーン印刷方法および装置 | |
JP2019166822A5 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120613 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130606 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130611 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20130801 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130807 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20130801 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130917 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130930 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |