JP2019158482A - 制御システム及び地図データのデータ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】移動体を適切に誘導制御することを可能とする制御システム及び当該制御システムに用いられる地図データのデータ構造を提供する。【解決手段】道路を構成する車線の所定区間に関する情報を各々に含む複数の区間情報により車線のつながりをあらわすネットワークデータ31と、道路を構成する車線に標示された導流体に関する導流体情報とを有する記憶部を有し、導流体情報は、少なくとも一部に導流体の標示された区間に対応する区間情報と関連付けられており、制御システムは、さらに、関連付けを用いて導流体の標示された区間を避けて走行するように車両を誘導させる誘導処理を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、移動体の走行の支援を行うことが可能な技術に関する。
近年、自車両の位置を精度よく推定し、車両の走行を支援する装置が普及している。
これに関連して、走行するのが推奨される推奨レーンと、自車が走行するのが推奨されない非推奨領域に進入した場合、非推奨領域の接続先のレーンが推奨レーンである場合、レーン案内を行わない経路案内システムが提案されている(特許文献1)。
特開2007−155342号公報
本発明は、移動体を適切に誘導制御することを可能とする制御システム及び当該制御システムに用いられる地図データのデータ構造を提供することを課題とする。
本発明の一実施態様として、道路を構成する車線の所定区間に関する情報を各々に含む複数の区間情報により車線のつながりをあらわすネットワークデータと、道路を構成する車線に標示された導流体に関する導流体情報とを有する記憶部を有し、導流体情報は、少なくとも一部に導流体の標示された区間に対応する区間情報と関連付けられており、制御システムは、さらに、関連付けを用いて導流体の標示された区間を避けて走行するように車両を誘導させる誘導処理を行う制御部を有する制御システムを提供する。
他の態様として、制御部は、車両が導流体の標示された区間の幅方向に隣接する車線を走行できない場合、導流体の標示された区間を走行するように車両を誘導させる誘導処理を行う制御システムを提供する。
また、道路を構成する車線の所定区間に関する情報を各々に含む複数の区間情報により車線のつながりをあらわすネットワークデータと、道路を構成する車線に標示された導流体に関する導流体情報とを有する記憶部を有し、導流体情報は、区間情報と関連付けられており、制御システムは、さらに、車両が導流体の標示された区間の幅方向に隣接する車線を走行している場合、関連付けを用いて他の移動体が導流体の標示された区間を走行する可能性があることを考慮した走行支援を行う制御部を有する制御システムを提供する。
また、制御部の処理に用いられ、記憶部に記憶されるデータのデータ構造を提供する。記憶部が、道路を構成する車線の所定区間に関する情報を各々に含む複数の区間情報により車線のつながりをあらわすネットワークデータと、道路を構成する車線に標示された導流体に関する導流体情報とを有し、導流体情報は、少なくとも一部に導流体の標示された区間に対応する区間情報と関連付けられており、制御部が、関連付けを用いて導流体情報を取得させる処理に用いられるデータ構造を提供する。
実施形態1の制御システムの構成を説明するための図。 (a)、(b)実施形態1の地図データの概念を説明するための図。 (a)、(b)実施形態1の地図データの詳細を説明するための図。 (a)、(b)実施形態1の地図データの詳細を説明するための図。 実施形態1の走行支援処理の動作フローを説明するための図。 (a)、(b)実施形態2の地図データの概念を説明するための図。 (a)、(b)実施形態2の地図データの詳細を説明するための図。 (a)、(b)実施形態2の地図データの詳細を説明するための図。 実施形態2の走行支援処理の動作フローを説明するための図。 (a)、(b)実施形態3の地図データの概念を説明するための図。 (a)、(b)実施形態3の地図データの詳細を説明するための図。 (a)、(b)実施形態3の地図データの詳細を説明するための図。 実施形態3の走行支援処理の動作フローを説明するための図。
<実施形態1>
図1は、制御システムの一例である実施形態1における制御システム1を説明するための図である。制御システム1は、移動体である車両2に搭載され、情報制御部3、記憶部4、入力部5、位置取得部6、車速情報取得部7、周辺情報取得部8及び車両制御部9を有する。
情報制御部3は、地図データ取得部10、経路探索部11、位置特定部12、経路特定部13及び誘導部14等の所定の機能を実現する機能部を含み、図示していないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)を備える。情報制御部3のCPUは、ROMに格納された各種プログラムを読み出して、RAMに展開して実行することで、各種プログラムに関する機能を実現する。また、地図データ取得部10、経路探索部11、位置特定部12、経路特定部13及び誘導部14等の機能部はプログラムによって実現される機能である。
記憶部4は、ハードディスクやSD−RAM等の大容量記憶媒体で構成されている。記憶部4には、経路探索処理、車両2の位置特定、車両誘導制御等に用いられる地図データ20が記憶されている。地図データ20は、道路ネットワークデータ30、車線ネットワークデータ31、地物データ32及び属性データ33を有している。
道路ネットワークデータ30は、道路の交差点や分岐地点を含む複数の地点情報及び道路の所定区間に関する情報を含む複数の道路区間情報を有し、その複数の地点情報及びその複数の道路区間情報により道路の繋がりを表す情報である。車線ネットワークデータ31は、その車線区間情報を識別するための識別情報、その車線区間情報に対応する車線の中央線の座標点列を表す座標情報、その車線区間情報に対応する区間の退出側の区間に対応する車線区間情報の識別情報である退出側識別情報、その車線区間に対応する区間の進入側の区間に対応する進入側識別情報等が含まれている。地物データ32は、直進や右左折等の道路標示をあらわす道路標示情報や導流体(ゼブラゾーン)をあらわす導流体情報を含むものである。属性データ33は、道路ネットワークデータ30の道路区間情報と車線ネットワークデータ31の車線区間情報、車線ネットワークデータ31の車線区間情報と地物データ32の道路標示情報と、車線ネットワークデータ31の車線区間情報と地物データ32の導流体情報とを各々関連付けるための関連情報を含むものである。なお、道路標示情報、導流体情報、関連情報の詳細は後述する。
入力部5は、利用者から経路設定や車両誘導のための指示入力を受付ける。位置取得部6は、GPS(Global Positioning System)を構成する人工衛星から受信した電波や、車両2に備えられたジャイロからの信号に基づいて、緯度及び経度を含む車両2の位置に関する位置情報を取得する。車速情報取得部7は、車速センサから取得したパルス信号に基づいて、車両2の速度に関する情報を取得する。周辺情報取得部8は、車両周辺の信号機、標識及び道路の標示ペイント(例えば、区画線)、路面、他の車両等の被写体の画像情報である車両2の周辺情報を取得する。周辺情報取得部8は、他の車両等によって送信された他車両等の走行状況(走行中、停止中)をあらわす交通情報を取得するものとしてもよい。
地図データ取得部10は、地図データの取得要求に応じて、記憶部4に記憶されている所望の地図データ20を抽出する。経路探索部11は、記憶部4に記憶されている道路ネットワークデータ30を用いて経路探索処理を実行する。具体的には、経路探索部11は、道路ネットワークデータ30に含まれる道路区間情報と地点情報とを用いて出発地から目的地に至る経路探索処理を実行する。そして、経路探索処理により出発地から目的地に至るまでの道順(出発地から目的地までを接続する複数の地点情報と複数の道路区間情報)を示す経路情報が作成される。なお、経路探索の手法としては、ダイクストラ法など周知の方法を採用し、道路区間情報に含まれるコスト情報を用いて出発地から目的地までの最短経路を探索する。
位置特定部12は、位置取得部6により取得された位置情報から車両2の位置が道路上のいずれの位置であるかを特定したり、位置取得部6により取得された位置情報に加え、地物データ32及び周辺情報取得部8により取得された周辺情報から車両2の位置が道路上のいずれの位置であるかを特定する。
経路特定部13は、経路探索部11で作成された道路ネットワークデータ30の経路情報を用いて、関連情報により車線ネットワークデータ31に経路を特定する処理を行う。
誘導部14は、車両制御部9が道路の所定の車線に沿って移動するように車両を制御するための誘導情報を生成し、周辺情報取得部8や車両制御部9に出力する。車両制御部9は、誘導情報に基づき道路の所定の車線に沿って移動するように車両2を制御(操舵、加速・減速、停止等)する。
なお、制御システム1は、情報制御部3及び記憶部4が車両2内に搭載されずサーバ内に搭載され、サーバ内の情報制御部3が、入力部5、位置取得部6、車速情報取得部7及び周辺情報取得部8の情報を通信情報として受信すると共に、誘導情報を車両制御部9に通信情報として出力する構成であってもよい。また、制御システム1は、記憶部4が、車両2内に搭載されずサーバ内に搭載され、車両2内の情報制御部3が、地図データの取得要求に応じて、記憶部4に記憶されている所望の地図データ20を通信情報によって取得及び受信する構成であってもよい。
図2(a)は実際の一般道路をあらわす図である。ZB1は導流体をあらわしている。AR1は左折の道路標示、AR2は直進及び右折の道路標示をあらわしている。CL1は車線間に存在する白破線の区画線をあらわしている。
図2(b)は地図データ20の概念図である。N1は地点情報、LR1〜LR4は道路区間情報、LL1〜LL14は車線区間情報、ZD1は導流体情報、AD1及びAD2は道路標示情報を各々あらわしている。RL1〜RL8は関連情報をあらわしている。CD1は区画線情報をあらわしている。地図データ20のAまでの区間は実際の道路のAまでの区間、地図データ20のAからBの区間は実際の道路のAからBの区間に対応している。
車線区間情報LL1〜車線区間情報LL11は、関連情報RL1により道路区間情報LR1と関連付けられている。車線区間情報LL12は、関連情報RL2により道路区間情報LR2と関連付けられている。車線区間情報LL13は、関連情報RL3により道路区間情報LR3と関連付けられている。車線区間情報LL3は、関連情報RL4により導流体情報ZD1と関連付けられている。車線区間情報LL6は、関連情報RL5により導流体情報ZD1と関連付けられている。車線区間情報LL8は、関連情報RL6により導流体情報ZD1と関連付けられている。車線区間情報LL11は、関連情報RL7により道路標示情報AD1と関連付けられている。車線区間情報LL10は、関連情報RL8により道路標示情報AD2と関連付けられている。車線区間情報LL14は、関連情報RL9により道路区間情報LR4と関連付けられている。
図3(a)は、道路ネットワークデータ30の地点情報N1及び道路区間情報LR1〜LR4の詳細を説明するための図である。地点情報N1は、その地点情報N1を識別するための識別情報、地点情報に対応する地点の座標をあらわす座標情報、その地点を通行する際の経路コストをあらわすコスト情報及びその地点に接続される所定区間の道路に対応した道路区間情報の識別情報が含まれている。また、道路区間情報LR1〜LR4の各々は、その道路区間情報LR1〜LR4を識別するための識別情報、道路の属性(高速道路、一般道路)をあらわす属性情報、その道路を通行する際の経路コストをあらわすコスト情報が含まれている。
図3(b)は、車線ネットワークデータ31に含まれる車線区間情報LL1〜LL14の詳細を説明するための図である。車線区間情報LL1〜LL14の各々は、その車線区間情報LL1〜LL14を識別するための識別情報と、その車線区間情報LL1〜LL14に対応する車線の中心線の座標点列をあらわす座標情報と、その車線区間情報LL1〜LL14に対応する区間の進入側の区間に対応する車線区間情報の識別情報をあらわす進入側識別情報等と、その車線区間情報LL1〜LL14に対応する区間の退出側の区間に対応する車線区間情報の識別情報をあらわす退出側識別情報とが含まれている。この進入側識別情報と退出側識別情報とにより、車線区間情報に対応する区間の車線の前後のつながりをあらわしている。
図4(a)は、地物データ32に含まれる道路標示情報AD1及びAD2、導流体情報ZD1、区画線情報CD1の詳細を説明するための図である。道路標示情報AD1及びAD2の各々は、その道路標示情報を識別するための識別情報と、その道路標示情報AD1及びAD2に対応する地点の中心線の座標点列をあらわす座標情報と、その道路標示情報AD1及びAD2に対応する道路標示が指し示す進行方向を識別するための種別情報を含んでいる。
導流体情報ZD1は、その導流体情報を識別するための識別情報と、その導流体情報ZD1に対応する地点の中心線の座標点列をあらわす座標情報と、その導流体情報ZD1に対応する導流体の種別をあらわす種別情報と、その導流体情報ZD1に対応する導流体が含まれる車線間の通行可否をあらわす通行可否情報と、その導流体情報ZD1に対応する導流体を他の移動体が通行する可能性をあらわす通行可能性情報とを含んでいる。なお、本実施形態においては、種別情報は、種別が白線の導流帯であることをあらわす「白線(導流帯)」の情報を有している。通行可否情報は、その導流帯を車両が通行することが法律的に禁止されていない場合には「可」の情報を、その導流帯を車両が通行することが法律的に禁止されている場合には「不可」の情報を有しており、本実施形態においては、「可」の情報を有している。通行可能性情報は、導流帯の走行方向の長さが所定値以上の場合等の導流帯上を車両が走行する可能性がない(又は低い)場合には「なし」の情報を、導流帯の走行方向の長さが所定値以下の場合等の導流帯上を車両が走行する可能性がある場合には「あり」の情報を有しており、本実施形態においては、「なし」の情報を有している。
区画線情報CD1は、その区画線情報を識別するための識別情報と、その区画線情報CD1に対応する地点の中心線の座標点列をあらわす座標情報と、その区画線情報CD1の種別を表す種別情報とを含んでいる。
図4(b)は、属性データ33の関連情報RL1〜RL8の詳細を説明するための図である。関連情報RL1〜RL8の各々は、その関連情報RL1〜RL8を識別するための識別情報を含んでいる。関連情報RL1は道路区間情報LR1と車線区間情報LL1〜LL11とが関連していることをあらわすために道路区間情報LR1と車線区間情報LL1〜LL11の識別情報を含んでいる。関連情報RL2は道路区間情報LR2と車線区間情報LL12とが関連していることをあらわすために道路区間情報LR2と車線区間情報LL12の識別情報を含んでいる。関連情報RL3は道路区間情報LR3と車線区間情報LL13とが関連していることをあらわすために道路区間情報LR3と車線区間情報LL13の識別情報を含んでいる。関連情報RL4は車線区間情報LL3と導流体情報ZD1とが関連していることをあらわすために車線区間情報LL3と導流体情報ZD1の識別情報を含んでいる。関連情報RL5は車線区間情報LL6と導流体情報ZD1とが関連していることをあらわすために車線区間情報LL6と導流体情報ZD1の識別情報を含んでいる。関連情報RL6は車線区間情報LL8と導流体情報ZD1とが関連していることをあらわすために車線区間情報LL8と導流体情報ZD1の識別情報を含んでいる。関連情報RL7は車線区間情報LL11と道路標示情報AD1とが関連していることをあらわすために車線区間情報LL11と道路標示情報AD1の識別情報を含んでいる。関連情報RL8は車線区間情報LL10と道路標示情報AD2とが関連していることをあらわすために車線区間情報LL10と道路標示情報AD2の識別情報を含んでいる。関連情報RL9は道路区間情報LR4と車線区間情報LL14とが関連していることをあらわすために道路区間情報LR4と車線区間情報LL14の識別情報を含んでいる。
図5は、実施形態1の走行支援処理の動作フローを説明するための図である。
情報制御部3は、地点情報N1及び道路区間情報LR1〜LR4を含む道路ネットワークデータ30を利用して経路の探索を行う経路探索処理と、車線ネットワークデータ31のうち上記の経路に含まれる道路区間情報LR1〜LR4と関連付けがある車線区間情報LL1〜LL14を特定する特定処理と、その特定された車線区間情報を含む属性データ33を利用して車両2の走行が制御されるようにする誘導処理とを行う。
以下で具体的に、経路探索処理、特定処理、誘導処理について説明する。
情報制御部3(経路探索部11)は、経路探索処理として以下の処理を行う。
位置取得部6によって取得した現在地情報に対応する車両2の現在地に最も近い地点に対応する地点情報(以下「現在地特定地点情報」という。)を地点情報N1を含む道路ネットワークデータ30を用いて特定する(ステップS10)。次に、走行支援装置の操作者が入力部走行支援装置の操作者が入力部5を介して目的地情報を入力し、その目的地情報に対応する目的地に最も近い地点に対応する地点情報(以下「目的地特定地点情報」という。)を地点情報N1を含む道路ネットワークデータ30を用いて特定する(ステップS20)。そして、道路区間情報LR1〜LR4を含む道路ネットワークデータ30のコスト情報を利用して、現在地特定地点情報から目的地特定地点情報までの経路(道路区間情報と地点情報とによるつながり)のコストが最小になる経路を探索することにより、道路ネットワークデータ30に経路情報が生成される。(ステップS30)。
情報制御部3(経路特定部13)は、特定処理として以下の処理を行う。
属性データ33の関連情報を用いて、車線ネットワークデータ31に含まれる車線区間情報LL1〜LL14のうち、道路ネットワークデータ30の経路に含まれる道路区間情報と関連付けられている車線区間情報を特定する(ステップS40)。この処理により、車線ネットワークデータ31に経路が特定される。
情報制御部3(誘導部14)は、誘導処理として以下の処理を行う。ここでは、ステップS30で生成された経路が道路ネットワークデータ30のうち道路区間情報LR1、地点情報N1、道路区間情報LR2に至る経路を用いて誘導処理の例を説明する。
まず、位置取得部6によって取得した現在地情報から車両2の現在地の座標を算出する(ステップS50)。ステップS40で特定された経路に含まれる車線区間情報であって、算出された現在地の座標に最も近い座標の座標情報を有する車線区間情報LL1を特定し、車両2の現在地の座標情報とその車線区間情報LL1に含まれる座標情報とを比較し、車両2が経路上の車線区間情報LL1の座標情報の座標点列に沿って移動するように制御するための誘導情報を生成し車両制御部9に出力する。
車線区間情報LL1の退出側識別情報LL3及びLL4から車線区間情報LL3及びLL4を抽出する。そして、車線区間情報LL3及びLL4に関連する属性データ33の関連情報を用いて、関連情報RL4により車線区間情報LL3は導流帯情報ZD1と関連付けされていると判断するとともに、車線区間情報LL4は導流帯情報ZD1と関連付けされていないことを判断することにより、それらのうち、導流体情報ZD1と関連付けられていない車線区間情報LL4を特定する。そして導流体情報ZD1に関連付けられていない車線区間情報LL4に対応する区間に関する複数の画像情報を周辺情報取得部9によって取得する。その複数の画像情報の各々に含まれる他の車両等の位置情報を比較することにより、他の車両等が車線区間情報LL4に対応する区間において停止しているか否かを判定する。他の車両等が車線区間情報LL4に対応する区間において停止していないと判定すると、車両2が車線区間情報LL4に対応する区間を通行可能であると判定する。一方で、他の車両等が車線区間情報LL4に対応する区間において停止していると判定すると、車両2が車線区間情報LL4に対応する区間を通行できないと判定する。
また、周辺情報取得部8を用いて車線区間情報LL4に対応する区間を通行する他の車両等から送信された交通情報を取得し、その交通情報に含まれる他の車両等の走行状況が停止中であるか否かを判定する。他の車両等が車線区間情報LL4に対応する区間において停止していないと判定すると、車両2が車線区間情報LL4に対応する区間を通行可能であると判定する。一方で、他の車両等が車線区間情報LL4に対応する区間において停止していると判定すると、車両2が車線区間情報LL4に対応する区間を通行できないと判定するものとしても良い。
(1)車両2が車線区間情報LL4に対応する区間を通行可能であると判定すると、車線
区間情報LL4の座標点列に沿って移動するように制御するための誘導情報を生成し車両制御部9に出力する。
(2)車両2が車線区間情報LL4に対応する区間を通行できないと判定すると、導流体情報ZD1と関連付けられた車線区間情報LL3の座標点列に沿って移動するように制御するための誘導情報を生成し車両制御部9に出力する(ステップS60)。
上記の車線区間情報LL4の座標点列に沿って移動するように制御するための誘導情報を生成し車両制御部9に出力する処理が、関連付けを用いて導流体の標示された区間を避けて走行するように車両を誘導させる誘導処理を行う制御部の一例である。
また、上記の導流体情報ZD1と関連付けられた車線区間情報LL3の座標点列に沿って移動するように制御するための誘導情報を生成し車両制御部9に出力する処理が、車両が導流体の標示された区間の幅方向に隣接する車線を走行できない場合、導流体の標示された区間を走行するように車両を誘導させる誘導処理を行う制御部の一例である。
なお、上述の処理(ステップS60)は以下で説明する処理に変更してもよい。
(3)関連情報を含む属性データ33を用いて、車線区間情報LL1の退出側識別情報LL3及びLL4のうち、導流体情報ZD1と関連付けられていない車線区間情報LL4を特定する。周辺情報取得部9によって区画線CL1の画像情報を取得し、区画線CL1の画像情報と区画線情報CD1に含まれる座標情報とを比較する。区画線CL1の画像情報と区画線情報CD1の座標情報とが一致する場合、車両2が車線区間情報LL4に対応する区間を通行可能であると判定する。そして、車線区間情報LL4の座標点列に沿って移動するようにするように制御するための誘導情報を生成し車両制御部9に出力する。
(4)一方で区画線CL1の画像情報と区画線情報CD1の座標情報とが一致しない場合、車両2が車線区間情報LL4に対応する区間を通行できないと判定する。そして、車線区間情報LL3の座標点列に沿って移動するように制御するための誘導情報を生成し車両制御部9に出力する。この区画線CL1の画像情報と区画線情報CD1の座標情報が一致しない場合は、例えば積雪等によって区画線CL1の画像情報を取得できないことが考えられる。
以上のように、実施形態1では、導流体情報は少なくとも一部に導流体の表示された区間に対応する区間情報と関連付けられており、情報制御部3(誘導部14)は、当該関連付けを用いて導流体の表示された区間を避けて走行するように車両2を誘導させることができる。一方で、車両が導流体の表示された区間の幅方向に隣接する車線を走行できない場合、導流体の表示された区間を走行するように車両2を誘導させることができる。
<実施形態2>
次に、図6乃至図9を用いて実施形態2の制御システムを用いた走行支援処理を説明する。実施形態2の制御システムのシステム構成は実施形態1と同一である。
図6(a)は実際の一般道路をあらわす図である。ZB21は導流体をあらわしている。AR21は左折の道路標示、AR22は直進及び右折の道路標示をあらわしている。CL21は車線間に存在する白破線の区画線をあらわしている。車両2は、車線区間情報LL27に対応する区間を走行している。
図6(b)は地図データ20の概念図である。N21は地点情報、LR21〜LR24は道路区間情報、LL21〜LL34は車線区間情報、ZD21は導流体情報、AD21及びAD22は道路標示情報を各々あらわしている。RL21〜RL29は関連情報をあらわしている。CD21は区画線情報をあらわしている。地図データ20のAまでの区間は実際の道路のAまでの区間、地図データ20のAからBの区間は実際の道路のAからBの区間に対応している。
車線区間情報LL21〜LL31は、関連情報RL21により道路区間情報LR21と関連付けられている。車線区間情報LL32は、関連情報RL22により道路区間情報LR22と関連付けられている。車線区間情報LL33は、関連情報RL23により道路区間情報LR23と関連付けられている。車線区間情報LL23は、関連情報RL24により導流体情報ZD21と関連付けられている。車線区間情報LL26は、関連情報RL25により導流体情報ZD21と関連付けられている。車線区間情報LL28は、関連情報RL26により導流体情報ZD21と関連付けられている。車線区間情報LL31は、関連情報RL27により道路標示情報AD21と関連付けられている。車線区間情報LL30は、関連情報RL28により道路標示情報AD22と関連付けられている。車線区間情報LL34は、関連情報RL29により道路区間情報LR24と関連付けられている。
図7(a)は、道路ネットワークデータ30の地点情報N21及び道路区間情報LR21〜LR24の詳細を説明するための図であり、その具体的構成は、実施形態1で説明した図3(a)の構成と同じである。
図7(b)は、車線ネットワークデータ31の車線区間情報LL21〜LL34の詳細を説明するための図であり、その具体的構成は、実施形態1で説明した図3(b)の構成と同じである。
図8(a)は、地物データ32の道路標示情報AD21及びAD22、導流体情報ZD21、区画線情報CD21の詳細を説明するための図であり、その具体的構成は実施形態1で説明した図4(a)の構成と同じである。
図8(b)は、属性データ33の関連情報RL21〜RL29の詳細を説明するための図であり、その具体的構成は実施形態1で説明した図4(b)の構成と同じである。
図9は、実施形態2の走行支援処理の動作フローを説明するための図である。このうち、経路探索処理、特定処理は実施形態1におけるステップS10〜S40(図5参照)の処理と同じである。
情報制御部3(周辺情報取得部8、車両制御部9)は走行支援情報生成処理として以下の処理を行う。ここでは、ステップS30で生成された経路が道路ネットワークデータ30のうち道路区間情報LR21、地点情報N21、道路区間情報LR22にいたる経路を用いて走行支援情報生成処理の例を説明する。
まず、位置取得部6によって取得した現在地情報から車両2の現在地の座標を算出する(ステップS100)。ステップS40で特定された経路に含まれる車線区間情報であって、算出された現在地の座標に最も近い座標の座標情報を有する車線区間情報LL27を特定し、車両2の現在地の座標情報とその車線区間情報LL27に含まれる座標情報とを比較し、車両2が経路上の車線区間情報LL27の座標情報の座標点列に沿って移動するように制御するための誘導情報を生成し車両制御部9に出力する。
車線区間情報LL27の退出側識別情報及び属性データ33の関連情報を用いて、車線区間情報LL27の退出側識別情報LL29及びLL30から車線区間情報LL29及びLL30を抽出し、それらは、導流体情報ZD21と関連付けられていないと特定する。次に、車線区間情報LL29及び車線区間情報LL30の退出側識別情報及び属性データ33の関連情報を用いて、車線区間情報LL29の退出側識別情報LL28から車線区間情報LL28を抽出し、車線区間情報LL30の退出側識別情報LL33から車線区間情報LL33を抽出し、導流体情報ZD21と関連付けられているか特定する。このうち、車線区間情報LL28は関連情報RL26によって導流体情報ZD21と関連付けられているため、車線区間情報LL28は導流体情報ZD21と関連付けられていることを特定する。そして、導流体情報ZD21の通行可能性情報「あり」を取得する。
車線区間情報LL28に関連付けられた導流体情報ZD21の通行可能性「あり」に基づいて、車両2が合流先となる車線区間情報LL28に対応する区間を走行する他の車両に注意を払うように走行支援情報を生成し、周辺情報取得部8及び/または車両制御部9に出力する。この走行支援情報の一例として、車両制御部9が合流先の車線において他の車両が近づいていないタイミングで合流するように制御するための情報、車両制御部9が合流先の車線に合流するために車両2の走行速度を加速させる制御をするための情報、周辺情報取得部8が車両2の合流先の車線側の画像情報及び/または車両2の合流先の車線側の他車両の交通情報を取得開始するための情報等が存在する。
ここで、車両2が合流先となる車線区間情報LL28に対応する区間を走行する車両に加えて、車線区間情報LL28の退出側識別情報LL31及び進入側識別情報LL26に基づいて、車線区間情報LL31及び車線区間情報LL26に対応する区間を走行する他の車両に注意を払うように走行支援情報を生成し、周辺情報取得部8及び/または車両制御部9に出力しても良い(ステップS110)。
上記の処理は、車両が導流体の表示された区間の幅方向に隣接する車線を走行している場合、関連付けを用いて他の移動体が導流体の表示された区間を走行する可能性があることを考慮した走行支援を行う制御部の一例である。なお、導流体情報ZD21の通行可能性情報「なし」を取得した場合には、他の移動体が導流体の表示された区間を走行する可能性があることを考慮した走行支援を行う処理はしない。
以上のように、実施形態2では、導流体情報は区間情報と関連付けられており、情報制御部3(周辺情報取得部8及び/または車両制御部9)は、当該関連付けを用いて他の移動体が導流体の表示された区間を走行する可能性があることを考慮した走行支援を行うことができる。
<実施形態3>
次に、図10乃至図13を用いて実施形態3の制御システムを用いた走行支援処理を説明する。実施形態3の制御システムのシステム構成は実施形態1と同一である。
図10(a)は実際の一般道路をあらわす図である。ZB41は導流体をあらわしている。CL41は車線間における導流体上にあらわされた白実線の区画線であり、一方の車線から区画線CL41を超えて他方の車線側への車線変更が禁止されていることをあらわしている。車両2は、車線区間情報LL41に対応する区間を走行している。
図10(b)は地図データ20の概念図である。N41は地点情報、LR41は道路区間情報、LL41〜LL51は車線区間情報、ZD41は導流体情報、CD41は区画線情報、RL41〜RL43は関連情報をあらわしている。地図データ20のAまでの区間は実際の道路のAまでの区間、地図データ20のAからBの区間は実際の道路のAからBの区間に対応している。
車線区間情報LL41〜LL51は、関連情報RL41により道路区間情報LR41と関連付けられている。車線区間情報LL44は、関連情報RL42により導流体情報ZD41と関連付けられている。車線区間情報LL49は、関連情報RL43により導流体情報ZD41と関連付けられている。
図11(a)は、道路ネットワークデータ30の地点情報N41及び道路区間情報LR41の詳細を説明するための図であり、その具体的構成は、実施形態1で説明した図3(a)の構成と同じである。
図11(b)は、車線ネットワークデータ31の車線区間情報LL41〜LL51の詳細を説明するための図であり、その具体的構成は、実施形態1で説明した図3(b)の構成と同じである。
図12(a)は、地物データ32の導流体情報ZD41、区画線情報CD41の詳細を説明するための図であり、その具体的構成は実施形態1で説明した図4(a)の構成と同じである。
図12(b)は、属性データ33の関連情報RL41〜RL43の詳細を説明するための図であり、その具体的構成は実施形態1で説明した図4(b)の構成と同じである。
図13は、実施形態3の走行支援処理の動作フローを説明するための図である。このうち、経路探索処理、特定処理は実施形態1におけるステップS10〜S40(図5参照)の処理と同じである。
情報制御部3(誘導部14)は、誘導処理として以下の処理を行う。
まず、位置取得部6によって取得した現在地情報から車両2の現在地の座標を算出する(ステップS200)。ステップS40で特定された経路に含まれる車線区間情報であって、算出された現在地の座標に最も近い座標の座標情報を有する車線区間情報LL41を特定し、車両2の現在地の座標情報とその車線区間情報LL41に含まれる座標情報とを比較し、車両2が経路上の車線区間情報LL41の座標情報の座標点列に沿って移動するように制御するための誘導情報を生成し車両制御部9に出力する。
車線区間情報LL41の退出側識別情報及び属性データ33の関連情報を用いて、車線区間情報LL41の退出側識別情報LL43及び退出側識別情報LL44から車線区間情報LL43及び車線区間情報LL44を抽出する。車線区間情報LL43及びLL44に関連する属性データ33の関連情報を用いて、関連情報RL42により車線区間情報LL44は導流帯情報ZD41と関連付けされていると判断するとともに、車線区間情報LL43は導流帯情報ZD41と関連付けされていないことを判断することにより、それらのうち、導流体情報ZD41と関連付けられた車線区間情報LL44を特定する。次に、導流体情報ZD41の通行可否情報「不可」を取得する。車線区間情報LL44に関連付けられた導流体情報ZD41の通行可否情報「不可」に基づいて、車両2が車線区間情報LL44に対応する区間が通行できないと判定する。
そして、車両2の現在地の座標情報と車線区間情報LL41の退出側の車線区間情報LL43に含まれる座標情報とを比較し、車両2が経路上の車線区間情報LL43の座標情報の座標店列に沿って移動するように制御するための誘導情報を生成し車両制御部9に出力する(ステップS210)。
この処理が、関連付けを用いて導流体の標示された区間を避けて走行するように車両2を誘導させる誘導処理を行う制御部の一例である。
以上のように、実施形態3では、導流体情報は少なくとも一部に導流体の表示された区間に対応する区間情報と関連付けられており、情報制御部3(誘導部14)は、当該関連付けを用いて導流体の表示された区間を避けて走行するように車両2を誘導させることができる。
<変形例>
なお、本発明は上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能である。例えば次のような変形が可能である。
実施形態1及び実施形態3において、関連付けを用いて導流体の標示された区間を避けて走行するように車両2を誘導させる誘導処理を説明した。この誘導処理において、車両2の種別に基づいて、導流体の表示された区間を走行するように車両2を誘導させる誘導処理を行うものとしても良い。
上記の処理の一例として、車両2の種別が救急車やパトロールカー、道路管理会社の車両等の緊急車両である場合には、導流体の表示された区間を走行するように車両2を誘導させる誘導処理を行うものとしても良い。
一方で、車両2の種別が自家用車両や業務用車両等の一般車両である場合には、関連付けを用いて導流体の標示された区間を避けて走行するように車両2を誘導させる誘導処理を行うものとしても良い。
また、上記の誘導処理において、車両2の進行方向に応じて導流体までに車線変更を行うものとしても良い。例えば、図2の例において、車両2が直進する場合、地物データ32の道路標示情報AD1及びAD2を用いて、種別情報が直進を含む道路標示情報AD2を特定する。そして、道路標示情報AD2に関連する属性データ33の関連情報を用いて、関連情報RL8により車線区間情報LL10は道路標示情報AD2と関連付けされていると判断する。
車線区間情報LL1の退出側識別情報LL3及びLL4から車線区間情報LL3及びLL4を抽出する。そして、車線区間情報LL3及びLL4に関連する属性データ33の関連情報を用いて、関連情報RL4により車線区間情報LL3は導流体情報ZD1と関連付けされていると判断するとともに、車線区間LL4は導流体情報ZD1と関連付けられていないことを判断する。
そして、車線区間情報LL10の進入側識別情報LL7、車線区間情報LL4の退出側識別情報LL7を特定し、車線区間情報LL1、LL4、LL7、LL10の座標点列に沿って移動するように制御するための誘導情報を生成し車両制御部9に出力する。
なお、地図データ20として、実施形態1乃至実施形態3並びに変形例の少なくとも2つで説明した情報を含み、その地図データ20を用いて、実施形態1の処理(図5)、実施形態2の処理(図9)、実施形態3の処理(図13)の少なくとも2つで説明した処理を全て行う構成であっても良いし、地図データ20として、実施形態1乃至実施形態3並びに変形例の全てで説明した情報を含み、その地図データ20を用いて、実施形態1の処理(図5)、実施形態2の処理(図9)、実施形態3の処理(図13)の少なくとも2つの全てで説明した処理を全て行う構成であっても良い。
特許文献1により実現される経路案内システムは、自車が走行するのが推奨されない非推奨領域に進入した場合、非推奨領域の接続先のレーンが推奨レーンである場合、レーン案内を行わないものであった。同じ非推奨領域であっても、その非接続先領域が通行に適さない場合や、その非接続先領域の隣接するレーンを通行できない場合等に、必ずしも望ましい誘導制御とならないことがあった。上記で説明した実施形態は、これらの課題を解決するものである。
以上の実施形態の全部又は一部に記載された態様は、移動体を適切に誘導制御することを可能とする制御システム及び当該制御システムに用いられる地図データのデータ構造を提供すること、処理速度の向上、処理精度の向上、使い勝手の向上、データを利用した機能の向上又は適切な機能の提供その他の機能向上又は適切な機能の提供、データ及び/又はプログラムの容量の削減、装置及び/又はシステムの小型化等の適切なデータ、プログラム、記録媒体、装置及び/又はシステムの提供、並びにデータ、プログラム、装置又はシステムの制作・製造コストの削減、制作・製造の容易化、制作・製造時間の短縮等のデータ、プログラム、記録媒体、装置及び/又はシステムの制作・製造の適切化のいずれか一つの課題を解決する。
1 制御システム、2 車両、3 情報制御部、4 記憶部、5 入力部、6 位置取得部、7 車速情報取得部、8 周辺情報取得部、9 車両制御部、10 地図データ取得部、11 経路探索部、12 位置特定部、13 経路特定部、14 誘導部、20 地図データ、30 道路ネットワークデータ、31 車線ネットワークデータ、32 地物データ、33 属性データ

Claims (4)

  1. 車両の走行を支援する制御システムであって、
    道路を構成する車線の所定区間に関する情報を各々に含む複数の区間情報により車線のつながりをあらわすネットワークデータと、
    道路を構成する車線に標示された導流体に関する導流体情報とを有する記憶部を有し、
    前記導流体情報は、少なくとも一部に前記導流体の標示された区間に対応する前記区間情報と関連付けられており、
    前記制御システムは、さらに、前記関連付けを用いて前記導流体の標示された区間を避けて走行するように前記車両を誘導させる誘導処理を行う制御部を有する制御システム。
  2. 前記制御部は、前記車両が前記導流体の標示された区間の幅方向に隣接する車線を走行できない場合、前記導流体の標示された区間を走行するように前記車両を誘導させる誘導処理を行う請求項1記載の制御システム。
  3. 車両の走行を支援する制御システムであって、
    道路を構成する車線の所定区間に関する情報を各々に含む複数の区間情報により車線のつながりをあらわすネットワークデータと、
    道路を構成する車線に標示された導流体に関する導流体情報とを有する記憶部を有し、
    前記導流体情報は、前記区間情報と関連付けられており、
    前記制御システムは、さらに、前記車両が前記導流体の標示された区間の幅方向に隣接する車線を走行している場合、前記関連付けを用いて他の移動体が前記導流体の標示された区間を走行する可能性があることを考慮した走行支援を行う制御部を有する制御システム。
  4. 制御部の処理に用いられ、記憶部に記憶されるデータのデータ構造であって、
    前記記憶部が、道路を構成する車線の所定区間に関する情報を各々に含む複数の区間情報により車線のつながりをあらわすネットワークデータと、
    道路を構成する車線に標示された導流体に関する導流体情報とを有し、
    前記導流体情報は、少なくとも一部に前記導流体の標示された区間に対応する区間情報と関連付けられており、
    前記制御部が、前記関連付けを用いて前記導流体情報を取得させる処理に用いられるデータのデータ構造。

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