JP2019165711A - 水田作業機 - Google Patents

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Abstract

【課題】乗降用ステップを通りやすくしつつ、かつ、バッテリーのメンテナンス作業を行いやすくしつつ、泥や泥水がバッテリーにかかりにくい状態でバッテリーを装備できるようにする。【解決手段】バッテリー支持部は、乗降用ステップ13の外側縁のうち、車体前後方向に沿った方向の直線縁部分13Aの横外側に設けられている。バッテリー支持部は、バッテリー支持部に支持されたバッテリー22の上部が乗降用ステップ13よりも上方に位置する状態でバッテリー22を支持する。【選択図】図2

Description

本発明は、水田作業機に関する。
特許文献1に示される乗用型田植機では、エンジンを覆うボンネットの左右両サイドに乗降用ステップを備え、右乗降用ステップの下方にバッテリーが配置されている。
特開平8−310266号公報
従来の場合、バッテリーの地上高さが低くなる。水田作業機では、走行時に泥や泥水が跳ね上げられるので、地上高さが低いバッテリーには、泥や泥水がかかりやすい。
本発明は、乗降用ステップを通りやすくしつつ、かつ、バッテリーのメンテナンス作業を行いやすくしつつ、泥や泥水がバッテリーにかかりにくい状態でバッテリーを装備できる水田作業機を提供する。
本発明による水田作業機は、車体の前部に立設された操作パネル部と、前記操作パネル部の後側に設けられた運転部ステップを有する搭乗型運転部と、前記操作パネル部の横側方を通って前記運転部ステップと車体前端部とに亘って設けられた乗降用ステップと、バッテリーを支持するバッテリー支持部と、が備えられ、前記バッテリー支持部は、前記乗降用ステップの外側縁のうち、車体前後方向に沿った方向の直線縁部分の横外側に設けられ、かつ、前記バッテリー支持部に支持されたバッテリーの上部が前記乗降用ステップよりも上方に位置する状態でバッテリーを支持するよう構成されている。
本構成によると、バッテリー支持部に支持されたバッテリーは、乗降用ステップの外側縁のうち、車体前後方向に沿った方向の直線縁部分の横外側に位置するので、乗降用ステップを通る際、バッテリーが障害になりにくい。また、バッテリーのメンテナンス作業を行う際、バッテリーを車体の横外側から扱いやすい。バッテリー支持部に支持されたバッテリーの上部が乗降用ステップよりも上方に位置するので、バッテリーの地上高さが高くなる。また、バッテリーの上部が乗降用ステップよりも上方に位置しても、乗降用ステップの横外側で乗降用ステップよりも上方に位置するので、乗降用ステップの通行時に踏まれにくい。
従って、乗降用ステップを通行しやすく、かつ、バッテリーのメンテンナンス作業を行いやすいものでありながら、バッテリーを泥や泥水がかかりにくい状態で、かつ、踏まれにくい状態で装備できる。
本発明においては、前記バッテリー支持部に、バッテリケーブルのつなぎ止めが可能なケーブル係止部が備えられていると好適である。
本構成によると、バッテリー支持部をバッテリケーブルのつなぎ止め部材に活用した簡単な構造でバッテリケーブルを分散しないように纏めることができる。
本発明においては、前記乗降用ステップの横外側に設けられ、バランスウエイトを支持するウエイト支持部が備えられ、前記ウエイト支持部は、当該ウエイト支持部に支持されたバランスウエイトが前記バッテリー支持部に支持されているバッテリーと隣り合い、かつ、前記ウエイト支持部に支持されたバランスウエイトが前記バッテリー支持部に支持されているバッテリーの上部よりも下方に位置する状態でバランスウエイトを支持するよう構成されていると好適である。
本構成によると、バッテリーのメンテンス作業に併せてバランウエイトを清掃するなどの作業を行う場合、車体横外側の同じ箇所からできて行いやすい。それでありながら、バッテリーのメンテナンス作業を行う際、バランスウエイトがバッテリーの上部よりも下方に位置していて障害になりにくいので、バッテリーカバーを外しやすいなど、メンテナンス作業を行いやすい。
本発明においては、前記ウエイト支持部は、当該ウエイト支持部に支持されたバランスウエイトが前記乗降用ステップよりも上方に位置しない状態でバランスウエイトを支持するよう構成されていると好適である。
本構成によると、バランスウエイトがバッテリーの上部に対してより低く位置するので、と、バッテリーのメンテナンス作業を行う際、バランスウエイトがより障害になりにくい。
本発明においては、前記ウエイト支持部に支持されているバランスウエイトと、前記バッテリー支持部に支持されているバッテリーとは、バランスウエイトがバッテリーに対して車体横外側に位置する状態で車体横幅方向に並ぶと好適である。
本構成によると、バランスウエイトがバッテリーよりも車体内側に位置するもの、及び、バランスウエイトとバッテリーとが車体前後方向に並ぶものに比べ、車体の左右中心から横外側により離れた箇所にバランスウエイトが位置する。バランスウエイトがバッテリーよりも後側に位置するものに比べ、バランスウエイトがより車体前方側に位置する。車体の左右重量をバランスさせるのにバランウエイトが効率よく作用するようにしつつ、車体の極力前側の箇所にバンランスウエイトの荷重を掛けることができる。
本発明においては、前記ウエイト支持部が車体の左横外側及び右横外側に設けられており、前記左横外側のウエイト支持部と前記右横外側のウエイト支持部とが両端側に連結された状態で車体横幅方向に延びると共に車体フレームに支持される連結フレームを備えていると好適である。
本構成によると、左右のウエイト支持部が連結フレームによって連結された状態で車体フレームに支持されるので、左右のウエイト支持部に分かれて支持される左右のバランスウエイトそれぞれの車体に対する位置が大幅に異なるなどの支持不良が生じにくい。
乗用型田植機の全体を示す右側面図である。 乗用型田植機の全体を示す平面図である。 バッテリー支持部及びウエイト支持部の支持構造を示す平面図である。 バッテリー支持部及びウエイト支持部を示す正面図である。 バッテリー支持部及びウエイト支持部の支持構造を示す平面図である。 ウエイト支持部の支持構造を示す左側面図である。 ウエイト支持部の支持フレームを示す正面図である。 バッテリー支持部及びウエイト支持部を示す斜視図である。 アンテナユニットの支持構造を示す縦断側面図である。 アンテナユニットの支持構造を示す正面図である。
以下、本発明の実施の形態を水田作業機の一例としての乗用型田植機に適用した場合について、図面に基づいて説明する。
〔乗用型田植機の全体の構成について〕
以下の説明では、乗用型田植機の車体1に関し、図1,2に示される矢印Fの方向を「車体前方」、矢印Bの方向を「車体後方」、図2に示される矢印Rの方向を「車体右方」、矢印Lの方向を「車体左方」とする。
図1,2に示されるように、乗用型田植機は、左右一対の前車輪2が操向可能に、かつ駆動可能に装備され、左右一対の後車輪3が駆動可能に装備された車体1を備えている。車体1の前部にエンジン4及びエンジンボンネット5を有する原動部6が形成されている。原動部6の後側に、運転座席7を有する搭乗型運転部8が形成されている。搭乗型運転部8には、運転座席7の前方で車体1の前部に立設された操作パネル部9が備えられている。操作パネル部9の上部にメータ類が設けられている。操作パネル部9の後側に運転部ステップ10が設けられている。運転部ステップ10の両横外側に拡張ステップ11が設けられている。操作パネル部9の上方に、前車輪2を操向操作するステアリングホィール12が設けられている。操作パネル部10は、エンジンボンネット5の後側に併設されている。操作パネル部9及びエンジンボンネット5によってエンジンルームが形成されている。
車体1の前部における両横側部分に乗降用ステップ13が設けられている。左右の乗降用ステップ13は、操作パネル部9の横側方を通って運転部ステップ10と車体前端部とに亘って設けられている。左右の乗降用ステップ13のそれぞれの横幅は、乗降用ステップ13の全長にわたってほぼ同じになっている。搭乗型運転部8から乗降用ステップ13を通って車体1の前方に降りることや、車体1の前方から乗降用ステップ13を通って搭乗型運転部8に乗ることが可能になっている。
車体1の後部にリンク機構14を介して8条植えが可能な苗植付装置15が連結されている。苗植付装置15は、リンク機構14の車体1に対する上下揺動作動によって下降作業状態と上昇非作業状態とに亘って昇降操作される。車体1の後部に施肥装置16が設けられている。苗植付装置15による苗植え作業が行われる際、苗植付装置15による植付苗の近くに肥料を供給することが施肥装置16によって可能になっている。図2に示されるように、運転座席7の両横側に作業用ステップ17が設けられている。左右の作業用ステップ17のそれぞれの横外側に拡張作業用ステップ18が設けられている。左右の作業用ステップ17及び左右の拡張作業用ステップ18は、運転部ステップ10及び拡張ステップ11よりも高所に設けられている。左右の作業用ステップ17及び左右の拡張作業用ステップ18のそれぞれから苗植付装置15に苗補給をしたり、施肥装置16に肥料供給をしたりすることが可能になっている。
原動部6の両横側方に予備苗貯留装置19が設けられている。左右の予備苗貯留装置19のそれぞれは、三つの予備苗載台20を備えている。左右の予備苗貯留装置19のそれぞれにおいては、三つの予備苗載台20が車体前後方向に一列に並んだ伸展状態と、図1に示されるように、三つの予備苗載台20が上下に重なった折り畳み状態とに切り替え可能になっている。
〔バッテリーについて〕
図1,2に示されるように、車体1の前部の右横側方にバッテリー22が設けられている。
詳述すると、図3,4,5に示されるように、バッテリー支持部23が右の乗降用ステップ13の外側縁のうち、車体前後方向に沿った方向の直線縁部分13Aの横外側に設けられている。バッテリー支持部23は、図8に示されるように、底部23a、底部23aから立ち上がる前壁部23b及び後壁部23cなどを有する箱状に構成されている。図3,4,6に示されるように、バッテリー22を底部23aに載置することにより、バッテリー22をバッテリー支持部23に支持させることができ、バッテリー支持部23によるバッテリー22の支持は、バッテリー22が右の乗降用ステップ13の直線縁部分13Aの横外側に位置する状態で、かつ、バッテリー22の上部が乗降用ステップ13よりも上方に位置する状態で行われる。バッテリー22が乗降用ステップ13の直線縁部分13Aの横外側に位置することにより、乗降用ステップ13を通る際、バッテリー22が障害にならない。バッテリー22の上部が乗降用ステップ13よりも上方に位置することにより、バッテリー22の地上高さが高くなる。
バッテリー支持部23は、図4,5に示されるように、右の乗降用ステップ13の下方に設けられた一対のステップフレーム24,25のうち、乗降用ステップ外側のステップフレーム24に支持されている。具体的には、バッテリー支持部23は、図8に示されるように、バッテリー支持部23の車体横内側部分に形成された前後一対の取付け部23dを備えている。前後の取付け部23dがステップフレーム24に備えられた支持部24aに連結ボルトによって連結されている。図5に示されるように、ステップフレーム24,25の車体前後方向での複数個所において、一対のステップフレーム24,25に亘り、乗降用ステップ13を下方から受け止め支持する横向き支持フレーム26が連結されている。複数の横向き支持フレーム26のうちの車体前側の2つの横向き支持フレーム26のそれぞれに、横向き支持フレーム26から原動部側に延びる延長支持フレーム27が備えられている。延長支持フレーム27は、縦断面形状が下向きに開口する溝形の部材である。
図8に示されるように、バッテリー支持部23のうちの後側の取付け部23dに、ケーブル係止部としての係止穴28が設けられている。バッテリー22の端子に接続されるバッテリケーブルと、係止穴28とをクランプ部材によって連結し、バッテリケーブルを係止穴につなぎ止めることが可能になっている。ケーブル係止部としては、係止穴28に限らず、フックなどを利用することが可能である。
〔バランスウエイトについて〕
図2に示されるように、車体前部の両横側方のそれぞれに2個のバランスウエイト29が設けられている。
詳述すると、右の2個のバランスウエイト29を支持する右のウエイト支持部30は、図3,4に示すように、バッテリー支持部23の車体横外側に設けられている。右のウエイト支持部30は、右の予備苗貯留装置19の車体横外側縁よりも車体横内側に位置している。右のウエイト支持部30は、図8に示されるように、ウエイト支持部30の前部に形成されたハンガー部30a、及び、ウエイト支持部30の後部に形成された回止め部30bを備えている。バランスウエイト29は、図8に示されように、バランスウエイト29の上部に形成された取っ手29a、フック部29b及びストッパー部29cを備えている。図3,6に示されるように、バランスウエイト29のフック部29bをハンガー部30aに掛けることにより、バランスウエイト29をウエイト支持部29に支持させることができる。すなわち、バランスウエイト29のフック部29bをハンガー部30aに掛けると、ハンガー部30aの上端部を回転中心にしたバランスウエイト29の回転力によってストッパー部29cが回止め部30bの下面に下方から当接して回止め部30bによってバランスウエイト29の回り止めが行われ、バランスウエイト29がハンガー部30aによって吊り下げ支持される。2つのバランスウエイト29は、車体横幅方向に並んでウエイト支持部29に支持される。
右のウエイト支持部30による2つのバランスウエイト29の支持は、図1,2,3,4に示されるように、2つのバランスウエイト29がバッテリー支持部23に支持されたバッテリー22と隣り合う状態で行われる。
詳述すると、右のウエイト支持部30による2つのバランスウエイト29の支持は、2つのバランスウエイト29がバッテリー支持部23に支持されたバッテリー22よりも車体横外側に位置する状態で、かつ、2つのバランスウエイト29と、バッテリー支持部23に支持されたバッテリー22とが車体横幅方向に並ぶ状態で行われる。さらに、右のウエイト支持部30による2つのバランスウエイト29の支持は、図1,4に示されるように、2つのバランスウエイト29がバッテリー支持部23に支持されたバッテリー22の上部よりも下方に位置する状態で行われる。さらに詳述すると、右のウエイト支持部30による2つのバランスウエイト29の支持は、図1,4に示されるように、2つのバランスウエイト29が右の乗降用ステップ13よりも上方に位置しない状態で行われる。バッテリー22の上部がバランスウエイト29より上方に位置し、バッテリー22の上部カバー22Kを車体1の横外側から脱着しやすい。
左の2個のバランスウエイト29を支持する左のウエイト支持部30は、図1,3,7に示されるように、左の乗降用ステップ13よりも車体左横外側に設けられている。左のウエイト支持部30は、右のウエイト支持部30と同じウエイト支持の構成を備えている。左のウエイト支持部30による2つのバランスウエイト29の支持は、図3,7に示されるように、2つのバランスウエイト29が左の乗降用ステップ13に対して車体左横外側に離れて位置する状態で、かつ、2つのバランスウエイト29が左の乗降用ステップ13よりも上方に位置しない状態で行われる。
左右のウエイト支持部30は、図2に示されるように、予備苗貯留装置19の車体横外側の端よりも車体横幅方向での内側に位置している。左右のウエイト支持部30は、図3,7に示されるように、車体フレーム1Fと別の構造体に構成された支持フレーム40を介して車体フレーム1Fに支持されている。支持フレーム40は、車体フレーム1Fに脱着可能に支持されている。
具体的には、車体フレーム1Fは、図3に示されるように、ミッションケース31、及び、ミッションケース31に後部が連結されたエンジン搭載フレーム32を備えている。ミッションケース31は、エンジン4の動力が入力され、入力された動力を走行用動力と作業用動力とに分岐させ、走行用動力を左右の前車輪2及び後輪駆動ケース33(図1参照)に向けて出力する。ミッションケース31には、ミッションケース31の両横側部から車体横外向きに延出され、前車輪2を支持し、かつ前車輪2に動力伝達する前輪駆動ケース部31aが備えられている。前輪駆動ケース部31aの延出端部に前車輪2を揺動操向可能に支持する前輪支持ボス部31bが備えられている。
支持フレーム40は、図3,7に示されるように、左のウエイト支持部30を車体前後方向での中間部で支持する左支持フレーム41、右のウエイト支持部30を車体前後方向での中間部で支持する右支持フレーム42、及び、左支持フレーム41の前部と右支持フレーム42の前部とに連結されていることによって、左右のウエイト支持部30を連結している連結フレーム43を備えている。
左のウエイト支持部30と左支持フレーム41との連結、及び、右のウエイト支持部30と右支持フレーム42との連結のそれぞれは、溶接によって行われている。右支持フレーム42の後端部42rは、図3,5,6に示されるように、ミッションケース31が有する右の前輪支持ボス部31bに脱着可能に連結されている。具体的には、図6,7に示されるように、右支持フレーム42に備えられた連結ブラケット44が前輪支持ボス部31bに連結ボルト45によって連結されている。左支持フレーム41の後端部41rは、ミッションケース31が有する左の前輪支持ボス部31bに脱着可能に連結されている。左支持フレーム41と左の前輪支持ボス部31bとの連結構造は、右支持フレーム42と右の前輪支持ボス部31bとの連結構造の構成と同じ構成を備えている。
連結フレーム43は、図3,7に示されるように、エンジン搭載フレーム32の下方を通って車体横幅方向に延びている。連結フレーム43は、エンジン搭載フレーム32の下方に位置する部分でエンジン搭載フレーム32に脱着可能に支持されている。具体的には、図7に示されるように、連結フレーム43に装着された連結部材46がエンジン搭載フレーム32の支持部32aに連結ボルト46aによって連結されている。連結フレーム43は、車体フレームとしてのエンジン搭載フレーム32に脱着可能に支持されている。
右支持フレーム42と連結フレーム43との連結は、図3,5,6,7に示されるように、連結手段47によって行われている。連結手段47には、図5,6,7,8に示されるように、右支持フレーム42に備えられた第1連結部材47aと、連結フレーム43に備えられた第2連結部材47bと、予備苗貯留装置19の前支柱21aに外嵌される第3連結部材47cとが備えられている。第1連結部材47aと第2連結部材47bが連結ボルト48によって連結されるようになっている。第2連結部材47bと第3連結部材47cとが連結ボルト49によって連結されるようになっている。連結手段47は、前支柱21aを抱持する状態で連結フレーム43と右支持フレーム42とを連結している。バランスウエイト22(ウエイト支持部30)が前支柱21aによって支持されることが連結手段47によって可能になっている。
左支持フレーム41と連結フレーム43との連結手段47は、右支持フレーム42と連結フレーム43との連結手段47の構成を同じ構成を備えている。
図3,6,7に示されるように、連結フレーム43の右端側部分と右支持フレーム42とに亘って右連結杆50が連結されている。図3に示されるように、連結フレーム43の左端側部分と左支持フレーム41とに亘って左連結杆51が連結されている。
〔アンテナユニットについて〕
図1,2に示されるように、左の予備苗貯留装置19の支柱と、右の予備苗貯留装置19の支柱とに衛星航法用のアンテナユニット53が支持されている。具体的には、左の予備苗貯留装置19における支柱のうちの前支柱21aと後支柱21bを連結する連結杆部と、右の予備苗貯留装置19における支柱のうちの前支柱21aと後支柱21bを連結杆部とに亘ってアンテナ支持枠52が横架されている。アンテナ支持枠52に衛星航法用のアンテナユニット53が支持されている。
アンテナユニット53のアンテナ支持枠52への支持は、図9,10に示されるように、アンテナユニット53の支持台54に備えられた連結部材55がアンテナ支持枠52に固定された支持レール56に2本の連結ボルト57によって締め付け連結されることによって行われている。連結部材55の2本の連結ボルト57のそれぞれのためのボルト穴58は、車体横幅方向に長いガイド溝に形成されている。2本連結ボルト57の締め付けを解除してアンテナユニット53をボルト穴58によって案内されてスライド操作することにより、アンテナユニット53の車体1に対する位置を車体横幅方向に調節できる。条間アシスト機能仕様の際、アンテナユニット53の左右の位置ずれを解消できる。
〔別の実施形態〕
(1)上記実施形態では、車体1の前部にエンジン4が設けられた例を示したが、エンジン4を車体の後部など、いかなる箇所に設けて実施してもよい。
(2)上記実施形態では、バッテリー22が右の乗降用ステップ13の横外側だけに設けられた例を示したが、左の乗降用ステップ13の横外側だけに、あるいは、左右の乗降用ステップ13のそれぞれの横外側に設けて実施してもよい。
(3)上記した実施形態では、左右のウエイト支持部30のそれぞれに2個のバランスウエイト29を支持するよう構成された例を示したが、これに限らず、1個あるいは3個以上のバランスウエイトを支持するよう構成してもよい。
本発明は、田植機に限らず、直播機など各種の水田作業機に適用できる。
1 車体
8 搭乗型運転部
9 操作パネル部
10 運転部ステップ
13 乗降用ステップ
13A 直線縁部分
22 バッテリー
23 バッテリー支持部
29 バランスウエイト
30 ウエイト支持部
32 車体フレーム(エンジン搭載フレーム)
43 連結フレーム

Claims (6)

  1. 車体の前部に立設された操作パネル部と、
    前記操作パネル部の後側に設けられた運転部ステップを有する搭乗型運転部と、
    前記操作パネル部の横側方を通って前記運転部ステップと車体前端部とに亘って設けられた乗降用ステップと、
    バッテリーを支持するバッテリー支持部と、が備えられ、
    前記バッテリー支持部は、前記乗降用ステップの外側縁のうち、車体前後方向に沿った方向の直線縁部分の横外側に設けられ、かつ、前記バッテリー支持部に支持されたバッテリーの上部が前記乗降用ステップよりも上方に位置する状態でバッテリーを支持するよう構成されている水田作業機。
  2. 前記バッテリー支持部に、バッテリケーブルのつなぎ止めが可能なケーブル係止部が備えられている請求項1に記載の水田作業機。
  3. 前記乗降用ステップの横外側に設けられ、バランスウエイトを支持するウエイト支持部が備えられ、
    前記ウエイト支持部は、当該ウエイト支持部に支持されたバランスウエイトが前記バッテリー支持部に支持されているバッテリーと隣り合い、かつ、前記ウエイト支持部に支持されたバランスウエイトが前記バッテリー支持部に支持されているバッテリーの上部よりも下方に位置する状態でバランスウエイトを支持するよう構成されている請求項1または2項に記載の水田作業機。
  4. 前記ウエイト支持部は、当該ウエイト支持部に支持されたバランスウエイトが前記乗降用ステップよりも上方に位置しない状態でバランスウエイトを支持するよう構成されている請求項3に記載の水田作業機。
  5. 前記ウエイト支持部に支持されているバランスウエイトと、前記バッテリー支持部に支持されているバッテリーとは、バランスウエイトがバッテリーに対して車体横外側に位置する状態で車体横幅方向に並ぶ請求項3または4に記載の水田作業機。
  6. 前記ウエイト支持部が車体の左横外側及び右横外側に設けられており、
    前記左横外側のウエイト支持部と前記右横外側のウエイト支持部とが両端側に連結された状態で車体横幅方向に延びると共に車体フレームに支持される連結フレームを備えている請求項3から5のいずれか一項に記載の水田作業機。
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