JP2019156614A - シート搬送装置およびそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

シート搬送装置およびそれを備えた画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】シートに撓みが生じるのを抑制することが可能なシート搬送装置およびそれを備えた画像形成装置を提供する。【解決手段】シート搬送装置50は、シート搬送路60と、シート搬送路60を搬送されるシートPの有無を検知する検知機構70と、を備える。検知機構70は、シートPが当接することにより回動するアクチュエーター71を含む。アクチュエーター71は、シート幅方向に延びる回動軸72と、シートPに押圧されることにより回動する検知片73と、を有する。検知片73は、シートPの先端が当接する当接面74を有する。当接面74の回動軸72側の第1領域R1のシート幅方向の幅は、当接面74の回動軸72とは反対側の第2領域R2の幅よりも広い。【選択図】図5

Description

本発明は、シート搬送装置およびそれを備えた画像形成装置に関し、特に、シート搬送路と、シート搬送路を搬送されるシートの有無を検知する検知機構と、を有するシート搬送装置およびそれを備えた画像形成装置に関する。
従来、用紙等のシートを搬送する複数のシート搬送路と、複数のシート搬送路の合流部に配置され、シートの有無を検知する検知機構と、を備えた画像形成装置が知られている。検知機構は、シートが当接することにより回動するアクチュエーターと、アクチュエーターの回動を検知するセンサーと、を含む。アクチュエーターは、シート搬送路の内部に突出するように配置され、シートが当接することにより回動する。
このような画像形成装置では、検知機構を合流部に設けることによって、いずれのシート搬送路をシートが搬送される場合でも1つのアクチュエーターでシートの有無を検知することができる。このため、アクチュエーターをシート搬送路毎に設ける場合に比べて、アクチュエーターの数を削減することができる。
なお、シートが当接することにより回動するアクチュエーターを有する検知機構を備えた画像形成装置は、例えば特許文献1に開示されている。
特開2017−30900号公報
しかしながら、従来の画像形成装置では、複数のシート搬送路に対して1つのアクチュエーターを設けるため、アクチュエーターのシートが当接する当接位置は、いずれのシート搬送路をシートが搬送されるかによって異なる。すなわち、例えば、シート搬送路のうちのアクチュエーターの回動軸に最も近い位置に配置される第1搬送路を搬送されるシートの先端は、アクチュエーターの回動軸に近い位置に当接し、第1搬送路よりも回動軸から遠い位置に配置される第2搬送路を搬送されるシートの先端は、アクチュエーターの回動軸から遠い位置に当接する。このため、第1搬送路を搬送されるシートは、第2搬送路を搬送されるシートに比べて、回転モーメントの影響によりアクチュエーターから受ける負荷(アクチュエーターを回動させるために必要な力)が大きくなり、シート幅方向中央部に撓みが生じる。そして、撓みが生じた状態でシートが搬送ローラー対等のニップ部に進入することによって、シートにしわが生じる。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、シートに撓みが生じるのを抑制することが可能なシート搬送装置およびそれを備えた画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の第1の構成のシート搬送装置は、シートが搬送されるシート搬送路と、シート搬送路に沿ってシートを搬送するシート搬送部材と、シート搬送路を搬送されるシートの有無を検知する検知機構と、を備える。検知機構は、シートが当接することによりシート搬送路内から退避する退避方向に回動するアクチュエーターと、アクチュエーターの回動を検知するセンサーと、アクチュエーターを退避方向とは反対方向に付勢する付勢部材と、を含む。アクチュエーターは、シート搬送方向と直交するシート幅方向に延びる回動軸と、回動軸に設けられ、シートに押圧されることにより回動する検知片と、を有する。検知片は、シートの先端が当接する当接面を有する。当接面の回動軸側の第1領域のシート幅方向の幅は、当接面の回動軸とは反対側の第2領域の幅よりも広い。
本発明の第1の構成のシート搬送装置によれば、アクチュエーターの当接面の回動軸側の第1領域のシート幅方向の幅は、当接面の回動軸とは反対側の第2領域の幅よりも広い。これにより、シートの先端がアクチュエーターの当接面の回動軸側の第1領域に当接する場合、シートがアクチュエーターから受ける負荷をシート幅方向に分散することができるので、シートに撓みが生じるのを抑制することができる。
本発明の一実施形態のシート搬送装置を備えた画像形成装置の全体構造を示した断面図である。 本発明の一実施形態のシート搬送装置の合流部周辺の構造を示した断面図であり、アクチュエーターが突出位置に配置された状態を示した図である。 本発明の一実施形態のシート搬送装置の合流部周辺の構造を示した断面図であり、アクチュエーターが第1退避位置に配置された状態を示した図である。 本発明の一実施形態のシート搬送装置の合流部周辺の構造を示した断面図であり、アクチュエーターが第2退避位置に配置された状態を示した図である。 本発明の一実施形態のシート搬送装置のアクチュエーターの構造を示した斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態のシート搬送装置50を備えた画像形成装置1の全体構造を示した断面図である。画像形成装置1はタンデム型のカラープリンターであり、ブラック、イエロー、シアン、及びマゼンタの各色に対応する感光体ドラム11a〜11dが回転可能に配設される。各感光体ドラム11a〜11dの周囲には、現像装置2a〜2d、露光ユニット12、帯電器13a〜13d及びクリーニング装置14a〜14dが配設される。なお、感光体ドラム11a〜11d、現像装置2a〜2d、露光ユニット12、帯電器13a〜13d、クリーニング装置14a〜14d、除電装置(図示せず)、及び後述する一次転写部および二次転写部等によって、用紙等のシートに画像を形成する画像形成部が構成されている。
現像装置2a〜2dは、感光体ドラム11a〜11dの側方(図1では右方向)に夫々対向して配置され、感光体ドラム11a〜11dにトナーを供給する。帯電器13a〜13dは、感光体ドラム11a〜11dの回転方向(図1では反時計回り方向)に対し現像装置2a〜2dの上流側であって感光体ドラム11a〜11dの表面に対向して配置され、感光体ドラム11a〜11d表面を一様に帯電させる。
露光ユニット12は、現像装置2a〜2dの下方に設けられ、パーソナルコンピューター等から画像入力部(図略)に入力された画像データに基づいて、各感光体ドラム11a〜11dを走査露光する。露光ユニット12から照射されたレーザー光により、各感光体ドラム11a〜11d表面には静電潜像が形成され、この静電潜像が各現像装置2a〜2dによりトナー像に現像される。
無端状の中間転写ベルト17は、テンションローラー6、駆動ローラー25及び従動ローラー27に張架されている。この中間転写ベルト17に接触するように各感光体ドラム11a〜11dが中間転写ベルト17の下方でベルト進行方向(図1の時計回り方向)に沿って隣り合うように配列されている。各一次転写ローラー26a〜26dは、中間転写ベルト17を挟んで各感光体ドラム11a〜11dと対向し、中間転写ベルト17に圧接されて一次転写部を形成する。
この一次転写部において、所定の一次転写電圧が印加された一次転写ローラー26a〜26dによって、中間転写ベルト17の回転とともに所定のタイミングで各感光体ドラム11a〜11dに形成されたトナー像が中間転写ベルト17に順次転写される。これにより、中間転写ベルト17表面にはシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色のトナー像が重ね合わされたフルカラートナー像が形成される。
二次転写ローラー34は、中間転写ベルト17を挟んで駆動ローラー25と対向し、中間転写ベルト17に圧接されて二次転写部を形成する。この二次転写部において、中間転写ベルト17表面のトナー像がシートPに転写される。転写後に、ベルトクリーニング装置31が中間転写ベルト17表面に残存するトナーを清掃する。
画像形成装置1内の下方には、用紙等のシートPを収納する給紙カセット32が配設される。給紙カセット32を画像形成装置1の外部(図1の紙面手前側)に引き出すことでシートPの補充が可能である。
給紙カセット32の右方(矢印A方向)には、薄紙、厚紙、用紙等の手差しのシートPを供給する手差しトレイ35が配設される。手差しトレイ35は、画像形成装置1本体の右側面に設けられている。手差しトレイ35の左方(矢印A´方向)には、手差しトレイ35から繰り出されたシートPをレジストローラー対33cの上流側の後述する合流部41に搬送する第1搬送路(手差しシート搬送路)36が配設される。
また、給紙カセット32の左方には、給紙カセット32から繰り出されたシートPを中間転写ベルト17の二次転写部に搬送する第2搬送路33が上下方向に沿って配設される。給紙カセット32に収納されているシートPがピックアップローラー33a、フィードローラー33b及びリタードローラーを備えた給紙部により1枚ずつ第2搬送路33に繰り出される。
更に、画像形成装置1の左上方には、画像が形成されたシートPに対して定着処理を行う定着部18と、定着処理の行われたシートPをシート排出部37に搬送する排出経路39とが配設される。
第1搬送路36と第2搬送路33とはレジストローラー対33cの手前の合流部41で合流している。レジストローラー対33cにより、中間転写ベルト17への画像形成動作と給紙動作とのタイミングを取って、シートPが二次転写部に搬送される。二次転写部に搬送されたシートPは、所定の二次転写電圧が印加された二次転写ローラー34によって、中間転写ベルト17上のフルカラーのトナー像を二次転写された後、定着部18に搬送される。
定着部18は、トナー像が転写されたシートPを加熱及び加圧することにより定着処理を行う。シートPは、定着部18で定着処理が行われた後、必要に応じて第3搬送路40に搬送される。そして、シートPは第3搬送路40において表裏が反転された状態で二次転写ローラー34へ再搬送されてシートPの裏面にもトナー像が二次転写され、定着部18で定着される。トナー像が定着されたシートPは排出経路39を通って、排出ローラー対19によりシート排出部37に排出される。
第1搬送路36、第2搬送路33および第3搬送路40の所定の位置には、シートPを搬送する搬送ローラー対(シート搬送部材。例えば、図1の搬送ローラー対45、46および両面搬送ローラー対47)が設けられている。なお、第1搬送路36、第2搬送路33、第3搬送路40、合流部41、搬送ローラー対45、46および両面搬送ローラー対47と、後述する検知機構70と、によってシート搬送装置50が構成されている。
図2〜図4は、本発明の一実施形態のシート搬送装置50の合流部41周辺の構造を示した断面図である。図5は、本発明の一実施形態のシート搬送装置50のアクチュエーター71の構造を示した斜視図である。なお、図2〜図4は、図1の紙面奥側から見た状態を示しているため、各部材の配置は図1と左右が逆になっている。
図2に示すように、レジストローラー対33cに対してシート搬送方向上流側の部分には、複数(ここでは3つ)のシート搬送路60(第1搬送路36、第2搬送路33および第3搬送路40)が合流する合流部41が設けられている。合流部41には、シート搬送路60を搬送されるシートPの有無を検知する検知機構70が設けられている。
検知機構70は、シートPが当接することにより図3および図4に示すようにシート搬送路60内から退避する退避方向(図2の反時計回り方向)に回動するアクチュエーター71と、アクチュエーター71の回動を検知するセンサー77(図2参照)と、アクチュエーター71を退避方向とは反対方向に付勢する付勢部材78(図2参照)と、を含んでいる。
アクチュエーター71は、合流部41のシート幅方向中央部に配置されている。また、アクチュエーター71は図2に示すように、シート搬送路60の外部に配置され、シート幅方向(図2の紙面に対して垂直方向)に延びる回動軸72と、回動軸72に設けられ、シートPに押圧されることにより回動軸72と一体で回動する検知片73と、を有する。なお、検知機構70の詳細構造については後述する。
第1搬送路36は、シート搬送路60のうちでアクチュエーター71の回動軸72に最も近い位置に配置され、第2搬送路33は、第1搬送路36よりも回動軸72から遠い位置に配置され、第3搬送路40は、第2搬送路33よりも回動軸72から遠い位置に配置される。
合流部41には、第1搬送路36の一部を構成するとともに第1搬送路36を搬送されるシートPをガイドする第1ガイド面(第1シートガイド面)61aを有する第1ガイド部材61と、第2搬送路33の一部を構成するとともに第2搬送路33を搬送されるシートPをガイドする第2ガイド面62aを有する第2ガイド部材62と、が設けられている。また、合流部41の内部には、第1搬送路36と第2搬送路33とを仕切る内部ガイド部材63が設けられている。内部ガイド部材63は、第1搬送路36の一部を構成するとともに第1搬送路36を搬送されるシートPをガイドする第3ガイド面63aと、第2搬送路33の一部を構成するとともに第2搬送路33を搬送されるシートPをガイドする第4ガイド面(第2シートガイド面)63bと、を有する。
なお、第3搬送路40は、第1搬送路36よりも前に(上流側で)第2搬送路33に合流しており、第3搬送路40を搬送されるシートPは、第2ガイド部材62と内部ガイド部材63とによってガイドされる。
次に、検知機構70の詳細構造について説明する。
付勢部材78は、ねじりバネからなり、アクチュエーター71の回動軸72に設けられている。
アクチュエーター71の回動軸72の端部には、遮光片75(図5も参照)が一体で形成されている。センサー77は、遮光片75に隣接して配置されている。センサー77は、例えば透過型センサーであり、遮光片75の厚み方向(図2の紙面に対して垂直方向)に所定の間隔を隔てて配置される投光部と受光部とを有する。アクチュエーター71が図2の位置から退避方向(反時計回り方向)に回動することによって、センサー77は遮光状態となり、シートPを検知することができる。なお、センサー77は、反射型センサーよって構成することもできる。
第1ガイド部材61、第2ガイド部材62および内部ガイド部材63には、アクチュエーター71の検知片73が通過可能な切り欠きが形成されており、アクチュエーター71の検知片73は、切り欠きを介してシート搬送路60の内部に突出するように回動軸72に設けられている。アクチュエーター71は図2に示すように、シート搬送路60をシートPが搬送されていない状態では、付勢部材78の付勢力によって突出位置(図2の位置)に配置される。この状態において、アクチュエーター71は、上記切り欠きの開口縁に当接し、回動が規制されている。アクチュエーター71は図3に示すように、第1搬送路36をシートPが搬送されている状態では、シートPに押圧されることにより付勢部材78の付勢力に抗して突出位置から退避方向に回動し、第1退避位置(図3の位置)に配置される。アクチュエーター71は図4に示すように、第2搬送路36又は第3搬送路40をシートPが搬送されている状態では、シートPに押圧されることにより付勢部材78の付勢力に抗して突出位置と第1退避位置との間の第2退避位置(図4の位置)に配置される。
検知片73は図2に示すように、シート搬送路60を搬送されるシートPの先端が当接する当接面74を有する。当接面74は、回動軸72側の部分に配置される第1当接面74aと、第1当接面74aよりも回動軸72から遠い位置に配置される第2当接面(第1接触部)74bと、第2当接面74bよりも回動軸72から遠い位置に配置される第3当接面(第2接触部)74cと、を有する。
第1当接面74aは、アクチュエーター71が突出位置に配置された状態(図2の状態)で、第1ガイド部材61から内部ガイド部材63に跨って配置され、第1当接面74aには、第1搬送路36を搬送されるシートPの先端が当接する。第2当接面74bおよび第3当接面74cは、アクチュエーター71が突出位置に配置された状態で、内部ガイド部材63から第2ガイド部材62に跨って配置され、第2当接面74bおよび第3当接面74cには、第2搬送路33および第3搬送路40を搬送されるシートPの先端が当接する。
ここで、図5に示すように、当接面74の回動軸72側の基端部分(第1当接面74a)の幅(シート幅方向(図5の左右方向)の長さ)は、当接面74の回動軸72とは反対側の先端部分(第2当接面74bおよび第3当接面74c)の幅よりも広い。
また、当接面74は、アクチュエーター71が突出位置に配置された状態で、第1搬送路36内に配置される第1領域R1と、第2搬送路33内に配置される第2領域R2と、を有する。第1領域R1の幅は、第2領域R2の幅よりも広い。なお、理解を容易にするために、図5では第1領域R1および第2領域R2にハッチングを施している。
第1領域R1は、検知片73の長手方向において幅が一定になるように矩形状に形成されている。第2領域R2のうちの回動軸72側の部分は、回動軸72に近づくにしたがって徐々に幅が広くなるような台形状に形成されている。第2領域R2のうちの先端側の部分(第3当接面74c)は、検知片73の長手方向において幅が一定になるように矩形状に形成されている。ここでは、第2当接面74bの一部(第2当接面74bのうちの台形状の部分よりも回動軸72から遠い領域)も、検知片73の長手方向においてシート幅方向の幅が一定になるように矩形状に形成されている。
図3に示すように、アクチュエーター71が第1退避位置に配置された状態では、シートPは検知片73の第2当接面(第1接触部)74bに接触する。この状態において、第2当接面74bは、第1ガイド部材61の第1ガイド面(第1シートガイド面)61aに沿って延びるように、第1ガイド面61aと略平行に配置される。
また、図4に示すように、アクチュエーター71が第2退避位置に配置された状態では、シートPは検知片73の第3当接面(第2接触部)74cに接触する。この状態において、第3当接面74cは、内部ガイド部材63の第4ガイド面(第2シートガイド面)63b(図3参照)に沿って延びるように、第4ガイド面63bと略平行に配置される。
本実施形態では、上記のように、アクチュエーター71の当接面74の回動軸72側の第1領域R1のシート幅方向の幅は、当接面74の回動軸72とは反対側の第2領域R2の幅よりも広い。これにより、シートPの先端がアクチュエーター71の当接面74の回動軸72側の第1領域R1に当接する場合、シートPがアクチュエーター71から受ける負荷をシート幅方向に分散することができるので、シートPに撓みが生じるのを抑制することができる。このため、撓みが生じた状態でシートPがレジストローラー対33cのニップ部に進入するのを抑制することができるので、シートPにしわが生じるのを抑制することができる。
また、上記のように、第2領域R2のうちの回動軸72側の部分は、回動軸72に近づくにしたがって幅が広くなるように形成されている。これにより、第2搬送路33を搬送されるシートPの先端が第2領域R2の回動軸72側の部分に当接する場合、シートPがアクチュエーター71から受ける負荷をシート幅方向に分散することができるので、シートPに撓みが生じるのをより抑制することができる。
また、上記のように、アクチュエーター71が第1退避位置に配置された状態において、シートPに接触する第2当接面74bは、第1搬送路36を構成する第1ガイド面61aに沿って延びるように配置される。これにより、シートPが第1搬送路36を搬送される際にアクチュエーター71から受ける負荷をシート搬送方向に分散することができるので、シートPに撓みが生じるのをより抑制することができる。
また、上記のように、アクチュエーター71が第2退避位置に配置された状態において、シートPに接触する第3当接面74cは、第2搬送路33を構成する第4ガイド面63bに沿って延びるように配置される。これにより、シートPが第2搬送路33又は第3搬送路40を搬送される際にアクチュエーター71から受ける負荷をシート搬送方向に分散することができるので、シートPに撓みが生じるのをより抑制することができる。
また、上記のように、第3当接面74cは、シート幅方向の幅が一定になるように形成されている。これにより、第3当接面74cのシート幅方向の幅が狭くなりすぎるのを抑制することができる。このため、シートPが第2搬送路33又は第3搬送路40を搬送される際にアクチュエーター71から受ける負荷がシート幅方向中央部に集中するのを抑制することができるので、シートPに撓みが生じるのを抑制することができる。
また、上記のように、3つ以上のシート搬送路60が合流する合流部41に1つのアクチュエーター71を設ける場合に本発明を適用することは、特に効果的である。
また、上記のように、シート搬送路60のうちの回動軸72に最も近い位置に配置される第1搬送路36は、手差しトレイ35からのシートPを搬送する手差しシート搬送路である。手差しトレイ35から例えば薄紙を搬送する場合に薄紙がアクチュエーター71の当接面74の回動軸72側の部分に当接すると、薄紙が撓みやすいので、シート搬送路60のうちの回動軸72に最も近い位置に配置される第1搬送路36が手差しシート搬送路である場合に本発明を適用することは、特に効果的である。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、図1に示したようなタンデム型のカラープリンターに本発明を適用した例について示したが、本発明はこれに限らない。言うまでもなく、モノクロプリンター、モノクロ複写機、カラー複写機、デジタル複合機、ファクシミリ等の、複数のシート搬送路が合流する合流部にシートの有無を検知する検知機構を設けた種々の画像形成装置に本発明を適用できる。
また、上記実施形態では、本発明のシート搬送装置を画像形成装置に用いた例について示したが、本発明のシート搬送装置を画像形成装置以外の装置に用いてもよい。
また、上記実施形態では、第1領域R1を、シート幅方向の幅が一定になるように矩形状に形成する例について示したが、本発明はこれに限らず、第1領域R1を、回動軸72に近づくにしたがって徐々にシート幅方向の幅が広くなるように形成してもよい。
1 画像形成装置
33 第2搬送路
35 手差しトレイ
36 第1搬送路(手差しシート搬送路)
40 第3搬送路
41 合流部
45、46 搬送ローラー対(シート搬送部材)
47 両面搬送ローラー対(シート搬送部材)
50 シート搬送装置
60 シート搬送路
61a 第1ガイド面(第1シートガイド面)
63 内部ガイド部材
63b 第4ガイド面(第2シートガイド面)
70 検知機構
71 アクチュエーター
72 回動軸
73 検知片
74 当接面
74b 第2当接面(第1接触部)
74c 第3当接面(第2接触部)
77 センサー
78 付勢部材
P シート
R1 第1領域
R2 第2領域

Claims (7)

  1. シートが搬送されるシート搬送路と、
    前記シート搬送路に沿って前記シートを搬送するシート搬送部材と、
    前記シート搬送路を搬送される前記シートの有無を検知する検知機構と、
    を備え、
    前記検知機構は、前記シートが当接することにより前記シート搬送路内から退避する退避方向に回動するアクチュエーターと、前記アクチュエーターの回動を検知するセンサーと、前記アクチュエーターを前記退避方向とは反対方向に付勢する付勢部材と、を含み、
    前記アクチュエーターは、シート搬送方向と直交するシート幅方向に延びる回動軸と、前記回動軸に設けられ、前記シートに押圧されることにより回動する検知片と、を有し、
    前記検知片は、前記シートの先端が当接する当接面を有し、
    前記当接面の前記回動軸側の第1領域の前記シート幅方向の幅は、前記当接面の前記回動軸とは反対側の第2領域の幅よりも広いことを特徴とするシート搬送装置。
  2. 前記シート搬送路は、複数の前記シート搬送路を含むとともに、前記シート搬送路のうちの前記回動軸に最も近い位置に配置される第1搬送路と、前記第1搬送路よりも前記回動軸から遠い位置に配置される第2搬送路と、前記第1搬送路と前記第2搬送路とが合流する合流部と、を含み、
    前記合流部の内部には、前記第1搬送路と前記第2搬送路とを仕切るとともに前記シートをガイドする内部ガイド部材が設けられており、
    前記検知片に前記シートが当接していない状態において、前記第1領域は、前記第1搬送路内に配置され、前記第2領域は、前記第2搬送路内に配置されることを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 前記第2領域のうちの少なくとも前記回動軸側の部分は、前記回動軸に近づくにしたがって幅が広くなるように形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のシート搬送装置。
  4. 前記アクチュエーターは、前記シートが前記第1搬送路を搬送される際に前記シートに押圧されることより前記付勢部材の付勢力に抗して第1退避位置に配置され、
    前記アクチュエーターが前記第1退避位置に配置された状態において、前記当接面のうちの前記シートに接触する第1接触部は、前記第1搬送路を構成する第1シートガイド面に沿って延びるように配置されることを特徴とする請求項2に記載のシート搬送装置。
  5. 前記アクチュエーターは、前記シートが前記第2搬送路を搬送される際に前記シートに押圧されることより前記付勢部材の付勢力に抗して第2退避位置に配置され、
    前記アクチュエーターが前記第2退避位置に配置された状態において、前記当接面のうちの前記シートに接触する第2接触部は、前記第2搬送路を構成する第2シートガイド面に沿って延びるように配置されることを特徴とする請求項2または4に記載のシート搬送装置。
  6. 前記第2接触部は、前記シート幅方向の幅が一定になるように形成されていることを特徴とする請求項5に記載のシート搬送装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のシート搬送装置と、
    前記シートに画像を形成する画像形成部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
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