JP2019161565A - 映像サイズ調整装置、映像サイズ調整システム、及び映像サイズ調整方法 - Google Patents

映像サイズ調整装置、映像サイズ調整システム、及び映像サイズ調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】アナログカメラから出力される映像信号に係る映像のサイズを自動的に調整することができる技術を提供する。【解決手段】映像サイズ調整装置は、取得部と、検出部と、調整部と、を備える。前記取得部は、アナログカメラから出力される映像信号を取得する。前記検出部は、前記映像信号の輝度値に基づいて、前記映像信号に係る映像の有効領域の第1頂点座標を検出し、前記第1頂点座標の対角に位置する前記有効領域の第2頂点座標を検出し、前記第1頂点座標及び前記第2頂点座標から前記有効領域のサイズを検出する。前記調整部は、前記検出部によって検出された前記有効領域のサイズと表示装置の解像度とに基づいて、前記映像信号に係る映像のサイズを調整する。【選択図】図1

Description

本発明は、アナログカメラで撮影された映像のサイズを調整する技術に関する。
NTSC方式の総走査線数は525本であるが、NTSC方式のアナログカメラにおける有効走査線数は480〜485本と幅がある。また、走査線1本当たりの有効画素数も720〜760個と幅がある。このため、NTSC方式のアナログカメラでは映像の有効領域に個体差がある。
特開2010−87918号公報
NTSC方式のアナログカメラで撮影された映像を表示装置に表示する場合、黒色表示となる無効領域が表示されないように、NTSC方式のアナログカメラから出力される映像信号に係る映像のサイズを調整して表示装置の画面サイズに合わせる必要がある。
上述したように映像の有効領域に個体差が存在しているため、従来は、NTSC方式のアナログカメラから出力される映像信号に係る映像のサイズをカメラ毎に手動で調整しており、手間がかかっていた。NTSC方式以外のアナログカメラにおいても同様の課題が存在する。
なお、特許文献1では、デジタルカメラで取り込んだ画像サイズによらず指定した画像サイズを出力する画像サイズ変換装置が開示されているが、当該画像サイズ変換装置は映像の有効領域を考慮した画像サイズ変換を行っていない。
本発明は、上記課題に鑑みて、アナログカメラから出力される映像信号に係る映像のサイズを自動的に調整することができる技術を提供することを目的とする。
本発明の映像サイズ調整装置は、アナログカメラから出力される映像信号を取得する取得部と、前記映像信号の輝度値に基づいて、前記映像信号に係る映像の有効領域の第1頂点座標を検出し、前記第1頂点座標の対角に位置する前記有効領域の第2頂点座標を検出し、前記第1頂点座標及び前記第2頂点座標から前記有効領域のサイズを検出する検出部と、前記検出部によって検出された前記有効領域のサイズと表示装置の解像度とに基づいて、前記映像信号に係る映像のサイズを調整する調整部と、を備える構成(第1の構成)である。
上記第1の構成の映像サイズ調整装置において、前記アナログカメラでの1フレームの第1走査方向は第1走査座標から第2走査座標へ向かう方向であり、第2走査方向は前記第2走査座標から前記第1走査座標へ向かう方向であり、前記検出部は、前記1フレームの前記第1走査方向に沿って前記第1頂点座標を探索し、前記1フレームの前記第2走査方向に沿って前記第2頂点座標を探索する構成(第2の構成)であってもよい。
上記第1又は第2の構成の映像サイズ調整装置において、前記検出部は、奇数番目フレームと偶数番目フレームを含む複数のフレームの画像が前記取得部によって取得されてから、前記第1頂点座標及び前記第2頂点座標を検出する構成(第3の構成)であってもよい。
本発明の映像サイズ調整システムは、上記第1〜第3いずれかの構成の映像サイズ調整装置と、前記映像サイズ調整装置に映像信号を出力するアナログカメラと、を備える構成(第4の構成)である。
上記第4の構成の映像サイズ調整システムにおいて、前記アナログカメラは、撮影された映像に係る映像信号と、少なくとも前記第1頂点座標及び前記第2頂点座標の輝度値が黒色を示す値とは異なる所定値である映像信号とのいずれかを選択して出力する構成(第5の構成)であってもよい。
本発明の映像サイズ調整方法は、アナログカメラから出力される映像信号を取得する取得工程と、前記映像信号の輝度値に基づいて、前記映像信号に係る映像の有効領域の第1頂点座標を検出し、前記第1頂点座標の対角に位置する前記有効領域の第2頂点座標を検出し、前記第1頂点座標及び前記第2頂点座標から前記有効領域のサイズを検出する検出工程と、前記検出工程によって検出された前記有効領域のサイズと表示装置の解像度とに基づいて、前記映像信号に係る映像のサイズを調整する調整工程と、を備える構成(第6の構成)である。
本発明によると、アナログカメラから出力される映像信号に係る映像のサイズを自動的に調整することができる。
映像サイズ調整システムの構成を示すブロック図 映像サイズ調整システムの動作例を示すフローチャート 検出処理の詳細を示すフローチャート アナログカメラから出力される映像信号に係る映像を模式的に示す図 アナログカメラの構成例を示すブロック図 アナログカメラから出力される映像信号に係る映像を模式的に示す図 アナログカメラから出力される映像信号に係る映像を模式的に示す図
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
<1.映像サイズ調整システムの構成>
図1は、本実施の形態に係る映像サイズ調整システムの構成を示す図である。本実施の形態に係る映像サイズ調整システムは、アナログカメラ1と、映像サイズ調整装置2と、を備える。
アナログカメラ1は、NTSC方式のアナログカメラであって、アナログの映像信号を映像サイズ調整装置2に出力する。アナログカメラ1としては、例えば車両の後端に設置され当該車両の後方を撮影するリアカメラを挙げることができるが、他の用途で用いられるカメラであってもよい。
映像サイズ調整装置2は、アナログカメラ1から出力される映像信号に係る映像のサイズを調整する。映像サイズ調整装置2は、映像入力部21と、メモリ22と、映像出力部23と、制御部24と、を備える。
映像入力部21は、アナログカメラ1から出力される映像信号に係る映像を入力する。映像入力部21は、取得部21Aと、調整部21Bと、を備える。
取得部21Aは、アナログカメラ1から出力される映像信号を所定の周期(例えば、1/30秒周期)で時間的に連続して取得する。
調整部21Bは、制御部24から送信されるサイズ調整設定値V1に基づいて、映像信号に係る映像のサイズを調整する。詳細は後述するが、サイズ調整設定値V1は、映像信号に係る映像の有効領域のサイズと表示装置の解像度とに基づく設定値である。したがって、調整部21Bは、映像信号に係る映像の有効領域のサイズと表示装置の解像度とに基づいて、映像信号に係る映像のサイズを調整する。
映像入力部21は、映像信号に係る映像のデータをA/D変換した後、メモリ22に出力する。映像信号に係る映像のサイズが調整部21Bによって調整された後は、映像入力部21は、サイズ調整された映像信号に係る映像のデータをA/D変換した後、メモリ22に出力する。
メモリ22は、映像入力部21から出力される映像のデータを記憶する。具体的には、メモリ22は、奇数番目フレームと偶数番目フレームを含む複数のフレームの画像データを記憶する。
映像出力部23は、メモリ22から順次出力される画像データを映像信号として不図示の表示装置に出力する。映像出力部23から出力される映像信号の方式は特に限定されない。例えば、映像出力部23が、I/P変換を行ってプログレッシブ方式の映像信号を生成し、プログレッシブ方式の映像信号を不図示の表示装置に出力してもよい。
制御部24は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、及びROM(Read Only Memory)を備えるコンピュータである。制御部24は、映像入力部21を動作させるために必要なパラメータP1を映像入力部21に送信し、映像出力部23を動作させるために必要なパラメータP2を映像出部23に送信する。
さらに、制御部24は、検出部24Aを備える。検出部24Aは、映像信号に係る映像の有効領域のサイズを検出し、映像信号に係る映像の有効領域のサイズと表示装置の解像度とに基づいてサイズ調整設定値V1を生成し、サイズ調整設定値V1を映像入力部21に送信する。検出部24Aが行う検出処理の詳細については後述する。なお、制御部24は、表示装置の解像度に関する情報を不揮発的に記憶する。また、映像サイズ調整装置2に接続される表示装置が変更された場合に対応できるように、制御部24が記憶している表示装置の解像度に関する情報は書き換え可能であることが望ましい。
<2.映像サイズ調整システムの動作例>
図2は、本実施の形態に係る映像サイズ調整システムの動作例を示すフローチャートである。なお、本実施の形態に係る映像サイズ調整システムが図2に示すフローチャートの動作を実施する際には、アナログカメラ1は画角いっぱいにホワイトボードを撮影する。これにより、アナログカメラ1から出力される映像信号に係る映像の有効領域と無効領域との境界が映像信号の輝度値によって明確になる。
まず初めに制御部24は映像入力部21にパラメータP1を送信し、映像入力部21はパラメータP1を受信して映像入力動作が可能な状態になる(ステップS1)。
次に、映像入力部21の取得部21Aは、アナログカメラ1から出力される映像信号を取得する(ステップS2)。
次に、制御部24の検出部24Aは、映像信号に係る映像の有効領域のサイズを検出し、映像信号に係る映像の有効領域のサイズと表示装置の解像度とに基づいてサイズ調整設定値V1を生成し、サイズ調整設定値V1を映像入力部21に送信する(ステップS3)。サイズ調整設定値V1は、例えば、映像信号に係る映像の有効領域の水平方向サイズに対する表示装置の水平方向解像度の比率と、映像信号に係る映像の有効領域の垂直方向サイズに対する表示装置の垂直方向解像度の比率とをそれぞれ表す値にすればよい。
次に、映像入力部21の調整部21Bは、制御部24から送信されるサイズ調整設定値V1に基づいて、映像信号に係る映像のサイズを調整するスケーリング処理を行う(ステップS4)。スケーリング処理の際に画像補間処理を併せて行ってもよい。映像信号に係る映像の有効領域のサイズが表示装置の解像度より小さければ、映像信号に係る映像の有効領域のサイズが表示装置の解像度に一致するように、映像信号に係る映像を拡大する。一方、映像信号に係る映像の有効領域のサイズが表示装置の解像度より大きければ、映像信号に係る映像の有効領域のサイズが表示装置の解像度に一致するように、映像信号に係る映像を縮小する。
次に、制御部24は映像出力部23にパラメータP2を送信し、映像出力部23はパラメータP2を受信して映像出力動作が可能な状態になる(ステップS5)。
最後に、映像出力部23は映像信号を表示装置に出力する(ステップS6)。
なお、ステップS3の検出処理は、映像信号に係る映像の有効領域のサイズが検出された後は常に実施する必要はない。映像サイズ調整装置2に接続されているアナログカメラ1が交換された場合等に再度ステップS3の検出処理を実施すればよい。また、ステップS1の処理は映像入力部21のパラメータ設定が終わった後は映像入力部21がパラメータ設定を保持している限り実施する必要はない。同様に、ステップS6の処理は映像出力部23のパラメータ設定が終わった後は映像出力部23がパラメータ設定を保持している限り実施する必要はない。
<3.検出処理の詳細>
図3は、検出処理の詳細を示すフローチャートである。図4は、アナログカメラ1から出力される映像信号に係る映像を模式的に示す図である。
まず初めに検出部24Aは、注目画素の座標(cnt_x,cnt_y)を第1走査座標(0,0)とする(ステップS11)。第1走査座標のX座標は無効領域最小X座標であり、第1走査座標のY座標は無効領域最小Y座標である。
次に検出部24Aは、注目画素の輝度値情報を取得する(ステップS12)。
次に検出部24Aは、注目画素の輝度値が閾値以上であるか否かを判定する(ステップS13)。例えば256階調であれば白色を示す輝度値は255になるが、誤差やノイズ等を考慮して上記の閾値は白色を示す輝度値よりも若干低めに設定することが望ましい。
注目画素の輝度値が閾値以上でなければ(ステップS14のNO)、注目画素はまだ無効領域内に位置しているため、検出部24Aは注目画素のX座標cnt_xをインクリメントする(ステップS14)。ステップS14に続くステップS15において、検出部24Aは注目画素のX座標cnt_xが無効領域最大X座標VIDEO_Xに到達したかどうかを判定する。注目画素のX座標cnt_xが無効領域最大X座標VIDEO_Xに到達していなければ(ステップS15のYES)、ステップS12に戻る。注目画素のX座標cnt_xが無効領域最大X座標VIDEO_Xに到達すれば(ステップS15のNO)、検出部24Aは注目画素のX座標cnt_xを無効領域最小X座標0にし且つ注目画素のY座標cnt_yをインクリメントし(ステップS16)、その後ステップS12に戻る。ステップS14〜S16の処理により、第1走査方向に沿って有効領域の第1頂点座標(X1,Y1)を探索することになる。なお、第1走査方向は、第1走査座標(0,0)から第2走査座標(VIDEO_X,VIDEO_Y)に向かう方向である。
一方、注目画素の輝度値が閾値以上であれば(ステップS14のYES)、検出部24Aは注目画素の座標(cnt_x,cnt_y)を有効領域の第1頂点座標(X1,Y1)として保存する。
ステップS17に続くステップS18において、検出部24Aは、注目画素の座標(cnt_x,cnt_y)を第2走査座標(VIDEO_X,VIDEO_Y)とする。第2走査座標のX座標は無効領域最大X座標であり、第2走査座標のY座標は無効領域最大Y座標である。
次に検出部24Aは、注目画素の輝度値情報を取得する(ステップS19)。
次に検出部24Aは、注目画素の輝度値が閾値以上であるか否かを判定する(ステップS20)。例えば256階調であれば白色を示す輝度値は255になるが、誤差やノイズ等を考慮して上記の閾値は白色を示す輝度値よりも若干低めに設定することが望ましい。ステップS20で用いる閾値はステップS13で用いる閾値と同じ値であってもよく異なる値であってもよい。
注目画素の輝度値が閾値以上でなければ(ステップS20のNO)、注目画素はまだ無効領域内に位置しているため、検出部24Aは注目画素のX座標cnt_xをデクリメントする(ステップS21)。ステップS21に続くステップS22において、検出部24Aは注目画素のX座標cnt_xが無効領域最小X座標0に到達したかどうかを判定する。注目画素のX座標cnt_xが無効領域最小X座標0に到達していなければ(ステップS22のYES)、ステップS19に戻る。注目画素のX座標cnt_xが無効領域最小X座標0に到達すれば(ステップS22のNO)、検出部24Aは注目画素のX座標cnt_xを無効領域最大X座標VIDEO_Xにし且つ注目画素のY座標cnt_yをデクリメントし(ステップS13)、その後ステップS19に戻る。ステップS21〜S23の処理により、第2走査方向に沿って有効領域の第2頂点座標(X2,Y2)を探索することになる。なお、第2走査方向は、第2走査座標(VIDEO_X,VIDEO_Y)から第1走査座標(0,0)向かう方向である。
一方、注目画素の輝度値が閾値以上であれば(ステップS20のYES)、検出部24Aは注目画素の座標(cnt_x,cnt_y)を有効領域の第2頂点座標(X2,Y2)として保存する(ステップS24)。
次に、検出部24Aは、有効領域の第1頂点座標(X1,Y1)と第2頂点座標(X2,Y2)から有効領域のサイズを検出する(ステップS25)。
次に、検出部24Aは、映像信号に係る映像の有効領域のサイズと表示装置の解像度とに基づいてサイズ調整設定値V1を生成する(ステップS26)。
次に、検出部24Aは、サイズ調整設定値V1を映像入力部21に送信し(ステップS27)、検出処理を終了する。
上述した検出処理によると、検出部24Aは、映像信号の輝度値に基づいて、映像信号に係る映像の有効領域の第1頂点座標を検出し、第1頂点座標の対角に位置する有効領域の第2頂点座標を検出し、第1頂点座標及び前記第2頂点座標から有効領域のサイズを検出する。したがって、上述した検出処理及び上述したスケーリング処理により、アナログカメラ1から出力される映像信号に係る映像のサイズを自動的に調整することができる。これにより、手動による調整工程の削減や調整精度の向上を図ることができる。
また、上述した検出処理によると、検出部24Aは、第1走査方向に沿って有効領域の第1頂点座標を探索し、第2走査方向に沿って有効領域の第2頂点座標を探索する。これにより、探索手順を単純化することができる。
なお、上述した検出処理では、有効領域の第1頂点座標(有効領域最小X座標および有効領域最小Y座標)を探索した後に有効領域の第2頂点座標(有効領域最大X座標および有効領域最大Y座標)を探索したが、これとは逆に有効領域の第2頂点座標(有効領域最大X座標および有効領域最大Y座標)を探索した後に有効領域の第1頂点座標(有効領域最小X座標および有効領域最小Y座標)を探索してもよい。
また、アナログカメラ1はNTSC方式のアナログカメラであるため、アナログカメラ1から出力される映像信号はインターリーブ方式の映像信号である。このため、取得部21Aが、アナログカメラ1から出力される映像信号として、奇数番目フレームと偶数番目フレームを含む複数のフレームの画像を取得してから、検出部24Aが上述した検出処理を実施するようにすればよい。これにより、有効領域の奇数番目の走査線又は有効領域の偶数番目の走査線のいずれか一方のみしか撮影画像のデータが反映されていない状態で有効領域の第1頂点座標及び第2頂点座標が検出される事態を回避することができる。したがって、有効領域のサイズの検出精度が向上する。
<4.変形例等>
本明細書中に開示されている種々の技術的特徴は、上記実施形態のほか、その技術的創作の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。また、本明細書中に示される複数の変形例は可能な範囲で組み合わせて実施されてよい。
例えば上記実施形態では、アナログカメラ1としてNTSC方式のアナログカメラを用いたが、アナログカメラ1は他の方式のアナログカメラであってもよい。
また例えば上記実施形態では、映像サイズ調整システムが図2に示すフローチャートの動作を実施する際には、アナログカメラ1は画角いっぱいにホワイトボードを撮影することによって、アナログカメラ1から出力される映像信号に係る映像の有効領域を白色にしたが、有効領域と黒色の無効領域との境界が分かれば良いので有効領域が白色ではなく淡色になるような被写体を撮影するようにしてもよい。
またアナログカメラ1を図5に示すような構成にしてもよい。図5に示すアナログカメラは、撮影映像信号生成部1Aと、テスト映像信号生成部1Bと、選択部1Cと、を備える。撮影映像信号生成部1Aは、撮影された映像に係る映像信号を生成する。テスト映像信号生成部1Bは、少なくとも有効領域の第1頂点座標及び第2頂点座標の輝度値が黒色を示す値とは異なる所定値である映像信号を生成する。選択部1Cは、撮影映像信号生成部1Aによって生成された映像信号と、テスト映像信号生成部1Bによって生成された映像信号とのいずれかを選択して外部に出力する。
映像サイズ調整システムが図2に示すフローチャートの動作を実施する際には、選択部1Cが、テスト映像信号生成部1Bによって生成された映像信号を選択して映像サイズ調整装置2に出力することで、ホワイトボード等の撮影が不要になるので、利便性が向上する。選択部1Cは、例えばアナログカメラ1に設けられた操作部の出力に基づく選択を行ってもよく、また例えば制御部24から送信される制御信号を受信し、その受信した制御信号に基づく選択を行ってもよい。
テスト映像信号生成部1Bによって生成される映像信号(テスト映像信号)に係る映像は、例えば図4に示す映像であってもよく、図6に示す映像のように有効領域の第1走査線(有効領域最小Y座標の走査線)と第2走査線(有効領域最大Y座標の走査線)のみ白色にしてもよく、図7に示す映像のように有効領域の第1頂点(有効領域最小X座標および有効領域最小Y座標の頂点)と第2頂点(有効領域最大X座標および有効領域最大Y座標の頂点)のみ白色にしてもよい。テスト映像信号生成部1Bによって生成される映像信号(テスト映像信号)に係る映像においても、白色の代わりに淡色を用いてもよい。
1 アナログカメラ
1A 撮影映像信号生成部
1B テスト映像信号生成部
1C 選択部
2 映像サイズ調整装置
21 映像入力部
21A 取得部
21B 調整部
22 メモリ
23 映像出力部
24 制御部
24A 検出部

Claims (6)

  1. アナログカメラから出力される映像信号を取得する取得部と、
    前記映像信号の輝度値に基づいて、前記映像信号に係る映像の有効領域の第1頂点座標を検出し、前記第1頂点座標の対角に位置する前記有効領域の第2頂点座標を検出し、前記第1頂点座標及び前記第2頂点座標から前記有効領域のサイズを検出する検出部と、
    前記検出部によって検出された前記有効領域のサイズと表示装置の解像度とに基づいて、前記映像信号に係る映像のサイズを調整する調整部と、
    を備える、映像サイズ調整装置。
  2. 前記アナログカメラでの1フレームの第1走査方向は第1走査座標から第2走査座標へ向かう方向であり、第2走査方向は前記第2走査座標から前記第1走査座標へ向かう方向であり、
    前記検出部は、前記1フレームの前記第1走査方向に沿って前記第1頂点座標を探索し、前記1フレームの前記第2走査方向に沿って前記第2頂点座標を探索する、請求項1に記載の映像サイズ調整装置。
  3. 前記検出部は、奇数番目フレームと偶数番目フレームを含む複数のフレームの画像前記取得部によって取得されてから、前記第1頂点座標及び前記第2頂点座標を検出する、請求項1又は請求項2に記載の映像サイズ調整装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の映像サイズ調整装置と、
    前記映像サイズ調整装置に映像信号を出力するアナログカメラと、
    を備える、映像サイズ調整システム。
  5. 前記アナログカメラは、撮影された映像に係る映像信号と、少なくとも前記第1頂点座標及び前記第2頂点座標の輝度値が黒色を示す値とは異なる所定値である映像信号とのいずれかを選択して出力する、請求項4に記載の映像サイズ調整システム。
  6. アナログカメラから出力される映像信号を取得する取得工程と、
    前記映像信号の輝度値に基づいて、前記映像信号に係る映像の有効領域の第1頂点座標を検出し、前記第1頂点座標の対角に位置する前記有効領域の第2頂点座標を検出し、前記第1頂点座標及び前記第2頂点座標から前記有効領域のサイズを検出する検出工程と、
    前記検出工程によって検出された前記有効領域のサイズと表示装置の解像度とに基づいて、前記映像信号に係る映像のサイズを調整する調整工程と、
    を備える、映像サイズ調整方法。
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