JP2019158453A - ジルコニア酸素センサ用部品及びジルコニア酸素センサ - Google Patents

ジルコニア酸素センサ用部品及びジルコニア酸素センサ Download PDF

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Abstract

【課題】高温ガスが流通する部材に取付けできると共に、ジルコニア部材と通気孔との気密性を長期に亘って維持でき、製造コストの低減を図ることができる、ジルコニア酸素センサ用部品及びジルコニア酸素センサを提供する。【解決手段】このジルコニア酸素センサ用部品10は、通気孔21を有するセラミックス部材20と、このセラミックス部材20の通気孔21を塞ぐように取付けられるジルコニア部材30と、セラミックス部材20の通気孔21に対してジルコニア部材30を気密的に接合する接合層40とを備え、接合層40が、導電性白金ペーストの焼結体41,43からなる。【選択図】図1

Description

本発明は、ジルコニア酸素センサ用部品、及び、同部品を用いたジルコニア酸素センサに関する。
以前から、焼却炉の煙突等に取付けられて、ガス中の酸素濃度を測定するために、ジルコニア酸素センサが用いられている。図4に示すように、このジルコニア酸素センサは、ジルコニアで形成されたジルコニア管1と、同ジルコニア管1の内外に取付けられた電極2,2と、ジルコニア管1を加熱するヒーター3と、前記電極の電圧を測定する図示しない測定器とからなる。また、ジルコニア管1は、その基端部が、取付フランジ4に形成された取付孔5に挿入されて、アルミナ等のセラミックスを主成分とする耐熱接着剤や、金を主成分とする金ロウ剤等を介して、取付フランジ4に固定されている。そして、この取付フランジ4を介して、ケース6にジルコニア管1が取付けられ、煙突等のガス流通部材8に固定されている。なお、取付フランジ4は、例えば、ステンレスや鋼等の金属で形成されている。そして、ヒーター3でジルコニア管1を所定温度以上に加熱すると、ジルコニア管1は酸素イオンのみが移動可能な固体電解質となり、ジルコニア管1の内外のガス中の酸素分圧の差に対応する起電力が生じるので、これを測定器で測定することで、ガス中の酸素濃度が測定される。
従来のこの種のジルコニア酸素計として、例えば、下記特許文献1には、ジルコニアパイプの内面に内部電極を被着形成し、内部電極と接合部との間の内面に導電性金属膜を被着形成するとともに、その接合部に嵌め合わせた金属ガス配管を、ハンダ付けにより、導電性金属膜およびジルコニアパイプと封止一体化させてなる、ジルコニア酸素計が記載されている。また、金属ガス配管と、ジルコニアパイプとは、Sn−Pbはんだ等で接合させることが記載されている(段落0011)。
特開平8−62175号公報
上記特許文献1のジルコニア酸素計においては、金属ガス配管とジルコニアパイプとが、Sn−Pbはんだで接合されているので、例えば、500℃以上のガスが流通する煙道等に、直接取付けることはできない。
また、図4に記載されたジルコニア酸素計において、ジルコニア管1の基端部が、取付フランジ4の取付孔5に、耐熱接着剤によって固定されている場合、繰り返し熱的荷重が作用すると、耐熱接着剤の接着性能等が劣化して、ジルコニア管1の基端部外周と取付フランジ4の取付孔5の内周との気密性が低下するおそれがあった。更に取付フランジ4が金属からなる場合、取付フランジ4は、ジルコニア管1と線膨張係数が近いものを用いる必要があり、製造コストが増加する。
したがって、本発明の目的は、高温ガスが流通する部材に取付けることができると共に、ジルコニア部材と通気孔との気密性を長期に亘って維持することができ、更に製造コストの低減を図ることができる、ジルコニア酸素センサ用部品、及び、同部品を用いたジルコニア酸素センサを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係るジルコニア酸素センサ用部品は、通気孔を有するセラミックス部材と、このセラミックス部材の通気孔を塞ぐように取付けられるジルコニア部材と、前記セラミックス部材の通気孔に対してジルコニア部材を気密的に接合する接合層とを備え、前記接合層が、導電性白金ペーストの焼結体からなることを特徴とする。
上記発明によれば、セラミックス部材の通気孔に対して、ジルコニア部材が、導電性白金ペーストの焼結体からなる接合層によって気密的に接合されているので、耐熱性や耐食性に優れており、燃焼排ガスなどが流通する高温環境下でも使用することができる。
また、セラミックス部材とジルコニア部材とは線膨張係数が比較的近いため、温度変化が激しい環境下で使用しても、接合層に無理な応力がかかりにくく、接合層に亀裂が生じたりすることを防いで、長期間に亘って良好な気密性を維持することができる。
本発明のジルコニア酸素センサ用部品においては、前記接合層は、導電性白金ペーストの焼結体の隙間に、金が充填され拡散してなる金−白金合金層を有していることが好ましい。
上記態様によれば、導電性白金ペーストの焼結体の隙間に、金が充填され拡散してなる金−白金合金層を有しているので、導電性白金ペーストの焼結体の厚さのバラツキによる機密性低下を、金−白金合金層によって抑制することができ、通気孔内周とジルコニア部材外周との気密性を、より高めることができる。
本発明のジルコニア酸素センサ用部品においては、前記ジルコニア部材は、基端側が開口し先端側が閉塞した試験管形状をなしており、基端側が前記セラミックス部材の前記通気孔に挿入されて、前記ジルコニア部材の外周と前記セラミックス部材の前記通気孔内周とが、前記接合層によって接合されていることが好ましい。
上記態様によれば、試験管形状をなすジルコニア部材の内周に一方の気体を導入し、ジルコニア部材の外周に他方の気体を導入して、気体中に含まれる酸素濃度を測定することができる。また、試験管形状をなすジルコニア部材を、例えば煙突等のガス流通部材のガス流通路に挿入しやすくなり、固体電解質となるジルコニア部材の配置を容易にすることができる。また、例えば、ガス流通部材が煙突等の場合に、ジルコニア部材の先端側を、ガス流通部材の径方向奥側に向けて配置しやすくなる。
本発明のジルコニア酸素センサ用部品においては、前記接合層は、前記ジルコニア部材に発生した起電力を出力する、配線の一部をなすことが好ましい。
上記態様によれば、接合層が、ジルコニア部材に発生した起電力を出力する、配線の一部をなしているので、導電性白金ペースト層を配線の一部として利用することができ、ジルコニア酸素センサの構造を簡略化することができる。
本発明のジルコニア酸素センサ用部品においては、前記セラミックス部材の線膨張係数は、前記ジルコニア部材の線膨張係数の±10%以内の違いとされていることが好ましい。
上記態様によれば、セラミックス部材の線膨張係数は、ジルコニア部材の線膨張係数の±10%以内の違いとされているので、ガスの酸素濃度の測定時に、高温のガスによって、セラミックス部材やジルコニア部材の温度が上昇した場合に、通気孔内周とジルコニア部材外周との間に、割れやクラック等が生じることを抑制することができ、セラミックス部材にジルコニア部材を安定して支持させることができる。
本発明のジルコニア酸素センサ用部品においては、前記通気孔と前記ジルコニア部材との、少なくとも一方の接合面には溝が形成されており、この溝に前記接合層が充填されていることが好ましい。
上記態様によれば、通気孔とジルコニア部材との、少なくとも一方の接合面に溝が形成されているので、導電性白金ペーストが溝内に入り込んだ状態で焼結して接合層が形成されるので、通気孔に対するジルコニア部材の接合強度をより高めることができ、セラミックス部材にジルコニア部材をより安定して支持させることができる。
本発明のもう一つは、上記いずれかのジルコニア酸素センサ用部品と、前記ジルコニア部材を加熱するヒーターと、前記ジルコニア部材の外面及び内面にそれぞれ接続された電極と、前記電極を、検出回路に接続する配線とを有することを特徴とする、ジルコニア酸素センサである。
上記発明によれば、ジルコニア酸素センサを被測定ガスが流れる流路に配置して、ジルコニア部材の一方の面には被測定ガスが接触し、ジルコニア部材の他方の面には校正用の別の気体、例えば空気が接触するようにして、その状態でヒーターによってジルコニア部材を所定の温度になるように加熱することにより、被測定ガスと校正用の気体との酸素分圧の差により、ジルコニア部材に起電力が発生するので、この起電力を測定することにより、被測定ガス中の酸素濃度を測定することができる。また、ジルコニア酸素センサ用部品は、セラミックス部材の通気孔に対して、ジルコニア部材が、導電性白金ペーストの焼結体からなる接合層によって気密的に接合されて形成されているので、耐熱性や耐食性に優れており、燃焼排ガスなどが流通する高温環境下でも使用することができ、長期間に亘って良好な気密性を維持することができる。
本発明のジルコニア酸素センサにおいては、前記配線は、前記接合層を配線経路の一部としていることが好ましい。この態様によれば、配線作業を容易にすることができると共に、ジルコニア酸素センサの構造を簡略化することができる。
本発明によれば、セラミックス部材の通気孔に対して、ジルコニア部材が、導電性白金ペーストの焼結体からなる接合層によって気密的に接合されているので、耐熱性や耐食性に優れ、高温環境下でも取付けることができ、長期間に亘って良好な気密性を維持することができ、製造コストを抑えることができる。
本発明に係るジルコニア酸素センサ用部品、及び、ジルコニア酸素センサの、一実施形態を示す断面説明図である。 図1のA部における拡大断面説明図である。 本発明に係るジルコニア酸素センサ用部品の、他の実施形態を示す断面説明図である。 従来の、ジルコニア酸素センサの断面説明図である。
以下、図1及び図2を参照して、本発明に係るジルコニア酸素センサ用部品、及び、同ジルコニア酸素センサ用部品を用いた、ジルコニア酸素センサの、一実施形態について説明する。
図1に示すように、この実施形態におけるジルコニア酸素センサ用部品10(以下、単に「センサ用部品10」ともいう)は、通気孔21を有するセラミックス部材20と、このセラミックス部材20の通気孔21を塞ぐように取付けられるジルコニア部材30と、セラミックス部材20の通気孔21に対して、ジルコニア部材30を気密的に接合する接合層40とを備えている。
また、このセンサ用部品10は、図1に示すように、例えば、ゴミ焼却炉や汚泥焼却炉等の、高温のガスが流通する煙突などの、ガス流通部材8に取付けられて、高温ガス中の酸素濃度を測定するための、ジルコニア酸素センサ50(以下、単に「センサ50」ともいう)を構成する部品となっている。
まず、セラミックス部材20について説明する。この実施形態のセラミックス部材20は、所定厚さの円盤状をなしており、その中央には、厚さ方向に貫通した通気孔21が設けられている。また、図1に示すように、通気孔21の一端部側の内周には、前記接合層40の接合面をなす、拡径した凹部23が形成されている。
図2を併せて参照すると、凹部23は、その内周面が、通気孔21の他端部側の内径よりも拡径した第1接合面24をなしており、内周面に直交する底面が第2接合面25をなしている。
更に図2に示すように、第1接合面24には、V字溝状をなした溝27が形成されており、この溝27内に前記接合層40が充填されるようになっている。なお、この溝27は、図2の二点鎖線で示すように、第2接合面25に形成されていてもよい。また、図2に示すように、第1接合面24の先端側には、凹部23の先端側内周面を次第に拡径させるようにテーパ状をなした、面取部28が形成されている。
なお、上記セラミックス部材20は、例えば、フォルステライト、ステアタイト、アルミナ、窒化珪素、炭化珪素、チタン酸バリウム等の、セラミックス材料から形成されている。この中でも、フォルステライトを用いることが好ましい。また、セラミックス部材20の線膨張係数は、ジルコニア部材30の線膨張係数の±20%以内の違いとされていることが好ましく、±10%以内の違いとされていることがより好ましい。
上記セラミックス部材としては、上述したように円盤状でなくとも、例えば、矩形板状等であってもよく、通気孔21を有する形状であればよい。また、通気孔も、拡径した凹部を有せず、一定径の孔としてもよい。更に、接合面24,25に形成する溝は、U字状やコ字状等をなしていてもよく、接合層40が充填可能であればよい。
次にジルコニア部材30について説明する。このジルコニア部材30は、安定化ジルコニア等のジルコニア材料から形成されている。また、図1に示すように、この実施形態のジルコニア部材30は、一定径でもって所定長さで伸びる細長い筒状に形成されており、その長手方向の基端31側が開口すると共に、長手方向の先端33側が閉塞した、試験管形状をなしている。更にジルコニア部材30の先端33は、丸みを帯びた曲面状をなしている。
上記ジルコニア部材30は、その基端31側が、セラミックス部材20の通気孔21の凹部23に挿入されて、接合層40を介して、通気孔21の内周に対して気密的に接合される。また、図2に示すように、ジルコニア部材30の基端31側の外周面が、凹部23の第1接合面24の内周に対向して配置されて、接合層40を介して接合される第1接合面34をなしており、更に、ジルコニア部材30の基端31の端面が、凹部23の第2接合面25に対向して配置されて、接合層40を介して接合される第2接合面35をなしている。
更に図2に示すように、第1接合面34には、V字溝状をなした溝37が形成されており、この溝37内に前記接合層40が充填されるようになっている。なお、この溝37は、前記第2接合面35に形成されていてもよい(図2の二点鎖線参照)。
なお、上記ジルコニア部材としては、試験管形状でなくとも、セラミックス部材20の通気孔21を閉塞できる形状であればよい。例えば、後述する別の実施形態(図3参照)に示されるように、セラミックス部材が筒状の突出部を有していて、該突出部の内周が通気孔をなしている場合には、ジルコニア部材は、該突出部の先端開口部を閉塞する単なる板状をなしていてもよい。また、接合面34,35に形成した溝としては、断面V字状に限らず、断面U字状やコ字状等をなしていてもよく、接合層40が充填可能であればよい。
次に接合層40について説明する。この接合層40は、導電性白金ペーストの焼結体からなる。また、この導電性白金ペーストは、白金や白金合金等の白金粉末を溶媒に分散してなるものであって、無機系酸化物を含むと共に、樹脂や界面活性剤等の添加剤が適宜添加されており、更に所定温度で加熱されたときに、焼結するように焼結用バインダーを含むものとなっている。
図2に示すように、この実施形態における接合層40は、導電性白金ペーストが焼結されてなる焼結体41,43の隙間に、金が充填され拡散してなる金−白金合金層45を有している。すなわち、この接合層40は、セラミックス部材20の第1接合面24及び第2接合面25の内周側に形成された焼結体41と、ジルコニア部材30の第1接合面34及び第2接合面35の外周側に形成された焼結体43と、これらの焼結体41,43の隙間に設けられた金−白金合金層45とを有している。
また、図2に示すように、セラミックス部材20側の第1接合面24及び第2接合面25と焼結体41との間、及び、ジルコニア部材30側の第1接合面34及び第2接合面35と焼結体43との間には、導電性白金ペーストの焼結時に、導電性白金ペースト中の無機系酸化物が、セラミックス部材20の成分又はジルコニア部材30の成分と拡散して形成された、複合酸化物からなる酸化物層46,47が設けられるようになっている。
なお、前記焼結体41は、セラミックス部材20側の第1接合面24や第2接合面25の溝27に充填され、これらの溝27内にも前記酸化物層46が形成される。同様に前記焼結体43は、ジルコニア部材30側の第1接合面34や第2接合面35の溝37に充填され、これらの溝37内にも前記酸化物層47が形成される。また、図2に示すように、接合層40の先端48は、通気孔21の凹部23の先端開口からはみ出して、ジルコニア部材30の外周面に接合されており、はみ出した部分の外周が先細テーパ状の傾斜面となっている。
更に、この実施形態における接合層40には、センサ50を構成する配線63が接続されており(図2参照)、同接合層40は、ジルコニア部材30に発生した起電力を出力する、出力配線の一部をなしている。これについては後述するセンサ50の説明において、詳しく説明する。
上記のような導電性白金ペーストとしては、例えば、株式会社ノリタケカンパニーリミテド製、商品名「NP−1610A」や、田中貴金属工業株式会社製、商品名「TR7905」、株式会社徳力本店、商品名「Ptペースト No.8103」等を用いることができる。
なお、本発明における接合層としては、導電性白金ペーストの焼結体からなるものであればよく、金−白金合金層45や、酸化物層46,47を有するものでなくともよい。
以上説明したセンサ用部品10は、ジルコニア酸素センサ50を構成する部品となっている。図1を参照してセンサ50について説明すると、このセンサ50は、少なくとも、上記センサ用部品10と、ジルコニア部材30を加熱するヒーター53と、ジルコニア部材30の外面及び内面にそれぞれ接続された電極55,57と、電極55,57を、検出回路59に接続する配線61,63とを有している。
具体的に説明すると、この実施形態におけるセンサ50は、円筒状をなし、その軸方向両端部に鍔状のフランジ51a,51bを設けた、ケーシング51を有している。ケーシング51の一端側のフランジ51aを、煙突等のガス流通部材8に固定することで、ガス流通部材8にセンサ50が取付けられる。また、ケーシング51の他端側のフランジ51bに、セラミックス部材20が固定されることで、ケーシング51内に、ジルコニア部材30が挿入配置された状態で、センサ用部品10がケーシング51に取付けられるようになっている。なお、この状態では、ガス流通部材8内のガス流通路9に、ジルコニア部材30の先端33側が位置するように配置される(図1参照)。
試験管形状をなしたジルコニア部材30の外周には、ヒーター53が配置されている。このヒーター53には、図示しない電力供給手段が接続され、所定温度に昇温可能となっている。また、ジルコニア部材30の先端33の外面側には電極55が配置され、ジルコニア部材30の先端33の内面側にも電極57が配置されている。更に、ジルコニア部材30の外面側の電極55に、配線61の一端が接続されている。なお、ジルコニア部材30の内外面に形成される電極57,55は、例えば、ジルコニア入りPtペースト等で形成することができる。この配線61は、ヒーター53の内側やセラミックス部材20の図示しない挿通孔を通って、センサ50の外部に引き出されて、他端がセンサ外部に配置される検出回路59に接続される。なお、電極55に接続された配線61のジルコニア部材30の外周に沿って伸びる部分は、ジルコニア部材30の外周に塗布された導電性白金ペーストの焼結体で形成してもよい。
一方、ジルコニア部材30の内面側の電極57に、配線63の一端が接続されている。この配線63は、更に接合層40の通気孔内方に露出する部分に接続されて、同接合層40の先端48側から、セラミックス部材20の図示しない挿通孔を通って、センサ50の外部に引き出されて、その他端がセンサ外部の検出回路59に接続されるようになっている。このように、この実施形態では、電極57に接続された配線63が、接合層40を介して検出回路59に接続されており、接合層40は、ジルコニア部材30に発生した起電力を出力する、出力配線の一部をなしている。すなわち、この実施形態における配線63は、接合層40を配線経路の一部とした構成となっている。なお、電極57に接続された配線63のジルコニア部材30の内周に沿って伸びる部分は、ジルコニア部材30の内周に塗布された導電性白金ペーストの焼結体で形成してもよい。
また、前記検出回路59は、電極55,57に、配線61,63を介して電圧を印加すると共に、ジルコニア部材30に発生した起電力を、配線61,63を介して受電することにより、ガス流通部材8内を流れる被測定ガス中の酸素濃度を検出できるようになっている。
なお、ジルコニア酸素センサ50としては、例えば、ケーシング51内に、ジルコニア部材30の内周に校正ガスを供給・排出可能な構造を設けてもよい。更に、ジルコニア部材30に対するヒーター53の設置位置や、電極55,57を設けた箇所等は、適宜変更することができる。
上記構成からなるジルコニア酸素センサ50は、次のようにしてガス流通部材8内の高温ガスの酸素濃度を測定できるようになっている。なお、ジルコニア酸素センサの原理については、従来から周知であるので簡単な説明に留めるものとする。
すなわち、ヒーター53に電力を供給して昇温させて、ジルコニア部材30を、所定温度(例えば、800℃以上)に加熱する。すると、ジルコニア部材30は、酸素イオンのみが移動可能な固体電解質となり、ジルコニア部材30の外部又は外部に存在する、ガス流通部材8を流通するガス中の酸素分圧の差に応じて起電力が発生する。この起電力が、電極55,57及び配線61,63を介して、検出回路59によって検出されて、検出回路59に接続された図示しない測定器によって、ガス中の酸素濃度を測定できる。
次に、上記構成からなるジルコニア酸素センサ用部品10、及び、ジルコニア酸素センサ50の、作用効果について説明する。
初めに、ジルコニア部材30を、セラミックス部材20の通気孔21に接合する際の、工程について説明する。まず、セラミックス部材20の通気孔21の凹部23の、第1接合面24及び第2接合面25の内周に、導電性白金ペーストを塗布する。この際、導電性白金ペーストが、第1接合面24や第2接合面25に形成した溝27内に充填される。その後、セラミックス部材20を焼成炉に収容して、所定温度で所定時間保持(例えば、900〜1000℃で、60〜120分の保持)することで、導電性白金ペーストを焼結させる。この際、導電性白金ペースト中の無機系酸化物が、セラミックス部材20の成分と拡散して、複合酸化物からなる酸化物層46が形成されるため、この酸化物層46を介して、第1接合面24及び第2接合面25の内周に、焼結体41が形成される。
また、ジルコニア部材30の基端31の、第1接合面34及び第2接合面35の外周に、導電性白金ペーストを塗布する。この際、導電性白金ペーストが、第1接合面34や第2接合面35に形成した溝37内に充填される。その後、ジルコニア部材30を焼成炉に収容して、所定温度で所定時間保持(例えば、900〜1000℃で、60〜120分の保持)することで、導電性白金ペーストを焼結させる。この際、導電性白金ペースト中の無機系酸化物が、ジルコニア部材30の成分と拡散して、複合酸化物からなる酸化物層47が形成されるため、この酸化物層47を介して、第1接合面34及び第2接合面35の内周に、焼結体43が形成される。
その後、金からなる接合部材(例えば、純金線材等)を、セラミックス部材20の第1接合面24及び第2接合面25の内周に配置する。この状態で、ジルコニア部材30の基端31を、セラミックス部材20の通気孔21の凹部23内に挿入して押し込む。すると、セラミックス部材20の第1接合面24及び第2接合面25に設けた焼結体41と、ジルコニア部材30の第1接合面34及び第2接合面35に設けた焼結体43との隙間に、金からなる接合部材が挟み込まれる。この状態で、焼成炉に収容して、所定温度で所定時間保持(例えば、1063℃で、数分の保持)する。その結果、金と導電性白金ペーストの白金成分とが拡散して、金−白金合金層45が形成され、この金−白金合金層45を介して、セラミックス部材20側の焼結体41と、ジルコニア部材30側の焼結体43とが接合されて、セラミックス部材20の通気孔21に対して、ジルコニア部材30を気密的に接合することができる。
なお、ジルコニア部材30とセラミックス部材20とを、金を用いずに、導電性白金ペーストの焼結体のみで接合することもできる。その場合には、セラミックス部材20の通気孔21の凹部23の、第1接合面24及び第2接合面25の内周に、導電性白金ペーストを塗布し、ジルコニア部材30の基端31の、第1接合面34及び第2接合面35の外周に、導電性白金ペーストを塗布し、ジルコニア部材30の基端31を、セラミックス部材20の通気孔21の凹部23内に挿入して押し込み、その状態で焼成して導電性白金ペーストを焼結させればよい。
上記のように構成したセンサ用部品10は、ガス流通部材8に取付けられたケーシング51内に、ジルコニア部材30の先端33側から挿入し、セラミックス部材20を、ケーシング51のフランジ51bに対して、ネジ止め固定や接着剤等による固定によって固定することで、ケーシング51に取付けることができ、それによって、ケーシング51を介してガス流通部材8に取付けることができる。このように、このセンサ用部品10においては、ガス流通部材8に対する取付用部材として、ジルコニア部材30のジルコニア材料に対して、線膨張係数が比較的近いセラミックス材料からなる、セラミックス部材20を用いたので、温度変化が激しい環境下で使用しても、接合層に無理な応力がかかりにくく、接合層に亀裂が生じたりすることを防ぐことができる。
そして、このセンサ用部品10においては、上述したように、セラミックス部材20の通気孔21に対して、ジルコニア部材30が、導電性白金ペーストの焼結体41,43からなる接合層40によって気密的に接合されている。そのため、耐熱性や耐食性に優れているので、燃焼排ガス等の高温ガスが流通して、高温環境下に設置される、ガス流通部材8に問題なく取付けることができると共に、そのような高温環境下に配置されても、長期間に亘って良好な気密性を維持することができる。
また、セラミックス部材20の通気孔21とジルコニア部材30とは、耐熱性に優れた導電性白金ペーストの焼結体41,43からなる接合層40によって接合されるので、図3に記載のジルコニア酸素センサのように、耐熱接着剤等で両部材を接合する場合に比べて、繰り返しの熱的荷重が作用しても、その影響を受けにくいため、通気孔21の内周とジルコニア部材30の外周との気密性を維持しやすい。
更に図2に示すように、接合層40は、導電性白金ペーストからなる焼結体41,43の隙間に、金が充填され拡散してなる金−白金合金層45を有しているので、導電性白金ペーストからなる焼結体41,43の厚さのバラツキによる気密性低下を、金−白金合金層層45によって抑制することができ、通気孔21の内周とジルコニア部材30の外周との気密性を、より高めることができる。
また、ジルコニア部材30は、基端31側が開口し先端33側が閉塞した試験管形状をなしており、基端31側がセラミックス部材20の通気孔21に挿入されて、ジルコニア部材30の外周と通気孔21の内周とが、接合層40によって接合されている。この態様によれば、試験管形状をなすジルコニア部材30の内周に一方の気体を導入し、ジルコニア部材30の外周に他方の気体を導入して、気体中に含まれる酸素濃度を測定することができる。また、図1に示すように、試験管形状をなすジルコニア部材30を、例えば、煙突等のガス流通部材8のガス流通路9に挿入しやすくなり、固体電解質となるジルコニア部材30の配置を容易にすることができる。更に、例えば、ガス流通部材8が煙突等の場合に、ジルコニア部材30の先端33側を、ガス流通部材8の径方向奥側に向けて配置しやすくなる。
更に図2に示すように、この実施形態においては、接合層40が、ジルコニア部材30に発生した起電力を出力する配線63の一部をなしているので、接合層40を配線63の一部として利用することができ、ジルコニア酸素センサ50の構造を簡略化することができる。
また、セラミックス部材20の線膨張係数が、ジルコニア部材30の線膨張係数の±10%以内の違いとされている場合には、ガスの酸素濃度の測定時に、高温のガスによって、セラミックス部材20やジルコニア部材30の温度が上昇した場合に、通気孔21の内周とジルコニア部材30の外周との間に、割れやクラック等が生じることを抑制することができ、セラミックス部材20にジルコニア部材30を安定して支持させることができる。
更に図2に示すように、通気孔21とジルコニア部材30との、少なくとも一方の接合面には溝27,37が形成されており、この溝27,37に接合層40が充填されている。そのため、導電性白金ペーストが上記溝27,37内に入り込んだ状態で、焼結して接合層40が形成されるので、通気孔21に対するジルコニア部材30の接合強度をより高めることができ、セラミックス部材20にジルコニア部材30をより安定して支持させることができる。
一方、本発明におけるジルコニア酸素センサ50においては、上記構成をなしたジルコニア酸素センサ用部品10と、ジルコニア部材30を加熱するヒーター53と、ジルコニア部材30の外面及び内面にそれぞれ接続された電極55,57と、電極55,57を、検出回路59に接続する配線とを有する、ジルコニア酸素センサ50を得ることができる。
また、図2に示すように、ジルコニア酸素センサ50を構成する配線63は、接合層40を配線経路の一部としているので、センサ50の配線作業を容易にすることができると共に、センサ50の構造を簡略化することができる。
図3には、本発明に係るジルコニア酸素センサ用部品10の、他の実施形態が示されている。この実施形態のジルコニア酸素センサ用部品10A(以下、単に「センサ用部品10A」ともいう)は、セラミックス部材20Aと、板状をなしたジルコニア部材30Aとを有している。
セラミックス部材20Aは、円筒状をなした突出部22と、該突出部22の基端側外周から環状に広がり、図示しないセンサのケーシングとの取付部分をなすフランジ部26と、突出部22の先端側に配置された先端壁部29と、該先端壁部29の中央に形成された円形状の通気孔21Aとを有している。一方、板状をなしたジルコニア部材30Aは、セラミックス部材20Aの先端壁部29の内側に、通気孔21Aを塞ぐように配置されている。そして、板状のジルコニア部材30Aの一端部36が、導電性白金ペーストを焼結してなる接合層42によって、セラミックス部材20Aの先端部内側の、一方の内面に接合されている。一方、ジルコニア部材30Aの他端部38が、接合層44によって、セラミックス部材20Aの先端部内側の、他方の内面に接合されている。その結果、通気孔21Aがセラミックス部材20Aで塞がれると共に、接合層42,44によって、通気孔21Aの気密性が維持されるようになっている。
また、ジルコニア部材30Aの他端部38側に接合された接合層44は、セラミックス部材20Aの内面に沿って延び、フランジ部26の外面側に至るように設けられている。更に図3に示すように、セラミックス部材20Aの一方の外面には、フランジ部26の外面側からセラミックス部材20Aに沿って延びて、その先端部に至るように延びる、接合層49が設けられている。
また、ジルコニア部材30Aの外面側及び内面側に、電極55,57がそれぞれ接続されている。そして、検出回路59に接合された一方の配線61は、接合層49に接続されると共に、同接合層49を介して電極55に接続されている。また、検出回路59に接合された他方の配線63は、接合層44に接続されると共に、同接合層44を介して電極57に接続されている。
そして、このセンサ用部品10Aにおいても、前記実施形態のセンサ用部品10と同様に、セラミックス部材20Aの通気孔21Aに対して、ジルコニア部材30Aが、導電性白金ペーストからなる接合層42,44によって気密的に接合されているので、耐熱性や耐食性に優れ、高温環境下においても、長期間に亘って良好な気密性を維持することができる。また、この実施形態では、ジルコニア部材30Aが板状をなしているので、前記実施形態におけるジルコニア部材30のように、試験管状に形成する必要がないため、製造コストの低減を図ることができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で、各種の変形実施形態が可能であり、そのような実施形態も本発明の範囲に含まれる。
1 ジルコニア管
2,2 電極
3 ヒーター
4 取付フランジ
5 取付孔
6 ケース
8 ガス流通部材
9 ガス流通路
10,10A ジルコニア酸素センサ用部品(センサ用部品)
20,20A セラミックス部材
21,21A 通気孔
22 突出部
23 凹部
24 第1接合面
25 第2接合面
26 フランジ部
27 溝
28 面取部
29 先端壁部
30,30A ジルコニア部材
31 基端
33 先端
34 第1接合面
35 第2接合面
36 一端部
37 溝
38 他端部
40,42,44,49 接合層
41,43 焼結体
45 金−白金合金層
46,47 酸化物層
48 先端
50 ジルコニア酸素センサ(センサ)
51 ケーシング
51a,51b フランジ
53 ヒーター
55,57 電極
59 検出回路
61,63 配線

Claims (8)

  1. 通気孔を有するセラミックス部材と、
    このセラミックス部材の通気孔を塞ぐように取付けられるジルコニア部材と、
    前記セラミックス部材の通気孔に対してジルコニア部材を気密的に接合する接合層とを備え、
    前記接合層が、導電性白金ペーストの焼結体からなることを特徴とするジルコニア酸素センサ用部品。
  2. 前記接合層は、導電性白金ペーストの焼結体の隙間に、金が充填され拡散してなる金−白金合金層を有している、請求項1記載のジルコニア酸素センサ用部品。
  3. 前記ジルコニア部材は、基端側が開口し先端側が閉塞した試験管形状をなしており、基端側が前記セラミックス部材の前記通気孔に挿入されて、前記ジルコニア部材の外周と前記セラミックス部材の前記通気孔内周とが、前記接合層によって接合されている請求項1又は2記載のジルコニア酸素センサ用部品。
  4. 前記接合層は、前記ジルコニア部材に発生した起電力を出力する、配線の一部をなす、請求項1〜3のいずれか1項に記載のジルコニア酸素センサ用部品。
  5. 前記セラミックス部材の線膨張係数は、前記ジルコニア部材の線膨張係数の±10%以内の違いとされている、請求項1〜4のいずれか1項に記載のジルコニア酸素センサ用部品。
  6. 前記通気孔と前記ジルコニア部材との、少なくとも一方の接合面には溝が形成されており、この溝に前記接合層が充填されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載のジルコニア酸素センサ用部品。
  7. 請求項1〜6のいずれか1つに記載のジルコニア酸素センサ用部品と、
    前記ジルコニア部材を加熱するヒーターと、
    前記ジルコニア部材の外面及び内面にそれぞれ接続された電極と、
    前記電極を、検出回路に接続する配線とを有することを特徴とするジルコニア酸素センサ。
  8. 前記配線は、前記接合層を配線経路の一部としている、請求項7記載のジルコニア酸素センサ。
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