JP2019163835A - ショックアブソーバ - Google Patents

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元昶 崔
Won Chang Choi
元昶 崔
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Abstract

【課題】シェルに収容されたオイルが漏れ出す懸念を軽減すること。【解決手段】シェル12は、第1円筒部12cを有してオイルを収容する。ダストカバー14は、第1円筒部12cの外周面と対向する内周面が形成された第2円筒部14cを有する。ピストンロッド16は、ピストンが設けられる一方端側からシェル12に挿入される。抑制部材18は、第2円筒部14cの内周面と対向する外周面とピストンロッド16を挿通させる貫通孔18hとが形成されたフランジ18fを有し、第1円筒部12cに取り付けられる。ここで、フランジ18fの外周面と第2円筒部14cの内周面との間隙S1は、第1円筒部12cの外周面と第2円筒部14cの内周面との間隙S2より小さくされる。【選択図】図1

Description

この発明は、ショックアブソーバに関し、特に、第1筒部を有するダストカバーと、第1筒部の内周面と対向する外周面が形成された第2筒部を有してオイルを収容するシェルと、ピストンが設けられた一方端側からシェルに挿入されるピストンロッドとを備える、ショックアブソーバに関する。
この種のショックアブソーバの一例が、特許文献1に開示されている。この文献によれば、シリンダ1は、アウターシェル2内に収納される。段付ロッドガイド5の大径部5aは、アウターシェル2の上端部に嵌着され、段付ロッドガイド5の小径部5bは、シリンダ1の上端開口部に嵌合される。また、アウターシェル2の上端開口部は、パッキン8によって密封される。
ガイドブシュ7は、段付ロッドガイド5の軸部に穿設された孔6内に嵌着される。ピストンロッド4は、ガイドブシュ7に摺動自在に貫通させると同時に、パッキン8を摺動自在に貫通して外部に突出される。ピストンロッド4の上端部には、パッキン8部分を覆う外筒9が取付けられる。
特公平6−65902号公報
しかし、ショックアブソーバを斜め配置したサスペンション形式の場合、ストローク時にショックアブソーバに曲げ入力が生じる。この結果、ピストンロッド4と段付ロッドガイド5と間やピストンロッド4とパッキン8との間に隙間が生じ、当該隙間からオイルが漏れるおそれがある。
それゆえに、この発明の主たる目的は、オイル漏れが生じる懸念を軽減することができる、ショックアブソーバを提供することである。
この発明に係るショックアブソーバは、第1筒部を有してオイルを収容するシェル、第1筒部の外周面と対向する内周面が形成された第2筒部を有するダストカバー、ピストンが設けられる一方端側からシェルに挿入されるピストンロッド、および第2筒部の内周面と対向する外周面とピストンロッドを挿通させる貫通孔とが形成されたフランジを有し、第1筒部に取り付けられてフランジの外周面と第2筒部の内周面との間隙が、第1筒部の外周面と第2筒部の内周面との間隙より小さくなるように形成された抑制部材を備える。
シェルの第1筒部に取り付けられる抑制部材は、フランジを有する。また、当該フランジには、ダストカバーを構成する第2筒部の内周面と対向する外周面と、シェルに挿入されるピストンロッドを挿通させる貫通孔とが形成される。ここで、フランジの外周面と第2筒部の内周面との間隙は、第1筒部の外周面と第2筒部の内周面との間隙より小さくされる。これによって、シェルに収容されたオイルが漏れ出す懸念を軽減することができる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
この実施例のショックアブソーバを側面視した状態を示す図解図である。 図1に示すショックアブソーバを構成するオイル漏れ軽減部材の外観を示す斜視図である。 図1に示すショックアブソーバを構成するシェルの外観を示す斜視図である。
図1〜図3を参照して、この実施例のショックアブソーバ10は、車両のリアサスペンションに斜めに設けられるタイプのショックアブソーバであり、オイルを収容してタイヤ側に配される円筒状のシェル12と、車体側に配される円筒状のダストカバー14と、図示しないピストンが設けられた先端を有してシェル12に挿入される円柱状のピストンロッド16を備える。
シェル12は第1円筒部12cを有し、ダストカバー14は第2円筒部14cを有する。ここで、第2円筒部14cの内径は第1円筒部12cの外径よりも若干大きく、第2円筒部14cの内周面は間隙S2を有して第1円筒部12cの外周面と対向する。
第1円筒部12cの上端(車体側端部)には、円形の貫通孔20hが主面中央に形成された円板状のロッドガイド20が取り付けられる(図3参照)。ここで、ロッドガイド20の外径は第1円筒部12cの内径と略一致し、貫通孔20hの内径はピストンロッド16の外径と略一致する。したがって、ロッドガイド20は第1円筒部12cの上端に内嵌され、ピストンロッド16は貫通孔20hに挿通される。
第1円筒部12cの上端にはまた、第3円筒部18cおよびフランジ18fを一体形成してなる抑制部材18が取り付けられる(図2参照)。ここで、第3円筒部18cの内径は第1円筒部12cの外径と略一致し、第3円筒部18cの外径は第2円筒部14cの内径よりも若干小さい。したがって、第3円筒部18cは第1円筒部12cの上端に外嵌され、第3円筒部18cの外周面は第2円筒部14cの内周面と対向する。
また、フランジ18fの外径は第2円筒部14cの内径よりも僅かに小さく、フランジ18fの主面中央に形成された貫通孔18hの内径はピストンロッド16の外径と略一致する。したがって、フランジ18fの外周面は間隙S2よりも小さい間隙S1を有して第2円筒部14cの内周面と対向し、ピストンロッド16は貫通孔20hに挿通される。
車両のリアサスペンションに斜めに設けられるこの実施例のショックアブソーバ10では、リアサスペンションのストロークの上下動に伴ってニーアクションないし曲げ入力が発生する。この結果、図3に示す貫通孔20hとピストンロッド16との間に隙間が生じ、当該隙間からオイルが漏れ出すおそれがある。特に、高温の場合はロッドガイド20が変形しやすいため、オイルが漏れ出す懸念はより深刻化する。
そこで、この実施例では、フランジ18fが形成された抑制部材18をシェル12の上端に取り付けるようにしている。これによって、図3に示す貫通孔20hとピストンロッド16との隙間からオイルが漏れ出したとしても、図2に示す貫通孔18hとピストンロッド16との隙間と、図1に示す第2円筒部14cとフランジ18fとの隙間S1とを伝って、当該オイルがシェル12の外周面にまで漏れ出す懸念を軽減することができる。
また、抑制部材18を構成するフランジ18fの外周面はダストカバー14の内周面と間隙S1を有して対向するため、ダストカバー14の左右方向への振れ幅が抑制される。これによって、ダストカバー14がシェル12の外周面に当たって当該外周面の塗装が剥がれる懸念を軽減することができる。
さらに、抑制部材18を取り付けることで、ダストカバー14のラップ代が増加する。つまり、抑制部材18がなければラップ代は“W1”であるのに対して、抑制部材18を取り付けることで、ラップ代は“W2”まで増加する。これによって、図1に示す第2円筒部14cとフランジ18fとの隙間S1と、図2に示す貫通孔18hとピストンロッド16との隙間と、図3に示す貫通孔20hとピストンロッド16との隙間とを伝って、ダストがシェル12の内部に進入する懸念を軽減することができる。
なお、オイル漏れやダスト進入の懸念は、フランジ18fによってダストカバー14の内側にラビリンス構造を形成することによっても、軽減することができる。
なお、この実施例では、シェル12が第1円筒部12cを有し、ダストカバー14が第2円筒部14cを有し、抑制部材18が第3円筒部18cを有することとしている。しかし、“円筒”の代わりに“角筒”によってシェル12,ダストカバー14および抑制部材18を構成するようにしてもよい。
10 …ショックアブソーバ
12 …シェル
12c …第1円筒部
14 …ダストカバー
14c …第2円筒部
16 …ピストンロッド
18 …抑制部材
18c …第3円筒部
20 …ロッドガイド

Claims (1)

  1. 第1筒部を有してオイルを収容するシェル、
    前記第1筒部の外周面と対向する内周面が形成された第2筒部を有するダストカバー、
    ピストンが設けられる一方端側から前記シェルに挿入されるピストンロッド、および
    前記第2筒部の内周面と対向する外周面と前記ピストンロッドを挿通させる貫通孔とが形成されたフランジを有し、前記第1筒部に取り付けられて前記フランジの外周面と前記第2筒部の内周面との間隙が、前記第1筒部の外周面と前記第2筒部の内周面との間隙より小さくなるように形成された抑制部材を備える、ショックアブソーバ。
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