JP2019162683A - ノズルフィルタ交換治具および部品実装機 - Google Patents

ノズルフィルタ交換治具および部品実装機 Download PDF

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Abstract

【課題】ノズル交換作業に要する作業時間を短縮し、ノズルがノズル収容部の内部に収容されていることの確認作業を不要にする。【解決手段】本実施形態のノズルフィルタ交換治具(挿入治具50)は、ノズル(吸着ノズル30)に装着されるノズルフィルタ40を交換するためのノズルフィルタ交換治具であって、ノズルが内部に収容されるノズル収容部21を有するノズルストッカ20が着脱自在にセットされるセット部(台座51)を備える構成とした。このような構成によると、ノズルストッカ20からノズルを取り外す作業が不要になり、ノズルストッカ20をセット部にそのままセットすることでノズルフィルタ40の交換作業を行うことができる。したがって、ノズル交換作業に要する作業時間を短縮することができる。また、ノズルストッカ20からノズルを取り外さないため、ノズルがノズル収容部21の内部に収容されていることの確認作業が不要になる。【選択図】図3

Description

本明細書によって開示される技術は、ノズルフィルタ交換治具および部品実装機に関する。
従来、吸着ノズルにエアフィルタを挿入するエアフィルタ挿入治具として、特開2010−177509号公報(下記特許文献1)に記載の治具が知られている。吸着ノズルは、エアフィルタをノズル側部から挿入するための挿入部、吸着ノズルを脱着する際に把持する凸状の細長い形状を有する把持部、および先端にノズル孔を設けた吸着部などから構成されている。吸着ノズルの内部には、部品吸着の先端に向かうほど径が細くなる吸引通路が設けられている。挿入部は、エアフィルタを横から挿入する挿入溝と、吸引通路の一部を形成する吸引通路孔とを有している。挿入溝は、エアフィルタの径と厚さとほぼ同一の幅と高さを有しており、吸引通路孔の径はエアフィルタの径よりも小さい。また、挿入溝の反対側には、エアフィルタを外す際に押出棒を挿入する押出棒挿入孔が設けられている。
一方、治具は、吸着ノズルを固定するエアフィルタ固定部と、エアフィルタを押し出すフィルタ挿入棒とを有している。吸着ノズルのエアフィルタを交換する際には、ノズルストッカから吸着ノズルを取り出して押出棒挿入孔から押出棒を挿入して使用済みエアフィルタを押し出す。次に、吸着ノズルの把持部をエアフィルタ固定部に挿入して吸着ノズルをエアフィルタ挿入治具に固定する。次に、フィルタ押出棒によりエアフィルタを押し出し吸着ノズルの挿入溝に挿入する。さらにフィルタ押出棒をそのまま押し込むと、ノズル離脱棒がエアフィルタの側部を押して吸着ノズルをエアフィルタ挿入部から外すことができる。
特開2010−177509号公報
しかしながら、上記のエアフィルタ挿入治具は、ノズルストッカから取り出された1つの吸着ノズルに対してエアフィルタの挿入を行うための治具であって、ノズルストッカから吸着ノズルを取り出す作業が必要になることに加えて、複数の吸着ノズルに対してエアフィルタの挿入を一括して行うものではない。また、使用済みのエアフィルタを吸着ノズルから取り外すには、吸着ノズルを手に持って行う必要があるため、押出棒を押出棒挿入孔に挿入して使用済みエアフィルタを押し出す作業が極めて困難なものとなっている。
本明細書によって開示されるノズルフィルタ交換治具は、ノズルに装着されるノズルフィルタを交換するためのノズルフィルタ交換治具であって、前記ノズルが内部に収容されるノズル収容部を有するノズルストッカが着脱自在にセットされるセット部を備える構成とした。
このような構成によると、ノズルストッカからノズルを取り外す作業が不要になり、ノズルストッカをセット部にそのままセットすることでノズルフィルタの交換作業を行うことができる。したがって、ノズル交換作業に要する作業時間を短縮することができる。また、ノズルストッカからノズルを取り外さないため、ノズルがノズル収容部の内部に収容されていることの確認作業が不要になる。
本明細書によって開示されるノズルフィルタ交換治具は、以下の構成としてもよい。
前記ノズルは、前記ノズルフィルタが内部に収容されるフィルタ収容部を含むフィルタ導入孔であって、前記ノズルフィルタを前記フィルタ収容部の外部から内部に導入するためのフィルタ導入孔を有し、前記ノズルフィルタを前記フィルタ導入孔を介して前記フィルタ収容部の内部に挿入するフィルタ挿入部をさらに備える構成としてもよい。
このような構成によると、ノズルフィルタをフィルタ導入孔の手前に配置し、フィルタ挿入部でノズルフィルタを押し込むことで、ノズルフィルタがフィルタ導入孔を通過してフィルタ収容部の内部に収容される。したがって、ノズルフィルタをノズルに取り付ける作業が容易になる。
前記ノズルストッカは、複数の前記ノズル収容部を含み、前記フィルタ挿入部は、複数の前記ノズルフィルタを前記フィルタ収容部の内部に挿入する複数のフィルタ挿入棒と、前記複数のフィルタ挿入棒を固定する固定部と、を含む、構成としてもよい。
このような構成によると、固定部を操作することで複数のフィルタ挿入棒を同時に押し込むことができ、複数のノズルフィルタを一括で取り付けることができる。これにより、ノズルフィルタの取付作業を簡略化することができ、取付作業に要する作業時間を大幅に短縮することができる。
前記ノズルは、前記ノズルフィルタが内部に収容されるフィルタ収容部と、前記ノズルフィルタを前記フィルタ収容部の内部から外部に導出するためのフィルタ導出孔と、を含み、前記セット部は、前記ノズルストッカを前記フィルタ導出孔を斜め上方に向けた傾いた状態で支持する置き治具を含む、構成としてもよい。
このような構成によると、ノズルストッカが傾いた状態でセット部にセットされ、フィルタ導出孔が斜め上方を向いた状態となるため、フィルタ取り外し治具をフィルタ導出孔に挿入してノズルフィルタをフィルタ収容部の内部から外部に取り外す作業が容易になる。
また、本明細書によって開示される技術は、前記ノズルフィルタ交換治具を有する部品実装機に適用してもよい。
本明細書によって開示されるノズルフィルタ交換治具によれば、ノズル交換作業に要する作業時間を短縮することができ、ノズルがノズル収容部の内部に収容されていることの確認作業が不要になる。
実施形態1の部品実装機の平面図 ノズルストッカの斜視図 ノズルストッカを挿入治具にセットした様子を示した斜視図 挿入治具のカバーを外した状態を示した平面図 ノズルストッカを挿入治具にセットしたものを吸着ノズルの並び方向に切断した状態を示した断面図 ノズルストッカを挿入治具にセットしたものを吸着ノズルの並び方向と直交する方向に切断した状態であって、ノズルフィルタをフィルタ導入孔の手前に配置した状態を示した断面図 図6の状態からフィルタ挿入棒を押し込んでノズルフィルタがフィルタ収容部の内部に収容された状態を示した断面図 図7の状態からフィルタ挿入棒を元の位置に戻した状態を示した断面図 実施形態2の置き治具の斜視図 置き治具にノズルストッカをセットした様子を示した斜視図 置き治具にノズルストッカをセットしたものを吸着ノズルの並び方向と直交する方向に切断した状態であって、フィルタ取り外し治具によってノズルフィルタを押し出す前の状態を示した断面図 フィルタ取り外し治具でノズルフィルタを押し出して取り外した状態を示した断面図 フィルタ取り外し治具を引き抜いた状態を示した断面図
<実施形態1>
実施形態1を図1から図8の図面を参照しながら説明する。本実施形態に係る部品実装機10は、基台11と、プリント基板(以下「基板」という)Pを搬送する基板搬送部12と、装着ヘッド部13と、装着ヘッド部13を基台11上にて平面方向(XY方向)に移動させるXYビーム部14とを備えている。なお、以下の説明において、基板Pの搬送方向(図1の左右方向)をX方向と呼ぶものとし、基台11上において基板Pの搬送方向と直交する方向(図1の上下方向)をY方向、図1の紙面と直交する方向をZ方向とする。
基板搬送部12は、基台11の中央に配置されている。基板搬送部12はX方向に循環駆動する搬送ベルトを備えており、搬送ベルト上の基板PをX方向に搬送する。本実施形態では、図1に示す左側が入口となっており、基板Pは、図1に示す左側より基板搬送部12を通じて機内へと搬入される。搬入された基板Pは、基板搬送部12により基台11上の作業位置まで運ばれ、そこで停止される。基台11上には、作業位置の周囲を囲むようにして、部品供給部15が2箇所設けられている。これらの部品供給部15には、電子部品(以下「部品」という)Eを供給するフィーダが横並び状に多数設置されている。
作業位置では、フィーダを通じて供給された部品Eを基板P上に実装する実装処理が、装着ヘッド部13により行われるとともに、その後、実装処理を終えた基板Pは基板搬送部12を通じて図1における右方向に運ばれ、機外に搬出される構成になっている。装着ヘッド部13を構成する複数の実装ヘッドの下部には、負圧により部品Eを吸着する複数の吸着ノズル30が設けられている。装着ヘッド部13には図示しない負圧手段から負圧が供給されるように構成されており、吸着ノズル30の先端に吸引力を生じさせるようになっている。
XYビーム部14は、図示しないX軸モータと図示しないY軸モータとを複合的に制御することで、装着ヘッド部13を基台11上において平面方向(XY方向)に移動操作できる構成となっている。装着ヘッド部13には、複数のZ軸モータ(不図示)が設けられており、各実装ヘッドを個別に昇降させる構造になっている。また、装着ヘッド部13には、複数のR軸モータ(不図示)が設けられており、各実装ヘッドがベルト駆動により軸回りに回転する構造になっている。
このような構成とすることで、X軸モータ、Y軸モータ、Z軸モータを所定のタイミングで作動させることにより、フィーダを通じて供給される部品Eを吸着ノズル30により吸着して、基板P上に実装する処理を実行することができる。
図1に示す符号16は部品認識部である。部品認識部16は、吸着ノズル30に吸着された部品Eの吸着状態等をチェックするために、部品Eの撮像画像を認識する装置である。部品認識部16は、撮像面を水平に配置して固定された部品認識カメラなどを備えて構成されている。部品認識部16は、基板搬送部12の両側に1つずつ設けられている。
図1に示す符号20は、ノズルストッカである。ノズルストッカ20は、基板搬送部12の両側に1つずつ設けられており、部品認識部16に隣り合う位置に設けられている。ノズルストッカ20には、図2に示すように、複数の吸着ノズル30が一列に並んで収容されている。本実施形態では、15個の吸着ノズル30が収容されたノズルストッカ20を例示している。
ノズルストッカ20は、複数の吸着ノズル30が内部に収容される複数のノズル収容部21と、複数のノズル収容部21が設けられたストッカ本体部22と、ノズル収容部21に収容された吸着ノズル30を抜け止めする係止板23と、を備えている。係止板23は、ストッカ本体部22に対してスライド可能とされ、吸着ノズル30がノズル収容部21の内部から外部に離脱可能な離脱位置(図2における係止板23の位置)と、吸着ノズル30がノズル収容部21の内部に保持される保持位置との間を移動可能とされている。
係止板23は、コイルばね24を介してストッカ本体部22に連結され、コイルばね24のばね力によって常には離脱位置から保持位置へ向かうように付勢されている。ストッカ本体部22には保持孔26が設けられており、この保持孔26には保持ピン25が差し込まれている。係止板23は保持ピン25に当接することによって離脱位置に保持され、保持位置には戻らないようになっている。
吸着ノズル30は、図6に示すように、内部に空気通路31が設けられたノズル本体部32と、ノズル本体部32の外周面から側方に張り出すフランジ部33と、を備えて構成されている。ノズル本体部32は、ノズルフィルタ40をフィルタ収容部36の外部から内部に導入するためのフィルタ導入孔34と、ノズルフィルタ40をフィルタ収容部36の内部から外部に導出するためのフィルタ導出孔35と、を備えている。フィルタ導入孔34は、ノズルフィルタ40が内部に収容されるフィルタ収容部36を含む。
ノズル収容部21は上下方向に貫通する形態をなしており、ノズル収容部21の上端部には、吸着ノズル30のフランジ部33が嵌まり込んで支持される装着凹部27が設けられている。これにより、ノズル本体部32におけるフランジ部33よりも下側部分がノズル収容部21の内部に収容されている。フィルタ収容部36はノズル本体部32の軸心上に配置され、ノズル本体部32におけるフランジ部33よりも上側部分に設けられている。フィルタ導入孔34は、フィルタ収容部36の径方向一側に連なって設けられ、フィルタ導出孔35は、フィルタ収容部36の径方向他側に連なって設けられている。フィルタ導出孔35はフィルタ導入孔34よりも小さめとされている。
本実施形態では、ノズルストッカ20のノズル収容部21の内部に複数の吸着ノズル30が収容された状態で挿入治具50にセットされてノズルフィルタ40の交換が行われるものとされている。挿入治具50は、図6に示すように、ノズルストッカ20が着脱自在にセットされる台座51と、台座51上に配置されたフィルタ挿入部52と、フィルタ挿入部52を上方から覆うカバー53と、ノズルフィルタ40を供給するフィルタ供給部54と、を備えて構成されている。
図5に示すように、台座51は、ストッカ本体部22を両側から挟み込む一対の位置決め壁51Aを有している。これにより、複数の吸着ノズル30の並び方向においてノズルストッカ20が挿入治具50に対して位置決めされる。一方、図6に示すように、フィルタ挿入部52は、台座51上に載置されたストッカ本体部22の下端部を奥側(図6の図示右側)から受ける受け部52Aを有している。ノズルストッカ20を受け部52Aに押し当てることにより、複数の吸着ノズル30の並び方向と直交する方向においてノズルストッカ20が挿入治具50に対して位置決めされる。
フィルタ挿入部52の高さは、ストッカ本体部22の高さとほぼ同じとされ、フィルタ挿入部52は、ストッカ本体部22の上端部に沿って奥側から延びる押さえ壁52Bを有している。押さえ壁52Bは、ノズル本体部32のフランジ部33の上面に係止可能とされている。フランジ部33が装着凹部27の底面と押さえ壁52Bの下面との間に配されることで吸着ノズル30がノズルストッカ20から外れないようになっている。
フィルタ供給部54は上方に開口する形態をなしており、押さえ壁52Bの上側に配置されている。フィルタ供給部54の底壁にはフィルタ供給孔54Aが開口されており、図6の二点鎖線で示すように、フィルタ供給孔54Aからノズルフィルタ40を供給すると、押さえ壁52B上にノズルフィルタ40が配置されるようになっている。
また、フィルタ供給部54におけるフィルタ供給孔54Aの手前側(図6の図示左側)には、先細り状となるフィルタ挿通路54Bが設けられている。ノズルフィルタ40が押さえ壁52Bに沿って奥側から押し込まれると、フィルタ挿通路54Bでノズルフィルタ40が上下方向から押圧されて板厚が小さくなるものの、フィルタ導入孔34を通過してフィルタ収容部36の内部に収容されると、押圧から解放されて元の板厚に復帰することになる。このとき、フィルタ挿通路54Bの出口部分はフィルタ導入孔34の入口部分の範囲内に収まるように配置されているため、ノズルフィルタ40の先端がフィルタ導入孔34の入口部分に引っ掛かることはないものとされている。
フィルタ挿入部52の上面には、ノズルフィルタ40をフィルタ収容部36の内部に挿入するフィルタ挿入棒55が設けられている。図4に示すように、フィルタ挿入棒55は、複数の吸着ノズル30に対応して複数設けられている。複数のフィルタ挿入棒55は、互いに平行に並んだ状態で一括挿入部56に固定されている。一括挿入部56は、複数のフィルタ挿入棒55が固定された固定部56Aと、この固定部56Aを押し込むための操作部56Bと、押さえ壁52Bの奥端部52Cと固定部56Aとの間に挟持されたばね部材56Cと、を備えて構成されている。
ばね部材56Cは、固定部56Aを奥側(図4の図示右側)に向けて付勢している。このため、ばね部材56Cのばね力に抗して操作部56Bを手前側(図4の図示左側)に押し込むと、図7に示すように、フィルタ挿入棒55がフィルタ導入孔34に挿入されてノズルフィルタ40がフィルタ収容部36の内部に収容される。そして、操作部56Bの押し込みを停止して力を抜くと、図8に示すように、ばね部材56Cのばね力によって固定部56Aが奥側に戻されてフィルタ挿入棒55がフィルタ導入孔34から抜けるとともに押さえ壁52Bに沿って奥側へと移動し、固定部56Aがカバー53の背面部53Aに当接すると、奥側への移動が停止される。
以上のように本実施形態のノズルフィルタ交換治具(挿入治具50)は、ノズル(吸着ノズル30)に装着されるノズルフィルタ40を交換するためのノズルフィルタ交換治具であって、ノズルが内部に収容されるノズル収容部21を有するノズルストッカ20が着脱自在にセットされるセット部(台座51)を備える構成とした。
このような構成によると、ノズルストッカ20からノズルを取り外す作業が不要になり、ノズルストッカ20をセット部にそのままセットすることでノズルフィルタ40の交換作業を行うことができる。したがって、ノズル交換作業に要する作業時間を短縮することができる。また、ノズルストッカ20からノズルを取り外さないため、ノズルがノズル収容部21の内部に収容されていることの確認作業が不要になる。
ノズル(吸着ノズル30)は、ノズルフィルタ40が内部に収容されるフィルタ収容部36を含むフィルタ導入孔34であって、ノズルフィルタ40をフィルタ収容部36の外部から内部に導入するためのフィルタ導入孔34を有し、ノズルフィルタ40をフィルタ導入孔34を介してフィルタ収容部36の内部に挿入するフィルタ挿入部52をさらに備える構成としてもよい。
このような構成によると、ノズルフィルタ40をフィルタ導入孔34の手前に配置し、フィルタ挿入部52でノズルフィルタ40を押し込むことで、ノズルフィルタ40がフィルタ導入孔34を通過してフィルタ収容部36の内部に収容される。したがって、ノズルフィルタ40をノズルに取り付ける作業が容易になる。
ノズルストッカ20は、複数のノズル収容部21を含み、フィルタ挿入部52は、複数のノズルフィルタ40をフィルタ収容部36の内部に挿入する複数のフィルタ挿入棒55と、複数のフィルタ挿入棒55を互いに固定する固定部56Aと、を含む、構成としてもよい。
このような構成によると、固定部56Aを操作することで複数のフィルタ挿入棒55を同時に押し込むことができ、複数のノズルフィルタ40を一括で取り付けることができる。これにより、ノズルフィルタ40の取付作業を簡略化することができ、取付作業に要する作業時間を大幅に短縮することができる。
<実施形態2>
次に、実施形態2を図9から図13の図面を参照しながら説明する。本実施形態の置き治具60は、吸着ノズル30からノズルフィルタ40を取り外す際にノズルストッカ20を置くために使用される。置き治具60は、図9に示すように、一対の脚板部61と、一対の脚板部61の間に設けられた座板部62と、座板部62に直交する配置で設けられた背板部63と、を備えて構成されている。座板部62は、脚板部61に対して鋭角をなす配置で設けられている。
背板部63の上端には、複数の爪部64が等間隔で設けられている。各爪部64は、図10に示すように、各吸着ノズル30と対応する位置に設けられており、ノズルストッカ20の係止板23には、各爪部64が収容される切り欠き28が設けられている。爪部64が切り欠き28に収容されると、図11に示すように、吸着ノズル30のフランジ部33が装着凹部27の底壁と爪部64の下面との間に配されることで吸着ノズル30がノズルストッカ20から外れないようになっている。
ノズルストッカ20が置き治具60にセットされた状態では、ストッカ本体部22の下端部が座板部62に支持され、係止板23を構成する側壁23Aが背板部63に支持される。このため、ノズルストッカ20は傾いた状態となり、フィルタ導出孔35が斜め上方を向くことになる。つまり、フィルタ導出孔35は、作業者の目に向けられることになり、フィルタ取り外し治具70によるノズルフィルタ40の取り外し作業が容易になる。
フィルタ取り外し治具70は金属製のフープ材を曲げ加工したものであって、直線状のフィルタ押出部71と、円環状の手持ち部72とからなる。作業者は、図11に示すように、手持ち部72を手に持ち、図12に示すように、フィルタ押出部71を吸着ノズル30のフィルタ導出孔35に挿入し、ノズルフィルタ40をフィルタ収容部36の内部から外部に押し出すことによってノズルフィルタ40を取り外すことができる。ノズルフィルタ40を吸着ノズル30から取り外した後は、図13に示すように、フィルタ押出部71をフィルタ導出孔35から引き抜く。
以上のように本実施形態では、吸着ノズル30は、ノズルフィルタ40が内部に収容されるフィルタ収容部36と、ノズルフィルタ40をフィルタ収容部36の内部から外部に導出するためのフィルタ導出孔35と、を含み、セット部は、ノズルストッカ20をフィルタ導出孔35を斜め上方に向けた傾いた状態で支持する置き治具60を含む、構成とした。
このような構成によると、ノズルストッカ20が傾いた状態でセット部にセットされ、フィルタ導出孔35が斜め上方を向いた状態となるため、フィルタ取り外し治具70をフィルタ導出孔35に挿入してノズルフィルタ40をフィルタ収容部36の内部から外部に取り外す作業が容易になる。
<他の実施形態>
本明細書によって開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
(1)上記実施形態1、2では吸着ノズル30に装着されるノズルフィルタ40の交換に用いられる治具を例示しているものの、エアを吹き出すエアノズルや接着剤を塗布するディスペンサノズル等に装着されるノズルフィルタの交換に用いられる治具としてもよい。
(2)上記実施形態1、2ではノズルフィルタ40の取り付け作業と取り外し作業を別々の治具を用いて行っているものの、これらの作業を共通の治具で行うようにしてもよい。例えば、新しいノズルフィルタ40をフィルタ収容部の内部に挿入することで古いノズルフィルタ40がフィルタ収容部の外部に排出されるようにしてもよい。
(3)上記実施形態1ではフィルタ挿入棒55を用いてノズルフィルタ40を押し出すことでフィルタ収容部36の内部に挿入しているものの、ノズルフィルタ40に引っ掛けるなどして引き入れるような治具を用いてフィルタ収容部36の内部に挿入してもよい。
(4)上記実施形態1では複数のフィルタ挿入棒55によって複数のノズルフィルタ40を一括で取り付けているものの、1つのフィルタ挿入棒55でノズルフィルタ40を1つずつ取り付けてもよい。
(5)上記実施形態2ではフィルタ取り外し治具70によってノズルフィルタ40を1つずつ取り外しているものの、複数のフィルタ取り外し治具70を一体化して複数のノズルフィルタ40を一括で取り外してもよい。
20…ノズルストッカ
21…ノズル収容部
30…吸着ノズル
34…フィルタ導入孔
35…フィルタ導出孔
36…フィルタ収容部
40…ノズルフィルタ
50…挿入治具(ノズルフィルタ交換治具)
51…台座(セット部)
52…フィルタ挿入部
55…フィルタ挿入棒
56A…固定部
60…置き治具(ノズルフィルタ交換治具、セット部)
62…座板部(セット部)
63…背板部(セット部)

Claims (5)

  1. ノズルに装着されるノズルフィルタを交換するためのノズルフィルタ交換治具であって、
    前記ノズルが内部に収容されるノズル収容部を有するノズルストッカが着脱自在にセットされるセット部を備えるノズルフィルタ交換治具。
  2. 前記ノズルは、前記ノズルフィルタが内部に収容されるフィルタ収容部を含むフィルタ導入孔であって、前記ノズルフィルタを前記フィルタ収容部の外部から内部に導入するためのフィルタ導入孔を有し、
    前記ノズルフィルタを前記フィルタ導入孔を介して前記フィルタ収容部の内部に挿入するフィルタ挿入部をさらに備える請求項1に記載のノズルフィルタ交換治具。
  3. 前記ノズルストッカは、複数の前記ノズル収容部を含み、
    前記フィルタ挿入部は、複数の前記ノズルフィルタを前記フィルタ収容部の内部に挿入する複数のフィルタ挿入棒と、前記複数のフィルタ挿入棒を固定する固定部と、を含む、請求項2に記載のノズルフィルタ交換治具。
  4. 前記ノズルは、前記ノズルフィルタが内部に収容されるフィルタ収容部と、前記ノズルフィルタを前記フィルタ収容部の内部から外部に導出するためのフィルタ導出孔と、を含み、
    前記セット部は、前記ノズルストッカを前記フィルタ導出孔を斜め上方に向けた傾いた状態で支持する置き治具を含む、請求項1に記載のノズルフィルタ交換治具。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のノズルフィルタ交換治具を有する部品実装機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010177509A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd 電子部品の装着ヘッド、吸着ノズル及び電子部品装着装置並びにエアフィルタ挿入治具
JP2015056574A (ja) * 2013-09-13 2015-03-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 装着ヘッド及び部品実装装置
WO2017046919A1 (ja) * 2015-09-17 2017-03-23 ヤマハ発動機株式会社 フィルタ取外方法、フィルタ装着方法、フィルタ交換方法、フィルタ交換装置および部品実装装置

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