JP2019164696A - 釣銭機、携帯端末、情報処理システム、情報処理装置、並びに、釣銭機、および携帯端末の情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

釣銭機、携帯端末、情報処理システム、情報処理装置、並びに、釣銭機、および携帯端末の情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】釣銭機の設定を容易に行えるようにする。【解決手段】携帯端末200は、釣銭機100が保持すべき設定金額を、釣銭識別情報別に取得する設定金額取得部202と、取得した設定金額を、釣銭識別情報に紐づけて釣銭機100に送信する送信部204と、を備える。【選択図】図6

Description

本発明は、釣銭機、携帯端末、情報処理システム、情報処理装置、並びに、釣銭機、および携帯端末の情報処理方法、およびプログラムに関する。
店舗での代金のやり取りのミスを防ぎ、現金管理業務の効率化を図るために自動釣銭機が用いられている。店舗では、閉店後に所謂レジ締めの作業、つまり、釣銭機内の残高が一定の金額になるように翌日の釣銭用の準備金を残し、必要に応じて釣銭を補充した上で、残りの売上金の回収が行われる。
特許文献1には、釣銭機に接続されているPOS端末から、釣銭機に関する情報表示および釣銭機への指示入力を行うことが記載されている。特許文献2には、携帯端末を用いた釣銭機のエラー情報を撮像して取得し、エラー情報に対応するエラー解除情報を順次表示させることが記載されている。特許文献3には、現金管理装置において、複数の店舗の複数の釣銭機の現金の状態を管理し、釣銭機毎の現金管理に関する最適設定値を算出して釣銭機に通知することが記載されている。また、管理端末を用いて釣銭機の各種情報を各作業現場でリアルタイムに確認することが記載されている。
特開2010−140142号公報 特開2015−69477号公報 特開2015−125474号公報
釣銭機に対して行われる初期設定の変更作業は、釣銭機の操作パネルで行うか、若しくは釣銭機に接続されているPOS(Point Of Sales)端末で行うのが一般的である。しかし、これらは1台ずつ手入力になるため、煩雑であった。よって、上述した特許文献に記載されたシステムでは、複数の釣銭機をまとめて上位装置で管理することが記載されている。
しかしながら、上位装置でまとめて管理すると、逆に現場の事情が反映しにくいといった問題点も生じる。したがって、現場の状況に応じて、その店舗の従業員が簡単に設定変更を行えることが望まれる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、釣銭機の設定を容易に行えるようにすることである。
本発明の各側面では、上述した課題を解決するために、それぞれ以下の構成を採用する。
第一の側面は、携帯型端末に関する。
第一の側面に係る携帯型端末は、
携帯型端末であって、
釣銭機が保持すべき設定金額を、釣銭識別情報別に取得する設定金額取得手段と、
取得した前記設定金額を、前記釣銭識別情報に紐づけて前記釣銭機に送信する送信手段と、
を有する。
第二の側面は、店舗サーバに関する。
第二の側面に係る店舗サーバは、
携帯端末から、釣銭機が保持すべき設定金額の設定変更が完了した釣銭機の識別情報を受信する受信手段と、
前記設定変更が完了した釣銭機と、未完了の釣銭機とを識別可能に出力する出力手段と、を有する。
第三の側面は、釣銭機に関する。
第三の側面に係る釣銭機は、
外部から設定情報を受信する受信手段と、
受信した前記設定情報を表示部に表示する表示処理手段と、
前記設定情報の内容承諾の入力を受信すると、前記設定情報に従い釣銭種別毎に設定金額を設定する設定手段と、を有する。
第四の側面は、情報処理システムに関する。
第四の側面に係る情報処理システムは、
釣銭機と、
釣銭機と近距離無線通信する携帯端末と、を含み、
前記携帯端末は、
釣銭識別情報別に、設定金額を取得する設定金額取得手段と、
取得した前記設定金額を、前記釣銭識別情報に紐づけて前記釣銭機に送信する送信手段と、を有し、
前記釣銭機は、
前記携帯端末から前記釣銭識別情報に紐づけた前記設定金額を含む設定情報を受信する受信手段と、
受信した前記設定情報を表示部に表示する表示処理手段と、
前記設定情報の内容承諾の入力を受信すると、前記設定情報に従い前記釣銭識別情報別に前記設定金額を設定する設定手段と、を有する。
第五の側面は、少なくとも1つのコンピュータにより実行される情報処理装置の情報処理方法に関する。
第五の側面に係る第一の情報処理装置は携帯端末であり、その情報処理方法は、
携帯端末が、
釣銭機が保持すべき設定金額を、釣銭識別情報別に取得し、
取得した前記設定金額を、前記釣銭識別情報に紐づけて前記釣銭機に送信する、ことを含む。
さらに、第五の側面に係る第二の情報処理装置は釣銭機であり、その情報処理方法は、
釣銭機が、
外部から設定情報を受信し、
受信した前記設定情報を表示部に表示し、
前記設定情報の内容承諾の入力を受信すると、前記設定情報に従い釣銭種別毎に設定金額を設定する、ことを含む。
なお、本発明の他の側面としては、上記第五の側面の各方法を少なくとも1つのコンピュータに実行させるプログラムであってもよいし、このようなプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体であってもよい。この記録媒体は、非一時的な有形の媒体を含む。
このコンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されたとき、コンピュータに、携帯端末、釣銭機、又は店舗サーバ上でその情報処理方法を実施させるコンピュータプログラムコードを含む。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
また、本発明の各種の構成要素は、必ずしも個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等でもよい。
また、本発明の方法およびコンピュータプログラムには複数の手順を順番に記載してあるが、その記載の順番は複数の手順を実行する順番を限定するものではない。このため、本発明の方法およびコンピュータプログラムを実施するときには、その複数の手順の順番は内容的に支障のない範囲で変更することができる。
さらに、本発明の方法およびコンピュータプログラムの複数の手順は個々に相違するタイミングで実行されることに限定されない。このため、ある手順の実行中に他の手順が発生すること、ある手順の実行タイミングと他の手順の実行タイミングとの一部ないし全部が重複していること、等でもよい。
上記各側面によれば、釣銭機の設定を容易に行えるようにすることができる。
本発明の実施の形態に係る店舗システムのシステム構成を概念的に示す図である。 本実施形態の釣銭機の構成を論理的に示す機能ブロック図である。 図2の釣銭機の設定記憶部のデータ構造の一例を示す図である。 図2の釣銭機を実現するコンピュータのハードウェア構成を示すブロック図である。 図2の釣銭機の外観図を示す。 本実施形態の携帯端末の構成を論理的に示す機能ブロック図である。 本実施形態の携帯端末および店舗サーバを実現するコンピュータの構成の一例を示す図である。 本実施形態の店舗システムの動作の一例を示すフローチャートである。 本実施形態の携帯端末の表示画面の一例を示す図である。 本実施形態の釣銭機の表示画面の一例を示す図である。 本実施形態の携帯端末の構成を論理的に示す機能ブロック図である。 本実施形態の釣銭機の構成を論理的に示す機能ブロック図である。 本実施形態の店舗システムの動作の一例を示すフローチャートである。 本実施形態の釣銭機の表示画面の一例を示す図である。 本実施形態の携帯端末の表示画面の一例を示す図である。 本実施形態の設定確認リストの表示画面の一例を示す図である。 本実施形態の携帯端末の構成を論理的に示す機能ブロック図である。 本実施形態の店舗サーバの構成を論理的に示す機能ブロック図である。 本実施形態の店舗システムの動作の一例を示すフローチャートである。 他の実施形態の携帯端末の構成を論理的に示す機能ブロック図である。 他の実施形態の携帯端末の構成を論理的に示す機能ブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る店舗システム1のシステム構成を概念的に示す図である。店舗システム1は、POS(Point Of Sales)端末5と、POS端末5に接続される釣銭機100と、店舗サーバ300と、携帯端末200と、を含む。図1では、店舗システム1は複数組みのPOS端末5と釣銭機100を含む例を示しているか、本発明の店舗システム1は、少なくとも1組のPOS端末5と釣銭機100を含む。
なお、本明細書の各図において、本発明の本質に関わらない部分の構成については省略してあり、図示されていない。例えば、POS端末5の構成について説明を省略する。
POS端末5と店舗サーバ300は互いにネットワーク3aを介して接続されてもよい。ネットワーク3aは、特に限定されないが、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等である。ネットワーク3aの一部は公衆通信網であってもよい。また、店舗サーバ300とPOS端末5間、POS端末5同士間のそれぞれのネットワークは異なる系統であってもよい。
釣銭機100は、POS端末5で購入のために登録された商品の代金のうち、現金による支払について、貨幣の入出金を自動で行う。
携帯端末200は、店舗の従業員が操作する携帯型の端末であり、例えば、スマートフォン、タブレット端末等である。
釣銭機100には、貨幣が金種別に収納されているが、取引の過程で金種によって過不足が生じてくる。そのため、釣銭機100内の残金を金種別に管理する必要がある。また、通常、閉店後のレジ締め作業において、翌日の営業に備えて所定の金額の釣銭を釣銭機100に残し、それ以外の売上金を回収する。釣銭機100の残金の設定方法としては、まず、残金総額(例えば、3万円)と、金種別に最低金額(最低金額の総額は、例えば、残金総額の半分の1万5千円)とを設定する。
そして、予め定めた順番に各金種を所定枚数(例えば、10枚)ずつ釣銭機100から払い出していく。このとき、金種毎に最低金額を下回らないように払い出す枚数を減らすか、または、その金種の払出を行わないように調整する。なお、金種別の最低金額を残すことができない場合、その金種については貨幣の補充を行う。全ての金種について所定枚数の払出が終わったら、最低金額に到達した金種の払い出しは行わずに残りの金種について同じ作業を繰り返す。例えば、2巡目以降は1巡目の払出枚数より少ない枚数(例えば、1〜数枚ずつ)としてもよい。そして、釣銭機100の残金総額が設定金額(例えば、3万円)に到達したら払出を停止する。
これらの払出は、店舗の従業員がレジ締め作業として、釣銭機100を操作して指示すると、釣銭機100で予め設定された情報に基づいて行われる。店舗従業員は、釣銭機100から払い出された売上金を回収し、また、釣銭の不足分の補充を釣銭機100の指示に従い行う。
このように設定情報に基づく釣銭の補充は釣銭機100の指示に従い行うことができるが、設定情報自体は店舗で定める必要がある。例えば、特定の曜日、特定の日、又は特定の期間(例えば、セール期間等)によって売上額も変動するため、釣銭の必要量も変動する。また、人手が少ない場合には、釣銭の補充作業が頻発に行えないため、最低金額を引き上げることができれば、釣銭切れのアラームの発生頻度を下げることもできる。このように、設定情報を日々変更できると都合がよい。
本発明では、この釣銭機100の設定情報の変更作業を、携帯端末200を用いて行うことで作業負荷を低減するものである。
図1には3台の携帯端末200が描かれているが、店舗システム1は3台の携帯端末200を含む必要はなく、少なくとも1台の携帯端末200を含む。例えば、店舗の従業員などが、少なくとも1台の携帯端末200を持ち歩いて複数のPOS端末5および店舗サーバ300の各々と携帯端末200を通信させればよい。
携帯端末200は、釣銭機100と、ブルートゥース(登録商標)、赤外線通信、又は非接触IC通信等の近距離通信で接続される。
さらに、携帯端末200は、店舗サーバ300とネットワーク3bを介して接続される。ネットワーク3bは、特に限定されないが、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等である。ネットワーク3bの一部は公衆通信網であってもよい。あるいは、店舗サーバ300が店舗内にある場合、ブルートゥース(登録商標)、赤外線通信、又は非接触IC通信等の近距離通信で接続されてもよい。
<釣銭機>
図2は、本実施形態の釣銭機100の構成を論理的に示す機能ブロック図である。
釣銭機100は、受信部102と、表示処理部104と、設定部106と、を備える。
受信部102は、外部から設定情報を受信する。
表示処理部104は、受信した設定情報を表示部(後述するタッチパネル60)に表示する。
設定部106は、設定情報の内容承諾の入力を受信すると、設定情報に従い釣銭種別毎に設定金額を設定する。
釣銭機100は、さらに、設定記憶部110を備えてもよい。設定記憶部110は、釣銭機100の内部の記憶装置であってもよいし、外部の記憶装置であってもよい。
図3は、設定記憶部110のデータ構造の一例を示す図である。設定記憶部110には、金種別に最低金額が枚数又は金額で記憶されている。さらに、設定記憶部110は、金種別の最低金額から算出された金額の合計と残金総額も記憶している。
図3では、金種を「1円」、「5円」、・・・、「5000円」等と表記しているが、データとしては釣銭識別情報(例えば、a01, a02, …, a12等)に金額又は枚数を紐付けて記憶しているものとする。
設定情報とは、上記した釣銭機100が保持すべき設定金額であり、設定金額とは、例えば、一日の最後、又は翌営業日の始まりにおける釣銭残金の総額と、金種別の最低金額との設定値である。受信部102が受信した設定情報は、設定記憶部110に格納される。また、設定情報とは、設定変更を行うことを示す情報(例えば、初期設定値に戻す、又は予め定めた設定値に設定を変更する等の指示)であってもよい。
設定記憶部110には、上記したように、上記設定値や、予め定めた設定値(例えば、週末用、平日用、セール用等)の情報を複数記憶してもよい。
受信部102が設定情報を受信する外部とは、例えば、携帯端末200である。また、携帯端末200以外に、POS端末5から受信してもよい。あるいは、釣銭機100の操作部(後述するタッチパネル60)を用いて設定情報を入力又は変更できてもよい。
内容承諾の入力の受信とは、釣銭機100の操作部(タッチパネル60)の操作の受け付け、あるいは、携帯端末200又はPOS端末5からの設定変更確定の指示の受信である。
図4は、釣銭機100を実現するコンピュータのハードウェア構成を示すブロック図である。図5は、本実施形態の釣銭機100の外観図を示す。図5(a)は、釣銭機100の上面図であり、図5(b)は、釣銭機100の正面図である。
図4に示すように、釣銭機100(コンピュータ)は、CPU(Central Processing Unit)10、メモリ12、メモリ12にロードされた釣銭機100の構成要素(不図示)を実現するプログラム20、そのプログラム20を格納するストレージ14、I/O(Input/Output)16、および外部装置接続用のインタフェース(I/F18)を備える。
CPU10、メモリ12、ストレージ14、I/O16、I/F18は、バスを介して互いに接続され、CPU10により釣銭機100全体が制御される。ただし、CPU10などを互いに接続する方法は、バス接続に限定されない。
CPU10は、GPU(Graphics Processing Unit)などでもよい。メモリ12は、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などのメモリである。ストレージ14は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、またはメモリカードなどの記憶装置である。
ストレージ14は、RAMやROMなどのメモリであってもよい。ストレージ14は、釣銭機100の内部に設けられてもよいし、釣銭機100がアクセス可能であれば、釣銭機100の外部に設けられ、釣銭機100と有線または無線で接続されてもよい。あるいは、釣銭機100に着脱可能に設けられてもよい。
CPU10が、ストレージ14に記憶されるプログラム20をメモリ12に読み出して実行することにより、図2の釣銭機100の各ユニットの各機能を実現することができる。
I/O16は、釣銭機100と入出力装置間のデータおよび制御信号の入出力制御を行う。入出力装置とは、たとえば、釣銭機100のタッチパネル22(図5のタッチパネル60)、操作スイッチ24、LED表示器26(図5のガイドランプ64)、およびスピーカ(不図示)等を含み、また、これらの入出力装置と釣銭機100のインタフェースユニットを含んでもよい。
I/F18は、釣銭機100と外部装置との接続用インタフェースである。外部装置は、例えば、硬貨処理部30、紙幣処理部32、回収カセット処理部34、および通信処理部36を含む。
図5に示すように、釣銭機100は、硬貨投入口40と、硬貨リジェクト口42と、硬貨出金口44と、紙幣入出金口46と、回収カセット48と、収納庫50と、を備えている。
硬貨投入口40は、投入される硬貨を受け入れる開口部を有し、硬貨投入口40に投入された硬貨は硬貨処理部30により金種別(1円、5円、10円、50円、100円、500円)に分類され、収納庫50に収納されるようになっている。硬貨投入口40には、ガイドランプ64が設けられてもよく、硬貨投入口40に硬貨が投入されたとき、硬貨処理部30により硬貨の投入が検知され、ガイドランプ64を点灯又は点滅させる。
硬貨リジェクト口42は、硬貨投入口40に投入された硬貨のうち、硬貨処理部30によって正常に識別できなかったものが排出される開口部を有する。硬貨リジェクト口42にはガイドランプ64が設けられてもよく、硬貨がリジェクトされた場合、硬貨処理部30により、ガイドランプ64を点灯又は点滅させて、店員又は顧客に硬貨が返却されたことを知らせることができる。
硬貨出金口44は、釣銭のうち硬貨が排出される開口部を有する。硬貨出金口44にもガイドランプ64が設けられてもよく、硬貨が硬貨出金口44に排出された場合、硬貨処理部30により、ガイドランプ64を点灯又は点滅させて、店員又は顧客に硬貨が排出されたことを知らせることができる。
紙幣入出金口46は、代金として入金される紙幣を受け入れるとともに、釣銭として出金される紙幣が排出される開口部を有する。紙幣入出金口46の開口部において紙幣が検知されると、紙幣処理部32によって、紙幣を自走で受入又は排出させる機構の動作が制御され、紙幣が収納庫50に金種別(千円、5千円、1万円)に格納されて入金され、又は収納庫50から取り出されて出金される。
また、回収カセット処理部34は、2千円札紙幣を検知し、回収カセット48に格納する。また、収納庫50に入り切らない貨幣も回収カセット処理部34により回収カセット48に格納される。
通信処理部36は、外部装置との通信処理を行うためのインタフェース部である。例えば、LAN(Local Area Network)等に接続する有線又は無線通信ネットワークインタフェースでもよいし、ブルートゥース(登録商標)、赤外線通信、又は非接触IC通信等の近距離通信用のインタフェースでもよい。たとえば、釣銭機100は、ブルートゥースで携帯端末200と接続されるとともに、LAN等のネットワークを介してPOS端末5と接続される。
図2の本実施形態の釣銭機100の各構成要素は、図4のコンピュータ(CPU10)のハードウェアとソフトウェアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。以下説明する各実施形態の釣銭機100を示す機能ブロック図は、ハードウェア単位の構成ではなく、論理的な機能単位のブロックを示している。
本実施形態のコンピュータプログラム20は、例えば、釣銭機100を実現させるためのコンピュータ(図4のCPU10)に、外部から設定情報を受信する手順、受信した設定情報を表示部に表示する手順、設定情報の内容承諾の入力を受信すると、設定情報に従い釣銭種別毎に設定金額を設定する手順、を実行させるように記述されている。
本実施形態のコンピュータプログラム20は、コンピュータ(図4のCPU10)で読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。記録媒体は特に限定されず、様々な形態のものが考えられる。また、プログラム20は、記録媒体からコンピュータのメモリ12にロードされてもよいし、ネットワークを通じてコンピュータにダウンロードされ、メモリ12にロードされてもよい。
コンピュータプログラム20を記録する記録媒体は、非一時的な有形のコンピュータが使用可能な媒体を含み、その媒体に、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードが埋め込まれる。コンピュータプログラム20が、コンピュータ上で実行されたとき、コンピュータに、釣銭機100を実現する以下の処理方法を実行させる。
<携帯端末>
図6は、本実施形態の携帯端末200の構成を論理的に示す機能ブロック図である。
携帯端末200は、設定金額取得部202と、送信部204と、を備える。
設定金額取得部202は、釣銭機100が保持すべき設定金額を、釣銭識別情報別に取得する。
送信部204は、取得した設定金額を、釣銭識別情報に紐づけて釣銭機100に送信する。
ここで設定金額とは、上記した設定情報(設定変更を行うことを示す情報)を含んでもよい。
設定金額の取得方法は、携帯端末200で手入力された設定金額を読み取るか、あるいは、POS端末5又は店舗サーバ300から受信する。あるいは、ユーザ登録した所定のウェブサイトにログインして、設定金額を登録しておき、ウェブサイトから設定金額をダウンロードして取得してもよい。
携帯端末200では、設定金額の入力を受け付ける画面(不図示)で金種毎に枚数又は金額と、釣銭残金総額の値の入力を受け付けることができる。また、手入力で入力する場合は、初期値、前回設定値又は前回受信した値から変更する方法でもよい。また、金種別の枚数又は金額のどちらか一方を入力すると他方は自動的に変更されてもよい。会計金額も金種別の枚数又は金額の入力毎に変更されるのが好ましい。また、金種別の枚数と金額の両方の入力を受け付けた場合、整合性チェックを行い、正しくない場合はユーザに通知する構成を有してもよい。入力が終了した後、メモリ12又はストレージ14に記憶されている設定金額情報を更新する。また、上記した初期値又は予め定めた設定値を選択する画面(不図示)を表示して、選択された設定値を読み出して設定金額を取得してもよい。
送信部204は、ブルートゥース(登録商標)、赤外線通信、又は非接触IC通信等の近距離無線通信で設定金額を釣銭機100に送信する。
図7は、本実施形態の携帯端末200を実現するコンピュータ80の構成の一例を示す図である。また、図1のPOS端末5および後で詳細に説明する店舗サーバ300も図7に示すコンピュータ80によって実現される。本実施形態のコンピュータ80は、CPU(Central Processing Unit)82、メモリ84、メモリ84にロードされたプログラム90、そのプログラム90を格納するストレージ85、I/O(Input/Output)86、およびネットワーク接続用インタフェースである通信I/F(InterFace)87を備える。
CPU82、メモリ84、ストレージ85、I/O86、および通信I/F87は、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路(例えば、バス89)を介して互いに接続されている。ただし、CPU82などを互いに接続する方法は、バス接続に限定されない。CPU82は、メモリ84、ストレージ85、I/O86、および通信I/F87などの各装置を制御する。コンピュータ80は、CPU82以外に、GPU(Graphics Processing Unit)等のプロセッサを含んでもよい。
メモリ84は、例えば、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などのメモリである。ストレージ85は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、またはメモリカードなどの記憶装置である。
ストレージ85は、RAMやROMなどのメモリであってもよい。ストレージ85は、コンピュータ80の内部に設けられてもよい。または、コンピュータ80がアクセス可能であれば、コンピュータ80の外部に設けられ、コンピュータ80と有線または無線で接続されてもよい。あるいは、ストレージ85は、コンピュータ80に着脱可能に設けられてもよい。
ストレージ85は、各装置が備える各処理部の機能を実現するプログラムモジュールを記憶している。CPU82は、これら各プログラムモジュールを実行することで、各処理部(例えば、図6の携帯端末200の設定金額取得部202および送信部204のうちの少なくともいずれか)の機能をそれぞれ実現する。ここで、CPU82は、上記各プログラムモジュールを実行する際、これらのプログラムモジュールをメモリ84上に読み出してから実行してもよいし、メモリ84上に読み出さずに実行してもよい。
I/O86は、コンピュータ80と他の入出力装置間のデータおよび制御信号の入出力制御を行う。他の入出力装置とは、たとえば、コンピュータ80に接続されるキーボード、タッチパネル、マウス、およびマイクロフォン等の入力装置(不図示)と、各種ディスプレイ、プリンタ、およびスピーカ等の出力装置(不図示)である。なお、ディスプレイと入力装置は一体化され、タッチパネルとして実現されていてもよい。また、他の入力装置は、上記した入力装置または出力装置とコンピュータ80のインタフェースであってもよい。
他の記録媒体の読取または書込装置の例として、ICカードや磁気カードを読み取るカードリーダがある。このカードリーダは、カードが挿入される挿入口と、カード自走機構と、読取部とを含む。カード自走機構は、挿入口に挿入されたカードを自走させて取り込んだり、カードを挿入口から排出させたりする。読取部は、ICカードや磁気カード等に記録された情報を読み取る。また、カードリーダは、非接触型のものであってもよい。その場合は挿入口とカード自走機構は含まれない。また、接触型と非接触型の両方の読取装置をそれぞれ備えてもよい。
通信I/F87は、コンピュータ80と外部の装置との通信を行うためのネットワーク接続用インタフェースである。通信I/F87は、有線回線と接続するためのネットワークインタフェースでもよいし、無線回線と接続するためのネットワークインタフェースでもよい。なお、通信I/F87を介して各装置間を接続する方法は様々である。例えば、この接続は、ネットワーク回線を介したネットワーク接続や、バス回線(例えばUSB回線)を介したバス接続などを含む。
本実施形態の図6の携帯端末200の各構成要素は、図7のコンピュータ80のハードウェアとソフトウェアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。以下説明する各実施形態の携帯端末200又は店舗サーバ300を示す機能ブロック図は、ハードウェア単位の構成ではなく、論理的な機能単位のブロックを示している。
本実施形態のコンピュータプログラム90は、図6の携帯端末200を実現させるためのコンピュータ80に、釣銭機100が保持すべき設定金額を、釣銭識別情報別に取得する手順、取得した設定金額を、釣銭識別情報に紐づけて前記釣銭機に送信する手順、を実行させるように記述されている。
本実施形態のコンピュータプログラム90は、コンピュータ80で読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。記録媒体は特に限定されず、様々な形態のものが考えられる。また、プログラム90は、記録媒体からコンピュータ80のメモリ84にロードされてもよいし、ネットワークを通じてコンピュータ80にダウンロードされ、メモリ84にロードされてもよい。
コンピュータプログラム90を記録する記録媒体は、非一時的な有形のコンピュータが使用可能な媒体を含み、その媒体に、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードが埋め込まれる。コンピュータプログラム90が、コンピュータ上で実行されたとき、コンピュータに、携帯端末200又は店舗サーバ300を実現する後述する本発明の処理方法を実行させる。
図8は、本実施形態の店舗システム1の動作の一例を示すフローチャートである。
本実施形態の携帯端末200の情報処理方法において、携帯端末200が、釣銭機100が保持すべき設定金額を、釣銭識別情報別に取得し(ステップS101)、取得した設定金額を、釣銭識別情報に紐づけて釣銭機100に送信する(ステップS103)。
さらに、本実施形態の釣銭機100の情報処理方法において、釣銭機100が、外部から設定情報を受信し(ステップS111)、受信した設定情報を表示部(タッチパネル60)に表示し(ステップS113)、設定情報の内容承諾の入力を受信すると(ステップS115のYES)、設定情報に従い釣銭種別毎に設定金額を設定する(ステップS117)。
具体的には、まず、携帯端末200において、アプリケーションを起動して釣銭機100の設定金額の設定を受け付ける画面(例えば、図9(a)の設定リスト画面250)を表示部(携帯端末200のタッチパネル等)(不図示)に表示する。
店舗の従業員等のユーザ操作によって設定入力が行われ、設定金額が更新される。設定金額取得部202は、携帯端末200のメモリ84又はストレージ85に記憶されている設定金額を読み出して取得する(ステップS101)。
あるいは、釣銭機100の設定金額を店舗サーバ300からダウンロードする画面を表示部に表示し、設定金額のダウンロードの指示を受け付けると、設定金額取得部202は、店舗サーバ300に設定金額をリクエストして店舗サーバ300から設定金額を受信し(ステップS101)、メモリ84又はストレージ85に記憶する。
設定金額取得部202が設定金額を取得すると、図9(a)の設定リスト画面250に設定金額のリストが表示部に表示される。送信ボタン252の押下を受け付けると、送信部204は、設定金額、すなわち、設定情報を釣銭機100に送信する(ステップS103)。送信中、携帯端末200には、図9(b)の画面260が表示される。そして、釣銭機100では、受信部102が携帯端末200から設定情報を受信する(ステップS111)。
釣銭機100では、設定情報を受信すると、設定記憶部110に格納する。そして、表示処理部104が、受信した設定情報(図10(a)の画面270)を表示部(タッチパネル60)に表示する(ステップS113)。そして、画面270をスクロールしてリストの下部まで表示させると、受信した設定を釣銭機100の内部設定に反映させるか否かを問い合わせる画面270b(図10(b))が表示される。設定情報の更新を承諾する操作ボタン(はいボタン272)の押下を受け付けると(ステップS115のYES)、設定部106は、受信した設定金額情報に従い、釣銭機100の釣銭残金の総額と、金種別の最低金額を設定する。すなわち、設定記憶部110の設定金額情報を更新する(ステップS117)。はいボタン272の押下を受け付けるまで(ステップS115のNO)、画面270を表示する(ステップS113)。
また、画面270は、設定情報の更新を承諾しない操作ボタン(いいえボタン274)を含んでもよく、いいえボタン274の押下を受け付けると(ステップS115のNO)、釣銭機100の処理を終了してよい。
また、釣銭機100において、図10(b)の画面270bのいいえボタン274の押下を受け付けた場合、すなわち、釣銭機100で携帯端末200から受信した設定金額に基づく設定値の更新が承諾されなかった場合も、出力部120は、設定が正常に終了しなかった旨を示す情報を設定結果として携帯端末200に送信する。
以上説明したように、本実施形態によれば、携帯端末200は釣銭機100の金種別の設定金額を取得し、釣銭機100に送信し、釣銭機100は、携帯端末200から受信した設定情報を釣銭機100のタッチパネル60に表示し、内容承諾の確認後に釣銭機100の設定記憶部110に記憶する。店員が釣銭機100のタッチパネル60の画面を操作して1台ずつ手入力で金種別に設定金額を設定するのは手間がかかっていたが、本実施形態では、上記構成によって、携帯端末200で既に設定済みの情報を釣銭機100に送信するだけで済むため作業負荷が大幅に低減する。
また、店員が手入力で設定する場合に比較して、入力ミスを防ぐことができる。手入力で設定していた場合には、誤入力を発見するためには1台ずつタッチパネル60で設定内容を確認する必要があったため、手間がかかっていたし、そもそも誤入力に気づけない可能性もあった。本実施形態の構成によれば、これらの問題も解消できる。
(第2の実施の形態)
図11は、本実施形態の携帯端末200の構成を論理的に示す機能ブロック図である。
本実施形態の携帯端末200は、釣銭機100における設定が正常に終了したか否かを確認できる構成を有する点以外は上記実施形態と同様である。
携帯端末200は、図6の上記実施形態の構成に加え、さらに、通知部210と、表示処理部212と、設定完了情報受信部214と、を少なくとも一つ備える。通知部210と、表示処理部212と、設定完了情報受信部214とは、適宜組み合わせることができる。
通知部210は、送信部204により設定金額を送信した後、設定が正常に終了したことを示す情報を基準時間以内に受信しなかった場合、その旨を通知する。
表示処理部212は、送信部204により設定金額を送信した時、設定が正常に終了した設定済みの釣銭機100を、未設定の釣銭機100と識別可能に表示部に表示する。
設定完了情報受信部214は、釣銭機100から、設定金額の設定完了情報を受信する。
本実施形態において、携帯端末200の送信部204は、複数の釣銭機100に対して設定金額、すなわち、設定情報を送信し、各釣銭機100の設定変更を行うことができる。
この構成において、設定金額取得部202は、釣銭機100毎に設定金額を取得してもよい、所定のグループ別に異なる設定金額を取得してもよい。また、送信部204は、1台ずつに設定情報を送信してもよいし、複数の釣銭機100に同時に設定情報を一斉送信してもよい。例えば、設定情報をブロードキャストで送信してもよい。また、釣銭機100の識別情報毎に設定情報を紐付けて、複数の釣銭機100の設定情報をまとめて送信し、釣銭機100側で、自装置の識別情報に紐付けられている設定情報を選択して取得してもよい。
設定が正常に終了しない状態とは、例えば、釣銭機100からエラーが返信される(例えば、釣銭機IDが一致しない)、釣銭機100の応答がない(タイムアウト)等である。また、通知部210による通知方法は、例えば、携帯端末200の表示部にメッセージ、アイコン、画像、アニメーション等を表示したり、ポップアップ画面を表示したり、音声を出力する等の方法が考えられる。
また、設定金額の設定完了情報は、設定が正常に終了したか否かを示す情報(設定結果)を含む。つまり、設定が正常に終了したことを示す情報、および設定が正常に終了しなかったことを示す情報の少なくとも一方を含む。さらに、携帯端末200は、送信部204が設定情報を送信後、設定結果を基準時間以内に受信しなかった場合も、設定が正常に終了しなかったものと判断する。
また、表示処理部212は、釣銭機100から設定結果の受信の有無に関係なく、設定情報の送信処理が正常に完了したら、当該釣銭機100への設定は完了済みとして表示してもよい。または、表示処理部212は、送信完了/未完了、設定結果受信完了/未完了、設定正常完了/設定エラー等を区別して表示してもよい。
また、設定完了情報受信部214が受信する設定完了情報は、設定が完了したことを示す情報、設定が完了しなかったことを示す情報、および、設定変更後の設定金額の情報のうつ少なくとも一つを含む。また、複数の釣銭機100からの情報を受信する構成では、釣銭機100の識別情報を含む情報を受信する。
表示処理部212は、設定完了情報受信部214が受信した設定完了情報に従い、設定完了と設定未完了を識別可能に表示してもよい。
釣銭機100の識別情報は、特に限定されないが、任意に定められてもよいし、または、IP(Internet Protocol)アドレスであってもよい。
図12は、本実施形態の釣銭機100の構成を論理的に示す機能ブロック図である。
釣銭機100は、図2の上記実施形態の構成に加え、さらに、出力部120を備える。
出力部120は、設定部106による設定結果を出力する。
出力部120の設定結果の出力先は、釣銭機100の表示部(例えば、タッチパネル60、又はLED(Light Emitting Diode)表示器(不図示)等)、携帯端末200、あるいは、他の外部装置を含む。LED表示器の場合は、例えば、設定エラー時には赤色LEDを点滅点灯、設定正常完了時には緑色LEDを点灯してもよい。
設定結果は、設定が成功したことを示す情報(設定正常完了)、設定が失敗したことを示す情報(設定失敗、設定未完了、又はエラーコード(ID不一致、通信エラー等)等)の少なくとも一つを含む。
図13は、本実施形態の店舗システム1の動作の一例を示すフローチャートである。
図13では、図8の上記実施形態のフローチャートのステップS101とステップS111〜ステップS117を省略しているが、図8の携帯端末200のステップS101および釣銭機100のステップS117の続きを示している。
携帯端末200の設定金額取得部202が設定金額を取得した後、送信部204が設定金額を含む設定情報を釣銭機100に送信すると(ステップS103)、釣銭機100では、図8のステップS101〜ステップS117の処理が行われた後、設定部106による設定情報の変更処理が正常に終了したか否かが判定され(ステップS211)、その結果を出力部120が出力する。
正常に終了しなかった場合(ステップS211のNO)、出力部120は、設定が正常に終了しなかったことを示す情報を出力する(ステップS213)。本実施形態では、出力部120は、設定エラー情報を携帯端末200に送信し、本処理を終了する。
正常に終了した場合(ステップS211のYES)、出力部120は、設定が正常に終了したことを示す情報を出力する(ステップS215)。本実施形態では、出力部120は、設定正常完了情報を携帯端末200に送信し、本処理を終了する。
また、出力部120は、図14(a)に示すように、設定変更処理中(図8のステップS117)は画面150をタッチパネル60に表示する。そして、設定が正常に終了した場合(ステップS211のYES)、出力部120は、設定が正常に終了したことを示す、図14(b)の画面152をタッチパネル60に表示する(ステップS215)。また、設定が正常に終了しなかった場合(ステップS211のNO)、出力部120は、設定が正常に終了しなかったことを示す、図14(c)の画面154をタッチパネル60に表示する(ステップS215)。このように、出力部120は設定結果を、携帯端末200に送信するとともに、釣銭機100のタッチパネル60に表示する。本実施形態では、出力部120により設定結果の送信と表示の両方を行っているが、いずれか一方でもよい。
そして、携帯端末200において、ステップS103で送信部204により設定金額を含む設定情報を送信した後、設定完了情報受信部214が、設定が正常に終了したか否かを示す情報を釣銭機100から受信する(ステップS221)。
受信した情報に基づいて、設定が正常に終了したか否かを判定し、設定が正常に終了した場合(ステップS223のYES)、通知部210は、図15(a)に示す画面160を表示部に表示する(ステップS225)。画面160には、釣銭機IDが0001の釣銭機100の設定が正常に完了したことを示すメッセージが表示されるとともに、例えば、リスト確認ボタン162が表示される。リスト確認ボタン162の押下を受け付けると、表示処理部212は、図16に示す設定確認リスト180を表示部に表示してもよい(不図示)。
設定確認リスト180は、各釣銭機の識別情報(釣銭機ID)に設定完了したか否かを一覧で表示している。この例では、設定が正常の完了したことを丸印(○)で示し、設定が正常の完了しなかったことをバツ印(×)で示している。また、設定結果を未だ受信していないことをバー(−)で示している。図16は、ID0001の釣銭機100は設定が正常に完了していて、ID0002の釣銭機100は設定結果が未受信で、ID0003の釣銭機100は設定エラーであることを示している。図16は一例であり、これに限定されない。表示処理部212は、設定が正常に終了した設定済みの釣銭機を、未設定の釣銭機と識別可能に表示できればどのような画面であってもよい。
また、設定確認リスト180において、設定が正常に完了した釣銭機100の丸印は、釣銭機100の設定値を確認する操作ボタンとして機能してもよい。丸印の押下を受け付けると当該釣銭機100の設定値リスト(不図示)を表示してもよい。
また、設定が正常に終了しなかった場合(ステップS223のNO)、通知部210は、図15(b)に示す画面170を表示部に表示する(ステップS227)。画面170には、釣銭機IDが0001の釣銭機100の設定が正常に終了しなかったことを示すメッセージが表示されるとともに、例えば、再送ボタン172が表示される。再送ボタン172の押下を受け付けると、ステップS103に戻り(不図示)、送信部204は、ID0001の釣銭機100に設定情報を再送することができる。
また、ステップS223における釣銭機100における設定が正常に終了した否かの判定は、釣銭機100から受信した設定結果に基づいて行われる以外に、設定が正常に終了したことを示す情報を基準時間以内に受信しなかった場合も、設定が正常に終了しなかったと判定し、通知部210はその旨を通知することができる(ステップS227)。
以上説明したように、本実施形態によれば、携帯端末200から送信した設定情報に従い、釣銭機100で設定変更が正常に完了したか否かを通知部210により通知したり、表示処理部212により設定完了状態を表示したりする。これにより、携帯端末200からの設定変更指示に従い、正常に設定が完了したか否かを携帯端末200で確認することができる。また、複数の釣銭機100の設定状態(設定済みか否か、又は、設定金額詳細)を一覧で確認することができる。
(第3の実施の形態)
図17は、本実施形態の携帯端末200の構成を論理的に示す機能ブロック図である。また、図18は、本実施形態の店舗サーバ300の構成を論理的に示す機能ブロック図である。
本実施形態の携帯端末200は、設定金額を設定済みの釣銭機の識別情報を店舗サーバ300に送信して、店舗サーバ300が、設定変更が完了済みの釣銭機と、未完了の釣銭機とを識別可能に出力する構成を有する点以外は上記いずれかの実施形態と同様である。
図17では、携帯端末200が、図6の第1の実施形態の携帯端末200の構成に加え、さらに、設定完了情報送信部216を備えているが、他の実施形態の携帯端末200の構成と組み合わせることもできる。
携帯端末200の設定完了情報送信部216は、設定金額を設定済みの釣銭機100の識別情報を店舗サーバ300に送信する。
図18に示すように、店舗サーバ300は、受信部302と、出力部304と、備える。
受信部302は、携帯端末200から、釣銭機100が保持すべき設定金額の設定変更が完了した釣銭機100の識別情報を受信する。
出力部304は、設定変更が完了した釣銭機100と、未完了の釣銭機100とを識別可能に出力する。
携帯端末200と店舗サーバ300間は、ブルートゥース(登録商標)、赤外線通信、又は非接触IC通信等を用いた近距離無線通信で接続してデータを入出力してもよいし、無線LAN(Local Area Network)通信でもよい。あるいは、携帯端末200からブラウザを用いて専用ウェブサイトにログインしてアップロードし、ウェブサイトにアップロードされたデータを店舗サーバ300の受信部302が取得してもよい。
店舗サーバ300の出力部304は、例えば、図16の設定確認リスト180と同様なリストを表示部に表示する。出力方法は、例えば、店舗サーバ300の表示部に表示してもよいし、店舗で予めユーザ登録している専用のウェブサイトに表示してもよいし、エクセルファイルデータとして出力(又はダウンロード)してもよいし、店舗サーバ300に接続されているプリンタ(不図示)に印字出力してもよい。
図19は、本実施形態の店舗システム1の動作の一例を示すフローチャートである。
本フローは、例えば、携帯端末200において、所定のタイミングで実行されてもよいし、店舗サーバ300からの要求に応じて実行されてもよい。所定のタイミングとは、携帯端末200が設定金額の変更対象とした少なくとも一つの釣銭機100の設定結果を受信した後でもよいし、定期的でもよいし、予め設定された日時でもよいし、携帯端末200のユーザによる送信指示を受け付けた時であってもよい。
本フローが開始すると、携帯端末200において、設定完了情報送信部216は、設定金額を設定済みの釣銭機100の識別情報を店舗サーバ300に送信する(ステップS301)。店舗サーバ300において、受信部302は、携帯端末200から釣銭機100の識別情報を受信する(ステップS311)。そして、出力部304は、設定変更が完了した釣銭機と、未完了の釣銭機とを識別可能に出力する(ステップS313)。例えば、出力部304は、図16の設定確認リスト180を出力する。例えば、店舗サーバ300のディスプレイに表示する。
以上説明したように、本実施形態によれば、釣銭機100の設定完了状態を店舗サーバ300に送信し、店舗サーバ300で設定状態を表示させるので、少なくとも一つの釣銭機100の設定完了状態を店舗サーバ300で確認することができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
例えば、上記実施形態の携帯端末200のいずれかの構成に加え、さらに、複数の釣銭機100の残金額と設定金額を集計する構成を携帯端末200が有してもよい。
図20は、他の実施形態の携帯端末200の構成を論理的に示す機能ブロック図である。
携帯端末200は、図8の第1の実施形態の携帯端末200の構成に加え、さらに、残金額取得220と、差額算出部222を備えてもよい。なお、この実施形態の構成は、図8の第1実施形態以外の実施形態の携帯端末200の構成と組み合わせてもよい。
残金額取得220は、複数の釣銭機100の各々の残金額を取得する。
差額算出部222は、複数の釣銭機100の、設定金額と残金額の差額の総和を算出する。
釣銭機100の残金額の取得方法は、各釣銭機から受信してもよいし、又は、POS端末5又は店舗サーバ300から複数の釣銭機100の情報を受信してもよい。また、差額算出部222が算出した結果を出力してもよい。例えば、携帯端末200の表示部に表示してもよいし、POS端末5又は店舗サーバ300に送信してもよい。
この構成によれば、複数の釣銭機100の設定金額と残金額の差額の総和を算出できるので、釣銭機100全体の釣銭の不足分のみを店舗に持ち出し、釣銭機100全体の釣銭の超過分をバックヤードに戻せばよいので、店舗内で持ち歩く現金を最小限にすることができるので、防犯対策にもなる。さらに、店舗自体で釣銭として準備する現金も少なくすることができる。
また、他の実施形態において、取引履歴を用いて釣銭種別毎に設定金額の推奨値を算出して各釣銭機100に設定する構成を携帯端末200さらに有してもよい。
図21は、他の実施形態の携帯端末200の構成を論理的に示す機能ブロック図である。
携帯端末200は、図8の第1の実施形態の携帯端末200の構成に加え、さらに、推奨値算出部224を備えてもよい。なお、この実施形態の構成は、図8の第1実施形態以外の実施形態の携帯端末200の構成と組み合わせてもよい。
推奨値算出部224は、取引履歴を用いて釣銭識別情報別に設定金額の推奨値を算出する。
設定金額取得部202は、算出された推奨値を釣銭識別情報別の設定金額として取得する。
送信部204は、取得した推奨値を釣銭識別情報別の設定金額として釣銭機100に送信する。
この構成によれば、取引履歴を用いて釣銭を準備することができるので、設定金額の精度が向上する可能性がある。また、店員に経験がなくても設定金額を決めることができる。
以上、実施形態および実施例を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態および実施例に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
なお、本発明において利用者に関する情報を取得、利用する場合は、これを適法に行うものとする。
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下に限られない。
1. 携帯型端末であって、
釣銭機が保持すべき設定金額を、釣銭識別情報別に取得する設定金額取得手段と、
取得した前記設定金額を、前記釣銭識別情報に紐づけて前記釣銭機に送信する送信手段と、を備える携帯端末。
2. 1.に記載の携帯端末において、
前記送信手段は、近距離無線通信で、前記釣銭機に前記設定金額を送信する、携帯端末。
3. 1.又は2.に記載の携帯端末において、
前記送信手段により前記設定金額を送信した後、設定が正常に終了したことを示す情報を基準時間以内に受信しなかった場合、その旨を通知する通知手段をさらに備える携帯端末。
4. 1.から3.のいずれか一つに記載の携帯端末において、
前記送信手段は、複数の釣銭機に対して前記設定金額を送信して設定を行う、携帯端末。
5. 4.に記載の携帯端末において、
前記複数の釣銭機の各々の残金額を取得する残金額取得手段と、
前記複数の釣銭機の、前記設定金額と前記残金額の差額の総和を算出する差額算出手段と、をさらに備える携帯端末。
6. 4.または5.に記載の携帯端末において、
前記送信手段により前記設定金額を送信した時、設定が正常に終了した設定済みの釣銭機を、未設定の釣銭機と識別可能に表示部に表示する表示処理手段をさらに備える、携帯端末。
7. 4.から6.のいずれか一つに記載の携帯端末において、
前記釣銭機から、前記設定金額の設定完了情報を受信する受信手段をさらに備える携帯端末。
8. 4.から7.のいずれか一つに記載の携帯端末において、
前記設定金額を設定済みの釣銭機の識別情報を店舗サーバに送信する設定完了情報送信手段をさらに備える携帯端末。
9. 1.から8.のいずれか一つに記載の携帯端末において、
取引履歴を用いて前記釣銭識別情報別に前記設定金額の推奨値を算出する推奨値算出手段をさらに備え、
前記設定金額取得手段は、算出された前記推奨値を前記釣銭識別情報別の前記設定金額として取得し、
前記送信手段は、取得した前記推奨値を前記釣銭識別情報別の前記設定金額として前記釣銭機に送信する、携帯端末。
10. 携帯端末から、釣銭機が保持すべき設定金額の設定変更が完了した釣銭機の識別情報を受信する受信手段と、
前記設定変更が完了した釣銭機と、未完了の釣銭機とを識別可能に出力する出力手段と、を備える情報処理装置。
11. 外部から設定情報を受信する受信手段と、
受信した前記設定情報を表示部に表示する表示処理手段と、
前記設定情報の内容承諾の入力を受信すると、前記設定情報に従い釣銭種別毎に設定金額を設定する設定手段と、を備える釣銭機。
12. 11.に記載の釣銭機において、
前記受信手段は、近距離無線通信で、携帯端末から前記設定情報を受信する、釣銭機。
13. 11.又は12.に記載の釣銭機において、
前記設定手段による設定結果を出力する出力手段をさらに備える釣銭機。
14. 釣銭機と、
釣銭機と近距離無線通信する携帯端末と、を備え、
前記携帯端末は、
釣銭識別情報別に、設定金額を取得する設定金額取得手段と、
取得した前記設定金額を、前記釣銭識別情報に紐づけて前記釣銭機に送信する送信手段と、を備え、
前記釣銭機は、
前記携帯端末から前記釣銭識別情報に紐づけた前記設定金額を含む設定情報を受信する受信手段と、
受信した前記設定情報を表示部に表示する表示処理手段と、
前記設定情報の内容承諾の入力を受信すると、前記設定情報に従い前記釣銭識別情報別に前記設定金額を設定する設定手段と、を備える、情報処理システム。
15. 14.に記載の情報処理システムにおいて、
さらに、店舗サーバを備え、
前記携帯端末において、
前記送信手段は、複数の釣銭機に対して前記設定金額を送信して設定させ、
前記携帯端末は、
前記複数の釣銭機から、前記設定金額の設定完了情報を受信する受信手段と、
前記設定完了情報を受信した設定済みの釣銭機の釣銭機識別情報を前記店舗サーバに送信する設定完了情報送信手段と、をさらに備え、
前記店舗サーバは、
前記携帯端末から、前記設定済みの釣銭機の前記釣銭機識別情報を受信する受信手段と、
受信した前記設定済みの釣銭機の前記釣銭機識別情報に基づいて、設定変更が完了した釣銭機と、未完了の釣銭機とを識別可能に出力する出力手段と、を備える情報処理システム。
16. 携帯端末が、
釣銭機が保持すべき設定金額を、釣銭識別情報別に取得し、
取得した前記設定金額を、前記釣銭識別情報に紐づけて前記釣銭機に送信する、携帯端末の情報処理方法。
17. 16.に記載の情報処理方法において、
前記携帯端末が、近距離無線通信で、前記釣銭機に前記設定金額を送信する、情報処理方法。
18. 16.又は17.に記載の情報処理方法において、
前記携帯端末が、さらに、
前記設定金額を送信した後、設定が正常に終了したことを示す情報を基準時間以内に受信しなかった場合、その旨を通知する情報処理方法。
19. 16.から18.のいずれか一つに記載の情報処理方法において、
前記携帯端末が、さらに、
複数の釣銭機に対して前記設定金額を送信して設定を行う、情報処理方法。
20. 19.に記載の情報処理方法において、
前記携帯端末が、さらに、
前記複数の釣銭機の各々の残金額を取得し、
前記複数の釣銭機の、前記設定金額と前記残金額の差額の総和を算出する情報処理方法。
21. 19.または20.に記載の情報処理方法において、
前記携帯端末が、さらに、
前記設定金額を送信した時、設定が正常に終了した設定済みの釣銭機を、未設定の釣銭機と識別可能に表示部に表示する、情報処理方法。
22. 19.から21.のいずれか一つに記載の情報処理方法において、
前記携帯端末が、さらに、
前記釣銭機から、前記設定金額の設定完了情報を受信する情報処理方法。
23. 19.から22.のいずれか一つに記載の情報処理方法において、
前記携帯端末が、さらに、
前記設定金額を設定済みの釣銭機の識別情報を店舗サーバに送信する情報処理方法。
24. 16.から23.のいずれか一つに記載の情報処理方法において、
前記携帯端末が、さらに、
取引履歴を用いて前記釣銭識別情報別に前記設定金額の推奨値を算出し、
算出された前記推奨値を前記釣銭識別情報別の前記設定金額として取得し、
取得した前記推奨値を前記釣銭識別情報別の前記設定金額として前記釣銭機に送信する、情報処理方法。
25. 釣銭機が、
外部から設定情報を受信し、
受信した前記設定情報を表示部に表示し、
前記設定情報の内容承諾の入力を受信すると、前記設定情報に従い釣銭種別毎に設定金額を設定する、釣銭機の情報処理方法。
26. 25.に記載の情報処理方法において、
前記釣銭機は、
近距離無線通信で、携帯端末から前記設定情報を受信する、情報処理方法。
27. 25.又は26.に記載の情報処理方法において、
前記釣銭機が、さらに、
設定結果を出力する情報処理方法。
28. コンピュータに、
釣銭機が保持すべき設定金額を、釣銭識別情報別に取得する手順、
取得した前記設定金額を、前記釣銭識別情報に紐づけて前記釣銭機に送信する手順、を実行させるためのプログラム。
29. 28.に記載のプログラムにおいて、
近距離無線通信で、前記釣銭機に前記設定金額を送信する手順をコンピュータに実行させるためのプログラム。
30. 28.又は29.に記載のプログラムにおいて、
前記設定金額を送信した後、設定が正常に終了したことを示す情報を基準時間以内に受信しなかった場合、その旨を通知する手順をさらにコンピュータに実行させるためのプログラム。
31. 28.から30.のいずれか一つに記載のプログラムにおいて、
複数の釣銭機に対して前記設定金額を送信して設定を行う手順をさらにコンピュータに実行させるためのプログラム。
32. 31.に記載の携帯端末において、
前記複数の釣銭機の各々の残金額を取得する手順、
前記複数の釣銭機の、前記設定金額と前記残金額の差額の総和を算出する手順をさらにコンピュータに実行させるためのプログラム。
33. 31.または32.に記載のプログラムにおいて、
前記設定金額を送信した時、設定が正常に終了した設定済みの釣銭機を、未設定の釣銭機と識別可能に表示部に表示する手順をさらにコンピュータに実行させるためのプログラム。
34. 31.から33.のいずれか一つに記載のプログラムにおいて、
前記釣銭機から、前記設定金額の設定完了情報を受信する手順をさらにコンピュータに実行させるためのプログラム。
35. 31.から34.のいずれか一つに記載のプログラムにおいて、
前記設定金額を設定済みの釣銭機の識別情報を店舗サーバに送信する手順をさらにコンピュータに実行させるためのプログラム。
36. 28.から35.のいずれか一つに記載のプログラムにおいて、
取引履歴を用いて前記釣銭識別情報別に前記設定金額の推奨値を算出する手順、
算出された前記推奨値を前記釣銭識別情報別の前記設定金額として取得する手順、
取得した前記推奨値を前記釣銭識別情報別の前記設定金額として前記釣銭機に送信する手順をさらにコンピュータに実行させるためのプログラム。
37. コンピュータに、
外部から設定情報を受信する手順、
受信した前記設定情報を表示部に表示する手順、
前記設定情報の内容承諾の入力を受信すると、前記設定情報に従い釣銭種別毎に設定金額を設定する手順、を実行させるためのプログラム。
38. 37.に記載のプログラムにおいて、
近距離無線通信で、携帯端末から前記設定情報を受信する手順をさらにコンピュータに実行させるためのプログラム。
39. 37.又は38.に記載のプログラムにおいて、
前記設定する手順における設定結果を出力する手順をさらにコンピュータに実行させるためのプログラム。
1 店舗システム
3a、3b ネットワーク
5 POS端末
10 CPU
12 メモリ
14 ストレージ
16 I/O
18 I/F
20 コンピュータプログラム
22 タッチパネル
24 操作スイッチ
26 LED表示器
30 硬貨処理部
32 紙幣処理部
34 回収カセット処理部
36 通信処理部
40 硬貨投入口
42 硬貨リジェクト口
44 硬貨出金口
46 紙幣入出金口
48 回収カセット
50 収納庫
60 タッチパネル
64 ガイドランプ
80 コンピュータ
82 CPU
84 メモリ
85 ストレージ
86 I/O
87 通信I/F
89 バス
90 コンピュータプログラム
100 釣銭機
102 受信部
104 表示処理部
106 設定部
110 設定記憶部
120 出力部
150、152、154、160 画面
162 リスト確認ボタン
170 画面
172 再送ボタン
180 設定確認リスト
200 携帯端末
202 設定金額取得部
204 送信部
210 通知部
212 表示処理部
214 設定完了情報受信部
216 設定完了情報送信部
220 残金額取得
222 差額算出部
224 推奨値算出部
250 設定リスト画面
252 送信ボタン
260、270、270b 画面
272 はいボタン
274 いいえボタン
300 店舗サーバ
302 受信部
304 出力部
第一の側面は、携帯型端末に関する。
第一の側面に係る携帯型端末は、
携帯型端末であって、
釣銭機が保持すべき設定金額を、金種を示す釣銭識別情報別に取得する設定金額取得手段と、
取得した前記設定金額を、前記釣銭機に設定させるために前記釣銭識別情報に紐づけて前記釣銭機に送信する送信手段と、
を有する。
第二の側面は、店舗サーバに関する。
第二の側面に係る店舗サーバは、
携帯端末から、釣銭機が保持すべき設定金額の設定変更が完了した釣銭機の識別情報を受信する受信手段と、
前記設定変更が完了した釣銭機と、未完了の釣銭機とを識別可能に出力する出力手段と、を有し、
前記設定金額は、前記釣銭機に設定させるために、前記携帯端末から金種を示す釣銭識別情報に紐付けられて前記釣銭機に送信される。
第三の側面は、釣銭機に関する。
第三の側面に係る釣銭機は、
外部から当該釣銭機が保持すべき設定金額を含む設定情報を受信する受信手段と、
受信した前記設定情報を表示部に表示する表示処理手段と、
表示された前記設定情報に従い記憶部に記憶される設定情報を更新することの承諾の入力を受け付けると、前記設定情報に従い金種を示す釣銭識別情報別に設定金額を設定する設定手段と、を有し、
前記受信手段は、携帯端末から前記設定情報を受信する。
第四の側面は、情報処理システムに関する。
第四の側面に係る情報処理システムは、
釣銭機と、
釣銭機と近距離無線通信する携帯端末と、を含み、
前記携帯端末は、
金種を示す釣銭識別情報別に、設定金額を取得する設定金額取得手段と、
取得した前記設定金額を、前記釣銭識別情報に紐づけて前記釣銭機に送信する送信手段と、を有し、
前記釣銭機は、
前記携帯端末から前記釣銭識別情報に紐づけ、かつ当該釣銭機が保持すべき前記設定金額を含む設定情報を受信する受信手段と、
受信した前記設定情報を表示部に表示する表示処理手段と、
表示された前記設定情報に従い記憶部に記憶される設定情報を更新することの承諾の入力を受け付けると、前記設定情報に従い前記釣銭識別情報別に前記設定金額を設定する設定手段と、を有する。
第五の側面は、少なくとも1つのコンピュータにより実行される情報処理装置の情報処理方法に関する。
第五の側面に係る第一の情報処理装置は携帯端末であり、その情報処理方法は、
携帯端末が、
釣銭機が保持すべき設定金額を、金種を示す釣銭識別情報別に取得し、
取得した前記設定金額を、前記釣銭機に設定させるために前記釣銭識別情報に紐づけて前記釣銭機に送信する、ことを含む。
さらに、第五の側面に係る第二の情報処理装置は釣銭機であり、その情報処理方法は、
釣銭機が、
携帯端末から当該釣銭機が保持すべき設定金額を含む設定情報を受信し、
受信した前記設定情報を表示部に表示し、
表示された前記設定情報に従い記憶部に記憶される設定情報を更新することの承諾の入力を受け付けると、前記設定情報に従い、金種を示す釣銭識別情報別に設定金額を設定する、ことを含む。

Claims (19)

  1. 携帯型端末であって、
    釣銭機が保持すべき設定金額を、釣銭識別情報別に取得する設定金額取得手段と、
    取得した前記設定金額を、前記釣銭識別情報に紐づけて前記釣銭機に送信する送信手段と、を備える携帯端末。
  2. 請求項1に記載の携帯端末において、
    前記送信手段は、近距離無線通信で、前記釣銭機に前記設定金額を送信する、携帯端末。
  3. 請求項1又は2に記載の携帯端末において、
    前記送信手段により前記設定金額を送信した後、設定が正常に終了したことを示す情報を基準時間以内に受信しなかった場合、その旨を通知する通知手段をさらに備える携帯端末。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の携帯端末において、
    前記送信手段は、複数の釣銭機に対して前記設定金額を送信して設定を行う、携帯端末。
  5. 請求項4に記載の携帯端末において、
    前記複数の釣銭機の各々の残金額を取得する残金額取得手段と、
    前記複数の釣銭機の、前記設定金額と前記残金額の差額の総和を算出する差額算出手段と、をさらに備える携帯端末。
  6. 請求項4または5に記載の携帯端末において、
    前記送信手段により前記設定金額を送信した時、設定が正常に終了した設定済みの釣銭機を、未設定の釣銭機と識別可能に表示部に表示する表示処理手段をさらに備える、携帯端末。
  7. 請求項4から6のいずれか一項に記載の携帯端末において、
    前記釣銭機から、前記設定金額の設定完了情報を受信する受信手段をさらに備える携帯端末。
  8. 請求項4から7のいずれか一項に記載の携帯端末において、
    前記設定金額を設定済みの釣銭機の識別情報を店舗サーバに送信する設定完了情報送信手段をさらに備える携帯端末。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載の携帯端末において、
    取引履歴を用いて前記釣銭識別情報別に前記設定金額の推奨値を算出する推奨値算出手段をさらに備え、
    前記設定金額取得手段は、算出された前記推奨値を前記釣銭識別情報別の前記設定金額として取得し、
    前記送信手段は、取得した前記推奨値を前記釣銭識別情報別の前記設定金額として前記釣銭機に送信する、携帯端末。
  10. 携帯端末から、釣銭機が保持すべき設定金額の設定変更が完了した釣銭機の識別情報を受信する受信手段と、
    前記設定変更が完了した釣銭機と、未完了の釣銭機とを識別可能に出力する出力手段と、を備える情報処理装置。
  11. 外部から設定情報を受信する受信手段と、
    受信した前記設定情報を表示部に表示する表示処理手段と、
    前記設定情報の内容承諾の入力を受信すると、前記設定情報に従い釣銭種別毎に設定金額を設定する設定手段と、を備える釣銭機。
  12. 請求項11に記載の釣銭機において、
    前記受信手段は、近距離無線通信で、携帯端末から前記設定情報を受信する、釣銭機。
  13. 請求項11又は12に記載の釣銭機において、
    前記設定手段による設定結果を出力する出力手段をさらに備える釣銭機。
  14. 釣銭機と、
    釣銭機と近距離無線通信する携帯端末と、を備え、
    前記携帯端末は、
    釣銭識別情報別に、設定金額を取得する設定金額取得手段と、
    取得した前記設定金額を、前記釣銭識別情報に紐づけて前記釣銭機に送信する送信手段と、を備え、
    前記釣銭機は、
    前記携帯端末から前記釣銭識別情報に紐づけた前記設定金額を含む設定情報を受信する受信手段と、
    受信した前記設定情報を表示部に表示する表示処理手段と、
    前記設定情報の内容承諾の入力を受信すると、前記設定情報に従い前記釣銭識別情報別に前記設定金額を設定する設定手段と、を備える、情報処理システム。
  15. 請求項14に記載の情報処理システムにおいて、
    さらに、店舗サーバを備え、
    前記携帯端末において、
    前記送信手段は、複数の釣銭機に対して前記設定金額を送信して設定させ、
    前記携帯端末は、
    前記複数の釣銭機から、前記設定金額の設定完了情報を受信する受信手段と、
    前記設定完了情報を受信した設定済みの釣銭機の釣銭機識別情報を前記店舗サーバに送信する設定完了情報送信手段と、をさらに備え、
    前記店舗サーバは、
    前記携帯端末から、前記設定済みの釣銭機の前記釣銭機識別情報を受信する受信手段と、
    受信した前記設定済みの釣銭機の前記釣銭機識別情報に基づいて、設定変更が完了した釣銭機と、未完了の釣銭機とを識別可能に出力する出力手段と、を備える情報処理システム。
  16. 携帯端末が、
    釣銭機が保持すべき設定金額を、釣銭識別情報別に取得し、
    取得した前記設定金額を、前記釣銭識別情報に紐づけて前記釣銭機に送信する、携帯端末の情報処理方法。
  17. 釣銭機が、
    外部から設定情報を受信し、
    受信した前記設定情報を表示部に表示し、
    前記設定情報の内容承諾の入力を受信すると、前記設定情報に従い釣銭種別毎に設定金額を設定する、釣銭機の情報処理方法。
  18. コンピュータに、
    釣銭機が保持すべき設定金額を、釣銭識別情報別に取得する手順、
    取得した前記設定金額を、前記釣銭識別情報に紐づけて前記釣銭機に送信する手順、を実行させるためのプログラム。
  19. コンピュータに、
    外部から設定情報を受信する手順、
    受信した前記設定情報を表示部に表示する手順、
    前記設定情報の内容承諾の入力を受信すると、前記設定情報に従い釣銭種別毎に設定金額を設定する手順、を実行させるためのプログラム。
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