JP6820828B2 - トラクタ - Google Patents

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Description

本発明は、衛星測位情報を受信するアンテナユニットを備えたトラクタに関する。
上記トラクタは、GPS衛星から送信される衛星測位情報をアンテナユニットにより受信して、自車の位置と方位等を演算にて求めることができるようにしたものである。この種のトラクタのうち、運転キャビンを備えていない形式のトラクタにおいて、従来では、アンテナユニットが、車体の操縦パネル部の内部に収納される状態で備えられたものがあった(例えば、特許文献1参照)。
特開2017−16562号公報
上記従来構成では、アンテナユニットが、車体の低い位置であって且つボンネット等によって覆われた領域に設けられるので、GPS衛星等から送信される衛星測位情報が、ボンネットや車体のケース等の障害物によって阻害されるおそれがあった。又、上記従来構成では、アンテナユニットがエンジンに近い位置に設けられるので、エンジンが発生する振動によって悪影響を受けて測位データに誤差が生じるおそれがあった。
そこで、GPS衛星等から送信される衛星測位情報を良好に精度よく受信できるようにすることが望まれていた。
本発明に係るトラクタの特徴構成は、操縦者が着座可能な運転座席と、転倒保護用のロプスと、衛星測位情報を受信するアンテナユニットと、が備えられ、前記ロプスが、左右の縦フレーム部と、左右の前記縦フレーム部の上端どうしを繋いで横方向に沿って延びる横フレーム部と、を有し、前記アンテナユニットが、前記ロプスの上端位置よりも下方かつ左右の前記縦フレーム部よりも左右方向内方に位置する状態で設けられている点にある。
トラクタは、圃場や荒れ地等の不整地を走行する場合が多く、地面の凹凸に起因して車体が転倒することが考えられる。そこで、車体が転倒した場合等において、搭乗している操縦者を保護するために、従来より、トラクタには転倒保護用のロプスが設けられている。
本発明においては、前記アンテナユニットが、前記ロプスに支持されていると好適である。
ロプスは、転倒時に操縦者を保護するために、運転部の上方を迂回するように背高に設けられる。このようなロプスにアンテナユニットを支持することにより、ボンネットや車体のケース等の障害物による悪影響を受け難く、GPS衛星等から送信される衛星測位情報を良好に受信し易いものになる。
しかも、ロプスは、剛性が高く、振動や撓み等が生じ難いものであり、車体にて発生する振動が伝わり難く、振動に起因して車体の位置や方位の測位結果に誤差が生じるおそれが少ないものになる。
従って、GPS衛星等から送信される衛星測位情報を良好に精度よく受信できるようにすることが可能となった。
本発明においては、前記ロプスから延出されるステーが備えられ、前記アンテナユニットが、前記ステーに取り付けられていると好適である。
本構成によれば、アンテナユニットがステーに取り付けられる構成とすることで、例えば、ロプスの表面においてGPS衛星からの信号が反射して、その反射した信号をアンテナユニットが受信して測定に誤差が生じたりすることを回避できる。
本発明においては、前記ステーが、前記ロプスから後方に向けて延出されていると好適である。
本構成によれば、車体が前進走行しているときに、ロプスに対して障害物が接触するようなことがあっても、アンテナユニットが損傷を受けるおそれが少ない。
トラクタの側面図である。 トラクタの平面図である。 トラクタの正面図である。 調節機構を示す底面図である。 トラクタの背面図である。 配線の支持構造を示す縦断正面図である。 トラクタの側面図である。 トラクタの平面図である。 トラクタの正面図である。 トラクタの側面図である。 トラクタの平面図である。 トラクタの正面図である。 トラクタの側面図である。 トラクタの平面図である。 トラクタの側面図である。 トラクタの平面図である。 トラクタの側面図である。 トラクタの側面図である。 トラクタの側面図である。 トラクタの平面図である。 トラクタの側面図である。 トラクタの正面図である。 トラクタの側面図である。 トラクタの側面図である。 トラクタの背面図である。 トラクタの側面図である。 トラクタの側面図である。 トラクタの正面図である。 トラクタの側面図である。
以下、本発明に係るトラクタの参考実施形態を図面に基づいて説明する。
図1,2,3,5に、本発明に係るトラクタが示されている。この実施形態では、図1に記載した符号Fで示す方向がトラクタの前側であり、符号Bで示す方向がトラクタの後側である。又、図2に記載した符号Rで示す方向がトラクタの右側であり、符号Lで示す方向がトラクタの左側である。
図1に示すように、トラクタは、車体の骨組みを形成する車体フレーム1によって全体が支持され、向き変更操作可能で駆動可能な左右の前輪2と、向き固定で駆動可能な左右の後輪3とを備えて走行車体4が構成されている。車体前部のボンネット5内にエンジン6が搭載され、車体の後部側に運転部7が備えられている。
図1,2に示すように、走行車体4は、その後部に、車体後部への耕耘装置などの作業装置(図示せず)の着脱が可能で且つ作業装置を連結した状態で昇降操作可能なリンク機構8が備えられている。運転部7の下部に、エンジン6の動力が伝達される動力を後車軸9を介して左右の後輪3に伝達するミッションケース10が備えられている。ミッションケース10内には、左右の後車軸9の駆動速度に速度差を与えることが可能な差動装置11が備えられ、エンジン6からの動力が差動装置11を介して左右の後輪3に振り分けて伝達される。ミッションケース10は後車軸9を回動自在に支持している。
この実施形態では、車体前部に位置するエンジン6、エンジン6の後方に連結されるクラッチハウジング12、中間フレーム13、車体後部に位置するミッションケース10等が一体的に連結されて剛性の高い車体フレーム1が形成されている。
ミッションケース10の上部には、リンク機構8を介して作業装置を昇降駆動する油圧式の昇降シリンダ14が備えられている。昇降シリンダ14はシリンダケース15に収容されている。シリンダケース15内に、昇降シリンダ14の伸縮操作にて揺動操作される揺動アーム16が備えられ、揺動アーム16と一体的に揺動するリフトアーム17と、リンク機構8とが、リフトロッド18を介して枢支連結されている。
運転部7は、操縦者が着座可能な運転座席19と、その運転座席19の前側に位置して運転部7の床面を形成する搭乗ステップ20、運転座席19の前方に位置する前輪操舵用のステアリングホイール21及びその他の操作具22を備えた操縦パネル部23が備えられている。運転座席19の左右両側には、左右の後輪3の上方を覆う後輪フェンダー24が備えられ、後輪フェンダー24にも複数の作業用の操作具25が設けられている。
運転部7の後側には、左右両側が車体フレーム1の後端部、すなわち、ミッションケース10の後端部に連結されるとともに、運転座席19の後側上方を囲うように上方に延びる転倒保護用のロプス26が備えられている。すなわち、ロプス26は、左右一対の縦方向に沿って延びる縦フレーム部26aと、左右の縦フレーム部26aの上端同士を繋いで横方向に沿って延びる横フレーム部26bとを有して、機体正面視で略門型に形成されている。ロプス26は、中空状の角パイプ材にて構成され、角パイプ材を正面視で略門型に屈曲させた形状となっている。
ロプス26は、下部に設けられた横向き揺動支点X周りで折れ曲がり可能に構成されている。このように構成することで、車体の運搬時等においてロプス26を前記揺動支点X周りで機体前方側に揺動させることにより、上方への突出量を少なくして輸送の邪魔になることを回避できる。
走行車体4には、走行制御用のコントローラ30と、前輪2を操向操作可能なステアリングモータ(図示せず)と、GNSS(全地球航法衛星システム)の一例である周知のGPS(Global Positioning System)(全地球測位システム)を利用して走行車体4の位置及び方位を測定する測位ユニット31等が備えられている。
測位ユニット31は、GPS衛星(図示せず)から送信された電波と、既知位置に設置された基準局(図示せず)から送信されたデータとを受信する衛星航法用のアンテナユニット32、及び、測位ユニット31の測位データに基づいて、走行車体4の位置及び方位を測定する衛星航法装置33を備えている。GPSを利用した測位方法として、本実施形態においては、GPSの測位データと、地上側に予め位置が判明している基準局から送信される誤差補正情報とを用いて車体の位置を計測することができるD−GPS(Differential GPS)が採用されている。基準局は、GPS衛星からの電波を受信して得た誤差補正情報を無線通信により送信する。衛星航法装置33は、GPS衛星からの電波を受信して得た測位データと、基準局からの情報とに基づいて、走行車体4の位置及び方位を求める。
アンテナユニット32を含む測位ユニット31は、GPS衛星からの電波の受信感度が高くなるように、機体外方に臨む状態で高い位置に配備されている。具体的には、図1に示すように、測位ユニット31は、ロプス26における頂部(最も高い位置)にある横フレーム部26bに備えられている。測位ユニット31は、横フレーム部26bにおける横方向中央部付近において、取付ブラケット34を介して取付られている。つまり、アンテナユニット32が、運転座席19の上端よりも高い位置であり、且つ、ロプス26の揺動支点Xよりも上側に位置する状態で備えられている。
ロプス26に対する測位ユニット31の左右方向の取付位置を調節可能な調節機構35が備えられている。説明を加えると、図4に示すように、測位ユニット31は取付ブラケット34を介してロプス26に取り付けられている。測位ユニット31は、下向きに突出して取付ブラケット34に形成された挿通孔36を挿通する4本のボルト37と、取付ブラケット34の下側からボルト37に装着されるナット38との締結により、取付ブラケット34に連結固定される。そして、各ボルト37が挿通する挿通孔36は、横方向に長い長孔に形成されている。この長孔の範囲内で測位ユニット31を横方向に任意の位置に変更させてボルト37・ナット38の締結により固定することができる。
上記したようにアンテナユニット32が、走行車体4から上方側に離れた箇所に設けられるので、GPSを利用して測定した走行車体4の位置及び方位には、走行車体4のヨーイング、ピッチング、又は、ローリングに伴うアンテナユニット32の位置ズレに起因した測位誤差が含まれている。つまり、測位ユニット31にて計測された位置と、作業装置による作業位置との間の位置ずれに起因した誤差である。
そこで、走行車体4には、上記したような測位誤差を取り除く補正を可能にするために、3軸のジャイロスコープ(図示せず)と3方向の加速度センサ(図示せず)とを有して走行車体4のヨー角、ピッチ角、ロール角、などを計測する慣性計測装置(IMU:Inertial Measurement Unit)39が備えられている。測位ユニット31により測定した走行車体4の位置及び方位の情報が、慣性計測装置39にて計測された走行車体4のヨーイング、ピッチング、又は、ローリングに伴うアンテナユニット32の位置ズレの情報により補正するようになっている。
図2に示すように、慣性計測装置39は、平面視で、ミッションケース10と重複する箇所に配置されている。説明を加えると、慣性計測装置39は、運転座席19の下側において、後車軸9の駆動軸心よりも上方に位置する箇所であって、且つ、ミッションケース10の上側に備えられるシリンダケース15の上側に配置されている。さらに説明すると、慣性計測装置39は、側面視で、後輪3と重複する箇所に配置されている。この箇所は、剛性が高く撓み変形等が生じ難い箇所であり、さらに、エンジン6からも離れているので、エンジン6の振動による影響を受け難いものとなり、誤差の少ない状態で計測することができる。
図1に示すように、コントローラ30は、操縦パネル部23の内部に収納する状態で備えられている。そして、コントローラ30は、事前に設定された圃場内での走行経路の情報と、測位ユニット31の測位結果とに基づいて、作業用の走行経路に沿って走行車体4が走行するようにステアリングモータ等を制御する自動操向制御を実行するように構成されている。
アンテナユニット32を含む測位ユニット31とコントローラ30とを接続する配線40が備えられている。説明を加えると、配線40が、縦フレーム部26aに沿って配索されている。具体的には、配線40が、中空状の角パイプ材からなるロプス26の縦フレーム部26aのうち揺動支点Xよりも上側の可動部分の内部を通るように配索されている。
すなわち、図6に示すように、測位ユニット31からの配線40は、横フレーム部26bに形成された挿通孔50を通して、横フレーム部26bの内部に案内され、横フレーム部26b及び縦フレーム部26aの内部を通り、縦フレーム部26aのうち揺動支点Xよりも上側に形成された挿通孔51を通り、ミッションケース10の上側に位置する慣性計測装置39にまで延びている。そして、配線40は、慣性計測装置39を経由して、後輪フェンダー24の下側を通って操縦パネル部23に備えられたコントローラ30にまで延びている。
〔本発明の実施形態〕
次に本発明の実施形態を説明する。
図21,22,23に示すように、運転部7に後部に設けられる転倒防止用のロプス26とは別に、ボンネット5の上方を跨ぐ状態で、専用の支持部材47を設け、この支持部材47にアンテナユニット32が取付けられる構成としてもよい。支持部材47における縦向き延設部47aが、直線状に延びる形状でもよく、L字状に曲がる形状でもよい。
〔本発明の別実施形態〕
図24〜29に示すように、運転部7の後部に設けられる転倒防止用のロプス26から延出されるステー48が備えられ、アンテナユニット32が、ステー48に取り付けられる構成としてもよい。例えば、図24,25に示すように、上下方向に真っ直ぐに延びるロプス26に対して、機体後部側又は機体前部側に延設されるステー48が設けられ、そのステー48にアンテナユニット32が取付けられる構成としてもよい。又、図26に示すように、ロプス26の上部側箇所が機体前部側に折れ曲がる形状に設けられ、そのロプス26の折れ曲がり箇所から後部上方に延設されるステー48が設けられ、そのステー48にアンテナユニット32が取付けられる構成としてもよい。さらに、図27,28,29に示すように、上下方向に真っ直ぐに延びるロプス26、又は、機体前部側に折れ曲がる形状のロプス26に対して、左右の縦フレーム部26a同士に亘って延びる状態で、且つ、側面視で縦フレーム部26aと重複する状態で、ステー48が設けられ、このステー48にアンテナユニット32が取付けられる構成としてもよい。
〔別の参考実施形態〕
(1)上記実施形態では、アンテナユニット32(測位ユニット31)がロプス26における横フレーム部26bに取り付けられる構成としたが、この構成に代えて、図1,3,5,9,10,12に仮想線で示すように、アンテナユニット32が、ロプス26における縦フレーム部26aに取り付けられる構成としてもよい。
(2)上記実施形態では、ロプス26の縦フレーム部26aが上下方向に真っ直ぐに延びる形状としたが、この構成に代えて、図7,8,9に示すように、ロプス26の縦フレーム部26aの上部側箇所が機体前部側に折れ曲がる形状に設けられているものでもよい。
(3)上記実施形態では、ロプス26が下端部にて揺動支点Xを設ける構成としたが、この構成に代えて、図10,11,12に示すように、ロプス26の上下中間位置にて折れ曲がり用の揺動支点Xを有し、ロプス26の横フレーム部26bにアンテナユニット32を設ける構成としてもよい。
(4)上記実施形態では、走行車体4の後部に設けられたロプス26にアンテナユニット32が取付けられる構成としたが、この構成に代えて、次の(4−1)〜(4−6)に記載する構成としてもよい。
(4−1)
図13,14,15,16に示すように、走行車体4に前端部を保護するために備えられたフロントガード41にアンテナユニット32が取付けられる構成としてもよい。図15,16では、フロントガード41の左右両側を通過する支持アーム42によりフロントローダ43を連結する構成を示している。
(4−2)
図17,18に示すように、運転部7の上方を覆うキャノピー44にアンテナユニット32が取付けられる構成としてもよい。図18に示すように、機体前部に向けて片持ち状に延びるキャノピー44の前端部にアンテナユニット32が取付けられる場合には、キャノピー44の支柱45から補助ステー46を伸ばして支持強度を向上させるようにするとよい。
(4−3)
図19,20に示すように、運転部7の前方であって且つボンネット5の後部側に位置する箇所に設けられたロプス26にアンテナユニット32が取付けられる構成としてもよい。
(4−4)
図1に仮想線で示すように、ボンネット5の上部にアンテナユニット32が取付けられる構成としてもよい。
(5)上記実施形態では、配線40が、ロプス26の縦フレーム部26aの内部を通り、縦フレーム部26aの途中から外方に出てコントローラ30に向けて延びる構成としたが、この構成に代えて、次の(5−1)〜(5−5)に記載する構成としてもよい。
(5−1)
配線40が、縦フレーム部26aの内部を縦フレーム部26aの下端の開口を通過する状態で延び、その後、後輪フェンダー24の内部を通り、コントローラ30に向けて延びる構成としてもよい。
(5−2)
配線40が、縦フレーム部26aの外周面のうち機体幅方向における内側の内側面を通るように配索される構成でもよい。
(5−3)
配線40が、縦フレーム部26aの外周面のうち機体幅方向における外側の外側面を通るように配索されているものでもよい。
(5−4)
配線40が、縦フレーム部26aの外周面のうち機体前後方向における後側の後面を通るように配索されているものでもよい。
(5−5)
配線40が、縦フレーム部26aaの外周面に配索される場合、配線40が外方に露出しないように、配線40の周囲を化粧カバー(図示せず)によって覆う構成としてもよい。
この化粧カバーが、ロプス26のうち揺動支点Xよりも上側の可動部分に取り付けられる構成にするとよい。
(6)上記実施形態では、測位ユニット31(アンテナユニット32)と走行制御用のコントローラ30とは配線40を介して接続される構成としたが、この構成に代えて、測位ユニット31(アンテナユニット32)と走行制御用のコントローラ30とが、図示しない通信装置を経由して無線通信方式にて互いに情報を送信可能に構成されるものでもよい。
(7)上記実施形態では、慣性計測装置39が、平面視で、ミッションケース10と重複する箇所に配置されている構成としたが、この構成に代えて、次の(7−1)〜(7−6)に記載する構成としてもよい。
(7−1)
慣性計測装置39を、車体フレーム1における横側部に配置する構成としてもよい。その場合、車体フレーム1に直接支持させてもよいが、図示しないブラケットを介して車体フレーム1に支持するようにしてもよい。
(7−2)
慣性計測装置39を、車体フレーム1における下面に配置する構成としてもよい。その場合、正面視で左右の後輪フェンダー24にて囲まれた領域に配置する構成としてもよい。そして、車体フレーム1に直接支持させてもよいが、図示しないブラケットを介して車体フレーム1に支持するようにしてもよい。
(7−3)
車体フレーム1として、車体の左右両側部において車体前後方向に長く延びる一対のメインフレーム(図示せず)を備え、左右のメインフレームにて、エンジン6やミッションケース10を支持するようなフレーム構造を備える構成とし、正面視で左右のメインフレームで囲まれる領域に慣性計測装置39を備える構成としてもよい。その場合、メインフレームに直接支持させてもよいが、ブラケットを介してメインフレームに支持するようにしてもよい。
(7−4)
慣性計測装置39を、側面視で前車軸49よりも上方に位置する状態で配置してもよい。その場合、側面視で前輪2と重複する状態で配置するようにしてもよく、重複しない状態で配置してもよい。
(7−5)
慣性計測装置39を、平面視でボンネット5と重複する状態で、ボンネット5の下側に位置する状態で配置してもよい。この場合、平面視で前車軸49や車体フレーム1等を重複する位置に設けるとよい。
(7−6)
慣性計測装置39をロプス26に設けるようにしてもよい。この場合、アンテナユニット32の近傍の位置に設ける構成、あるいは、測位ユニット31に収納される状態で設ける構成でもよく、アンテナユニット32から離間した位置に設けてもよい。
(8)上記実施形態では、測位ユニット31をロプス26に対して位置調節する調節機構35として、ブラケット34にボルト37が挿通する挿通孔36(長孔)が形成される構成としたが、この構成に代えて、ボルト37が挿通する丸形の挿通孔を間隔をあけて複数形成して、複数の挿通孔のうちのいずれかを選択してボルトを挿通して締結することで位置調節する構成としてもよい。
(9)上記実施形態では、コントローラ30がステアリングモータによる自動操向制御を実行する構成としたが、ステアリングモータの制御に加えて、変速装置を操作する変速モータを制御して車速を自動制御する構成としてもよい。
本発明は、衛星測位情報を受信するアンテナユニットを備えたトラクタに適用できる。
19 運転座席
26 ロプス
26a 縦フレーム
32 アンテナユニット
48 ステ

Claims (5)

  1. 操縦者が着座可能な運転座席と、
    転倒保護用のロプスと、
    衛星測位情報を受信するアンテナユニットと、が備えられ、
    前記ロプスが、左右の縦フレーム部と、左右の前記縦フレーム部の上端どうしを繋いで横方向に沿って延びる横フレーム部と、を有し、
    前記アンテナユニットが、前記ロプスの上端位置よりも下方かつ左右の前記縦フレーム部よりも左右方向内方に位置する状態で設けられているトラクタ。
  2. 前記アンテナユニットが、前記ロプスに支持されている請求項1に記載のトラクタ。
  3. 前記ロプスから延出されるステーが備えられ、
    前記アンテナユニットが、前記ステーに取り付けられている請求項2に記載のトラクタ。
  4. 前記ステーが、前記ロプスから後方に向けて延出されている請求項3に記載のトラクタ。
  5. 前記ロプスが前記運転座席よりも後方に設けられ、
    前記運転座席よりも前方に支持部材が設けられ、
    前記アンテナユニットが、前記支持部材に取り付けられている請求項1に記載のトラクタ。
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