JP2021004784A - 運転支援システム及び地図データのデータ構造 - Google Patents

運転支援システム及び地図データのデータ構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2021004784A
JP2021004784A JP2019118308A JP2019118308A JP2021004784A JP 2021004784 A JP2021004784 A JP 2021004784A JP 2019118308 A JP2019118308 A JP 2019118308A JP 2019118308 A JP2019118308 A JP 2019118308A JP 2021004784 A JP2021004784 A JP 2021004784A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lane
information
section
control unit
road
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019118308A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021004784A5 (ja
Inventor
信也 沢田
Shinya Sawada
信也 沢田
悠介 花村
Yusuke Hanamura
悠介 花村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zenrin Co Ltd
Original Assignee
Zenrin Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Zenrin Co Ltd filed Critical Zenrin Co Ltd
Priority to JP2019118308A priority Critical patent/JP2021004784A/ja
Publication of JP2021004784A publication Critical patent/JP2021004784A/ja
Publication of JP2021004784A5 publication Critical patent/JP2021004784A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Navigation (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

【課題】移動体を適切に誘導制御することを可能とする運転支援システム及び当該運転支援システムにおいて用いられる地図データのデータ構造を提供することを課題とする。【解決手段】道路の一部を構成する第1の車線と車線幅方向に隣接する第2の車線との合流により前記第1の車線が減少することを示す道路標示に関する情報である道路標示情報を記憶した記憶部と、前記道路標示情報に基づいて、前記第1の車線が前記第2の車線との合流により減少することを判断する制御部とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、移動体の走行の支援を行うことが可能な技術に関する。
従来、分岐点における車線の指示と分岐方向の案内を目的として、分岐点の手前から分岐点までの間に合流点又は車線減少地点が存在するか否かを判定し、分岐点における適切な案内を行う車両ナビゲーション技術が提案されている(特許文献1)
特許3557902号公報
本発明は、移動体を適切に誘導制御することを可能とする運転支援システム及び当該運転支援システムにおいて用いられる地図データのデータ構造を提供することを課題とする。
本発明の一実施態様として、道路の一部を構成する第1の車線と車線幅方向に隣接する第2の車線との合流により前記第1の車線が減少することを示す道路標示に関する情報である道路標示情報を記憶した記憶部と、前記道路標示情報に基づいて、前記第1の車線が前記第2の車線との合流により減少することを判断する制御部とを備えた運転支援システムを提供する。
また、他の態様として、前記道路標示情報には、第1の車線が減少する方向に関する識別情報が含まれており、前記制御部は、前記識別情報に基づいて、前記第1の車線が減少する方向を判断する運転支援システムを提供する。
また、他の態様として、前記道路標示は、前記第1の車線が減少する方向を示す矢印標示であり、前記第1の車線が減少する方向は、前記第1の車線に沿った方向と、前記矢印標示が指す方向とが成す角に基づいて定められる運転支援システムを提供する。
また、他の態様として、道路の一部を構成する第1の車線に含まれる第1の区間に対応する第1の区間情報と、前記第1の車線と車線幅方向に隣接する第2の車線との合流により前記第1の車線が減少する方向を示す情報であって、前記第1の区間情報と関連付けられた道路標示情報とを記憶した記憶部と、前記道路標示情報に基づいて、前記第1の車線が前記第2の車線との合流により減少することを判断する制御部とを備えた運転支援システムを提供する。
また、他の態様として、制御部及び記憶部を備え、前記記憶部に記憶される地図データのデータ構造であって、前記地図データに含まれる第1の区間情報は、道路の一部を構成する第1の車線に含まれる第1の区間を識別する第1の識別情報と、前記第1の区間に関する情報と、前記第1の区間の退出側の第2の区間に関する情報を含む第2の区間情報を特定可能とする第2の識別情報とを含み、前記地図データは、さらに、前記第1の車線と車線幅方向に隣接する第2の車線との合流により前記第1の車線が減少することを示す道路標示に関する情報であって、前記第2の区間情報に関連付けられた道路標示情報とを含み、前記第1の区間情報が特定された場合に、前記第2の識別情報に基づいて前記第2の区間情報を前記制御部が特定する処理と、前記第2の区間情報に関連付けられた前記道路標示情報に基づいて、前記第1の車線が前記第2の車線との合流により減少することを前記制御部が判断する処理とに用いられるデータ構造を提供する。
また、他の態様として、制御部及び記憶部を備え、前記記憶部に記憶される地図データのデータ構造であって、前記地図データに含まれる第1の区間情報は、道路の一部を構成する第1の車線に含まれる第1の区間を識別する第1の識別情報と、前記第1の区間に関する情報と、前記第1の区間の退出側の第2の区間に関する情報を含む第2の区間情報を特定可能とする第2の識別情報とを含み、前記地図データは、さらに、前記第1の車線と車線幅方向に隣接する第2の車線との合流により前記第1の車線が減少すること及び前記第1の車線が減少する方向を判断可能とする情報であって、前記第2の区間情報に関連付けられた道路標示情報とを含み、前記第1の区間情報が特定された場合に、前記第2の識別情報に基づいて前記第2の区間情報を前記制御部が特定する処理と、前記第2の区間情報に関連付けられた前記道路標示情報に基づいて、前記第1の車線が前記第2の車線との合流により減少することを前記制御部が判断する処理とに用いられるデータ構造を提供する。
なお、上述した特徴は、本発明の特徴のすべてを列挙したものではなく、これらを要部とする構成(または方法)もまた発明となり得る。
実施例1に対応する運転支援システムの構成図。 実施例1に対応する地図データの概念の説明図。 実施例1に対応する地図データの概念の説明図。 実施例1に対応するフローチャート。 実施例1に対応する地図データの説明図。 実施例1に対応する地図データの説明図。 実施例2に対応する運転支援システムの構成図。 実施例2に対応する地図データの概念の説明図。 実施例2に対応する地図データの概念の説明図。 実施例2に対応する地図データの説明図。 実施例2に対応するフローチャート。 実施例3に対応する地図データの説明図。 変形例5に対応する地図データの概念の説明図。
以下、本発明を具体化した実施例について説明する。
<実施例1>
図1に本実施例における運転支援装置としての運転支援システム10を示す。本実施例における運転支援システム10は、移動体である車両20に搭載され、情報制御部30、記憶部40、入力部21、位置取得部22、車速情報取得部23、周辺情報取得部24及び車両制御部25を備えて構成されている。
入力部21は、利用者から経路設定や車両誘導のための指示入力を受付ける。位置取得部22は、GPS(Global Positioning System)を構成する人工衛星から受信した電波や、車両20に備えられたジャイロからの信号に基づいて、緯度及び経度を含む車両の位置に関する位置情報を取得する。位置取得部22は、GPS(Global Positioning System)を構成する人工衛星から受信した電波や、車両20に備えられたジャイロからの信号に基づいて、緯度及び経度を含む車両20の推定位置に関する推定位置情報を取得する。車速情報取得部23は、車速センサから取得したパルス信号に基づいて、車両20の速度に関する情報を取得する。周辺情報取得部24は、車両周辺の標識や道路標示等の被写体の画像情報である車両20の周辺情報を取得する。
車両制御部25は、誘導部35から取得した情報に基づいて、車両20の速度制御や操舵制御などを実行する。
情報制御部30は、地図データ取得部31、経路探索部32、位置特定部33、経路特定部34及び誘導部35等の所定の機能を実現する機能部を含み、図示していないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(R
andom Access Memory)を備える。情報制御部のCPUは、ROMに格納された各種プログラムを読み出して、RAMに展開して実行することで、各種プログラムに関する機能を実現する。また、地図データ取得部31、経路探索部32、位置特定部33、経路特定部34及び誘導部35等の機能部はプログラムによって実現される機能である。
記憶部40は、ハードディスクやSD−RAM等の大容量記憶媒体で構成されている。記憶部40には、経路探索処理、車両20の位置特定処理、車両誘導制御処理等に用いられる地図データ42が記憶されている。地図データ42は、道路ネットワークデータ43、車線ネットワークデータ44、地物データ45、及び属性データ47を含む。
道路ネットワークデータ43には、道路の交差点や分岐地点を含む複数の地点情報及び道路の所定区間に関する情報を含む複数の道路区間情報が含まれている。道路ネットワークデータ43は、複数の地点情報及び複数の道路区間情報により道路の繋がりを表す情報である。車線ネットワークデータ44には、車線ごとに車線の略中心線の形状及び任意の区間で車線を表す複数の車線区間情報が含まれている。車線ネットワークデータ44には、さらに、車線区間情報を識別するための識別情報、車線の略中心線の座標点列を表す座標情報、車線区間の退出側の区間に対応する車線区間情報の識別情報である退出側識別情報、車線区間の進入側の区間に対応する車線区間情報の識別情報である進入側識別情報などが含まれている。地物データ45は、車両20の通行に影響を及ぼす地物に関する情報であり、道路標示情報46を含む。車両20の通行に影響を及ぼす地物には、標識や道路標示、レーンペイントなどが含まれる。道路標示情報46の詳細については後述する。属性データ47には、道路ネットワークデータ43の道路区間情報と車線ネットワークデータ44の車線区間情報とを関連付けるための関連情報48及び車線属性情報49が含まれる。車線属性情報49とは、トンネル区間や登坂車線など車線の性質をあらわす属性に関する情報である。車線属性情報49には、車線区間に関連づく道路標示の有無に関する情報が含まれている。
記憶部40に記憶された道路標示情報46について説明する。道路標示情報46は、道路標示に関する情報である。本実施例では、道路標示情報46には、他の隣接する車線に合流する車線における道路標示に関する情報が含まれている。このような合流地点の例を図2に示した。道路標示A10及び道路標示A20は、車線L20が車両進行方向左側に向かって減少することを示す。道路標示情報46には、道路標示の種別をあらわす属性コード、固有の識別番号、道路標示の位置情報、関連づく車線区間情報の識別情報、及び進行方向に関する識別情報である進行方向コードが含まれる。図3に道路標示及び進行方向コードの対応を示した。道路標示が上向きの矢印の場合、進行方向コードは直進と設定される。また、道路標示が左向きの矢印の場合、進行方向コードは左と設定される。また、道路標示が右向きの矢印の場合、進行方向コードは右と設定される。また、矢印ペイントが変形矢印である場合でも、進行方向コードを設定する。例えば、左向きの変形矢印であれば進行方向コードは左(変形)、右向きの変形矢印であれば進行方向コードは右(変形)と設定される。道路標示に対応する進行方向コードの設定方法については、後述する。図2の道路標示A10及び道路標示A20に対応する道路標示情報46には、右側の車線が減少する方向(左)に関する進行方向コードとして「左」を示す進行方向コードが含まれている。
地図データ取得部31は、地図データの取得要求に応じて、記憶部40に記憶されている地図データ42を抽出する。経路探索部32は、記憶部40に記憶されている道路ネットワークデータ43を用いて経路探索処理を実行する。具体的には、経路探索部32は、道路ネットワークデータ43に含まれる道路区間情報と地点情報とを用いて出発地から目的地に至る経路探索処理を実行する。そして、経路探索処理により出発地から目的地に至るまでの道順(出発地から目的地までを接続する複数の地点情報と複数の道路区間情報)を示す経路情報が作成される。なお、経路探索の手法としては、ダイクストラ法など周知の方法を採用し、道路区間情報に含まれるコスト情報を用いて出発地から目的地までの最短経路を探索する。
位置特定部33は、位置取得部22により取得された位置情報から車両20の位置が道路上のいずれの位置であるかを特定したり、位置取得部22により取得された位置情報に加え、地物データ45及び周辺情報取得部24により取得された周辺情報から車両20の位置が道路上のいずれの位置であるかを特定したりする。
経路特定部34は、経路探索部32で作成された経路情報及び関連情報48を用いて、車線ネットワークデータ44上の経路を特定する処理を行う。具体的には、経路探索処理によって特定された経路に含まれる道路区間情報が関連づく車線区間情報を経路特定部34が記憶部40より抽出する。そして、経路特定部34は、抽出した車線区間情報に基づいて車線ネットワークデータ44上で車両20が走行すべき経路を特定する。
誘導部35は、車両制御部25が道路の所定の車線に沿って移動するように車両20を制御するための誘導情報を生成し、車両制御部25に出力する。
次に、以上のように構成される運転支援システム10を用いて運転支援処理を実行する方法について説明する。
図4は、実施例1の運転支援処理の動作フローを説明するための図である。図4を用いて、運転支援システム10が実行する誘導処理を説明する。車両20は、図2における車線L20を走行しているとする。なお、車線L20は進行方向左側に向かって減少して車線L10に合流する車線である。
まず、情報制御部30は、位置取得部22を介して車両20の推定位置情報を取得する(ステップS10)。次に、地図データ取得部31が、車両20の推定位置周辺の地図データ42を記憶部40から抽出する(ステップS12)。
そして、位置特定部33は、周辺情報取得部24が取得した区画線などの周辺画像情報や地図データ取得部31が取得した車両20の推定位置周辺の地図データ42などを利用して、車両20の詳細な現在地の座標を特定する(ステップS14)。
そして、経路特定部34は、位置特定処理(ステップS14)で算出された現在地の座標に最も近い座標情報を有する車線区間情報を特定する(ステップS16)。そして、地図データ取得部31は、車両20が走行すべき経路前方(例えば、100m前方)における所定区間の車線区間情報及びその車線区間情報に関連する車線属性情報を取得する(ステップS18)。具体的な処理について図2及び図5に基づいて説明する。まず、地図データ取得部31は、図5に示す車線区間情報LS201、LS202及び各車線区間情報に対応する車線属性情報49を取得する。この際、取得される車線属性情報49には、取得対象の車線区間における道路標示の有無に関する情報が含まれる。図5に示すように、車線区間情報LS201には、車線区間情報LS202を特定するための退出側識別情報が含まれている。したがって、地図データ取得部は、車線区間情報LS201を読み出すことで、車線区間情報LS201に含まれる退出側識別情報LS202を用いて、車線区間LS201の退出側の車線区間に対応する車線区間情報LS202を特定することができる。さらに、図6からわかるように、車線区間情報L201及び道路標示情報A10は、道路標示情報46に含まれる車線区間識別情報により関連付けられている。また、車線区間情報L202及び道路標示情報A20は、道路標示情報A20に含まれる車線区間識別情報により関連付けられている。以上のように、退出側識別情報を用いることにより、車両20が現在存在する位置から経路に沿って例えば100m先の車線区間情報を特定することが可能となり、車線区間識別情報を用いることにより、100m先の車線区間情報に関連付いている道路標示情報A10、A20を特定することが可能となる。なお、車両20が走行すべき経路とは、図4のフローにおける処理が開始する前に経路探索部32が実行する経路探索処理により決定された経路である。また、経路が設定されていない場合には、車両20の走行する車線の前方の所定区間を経路として設定してもよい。また、地図データ取得部31が取得すべき車線区間情報の範囲は適宜設定可能であり、車線区間情報の数やデータ量で取得範囲を設定してもよいし、車両20からの距離で取得範囲を設定してもよい。
そして、情報制御部30は、車線区間関連情報取得処理(ステップS18)により取得された車線区間情報に対応する道路標示情報46の有無を判定する(ステップS20)。この判定は、車線区間情報が関連づく車線属性情報49に含まれる道路標示の有無情報を読み出すことで行われる。判定の結果、取得された車線区間情報に対応する道路標示情報46が無ければ(ステップS20:NO)、車線区間情報に含まれる座標情報に沿って車両20が移動するための誘導情報を生成する処理(ステップS26)にすすむ。道路標示情報有無判定の結果、取得された車線区間情報に対応する道路標示情報46が有れば(ステップS20:YES)、地図データ取得部31が記憶部40から車線区間情報に対応する道路標示情報46を取得する(ステップS22)。このとき、取得される道路標示情報46には、道路標示A10のような矢印ペイントの情報のほかにも、横断歩道を示すペイントなどの情報も含まれる。そこで、情報制御部30は、取得された道路標示情報46に車線減少を示す矢印ペイントの情報が含まれているかを判定する(ステップS23)。この判定は、情報制御部30が、道路標示情報46に含まれる属性コードを読み出すことで行う。図2の例では、車線区間LS201及びLS202に関連づく道路標示の有無情報は、いずれも「道路標示:有り」と設定されているため、情報制御部30は、これらの車線区間にはいずれも道路標示情報46が有ると判定する(ステップS20:YES)。情報制御部30は、地図データ取得部31を介して記憶部40から、車線区間識別情報に基づいて車線区間情報L201に関連づく道路標示情報A10及び車線区間情報L202に関連づく道路標示情報A20を取得する(ステップS22)。そして、情報制御部30が、読み出された道路標示情報46(道路標示情報A10、道路標示情報A20)に矢印ペイントの情報が含まれるかを判定する。その結果、情報制御部20は、車線区間LS201に道路標示A10が、車線区間LS202に道路標示A20が有ると判定する(ステップS23)。
道路標示情報取得処理(ステップS22)の後、取得された道路標示情報46及び車線区間情報に基づいて、車両20が車線区間情報に含まれる座標点列に沿って移動するための誘導情報を誘導部35が生成する(ステップS24)。この誘導情報は、車線の合流地点の手前において車線変更を実行するための情報である。図2の道路標示A10及び道路標示A20に対応する道路標示情報46を図6に示した。誘導部35は、道路標示情報A10及びA20に含まれる進行方向コードが「左」であるため、車線L20が進行方向前方で左に向かって減少する車線であると判断する。
そして、誘導部35は、車線区間LS201及び車線区間LS202以前の車線区間(例えば、100m手前)において、車線L20から車線L10への車線変更を実施するための誘導情報を車両制御部25に出力する(ステップS24)。この誘導情報は、車線L20に含まれる車線区間から車線L10に含まれる車線区間に移動するための誘導線を構成する座標情報である。また、誘導情報は、車線L10又は車線L20に含まれ、かつ、合流地点MP10より手前に存在する車線区間のうち、いずれかの場所で車線変更を実行せよという情報であってもよい。この場合には、車線変更を実行することが可能な複数の車線区間に対応する車線区間情報の識別情報を含む誘導情報を誘導部35が車両制御部25に出力する。
道路標示情報有無判定(ステップS20)の結果、取得された車線区間情報に対応する道路標示情報46が無ければ(ステップS20:NO)、誘導部35は、車線区間情報に基づいて、車両20が車線区間情報の座標点列に沿って移動するための誘導情報を生成する(ステップS26)。
そして、情報制御部30は、運転支援処理を終了するか判定する(ステップS28)。運転支援システム10は、車両20が目的地に到着している場合や、利用者が運転支援処理の終了を指示した場合などに運転支援処理を終了する(ステップS28:YES)。運転支援処理を続行する場合(ステップS28:NO)フローは、位置特定処理(ステップS14)に戻る。運転支援処理の終了の判定方法は、他にも、車両20が駐車したことを判定する方法や、運転支援装置の電源がOFFになったことを判定する方法でもよい。
以上説明した実施例1によれば、情報制御部30は、道路標示情報46に基づいて、車両20が走行する車線が、進行方向前方において減少することを事前に認識することが可能である。その結果、車両20は、車線が減少する地点の進行方向手前において事前に車線変更を実行することができ、安全に走行することができる。また、実施例1によれば、情報制御部30は、道路標示情報46に基づいて、車両20が走行する車線が、進行方向前方において減少する方向も判断可能である。したがって、周辺情報取得部24から得られた周辺情報のみに基づいて車線減少方向を判断する場合に比べ、情報制御部30の処理負荷を軽減することが可能である。また、実施例1の運転支援処理を実行することで、十分に周辺情報が取得できない場合においても、運転支援システム10は、より安全に車両制御を実行することができる。
<実施例2>
本実施例における運転支援装置としての運転支援システム10の構成要素は、実施例1の運転支援システム10と同様であるので、その詳細な説明を省略する。本実施例における地物データ45には、道路標示情報46が含まれていない点で実施例1とは異なる。さらに、本実施例における車線属性情報49には、分合流区分情報が含まれる点で実施例1とは異なる。
車線属性情報49に含まれる分合流区分情報について図8を用いて説明する。分合流区分とは、車線同士が合流したり分岐したりする場所における車線の属性である。例えば、種別「変化なし」は、車線幅員が一定である車線区間について設定される属性である。また、種別「分岐」及び「合流」は、分岐・合流地点において、車線の増減により幅員が一定になるまでの区間について設定される属性である。また、種別「増加」及び「減少」は、車線数の増加又は減少により幅員が一定になるまでの区間について設定される属性である。また、「車線左減少」は、進行方向左に向かって減少する車線の区間について設定される属性である。また、「車線右減少」は、進行方向右に向かって減少する車線の区間について設定される属性である。
図9に、車線L30及び車線L40が合流する道路を示した。図10には、図9に示した車線区間に対応する車線属性情報を示した。車線区間LS301、LS302、LS303及びLS401には「変化なし」の分合流区分情報が関連付けられている。また、進行方向左に向かって車線L40が減少していく区間である車線区間LS402には「車線左減少」の分合流区分情報が関連付けられている。
図11は、本実施例における運転支援処理の手順を示すフローチャートである。図11のフローは、図4に示す実施例1のフローの「道路標示情報有無判定(ステップS20)」に代えて「分合流区分判定(ステップS30)」を実行する点が、実施例1とは異なる。本実施例及び実施例1において同様の手順については、同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図11に示すフローチャートにしたがって運転支援処理の手順を説明する。車両20は、図9における車線L40を走行しているとする。車線L40は進行方向左側に向かって減少して車線L30に合流する車線である。道路標示A30及び道路標示A40は、道路上に存在する道路標示である。
情報制御部30は、車線区間関連取得処理(ステップS18)により取得された車線属性情報49に含まれる分合流区分情報が「車線右減少」又は「車線左減少」であるかを判定する(ステップS30)。判定の結果、分合流区分が「車線右減少」又は「車線左減少」である場合(ステップS30:YES)、情報制御部30は、車両20が走行する車線が進行方向前方で減少することを判断する。図9の例では、車線区間情報LS402に関連付けられた車線属性情報49に含まれる分合流区分は「車線左減少」である。したがって、情報制御部30は、車線区間LS402が含まれる車線L40が左に向かって減少すると判断する。
そして、誘導部35は、合流地点MP20より手前、つまり、車線区間LS402以前の車線区間において、車両制御部25が車線L40から車線L30への車線変更を実施するための情報を車両制御部25に出力する(ステップS34)。この誘導情報は、例えば、車線L40から車線L30に移動するための誘導線を構成する座標情報である。
分合流区分判定(ステップS30)の結果、取得された車線区間情報に対応する分合流区分が「車線右減少」または「車線左減少」以外であった場合(ステップS30:NO)、誘導部35は、車線区間情報が示す車線の増加、減少などの車線の変化に対応し、車両20が車線区間情報の座標点列に沿って移動するための誘導情報を生成する(ステップS36)。
実施例2の運転支援システムは、車線区間情報に関連付けられた分合流区分情報を用いて、車両20の前方の車線が減少することを判定し、減少するとされた車線区間に車両20が到達する前に車線変更を行うように誘導情報を生成することができる。また、分合流区分情報には、車線が減少する方向の情報(右減少、左減少)が含まれている。このことにより、情報制御部30は、車線変更を行うべき方向を分合流区分情報から判断することが可能となる。したがって、情報制御部30が周辺情報取得部24から得られた情報のみにより車線変更の方向を判断する場合に比べ、情報制御部30が行う処理を簡素化することができる。また、情報制御部30が周辺情報取得部24から得られた情報のみにより車線変更の方向を判断する場合には、天候や時間帯等の環境要因により、判断の基になる情報を得られないこともある。このような場合に、実施例2の運転支援システムを用いることで車線変更すべき方向を認識することが可能であれば、より安全性の高い運転支援を実行することができる。
<実施例3>
本実施例では、運転支援処理における走行可能範囲の設定方法について説明する。実施例1または2に記載の構成と同様の構成についてはその説明を省略する。
図12(A)に片側2車線の道路を示した。この道路は、車線境界線LB50により車線L50と車線L60との2つの車線に区切られている。また、車線L50と歩道との境界には車道外側線UL10が存在している。また、車線L60と反対側車線との境界には車道中央線CL10が存在している。車線境界線LB50、車道外側線UL10、及び車道中央線CL10のように、道路において車両の走行する範囲を定める目的でペイントされている線状の道路標示を区画線という。本実施例では、区画線の位置や形状に関する情報は、地物データ45として記憶部40に記憶されている。また、区画線の属性に関する情報は、属性データ47に含まれて記憶部40に記憶されている。属性に関する情報には、車線境界線LB50、車道外側線UL10、車道中央線CL10と車線区間情報との関連付けに関する情報や、他の区画線との関連付けに関する情報などが含まれる。
車両20のレーンキープを目的とした運転支援を行う場合、周辺情報取得部24から取得した区画線の情報や記憶部40から取得した地物データ45に含まれる区画線の情報などに基づいて、運転支援システム10が、車両20が車線からはみ出さないように運転支援を実行する。例えば、図12(A)の車道外側線UL10及び車線境界線LB50に挟まれた車線L50において、誘導部35が誘導情報を生成する処理について説明する。まず、誘導部35は、車道外側線UL10及び車線境界線LB50との間の幅を走行可能範囲として特定する。ここで、走行可能範囲とは、区画線同士に挟まれた範囲であり、車両20が車線内において走行可能である範囲である。そして、誘導部35は、走行可能範囲の幅の半分の点を算出する。そして、誘導部35は、走行可能範囲の幅の半分の点の算出を、各区画線を構成する座標毎に順次行い、算出された点を含む誘導情報を車両制御部25に出力する。
従来、走行可能範囲の特定には、区画線の形状を近似する目的で、区画線を所定の範囲で区切った場合の始点と終点とを結ぶ直線のデータが用いられてきた。このようにして設定された車線境界線LB50の近似線が、近似線AL10及びAL20である。車線境界線LB50のように点線の区画線の場合、区画線が途切れるポイント毎に走行可能範囲の特定処理を実行すると、誘導部35の処理負荷が増大するため、このような近似処理を走行可能範囲の特定処理の前処理として実行していた。しかし、図12(A)の車線境界線LB50のように進行方向前方に向かって幅が広くなる区画線について近似処理を実行すると、近似線AL10のような近似線が設定される。この場合、誘導部35は、車道外側線UL10と近似線AL10との間(矢印Y10の範囲)を走行範可能囲として認識する。そして誘導部35は車道外側線UL10と近似線AL10との間を走行するための情報を車両制御部25に出力する。すると、車両20は、本来、地点P10及び車道外側線UL10の間を走行可能範囲として走行すべきであるのに、近似線AL10及び車道外側線UL10の間(矢印Y10)を走行可能範囲として走行することになる。その結果、車両20は車線L50の車線幅に対して左よりに走行することとなり、乗員に違和感を覚えさせることとなる。
そこで、本実施例では、車線境界線LB50の傾斜が大きくなる地点において近似線の新たな頂点を設定することにより、実際の車線境界線LB50の形状により近い近似線を作成する。図12(B)に基づいて車線境界線LB50の傾斜が大きくなる地点P20を特定する処理について説明する。まず、情報制御部30は、処理を実行する所定の範囲を設定する。この範囲は適宜設定可能であり、所定の地点から1kmや、A地点からB地点まで等の範囲で設定してもよい。車線境界線の点線を構成する各線分に関して、各線分の車線幅方向の幅が半分になるように仮想点を設定する。そして、情報制御部30は、各仮想点同士を結ぶ仮想線を設定し、各仮想線同士が成す角度を算出する。その結果、仮想線同士が成す角度が最大の点である地点P20が新たな頂点として抽出される。
情報制御部30は、地点P20を新たな頂点として車線境界線LB50の近似線を作成する。そして、情報制御部30は、近似線AL30及び車道外側線UL10の間を走行可能範囲として設定する。
本実施例の運転支援処理における走行可能範囲の設定方法では、区画線の形状を近似した近似線を作成する際に、区画線の傾斜が大きくなる地点において近似線上の新たな頂点を設定し、近似線を作成する。このことにより、情報制御部30の処理の負荷を軽減しつつ、実際の区画線の形状に近い近似線を作成することができ、走行可能範囲も適切に設定することができる。その結果、車両20は車線L50の車線幅の中心に近い場所を走行することとなり、乗員に違和感を覚えさせることがない。
<変形例1>
属性データ47には、車線の境界線がないことを示す無車線属性データが含まれていてもよい。この場合、情報制御部30は、車線区間情報に関連付けられた無車線属性データがあることを判定することで、車線の境界線がないと判断することができる。
無車線属性データについて説明する。通常、車線同士は車線境界線により走行可能範囲が区切られている。レーンキープを目的とした運転支援を実行する場合、運転支援システム10は、周辺情報取得部24から取得した区画線の情報や記憶部40から取得した地物データ45に含まれる区画線の情報などに基づいて、車両20が車線からはみ出さないように運転の支援を実行する。しかし、高速道路における料金所の前後区間や、図2のような車線同士の合流区間など、車線境界線により車線同士が区別されていない場所も存在する。この場合、運転支援システム10が車線境界線の情報に基づいて運転支援を行うことは不可能である。また、運転支援システム10が道路境界線(道路領域と歩道領域を隔てる白線)等を車線境界線と誤認識した結果、料金所の前後区間などにおいて、車線幅が非常に広い道路を走行していると誤認識する可能性がある。その結果、運転支援システム10が危険な車両制御を実行する可能性がある。そこで、車線境界線により車線同士が区別されていない車線区間に対応する車線区間情報と関連付けて、区画線により車線同士が区別されていないことを示す無車線属性データを記憶部40に記憶する。
図2を用いて、無車線属性データが存在する場合の運転支援処理について説明する。図2における車線L10及び車線L20は、車線境界線LB20により車線区間LS101及びLS201の区間においては車線が分割されている。そして、車線区間LS102及びLS202の区間は、車線L10及び車線L20が合流する区間であり、車線境界線が存在しない。この場合、車線区間情報LS101及び車線区間情報LS201には、「無車線属性:なし」というデータが関連付けられる。また、車線区間情報LS102及びLS202には、「無車線属性:あり」というデータが関連付けられる。情報制御部30は、「無車線属性:あり」というデータが関連付けられた車線区間情報を抽出した場合に、無車線の区間が車両進行方向前方にあると判断する。そして、「無車線属性:あり」というデータが関連付けられた区間では、区画線に基づいた運転支援を実行しないようにするための情報を誘導部35が車両制御部25に出力する。また、無車線区間において、車両20が減速するように車両制御部25が車両20を制御するようにしてもよい。
上記の説明においては、実施例1に対応する図2を用いて説明を行った。しかし、実施例2における属性データ47に無車線属性データを含んでいてもよい。
<変形例2>
道路標示情報46には、矢印ペイントの形状情報のみが含まれていてもよい。この場合、情報制御部30は、矢印ペイントが示す方向を認識する処理を実行する。
情報制御部30が矢印ペイントの示す方向を認識する処理及び本変形例における運転支援処理について、図2乃至図4を用いて説明する。矢印ペイントの示す方向を認識する処理以外は、実施例1のフローチャートと同様の処理であるので説明を省く。
記憶部40は、矢印ペイントの形状情報として、矢印ペイントの形状に含まれる座標点の情報を記憶する。また、記憶部40は、座標点のうちの代表点の情報を記憶していてもよい。また、記憶部40は、矢印ペイントの形状情報として、矢印ペイントの画像情報を記憶していてもよい。
道路標示情報有無判定(ステップS20)において、道路標示情報が有ると判断された場合(ステップS20:YES)、情報制御部30は、地図データ取得手段31を介して記憶部40から道路標示情報46を取得する。本変形例における道路標示情報46は、図3の表の左側の列に記載された矢印ペイントの形状情報である。
そして、情報制御部30は、矢印ペイントの形状情報と、道路標示情報46が関連付けられた車線区間の形状を示す座標情報とを比較し、車線区間と矢印ペイントとの位置関係により矢印ペイントが向く方向を特定する。例えば、図2の道路標示A10であれば、情報制御部30は、関連づく車線区間情報LS201に対して矢印が向く方向がなす角を計算する。道路標示A10の矢印の指す方向は、車線区間情報LS201に対して左側に向かって傾いているため、情報制御部30は、車線L20が左に向かって減少していると判断する。また、矢印が向く方向が車線区間情報L20に対して右側に向かって傾いているようであれば、情報制御部30は、車線L20が右に向かって減少していると判断する。
図3に示したように、道路上には変形した矢印ペイントも存在する。変形矢印ペイントでは、矢印の形状が崩れているために、矢印が向く方向を上記の方法で判定しづらいこともある。このような場合には、情報制御部30は以下の処理により、変形矢印ペイントの向く方向を判定する。まず、情報制御部30は、変形矢印ペイントの形状情報が関連付けられた車線区間情報及びその車線区間情報と車線幅方向に隣接した車線区間情報を抽出する。そして、情報制御部30は、変形矢印ペイントの形状情報が関連付けられた車線区画線に対して、隣接した車線区間情報が存在する方向を判定する。例えば、この判定の結果が左であれば、情報制御部30は、この変形矢印ペイントが左向きの矢印であると判定する。
図2における道路標示A20のように、無車線区間に存在する矢印ペイントの場合には、矢印ペイントが関連付けられた車線区間の進行方向手前の車線区間に対応する車線区間情報に含まれる座標情報を構成する点を結んだ腺を進行方向前方に延長した延長線と矢印ペイントとの位置関係に基づいて矢印ペイントが向く方向を判断する。道路標示A20の場合、情報制御部30は、車線区間情報LS201に含まれる座標情報を構成する点を結んだ線を車線区間LS202方向に延長し、その延長線と道路標示A20の位置関係を判定する。その結果、道路標示A20は車線区間LS201の延長線に対して左側に傾いているため、情報制御部30は、車線L20が左に向かって減少していると判断する。
本変形例では、道路標示情報46に含まれる矢印ペイントの形状情報を用いて、情報制御部30が矢印ペイントの示す方向を特定し、矢印ペイントが存在する車線の減少方向を判断することができる。また、変形矢印の場合には、変形矢印ペイントの道路標示情報が関連付けられた車線区間情報及びその車線区間の車線幅方向に隣接する車線区間に対応する車線区間情報と、変形矢印ペイントの位置関係に基づいて、変形矢印ペイントが向く方向を特定する。このことにより、変形矢印ペイントが存在する車線の減少方向を判断することができる。本変形例では、道路標示情報46に矢印ペイントの形状情報を記憶することで、実施例1のデータ構造に比べ、データ作成の工数を削減できる。
なお、上記の例では、矢印ペイントの形状情報と車線区間情報とが関連付けて記憶部40に記憶されていた。しかし、矢印ペイントの形状情報と車線区間情報とが関連付けられて記憶されていなくても、道路標示情報46に含まれる矢印ペイントの位置情報を用いて、情報制御部30が矢印ペイントの位置と車両20の位置とを比較することにより、車両20の走行車線前方に矢印ペイントが存在するか否かを判断するようにしてもよい。
本変形例における矢印ペイントが向く方向の判定は、実施例1における道路標示情報46のように、矢印ペイントが向く方向を進行方向コードとして記憶した地図データベースを作成する際に利用されてもよい。また、本変形例における矢印ペイントが向く方向の判定は、実施例2における分合流区分情報のように、矢印ペイントが向く方向を車線属性情報49として記憶した地図データベースを作成する際に利用されてもよい。
<変形例3>
車線区間情報に含まれる車線区間の形状情報に基づいて、情報制御部30が減少する車線及び減少する方向を特定してもよい。車線区間情報には、車線区間の形状を示す複数の座標情報が含まれている。本変形例において、情報制御部30は、車両20が走行する車線に対応する車線区間情報の形状及びその車線に隣接する車線の車線区間情報の形状を比較し、減少する車線を特定する。この場合の特定方法としては、車線区間情報の長さに基づいて判断する方法や、車線区間情報同士が成す角度に基づいて判断する方法などがある。
車線区間の長さに基づいて車線の減少及び減少する方向を判断する方法について説明する。まず、情報制御部30は、車線同士が合流する地点の手前の車線区間情報を抽出する。例えば、図2においては、車線区間情報LS102及びLS202が抽出対象の車線区間情報である。そして、情報制御部30は、それぞれの車線区間の長さを比較する。比較の結果、情報制御部30は、車線区間の長さが長いほうが減少する車線であると特定する。さらに、情報制御部30は、長いほうの車線区間が短いほうの車線区間に対して存在する方向を特定する。そして、情報制御部30は、長いほうの車線区間が短いほうの車線区間に対して左側に存在していれば、車線が右に向かって減少すると特定する。また、情報制御部は、長いほうの車線区間が短いほうの車線区間に対して右側に存在していれば、車線が左に向かって減少すると特定する。図2においては、車線区間の長さは車線区間LS202が長く、車線区間LS202は車線区間LS102の右側に存在しているため、情報制御部30は、車線区間LS202が含まれる車線LL20が左に向かって減少する車線であると判断する。
車線区間情報の角度に基づいて車線の減少及び減少する方向を判断する方法について説明する。まず、情報制御部30は、車線区間情報の長さに基づいて判断する方法と同様の方法で、車線同士が合流する地点の手前の車線区間情報を抽出する。例えば、図2においては、車線区間情報LS102及びLS202が抽出対象の車線区間情報である。そして、情報制御部30は、車線区間情報に含まれる座標点情報が示す形状と抽出された車線区間情報の一つ手前の車線区間情報の示す形状の延長線とが成す角度を算出する。例えば、車線区間LS102であれば、車線区間LS101を車線区間L102方向に向かって延ばした延長線と車線区間LS102との成す角度を算出する。車線区間LS202及び車線区間LS201についても同様の方法で成す角度を算出する。そして、情報制御部30は、車線区間LS102及び車線区間LS202についてそれぞれ算出された角度を比較し、角度の大きいほうが減少する車線に含まれる車線区間であると特定する。さらに、情報制御部30は、車線区間同士が成す角度から車線が減少する方向も特定できる。例えば、車線区間同士が成す角度が進行方向に向かって反時計回りに0度〜90度であれば、情報制御部30は、車線が左に向かって減少すると特定する。また、車線区間同士が成す角度が進行方向に向かって時計回りに0度〜90度であれば、情報制御部30は、車線が右に向かって減少すると特定する。図2の例では、車線区間LSL102及び車線区間LS101の延長線が成す角よりも車線区間LS202及び車線区間LS201の延長線が成す角の方が大きい。よって、情報制御部30は、車線区間LS202が減少する車線に含まれる車線区間であると特定する。つまり、情報制御部30は、車線区間LS202が含まれる車線L20が減少する車線であると判断する。また、車線区間LS202及び車線区間LS201の延長線が成す角が反時計回りに0度〜90度の間であるため、情報制御部30は、車線L20は左に向かって減少する車線であると判断する。
この他にも、減少する車線及び車線が減少する方向を特定する方法としては、車線属性情報49に含まれる車線幅員情報を利用する方法がある。具体的には、情報制御部30が、幅方向に隣接する複数の車線に関する車線幅員情報を比較し、車線幅員が狭いほうが減少する車線であると特定する。また、車線属性情報49に、車線変更の可否に関する情報が含まれている場合には、情報制御部30は、車線変更が左右いずれの方向にも可能である車線を減少車線ではないと判断し、車線変更が左右いずれかの方向にのみ可能である車線を減少車線であると特定する。つまり、減少車線を判断するための方法は、上記に限らず、道路の一部を構成する第1の車線と車線幅方向に隣接する第2の車線との合流によりその第1の車線が減少することを判断可能とする地図情報を利用する方法であれば良い。
<変形例4>
道路標示情報道路標示情報46の進行方向コードには、図3に示した「直進」「左」「右」「左(変形矢印)」「右(変形矢印)」以外にも、「不明」という進行方向コードを含んでいてもよい。「不明」の進行方向コードは、道路上の標示がかすれていて、道路標示情報46を作成することが不可能な場合や、特殊な場所において、方向が設定できない場合に設定される。この他にも、進行方向コードは適宜設定可能である。上記の方向に加えて、より細分化した方向を設定していてもよいし、上記の方向よりも少ない方向、例えば「直進」「左」「右」のみを設定していてもよい。なお、この場合「左」には図3に示した「左(変形矢印)」が含まれ、「右」には図3に示した「右(変形矢印)」が含まれる。
<変形例5>
誘導部35は、車両20が車線変更を行うための誘導線の情報を出力していたが、減少する車線の手前の交差点などにおいて、減少する車線に進入しないようにする誘導情報を出力してもよい。この場合について、図13を用いて説明する。図13において、車両20は、図面左側から右側に向かう道路(車線L90)から図面下側から上側に向かう道路(車線L70又は車線L80)に左折して進入しようとしている。通常、運転支援システム10は、複数車線の左側にある走行車線を優先的に走行させるため、経路特定部34は、車両20が走行すべき車線として、車線L70を特定する。その場合、車線L70は前方で減少する車線であるため、車両20は左折してすぐに車線変更を実行する必要がある。一方、左折する際に車線L80に進入するようにすれば、車両20は車線L70の減少に関わらず、車線変更を行わなくてすむ。
そこで、経路特定部34は、経路前方に車線減少を示すデータが存在すると判定したら、車線減少を示すデータが関連づく車線区間を含む車線に進入しない経路を特定するようにする。このとき特定される経路は、図13における車線L90から左折して車線L80に進入する経路(矢印Y70)である。具体的には、実施例1における車線変更経路を含む誘導経路出力処理(ステップS24)や実施例2における車線変更経路を含む誘導経路出力処理(ステップS34)の際に、経路特定部34は、車線が減少すると判定された車線以外の車線を優先的に案内するように経路を設定する。この処理を行うために、車両20が車線L70又は車線L80に到達する前に、地図データ取得部31が、車線減少地点を含む車線L70及び車線L80のデータを取得しており、情報制御部30が道路標示情報有無判定(ステップS20)又は分合流区分判定(ステップS30)を実行する。上述したように、車線区間関連情報取得処理(ステップS18)において、地図データ取得部31が地図データを取得する範囲は適宜設定可能である。経路特定部34が、本変形例における処理を実行することで、車両20が右左折後、すぐに車線変更を実行しなければならない経路を走行することを防止することができ、車線変更の回数を減らすことができる。したがって、車両20にとってより安全な経路を提供することができる。
<変形例6>
運転支援システム10は、情報制御部30及び記憶部40が車両20内に搭載されずサーバ内に搭載され、サーバ内の情報制御部30が、入力部21、位置取得部22、車速情報取得部23及び周辺情報取得部24の情報を通信情報として受信すると共に、誘導情報を車両制御部25に通信情報として出力する構成であってもよい。また、運転支援システム10は、記憶部40が、車両20内に搭載されずサーバ内に搭載され、車両内の情報制御部30が、地図データの取得要求に応じて、記憶部40に記憶されている地図データ42を通信情報によって取得及び受信する構成であってもよい。
<変形例7>
地図データ42が図示しないサーバの記憶部に記憶されるようにしてもよい。このとき、サーバの記憶部には、地図データ42に含まれる全てのデータが記憶されていてもよいし、地図データ42に含まれる一部のデータが記憶されていてもよい。また、サーバの記憶部と車両20の記憶部40とで、同様のデータを重複して記憶する構成としてもよいし、それぞれ重複しないようにデータを記憶する構成としてもよい。
<変形例8>
車線区間情報及び道路標示情報46を関連付けるための情報を記憶部40に記憶するようにしてもよい。実施例1においては、道路標示情報46に車線区間を特定するための車線区間識別情報が含まれており、この関連付けを利用して情報制御部30が車線区間に対応する道路標示情報46を特定していた。これに代えて、車線区間情報の識別情報と道路標示情報46の識別情報とを対応させたデータを利用することで、情報制御部30が車線区間に対応する道路標示情報46を特定するようにしてもよい。
<変形例9>
道路標示情報46には、交差点手前などに存在する、進行方向を示す矢印ペイントデータが含まれていてもよい。この進行方向を示す矢印ペイントデータとは、車線毎に直進、左折、右折など進行方向が定められている場合にペイントされている矢印ペイントに関するデータである。例えば、右折専用車線には右折を示す右矢印がペイントされており、直進又は左折が可能な車線には、上向き及び左向きの矢印が結合した矢印がペイントされている。進行方向を示す矢印ペイントデータは、矢印の方向に対応する進行方向コードが含まれており、矢印ペイントが存在する車線区間に対応する車線区間情報に関連付けられている。車両20は、この進行方向を示す矢印ペイントデータを読み出して、進行方向前方(例えば、100m先など)において、右折が必要であれば、右向きの進行方向コードをもつ矢印ペイントデータが関連付けられた車線区間情報が対応する車線区間に車線変更を行うように、車両制御部25が車両20を制御する。なお、車線ごとの進行方向に関するデータは、実施例2における分合流区分情報のように、車線属性情報49に含まれていてもよい。例えば、右折専用車線に対応する車線属性情報49には、車線区間を特定する識別情報と、進行方向を示す情報「右」が含まれる。この場合、上述の矢印ペイントデータの場合と同様に、車両20は進行方向前方に右折専用車線があることを認識し、事前に車線変更を実行することができる。
また、交差点以外の場所における矢印ペイントデータも道路標示情報46に含まれていてもよい。例えば、高速道路において、北九州方向という文字とともに、右向きの矢印がペイントされている場合がある。この場合、右向きの矢印は進行方向の規制(左折禁止など)をするものではないが、進行方向の先に何があるのかを示すものである。このような矢印ペイントに関する矢印ペイントデータを道路標示情報46として記憶しておき、この矢印ペイントデータに基づいて、進行方向を案内する目的で、車両20の図示しない表示部に矢印を表示してもよい。この場合、矢印の一部又は全部を、行き先の方向に応じて強調表示してもよい。
ここで、進行方向を示す矢印ペイントのあらわす方向を判定する方法について説明する。変形例2における処理と同様の処理に加え、矢印ペイントが存在する位置や、矢印ペイントから進行方向前方に分岐又は右左折地点があるか否か、矢印ペイントが隣接する車線が分岐又は減少車線であるか否かなどに基づいて、情報制御部30は矢印ペイントの進行方向を判定する。例えば、判定対象の矢印ペイントが右向き矢印である場合を例として説明する。情報制御部30は、判定対象の矢印ペイントが関連付けられた車線区間(以下、判定対象の車線区間ともいう)に対して進行方向前方の車線区間を取得する。そして、情報制御部30は、判定対象の車線区間に対して進行方向前方の車線区間に関連付けられた車線属性情報49や車線区間の形状に基づいて、進行方向前方の車線区間は、右折が発生する車線区間だと判定する。そして、情報制御部30は、進行方向前方の車線区間は右折が発生する車線区間であるため、判定対象の車線区間に関連付けられた矢印ペイントは右向きであると判定する。なお、進行方向前方の車線区間をどの範囲まで取得するかについては、特定の車線属性情報49が関連付けられた車線区間までなど、適宜、取得条件を設定することが可能である。このように、矢印ペイントが存在する車線区間や、その車線区間に接続する車線区間、またはその車線区間に隣接する車線区間に関連づく車線属性情報49などに基づいて矢印ペイントの向きを判定することで、データ作成の工数を削減できる。
以上の実施形態の全部又は一部に記載された態様は、移動体の位置を適切に特定することを可能とするための装置、移動体を適切に誘導制御することを可能とするための装置及びそれに利用可能なデータのデータ構造の提供、処理速度の向上、処理精度の向上、使い勝手の向上、データを利用した機能の向上又は適切な機能の提供その他の機能向上又は適切な機能の提供、データ及び/又はプログラムの容量の削減、装置及び/又はシステムの小型化等の適切なデータ、プログラム、記録媒体、装置及び/又はシステムの提供、並びにデータ、プログラム、装置又はシステムの制作・製造コストの削減、制作・製造の容易化、制作・製造時間の短縮等のデータ、プログラム、記録媒体、装置及び/又はシステムの制作・製造の適切化のいずれか一つの課題を解決する。
10…運転支援システム、
20…車両、
21…入力部、
22…位置取得部、
23…車速情報取得部、
24…周辺情報取得部、
25…車両制御部、
30…情報制御部、
31…地図データ取得部、
32…経路探索部、
33…位置特定部、
34…経路特定部、
35…誘導部、
40…記憶部、
42…地図データ、
43…道路ネットワークデータ、
44…車線ネットワークデータ、
45…地物データ、
46…道路標示情報、
47…属性データ、
48…関連情報、
49…車線属性情報、
L10〜L90…車線、
LS101〜LS402…車線区間、
A10〜A80…道路標示、
LB20〜LB50…車線境界線、
MP10、MP20…合流地点、
AL10〜AL40…近似線、
CL10…車道中央線、
UL10…車道外側線、
P10、P20…走行可能範囲に含まれる地点、
Y10、Y20…走行可能範囲を示す矢印、
Y70…矢印。

Claims (6)

  1. 道路の一部を構成する第1の車線と車線幅方向に隣接する第2の車線との合流により前記第1の車線が減少することを示す道路標示に関する情報である道路標示情報を記憶した記憶部と、
    前記道路標示情報に基づいて、前記第1の車線が前記第2の車線との合流により減少することを判断する制御部と、
    を備えた運転支援システム。
  2. 前記道路標示情報には、第1の車線が減少する方向に関する識別情報が含まれており、
    前記制御部は、前記識別情報に基づいて、前記第1の車線が減少する方向を判断する、
    請求項1に記載の運転支援システム。
  3. 前記道路標示は、前記第1の車線が減少する方向を示す矢印標示であり、
    前記第1の車線が減少する方向は、前記第1の車線に沿った方向と、前記矢印標示が指す方向とが成す角に基づいて定められる、
    請求項1又は2に記載の運転支援システム。
  4. 道路の一部を構成する第1の車線に含まれる第1の区間に対応する第1の区間情報と、前記第1の車線と車線幅方向に隣接する第2の車線との合流により前記第1の車線が減少する方向を示す情報であって、前記第1の区間情報と関連付けられた道路標示情報とを記憶した記憶部と、
    前記道路標示情報に基づいて、前記第1の車線が前記第2の車線との合流により減少することを判断する制御部と、
    を備えた運転支援システム。
  5. 制御部及び記憶部を備え、前記記憶部に記憶される地図データのデータ構造であって、
    前記地図データに含まれる第1の区間情報は、
    道路の一部を構成する第1の車線に含まれる第1の区間を識別する第1の識別情報と、前記第1の区間に関する情報と、前記第1の区間の退出側の第2の区間に関する情報を含む第2の区間情報を特定可能とする第2の識別情報とを含み、
    前記地図データは、さらに、前記第1の車線と車線幅方向に隣接する第2の車線との合流により前記第1の車線が減少することを示す道路標示に関する情報であって、前記第2の区間情報に関連付けられた道路標示情報とを含み、
    前記第1の区間情報が特定された場合に、前記第2の識別情報に基づいて前記第2の区間情報を前記制御部が特定する処理と、
    前記第2の区間情報に関連付けられた前記道路標示情報に基づいて、前記第1の車線が前記第2の車線との合流により減少することを前記制御部が判断する処理とに用いられる、データ構造。
  6. 制御部及び記憶部を備え、前記記憶部に記憶される地図データのデータ構造であって、
    前記地図データに含まれる第1の区間情報は、
    道路の一部を構成する第1の車線に含まれる第1の区間を識別する第1の識別情報と、前記第1の区間に関する情報と、前記第1の区間の退出側の第2の区間に関する情報を含む第2の区間情報を特定可能とする第2の識別情報とを含み、
    前記地図データは、さらに、前記第1の車線と車線幅方向に隣接する第2の車線との合流により前記第1の車線が減少すること及び前記第1の車線が減少する方向を判断可能とする情報であって、前記第2の区間情報に関連付けられた道路標示情報とを含み、
    前記第1の区間情報が特定された場合に、前記第2の識別情報に基づいて前記第2の区間情報を前記制御部が特定する処理と、
    前記第2の区間情報に関連付けられた前記道路標示情報に基づいて、前記第1の車線が前記第2の車線との合流により減少することを前記制御部が判断する処理とに用いられる、データ構造。

JP2019118308A 2019-06-26 2019-06-26 運転支援システム及び地図データのデータ構造 Pending JP2021004784A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019118308A JP2021004784A (ja) 2019-06-26 2019-06-26 運転支援システム及び地図データのデータ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019118308A JP2021004784A (ja) 2019-06-26 2019-06-26 運転支援システム及び地図データのデータ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021004784A true JP2021004784A (ja) 2021-01-14
JP2021004784A5 JP2021004784A5 (ja) 2022-03-17

Family

ID=74097676

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019118308A Pending JP2021004784A (ja) 2019-06-26 2019-06-26 運転支援システム及び地図データのデータ構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021004784A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013171958A1 (ja) * 2012-05-18 2013-11-21 日産自動車株式会社 車両用走行支援装置及び車両用走行支援方法
WO2016002276A1 (ja) * 2014-06-30 2016-01-07 エイディシーテクノロジー株式会社 車両制御装置
JP2019061703A (ja) * 2018-11-29 2019-04-18 株式会社ゼンリン 走行支援装置、プログラム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013171958A1 (ja) * 2012-05-18 2013-11-21 日産自動車株式会社 車両用走行支援装置及び車両用走行支援方法
WO2016002276A1 (ja) * 2014-06-30 2016-01-07 エイディシーテクノロジー株式会社 車両制御装置
JP2019061703A (ja) * 2018-11-29 2019-04-18 株式会社ゼンリン 走行支援装置、プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10300916B2 (en) Autonomous driving assistance system, autonomous driving assistance method, and computer program
US10399571B2 (en) Autonomous driving assistance system, autonomous driving assistance method, and computer program
CN107430807B (zh) 自动驾驶辅助系统、自动驾驶辅助方法以及计算机程序
JP6614025B2 (ja) 自動運転支援装置及びコンピュータプログラム
JP6558239B2 (ja) 自動運転支援システム、自動運転支援方法及びコンピュータプログラム
KR101877553B1 (ko) 차량 자율주행 시스템 및 이를 이용한 차량 주행 방법
KR20060073499A (ko) 네비게이션 장치
US11161506B2 (en) Travel support device and non-transitory computer-readable medium
JP6478864B2 (ja) 電子装置、経路案内プログラムおよび経路案内システム
JP2017206182A (ja) 自動運転支援装置及びコンピュータプログラム
JP7439529B2 (ja) 運転支援装置及びコンピュータプログラム
WO2016103921A1 (ja) 情報処理装置
JP7528450B2 (ja) 運転支援装置及びコンピュータプログラム
US11214250B2 (en) Travel support device and non-transitory computer-readable medium
JP2017181392A (ja) 経路探索装置及びコンピュータプログラム
JP7443992B2 (ja) 運転支援装置及びコンピュータプログラム
CN115917258A (zh) 驾驶支援装置以及计算机程序
JP7158894B2 (ja) 制御システム及びプログラム
JP6974295B2 (ja) 走行支援装置、プログラム
JP2019061703A (ja) 走行支援装置、プログラム
JP7552288B2 (ja) 運転支援装置及びコンピュータプログラム
JP2021004784A (ja) 運転支援システム及び地図データのデータ構造
JP2019158482A (ja) 制御システム及び地図データのデータ構造
JP2019204139A (ja) 制御システム
WO2018061082A1 (ja) 走行軌道生成装置、走行軌道生成方法、走行軌道生成プログラム、及び、記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220309

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220531

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20220913

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230314

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230316

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230502

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230815

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20240227