JP2019165799A - 粘着テープローラー機器と清掃具、及びそれによる清掃方法 - Google Patents

粘着テープローラー機器と清掃具、及びそれによる清掃方法 Download PDF

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Abstract

【課題】従来の粘着テープローラー機器では、対象物に対する塵埃等の異物除去する処理が、平面状の対象物に限定され、凹凸状の対象物の処理は、困難であった。一方、突起状、ブラシ状、旗状、綿状、波状等の凸部のある従来の清掃具では、対象物が平面状、凹凸状などほぼ限定されないが、その清掃具に付着した塵埃等の異物を簡便に、しかも安価に廃棄するのは、たとえ使い捨て清掃具であっても困難であった。【解決手段】そこで、凹凸状、曲面状などの対象物から塵埃等の異物を除去する為に、粘着テープローラー機器のみで直接除去し、廃棄する方法から、対象物の塵埃等の異物を拭き取るのみの布状の清掃具と、その布状の清掃具から拭き取った塵埃等の異物を間接的に除去する粘着テープローラー機器とを最適化し、組み合わせて使用することで、凹凸状など如何なる対象物の塵埃等の異物を簡便に、しかも安価に廃棄することを可能にすることが出来る。【選択図】図33

Description

本発明は、粘着テープローラー機器と清掃具、及びそれによる清掃方法に関するものである。
これまで、従来の粘着テープローラー機器を用いた塵埃等の異物除去と粘着テープロールを剥がすことでその異物を簡便に廃棄する方法では、塵埃等の除去と廃棄の対象物が、ほぼ平面、又は一時的にほぼ平面に出来る柔軟な素材などの対象物(以下、平面状の対象物と呼ぶ)である図2に示す平面状の対象物例である家具の板部6、床7、(板状のものの上に置いた)衣服、シーツ8等に限定されていた。そこで、粘着テープローラー機器において、効率的な塵埃等の異物除去が、平面状の対象物に限定されない様に、特許文献1(実開昭59−168255)に記載の粘着テープによる清掃具においては、ロールの支軸に粘着ロールテープを複数個に分割して取付けられ、分割された各粘着テープロールが、支軸に対して個別に半径方向に移動可能とする構成が提案されていた。
また、特許文献2(実登録43042852)には、粘着ローラ部の帯状基材に、クッション性のある薄肉材料を用いた粘着式清掃具が、提案されていた。更に、特許文献3(特開2002−125901)に記載の粘着ロールを有する清掃具においては、伸縮フィルム等の粘着シートを可墝性の芯に巻いた粘着ロールを用いることが提案されていた。
また、柔軟な布、スポンジ、繊維等で形成され、突起状、ブラシ状、旗状、綿状、波状等の凸部のある(以下、各種凸部のあると呼ぶ)従来の清掃具では、塵埃等の異物の除去対象物が、平面状の対象物に限定されず、柔軟でない素材で形成され曲線を含む凹凸形状のある対象物(以下、凹凸状の対象物と呼ぶ)である図3に示す凹凸状の対象物例である壁の隅9、パソコン、事務機10、曲線状の丸みを帯びた飾り11等を含む全般的な対象物(以下、多様な対象物と呼ぶ)でも可能であり、各種凸部のある清掃具においては、特許文献4(実開昭S47−027362)や、特許文献5(実開平H02−122652)では、効率的な塵埃等の異物除去が、多様な対象物にて可能となるが、その清掃具に付着した塵埃等の異物を廃棄する為には、複雑な形状で高価である為、使い捨てでなく繰り返し利用には、清掃具を充分洗浄(水洗、洗剤を用いた洗浄等)する簡便でない方法で除去するしか方法がなかった。
他方、使い捨て方式の各種凸状部のある清掃具では、特許文献6(実登録3027381)、特許文献7(特開平H10−286206)、特許文献8(登録2915840)では、簡便な構造、安価な材料で構成されている為、繰り返し利用が困難であるが、効率的な塵埃等の異物除去が、多様な対象物にて可能となり、その清掃具に付着した塵埃等の異物も使い捨て方式なので、簡便に、しかも安価に廃棄することが可能であるものであった。
一般的な従来の各種ローラー機器において、主ローラーと、それに対向する位置に対向(抑え)治具、ローラーを備え、主ローラーと対向(抑え)治具、ローラーの間を対象物(清掃物、マット、フィルム等)を移動、又は通過させながら対象物に処理を加える場合において、これまで、従来のローラー機器は、主ローラーと対向(抑え)治具、ローラーの間を移動、又は通過させる対象物の厚みの変動に対応や、処理圧力の均等化などの為、この間隔を広げたり、縮めたりする機能が、備えられていた。特許文献9(特開2015−71133)や、特許文献10(実開昭63−14560)では、上部のローラーと下部のローラーの間をマットや、帯状体が移動、又は通過する時に、上部ローラーの支持部がバネで下部方向に引っ張られており、マットによる上部/下部ローラーの間隔を調整する役目を果たしている例が示されている。また、特許文献11(特開平9−327674)、特許文献12(特開平8−91105)、特許文献13(特開2001−46990)では、2つ以上の上部ローラーがバネで下部ローラー側に引っ張られている例が示されている。これらの機器では、少なくとも1対の主なローラーと対向(抑え)治具、ローラーの間を対象物を移動、又は通過させることに着目して見てみると、1)移動、又は通過させる対象物の通過移動ラインがほぼ一定で変動がない。2)移動、又は通過させる対象物の個別の中で、厚みの変動が、少ない。3)移動、又は通過させる複数の対象物間での厚みの変動が、少ない。4)対象物の通過幅は、ローラーの幅に対してほぼ同一か、70〜90%幅のものが主に用いられ一定である。5)移動、又は通過させる対象物は、ほぼ同じか、数種類のものを繰り返し移動、又は通過させて処理していた。
実開昭S59−168255 実登録43042852 特開2002−125901 実開昭S47−027362 実開平H02−122652 実登録3027381 特開平H10−286206 登録2915840 特開2015−71133 実開昭63−14560 特開平9−327674 特開平8−91105 特開2001−46990
前記する従来の技術1の粘着テープローラー機器の提案では、効率的な塵埃等の異物除去が、従来の平面状の対象物の限定からは、やや対象物の範囲は広がるが、目標1:対象物の塵埃等の異物除去とその廃棄において、平面状の対象物や、凹凸状の対象物などの多様な形状の対象物に対する効率的な塵埃等の異物除去。と言う観点で、まだ不十分であった。
また、前記する従来の技術2の清掃具においても、目標2:その除去した塵埃等の異物の簡便で安価な廃棄。の観点において、除去した異物の清掃具を洗浄(水洗、洗剤を用いた洗浄等)するタイプは、簡便と言う観点で不十分であり、使い捨てタイプは、安価と言う観点で、粘着テープローラー機器における粘着テープロール1枚分(通常、ロール1円周分で切断廃棄)よりは、高価ものであった。
ここで、特別な使用方法として、図4に示すように、従来の粘着テープローラー機器4と、柔軟な形状の布、スポンジ、綿等で形成された布巾状、又はブラシ状、波状等の従来の清掃具3を連続して使用する場合も考えられる。すなわち、従来の清掃具3を用いて、多様な対象物(図2の平面上の対象物や、図3の凹凸状の対象物等)の効率的な塵埃等の異物除去を行った後、平板5(又は、床等)上に置き、その従来の清掃具3の表面を、従来の粘着テープローラー機器4の粘着テープロール4a部を押し当てる様に、柄4bを持ちローラーがけし、従来の清掃具3に付着していた異物を転写、除去する。その後、従来の粘着テープローラー機器4の粘着テープロール1枚分(通常、ロール1円周分で切断廃棄)を剥がして、廃棄する方法である。しかしながら、従来の粘着テープローラー機器4と、清掃具3は、いずれも、個別の使用を想定して製作されており、この組み合わせて使用する方法を考慮して設計、製作されていない。その為、図5に示すように、平板5(又は、床等の平板状の部分)上であっても従来の清掃具3の清掃部3aの中心部には、通常、清掃具3の柄3bに続く支え部3cがあり凹凸が出来たり、清掃部3a部分自体も凹凸があることにより平面状にならず、付着している塵埃等の異物を粘着テープロール4aに効率的に転写し除去するのは、困難であった。たとえ粘着テープローラー機器4で抑えつけた場合に、平面状になったとしても、特許文献4(実開昭S47−027362)や、特許文献5(実開平H02−122652)の場合には、突起状(凸部の例であり、以下、凸部は、突起状、ブラシ状、旗状、綿状、波状等の凸形状のいづれかを示す)の部分の裏側が隠れてしまい、その意味においても3a部に付着している塵埃等の異物を効率的に除去するのは、困難であった。更に、前記する従来の技術2の清掃具が、特許文献6(実登録3027381)、特許文献7(特開平H10−286206)、特許文献8(登録2915840)の使い捨ての清掃具である場合も、その簡便な構造、安価な材料で構成されている為、粘着テープローラー機器4で抑えつけた場合に粘着力により、剥がれてしまい、再利用が困難となると想定されるので、やはり使い捨てとなり、より安価にするのは、困難であった。
更に、前記する従来の技術3である各種ローラー機器においては、繰り返し使用する同形状のマットの清掃や、大量生産品(フィルム、シール、基板等)の処理の一部に利用する設備機器で有る為、対象物の厚み、幅などの大きな変変動を想定しておらず、更に、処理の安定を考慮し、主ローラーと、それに対向する位置に対向(抑え)治具、ローラー以外の前後等に、その移動、又は通過ラインが変動しないように機器を構成し、対象物が常に一定の移動、又は通過ラインを描いて処理する様限定されていた。
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、目標1:対象物の塵埃等の異物除去とその廃棄において、平面状の対象物や、凹凸状の対象物などの多様な形状の対象物に対する効率的な塵埃等の異物除去。と、目標2:その除去した塵埃等の異物の簡便で安価な廃棄。と言う2つの目標に対し、両方を実現出来る最適な清掃具と最適な粘着テープローラー機器として、本発明の新たな構成の清掃具と、新たな構成の粘着テープローラー機器の2つの器具を用いる。更にまた、その2つの器具を組み合せた最適な方法を提供することにある。
これは、通常の各種凸状部のある清掃具が持ち得る良い部分の機能1:多様な形状、凹凸のある対象物に対して塵埃等の異物除去が可能。と、粘着テープローラー機器が持ち得る良い部分の機能2:粘着テープロールを剥がすことでそれに付着、又は転写していたの異物を簡便に廃棄することが可能。という各良い部分の機能のみを引き出すことで、全体として2つの良い部分の機能を実現し、それに最適化した本発明の清掃具と、本発明の粘着テープローラー機器を提供し、それ用いた本発明の2つの器具を組み合わせた最適な清掃方法を用いることを特徴とする。特に、本発明の粘着テープローラー機器は、主に、机、テーブル、床等に置いて本発明の清掃具を処理する据え置き型の粘着テープローラー機器としている点が特徴であり、この方式が最適と考える。
特に、本発明の粘着テープローラー機器が、対象とする清掃具は、本発明の最適な清掃具に限らず、すなわち、各種凸状部のある清掃具全般において、可能な限り使用可能とする為に、各種タイプ、形状(厚み、長さ、幅、柔軟さ)等に対応出来る様に構成する。また、本発明の粘着テープローラー機器における対象物の移動、又は通過動作等は、手動にて行われる為、対象物の移動、又は通過ラインは、中心よりも、上下、左右、前後にに大きく変動することも想定して構成される必要がある。
以上説明したように、本発明の清掃具、本発明の粘着テープローラー機器、及びそれらを組み合わせ連続して使用する本発明の方法では、清掃具の良い部分の機能1:多様な形状、凹凸のある対象物に対して塵埃等の異物除去が可能。と、粘着テープローラー機器の良い部分の機能2:粘着テープロールを剥がすことでそれに付着、又は転写していたの異物を簡便に廃棄することが可能。の良い部分の機能を取り出し、一方のみの使用では、限界があり実現できなかった以下の2つの目標、すなわち、目標1:対象物の塵埃等の異物除去とその廃棄において、平面状の対象物や、凹凸状の対象物などの多様な形状の対象物に対する効率的な塵埃等の異物除去。と、目標2:その除去した塵埃等の異物の簡便で安価な廃棄。とを2つ共に実現することが可能となる効果がある。
更に、本発明の清掃具、本発明の粘着テープローラー機器では、その構成を、本発明のこの2つを組み合わせて連続して使用する方法を用に、最適化しているので、前記良い部分の機能1、機能2の能力を向上させ、前記目標1、目標2をより効率的に、より安価に実現出来るようにする効果が有る。この最適化された本発明の粘着テープローラー機器では、特に、机、テーブル、床等に置いて布等の清掃具を処理する据え置き型の粘着テープローラー機器が最適である。
本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態1 塵埃等の異物除去の対象物としての平面状の対象物例 塵埃等の異物除去の対象物としての凹凸状の対象物例 従来の粘着テープローラー機器と、従来の清掃具を組み合わせて使用する方法の説明図 従来の粘着テープローラー機器と、従来の清掃具を組み合わせて使用する方法での不具合の説明図 本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態2を示す図 本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態3を示す図 本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態4を示す図 本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態5を示す図 本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態6を示す図 本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態7を示す図 本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態8を示す図 本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態9における清掃具の位置に対する上部、下部粘着テープロール軸の位置の変化を示す4つの例の側面図 本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態9における清掃具の位置に対する上部粘着テープロール軸の左右個別(不連動)の変化を示す例の斜視図 本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態9における前記粘着テープロール軸の移動を可能にする為、下部支柱に形成する軸穴の5つの例を示す図 本発明の清掃具の実施の形態1を示す図 本発明の清掃具の実施の形態2を示す図 (a)本発明の清掃具の実施の形態3を示す図 (b)本発明の清掃具の実施の形態4を示す図 本発明の清掃具の清掃部の突起状(凸部の例)部分が、重力の影響を受けると形状が変化し、重力の方向に傾斜する清掃具において、粘着テープローラー機器での処理する方法について示した図 (a)本発明の清掃具の実施の形態5を示す図 (b)本発明の清掃具の実施の形態6を示す図 本発明の清掃具の実施の形態7を示す図 本発明の清掃具の実施の形態8を示す図 本発明の清掃具の実施の形態8において、清掃部を伸長させ粘着テープローラー機器での処理する方法について示した図 本発明の清掃具の実施の形態9を示す図 本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態10を示す図 本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態11を示す図 本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態12の粘着テープロールの片方の側面から見た図 本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態10の場合において、処理する清掃具の状態により、粘着テープロールの支持軸が、左右両端で互いに連動せず移動することにより、傾斜することを示した図 本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態13における粘着テープロール下部支柱に形成する軸穴の形状の例を示す図 本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態14を示す図 本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態14に示すクッション性のある軸受による本発明に粘着テープローラー機器の上部の抑え部、上部の粘着ロール、上部の粘着テープロールに使用された場合の支持軸の他の移動例を示す。 本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態15を示す図 本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態16を示す図 (a)本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態16の側面図 (b)本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態16の正面図 (a)本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態16において、ロール式抑え部材65bを最下部まで押し下げた状態図 (b)本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態16において、ロール式抑え部材65bが、中間部の状態図 (c)本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態16において、ロール式抑え部材65bが、最上部の状態図 (a)本発明の清掃具の実施の形態9を示す図 (b)本発明の清掃具の実施の形態9の交換可能な清掃具の布部のみを示す図 (c)本発明の清掃具の実施の形態9の清掃具を取り付ける支柱治具のみを示す図 (a)本発明の粘着テープローラー機器と清掃具の代表的な実施例8において、本発明の清掃具66の先端部を差し入れたところを示した図 (b)本発明の粘着テープローラー機器と清掃具の代表的な実施例8において、本発明の清掃具66を中間まで押し込んだところを示した図 (c)本発明の粘着テープローラー機器と清掃具の代表的な実施例8において、本発明の清掃具66をの全体を通過させて処理したところを示した図 本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態17を示す図 (a)本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態17の側面図 (b)本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態17の正面図
本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態1を、図1に具体的に示す。
この場合には、本発明の粘着テープローラー機器(図1中では、粘着テープローラー機器2)の上部に柔軟な素材による抑え部材2bと、下部に粘着テープロール2aを対向して配置する構成とし、その間を本発明の清掃具(図1中では、清掃具1)に手動で上部より抑え部材2bによる下方圧力を加えながら移動、又は通過させる処理を行うことにより、本発明の清掃具(図1中では、清掃具1)に付着していた塵埃等の異物を下部の粘着テープロール2a部分に転写させる機能を有している。その後、粘着テープロール2aの最表面のテープを剥がし廃棄することで転写された塵埃等の異物を簡易に廃棄することが可能である。
本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態2を、図6に具体的に示す。この場合には、本発明の粘着テープローラー機器(図6中では、粘着テープローラー機器13)の上部に粘着テープロール13aと、下部に柔軟な素材による抑え部材13bを対向して配置配置する構成とし、その間を従来の清掃具(図6中では、清掃具3)を手動で上部より粘着テープロール13aによる下方圧力を加えながら移動、又は通過させる処理を行うことにより、従来の清掃具3に付着していた塵埃等の異物を上部の粘着テープロール13a部分に転写させる機能を有している。その後、粘着テープロール13aの最表面のテープを剥がし廃棄することで転写された塵埃等の異物を簡易に廃棄することが可能である。
本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態3を、図7に具体的に示す。この場合には、本発明の粘着テープローラー機器(図7中では、粘着テープローラー機器14)の上部に柔軟な素材によるロール状の抑え部材14bと、下部に粘着テープロール14aを対向して配置する構成とし、手動で上部よりロール状の抑え部材14bを下方圧力を加え、下部支柱14cにあけたロール軸穴14eに沿って、ロール軸14dを下方にスライドさせながら、14bと14aの間を従来の清掃具(図7中では、清掃具3)を移動、又は通過させる処理を行うことにより、清掃具3に付着していた塵埃等の異物を下部の粘着テープロール14a部分に転写させる機能を有している。その後、粘着テープロールの最表面のテープを剥がし廃棄することで転写された塵埃等の異物を簡易に廃棄することが可能である。この実施の形態では、前記実施の形態1に比較し、上部の柔軟な素材による抑え部材がロール状である点が異なり、それにより清掃具等をスムーズに移動、又は通過させることが可能となっている。
本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態4を、図8に具体的に示す。この場合には、本発明の粘着テープローラー機器(図8中では、粘着テープローラー機器15)の上部に少なくとも表面が粘着性のあるロールによる抑え部材(以下、粘着ロールと呼ぶ:粘着テープロール以外で固定式シリコンゴム、発泡樹脂等で構成)15bと、下部に粘着テープロール15aを対向して配置する構成とし、手動で上部より粘着ロール15bを下方圧力を加え、下部支柱15dに空けたロール軸穴15eに沿って、ロール軸15fを下方にスライドさせながら、15bと15aの間を本発明に清掃具(図8中では、清掃具1)を移動、又は通過させる処理を行うことにより、清掃具1に付着していた塵埃等の異物を下部の粘着テープロール15a部分に転写させる機能を有している。その後、粘着テープロール15aの最表面のテープを剥がし廃棄することで転写された塵埃等の異物を簡易に廃棄することが可能である。この実施の形態では、前記実施の形態3で上部のロール状抑え部材が、粘着ロールである点が異なり、それにより清掃具等の下部だけでなく、上部に付着していた塵埃等の異物を上部の粘着ロールにも転写させる機能を有している。更に、清掃具1を移動、又は通過させた後の何も無い状態で、上部の粘着ロール15bを下部の粘着テープロール15aに押し当てながら回転させることで、上部の粘着ロール15bに付着した清掃具1の塵埃等の異物を下部の粘着テープロール15aに集積させることが可能である。その後、粘着テープロール15aの最表面のテープを剥がし廃棄することで転写された塵埃等の異物のほとんどを簡易に廃棄することが可能である。(その為には、上部、下部の粘着性、転写性を制御することで、この集積性を効率的にすることも可能である。例として、下部の粘着テープロール15aより上部の粘着ロール15bの粘着性を低めたり、転写性を高める方法や、その差を大きく付ける方法がある。)
本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態5を、図9に具体的に示す。この場合には、本発明の粘着テープローラー機器(図9中では、粘着テープローラー機器16)の上部に粘着テープロール16aと、下部に粘着ロール16bを対向して配置する構成となっており、その処理においては、その点のみ前記実施の形態4との変更点(手動で上部より粘着テープロール16aを下方圧力を加え、下部支柱16cに空けた軸穴16eに沿って、支持軸16dを下方にスライドさせながら、16aと16bの間を従来の清掃具3を移動、又は通過させる処理を行う)である。すなわち、前記実施の形態4で上部と下部を逆の配置とした点が異なり、それにより図9の従来の清掃具3の上部だけでなく、下部に付着していた塵埃等の異物を下部の粘着ロール16bにも転写させる機能を有している。更に、この場合には、清掃具3を移動、又は通過させた後の何も無い状態で、上部の粘着テープロール16aを下部の粘着ロール16bに押し当てながら回転させることで、下部の粘着ロール16bに付着した対清掃具3の塵埃等の異物を上部の粘着テープロール16aに集積させることが可能である。その後、粘着テープロール16aの最表面のテープを剥がし廃棄することで転写された塵埃等の異物を簡易に廃棄することが可能である。(その為には、上部、下部の粘着性、転写性を制御することで、この集積性を効率的にすることも可能である。例として、上部の粘着テープロールより下部の粘着性抑え部材の粘着性を低めたり、転写性を高める方法や、その差を大きく付ける方法がある。)
本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態6を、図10に具体的に示す。この場合には、本発明の粘着テープローラー機器(図10中では、粘着テープローラー機器17)の上部に粘着テープロール17bと、下部に粘着テープロール17aを対向して配置する構成となっており、その処理においては、その点のみ前記実施の形態4、5との変更点(手動で上部より粘着テープロール17bを下方圧力を加え、下部支柱17cにあけたロール軸穴17eに沿って、ロール軸17dを下方にスライドさせながら、17aと17bの間を本発明の清掃具1を移動、又は通過させる処理を行う)である。すなわち、前記実施の形態4、5のうち粘着性抑え部材(ロール)を、粘着テープロールに変更し、上部下部共に、粘着テープロールにて構成した場合である。それにより清掃具の上部だけでなく、付着していた塵埃等の異物を上下部の粘着テープロールに直接転写させる機能を有し、各々の粘着テープロールの最表面のテープを剥がし廃棄することで転写された塵埃等の異物を簡易に廃棄することが可能である。また、この場合には、清掃具1を移動、又は通過させた後の何も無い状態で、上部の粘着テープロール17bを下部の粘着テープロール17aに押し当てながら回転させることで、いづれか一方の粘着テープロールに、他方の塵埃等の異物を転写させ一方に集積させることも可能である。(その為には、上部、下部の粘着テープロールの粘着性、転写性を制御、例えば、上部の粘着テープロールより下部の粘着テープロールの粘着性を低めたり、転写性を高める方法や、その差を大きく付けるなどの方法)更にまた、いづれか一方の粘着テープロールに、他方の最表面の粘着テープ自体が剥がされ、巻き取らせることも可能である。(その為には、一方の粘着テープロールの最表面の粘着テープ自体の剥がれ易さを高くし、他方に巻き取られ易くしたり、一方の最表面の一部のみ、すなわち、剥がす最先端部を他方の粘着テープロールに巻き取られやすく、粘着性を高さを制御したり、工夫することで、他方の粘着テープロールに、他方の最表面の粘着テープ自体を剥がされ、巻き取らせる方法がある。)その後、巻き取らせた粘着テープロールの最表面のテープのみを剥がし廃棄することで2つの転写された粘着テープの両方の塵埃等の異物を簡易に廃棄することが可能である。
本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態7を、図11に具体的に示す。この場合には、本発明の粘着テープローラー機器(図11中では、粘着テープローラー機器18)の上部に粘着テープロール18aと18bを、下部に粘着テープロール18cと18dを各2個連結して対向して配置する構成となっており、その処理においては、その点のみ前記実施の形態6との変更点である。すなわち、前記実施の形態6の場合において、上部、下部の粘着テープロールを横方向に2個以上連続して連結することで、処理する対象物(清掃具等)の幅、大きさの対象をより拡大可能としている。但し、前記実施の形態1〜5の場合においても、同様に、抑え部材、抑え部材(ロール)、粘着ロール、粘着テープロールを、横方向に2個以上連続して連結することで、処理する対象物(清掃具等)の幅、大きさの対象をより拡大可能である。
本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態8を、図12に具体的に示す。この場合には、本発明の粘着テープローラー機器(図12中では、粘着テープローラー機器19)の、支柱19cに上部に粘着テープロール19a、下部に粘着テープロール19bを対抗して配置し、上部粘着テープロール19aに連動している連動ギア19mと、支柱19cに形成した伝達ギア19iを連結して接続している。更に、下部粘着テープロール19bに連動している連動ギア19nと、支柱19cに形成した伝達ギア19lを連結して接続している。ここで、粘着テープロール19aと連動ギア19mには、軸19d、粘着テープロール19bと連動ギア19nには、軸19f、伝達ギア19iには、軸19j、伝達ギア19lには、軸19gがあり、軸19dに対し軸穴19e、軸19jに対し軸穴19k、軸19gに対し軸穴19hが、支柱19cに形成されている。この各軸穴により、各軸の位置が移動しても、全ての軸が連結した接続を維持しながら、移動することが可能となっている。すなわち、一方の粘着テープロール軸に結合したギヤ(歯車等)と、それを途中で可動可能な2つのギア(歯車等)で連結し、他方の粘着テープロール軸に結合したギヤ(歯車等)に伝えることで、上部と下部の粘着テープロールが連動して回転するようにしたものである。これにより、処理する清掃具3の処理が上下で安定して、スムーズな処理を可能としている。ここで、上部の粘着テープロール19aの軸19d、及び前記各ギア、軸は、処理する清掃具3の厚さ、処理の向き等に対応して、それぞれの軸穴19e、19h、19k中をスライドしてそれに最適な位置に移動して対応している。(この場合には、例として、後述する図25の軸25fと同様に軸穴の中間位置に、25d、25eバネ等により保持して取り付けてあれば、可能である。)更にまた、前記本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態1〜5、7の場合においても、同様に、抑え部材、抑え部材(ロール)、粘着ロール、粘着テープロールの軸に同様な機構を設置することで可能である。
本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態9を、図13〜15に具体的に示す。図13には、本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態9における清掃具の位置に対する上部、下部粘着テープロール軸の位置の変化を示す4つの例の側面図を示している。図13(a)は、前記実施の形態6の場合において、処理する対象物(清掃具等)が、柔軟な布、スポンジ、繊維等で形成され、突起状、ブラシ状、旗状、綿状、波状等の凸部があり、厚みが標準的な厚みの清掃具を移動、又は通過させる時の上部、下部粘着テープロール軸の位置を示した図である。それに対し、図13(b)では、厚みが通常より厚い清掃具を移動、又は通過させる時に、上部の粘着テープロール軸が上方に移動可能とした機能についての説明図である。また、図13(c)では、手動による清掃具の移動、又は通過ラインが、上部/下部粘着テープロールの対向部を中心に時計回り方向に傾いた時に、上部の粘着テープロール軸が前方(やや上方も含む)に移動可能とした機能についての説明図である。同じく、図13(d)では、手動による清掃具の移動、又は通過ラインが、上部/下部粘着テープロールの対向部を中心に反時計回りに傾いた時に、上部の粘着テープロール軸が後方(やや上方も含む)に移動可能とした機能についての説明図である。更に、図14には、本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態9における清掃具の位置に対する上部粘着テープロール軸の左右個別(不連動)の変化を示す例の斜視図を示している。図14(e)は、前記実施の形態6の場合において、処理する対象物(清掃具等)を移動、又は通過させるラインが、左右にずれた場合に、その対象物の中央の厚みが厚い部分の位置も左右ずれ、塵埃を除去する為の効率的な位置(すなわち、対象物との接触部分が増える位置)になるように上部の粘着テープロール軸両端の軸位置が互いに連動せず上下(左右も含む)に可動可能とする機能についての説明図である。図13、図14に示す機能は、清掃具が、各種タイプ、形状(厚み、長さ、幅、柔軟さ)等に対応出来る様にする為や、また、対象物の移動、又は通過動作等は、手動にて行われるので、対象物の移動、又は通過ラインが、中心よりも、上下、左右、前後にに大きく変動することも想定して構成される必要があるので必要な機能である。
図15に、本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態9における前記粘着テープロール軸の移動を可能にする為、下部支柱25hに形成する軸穴25gの5つの例について示している。図15(g)は、粘着テープロール軸25fと、軸穴25gのガタ(ゆとり)が、小さい場合(軸穴と、粘着テープロール軸穴の差Hが全方向において、3mm未満)で軸25fの移動がほぼ不可能で、それ以外の(h)〜(k)は、粘着テープロール軸が移動可能で、(h)は上下移動が可能な場合(上下におけるの前記差Hが3〜100mm)で、(i)は前後移動が可能な場合(前後におけるの前記差Hが3〜50mm)で、(j)は前後と一部上下移動が可能な場合(前後と一部上下の前記差Hが3〜50mm)で、(k)は前後左右移動が可能な場合(全方向における前記差Hが3〜50mm)の軸穴形状の例であり、粘着テープロール軸は、通常その中心位置にバネ、ゴム等で保持され、軸移動しても、軸に対する移動させる力が解除された場合には、元の中心位置に戻るように構成されている。これまで、この本発明の実施の形態9の説明では、前記実施の形態6の場合を例として図示して説明したが、前記本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態1〜5、7の場合においても、同様に、抑え部材、抑え部材(ロール)、粘着ロール、粘着テープロールの軸に同様な軸移動機能とそれに対する機構を同様に設置することで可能である。
ここでは、粘着テープロール軸25fと、軸穴25gのガタ(ゆとり)の寸法としたが、他の本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態1〜8、10〜15においては、抑え部材、ロール状の抑え部材、粘着ロール、粘着テープロールの軸、ロール軸、支持軸と、支柱、上部支柱、下部支柱とにおける寸法の関係と解釈することが出来る。
また、上部の軸、ロール軸、又は支持軸が、下部支柱に空けた各軸穴に沿ってスライドする場合や、上部支柱が下部支柱の外側を囲むようにスライドする場合には、その下部支柱に空けた軸穴は、その横幅が、上部支柱の各軸穴、又はクッション性の軸受の幅以上でかつ、縦にスライドする為の範囲の長さ(例5〜150mm)の形状が必要とされる。
本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態10を、図25に具体的に示す。この場合には、粘着テープロールのみを配置する構成とし、粘着テープロール25aに接続した支持軸25fは、台座25bに形成された支柱25hと上部バネ支柱25cの間のバネ25d、25eで中間位置に支えられ、支柱25hに空けた軸穴25gにより囲まれる範囲、この場合は、上下の範囲でのスライドが可能となっている。
この本発明の粘着テープローラー機器25での清掃具の処理においては、その上を対象物(清掃具等)を手動で下方圧力を加えながら移動、又は通過させる処理を行うことにより、対象物(清掃具等)に付着していた塵埃等の異物を粘着テープロール部分に転写させる機能を有している。その後、粘着テープロールの最表面のテープを剥がし廃棄することで転写された塵埃等の異物を簡易に廃棄することが可能である。但し、ここで、本発明の粘着テープローラー機器において、対象物(清掃具等)を処理する場合に、粘着テープローラー機器が転倒や、ズレ移動し処理が困難になることを防止することが重要であり、その対策をする必要がある。その為に、処理時には、一方の手で、対象物(清掃具等)を持ち、もう一方の手で前記粘着テープローラー機器を抑えることが重要であり、その為の部分を設ける構成とする。その他、粘着テープローラー機器全体の重量をある程度重くしたり、全体を置く場所に固定する為、粘吸着機器(吸盤構造機器)、粘着テープ貼り、磁石等を用いる場合もある。
本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態11を、図26に具体的に示す。この場合には、前記実施の形態10の場合において、粘着テープロールを横方向に2個以上連続して連結することで、処理する対象物(清掃具等)の幅、大きさの対象をより拡大可能としている。
本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態12を、図27〜29に具体的に示す。図27(a)〜(d)は、 本発明の粘着テープローラー機器の粘着テープロールの片方の側面から見た図である。図27(b)は、前記実施の形態10の場合を示しており、手動で対象物(清掃具等)を粘着テープロール押し付ける場合に粘着テープロールの軸を上下移動可能とすることで、前記対象物(清掃具等)にかかる上下方向の圧力を安定化させ、前記対象物(清掃具等)にかかる負荷を低減すると共に塵埃等の異物の除去を効率的にする効果がある。それに対し、図27(a)では、粘着テープロール軸と、軸穴のガタ(ゆとり)が、小さい場合(軸穴径と、粘着テープロール軸穴の差Hが全方向において、4mm未満)で軸の移動がほぼ不可能であり、手動で対象物(清掃具等)を粘着テープロール押し付ける場合の上下方向の圧力は、手動で制御する必要がある。また、図27(c)では、手動による清掃具の移動、又は通過ラインが、粘着テープロール最上部を中心に時計回り方向に傾いた時に、前記粘着テープロール軸が前方(やや下方も含む)に移動可能とした機能についての説明図である。同じく、図27(d)では、手動による清掃具の移動、又は通過ラインが、前記粘着テープロールの最上部を中心に反時計回りに傾いた時に、上部の粘着テープロール軸が後方(やや下方も含む)に移動可能とした機能についての説明図である。更に、図28(e)は、前記実施の形態10の場合において、処理する対象物(清掃具等)を移動、又は通過させるラインが、左右にずれた場合に、その対象物の中央の厚みが厚い部分の位置も左右ずれ、塵埃を除去する為の効率的な位置(すなわち、対象物との接触部分が増える位置)になるように前記粘着テープロール軸両端の軸位置が互いに連動せず上下(左右も含む)に可動可能とする機能についての説明図である。図27、図28に示す機能は、清掃具が、各種タイプ、形状(厚み、長さ、幅、柔軟さ)等に対応出来る様にする為や、また、対象物の通過動作等は、手動にて行われるので、対象物の移動、又は通過ラインが、中心よりも、上下、左右、前後にに大きく変動することも想定して構成される必要があるので必要な機能である。
図29に、本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態13における前記粘着テープロール軸の移動を可能にする為、下部支柱25hに形成する軸穴25gの可能性について示している。図29(g)は、粘着テープロール軸と、軸穴25gのガタ(ゆとり)が、小さい場合(軸穴と、粘着テープロール軸穴の差Hが全方向において、3mm未満)で軸の移動がほぼ不可能で、それ以外の(h)〜(k)は、粘着テープロール軸が移動可能で、(h)は上下移動が可能な場合(上下におけるの前記差Hが3〜100mm)で、(i)は前後移動が可能な場合(前後におけるの前記差Hが3〜50mm)で、(j)は前後と一部上下移動が可能な場合(前後と一部上下の前記差Hが3〜50mm)で、(k)は前後左右移動が可能な場合(全方向における前記差Hが3〜50mm)の軸穴形状の例であり、粘着テープロール軸は、通常その中心位置にバネ、ゴム等で保持され、軸移動しても、軸に対する移動させる力が解除された場合には、元の中心位置に戻るように構成されている。これまで、この本発明の実施の形態13の説明では、前記実施の形態10の場合を例として図示して説明したが、前記本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態11、12の場合においても、同様に、抑え部材、抑え部材(ロール)、粘着ロール、粘着テープロールの軸に同様な軸移動機能とそれに対する機構を同様に設置することで可能である。
本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態14を、図30に具体的に示す。この場合には、本発明の粘着テープローラー機器(図30中では、図30(a)の粘着テープローラー機器30)は、台座30b上に、粘着テープロール30aとそれを支える下部支柱30cを配置し、前記粘着テープロール30aの支持軸30eを下部支柱30cに固定されたクッション性の軸受30f(ゴム、スポンジ、スポンジ状の樹脂、その他柔軟性のある材料で構成)で受けている。すなわち、このクッション性のある前記軸受30fは、支持軸を一定位置(この場合軸受の中心)に支えると共に、中心から移動させる力に反発力を持ち、その移動させる力が解放された場合には、元の位置(この場合には、軸受の中心)に戻す役目がある。更に、前記軸受30fと支持軸30eの回転における摩擦係数を従来の粘着テープロール機器の場合より大きくなるように構成(軸受材料と、軸受と支持軸に隙間の寸法で調整)することにより、本発明の粘着テーロール機器30において、清掃具1の処理する場合に、粘着テープロール30a不必要な回転(清掃具1の押し付け圧力、処理が無い場合にも無駄に回転し、処理を正常に行えなくなること)をなくし、効率的な処理を実現出来る効果がある。また、下部支柱30cには、その軸受30fより小さい形状の軸穴30dが空いており、支持軸30eは、軸穴30dの範囲内のみ移動可能である。その他、図30(b)、(c)には、本発明の粘着テ-プロール機器30の粘着テープロール30aの上下における移動例を、示し、図30(d)〜(g)は、それによる支持軸30eの移動とその圧力により軸受30fに空く隙間である軸受隙間30gの形成例を示している。
本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態15を、図32に具体的に示す。この場合には、前記本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態14に追加した粘着テープロール軸抑え機能がある粘着テープローラー機器(図32中では、粘着テープローラー機器32)である。図32では、前記本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態14(前記実施例7の粘着テープローラー機器30)に追加した粘着テープロール軸抑え機能がある粘着テープローラー機器(図32中では、粘着テープローラー機器32)である。図32での軸受部の状態は、同様であり、省略するが、それに、加えて、粘着テープロール軸抑え機能として、粘着テープロールの支持軸32eの回転を抑える軸抑え部32iとそれの上下させ調整させるネジ式の連動軸32hと操作具32jを取り付けた配置板32gが構成され、粘着テープロールの支持軸32eに、軸抑え部32iを押し当てその圧力、材質の調整により、摩擦を大きくし、粘着テープロール32aの支持軸32eの回転を抑制する機能を有している。
また、前記本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態14と同じく、クッション性のある軸受32fは、清掃具1が押し当てられていない場合の図32(a)の状態では、軸抑え部32iは、粘着テープロールの支持軸32eに押し当てられていて、摩擦が大きく回転が抑えられているが、清掃具1が押し当てらた場合の図32(b)の状態では、軸抑え部32iは、粘着テープロールの支持軸32eから離れ、摩擦が小さくなり回転し易くなる。このように、清掃具1等の粘着テープロール32aへの押し当ての有無(又は、粘着テープロールへの下方圧力有無)により、粘着テープロール32aの支持軸32eの軸抑え部32iによる摩擦を制御し、回転を制御できる効果が、この粘着テープロール軸抑え機能にはある。
本発明の清掃具の実施の形態1を、図16に具体的に示す。本発明の清掃具(図16中では、清掃具52は、柔軟な布、スポンジ、樹脂、紙等の材料で、凹凸が少なく平坦に形成され対象物の塵埃等の異物を付着させる清掃部52aと、柄52bとで構成されている。これは、清掃部52aが、塵埃等異物を除去するだけでなく、前記本発明の粘着テープロールにその付着させした塵埃等異物を転写させる場合に、凹凸があると隠れて効率的に転写出来ない部分が出来るのを防ぐ為でもある。更に、この清掃部52aは、各種凸状部のある材料のままであると、前記本発明の粘着テープロールを移動、又は通過させて処理する場合に、平面状を維持できず、効率的に粘着テープロールに転写することが出来ない。その為、清掃部52aの内部に、少なくとも、一時的平板状になるような部材52cを形成し、構成している。この52cの部分を一時的に平板状にする方法として、1)この部分に常時、または少なくとも一時的に、板状の部材(例:木材、樹脂、金属等で穴有無も含む)、平板で網状の部材(例:棒状の樹脂、金属を交差、又は組み合わせて形成したもの)を挿入する構造とし、清掃時は、必要に応じて取り出し、粘着テープロールに転写する時には、取付(又は、挿入)処理する方法、構造(清掃部52aを、開閉可能な袋状の構造とし、出し入れする方法等による)にするものとし、塵埃等に異物をより効率的転写することが可能となる。
本発明の清掃具の実施の形態2を、図17に具体的に示す。本発明の清掃具(図17中では、清掃具53)は、(a)全体図、(b)清掃部53aの断面図、と、(c)清掃部53aの表面の断面詳細図である。(a)は、全体が、清掃部53aと、柄53bにより構成されていることを示している。(b)は、清掃部53aの全体、又は少なくとも内部に柔軟な素材でしかも、折れ曲がるのを防ぐ素材53cを具備し、柔軟で突起状(凸部の例)の部分53dで形成されていることを示す。ここで、その53d及びそれに連なる表面部分は、弾力性の高い、布やスポンジ等の素材で形成されており、清掃時に細かい隙間等の塵埃等異物を除去する為に、形成されている。(c)は、この柔軟で突起状(凸部の例)の部分53dは、前後左右に垂直に曲がっても、互いに重なり合わない寸法としていることを示している。更に、この突起状(凸部の例)の部分53dは、上から圧力などにより、左右、前後に倒れるような柔軟な構造とし、図19の本発明の粘着テープローラー(f)や、従来の粘着テープローラー(g)にて、数回粘着テープロールによる本発明の清掃具に付着した塵埃等の異物を、粘着テープロールに効率的に転写することが可能である。
本発明の清掃具の実施の形態3を、図18(a)に具体的に示す。本発明の清掃具(図18中では、清掃具54)の全体的な形状は、前記本発明の清掃具の実施の形態2の清掃具53と同様であるが、この場合の突起状(凸部の例)の部分は、図18(a)に示すように、図18の清掃部54Aの54aは、前記本発明の清掃具53の53aと同様の柔軟な素材で突起状(凸部の例)ではあるが、重力の影響を受けると形状が変化し、重力の方向に傾斜する状態のものであり、その為、通常は、この突起状(凸部の例)の部分を主に下向きにすることで凸状にし使用する清掃具の場合である。図19は、そのような状態の本発明の清掃具54において、粘着テープローラー機器での処理する方法について示した図である。すなわち、粘着テープロールによる本発明の清掃具に付着した塵埃等の異物を除去する場合には、図19に示すように、本発明の清掃具55の塵埃等の異物を除去する清掃部55Aの下向きでのみ突起状(凸部の例)の部分55aのある(a)に対し、柄55B方向から見て、(b)前向きに倒した状態、(c)左向きに倒した状態、(d)後ろ向きに倒した状態(e、右向きに倒した状態(重力を利用し傾斜させる)にし、この状態で、少なくとも各1回、本発明の粘着テープローラー(f)や、従来の粘着テープローラー(g)にて処理することにより、本発明の清掃具55の塵埃等の異物を除去する清掃部55Aの下向きでのみ突起状(凸部の例)の部分55aの1つ1つに対しても、ほぼ全方向(前後左右)を粘着テープロールに接触させることが出来、粘着テープロールによる本発明の清掃具に付着した塵埃等の異物を、粘着テープロールに効率的に隅々まで転写することが可能であり、これと同様の方法を用いる。
本発明の清掃具の実施の形態4を、図18(b)に具体的に示す。この場合には、全体的な形状は、前記本発明の清掃具の実施の形態3と同様であるが、この場合の突起状(凸部の例)の部分54aは、図18(b)に示すように、一時的(清掃時)に、上向きの場合でも(重力の影響を受けず)下向きと同様に凸の形状を維持する上向きでも突起状(凸部の例)の部分54cような状態にすることが可能な清掃具54で図14(b)の(b2)に示すように基板54dに形成した突起部材54bを下向きでのみ突起状(凸部の例)の部分54aの内部に挿入し、基板54dを54Aに装着する構成の清掃具54である。
ここで例えば、(b1)のように、前記本発明の清掃具の実施の形態3の図17の53aと同様な柔軟な素材で下向きでのみ突起状(凸部の例)の部分54aを形成しているが、その裏側に突起状(凸部の例)の部分に通ずる穴のある袋状に形成し(突起部が上向きの場合には、やはり横倒し状態になる)を多数形成する。(b2)には、重力の方向に関わらず、少なくとも突起状(凸部の例)を維持する素材(やや柔軟な樹脂、ゴム、繊維等)で突起部材54bを54aの裏穴部と同配列位置に形成した基板54dを準備し、必要に応じて(清掃時など)この前記54bのある基板54dを挿入する。そうすることにより、(b3)に示すように、塵埃等に異物を付着させる54a部を、一時的(清掃時)に、上向きの場合でも(重力の影響を受けず)下向きと同様に凸の形状を維持し、上向きでも突起状(凸部の例)の部分54cの状態にすることが可能になる。更に、一時的(清掃時)に、上向きの場合でも(重力の影響を受けず)下向きと同様に凸の形状を維持し清掃し、付着した塵埃等の異物を粘着テープロールに転写する場合には、前記54bのある基板54dを取り出すことにより、前記本発明の清掃具の実施の形態3と同じ状態(すなわち、重力の影響を受けると形状が変化し、重力の方向に傾斜する状態)になるので、前記した図19に説明した方法で、そのような状態の本発明の清掃具を、粘着テープローラー機器で処理することで、下向きでのみ突起状(凸部の例)の部分54aの1つ1つに対して、ほぼ全方向(前後左右)を粘着テープロールに接触させることが出来、粘着テープロールによる本発明の清掃具に付着した塵埃等の異物を、粘着テープロールに効率的に隅々まで転写することが可能である。
本発明の清掃具の実施の形態5を、図20(a)に具体的に示す。この場合には、前記本発明の清掃具の実施の形態4で示し図18(b)の(b2)で用いた突起部材54bのある基板54dを、別の形態で実現したものであり、その他部分の清掃具の構成は、前記本発明の清掃具の実施の形態4と同じである。図20の(a)に前記板状のものを、別の形態で実現した例を示す。この本発明の清掃具の実施の形態5では、突起部材60aが、基板60bの内部に収納される構造となっており、上からの圧力が無い場合(a1)には、突起部材60aが出た状態を維持し、上からの圧力により60aを押し下げる圧力がある場合(a2)では、その圧力により60aは、押し下げられ、基板60bの内部に一部収納される。更に、その圧力が強い場合(a3)には、突起部材60aが基板60bの内部にほぼ全て収納される構成とする。但し、この収納と、突出の状態において、全て収納を0%、全て突出を100%とすると、100%と0%の変化のみでなく、例えば、100%〜70%までの突出に対し、30%〜0%まで収納の状態変化でも、充分使用可能である。
本発明の清掃具の実施の形態6を、図20(b)に具体的に示す。この場合には、前記本発明の清掃具の実施の形態4で示し図18(b)の(b2)で用いた突起部材54bのある基板54dを、別の形態で実現したものであり、その他部分の清掃具の構成は、前記本発明の清掃具の実施の形態4と同じである。図20の(b)に前記板状のものを、別の形態で実現した例を示す。この本発明の清掃具の実施の形態6では、突起部材60cは、基板60d上に形成されたバネ状の構造であり、上からの圧力が無い場合(b1)は、突起部材60cが最大の長さを維持しているが、上からの圧力がある場合(b2)には、その圧力により60cは、縮小化する。更に、その圧力が強い場合(b3)には、突起部材60cが最小に縮小化される構成とする。
本発明の清掃具の実施の形態7を、図21に具体的に示す。本発明の清掃具(図21中では、清掃具61)は、図18(b)に示す前記本発明の清掃具の実施の形態4と同様の形態や使用方法であり、図21(a)には、図18(b)に示し(b2)で用いた突起部材54bのある基板54dと同じものを、図21における清掃部61Aの柔軟で伸縮性のある素材の突起形成位置61aの裏側に挿入する方式を示している。図21の(b)には、その結果清掃部61Aの表面のみの変化状態を(b1)、(b2)、(b3)の状態として示している。このように、前記本発明の清掃具の実施の形態4と異なる点は、図21の清掃部61Aの柔軟で伸縮性のある素材の突起形成領域61aのみか、突起形成領域以外61bを含む全体を伸縮性のある素材で形成することにより、(a1)の場合、すなわち、突起部材54bと基板54dを下向きでのみ突起状(凸部の例)の部分54aの裏側から挿入する前の状態(61aの部分と、54dの部分が、完全に分離された状態)では、突起形成領域61a部は、ほぼ平坦な状態である点が異なっている。(a2)の場合、すなわち突起形成領域61aの部分の裏側に54dの部分が、ある程度に挿入された状態では、61aの部分が、ある程度突起状(凸部の例)を形成し、(a3)の場合、すなわち突起形成領域61aの部分の裏側に54dの部分が、完全に挿入された状態では、突起形成領域61aの部分が、最も突起状(凸部の例)を形成するように、構成されている。これにより、本発明の清掃具の塵埃等に異物を付着させる表面の形状を(b)に示し、(b1)の様にほぼ平坦な状態、(b3)のような突起状(凸部の例)が形成された状態に変化させることが出来ることを示している。但しこれは、前記本発明の清掃具の実施の形態4と同様に、突起部材54bのある基板54dを挿入したり、取り出したりすることが必要である。
但し、この突起状(凸部の例)の形成と、平坦の状態において、完全に平坦の状態を0%、完全に突起状(凸部の例)の状態を100%とすると、100%と0%の状態変化のみでなく、例えば、100%〜70%までの突起状(凸部の例)の状態に対し、30%〜0%まで平坦の状態変化でも、充分使用可能である。
本発明の清掃具の実施の形態8を、図22、23に具体的に示す。本発明の清掃具(図22中では、清掃具62)において、図22(a)、(b)は、清掃部62A部の変化状態を示し、図23では、その変化させる方法を示している。本発明の場合には、図21に示す前記本発明の清掃具の実施の形態7と同様に、図22の清掃部62A部全体を伸縮性のある素材で形成するが、突起状(凸部の例)の部分62aを当初から、突起状(凸部の例)に形成する点が異なる。但し、この突起状(凸部の例)の部分62aは、本発明の清掃具の実施の形態3の図18(a)のように、通常は、重力の方向に向いている様(上向きでは前後左右に倒れている)に形成する場合と、通常も突起状(凸部の例)を維持する様(の部分61a部がゴム状の素材等)に形成する場合もあり得る。この様に形成することで、図22の清掃部62A(62a部分と62bを含む全体)を伸長させると、図22の(a)の元の状態から、(b)のような状態、すなわち、62A全体が伸長すると共に、突起状(凸部の例)の部分62aをほとんど突起状(凸部の例)の形状のない平坦な状態にし、突起状(凸部の例)の部分62a個々の左右前後の距離が広がらせることが可能である。この様に、図22の(a)から(b)の状態に変化させる方法として、図23に例を示すが、本発明の清掃具62の塵埃等の異物を除去する清掃部62Aの内部に基板62cを挿入することで実現する。清掃時には、この基板62cを取り出し突起状(凸部の例)の部分62aを元の突起状(凸部の例)に戻し使用する。このように本発明の清掃具の実施の形態8では、清掃部62Aの内部に基板62cを挿入することで、突起状(凸部の例)の部分62aがほぼ平坦になり、突起状(凸部の例)でない部分62b部が伸長すると、62a個々の間隔も広がり、この状態で図23の(c)のように、本発明の粘着テープローラーや、従来の粘着テープローラーにて処理した場合に、本発明の清掃具全体に突起状(凸部の例)部分がほぼ無く、凹凸が少ない為、付着した塵埃等の異物を、粘着テープロールに効率的に隅々まで転写することが可能である。
但し、この突起状(凸部の例)の形成と、平坦の状態において、完全に平坦の状態を0%、完全に突起状(凸部の例)の状態を100%とすると、100%と0%の状態変化のみでなく、例えば、100%〜70%までの突起状(凸部の例)の状態に対し、30%〜0%まで平坦の状態変化でも、充分使用可能である。
本発明の清掃具の実施の形態9を、図24に具体的に示す。図24は、前記本発明の清掃具の実施の形態3〜8にて、用いられる清掃具(図18の清掃具54、図19の清掃具55、図21の清掃具61、図22の清掃具62、図23の清掃具62)の清掃部の裏側に挿入される板状のもの、又は突起状(凸部の例)の部分を形成する基板(図18の54d、図20の60b、60d、図21の54d、図23の62c)の他の代替例について示し、図24(a)〜(e)のいづれでも、代替して用いることが可能であることを示している。本発明の清掃具の実施の形態9としては、それらの前記清掃具において前記基板部分にこの代替例の基板部分を装着した場合を本発明の清掃具の実施の形態9とするものである。すなわち、図24(a)は、前記本発明の清掃具54、清掃具55、清掃具61、清掃具62の基板部分を硬い材料(金属、樹脂等)で網状に形成した場合である。図24(b)は、前記本発明の清掃具54、清掃具55、清掃具61、清掃具62の基板部分を伸縮、展伸、拡張出来る部材(金属、樹脂等による多層スライド構造等)で形成した場合である。図24(c)は、前記本発明の清掃具54、清掃具55、清掃具61、清掃具62の基板部分を周辺の枠のみの硬い部材(金属、樹脂等)で形成した場合である。図24(d)は、前記本発明の清掃具54、清掃具55、清掃具61、清掃具62の基板部分が、周辺の枠のみで形成され、折り畳み可能な部材(折り曲げ可能な柔軟な金属、樹脂等)で形成した場合である。図24(e)は、前記本発明の清掃具54、清掃具55、清掃具61、清掃具62の基板部分が、スライド式に開閉可能な傘の骨組み状に形成した場合であり、ここでは、更に、簡易に傘の骨組み状の基板を拡張、伸縮する操作も出来る構造を示している。
清掃具(機能1:多様な形状、凹凸のある対象物に対して塵埃等の異物除去が可能)と、粘着テープローラー機器(機能2:粘着テープロールを剥がすことでそれに付着、又は転写していたの異物を簡便に廃棄することが可能)の2つの機能を分離し、連続して使用することでその2つの機能を実現することが可能となる。
本発明の粘着テープローラー機器と清掃具の代表的な実施例1として、図1には、本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態1(図1中では、粘着テープローラー機器2)にて、本発明の清掃具の実施の形態1(図1中では、清掃具1)を処理する場合を示している。
まず各種凸状部のある素材で構成された本発明の清掃具1を用いて、図2、図3に示す平面状や、凹凸状の多様な対象物の塵埃等の異物を除去し、前記対象物の塵埃等の異物を図1の本発明の清掃具1の1a部分に付着させた後、清掃具1の柄1bを持ち、粘着テープローラー機器2の下部の粘着テープロール2aと、上部の抑え部材2bの間を前後方向に移動、又は通過させる。ここで、上部の抑え部材2bは、その両端の支持2fが、上部支柱2gに空けた軸穴2kを通して上部支柱2gに固定されたクッション性の軸受2j(ゴム、スポンジ、スポンジ状の樹脂、その他柔軟性のある材料で構成)で受け支えている状態を示している。また、台座2cに下部の粘着テープロール2aとそれを支える下部支柱2dを配置しており、前記上部支柱2gは、その左右両側を上部支柱連結板2hで連結され、更に、上部支柱連結板2hには、上部支柱操作具2iが形成されており、この左右両側の上部支柱2gは、下部支柱2dの外側を囲むようにスライドし、上部の抑え部材2bを下部支柱2dに空けたロール軸穴2eに沿って上下方向に移動可能となるように、構成されている。この上部支柱操作具2iを手で下方に押すことで上部の抑え部材2bが下方に押され、清掃具1の清掃部1aを下部の粘着テープロール2aに圧力をかけ接触させることが出来る。その為、前記清掃具1を粘着テープロール2aと、上部の抑え部材2bの間を前後方向に移動、又は通過させる時に、この圧力と共に、粘着テープロール2aを回転させながら移動、又は通過させることで、清掃具1の1a部分に付着していた塵埃等の異物を粘着テープローラー機器2の粘着テープロール2a部分に効率的に転写させることが出来る。更に、清掃具1を裏返して同様に移動、又は通過させることで、清掃具1の裏側の1a部分に付着していた塵埃等の異物を粘着テープローラー機器2の粘着テープロール2a部分に転写させることが出来る。 清掃具1を移動、又は通過させて、清掃具に付着した塵埃等の異物の内、抑え部材2b側に付着した塵埃等の異物は、清掃具を移動、又は通過させた後、抑え部材2bを粘着テープロール2aに抑えつけながら、回転させることで、粘着テープロール2a側にほとんどの塵埃等の異物を集積出来る特徴を持つ。その後、粘着テープローラー機器2の粘着テープロール2a部分に蓄積した塵埃等の異物の程度により、粘着テープロール2a部分の1枚分(約ロール1円周分)等を剥がして廃棄するようにした。これにより、前記機能1、2を両方共に実現することが可能である。
但し、この実施例1では、本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態1と、本発明の清掃具の実施の形態1による処理の実施例を示したものであるが、これに限らず、本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態1〜3、及びその追加形態7〜9と、本発明の清掃具の実施の形態1〜9や従来の清掃具を組み合わせて処理する場合も粘着ロールと、粘着テープロールの位置関係が逆か、場合も、材質、形状、大きさが異なることを考慮し大きさが異なることを考慮し、操作すれば、同様に可能である。
例えば、ここで、上部支柱に空けた軸穴2kや、下部支柱に空けた軸穴2eは、図15、図29に示す粘着テープローラー機器の実施の形態9、粘着テープローラー機器の実施の形態13における軸穴の形状例が、同様に使用可能であり、効果においても同様の効果が本発明においても可能である。
ここでは、粘着テープロール軸25fと、軸穴25gのガタ(ゆとり)の寸法としたが、他の本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態1〜8、10〜15においては、抑え部材、ロール状の抑え部材、粘着ロール、粘着テープロールの軸、ロール軸、支持軸と、支柱、上部支柱、下部支柱とにおける寸法の関係と解釈することが出来る。
また、上部の軸、ロール軸、又は支持軸が、下部支柱に空けた各軸穴に沿ってスライドする場合や、上部支柱が下部支柱の外側を囲むようにスライドする場合には、その下部支柱に空けた軸穴は、その横幅が、上部支柱の各軸穴、又はクッション性の軸受の幅以上でかつ、縦にスライドする為の範囲の長さ(例5〜150mm)の形状が必要とされる。
更に、例えば、図6は、図1の下部の粘着テープロール2aと、上部の柔軟な素材による抑え部材2bの配置が逆になり、上部の粘着テープロール13aと、下部の柔軟な素材による抑え部材13bとなる配置の本発明の粘着テープローラー機器13の例であり、上記説明した本発明の粘着テープローラー機器2の操作説明の内、その配置の逆を考慮して置き換えて操作説明を読み取ることで同様に可能である。その場合の清掃具も、本発明の清掃具、従来の清掃具などに置き換えて操作説明を読み取ることで同様に可能である。
本発明の粘着テープローラー機器と清掃具の代表的な実施例2として、図4には、従来の粘着テープローラー機器(図4中では、粘着テープローラー機器4)にて、本発明の清掃具の実施の形態1(図4中では、清掃具3)を処理する場合を示している。
まず各種凸状部のある素材で構成された清掃具3を用いて、図3の多様な対象物の塵埃等の異物を除去し、前記対象物の塵埃等の異物を清掃具3の3a部分に付着させた後、清掃具1の柄3bを持ち、平板5(具体的には、木材、樹脂、金属、硬質紙等により形成)の上に抑えつけ、その清掃具3の3a部分を、粘着テープローラー機器4により処理する。すなわち、粘着テープローラー機器4の粘着テープロール4a部分を、清掃具3の3a部分に上方から押し当てながら、回転させることで、清掃具3の3a部分に付着していた塵埃等の異物を粘着テープローラー機器4の粘着テープロール4a部分に転写させる。更に、清掃具4を裏返して同様に処理することで、清掃具4の裏側の4a部分に付着していた塵埃等の異物を粘着テープローラー機器4の粘着テープロール4a部分に転写させる。その後、粘着テープローラー機器4の粘着テープロール4a部分に蓄積した塵埃等の異物の程度により、粘着テープロール4a部分の1枚分(約ロール1円周分)等を剥がして廃棄するようにした。これにより、前記機能1、2を両方共に実現することが可能である。
但し、この実施例2では、従来の粘着テープローラー機器と、本発明の清掃具の実施の形態1による処理の実施例を示したものであるが、これに限らず、従来の粘着テープローラー機器と、本発明の清掃具の実施の形態1〜9を組み合わせて処理する場合も、材質、形状、大きさが異なることを考慮し、操作すれば、同様に可能である。
同様に可能である。
本発明の粘着テープローラー機器と清掃具の代表的な実施例3として、図8には、本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態4(図8中では、粘着テープローラー機器15)にて、本発明の清掃具の実施の形態1(図8中では、清掃具1)を処理する場合を示している。
まず各種凸状部のある素材で構成された本発明の清掃具1を用いて、図2、図3に示す平面状や、凹凸状の多様な対象物の塵埃等の異物を除去し、前記対象物の塵埃等の異物を図8の本発明の清掃具1の1a部分に付着させた後、清掃具1の柄1bを持ち、粘着テープローラー機器15の下部の粘着テープロール15aと、上部の粘着ロール15bの間を前後方向に移動、又は通過させる。ここで、上部の粘着ロール15bは、その両端の支持15fが、上部支柱15gに空けた軸穴15kを通して上部支柱15gに固定されたクッション性の軸受15j(ゴム、スポンジ、スポンジ状の樹脂、その他柔軟性のある材料で構成)で受け支えている状態を示している。また、台座15cに下部の粘着テープロール15aとそれを支える下部支柱15dを配置しており、前記上部支柱15gは、その左右両側を上部支柱連結板15hで連結され、更に、上部支柱連結板15hには、上部支柱操作具15iが形成されており、この左右両側の上部支柱15gは、下部支柱15dの外側を囲むようにスライドし、上部の粘着ロール15bを下部支柱15dに空けたロール軸穴15eに沿って上下方向に移動可能となるように、構成されている。この上部支柱操作具15iを手で下方に押すことで上部の粘着ロール15bが下方に押され、清掃具1の清掃部1aを下部の粘着テープロール15aに圧力をかけ接触させることが出来る。その為、前記清掃具1を粘着テープロール15aと、上部の粘着ロール15bの間を前後方向に移動、又は通過させる時に、この圧力と共に、粘着テープロール15aを回転させながら移動、又は通過させることで、清掃具1の1a部分に付着していた塵埃等の異物を粘着テープローラー機器15の粘着テープロール15a部分に効率的に転写させることが出来る。更に、清掃具1を裏返して同様に移動、又は通過させることで、清掃具1の裏側の1a部分に付着していた塵埃等の異物を粘着テープローラー機器15の粘着テープロール15a部分に転写させることが出来る。
清掃具1を移動、又は通過させて、清掃具に付着した塵埃等の異物の内、粘着ロール15b側に付着した塵埃等の異物は、清掃具を移動、又は通過させた後、粘着ロール15bを粘着テープロール15aに抑えつけながら、回転させることで、粘着テープロール15a側にほとんどの塵埃等の異物を集積出来る特徴を持つ。その後、粘着テープローラー機器15の粘着テープロール15a部分に蓄積した塵埃等の異物の程度により、粘着テープロール15a部分の1枚分(約ロール1円周分)等を剥がして廃棄するようにした。これにより、前記機能1、2を両方共に実現することが可能である。
但し、この実施例3では、本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態4と、本発明の清掃具の実施の形態1による処理の実施例を示したものであるが、これに限らず、本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態4〜5、及びその追加形態7〜9と、本発明の清掃具の実施の形態1〜9や従来の清掃具を組み合わせて処理する場合も粘着ロールと、粘着テープロールの位置関係が逆か、場合も、材質、形状、大きさが異なることを考慮し大きさが異なることを考慮し、操作すれば、同様に可能である。
例えば、ここで、上部支柱に空けた軸穴15kや、下部支柱に空けた軸穴15eは、図15、図29に示す粘着テープローラー機器の実施の形態9、粘着テープローラー機器の実施の形態13における軸穴の形状例が、同様に使用可能であり、効果においても同様の効果が本発明においても可能である。
ここでは、粘着テープロール軸25fと、軸穴25gのガタ(ゆとり)の寸法としたが、他の本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態1〜8、10〜15においては、抑え部材、ロール状の抑え部材、粘着ロール、粘着テープロールの軸、ロール軸、支持軸と、支柱、上部支柱、下部支柱とにおける寸法の関係と解釈することが出来る。
また、上部の軸、ロール軸、又は支持軸が、下部支柱に空けた各軸穴に沿ってスライドする場合や、上部支柱が下部支柱の外側を囲むようにスライドする場合には、その下部支柱に空けた軸穴は、その横幅が、上部支柱の各軸穴、又はクッション性の軸受の幅以上でかつ、縦にスライドする為の範囲の長さ(例5〜150mm)の形状が必要とされる。
更に、例えば、図9は、図8の上部の粘着テープロール15aと、下部の柔軟な素材による抑え部材15bの配置が逆になり、上部の粘着テープロール16aと、下部の柔軟な素材による抑え部材16bとなる配置の本発明の粘着テープローラー機器16の例であり、上記説明した本発明の粘着テープローラー機器15の操作説明の内、その配置の逆を考慮して置き換えて操作説明を読み取ることで同様に可能である。その場合の清掃具も、本発明の清掃具、従来の清掃具などに置き換えて操作説明を読み取ることで同様に可能である。
本発明の粘着テープローラー機器と清掃具の代表的な実施例4として、図10には、本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態6(図10中では、粘着テープローラー機器17)にて、本発明の清掃具の実施の形態1(図10中では、清掃具1)を処理する場合を示している。
まず各種凸状部のある素材で構成された本発明の清掃具1を用いて、図2、図3に示す平面状や、凹凸状の多様な対象物の塵埃等の異物を除去し、前記対象物の塵埃等の異物を図10の本発明の清掃具1の1a部分に付着させた後、清掃具1の柄1bを持ち、粘着テープローラー機器17の下部の粘着テープロール17aと、上部の粘着テープロール17bの間を前後方向に移動、又は通過させる。ここで、上部の粘着テープロール17bは、その両端の支持17fが、上部支柱17gに空けた軸穴17kを通して上部支柱17gに固定されたクッション性の軸受17j(ゴム、スポンジ、スポンジ状の樹脂、その他柔軟性のある材料で構成)で受け支えている状態を示している。また、台座17cに下部の粘着テープロール17aとそれを支える下部支柱17dを配置しており、前記上部支柱17gは、その左右両側を上部支柱連結板17hで連結され、更に、上部支柱連結板17hには、上部支柱操作具17iが形成されており、この左右両側の上部支柱17gは、下部支柱17dの外側を囲むようにスライドし、上部の粘着テープロール17bを下部支柱17dに空けた軸穴17eに沿って上下方向に移動可能となるように、構成されている。この上部支柱操作具17iを手で下方に押すことで上部の粘着テープロール17bが下方に押され、清掃具1の清掃部1aに押し当てると共に、下部の粘着テープロール17aにその清掃部1aの裏側を圧力をかけ接触させることが出来る。その為、前記清掃具1を粘着テープロール17aと、上部の粘着テープロール17bの間を前後方向に移動、又は通過させる時に、この圧力と共に、粘着テープロール17a、17bを回転させながら移動、又は通過させることで、清掃具1の1a部分に付着していた塵埃等の異物を粘着テープローラー機器17の粘着テープロール17a、17bの両部分に効率的に転写させることが出来る。更に、清掃具1を裏返して同様に移動、又は通過させても良い。
その後、蓄積した塵埃等の異物の程度により、粘着テープロール17a、17b部分の各1枚分(約ロール1円周分)等を剥がして廃棄するようにした。これにより、前記機能1、2を両方共に実現することが可能である。
ここで、両側の下部支柱17dに設けたストッパーロール17lは、粘着テープロール17aと17bの軸受17d、17fの間に設け、粘着テープロール17a、17bが、このストッパーロール17lにより、通常は、接触しないようにしている。但し、清掃具1を移動、又は通過させて処理した後、この両側に下部支柱17cに設けたストッパーロール17lを取り外し、粘着テープロール17bを、下方に押して、粘着テープロール17aに押し当てながら回転させることで、いづれか一方の粘着テープロールに、他方の塵埃等の異物を転写させ一方に集積させることも可能である。(補足として、粘着テープロール17a、17bの粘着性、転写性に差を付けることで、この集積性を効率的にすることも可能である。例として、一方の粘着テープロールよりもう一方の粘着テープロールの粘着性を低めたり、転写性を高め、その差を大きく付けることにより、いずれか一方に塵埃が集積される。)
また、いづれか一方の粘着テープロールに、他方の最表面の粘着テープ自体が剥がされ、巻き取られるようにすること(すなわち、一方の粘着テープロールの最表面の粘着テープ自体の剥がれ易さを高くし、他方に巻き取られ易くしたり、一方の最表面の一部のみ、すなわち、剥がす最先端部を他方の粘着テープロールに巻き取られやすく加工したり、粘着性を高さを低く制御したり、工夫することで、一方の粘着テープロールに、他方の最表面の粘着テープ自体を剥がされ、巻き取らせる。)で、塵埃の付着した上下2つの粘着ロールテープを剥がして廃棄することが、1回で済むメリットがある。
更にまた、前記手法により、一方の粘着テープロールを、他方の粘着テープロールの巻き取り専用に利用する方法、すなわち、一方の粘着テープロールで、清掃具の表と裏の処理において、こちら側の粘着テープロールに塵埃が付着するように主に使用し、他方の粘着テープロールを、もう一方の巻き取り専用にする(この場合、粘着ロールテープ数は少なくて可)ことにより、粘着ロールテープを手動で1枚ずつ剥がす手間がなくなり、全て、もう一方の巻き取り専用の粘着テープロールで巻取り、その巻き取った粘着ロールテープごと廃棄することで、1枚づつの面倒な廃棄作業を無くすことが可能となる。
但し、この実施例4では、本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態6と、本発明の清掃具の実施の形態1による処理の実施例を示したものであるが、これに限らず、本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態6、7、及びその追加形態8、9と、本発明の清掃具の実施の形態1〜9や従来の清掃具を組み合わせて処理する場合も粘着テープロールの連結数、特製、材質、形状、大きさが異なることを考慮し、操作すれば、同様に可能である。
例えば、図11は、図10の下部の粘着テープロール17aと、上部の粘着テープロール17bをそれぞれ、2個以上粘着テープロールを連結した場合であり、すなわち、下部の粘着テープロール18c、18dと、上部の粘着テープロール18a、18bを配置したものを本発明の粘着テープローラー機器18としたものである。清掃具として、従来の清掃具でしかもサイズが大きなものを使用し処理する場合の例であるが、上記説明した本発明の粘着テープローラー機器17の操作説明の内、その粘着テープロールが2個以上連結して配置のみで、それに読み換えて操作説明を読み取ることで同様に可能である。その場合の清掃具も、本発明の清掃具、従来の清掃具などに置き換えて操作説明を読み取ることで同様に可能である。
例えば、ここで、上部支柱に空けた軸穴17kや、下部支柱に空けた軸穴17eは、図15、図29に示す粘着テープローラー機器の実施の形態9、粘着テープローラー機器の実施の形態13における軸穴の形状例が、同様に使用可能であり、効果においても同様の効果が本発明においても可能である。
ここでは、粘着テープロール軸25fと、軸穴25gのガタ(ゆとり)の寸法としたが、他の本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態1〜8、10〜15においては、抑え部材、ロール状の抑え部材、粘着ロール、粘着テープロールの軸、ロール軸、支持軸と、支柱、上部支柱、下部支柱とにおける寸法の関係と解釈することが出来る。
また、上部の軸、ロール軸、又は支持軸が、下部支柱に空けた各軸穴に沿ってスライドする場合や、上部支柱が下部支柱の外側を囲むようにスライドする場合には、その下部支柱に空けた軸穴は、その横幅が、上部支柱の各軸穴、又はクッション性の軸受の幅以上でかつ、縦にスライドする為の範囲の長さ(例5〜150mm)の形状が必要とされる。
本発明の粘着テープローラー機器と清掃具の代表的な実施例5として、図25には、本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態10(図25中では、粘着テープローラー機器25)にて、本発明の清掃具の実施の形態1(図25中では、清掃具1)を処理する場合を示している。
まず各種凸状部のある
素材で構成された清掃具1を用いて、図3の多様な対象物の塵埃等の異物を除去し、前記対象物の塵埃等の異物を清掃具1の1a部分に付着させた後、清掃具1の柄1bを持ち、粘着テープローラー機器25の粘着テープロール25a部分の上方に押し当て、前後方向に移動、又は通過させる時には、清掃具1の1a部分を下方に押しながらす粘着テープロール25aに接触させると共に、粘着テープロール25aを同方向に回転させながら移動、又は通過させることで、清掃具1の1a部分に付着していた塵埃等の異物を粘着テープローラー機器25の粘着テープロール25a部分に転写させる。更に、清掃具1を裏返して同様に移動、又は通過させることで、清掃具1の裏側の1a部分に付着していた塵埃等の異物を粘着テープローラー機器25の粘着テープロール25a部分に転写させる。ここで、粘着テープロール25aの支持軸25fは、左右の支柱25hに形成された上下に広がる軸穴25gを通して外側に10mmほど長めに形成され、その支持軸25fは、上部バネ支柱25cと、台座25bに取り付けられたバネ25d、バネ25eにより上下から支えられ通常は、軸穴25gのほぼ中間の位置に保たれている。その後、粘着テープローラー機器25の粘着テープロール25a部分に蓄積した塵埃等の異物の程度により、粘着テープロール25a部分の1枚分(約ロール1円周分)等を剥がして廃棄するようにした。これにより、前記機能1、2を両方共に実現することが可能である。但し、この実施例5では、本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態10と、本発明の清掃具の実施の形態1による処理の実施例を示したものであるが、これに限らず、本発明の粘着テープローラー機器の追加形態11〜13と、本発明の清掃具の実施の形態1〜9を組み合わせて処理する場合も同様に可能である。更に、本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態の追加形態11〜13と、従来の清掃具を組み合わせて処理する場合も、材質、形状、大きさが異なることを考慮し、操作すれば、同様に可能である。
すなわち、実施例5の追加形態の例1として、図26では、本発明の実施の形態10の本発明の粘着テープローラー機器25の粘着テープロール25aに、粘着テープロール26aを並列に接続し、粘着テープローラー機器26を構成した場合である。これにより、本発明の清掃具1が、大きなサイズである場合の清掃具1Bにおいても、処理可能となる。
また、実施例5の追加形態の例2として、図27〜図29には、本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態10(図27〜図29中では、粘着テープローラー機器25)にて、従来の清掃具3(図27〜図29中では、清掃具3)を処理する場合を示している。図27(a)〜(d)は、 本発明の粘着テープローラー機器25の粘着テープロール25aの片方の側面から見たずである。図27(b)は、前記実施の形態10の場合を示しており、手動で清掃具3を粘着テープロール25a押し付ける場合に粘着テープロール25の支持軸25fを上下移動可能とすることで、前記清掃具3にかかる上下方向の圧力を安定化させ、清掃具3にかかる負荷を低減すると共に塵埃等の異物の除去を効率的にする効果がある。それに対し、図27(a)では、粘着テープロール25aの支持軸25fと、軸穴25gのガタ(ゆとり)が、小さい場合(軸穴径と、粘着テープロール軸穴の差Hが全方向において、4mm未満)で支持軸25fの移動がほぼ不可能であり、手動で清掃具3を粘着テープロール25a押し付ける場合の上下方向の圧力は、手動で制御する必要がある。また、図27(c)では、手動による清掃具3の移動、又は通過ラインが、粘着テープロール25a最上部を中心に時計回り方向に傾いた時に、前記粘着テープロールの支持軸25fが前方(やや下方も含む)に移動可能とした機能についての説明図である。同じく、図27(d)では、手動による清掃具3の移動、又は通過ラインが、前記粘着テープロール25aの最上部を中心に反時計回りに傾いた時に、上部の粘着テープロール25aの支持軸25fが後方(やや下方も含む)に移動可能とした機能についての説明図である。更に、図28(e)は、前記実施の形態10の場合において、本発明の粘着テープローラー機器25にて処理する清掃具3を移動、又は通過させるラインが、左右にずれた場合に、図28(f)のように、粘着テープロール25aの支持軸25fの左右両端で軸位置が互いに連動せず上下に移動することで、粘着テープロール25aが傾斜して対応する場合を示している。これにより、清掃具3にかかる左右方向の圧力を安定化させ、清掃具3にかかる負荷を低減すると共に、塵埃を除去する為の効率的な位置(すなわち、対象物との接触部分が増える位置)になるように動く機能があることが示されている。
また、図29には、前記本発明の粘着テープローラー機器25において、粘着テープロール25aの左右の支持軸25fが、図27、28に示すように移動可能にする左右の下部支柱25hに形成された軸穴25gの各種形状の例を示している。すなわち、図29(g)は、粘着テープロール軸25fと、軸穴25gのガタ(ゆとり)が、小さい場合(軸穴径と、粘着テープロール軸穴の差Hが全方向において、4mm未満)で軸の移動がほぼ不可能で、それ以外の(h)〜(k)は、粘着テープロール軸25fが移動可能で、(h)は上下移動が可能な場合(上下におけるの前記差Hが4〜20mm以上)で、(i)は前後移動が可能な場合(前後におけるの前記差Hが4〜20mm以上)で、(j)は前後と一部上下移動が可能な場合(前後と一部上下の前記差Hが4〜20mm以上)で、(k)は前後左右移動が可能な場合(全方向における前記差Hが4〜20mm以上)の軸穴形状の例であり、粘着テープロール軸は、通常その中心位置にバネ、ゴム等で保持され、軸移動しても、軸に対する移動させる力が解除された場合には、元の中心位置に戻るように構成されている。
本発明の粘着テープローラー機器と清掃具の代表的な実施例6として、図30には、本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態14(図30(a)中では、粘着テープローラー機器30)にて、本発明の清掃具の実施の形態1(図30(a)中では、清掃具1)を処理する場合を示している。図30(a)では、台座30b上に、粘着テープロール30aとそれを支える下部支柱30cを配置し、前記粘着テープロール30aの支持軸30eを下部支柱30cに空けた軸穴30dを通して、下部支柱30cに固定されたクッション性の軸受30f(ゴム、スポンジ、スポンジ状の樹脂、その他柔軟性のある材料で構成)で受け支えている状態を示している。この場合の本発明の清掃具1は、まだ粘着テープロール30aには、押し当てていない状態であり、図30(d)は、その状態での下部支柱30c部の支持軸30e、クッション性の軸受30f、軸穴30dの状態を示している。図30(b)、図30(c)は、清掃具1が、粘着テープロール30aに、押し当てられ粘着テープロール30aが移動した状態であり、図30(e)、図30(f)、図30(g)は、その移動状態での下部支柱30c部の支持軸30e、クッション性の軸受30f、軸穴30dの状態例を示し、支持軸30eの移動とその移動、清掃具1の押し当て圧力により軸受30fに空く隙間である軸受隙間30gが形成される例を示している。このように、軸受30fに軸受隙間30gが、形成されると、支持軸30eと軸受30fの摩擦が少なくなり、支持軸30eと粘着テープロール30aは、回転し易くなる。このように、清掃具1の押し当ての有無(又は、粘着テープロール30aへの下方圧力有無)により、粘着テープロール30aの支持軸30eに及ぼす回転の摩擦力を制御し、回転を制御(すなわち、清掃具1の押し当てなしでは、回転し難く、清掃具1押し当て有りでは、回転し易い)出来る機能が備わる。
これにより、従来の従来の粘着テープローラー機器の粘着テープロールと軸受では、不必要な回転(清掃具1の処理、押し当てが無い場合、すなわち、清掃具1を離す場合にも粘着のみで回転してしまう)により、処理を正常に行えなくなるが、処理する場合のみ回転するようになるので、効率的で、粘着テープロールの表面状態を見ながら選択した位置にて処理を実現出来る効果がある。
このクッション性のある前記軸受30fは、支持軸を一定位置(この場合軸受の中心)に支えると共に、中心から移動させる力に反発力を持ち、その移動させる力が解放された場合には、元の位置(この場合には、軸受の中心)に戻す役目がある。このクッション性のある軸受30fは、前記本発明の粘着テープローラー機器と清掃具の代表的な実施例5において、図25の支持軸25fが、上部バネ下部支柱25cと、下部台座25bに取り付けられたバネ25d、バネ25eにより上下から支えられている構造の代替にも使用可能である。その他、前記本発明の粘着テープローラー機器と清掃具の代表的な実施例5の追加形態の例(図26〜図29)や、前記本発明の粘着テープローラー機器と清掃具の代表的な実施例1〜4、前記本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態1〜13における上下抑え部や、粘着テープロールの軸受部においても、代替可能であり、機能も同様の効果をもたらすものである。
追加説明として、このクッション性のある前記軸受30fが、前記本発明の粘着テープローラー機器の上部の抑え部、上部の粘着ロール、上部の粘着テープロールに使用された場合の支持軸の移動例を図30(b)〜(g)に追加し、図31(a)〜(e)に、示すものである。
本発明の粘着テープローラー機器と清掃具の代表的な実施例7として、図32には、本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態15(図32中では、粘着テープローラー機器32)にて、本発明の清掃具の実施の形態1(図32中では、清掃具1)を処理する場合を示している。図32では、前記本発明の粘着テープローラー機器と清掃具の代表的な実施例6で示した前記本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態14(前記実施例7の粘着テープローラー機器30)に追加した粘着テープロール軸抑え機能がある粘着テープローラー機器(図32中では、粘着テープローラー機器32)である。図32では、台座32b上に、粘着テープロール32aとそれを支える下部支柱32cを配置し、前記粘着テープロール32aの支持軸32eを下部支柱32cに空けた軸穴32dを通して、下部支柱32cに固定されたクッション性の軸受32f(ゴム、スポンジ、スポンジ状の樹脂、その他柔軟性のある材料で構成)で受け支えているところは同じであり、それに、加えて、粘着テープロール軸抑え機能として、粘着テープロールの支持軸32eの回転を抑える軸抑え部32iとそれの上下させ調整させるネジ式の連動軸32hと操作具32jを取り付けた配置板32gが構成され、粘着テープロールの支持軸32eに、軸抑え部32iを押し当てその圧力、材質の調整により、摩擦を大きくし、粘着テープロール32aの支持軸32eの回転を抑制する機能を有している。
また、前記本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態14と同じく、クッション性のある軸受32fは、清掃具1が押し当てられていない場合の図32(a)の状態では、軸抑え部32iは、粘着テープロールの支持軸32eに押し当てられていて、摩擦が大きく回転が抑えられているが、清掃具1が押し当てらた場合の図32(b)の状態では、軸抑え部32iは、粘着テープロールの支持軸32eから離れ、摩擦が小さくなり回転し易くなる。このように、清掃具1等の粘着テープロール32aへの押し当ての有無(又は、粘着テープロールへの下方圧力有無)により、粘着テープロール32aの支持軸32eの軸抑え部32iによる摩擦を制御し、回転を制御できる効果が、この粘着テープロール軸抑え機能にはある。
この粘着テープロール軸抑え機能は、前記クッション性の軸受30fや、32fとは別の機構で、機能し、従来の粘着テープローラー機器の粘着テープロールと軸受では、不必要な回転(清掃具1の処理、押し当てが無い場合、すなわち、清掃具1を離す場合にも粘着のみで回転してしまう)により、処理を正常に行えなくなるが、処理する場合のみ回転するようになるので、更に効率的で、粘着テープロールの表面状態を見ながら選択した位置にて処理を実現出来る効果を更に追加可能である。
また、この粘着テープロール軸抑え機能は、前記本発明の粘着テープローラー機器と清掃具の代表的な実施例5の追加形態の例(図26〜図29)や、前記本発明の粘着テープローラー機器と清掃具の代表的な実施例1〜4、前記本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態1〜13における上下抑え部や、粘着テープロールの軸受部においても、取り付けて使用可能であり、機能も同様の効果をもたらすものである。
本発明の清掃具の代表的な実施例1として、図16には、本発明の清掃具の実施の形態1(図16中では、清掃具52)の構成を示している。この場合の清掃具52は、対象物の塵埃等の異物を付着させる清掃部52aと、柄52bとで構成されていて、少なくとも、本発明の粘着テープローラー機器(例として、図1の粘着テープローラー機器2)のいづれかに移動、又は通過させて処理する場合には、凹凸の少ない平坦な形状にしている。これは、図16に一時的に平板状になる部材52c(板、金属、樹脂、硬質紙等)を少なくとも一時的に挿入することで実現している。またこの一時的に平板状になる部材52cを常時挿入している場合以外は、挿入する場合に備えて清掃部52aを袋状に形成し、開閉する部分のある構成とする。ここで、塵埃等の異物を付着させる清掃部52aのうち、一時的に平板状になる部材52cを挿入する部分の寸法を限定する。これは、52aの周囲が折れ曲がることで、本発明の粘着テープロールを移動、又は通過させる場合に粘着テープロールへの接触が悪くなることを防止する目的がある。図16(a)に清掃具52の全体図、(b)に塵埃等の異物を付着させる清掃部52aの平面図、(c)に塵埃等の異物を付着させる清掃部52aの断面図をしめす。上記目的(52aの周囲が折れ曲がらないように防止する目的)の為、一時的に平板状になる部材52cを挿入する範囲を、周囲から、X3、Y3以内までの全ての領域に一体的に平板状に挿入する。 すなわち、52aの周囲部分で、一時的に平板状になる部材52c以外の部分が、12cに対する角度(平板の延長線上は0°とする)が最大60°以内(可能であれば、45°以内)の角度を維持出来る部分の寸法の位置X3、Y3までが、少なくとも一時的に平板状になる部材52cを挿入する範囲とする。この52cの挿入範囲を限定することで、本発明の粘着テープローラー機器で清掃具52の塵埃等の異物を効率的に転写することが可能となる。また、図4に示す従来の粘着テープローラー機器4の場合にも、同様に、清掃具52の塵埃等の異物を効率的に転写することが可能であり、更に、通常、清掃具52を平板5(又は、床等の平板状の部分)上に置き処理するが、この平板5がなくても、直接清掃具上を処理することも可能となる。、
本発明の清掃具の代表的な実施例2として、図17には、本発明の清掃具の実施の形態2(図17中では、清掃具53)の構成を示している。図17は、清掃具53の(a)全体図、(b)清掃部53aの断面図、と、(c)清掃部53aの表面の断面詳細図である。
(a)は、全体が、清掃部53aと、柄53bにより構成されていることを示している。(b)は、清掃部53aの全体、又は少なくとも内部に柔軟な素材でしかも、折れ曲がるのを防ぐ素材53cを具備し、柔軟で突起状(凸部の例)の部分53dで形成されていることを示す。ここで、その53d及びそれに連なる表面部分は、弾力性の高い、布やスポンジ等の素材で形成されており、清掃時に細かい隙間等の塵埃等異物を除去する為に、形成されていることを示している。(c)は、その53dの表面には、突起が形成されている。前記突起のX、Y、Z方向の寸法例1として、X1とY1は、0.5Z以下でかつ、X2とY2は、Z以上の寸法とする場合(形状はブラシ状になる)と、寸法例2として、X1は、0.5Z以下、X2は、Z以上でかつ、Y1=Y2の寸法とする場合(形状はうろこ状になる)、寸法例3として、X1は、0.5Z以下、X2は、Z以上でかつ、Y1=Y2=Z(すなわち、Y連結)の寸法とする場合(形状はX方向にのみ波状になる)等が考えられる。これらの寸法とすることにより、前記突起の部分が、本発明の粘着テープローラー機器に押し当てられた時、主にX方向に押し倒されるので、突起の部分が重なり合うのを防ぎ、塵埃等の異物が確実に転写除去されるようにする効果が有ることを示している。
更に、対象物からの塵埃除去と後の粘着テープロールへの転写の観点から、前記突起の実寸法値として、寸法例1では、Z≦20mm、寸法例2、3では、X1≧2mmでかつ、Z≦50mmとするのが、最適と考えられる。この突起状(凸部の例)の部分53dは、上から圧力などにより、左右、前後に倒れるような柔軟な構造とし、図19の本発明の粘着テープローラー(f)や、従来の粘着テープローラー(g)にて、数回粘着テープロールによる本発明の清掃具に付着した塵埃等の異物を、粘着テープロールに効率的に転写することが可能である。
本発明の清掃具の代表的な実施例3を、図18に示す。図18(a)は、本発明の清掃具の実施の形態3の構成を示している。全体的な形状は、前記本発明の清掃具の実施の形態2と同様であるが、この場合の突起状(凸部の例)の部分は、図18(a)に示すように、54Aは、前記本発明の清掃具の実施の形態3の図17の53aと同様な柔軟な素材で下向きでのみ突起状(凸部の例)の部分54aは、重力の影響でその方向に向くままに形成した場合であり、通常は、この突起状(凸部の例)の部分を下向きにし使用する。
図18(b)は、本発明の清掃具の実施の形態4の構成を示している。この場合には、全体的な形状は、前記本発明の清掃具の実施の形態3と同様であるが、この場合の下向きでのみ突起状(凸部の例)の部分54aは、図18(b)に示すように、一時的(清掃時)に、上向きでも突起状(凸部の例)の部分54cような構成とする場合である。ここで例えば、(b1)のように、前記本発明の清掃具の実施の形態3の図17の53aと同様な柔軟な素材で下向きでのみ突起状(凸部の例)の部分54aを形成しているが、その裏側に突起状(凸部の例)の部分に通ずる穴のある袋状に形成し(突起部が上向きの場合には、やはり横倒し状態になる)を多数形成する。(b2)には、重力の方向に関わらず、少なくとも突起状(凸部の例)を維持する素材(やや柔軟な樹脂、ゴム、繊維等)で突起部材54bを下向きでのみ突起状(凸部の例)の部分54aの裏穴部と同配列位置に形成した基板54dを準備し、必要に応じて(清掃時など)この前記54bのある基板54dを挿入する。そうすることにより、(b3)に示すように、塵埃等に異物を付着させる下向きでのみ突起状(凸部の例)の部分54a部を、重力の方向に関わらず、一時的(清掃時)に突起状(凸部の例)の状態を維持することが可能になる。更に、一時的(清掃時)に突起状(凸部の例)の状態にして清掃し、付着した塵埃等の異物を粘着テープロールに転写する場合には、前記54bのある基板54dを取り出し(この取り出した状態では、前記本発明の清掃具の実施の形態3と同じ状態となる)、粘着テープロール機器で処理(清掃具に付着した塵埃等の異物を除去)する。
ここで、粘着テープロール機器による本発明の清掃具に付着した塵埃等の異物を除去する場合には、いづれの形態(本発明の清掃具の実施の形態3,4)でも図19に示すように、本発明の清掃具55の塵埃等の異物を除去する清掃部55Aの下向きでのみ突起状(凸部の例)の部分55aのある(a)に対し、柄55B方向から見て、(b)前向きに倒した状態、(c)左向きに倒した状態、(d)後ろ向きに倒した状態(e、右向きに倒した状態にし、この状態で、少なくとも各1回、本発明の粘着テープローラー(f)や、従来の粘着テープローラー(g)にて処理することにより、本発明の清掃具55の下向きでのみ突起状(凸部の例)の部分55aの突起状(凸部の例)の部分の1つ1つに対して、ほぼ全方向(前後左右)を粘着テープロールに接触させることが出来、粘着テープロールによる本発明の清掃具に付着した塵埃等の異物を、粘着テープロールに効率的に隅々まで転写することが可能である。
本発明の清掃具の代表的な実施例4を、図20に示す。図20(a)は、本発明の清掃具の実施の形態5の構成を示している。この場合には、前記本発明の清掃具の実施の形態4で示し図18(b)の(b2)で用いた突起部材54bのある基板54dを、別の形態で実現したものであり、その他部分の清掃具の構成は、前記本発明の清掃具の実施の形態4と同じである。図20の(a)に前記板状のものを、別の形態で実現した例を示す。この本発明の清掃具の実施の形態5では、突起部材60aが、基板60bの内部に収納される構造となっており、上からの圧力が無い場合(a1)は、突起部材60aが出た状態を維持し、上からの圧力により60aを押し下げる圧力がある場合(a2)には、その圧力により60aは、押し下げられ、基板60bの内部に一部収納される。更に、その圧力が強い場合(a3)には、突起部材60aが基板60bの内部にほぼ全て収納される構成とする。
図20(b)は、本発明の清掃具の実施の形態6の構成を示している。この場合には、前記本発明の清掃具の実施の形態4で示し図18(b)の(b2)で用いた突起部材54bのある基板54dを、別の形態で実現したものであり、その他部分の清掃具の構成は、前記本発明の清掃具の実施の形態4と同じである。図20の(b)に前記板状のものを、別の形態で実現した例を示す。この本発明の清掃具の実施の形態6では、突起部材60cは、バネ状の構造であり、上からの圧力が無い場合(b1)は、突起部材60cが最大の長さを維持しているが、上からの圧力がある場合(b2)には、その圧力により60cは、縮小化する。更に、その圧力が強い場合(b3)には、突起部材60cが最小に縮小化される構成とする。
ここで、粘着テープロール機器による本発明の清掃具に付着した塵埃等の異物を除去する場合には、いづれの形態の清掃具(本発明の清掃具の実施の形態3,4)でも、基板60b、60dを取り出した後、図19に示すように、本発明の清掃具55の塵埃等の異物を除去する清掃部55Aの下向きでのみ突起状(凸部の例)の部分55aのある(a)に対し、柄55B方向から見て、(b)前向きに倒した状態、(c)左向きに倒した状態、(d)後ろ向きに倒した状態(e、右向きに倒した状態にし、この状態で、少なくとも各1回、本発明の粘着テープローラー(f)や、従来の粘着テープローラー(g)にて処理することにより、本発明の清掃具55の下向きでのみ突起状(凸部の例)の部分55aの突起状(凸部の例)の部分の1つ1つに対して、ほぼ全方向(前後左右)を粘着テープロールに接触させることが出来、粘着テープロールによる本発明の清掃具に付着した塵埃等の異物を、粘着テープロールに効率的に隅々まで転写することが可能である。
また、この粘着テープロール機器による本発明の清掃具に付着した塵埃等の異物を除去する場合には、いづれの形態(本発明の清掃具の実施の形態5,6)でも、基板60b、60dは、取り出さずに、処理することも可能である。しかしながら、前記(取り出した)場合に比較し、突起状(凸部の例)の部分の倒れ方がまちまちで有る為、その裏側の隠れた部分の塵埃等の異物除去の為、数回処理を繰り返す必要があり、本発明の清掃具に付着した塵埃等の異物の粘着テープロールへの転写も、やや非効率である。
本発明の清掃具の代表的な実施例7を、図21に示す。図21(a)は、本発明の清掃具の実施の形態7の構成を示している。この場合には、図18(b)に示す前記本発明の清掃具の実施の形態4と同様の形態や使用方法であり、図21(a)には、図18(b)に示し(b2)で用いた突起部材54bのある基板54dと同じものを、図21における本発明の清掃具21の61A部分の突起部材61aの裏側に挿入する方式を示している。図21の(b)には、その結果本発明の清掃具61の清掃部61Aの表面のみの変化状態を(b1)、(b2)、(b3)の状態として示している。このように、前記本発明の清掃具の実施の形態4と異なる点は、図21の61A部分の61a部のみか、61bを含む全体を伸縮性のある素材で形成する点である。このような素材で形成することにより、(a1)の場合、すなわち突起部材54bと基板54dを54aの裏側から挿入する前の状態(61aの部分と、54dの部分が、完全に分離された状態)では、61a部は、ほぼ平坦な状態である点が異なっている。(a2)の場合、すなわち61aの部分の裏側に54dの部分が、ある程度に挿入された状態では、61aの部分が、ある程度突起状(凸部の例)を形成し、(a3)の場合、すなわち61aの部分の裏側に54dの部分が、完全に挿入された状態では、61aの部分が、最も突起状(凸部の例)を形成する。これにより、本発明の清掃具61の塵埃等に異物を付着させる表面の形状を図21(b)に示し、(b1)の様にほぼ平坦な状態から、(b2)のように一部突起状(凸部の例)が形成され、(b3)のように全体に突起状(凸部の例)が形成された状態に変化させることが出来ることを示している。但しこれは、前記本発明の清掃具の実施の形態4と同様に、図18(b)や、図21(a)の突起部材54bのある基板54dを挿入したり、取り出したりすることが必要である。この基板54dを取り出した後は、ほぼ平坦な状態に戻るので、そのまま粘着テープローラー機器による処理をすることで、本発明の清掃具61Aに付着した塵埃等の異物を、粘着テープロールに効率的に隅々まで転写することが可能である。
本発明の清掃具の代表的な実施例8を、図22、23に示す。図22は、本発明の清掃具の実施の形態8の構成を示している。図22では、本発明の清掃具62の清掃部62A部の変化状態を示し、図23では、その変化させる方法とその後の処理について示している。本発明の清掃具62の場合には、図21に示す前記本発明の清掃具の実施の形態7と同様に、図22の62A部全体を伸縮性のある素材で形成するが、図22の62a部分を当初から、突起状(凸部の例)に形成する点が異なる。但し、この突起状(凸部の例)の部分は、本発明の清掃具の実施の形態3の図18(a)のように、通常は、重力の方向に向いている様(上向きでは前後左右に倒れている)に形成する場合と、通常も突起状(凸部の例)を維持する様(少なくとも61a部がゴム状の素材等)に形成する場合もあり得る。この様に形成することで、図22の清掃部62A(62a部分と62bを含む全体)を伸長させると、図22(a)の元の状態から、図22(b)のような状態、すなわち、62A全体が伸長すると共に、突起状(凸部の例)の部分62aをほとんど突起状(凸部の例)の形状のない平坦な状態にし、62a個々の左右前後の距離が広がらせることが可能である。この様に、図22(a)から、図22(b)の状態に変化させる方法として、図23に例を示すが、本発明の清掃具62の塵埃等の異物を除去する清掃部62Aの内部に基板62cを挿入することで実現する。清掃時には、この基板62cを取り出し62aを元の突起状(凸部の例)に戻し使用する。すなわち、図23に示すように、本発明の清掃具62により、図3のような対象物の塵埃等の異物を除去(清掃)後に、清掃部62Aに、基板62c(例:木材、樹脂、金属等の素材の平坦な板状、平坦な網状の部材等)を挿入することにより、清掃部の形状が、図22(a)から、図22(b)(又は、図23(a)から図23(b))のように、図22、23の62a部がほぼ平坦になり、更に、突起状(凸部の例)でない部分62b部が伸長すると、62a個々の間隔も広がり、この状態で図23の本発明の粘着テープローラー機器(f)や、従来の粘着テープローラー機器(g)にて処理すると、本発明の清掃具62の塵埃等の異物を除去する図22、23の清掃部62A(62aと62b)が突起状(凸部の例)部分がほぼ無く、凹凸が少ない為、付着した塵埃等の異物を、粘着テープロールに効率的に隅々まで転写することが可能となる。
本発明の清掃具の代表的な実施例9を、図24に示す。図24は、前記本発明の清掃具の実施例3〜8にて、用いられる清掃具(図18の清掃具54、図19の清掃具55、図51の清掃具51、図22の清掃具52、図23の清掃具52)の清掃部の裏側に挿入される板状のもの、又は基板(図18の54d、図20の60b、60d、図21の54d、図23の62c)の他の例について(a)〜(e)に示している。本発明の清掃具の実施例9としては、それらの清掃具において前記基板部分にこの他の例の基板部分を装着した場合とするものである。すなわち、図24(a)は、前記本発明の清掃具54、清掃具55、清掃具61、清掃具62の基板部分を硬い材料(金属、樹脂等)で網状64aに形成した場合で、軽い特徴がある。図24(b)は、前記本発明の清掃具54、清掃具55、清掃具61、清掃具62の基板部分を伸縮、展伸、拡張出来る部材(金属、樹脂等による多層スライド構造等)64bで形成した場合であり、その面積を小〜大に変化出来る特徴がある。図24(c)は、前記本発明の清掃具54、清掃具55、清掃具61、清掃具62の基板部分を周辺の枠のみの硬い部材(金属、樹脂等)64cで形成した場合であり、周辺の枠以外は空洞で済むので軽い特徴がある。図24(d)は、前記本発明の清掃具54、清掃具55、清掃具61、清掃具62の基板部分が、周辺の枠のみで形成され、折り畳むことで外周枠に囲まれた面積部が縮小した状態64d1と、伸ばすことで外周枠に囲まれた同面積部が拡大した状態64d2に変化させることが可能の部材(折り曲げ可能な柔軟な金属、樹脂等)で形成した場合であり、周辺の枠以外は空洞で済むので軽く、その外周枠に囲まれた面積の大小を簡易に作り出せる特徴がある。図24(e)は、前記本発明の清掃具54、清掃具55、清掃具61、清掃具62の基板部分を、スライド式に開閉可能な基板として傘の骨組み状に形成した例であり、基板として傘の骨組み状に形成した部分が、64e3や64e4の部分で、それに繋がる24e2部を押し出すと、基板として傘の骨組み状の部分が縮小した状態24e3から、拡大した状態24e4のようになり、また24e2部を引き戻すことで、縮小した状態24e3のように変化させることが出来、前記基板の挿入、取り出しの代替と、それによる外周枠に囲まれた面積の大小を簡易に作り出せる特徴がある。
更に、図24の基板部分64e3、64e4は、前記24図(b)、図24(d)のような部材で形成し同様に操作することも可能である。前記本発明の清掃具(清掃具1、52〜62)のいづれでも、図2、図3の対象物を清掃後、図24のように基板部分を広げた状態で、従来の粘着テープローラー機器にて処理することにより、清掃具の清掃部に付着した塵埃等の異物がより剥き出しになり、粘着テープロールに接触するので効率的に除去出来る利点がある。
本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態16を、図33、34に具体的に示す。この場合には、本発明の粘着テープローラー機器(図33、34中では、粘着テープローラー機器65)の上部に柔軟な素材によるロール式上部抑え部材65bと、下部に粘着テープロール65aを対向して配置されている。詳細には、下部粘着テープロール65aは、その中心に回転軸65eが取り付けられ、その回転軸65eは、両端を支柱65dに空けた軸穴65fを通して両端留めネジ65gで固定され支柱65dの下部に回転可能な形で取り付けられている。
それに対し、ロール式上部抑え部材65bは、その中心に回転軸65hが取り付けられ、その回転軸65hは、両端を上下動作連結板65kに空けた軸穴65pを通して取り付けられ、更に両端を支柱65dに空けた軸穴65iを通して両端留めネジ65jで固定され、押し下げ操作具65cとそれに連なる上下動作連結板65kに回転可能な形で取り付けられ、軸穴65iが、上下方向に長い長方形の穴であることで、支柱65d上部に上下動作可能な形で取り付けられている。
また、両端留めネジ65jと、ネジA65maと、ネジB65mbには、それぞれ溝リング65n、溝リング65oa、溝リング65obが取り付けられており、図33、図34に示すようにその各溝を繋ぐ形で輪ゴム65lが、引っ掛けられて、輪ゴム65lの伸縮性により、ロール式上部抑え部材65bが、押し下げ操作具65cとそれに連結された下動作連結板65kにより、下方に押し下げられても、元の位置に戻る機能を持つことが出来ている。その具体的な、可動状況を、図35に示すが、図35(a)は、本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態16において、ロール式抑え部材65bを最下部まで押し下げた状態図を、図35(b)は、ロール式抑え部材65bが、中間部の状態図を、図35(c)は、ロール式抑え部材65bが、最上部の状態図を示している。ここで、実際にロール式抑え部材65bを押し下げる方法として、ロール式抑え部材65b用の回転軸に連なる上下動作連結板65kとその上部にある押し下げ操作具65cに対して、押し下げる指の例69のように、力を下方に加えることで、実現するものである。 この場合、輪ゴム65lの伸縮性、長さにもよるが、通常の輪ゴム65lを図35(c)の状態で取付ておくと、押し下げ操作具65cを人力で押し下げ図35(a)や、図35(b)のようにしても、人力を開放し、押し下げ力を無くした状態では、輪ゴム65lの元に戻る力により、図35(c)の状態に戻すことが出来る。
また、本発明の粘着テープローラー機器65に用いるのに適した本発明の清掃具の実施の形態9を、図36に具体的に示す。図36(b)には、本発明の清掃具66の交換可能な清掃具の布部のみ66aを示す図を、図36(c)本発明の清掃具66の支柱治具のみ66bを示す図を、図36(a)には、本発明の清掃具66の清掃具の布部66aを、支柱治具66bに取り付けた清掃具66を示している。
本発明の粘着テープローラー機器と清掃具の代表的な実施例8として、図37には、本発明の粘着テープローラー機器65に適した本発明の清掃具66を用い、本発明の清掃具66の布部66aに付着した塵埃等の異物を、粘着テープローラー機器65の下部粘着テープロール65aに転写させる動作について示している。すなわち、詳細には、図37(a)、(b)、(c)では、本発明の粘着テープローラー機器65において、ロール式抑え部材65bを、押し下げ操作具65cを押し下げる指の例69のように、力を下方に加えることで押し下げ、それにより上下動作連結板65kとそれに取り付けられたロール式上部抑え部材65bが、下方に押し下げられた状態で、下部粘着テープロール65aとロール式抑え部材65bの間を両方よりの圧力を受ける状態で、本発明の清掃具66を持つ手の例69のように持ち、前方に通過させて処理する。この場合に、図37(a)は、まず本発明の清掃具66の先端部を、下部粘着テープロール65aとロール式抑え部材65bの間に差し入れたところを示した図である。次に、図37(b)は、本発明の清掃具66を下部粘着テープロール65aとロール式抑え部材65bの間の圧力を受けながら、前方に押し込むことで、下部粘着テープロール65aとロール式抑え部材65bはいづれも回転しながら、本発明の清掃具66の布部に密着し、その中間まで押し込んだところを示した図である。図37(c)は、更に、本発明の清掃具66を下部粘着テープロール65aとロール式抑え部材65bの間の圧力を受けながら、本発明の清掃具66の布部66aまで押し込むことで、下部粘着テープロール65aとロール式抑え部材65bはいづれも回転しながら、本発明の清掃具66の布部に密着してその全体を通過させて処理したところを示した図である。
このように、処理すること、すなわち、下部粘着テープロール65aとロール式抑え部材65bはいづれも回転しながら、本発明の清掃具66の布部に密着してその全体を通過させて処理することのより、本発明の清掃具66の下部に付着していた塵埃等の異物を本発明の粘着テープローラー機器65の下部粘着テープロール65a部分に転写させる機能を有している。
更に、本発明の清掃具66の上下を反転、すなわち、前記本発明の清掃具66の下側の布部を上向きに、上側の布部を下向きにして、再度図37(a)、(b)、(c)のように、全体を通過させて処理することで、本発明の清掃具66の上部に付着していた塵埃等の異物を本発明の粘着テープローラー機器65の下部粘着テープロール65a部分に転写させることで、前記本発明の清掃具66 また、前記説明では、本発明の清掃具66をそのまま全体を通過させる処理に加え、上下を反転、すなわち、前記本発明の清掃具66の下側の布部を上向きに、上側の布部を下向きにして、全体を通過させて処理することのみを示しているが、これに限らず、前記本発明の清掃具66を前方だけでなく、後方に全体を通過させて処理するや、同処理を何回も繰り返し処理することで、前記本発明の清掃具66に付着していた塵埃等の異物を本発明の粘着テープローラー機器65の下部粘着テープロール65a部分に転写させる効率と、転写率を上げることが可能になる。
本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態17を、図38、39にに具体的に示す。本発明の粘着テープローラー機器(図38、39中では、粘着テープローラー機器67)では、前記、本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態16の本発明の粘着テープローラー機器(図33、34中では、粘着テープローラー機器67)と異なる点は、1つのみで、それは、前記、本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態16の本発明の粘着テープローラー機器65では、その上部に柔軟な素材によるロール式上部抑え部材65bを供えていたが、それに代わり、本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態17の本発明の粘着テープローラー機器67では、その上部に、下部の粘着テープロール65aと同じ、上部の粘着テープロール67bとを対向して配置されている点が、異なっている。詳細には、下部粘着テープロール67aは、その中心に回転軸67eが取り付けられ、その回転軸67eは、両端を支柱67dに空けた軸穴67fを通して両端留めネジ67gで固定され支柱67dの下部に回転可能な形で取り付けられている。
それに対し、上部粘着テープロール67bは、その中心に回転軸67hが取り付けられ、その回転軸67hは、両端を上下動作連結板67kに空けた軸穴67pを通して取り付けられ、更に両端を支柱67dに空けた軸穴67iを通して両端留めネジ67jで固定され、押し下げ操作具67cとそれに連なる上下動作連結板67kに回転可能な形で取り付けられ、軸穴67iが、上下方向に長い長方形の穴であることで、支柱67d上部に上下動作可能な形で取り付けられている。
また、両端留めネジ67jと、ネジA67maと、ネジB67mbには、それぞれ溝リング67n、溝リング67oa、溝リング67obが取り付けられており、図38、図39に示すようにその各溝を繋ぐ形で輪ゴム67lが、引っ掛けられて、輪ゴム67lの伸縮性により、上部粘着テープロール67bが、押し下げ操作具67cとそれに連結された下動作連結板67kにより、下方に押し下げられても、元の位置に戻る機能を持つことが出来ている。その具体的な、可動状況は、前記本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態16とほぼ同様である。
しかしながら、その効果において、本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態17の本発明の粘着テープローラー機器67では、本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態16の本発明の粘着テープローラー機器65と異なる点がある。それは、前記、本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態16の本発明の粘着テープローラー機器65では、その上部に柔軟な素材によるロール式上部抑え部材65bを供えていたが、それに代わり、本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態17の本発明の粘着テープローラー機器67では、その上部に、下部の粘着テープロール65aと同じ、上部の粘着テープロール67bとを対向して配置されていることにより、上部の粘着テープロール67bが、例えば、清掃具66を下方に抑える機能を持つと共に、清掃具66の布部の塵埃を除去し、上部の粘着テープロール67bに転写することを同時に実施可能となったことである。
すなわち、本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態16の本発明の粘着テープローラー機器65において、図37(a)、(b)、(c)のように本発明の清掃具66の布部に密着してその全体を通過させて処理した場合に比べて、本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態17の本発明の粘着テープローラー機器67で同様に本発明の清掃具66の全体を通過させて処理した場合は、1回の処理で本発明の清掃具66の布部の上部、下部の付着した塵埃を同時に下部と上部の粘着テープロール67a、67bに転写することが可能になり、効率が上昇する。
また、前記本発明の清掃具66をそのまま全体を通過させる処理に加え、上下を反転、すなわち、前記本発明の清掃具66の下側の布部を上向きに、上側の布部を下向きにして、全体を通過させて処理したり、これに限らず、前記本発明の清掃具66を前方だけでなく、後方に全体を通過させて処理する場合や、同処理を何回も繰り返し処理することで、前記本発明の清掃具66に付着していた塵埃等の異物を本発明の粘着テープローラー機器65の下部粘着テープロール65a部分に転写させる効率と、転写率を更に、上げることが可能になる。
更に、本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態16、17においては、前記説明した機能、構造、材質、部材に限らず、前記本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態1から15の全ての実施の形態で示した機能、構造、材質、部材を取り入れたり、変更、組み合わせすることが可能である。
また、本発明の清掃具の実施の形態9においても、前記説明した機能、構造、材質、部材に限らず、前記本発明の清掃具の実施の形態1から8の全ての実施の形態で示した機能、構造、材質、部材を取り入れたり、変更、組み合わせすることが可能である。
以上のように、本発明の粘着テープローラー機器の実施の形態1〜17において、特に、本発明の粘着テープローラー機器は、机、テーブル、床等に置いて本発明の清掃具を処理する据え置き型の粘着テープローラー機器としている点が特徴であり、この方式が最適と考える。
ローラーにより処理する機器全般において、軸受け部の改良や、機能付加、一般的に利用する場合の清掃具の改良にも適用出来、これまでの粘着テープローラー機器は、移動型、持ち運び走査型が主であったが、本発明により、据え置き型の粘着テープローラー機器という新たな領域の機器で使用方法や、布状の清掃具と組み合わせて利用することで、これまで不可能であった部分、個所の清掃と、簡易的な付着塵埃の除去を可能とする新たな領域の利用を促進することが出来る。。
1 :本発明の清掃具
1a :本発明の清掃具の清掃部
1b :本発明の清掃具の柄
2 :本発明の粘着テープローラー機器
2a :本発明の粘着テープローラー機器2の粘着テープロール
2b :本発明の粘着テープローラー機器2抑え部材
2c :本発明の粘着テープローラー機器2の台座
2d :本発明の粘着テープローラー機器2の下部支柱
2e :下部支柱2dの軸穴
2f :抑え部材2bの支持軸
2g :上部支柱
2h :本発明の粘着テープローラー機器2の上部支柱連結板
2i :本発明の粘着テープローラー機器2の上部支柱操作具
2j :クッション性の軸受
2k :上部支柱に空けた軸穴
3 :従来の清掃具
3a :従来の清掃具3の清掃部
3b :従来の清掃具3の柄
3c :従来の清掃具3の清掃部3aの支え部
4 :従来の粘着テープローラー機器
4a :従来の粘着テープローラー機器4の粘着テープロール
4b :従来の粘着テープローラー機器4の柄
5 :平板
6 :平面状の対象物例としての家具の板部
7 :平面状の対象物例としての床
8 :平面状の対象物例としての(板状のものの上に置いた)衣服、シーツ
9 :凹凸状の対象物例としての壁の隅
10 :凹凸状の対象物例としてのパソコン、事務機
11 :凹凸状の対象物例としての曲線状の丸みを帯びた飾り
13 :本発明の粘着テープローラー機器13
13a :本発明の粘着テープローラー機器13の粘着テープロール
13b :本発明の粘着テープローラー機器13の抑え部材
14 :本発明の粘着テープローラー機器14
14a :本発明の粘着テープローラー機器14の粘着テープロール
14b :本発明の粘着テープローラー機器14のロール状の抑え部材
14c :本発明の粘着テープローラー機器14の下部支柱
14d :本発明の粘着テープローラー機器14のロール軸
14e :本発明の粘着テープローラー機器14の下部支柱14cのロール軸穴
15 :本発明の粘着テープローラー機器15
15a :本発明の粘着テープローラー機器15の粘着テープロール
15b :本発明の粘着テープローラー機器15の粘着ロール
15c :本発明の粘着テープローラー機器15の台座
15d :本発明の粘着テープローラー機器15の下部支柱
15e :下部支柱に空けた粘着ロール15bのロール軸穴
15f :粘着ロール15bのロール軸
15g :本発明の粘着テープローラー機器15の上部支柱
15h :本発明の粘着テープローラー機器15の上部支柱連結板
15i :本発明の粘着テープローラー機器15の上部支柱操作具
15j :クッション性の軸受
15k :上部支柱に空けた軸穴
16 :本発明の粘着テープローラー機器16
16a :本発明の粘着テープローラー機器16の粘着テープロール
16b :本発明の粘着テープローラー機器16の粘着ロール
16c :本発明の粘着テープローラー機器16の下部支柱
16d :上部粘着テープロール16aの支持軸
16e :本発明の粘着テープローラー機器14の下部支柱16cの軸穴
17 :本発明の粘着テープローラー機器17
17a :本発明の粘着テープローラー機器17の下部粘着テープロール
17b :本発明の粘着テープローラー機器17の上部粘着テープロール
17c :本発明の粘着テープローラー機器17の台座
17d :本発明の粘着テープローラー機器17の下部支柱
17e :下部支柱に空けた粘着テープロール17bの軸穴
17f :粘着テープロール17bの支持軸
17g :本発明の粘着テープローラー機器17の上部支柱
17h :本発明の粘着テープローラー機器17の上部支柱連結板
17i :本発明の粘着テープローラー機器17の上部支柱操作具
17j :クッション性の軸受
17k :上部支柱に空けた軸穴
18 :本発明の粘着テープローラー機器18
18a :本発明の粘着テープローラー機器16の上部粘着テープロール(左)
18b :本発明の粘着テープローラー機器16の上部粘着テープロール(右)
18c :本発明の粘着テープローラー機器16の下部粘着テープロール(左)
18d :本発明の粘着テープローラー機器16の下部粘着テープロール(右)
19 :本発明の粘着テープローラー機器19
19a :本発明の粘着テープローラー機器19の上部粘着テープロール
19b :本発明の粘着テープローラー機器16の下部粘着テープロール
19c :下部支柱
19d :上部の粘着テープロール19aの軸
19e :上部の粘着テープロール19aの軸穴
19f :下部の粘着テープロール19bの軸
19g :伝達ギア19lの軸
19h :伝達ギア19lの軸穴
19i :上部の粘着テープロール19aの伝達ギア
19j :伝達ギア19iの軸
19k :伝達ギア19iの軸穴
19l :下部の粘着テープロール19bの伝達ギア
19m :上部の粘着テープロール19aの連動ギア
19n :下部の粘着テープロール19bの連動ギア
25 :本発明の粘着テープローラー機器25
25a :本発明の粘着テープローラー機器25の粘着テープロール
25b :本発明の粘着テープローラー機器25の台座
25c :本発明の粘着テープローラー機器25の上部バネ支柱
25d :本発明の粘着テープローラー機器25のバネ(上)
25e :本発明の粘着テープローラー機器25のバネ(下)
25f :粘着テープロール25aの支持軸
25g :支柱に空けた軸穴
25h :支柱
30 :本発明の粘着テープローラー機器30
30a :本発明の粘着テープローラー機器30の粘着テープロール
30b :本発明の粘着テープローラー機器30の台座
30c :本発明の粘着テープローラー機器30の下部支柱
30d :下部支柱30cに空けた軸穴
30e :粘着テープロール30aの支持軸
30f :粘着テープロール30aのクッション性の軸受
32 :本発明の粘着テープローラー機器32
32a :本発明の粘着テープローラー機器32の粘着テープロール
32b :本発明の粘着テープローラー機器32の台座
32c :本発明の粘着テープローラー機器32の下部支柱
32d :下部支柱32cに空けた軸穴
32e :粘着テープロール32aの支持軸
32f :粘着テープロール32aのクッション性の軸受
32g :下部支柱32cの上に取り付けた配置板
32h :操作具32jを上下させるネジ式の連動軸
32i :支持軸32eの回転を抑える軸抑え部
32j :軸抑え部32iの操作具
52 :本発明の清掃具
52a :本発明の清掃具52の清掃部
52b :本発明の清掃具52の柄
52c :本発明の清掃具52の一時的平板状になるような部材
53 :本発明の清掃具
53a :本発明の清掃具53の清掃部
53b :本発明の清掃具53の柄
53c :本発明の清掃具53の柔軟な素材でしかも、折れ曲がるのを防ぐ素材
53d :本発明の清掃具53の柔軟で突起状の部分
54 :本発明の清掃具
54A :本発明の清掃具54の清掃部
54B :本発明の清掃具54の柄
54a :本発明の清掃具54の清掃部54Aの下向きでのみ突起状(凸部の例)の部分
54b :本発明の清掃具54の突起部材
54c :本発明の清掃具54の清掃部54Aの上向きでも突起状(凸部の例)の部分
54d :本発明の清掃具54の基板
55 :本発明の清掃具
55A :本発明の清掃具55の清掃部
55B :本発明の清掃具55の柄
55a :本発明の清掃具55の清掃部55Aの下向きでのみ突起状(凸部の例)の部分
60a :突起部材
60b :基板
60c :突起部材
60d :基板
61 :本発明の清掃具
61A :本発明の清掃具61の清掃部
61B :本発明の清掃具61の柄
61a :清掃部61Aの柔軟で伸縮性のある素材の突起形成領域
61b :清掃部61Aの突起形成領域以外
62 :本発明の清掃具
62A :本発明の清掃具62の清掃部
62B :本発明の清掃具62の柄
62a :清掃部62Aの突起状(凸部の例)の部分
62b :清掃部62Aの突起状(凸部の例)でない部分
62c :基板
64a :硬い材料(金属、樹脂等)で網状
64b :基板部分を伸縮、展伸、拡張出来る部材
64c :周辺の枠のみの硬い部材
64d1:折り畳むことで外周枠に囲まれた面積部が縮小した状態
64d2:伸ばすことで外周枠に囲まれた同面積部が拡大した状態
64e1:基板部分の柄
64e2:操作部
64e3:基板として傘の骨組み状に形成した部分が縮小した状態
64e4:基板として傘の骨組み状に形成した部分が拡大した状態
65 :本発明の粘着テープローラー機器33
65a :本発明の粘着テープローラー機器33の下部粘着テープロール
65b :本発明の粘着テープローラー機器33のロール式上部抑え部材
65c :ロール式抑え部材65bの押し下げ操作具
65d :本発明の粘着テープローラー機器33の支柱
65e :下部粘着テープロール65aの回転軸
65f :下部粘着テープロール65a用の支柱65cに空けた軸穴
65g :回転軸65eの両端留めネジ
65h :ロール式上部抑え部材65b用の回転軸
65i :ロール式上部抑え部材65b用の支柱65cに空けた軸穴
65j :回転軸65hの両端留めネジ
65k :回転軸65hの上下動作連結板
65l :回転軸65hを引き上げる輪ゴム
65ma :輪ゴム65lを固定するネジA
65mb :輪ゴム65lを固定するネジB
65n :両端留めネジ65前の輪ゴム65l用溝リング
65oa :固定するネジA前の輪ゴム65l用溝リング
65ob :固定するネジB前の輪ゴム65l用溝リング
65p :上下動作連結板65kに空けた軸穴
66 :本発明の清掃具
66a :本発明の清掃具66の布部のみ
66b :本発明の清掃具66の支柱治具のみ
67 :本発明の粘着テープローラー機器
67a :本発明の粘着テープローラー機器67の下部粘着テープロール
67b :本発明の粘着テープローラー機器67の上部粘着テープロール
67c :上部粘着テープロール67bの押し下げ操作具
67d :本発明の粘着テープローラー機器67の支柱
67e :下部粘着テープロール67aの回転軸
67f :下部粘着テープロール67a用の支柱67cに空けた軸穴
67g :回転軸65eの両端留めネジ
67h :上部粘着テープロール67b用の回転軸
67i :上部粘着テープロール67b用の支柱67cに空けた軸穴
67j :回転軸67hの両端留めネジ
67k :回転軸67hの上下動作連結板
67l :回転軸67hを引き上げる輪ゴム
67ma :輪ゴム67lを固定するネジA
67mb :輪ゴム67lを固定するネジB
67n :両端留めネジ67前の輪ゴム67l用溝リング
67oa :固定するネジA前の輪ゴム67l用溝リング
67ob :固定するネジB前の輪ゴム67l用溝リング
67p :上下動作連結板67kに空けた軸穴
68 :押し下げ操作具65cを押し下げる指の例
69 :本発明の清掃具66を持つ手の例

Claims (8)

  1. 粘着テープロールの中心に回転軸を設け、その両端を支柱により支え粘着テープロールが、回転出来る様に配置したことを特徴とする据え置き型粘着テープローラー機器。
  2. 粘着テープローラー機器において、抑え部材と粘着テープロールを対向させ、その間隔を可変としたことを特徴とする粘着テープローラー機器。
  3. 粘着テープローラー機器において、2つの粘着テープロールを対向させ、その間隔を可変としたことを特徴とする粘着テープローラー機器。
  4. 前記粘着テープローラー機器が、据え置き型の粘着テープローラー機器であることを特徴とする前記請求項2乃至3記載の粘着テープローラー機器。
  5. 前記粘着テープローラー機器における前記可変とした間隔が、少なくともその使用者の人力により可変となることを特徴とする前記請求項1、2、3乃至4記載の粘着テープローラー機器。
  6. 前記粘着テープローラー機器における前記間隔が、拡大するような機能を有することを特徴とする前記請求項1、2、3、4乃至5記載の粘着テープローラー機器。
  7. 前記間隔が、拡大するような機能が、バネ、ゴム、その他伸縮性の部材を利用したことを特徴とする前記請求項1、2、3、4,5乃至6記載の粘着テープローラー機器。
  8. 前記対向する抑え部材と粘着テープロールか、又は2つの粘着テープロールの間を清掃具を通過させ処理することを特徴とする前記請求項1、2、3、4、5、6、7乃至8記載の粘着テープローラー機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112827868A (zh) * 2020-12-31 2021-05-25 成都泽纤更贸易代理有限公司 一种套接式录像设备镜头自动清洁装置
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