JP2019161010A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】積層体中の導電層を低抵抗化することが可能な半導体装置を提供する。【解決手段】実施形態に係る半導体装置は、基体部と、積層体と、板状部と、第1〜第3柱状部と、を含む。前記積層体は、前記基体部上に設けられている。前記板状部は、前記積層体の上端から前記基体部にかけて前記積層体内に設けられている。前記第1〜第3柱状部は、前記積層体の上端から前記基体部にかけて前記積層体内に設けられている。前記第2柱状部は、前記第1方向に関して前記第1柱状部から離れて位置する。前記第3柱状部は、前記第1方向に関して前記第1柱状部及び前記第2柱状部のそれぞれと整列する。前記第3柱状部と前記第1柱状部とのピッチが第1ピッチである。前記第3柱状部と前記第2柱状部とのピッチは前記第1ピッチよりも広い第2ピッチである。【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、半導体装置に関する。
絶縁層と導電層とを交互に積層した積層体を有し、積層体の高さ方向に積層された3次元構造の複数のメモリセルを有した不揮発性メモリが知られている。メモリセルは、積層体と、積層体の高さ方向に沿った半導体層を含む柱状部との間に設けられる。メモリセルは、積層体の上部領域に設けられた、例えば、ドレイン側選択トランジスタと、積層体の下部領域に設けられた、例えば、ソース側選択トランジスタとの間に、電気的に直列に接続される。これは、NANDストリング(あるいはメモリストリング)と呼ばれている。積層体の高さ方向に積層された導電層は、ドレイン側選択トランジスタのゲート(ドレイン側選択ゲート)、メモリセルの制御ゲート(ワード線)、及び、ソース側選択トランジスタのゲート(ソース側選択ゲート)となる。積層体中の導電層の低抵抗化が望まれている。
米国特許第8,946,665号明細書
本発明の実施形態は、積層体中の導電層を低抵抗化することが可能な半導体装置を提供する。
実施形態に係る半導体装置は、基体部と、積層体と、板状部と、第1柱状部と、第2柱状部と、第3柱状部と、を含む。前記基体部は、半導体領域を含む。前記積層体は、前記基体部上に設けられている。前記積層体は、積層方向に沿って交互に積層体された複数の導電層及び複数の絶縁層を含む。前記板状部は、前記積層体の上端から前記基体部にかけて前記積層体内に設けられている。前記板状部は、少なくとも第1絶縁物を含む。前記第1絶縁物は、前記積層方向と交差する第1方向に延びて前記半導体領域と接する。前記第1柱状部は、前記積層体の上端から前記基体部にかけて前記積層体内に設けられている。前記第1柱状部は、第1半導体層及び第1メモリ膜を含む。前記第1半導体層は、前記半導体領域と接する。前記第1メモリ膜は、前記第1半導体層と前記導電層との間に第1電荷捕獲部を有する。前記第2柱状部は、前記積層体の上端から前記基体部にかけて前記積層体内に設けられている。前記第2柱状部は、第2半導体層及び第2メモリ膜を含む。前記第2半導体層は、前記半導体領域と接する。前記第2メモリ膜は、前記第2半導体層と前記導電層との間に第2電荷捕獲部を有する。前記第2柱状部は、前記第1方向に関して前記第1柱状部から離れて位置する。前記第3柱状部は、前記積層体の上端から前記基体部にかけて前記積層体内に設けられている。前記第3柱状部は、第3半導体層及び第3メモリ膜を含む。前記第3半導体層は、前記半導体領域と接する。前記第3メモリ膜は、前記第3半導体層と前記導電層との間に第3電荷捕獲部を有する。前記第3柱状部は、前記第1柱状部と前記第2柱状部との間に位置する。前記第3柱状部は、前記第1方向に関して前記第1柱状部及び前記第2柱状部のそれぞれと整列する。前記第3柱状部と前記第1柱状部とのピッチは第1ピッチである。前記第3柱状部と前記第2柱状部とのピッチは前記第1ピッチよりも広い第2ピッチである。
図1(a)は、第1実施形態に係る半導体装置を例示する模式斜視図である。図1(b)は、積層体を示す模式平面図である。 図2(a)及び図2(b)のそれぞれは、3次元構造のメモリセルを例示する模式断面図である。 図3(a)及び図3(b)は、ソース側選択トランジスタを例示する模式断面図である。 図4(a)〜図4(c)は、第1実施形態に係る半導体装置を例示する模式平面図である。 図5(a)は、第1実施形態に係る半導体装置の製造工程中を例示する模式断面図である。図5(b)は、図5(a)中のV−V線に沿う模式断面図である。 図6は、第1実施形態に係る半導体装置を例示する模式平面図である。 図7は、第1実施形態の第1変形例に係る半導体装置を例示する模式平面図である。 図8(a)は、第1実施形態の第2変形例に係る半導体装置を例示する模式平面図である。図8(b)は、第1実施形態に係る半導体装置を例示する模式平面図である。図8(c)は、第1実施形態の第2変形例に係る半導体装置を例示する模式平面図である。 図9は、第1実施形態の第3変形例に係る半導体装置を例示する模式平面図である。 図10は、第1実施形態の第4変形例に係る半導体装置を例示する模式平面図である。 図11は、第1実施形態の第5変形例に係る半導体装置を例示する模式平面図である。 図12は、第2実施形態に係る半導体装置を例示する模式平面図である。 図13は、第2実施形態に係る半導体装置を例示する模式平面図である。 図14は、第2実施形態に係る半導体装置を例示する模式平面図である。 図15は、第2実施形態の第1変形例に係る半導体装置を例示する模式平面図である。
以下に、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚さと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(第1実施形態)
図1(a)は、第1実施形態に係る半導体装置100aを例示する模式斜視図である。図1(b)は、積層体2を示す模式平面図である。図2(a)及び図2(b)のそれぞれは、3次元構造のメモリセルMCを例示する模式断面図である。図2(a)はY−Z断面を示し、図2(b)はX−Y断面を示す。図3(a)及び図3(b)は、ソース側選択トランジスタSTDを例示する模式断面図である。図3(a)及び図3(b)のそれぞれは、Y−Z断面を示す。本明細書では、Z軸方向を積層方向とする。Z軸方向と交差、例えば、直交する1つの第1方向をX軸方向とする。Z軸及びX軸のそれぞれと交差、例えば、直交する1つの第2方向をY軸方向とする。
図1(a)〜図3(b)に示すように、第1実施形態に係る半導体装置100aは、3次元構造のメモリセルMCを有した不揮発性メモリである。半導体装置100aは、基体部1と、積層体2と、板状部3と、複数の柱状部CLと、を含む。
基体部1は、半導体領域10を含む。半導体領域は、例えば、p形シリコンを含む。
積層体2は、基体部1上に設けられている。積層体2と半導体基板1との間には、例えば、絶縁膜2gが設けられている。積層体2は、Z軸方向に沿って交互に積層された複数の導電層21及び複数の絶縁層22を含む。導電層21は、例えば、タングステン(W)を含む。絶縁層は、例えば、シリコン酸化物(SiO)を含む。絶縁層22は、導電層21どうしを絶縁する。導電層21及び絶縁層22のそれぞれの積層数は、任意である。絶縁層22は、例えば、ギャップであってもよい。
導電層21は、少なくとも1つのソース側選択ゲートSGSと、複数のワード線WLと、少なくとも1つのドレイン側選択ゲートSGDとを含む。ソース側選択ゲートSGSは、ソース側選択トランジスタSTSのゲート電極である。ワード線WLは、メモリセルMCのゲート電極である。ドレイン側選択ゲートSGDは、ドレイン側選択トランジスタSTDのゲート電極である。ソース側選択ゲートSGSは、積層体2の下部領域に設けられる。ドレイン側選択ゲートSGDは、積層体2の上部領域に設けられる。下部領域は、積層体2の、基体部1に近い側の領域を、上部領域は、積層体2の、基体部1から遠い側の領域を指す。ワード線WLは、ソース側選択ゲートSGSとドレイン側選択ゲートSGDとの間に設けられる。
なお、複数の絶縁層22のうち、ソース側選択ゲートSGSとワード線WLとを絶縁する絶縁層22のZ軸方向の厚さは、例えば、ワード線WLとワード線WLとを絶縁する絶縁層22のZ軸方向の厚さよりも、厚くされてもよい。さらに、基体部半導体基板1から最も離された最上層の絶縁層22の上に、カバー絶縁膜を設けてもよい。カバー絶縁膜は、例えば、シリコン酸化物を含む。
半導体装置100aは、ソース側選択トランジスタSTSとドレイン側選択トランジスタSTDとの間に直列に接続された複数のメモリセルMCを有する。ソース側選択トランジスタSTS、メモリセルMC及びドレイン側選択トランジスタSTDが直列に接続された構造は“メモリストリング”、もしくは“NANDストリング”と呼ばれる。メモリストリングは、例えば、コンタクトCbを介してビット線BLに接続される。ビット線BLは、積層体2の上方に設けられ、Y軸方向に延びる。
積層体2内には、複数の深いスリットST、及び、複数の浅いスリットSHEのそれぞれが設けられている。深いスリットSTは、積層方向と交差するX軸方向に延び、積層体2の上端から基体部1にかけて積層体2を貫通しつつ、積層体2内に設けられている。深いスリットST内には、板状部3が設けられている。板状部3は、例えば、少なくとも第1絶縁物を含む。第1絶縁物は、例えば、シリコン酸化物(SiO)である。板状部3は、第1絶縁物によって積層体2と電気的に絶縁されつつ、半導体領域10と電気的に接続された第1導電物を含んでいてもよい。浅いスリットSHEは、X軸方向に延び、積層体2の上端から積層体2の途中まで積層体1内に設けられている。浅いスリットSHE内には、例えば、第2絶縁物4が設けられている。第2絶縁物4は、例えば、シリコン酸化物(SiO)である。
積層体2は、メモリセルアレイ2mと、例えば、X軸方向に沿った積層体2の両端に設けられた階段部分2sとを含む(図1(b))。深いスリットSTは、積層体2の一方の階段部分2sから、メモリセルアレイ2mを経て、他方の階段部分2sまで設けられている。浅いスリットSHEは、少なくともメモリセルアレイ2mに設けられている。
板状部3と板状部3との間の積層体2は、ブロック(BLOCK)と呼ばれ、例えば、データ消去の最小単位を構成する。第2絶縁物4は、ブロック内に設けられている。板状部3と第2絶縁物4との間の積層体2は、フィンガーと呼ばれている。ドレイン側選択ゲートSGDは、フィンガー毎に設けられている。データ書き込み及び読み出し時において、ドレイン側選択ゲートSGDによってブロック内の1つのフィンガーを選択状態とすることができる。
複数の柱状部CLのそれぞれは、積層体2内に設けられたメモリホールMH内に設けられている。メモリホールMHは、Z軸方向に沿って積層体2の上端から基体部1にかけて積層体2を貫通しつつ、積層体2内に設けられている。第1実施形態では、メモリホールMHは、積層体2を貫通し、半導体領域10に達している。柱状部CLのそれぞれは、半導体領域10と接した半導体層210、半導体層210と導電層21との間に電荷捕獲部を有したメモリ膜220、及び、コア層230のそれぞれを含む(図2(a)及び図2(b))。半導体層210は、側面及び底面のそれぞれを有する。半導体層210は、その側面の一部及びその底面のそれぞれが半導体領域10と接していてもよく(図3(a))、その側面の一部が半導体領域10と接していてもよい(図3(b))。
X−Y断面におけるメモリホールMHの形状は、円又は楕円である。導電層21と絶縁層22との間には、メモリ膜220の一部を構成するブロック絶縁膜21aが設けられていてもよい。ブロック絶縁膜21aは、例えば、シリコン酸化物膜又は金属酸化物膜である。金属酸化物の1つの例は、アルミニウム酸化物である。また、導電層21と絶縁層22との間、及び、導電層21とメモリ膜220との間には、バリア膜21bが設けられていてもよい。バリア膜21bは、例えば、導電層21がタングステンである場合、例えば、窒化チタンとチタンとの積層構造膜が選ばれる。ブロック絶縁膜21aは、導電層21からメモリ膜220側への電荷のバックトンネリングを抑制する。バリア膜21bは、導電層21とブロック絶縁膜21aとの密着性を向上させる。
半導体層210の形状は、例えば、底を有した筒状である。半導体層210は、例えば、シリコンを含む。シリコンは、例えば、アモルファスシリコンを結晶化させたポリシリコンである。シリコンの導電形は、例えば、p形である。半導体層210は、ドレイン側選択トランジスタSTD、メモリセルMC及びソース側選択トランジスタSTSのそれぞれのチャネルとなる。
メモリ膜220は、ブロック絶縁膜21a以外の部分が、メモリホールMHの内壁と半導体層210との間に設けられている。メモリ膜220の形状は、例えば、筒状である。複数のメモリセルMCは、半導体層210と、ワード線WLとなる導電層21のそれぞれとの間に配置されており、Z軸方向に積層されている。メモリ膜220は、カバー絶縁膜221、電荷捕獲膜222及びトンネル絶縁膜223を含む。半導体層210、電荷捕獲膜222及びトンネル絶縁膜223のそれぞれは、Z軸方向に沿って延びている。
カバー絶縁膜221は、絶縁層22と電荷捕獲膜222との間に設けられている。カバー絶縁膜221は、例えば、シリコン酸化物を含む。カバー絶縁膜221は、犠牲膜(図示せず)を導電層21に置換するとき(置換工程)、電荷捕獲膜222がエッチングされないように保護する。なお、カバー絶縁膜221は、“置換工程”において、導電層21とメモリ膜220との間から除去されてもよい。この場合、図2(a)及び図2(b)に示すように、導電層21と電荷捕獲膜222との間には、例えば、ブロック絶縁膜21aが設けられる。また、導電層21の形成に、“置換工程”を利用しない場合には、カバー絶縁膜221は、なくてもよい。
電荷捕獲膜222は、ブロック絶縁膜21a及びカバー絶縁膜221とトンネル絶縁膜223との間に設けられている。電荷捕獲膜222は、例えば、シリコン窒化物を含み、膜中に電荷をトラップするトラップサイトを有する。電荷捕獲膜222のうち、ワード線WLとなる導電層21と半導体層210との間に挟まれた部分は、電荷捕獲部として機能する。メモリセルMCのしきい値電圧は、電荷捕獲部中の電荷の有無、又は、電荷捕獲部中に捕獲された電荷の量によって変化する。これにより、メモリセルMCは、情報を保持する。なお、電荷捕獲膜222は周りを絶縁膜で囲まれた導電性膜として、メモリ膜220をフローティング構造としてもよい。
トンネル絶縁膜223は、半導体層210と電荷捕獲膜222との間に設けられている。トンネル絶縁膜223は、例えば、シリコン酸化物、又は、シリコン酸化物とシリコン窒化物とを含む。トンネル絶縁膜223は、半導体層210と電荷捕獲膜222との間の電位障壁である。トンネル絶縁膜223は、半導体層210から電荷捕獲部へ電子を注入するとき(書き込み動作)、及び、半導体層210から電荷捕獲部へ正孔を注入するとき(消去動作)、それぞれ、電子又は正孔がトンネリングする。
コア層230は、筒状の半導体層210を埋め込む。コア層230の形状は、例えば、柱状である。コア層230は、例えば、シリコン酸化物を含み、絶縁性である。
図4(a)〜図4(c)は、第1実施形態に係る半導体装置100aを例示する模式平面図である。図4(a)〜図4(c)は、メモリセルアレイ2mのX−Y平面を示す。なお、図4(a)以降に示す平面図では、浅いスリットSHEの図示は省略する。
積層体2内は、複数の柱状部CLが設けられている。各柱状部CLは、メモリセルアレイ2mにおいて、例えば、千鳥格子状に配置されている。
図4(a)に示されたX軸方向に関して整列した3つの第1〜第3柱状部CL1〜CL3に着目する。なお、本明細書において、X軸方向に関して“整列した”との文言は、例えば、第1〜第3柱状部CL1〜CL3の中心点のそれぞれが、X軸方向に沿って直線状に配列されていることを意味する。
第2柱状部CL2は、X軸方向に関して第1柱状部CL1から離れて位置している。第3柱状部CL3は、第1柱状部CL1と第2柱状部CL2との間に位置し、X軸方向に関して第1柱状部CL1及び第2柱状部CL2のそれぞれと整列している。
半導体装置100aでは、第1柱状部CL1と第3柱状部CL3との第1ピッチP1と、第2柱状部CL2と第3柱状部CL3との第2ピッチP2とが異なっている。例えば、第2ピッチP2は、第1ピッチP1よりも広い。本明細書において、“ピッチ”は、1つの柱状部CL(例えば、CL1又はCL2)とY軸方向との接線から、X軸方向に関して上記1つの柱状部CLと整列し、上記1つの柱状部と隣接した別の柱状部CL(例えば、CL3)とY軸方向との接線までの長さとする。
メモリセルアレイ2m内において、第1、第2ピッチP1及びP2の領域のそれぞれは、深いスリットSTから深いスリットSTにかけてY軸方向に沿ってジグザグ状に設けられている。第2ピッチP2の領域は、第1ピッチP1の領域よりも柱状部CLの側面間の距離が広い。このため、例えば、導電層21(図2(a)及び図2(b))を、犠牲膜(図示せず)のリプレイスにより形成する際に、導電層21を形成しやすくなる、という利点を得ることができる。この結果、半導体装置100aによれば、積層体2中の導電層21を低抵抗化することが可能となる。
図5(a)は、第1実施形態に係る半導体装置100aの製造工程中を例示する模式断面図である。図5(b)は、図5(a)中のV−V線に沿う模式断面図である。図5(a)は、X−Y断面を示す。図5(b)は、Y−Z断面を示す。
図5(a)及び図5(b)に示すように、半導体装置100aでは、その製造工程中に、例えば、絶縁層22間に空間Sを形成する。空間Sは、絶縁層22間に犠牲膜(図示せず)を形成しておき、絶縁層22間から犠牲膜を除去することで形成される。空間S中には、深いスリットSTを介して、導電層用材料ガス、例えば、金属プリカーサーを含むガスPCSが送り込まれる。金属プリカーサーは、空間S中において、分解、例えば、熱分解される。これにより、空間Sの上下に露出した絶縁層22の表面上、及び、空間S内にZ軸方向に起立した柱状部CLの側面上のそれぞれに、導電層21となる金属膜が成長する(図2(a)及び図2(b))。
金属プリカーサーを含むガスPCSは、空間S中の、例えば、柱状部CLの側面間に位置した箇所が金属膜によって閉塞した時点で、空間S中に送り込むことができなくなる。そして、金属膜の成長は、止まる。
半導体装置100aでは、第2ピッチP2の領域において、柱状部CLの側面間の距離が、第1ピッチP1の領域よりも広い。このため、第2ピッチP2の領域において、柱状部CLの側面間に位置した箇所が金属膜によって閉塞し難くなる。金属プリカーサーを含むガスPCSは、空間中の奥深い箇所、例えば、ブロック(BLOCK)の中心領域に、長時間送り込むことができる。したがって、半導体装置100aによれば、ブロック(BLOCK)の中心領域に、より膜厚が厚い金属膜を成長させることができる。ブロック(BLOCK)の中心領域において、金属膜の膜厚を厚くできることで、導電層21の抵抗値の増大は抑制され、積層体2中の導電層21を低抵抗化できる。
半導体装置100aでは、メモリセルアレイ2mにおいて、第1ピッチP1の領域と第2ピッチP2の領域とが交互に出現する。このような配列パターンにおいて、柱状部CLは、以下に説明するように、積層体2内に配列される。図4(a)において、第4、第5柱状部CL4及びCL5に、さらに着目する。
第4柱状部CL4は、X軸方向に関して第1〜第3柱状部CL1〜CL3のそれぞれと整列している。第4柱状部CL4は、第2柱状部CL2から離れて位置している。第2柱状部CL2と第4柱状部CL4とのピッチは、上記第1ピッチP1である。第5柱状部CL5は、X軸方向に関して第1〜第4柱状部CL1〜CL4のそれぞれと整列している。第5柱状部CL5は、第4柱状部CL4から離れて位置している。第4柱状部CL4と第5柱状部CL5とのピッチは、上記第2ピッチP2である。
このように第1〜第5柱状部CL1〜CL5を積層体2内に配列させることで、メモリセルアレイ2mにおいて、第1ピッチP1の領域と第2ピッチP2の領域とを交互に出現させることができる。
このような半導体装置100aを得るには、以下に説明するように、柱状部CLを積層体2内に配列すればよい。
X軸方向に沿った柱状部CL間のディスタンスを“x”とする。従来の半導体装置では、柱状部CL間の各ディスタンスは“x”で一律である。半導体装置100aでは、X軸方向に沿った柱状部CL間のディスタンスを“x”及び“x+a”の交互とする。これにより、メモリセルアレイ2mにおいて、第1ピッチP1の領域と第2ピッチP2の領域とを交互に有した半導体装置100aを得ることができる。
さらに、半導体装置100aでは、メモリセルアレイ2mにおいて、柱状部CLが、千鳥格子状に配置されている。このような配列パターンにおいては、柱状部CLは、以下に説明するように、積層体2内に配列される。図4(a)において、第6、第7柱状部CL6及びCL7に、さらに着目する。
第6柱状部CL6は、Y軸方向に関して第1、第3柱状部CL1及びCL3のそれぞれとずれつつ、第1柱状部CL1と第3柱状部CL3との間に位置している。第7柱状部CL7は、Y軸方向に関して第2、第3柱状部CL2及びCL3のそれぞれとずれつつ、第2柱状部CL1と第3柱状部CL3との間に位置している。第7柱状部CL7は、X軸方向に関して第6柱状部CL6と整列している。
X−Y平面において、第1、第3及び第6柱状部CL1、CL3及びCL6それぞれの中心点を仮想的な線で結ぶと“三角形”が出現する。同様に、第2、第3及び第7柱状部CL2、CL3及びCL7それぞれの中心点を仮想的な線で結ぶと別の“三角形”が出現する(図4(b))。第1柱状部CL1と第3柱状部CL3とを結ぶ辺を第1辺s1、第1柱状部CL1と第6柱状部CL6とを結ぶ辺を第2辺s2、及び、第3柱状部CL3と第6柱状部CL6とを結ぶ辺を第3辺s3とする。第2柱状部CL1と第3柱状部CL3とを結ぶ辺を第4辺s4、第2柱状部CL1と第7柱状部CL7とを結ぶ辺を第5辺s5、及び、第3柱状部CL3と第7柱状部CL7とを結ぶ辺を第6辺s6とする。
半導体装置100aでは、第6辺s6の長さは、第3辺s3の長さと異なる。例えば、第6辺s6の長さは、第3辺s3の長さよりも長い。第1〜第6辺s1〜s6の長さはそれぞれ、柱状部CL間のディスタンスを示す。半導体装置100aでは、第6柱状部CL6が第3柱状部CL3から第3ディスタンスd3(=s3)離れて位置し、第7柱状部CL7が第3柱状部CL3から第6ディスタンスd6(=s6)離れて位置する。
第6ディスタンスd6は、第3ディスタンスd3よりも長い。このため、第3柱状部CL3と第6柱状部CL6との間が、例えば、金属膜で閉塞したとしても、第3柱状部CL3と第7柱状部CL7との間は、未閉塞にできる。したがって、金属プリカーサーを含むガスPCSは、第3柱状部CL3と第7柱状部CL7との間を介して、空間S中に、さらに流すことができる(図4(c))。
なお、第1、第3及び第6柱状部CL1、CL3及びCL6によってX−Y平面に描かれる“三角形”は、二等辺三角形であってもよい。この場合、第1辺s1の長さは、第2辺s2と長さと異なる。第2辺s2の長さは、第3辺s3の長さと等しい。また、上記“三角形”は、正三角形であってもよい。この場合、第1〜第3辺s1〜s3それぞれの長さは、互いに等しい。また、上記“三角形”は、不等辺三角形であってもよい。この場合、第1〜第3辺s1〜s3それぞれの長さは、互いに異なる。ただし、上記各三角形において、第3辺s3の長さ(=d3)は、第6辺s6の長さ(=d6)と異なる。例えば、第6辺s6の長さは、第3辺s3の長さよりも長い。これにより、第3柱状部CL3と第6柱状部CL6との間が、例えば、金属膜で閉塞しても、第3柱状部CL3と第7柱状部CL7との間については、未閉塞にできる。
なお、第2、第3及び第7柱状部CL2、CL3及びCL7によってX−Y平面に描かれる“三角形”は、不等辺三角形である。第4〜第6辺s4〜s6それぞれの長さは、互いに異なる。そして、第6辺s6の長さは、最も長い。
図6は、第1実施形態に係る半導体装置100aを例示する模式平面図である。図6は、1つのフィンガー(FINGER)内におけるビット線BLと柱状部CLとの関係を示している。
図6に示すように、第1〜第3、第6、第7柱状部CL1〜CL3、CL6及びCL7の上方には、それぞれ、例えば、ビット線BLが2本ずつ配置されている。2本のビット線BLの一方を奇数ビット線BLo、他方を偶数ビット線BLeと称する。奇数ビット線BLo及び偶数ビット線BLeは、X軸方向に沿って交互に配置されている。
第3柱状部CL3及び第7柱状部CL7に着目する。第3柱状部CL3の上方には、奇数ビット線BLoとしてビット線BL1、偶数ビット線BLeとしてビット線BL2が配置されている。第7柱状部CL7の上方には、奇数ビット線BLoとしてビット線BL3、偶数ビット線BLeとしてビット線BL4が配置されている。ビット線BL2は、ビット線BL1とビット線BL3との間に配置される。ビット線BL2は、ビット線BL1及びBL3のそれぞれと隣接する。ビット線BL2とビット線BL3との間のX軸方向の第7ディスタンスd7は、ビット線BL1とビット線BL2との間のX軸方向の第8ディスタンスd8よりも広い。第6ディスタンスd6が、第3ディスタンスd3よりも広いためである。半導体装置100aでは、半導体装置100aでは、第1ピッチP1の領域と、第2ピッチP2の領域とに応じて、例えば、ビット線BL間のディスタンスが異なる領域を持つ。
また、半導体装置100aでは、1つのフィンガー(FINGER)内において、例えば、Y軸方向に沿ってジグザグに4つの柱状部CLが配列されている。このような配列がX軸方向に沿って繰り返される。X軸方向に沿った配列を、便宜上“ロウ”と呼ぶ。
半導体装置100aでは、1つのフィンガー当たり、例えば、4つの“ロウ”を含む。4つの“ロウ”は、奇数ロウRo及び偶数ロウReを交互に含む。第1〜第4柱状部CL1〜CL4は、奇数ロウRoに属し、第6、第7柱状部CL6及びCL7は、偶数ロウReに属する。
ここで、第1、第3及び第6柱状部CL1、CL3及びCL6によってX−Y平面に描かれる“三角形”において、第2辺s2の長さと第3辺s3の長さとが互いに等しいとする。この場合、奇数ロウRoと偶数ロウReとは、例えば、X軸方向に沿って“P1/2”ずれることになる。
このように半導体装置100aは、例えば、奇数ロウRoと、偶数ロウReとを、X軸方向に沿って“P1/2”ずらすことでも、得ることができる。
なお、半導体装置100aにおいて、1つの柱状部CLの上に、2本のビット線が配置されるのは、1つのフィンガー内に4つの柱状部がY軸方向に沿って2列となってジグザグに配置されるためである。例えば、1つのフィンガー内に6つの柱状部がY軸方向に沿って2列にジグザグに配置される場合には、1つの柱状部CLの上には、3本のビット線が配置される。このことは、本明細書に記載する全て実施形態及び変形例において同様である。
(第1実施形態:第1変形例)
図7は、第1実施形態の第1変形例に係る半導体装置100aaを例示する模式平面図である。
半導体装置100aでは、メモリセルアレイ2mにおいて、第2ピッチP2の領域を設けるために、X軸方向に沿った柱状部CL間のディスタンスを“x”及び“x+a”の交互とした。このため、メモリセルアレイ2mのX軸方向に沿ったサイズは、例えば、加算値“+a”が加算される分、増大する。
図7に示すように、第1変形例に係る半導体装置100aaでは、X軸方向に沿った柱状部CL間のディスタンスを“x−a”及び“x+a”の交互とする。これにより、加算値“+a”を、減算値“−a”で相殺することができる。
このような半導体装置100aaによれば、半導体装置100aと同様の利点を得つつ、メモリセルアレイ2mのX軸方向に沿ったサイズの増大を、さらに抑制することができる。
(第1実施形態:第2変形例)
図8(a)は、第1実施形態の第2変形例に係る半導体装置100abを例示する模式平面図である。図8(b)は、第1実施形態に係る半導体装置100aを例示する模式平面図である。図8(c)は、第1実施形態の第2変形例に係る半導体装置100abを例示する模式平面図である。
図8(a)に示すように、第2変形例に係る半導体装置100abは、メモリセルアレイ2mのY軸方向に沿ったサイズを、縮小するものである。半導体装置100abでは、柱状部CLは、メモリセルアレイ2mに千鳥格子状に配列されている。このため、柱状部CLは、Y軸方向に沿ってジグザグ状に配列される。
図8(b)に示すように、例えば、第1実施形態の半導体装置100aにおいて、第1、第3及び第6柱状部CL1、CL3及びCL6それぞれの中心点を結ぶ“正三角形”を仮定する。この正三角形の各辺の長さをそれぞれ“x”とする。このように仮定すると、第1実施形態の半導体装置100aでは、第1柱状部CL1の中心点と第3柱状部CL3の中心点との間の第1ディスタンスd1、第1柱状部CL1の中心点と第6柱状部CL6の中心点との間の第2ディスタンスd2、及び、第3柱状部CL3と第6柱状部CL6の中心点との間の第3ディスタンスd3は、それぞれ“x”である。
第1柱状部CL1の中心点と第3柱状部CL3とは、X軸方向に整列している、と考えると、Y軸方向に沿った第1柱状部CL1の中心点から第6柱状部CL6までの長さ(各辺の比が1:2:√3の直角三角形の高さ)、又は、Y軸方向に沿った第3柱状部CL3の中心点から第6柱状部CL6までの長さ(同じく、各辺の比が1:2:√3の直角三角形の高さ)は“(x/2)×√3”である。即ち、半導体装置100aでは、柱状部CL間のY軸方向に沿ったディスタンスは、例えば、“(x/2)×√3”となる。
図8(c)に示すように、半導体装置100abでは、第1〜第3ディスタンスd1〜d3のそれぞれから、例えば、減算値“−a”を、さらに減じる。したがって、半導体装置100abでは、柱状部CL間のY軸方向に沿ったディスタンスを、“(x/2)×√3”から、例えば、“{(x−a)/2}×√3に縮小できる。このように縮小されたディスタンスを、半導体装置100abでは、図8(a)に示すように、例えば、Y軸方向に沿って繰り返す。
このように、半導体装置100abによれば、第1〜第3ディスタンスd1〜d3のそれぞれから、例えば、減算値“−a”を、さらに減じることで、メモリセルアレイ2mのY軸方向に沿ったサイズを、縮小することができる。
なお、第1、第3、第6柱状部CL1、CL3及びCL6それぞれの中心点を結ぶ“三角形”は“正三角形”に限定されない。第1、第3、第6柱状部CL1、CL3及びCL6それぞれの中心点を結ぶ“三角形”は“二等辺三角形”や“不等辺三角形”であってもよい。したがって、第2、第3ディスタンスd2及びd3に対する減算値は、X軸方向に沿った減算値“−a”に基づく必要はない。X軸方向から傾いた第2、第3ディスタンスd2及びd3には、減算値“−a”とは異なる減算値を与えてもよい。
(第1実施形態:第3変形例)
図9は、第1実施形態の第3変形例に係る半導体装置100acを例示する模式平面図である。
図9に示すように、第3変形例に係る半導体装置100acでは、メモリセルアレイ2mにおいて、第2ピッチP2よりも狭い第1ピッチP1の領域が連続して出現する。半導体装置100acの柱状部CLの配列パターンの1つの例を、以下に説明する。図9において、第4、第5柱状部CL4及びCL5に、さらに着目する。
第4柱状部CL4は、X軸方向に関して第1〜第3柱状部CL1〜CL3のそれぞれと整列している。第5柱状部CL5は、X軸方向に関して第1〜第4柱状部CL1〜CL4のそれぞれと整列している。第4柱状部CL4は、第2柱状部CL2から離れて位置している。第5柱状部CL5は、第4柱状部CL4から離れて位置している。第2柱状部CL2と第4柱状部CL4とのピッチ、及び、第4柱状部CL4と第5柱状部CL5とのピッチは、それぞれ、第1ピッチP1である。
このように第1〜第5柱状部CL1〜CL5を積層体2内に配列させることで、メモリセルアレイ2mにおいて、第1ピッチP1が連続した領域と、第2ピッチP2の領域とを交互に出現させることができる。
このような半導体装置100acによれば、メモリセルアレイ2mにおいて第2ピッチP2よりも狭い第1ピッチP1の領域を連続して出現させる。半導体装置100acでは、第1ピッチP1:第2ピッチP2を、4:1としている。これにより、メモリセルアレイ2mのX軸方向に沿ったサイズの増大を、例えば、第1実施形態に係る半導体装置100aに比較して、さらに抑制することができる。
なお、半導体装置100acにおいても、半導体装置100aと同様に、柱状部CLを、メモリセルアレイ2m内に、千鳥格子状に配置することが可能である。
(第1実施形態:第4変形例)
図10は、第1実施形態の第4変形例に係る半導体装置100adを例示する模式平面図である。
図10に示すように、第4変形例に係る半導体装置100adは、第3変形例と、第1変形例とを組み合わせた例である。
半導体装置100adのように、X軸方向に沿った柱状部CL間のディスタンスが“x−a”である領域を連続させてもよい。これにより、加算値“+a”を、減算値“−a”で相殺できるとともに、減算値“−a”が繰り返される分、メモリセルアレイ2mのX軸方向に沿ったサイズを、さらに縮小することができる。
(第1実施形態:第5変形例)
図11は、第1実施形態の第5変形例に係る半導体装置100aeを例示する模式平面図である。
図11に示すように、第5変形例に係る半導体装置100aeは、第4変形例と、第2変形例とを組み合わせた例である。
半導体装置100aeのように、X軸方向に沿った柱状部CL間のディスタンスが“x−a”である領域を連続させるとともに、例えば、第1〜第3ディスタンスd1〜d3のそれぞれから、例えば、“−a”を、さらに減じる。これにより、メモリセルアレイ2mのX軸方向及びY軸方向のそれぞれに沿ったサイズを、さらに縮小することができる。
(第2実施形態)
図12及び図13は、第2実施形態に係る半導体装置100bを例示する模式平面図である。
図12及び図13に示すように、X軸方向に関して整列した2つの第1、第2柱状部CL1及びCL2と、Y軸方向に関して第1、第2柱状部CL1及びCL2のそれぞれとずれた第3柱状部CL3に着目する。
第2実施形態に係る半導体装置100bでは、第2柱状部CL2は、X軸方向に関して第1柱状部CL1から離れて位置している。第2柱状部CL2は、X軸方向に関して第1柱状部から第1ディスタンスd1離れて位置している。第3柱状部CL3は、第1柱状部CL1と第2柱状部CL2との間に位置し、Y軸方向に関して第1、第2柱状部CL1及びCL2のそれぞれとずれている。第3柱状部CL3は、第1柱状部CL1から第2ディスタンスd2離れて位置している。第2ディスタンスd2は、第1ディスタンスd1と異なる。さらに、第3柱状部CL3は、第2柱状部CL2から第3ディスタンスd3離れて位置している。第3ディスタンスd3は、第1、第2ディスタンスd1及びd2のそれぞれと異なる。
半導体装置100bでは、メモリセルアレイ2m内において、柱状部CL間のX軸方向に沿ったピッチが、第1ピッチP1で繰り返される。そして、半導体装置100bでは、第1〜第3柱状部CL1〜CL3それぞれの中心点を仮想的な線で結んだ“三角形”が、“不等辺三角形”である。即ち、第1柱状部CL1と第3柱状部CL3との間の第2ディスタンスd2と、第2柱状部CL2と第3柱状部CL3との間の第3ディスタンスd3とが異なる。例えば、X軸方向に関して整列し、隣接した2つの柱状部CL間の中間点から、これら柱状部CLからY軸方向に関してずれた1つの柱状部CLの中心点は、X軸方向に距離“Δ”ずれている。半導体装置100bでは、このような“不等辺三角形”がX軸方向に沿って繰り返し出現する。
半導体装置100bでは、第3ディスタンスd3は、第2ディスタンスd2よりも長い。このため、第1柱状部CL1と第3柱状部CL3との間が、例えば、金属膜で閉塞したとしても、第2柱状部CL2と第3柱状部CL3との間は、未閉塞にできる。したがって、第1実施形態に係る半導体装置100aと同様に、金属プリカーサーを含むガスを、第2柱状部CL2と第3柱状部CL3との間を介して、空間S(図5(b))中に、さらに流すことができる。
このような半導体装置100bにおいても、第1実施形態に係る半導体装置100aと同様に、ブロック(BLOCK)の中心領域において、金属膜の膜厚を厚くできる。したがって、導電層21の抵抗値の増大を抑制することができ、積層体2中の導電層21を低抵抗化できる(図2(a))。
図14は、第2実施形態に係る半導体装置100bを例示する模式平面図である。図14は、1つのフィンガー(FINGER)内におけるビット線BLと柱状部CLとの関係を示している。
図14に示すように、半導体装置100bでは、第1〜第3柱状部CL1〜CL3の上方に、それぞれ、例えば、ビット線BLが2本ずつ配置されている。2本のビット線BLは、奇数ビット線BLo及び偶数ビット線BLeを、交互に含む。
第2柱状部CL2の上方には、奇数ビット線BLoとしてビット線BL3、偶数ビット線BLeとしてビット線BL4が配置され、第3柱状部CL3の上方には、奇数ビット線BLoとしてビット線BL1、偶数ビット線BLeとしてビット線BL2が配置されている。ビット線BL2は、ビット線BL1とビット線BL3との間に配置される。ビット線BL2は、ビット線BL1及びBL3のそれぞれと隣接する。ビット線BL2とビット線BL3との間のX軸方向の第7ディスタンスd7は、ビット線BL1とビット線BL2との間のX軸方向の第8ディスタンスd8よりも広い。
半導体装置100bは、柱状部CL間のX軸方向に沿ったピッチが、第1ピッチP1で繰り返される。しかし、第1〜第3柱状部CL1〜CL3それぞれの中心点を仮想的な線で結んだ“不等辺三角形”がX軸方向に沿って繰り返す。このため、例えば、ビット線BL間のディスタンスが異なる領域を持つ。
半導体装置100bにおいても、半導体装置100aとどうように、1つのフィンガー当たり、例えば、4つの“ロウ”を含む。4つの“ロウ”は、奇数ロウRo及び偶数ロウReを交互に含む。第1、第2柱状部CL1及びCL2は、奇数ロウRoに属し、第3柱状部CL3は、偶数ロウReに属する。
第1〜第3柱状部CL1〜CL3によってX−Y平面に描かれる“三角形”は、不等辺三角形である。この場合、奇数ロウRoと偶数ロウReとは、例えば、X軸方向に沿って“P0”ずれることになる。“P0”は“P1/2”と異なる(P0≠P1/2)。
このように半導体装置100bは、例えば、奇数ロウRoと、偶数ロウReとを、X軸方向に沿って、X軸方向の柱状部CLのピッチP1の半分(P1/2)とは異なる“P0”ずらすことで、得ることができる。
(第2実施形態:第1変形例)
図15は、第2実施形態の第1変形例に係る半導体装置100baを例示する模式平面図である。
第2実施形態の第1変形例に係る半導体装置100baが、半導体装置100bとことなるところは、第1〜第3柱状部CL1〜CL3それぞれの中心点を仮想的な線で結んだ“三角形”が、“二等辺三角形”であること、である。
半導体装置100baにおいて、第3柱状部CL3は、第1柱状部CL1から第2ディスタンスd2離れて位置している。第2ディスタンスd2は、第1ディスタンスd1と異なる。さらに、第3柱状部CL3は、第2柱状部CL2から第3ディスタンスd3離れて位置している。第3ディスタンスd3は、第1ディスタンスd1と等しい。
このような半導体装置100baにおいても、第1柱状部CL1と第3柱状部CL3との間の第2ディスタンスd2と、第2柱状部CL2と第3柱状部CL3との間の第3ディスタンスd3とが異なる。第3ディスタンスd3は、第2ディスタンスd2よりも長い。このため、第2実施形態に係る半導体装置100bと同様に、金属プリカーサーを含むガスを、第2柱状部CL2と第3柱状部CL3との間を介して、空間S(図5(b))中に、さらに流すことができる。したがって、半導体装置100bと同様に、ブロック(BLOCK)の中心領域において、金属膜の膜厚を厚くできる。したがって、導電層21の抵抗値の増大を抑制することができ、積層体2中の導電層21を低抵抗化できる(図2(a))。
以上、実施形態によれば、積層体中の導電層を低抵抗化することが可能な半導体装置を提供できる。
本発明の実施形態について、具体例といくつかの変形例とを参照しつつ説明した。しかし、本発明の実施形態は、これらの具体例及び変形例に限定されるものではない。
例えば、基体部1、積層体2及び柱状部CLなどの各要素の具体的な構成に関しては、当業者が公知の範囲から適宜選択することにより本発明を同様に実施し、同様の効果を得ることができる限り、本発明の範囲に包含される。
各例のいずれか2つ以上の要素を技術的に可能な範囲で組み合わせたものも、本発明の要旨を包含する限り、本発明の範囲に含まれる。
本発明の実施形態として上述した半導体装置を基にして、当業者が適宜設計変更して実施し得る全ての半導体装置も、本発明の要旨を包含する限り、本発明の範囲に属する。
本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても、本発明の範囲に属するものと了解される。
上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上記新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…基体部、
10…半導体領域、
2…積層体、
2s…階段部分、
2m…メモリセルアレイ、
2g…絶縁膜、
21…導電層、
21a…ブロック絶縁膜、
21b…バリア膜、
22…絶縁層、
100a…半導体装置(第1実施形態)、
100aa…半導体装置(第1実施形態:第1変形例)、
100ab…半導体装置(第1実施形態:第2変形例)、
100ac…半導体装置(第1実施形態:第3変形例)、
100ad…半導体装置(第1実施形態:第4変形例)、
100ae…半導体装置(第1実施形態:第5変形例)、
100b…半導体装置(第2実施形態)、
100ba…半導体装置(第2実施形態:第1変形例)、
210…半導体層、
220…メモリ膜、
221…カバー絶縁膜、
222…電荷捕獲膜、
223…トンネル絶縁膜、
230…コア層、
3…板状部、
4…第2絶縁物、
CL…柱状部、
CL1〜CL7…第1〜第7柱状部、
WL…ワード線、
BL…ビット線、
BLo…奇数ビット線、
BLe…偶数ビット線、
Ro…奇数ロウ、
Re…偶数ロウ、
Cb…コンタクト、
SGS…ソース側選択ゲート、
STS…ソース側選択トランジスタ、
SGD…ドレイン側選択ゲート、
STD…ドレイン側選択トランジスタ、
MC…メモリセル、
MH…メモリホール、
ST…深いスリット、
SHE…浅いスリット、
P1、P2…第1、第2ピッチ、
S…空間、
PCS…金属プリカーサーを含むガス、
s1〜s6…第1〜第6辺、
d1〜d8…第1〜第8ディスタンス

Claims (5)

  1. 半導体領域を含む基体部と、
    前記基体部上に設けられ、積層方向に沿って交互に積層体された複数の導電層及び複数の絶縁層を含む積層体と、
    前記積層体の上端から前記基体部にかけて前記積層体内に設けられ、前記積層方向と交差する第1方向に延びて前記半導体領域と接した、少なくとも第1絶縁物を含む板状部と、
    前記積層体の上端から前記基体部にかけて前記積層体内に設けられ、前記半導体領域と接した第1半導体層、及び、前記第1半導体層と前記導電層との間に第1電荷捕獲部を有した第1メモリ膜を含む第1柱状部と、
    前記積層体の上端から前記基体部にかけて前記積層体内に設けられ、前記半導体領域と接した第2半導体層、及び、前記第2半導体層と前記導電層との間に第2電荷捕獲部を有した第2メモリ膜を含み、前記第1方向に関して前記第1柱状部から離れて位置した第2柱状部と、
    前記積層体の上端から前記基体部にかけて前記積層体内に設けられ、前記半導体領域と接した第3半導体層、及び、前記第3半導体層と前記導電層との間に第3電荷捕獲部を有した第3メモリ膜を含み、前記第1柱状部と前記第2柱状部との間に位置し、前記第1方向に関して前記第1柱状部及び前記第2柱状部のそれぞれと整列しつつ、前記第1柱状部とのピッチが第1ピッチであり、前記第2柱状部とのピッチが前記第1ピッチよりも広い第2ピッチである第3柱状部と、
    を、備えた、半導体装置。
  2. 前記積層体の上端から前記基体部にかけて前記積層体内に設けられ、前記半導体領域と接した第4半導体層、及び、前記第4半導体層と前記導電層との間に第4電荷捕獲部を有したメモリ膜を含み、前記第1方向に関して前記第1〜第3柱状部のそれぞれと整列しつつ、前記第2柱状部から離れて位置し、前記第2柱状部とのピッチが前記第1ピッチである第4柱状部と、
    前記積層体の上端から前記基体部にかけて前記積層体内に設けられ、前記半導体領域と接した第5半導体層、及び、前記第5半導体層と前記導電層との間に第5電荷捕獲部を有したメモリ膜を含み、前記第1方向に関して前記第1〜第4柱状部のそれぞれと整列しつつ、前記第4柱状部から離れて位置し、前記第4柱状部とのピッチが前記第2ピッチである第5柱状部と、
    を、さらに備えた、請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記積層体の上端から前記基体部にかけて前記積層体内に設けられ、前記半導体領域と接した第4半導体層、及び、前記第4半導体層と前記導電層との間に第4電荷捕獲部を有したメモリ膜を含み、前記第1方向に関して前記第1〜第3柱状部のそれぞれと整列しつつ、前記第2柱状部から離れて位置し、前記第2柱状部とのピッチが前記第1ピッチである第4柱状部と、
    前記積層体の上端から前記基体部にかけて前記積層体内に設けられ、前記半導体領域と接した第5半導体層、及び、前記第5半導体層と前記導電層との間に第5電荷捕獲部を有したメモリ膜を含み、前記第1方向に関して前記第1〜第4柱状部のそれぞれと整列しつつ、前記第4柱状部から離れて位置し、前記第4柱状部とのピッチが前記第1ピッチである第5柱状部と、
    を、さらに備えた、請求項1記載の半導体装置。
  4. 半導体領域を含む基体部と、
    前記基体部上に設けられ、積層方向に沿って交互に積層体された複数の導電層及び複数の絶縁層を含む積層体と、
    前記積層体の上端から前記基体部にかけて前記積層体内に設けられ、前記積層方向と交差する第1方向に延びて前記半導体領域と接した、少なくとも第1絶縁物を含む板状部と、
    前記積層体の上端から前記基体部にかけて前記積層体内に設けられ、前記半導体領域と接した第1半導体層、及び、前記第1半導体層と前記導電層との間に第1電荷捕獲部を有したメモリ膜を含む第1柱状部と、
    前記積層体の上端から前記基体部にかけて前記積層体内に設けられ、前記半導体領域と接した第2半導体層、及び、前記第2半導体層と前記導電層との間に第2電荷捕獲部を有したメモリ膜を含み、前記第1方向に関して前記第1柱状部から第1ディスタンス離れて位置した第2柱状部と、
    前記積層体の上端から前記基体部にかけて前記積層体内に設けられ、前記半導体領域と接した第3半導体層、及び、前記第3半導体層と前記導電層との間に第3電荷捕獲部を有したメモリ膜を含み、前記第1柱状部と前記第2柱状部との間に位置し、前記第1方向と交差する第2方向に関して前記第1柱状部及び前記第2柱状部のそれぞれとずれつつ、前記第1柱状部から前記第1ディスタンスとは異なる第2ディスタンス離れ、前記第2柱状部から前記第1ディスタンス及び前記第2ディスタンスのそれぞれと異なる第3ディスタンス離れて位置した第3柱状部と、
    を、備えた半導体装置。
  5. 半導体領域を含む基体部と、
    前記基体部上に設けられ、積層方向に沿って交互に積層体された複数の導電層及び複数の絶縁層を含む積層体と、
    前記積層体の上端から前記基体部にかけて前記積層体内に設けられ、前記積層方向と交差する第1方向に延びて前記半導体領域と接した、少なくとも第1絶縁物を含む板状部と、
    前記積層体の上端から前記基体部にかけて前記積層体内に設けられ、前記半導体領域と接した第1半導体層、及び、前記第1半導体層と前記導電層との間に第1電荷捕獲部を有したメモリ膜を含む第1柱状部と、
    前記積層体の上端から前記基体部にかけて前記積層体内に設けられ、前記半導体領域と接した第2半導体層、及び、前記第2半導体層と前記導電層との間に第2電荷捕獲部を有したメモリ膜を含み、前記第1方向に関して前記第1柱状部と整列しつつ、前記第1柱状部から第1ディスタンス離れて位置した第2柱状部と、
    前記積層体の上端から前記基体部にかけて前記積層体内に設けられ、前記半導体領域と接した第3半導体層、及び、前記第3半導体層と前記導電層との間に第3電荷捕獲部を有したメモリ膜を含み、前記第1方向と交差する第2方向に関して前記第1柱状部及び前記第2柱状部のそれぞれとずれつつ、前記第1柱状部と前記第2柱状部との間に、前記第1柱状部から前記第1ディスタンスと異なる第2ディスタンス離れ、前記第2柱状部から前記第1ディスタンスと等しい第3ディスタンス離れて位置した第3柱状部と、
    を、備えた半導体装置。
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