JP2019156606A - シート検出装置、シート処理装置及び画像形成システム - Google Patents

シート検出装置、シート処理装置及び画像形成システム Download PDF

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宏尚 林
育美 ▲高▼嶋
育美 ▲高▼嶋
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杉山 恵介
Keisuke Sugiyama
恵介 杉山
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Abstract

【課題】シートの端部の位置の検出精度が低下することを防止でき、シート積載部におけるシートの位置を正確に検出できるシート検出装置、シート処理装置及び画像形成システムを提供する。【解決手段】シート積載部44におけるシートPの位置を検出するのシート検出装置100において、シートPの端面P1に光を照射する発光手段102と、反射した反射光を受光する受光手段101とを備え、シートPの表面よりも輝度が大きくなる端面P1の位置を検出することで、端面が位置するシートPの端部の位置を検出し、シート積載部44におけるシートPの位置を検出する。【選択図】図1

Description

本発明は、シート検出装置、シート処理装置及び画像形成システムに関するものである。
従来、シート積載部におけるシートの位置を検出するシート検出装置が知られている。
例えば、特許文献1には、シートの表面と端面との間の縁部に向けてシートの表面側から光を照射し、反射光を光学的検出装置で受光して、シートの縁部の陰影を検出して、シートの縁部(端部)の位置を検出する構成が記載されている。
特許文献1のシート検出装置のように、陰影を検出してシートの端部を検出する構成では、シートの表面と陰影部分とのコントラスト(輝度の差)が小さくなり、シートの端部の位置の検出精度が低下し、シートの位置を正確に検出できなくなるおそれがある。
上述した課題を解決するために、本発明は、シート積載部におけるシートの位置を検出するシート検出装置において、前記シートの端面に光を照射する発光手段と、反射した反射光を受光する受光手段とを備えることを特徴とするものである。
本発明によれば、シートの端部の位置の検出精度が低下することを防止でき、シート積載部におけるシートの位置を正確に検出できる、という優れた効果がある。
端綴じ部におけるステイプルトレイ近傍の概略説明図。 用紙後処理装置を備えた画像形成システムの概略説明図。 叩きコロ機構の説明図。 ステイプルモード時の用紙積載動作の説明図。 移動用紙の後端を検出する方法の説明図。 トナー像が形成された移動用紙の後端を検出する方法の説明図。 移動用紙の斜行量を検出する方法の説明図。 用紙の種類等の用紙情報により光源部の位置や光量を変更する方法についての説明図。 変形例1のトレイ上用紙位置検出センサの説明図。 変形例2のトレイ上用紙位置検出センサの説明図。 第二の実施形態の給紙装置の概略説明図。
以下、本発明を適用したシート処理装置としての用紙後処理装置を備えた画像形成システムの一実施形態について説明する。本実施形態は一例にすぎず、本発明は、以下に説明する構成に限定されるものではない。例えば、シート処理装置単体としても本発明は適用可能である。
図2は、シート処理装置である用紙後処理装置6を備えた画像形成システム2の概略説明図である。
図2に示す画像形成システム2は、画像形成装置であるプリンタ部4と、プリンタ部4の用紙排出側に配置された用紙後処理装置6とを有している。プリンタ部4は公知の電子写真方式の画像形成装置であり、画像情報に基づいて露光手段により像担持体上に形成された静電潜像を現像手段で可視化し、可視化されたトナー像を最終的に記録媒体に転写し、定着手段で定着する構成を有している。プリンタ部4等の画像形成装置としては電子写真方式のものに限らず、シート状の記録媒体上に画像を形成できる装置であればよく、例えば、インクジェット方式の画像形成装置を用いることができる。用紙後処理装置6はプリンタ部4に一体に形成してもよく、着脱自在に接続してもよい。
記録媒体である用紙Pは、プリンタ部4で画像が形成され、プリンタ部4から排出されてきた画像形成済みの用紙Pは、接続口8を介して用紙後処理装置6の第一搬送路10に進入する。第一搬送路10には、入口ローラ対12と、入口センサ14とが配置され、入口センサ14により用紙Pが用紙後処理装置6内へ搬入されたことが検知される。
入口ローラ対12の下流には、用紙Pに穴をあける穿孔ユニット16が配置され、穿孔ユニット16の下流には分岐前搬送ローラ対18が配置されている。分岐前搬送ローラ対18の下流は、上方に向かって延びる第二搬送路20と、第一搬送路10の延長路としての第三搬送路22とに分岐されている。第二搬送路20と第三搬送路22との分岐部には第一分岐爪24が設けられており、制御部が第一分岐爪24の回動を制御することにより、用紙Pは両搬送路のいずれかに選択的に案内される。
第二搬送路20に案内された用紙Pは上部搬送ローラ対26で搬送され、上部排紙ローラ対28でプルーフトレイ30に排出される。第三搬送路22から第四搬送路32が分岐し、第二分岐爪34の回動を制御することにより、用紙Pは第四搬送路32に選択的に案内される。第四搬送路32に案内された用紙はプレスタックローラ対36により搬送される。
第三搬送路22には、端綴じ部38へ用紙Pを搬送する中間搬送ローラ対40が配置されている。中間搬送ローラ対40の上流側近傍には、用紙Pを検知する中間搬送センサ42が配置されている。
用紙Pは中間搬送ローラ対40により端綴じ部38の積載トレイとしてのステイプルトレイ44上に排紙される。
図1は、端綴じ部38におけるステイプルトレイ44近傍の概略説明図である。
以下の説明では、用紙Pのうち、ステイプルトレイ44に積載され、停止した状態のものを積載用紙P0と呼び、ステイプルトレイ44または積載用紙P0の上を移動中の状態のものを移動用紙P1と呼ぶ。
ステイプルトレイ44の上方には、移動用紙P1に接触し、搬送力を付与するコロ部材として回転コロ46aを備える叩きコロ機構46が配置されている。ステイプルトレイ44の用紙搬送方向上流側(図1中の右側)には、後端位置規制部材としての基準フェンス48が配置されている。さらに、基準フェンス48を挟んでステイプルトレイ44とは反対側に、撮像部101と光源部102とを有するトレイ上用紙位置検出センサ100を備える。
叩きコロ機構46は、整合用搬送部材の一つである回転コロ46aを移動用紙P1に当接させて、回転コロ46aを回転駆動することで、ステイプルトレイ44上に排出された移動用紙P1の移動方向をスイッチバックし、基準フェンス48へ向けて搬送する。
端綴じ部38では、撮像部101で取得した画像に基づいて、移動用紙P1の後端(図1中の右側端部)から基準フェンス48までの距離を測定することで、制御部200が、叩きコロ機構46による必要搬送距離を算出する。移動用紙P1の後端とは、中間搬送ローラ対40からステイプルトレイ44へ向けて搬送するときの搬送方向後端(図1中及び後述する図4(d)中の「A」で示す部分)を意味する。
叩きコロ機構46は、回転コロ46aを回転させた状態で回転コロ46aを移動用紙P1に対して接離する構成であり、移動用紙P1に対する回転コロ46aの接触時間を制御することで、回転コロ46aが移動用紙P1に搬送力を付与する時間を制御できる。
制御部200は、移動用紙P1の後端から基準フェンス48までの距離と、回転コロ46aの回転速度とから、回転コロ46aと移動用紙P1との必要な接触時間を算出し、算出した接触時間に応じて、叩きコロ機構46の接離動作を制御する。
図3は、叩きコロ機構46の説明図であり、図3(a)は、回転コロ46aを移動用紙P1から離間させた状態を示し、図3(b)は、回転コロ46aを移動用紙P1に当接させた状態を示している。
回転コロ46aは、コロ支持ホルダ95に対してコロ回転軸46cを中心に回転可能に支持されており、コロ支持ホルダ95は、用紙後処理装置6本体に対してホルダ揺動軸91を中心に揺動可能に支持されている。コロ支持ホルダ95を、ホルダ揺動軸91を中心に揺動運動させることで回転コロ46aの移動用紙P1に対する接離動作を行う。
叩きコロ機構46は、回転コロ46aを上方に向けて付勢するコロ上昇バネ96を備える。コロ上昇バネ96の上端は用紙後処理装置6本体に固定されており、コロ上昇バネ96の下端はコロ支持ホルダ95におけるホルダ揺動軸91を挟んでコロ回転軸46cの側に固定されている。コロ上昇バネ96の図3(a)中の矢印「F」に示す付勢力によって、図3(a)に示すように、回転コロ46aを上方に引き上げた状態を維持する。
図3(a)の状態から制御部200がステッピングモータからなるコロ接離モータ94を駆動すると、接離出力ギヤ94aが図3(a)中の矢印「B1」方向に回転する。この回転により、接離出力ギヤ94aに連結するカム付ギヤ93がカム付ギヤ回転軸93aを中心に図3(a)中の矢印「B2」方向に回転し、カム付ギヤ93が有するコロ揺動カム92がコロ揺動レバー95aの端部を押し上げる。
コロ揺動レバー95aは、コロ支持ホルダ95に固定され、ホルダ揺動軸91を中心に揺動可能となっている。コロ揺動レバー95aの端部が押し上げられることで、コロ支持ホルダ95のコロ回転軸46c側がコロ上昇バネ96の付勢力に抗して図3(a)中の矢印「B3」で示すように下降する。これにより、コロ支持ホルダ95に支持された回転コロ46aも下降して、図3(b)で示す状態となり、回転コロ46aを移動用紙P1に接触させることができる。
また、図3(b)に示す状態からコロ接離モータ94を逆方向に回転駆動させることで、コロ揺動カム92が下降し、コロ揺動レバー95aを押し上げる力がなくなるため、コロ上昇バネ96の付勢力によって回転コロ46aが上昇し、移動用紙P1から離間する。
このように、コロ接離モータ94の回転駆動によりコロ揺動カム92が回転し、コロ揺動レバー95aを押すことで、回転コロ46aが揺動運動する。また、揺動量によって、回転コロ46aと移動用紙P1との接触圧が変化し、プリンタ部4からから送られてくる用紙情報(枚数、紙種等)に基づいて揺動量を変化させる。
回転コロ46aにはコロ駆動入力プーリー81が固定されており、コロ駆動入力プーリー81は、タイミングベルト82、コロ駆動出力プーリー46b等を介して、ステッピングモータからなるコロ回転モータ83に連結されている。コロ駆動出力プーリー46bは、ホルダ揺動軸91を中心に回転可能に支持されており、コロ駆動出力プーリー46bには、ホルダ揺動軸91を中心に回転可能で、コロ回転モータ83の回転出力ギヤ83aと噛み合うプーリー回転ギヤが固定されている。このプーリー回転ギヤによって、回転出力ギヤ83aの回転がコロ駆動出力プーリー46bに伝達される。
制御部200がコロ回転モータ83を駆動すると、回転出力ギヤ83aが矢印「C1」方向に回転し、コロ駆動出力プーリー46bが矢印「C2」方向に回転する。これにより、コロ駆動出力プーリー46bとコロ駆動入力プーリー81とに張架されたタイミングベルト82が矢印「C3」方向に回転して、コロ駆動入力プーリー81が固定された回転コロ46aが矢印「C4」方向に回転する。コロ回転モータ83を駆動しながらコロ接離モータ94を駆動させることで、回転コロ46aが回転しながら移動用紙P1と接触し、移動用紙P1の移動方向を切り替えることができる。また、コロ接離モータ94を駆動させた後でコロ回転モータ83を駆動し、回転コロ46aが移動用紙P1に接触した後、回転コロ46aを回転させて、移動用紙P1の移動方向を切り替える構成としてもよい。
図2に示すように、端綴じ部38は、叩きコロ機構46に対して基準フェンス48の側には、もう一つの整合用搬送部材である突き当て部材としての戻しコロ50を備え、戻しコロ50は、ステイプルトレイ44の積載面に対して接離可能となっている。叩きコロ機構46で搬送された移動用紙P1は、戻しコロ50によってさらに搬送され、その後端を基準フェンス48に突き当てられる。これにより、移動用紙P1が積載した積載用紙P0の用紙束の搬送方向(縦方向)の位置が揃えられる。
また、ステイプルトレイ44には、用紙搬送方向と直交する用紙幅方向に進退動して、ステイプルトレイ44上に排紙されて、積載された積載用紙P0の用紙束の幅方向(横方向)の位置を揃える一対のジョガーフェンス52が設けられている。
叩きコロ機構46及び戻しコロ50を用いた縦方向の位置を揃える動作と、ジョガーフェンス52を用いた横方向の位置を揃える動作と、を行うことで、ステイプルトレイ44上に排紙され、積載された積載用紙P0の用紙束を揃えてスタックする。揃えられた用紙束は、ステイプルモード時には端綴じステイプラ54が用紙幅方向に移動して用紙束の下縁部の適所を綴じる。
綴じ処理を施された用紙束は、綴じ処理後の搬送手段であるベルト搬送機構56によって排紙トレイ60に向けて搬送される。ベルト搬送機構56は、第一支持ローラ56aと、第二支持ローラ56bと、第一支持ローラ56a及び第二支持ローラ56bに張架された搬送ベルト56cとを備える。さらに、搬送ベルト56cに固定され、搬送ベルト56cの回転によって移動する紙束放出爪58を備える。紙束放出爪58が図2中の反時計回り方向に移動することで、用紙束の後端に紙束放出爪58が引っ掛かり、さらに、紙束放出爪58が移動することで、用紙束が排紙トレイ60に向けて搬送される。用紙束が排紙トレイ60に排出される際には、用紙束は排紙駆動ローラ62と排紙従動ローラ64とにより挟持されながら安定的に排出される。
図4は、ステイプルモード時の用紙積載動作の説明図である。
上述したように、叩きコロ機構46は、回転コロ46aを有し、ホルダ揺動軸91を支点として回転コロ46aが上下方向に移動するように揺動可能となっている。回転コロ46aの揺動及び回転駆動は、制御部200によって任意に制御される。
プリンタ部4から搬送されてきた画像形成済みの移動用紙P1は、図4(a)に示すように、中間搬送ローラ対40を抜けてステイプルトレイ44の上方に搬送される。移動用紙P1の後端が中間搬送センサ42で検知されたタイミングで叩きコロ機構46による叩き動作が開始される。コロ回転モータ83を停止した状態でコロ接離モータ94を駆動させることで、図4(b)に示すように、回転コロ46aが回転しない状態で、回転コロ46aがホルダ揺動軸91を中心に、ステイプルトレイ44の積載面に向かって下方に向かうように揺動する。ここで、積載面とは、ステイプルトレイ44上に積載用紙P0が存在しないときはステイプルトレイ44自体の上面を、積載用紙P0が存在するときは最上の積載用紙P0の上面を意味する。
図4(c)に示すように、ホルダ揺動軸91を中心に回転コロ46aが揺動する叩きコロ機構46での揺動動作に伴って、搬送されてきた移動用紙P1の上面に回転コロ46aが接触する。回転コロ46aは回転しながら移動用紙P1に接触し、さらに下方に向かって揺動することで、移動用紙P1を介して積載面に当接し、回転コロ46aが直接接触する移動用紙P1はスイッチバックして、移動方向が切り替わる。
図4(d)に示すように、回転コロ46aが移動用紙P1を介して積載面に当接した後、すなわち、移動用紙P1が積載面の上に積載された後は、移動用紙P1は回転コロ46aの回転によって搬送される。回転コロ46aは移動用紙P1を基準フェンス48に向けて搬送する。その後、用紙Pは、回転コロ46a及び戻しコロ50による搬送で基準フェンス48に突き当てられて搬送方向の位置を揃えられる。用紙Pが、中間搬送ローラ対40により搬送される度に図4を用いて上述した積載動作が繰り返される。
回転コロ46a及び戻しコロ50による搬送を終えるタイミングは、トレイ上用紙位置検出センサ100の検出結果から算出される用紙Pの後端から基準フェンス48までの距離と、回転コロ46a及び戻しコロ50による搬送速度とに基づいて算出できる。
次に、図1を用いて用紙Pの後端の具体的な検出方法について説明する。
用紙Pの位置を検出する検出手段であるトレイ上用紙位置検出センサ100は、用紙Pに向けて光を照射する光源部102と撮像部101とを備えている。
光源部102は基準フェンス48よりも後方(図1中の右方)に配置され、制御部200は、移動用紙P1の位置を検出するときに光源部102を発光させて、用紙Pの後端の厚さ方向の面である後端面(P1e,P0e)に向けて光を照射する。回転コロ46a及び戻しコロ50に搬送力を付与され基準フェンス48に向かって移動している移動用紙P1は、後端面(P1e)が移動方向の前方となり、光源部102は、積載面上を移動する移動用紙P1の移動方向の前方から光を照射する状態である。
図1では、光源部102及び撮像部101と、用紙P(P1,P0)との間に、基準フェンス48が位置するように見える。しかし、幅方向の位置を異ならせることで、光源部102から照射された光を用紙Pに照射でき、用紙Pで反射した反射光を撮像部101で受光することができる。
また、撮像部101には、CCDやCMOS等のイメージセンサ(撮像素子)の受光素子を二次元的に配置したエリアセンサを設け、画像を取得する。撮像部101の配置は、光源部102によって用紙Pの後端面に向けて光を照射したときの反射光を得られる箇所が望ましい。これにより、後述する白飛びを、撮像部101を用いて効率よく検出することが可能となる。
図1に示すように、光源部102と撮像部101とは、ステイプルトレイ44上での用紙Pの移動方向に対して、僅かに傾いた位置にある。光源部102と撮像部101との位置関係は、光源部102から出射した光が用紙Pの端面に反射し、反射光を撮像部101が受光できる位置関係であればよい。
図5は、移動用紙P1の後端を検出する方法の説明図である。図5(a)は、基準フェンス48近傍の移動用紙P1と積載用紙P0との拡大斜視説明図であり、図5(b)は、図5(a)中の破線「D」で示す領域の輝度グラフを示している。
撮像部101で取得する画像の中には、積載用紙P0と、積載用紙P0の最上面上を移動する移動用紙P1とが写っている。光源部102により、移動用紙P1の後端面である移動後端面P1eと、積載用紙P0の後端面である積載後端面P0eとに向けて光を照射しているため、移動後端面P1e及び積載後端面P0eが白く写しだされる。
図5(b)に示すグラフの横軸は、積載面に沿って移動する移動用紙P1の移動方向における位置を示している。グラフの原点(0,0)はこの移動方向の任意の点である。撮像した画像における用紙Pの端面の部分は白飛びが生じているので、輝度値は高くなるため、画像処理部による画像処理により、各ピークの位置を求めることで、積載後端面P0eの位置「X1」と、移動後端面P1eの位置「X2」とを検出できる。この検出結果に基づいて、ステイプルトレイ44における移動後端面P1eの移動方向の位置を正確に検出でき、移動後端面P1eが移動方向の前方の端部となる移動用紙P1のステイプルトレイ44における位置を正確に検出することが可能となる。
本実施形態の用紙後処理装置6では、叩きコロ機構46で移動用紙P1を叩き、積載面上に載せる。そして、回転コロ46aの回転によって基準フェンス48に向けて移動用紙P1を搬送し、回転コロ46aによって搬送される移動用紙P1は、戻しコロ50に接触する位置に到達し、その後は、回転コロ46aと戻しコロ50とによって搬送される。
搬送中の移動用紙P1の移動後端面P1eから基準フェンス48までの距離をトレイ上用紙位置検出センサ100の検出結果に基づいて算出する。算出した距離に基づいて回転コロ46a及び戻しコロ50の残りの回転数を算出し、移動後端面P1eが基準フェンス48に到達するタイミングで、回転コロ46a及び戻しコロ50を移動用紙P1から離間させて搬送を停止する。このような制御によって、基準フェンス48に向けて移動用紙P1を過不足なく搬送できる。
回転コロ46aの回転タイミングとしては、移動用紙P1との接触前からでも良いし、移動用紙P1を叩いて積載面に載せて、移動後端面P1eから基準フェンス48までの距離を算出した後に、回転コロ46aの回転を開始してもよい。回転コロ46aを回転させる前に移動用紙P1の後端の位置を検出することで、移動用紙P1の残りの搬送距離を知ることができる。そして、制御部200によって回転コロ46a及び戻しコロ50を制御して正確に移動用紙P1の後端を基準フェンス48に揃えることが可能となる。
回転コロ46a及び戻しコロ50の制御としては、基準フェンス48までの搬送距離から求められる回転時間や回転速度が挙げられる。
用紙後処理装置6等のシート処理装置としては、用紙を搬送し、揃えやステイプル、排紙動作等をしている。搬送タイミングや、揃えやステイプル動作等のために、ステイプルトレイ等の用紙積載部における用紙の位置を検出する技術が知られている。
用紙積載部では、積載された用紙束の上を新たに積載される用紙が移動する。この用紙束の上を移動する用紙の位置は、用紙の搬送路内での用紙の位置を検出する透過型や反射型のセンサ等、用紙が光路を遮る状態と遮らない状態との切り替わりを検知して用紙の通過を検知するセンサでは検出できない。これは、移動する用紙の下方に先に積載された用紙が存在するためである。
従来技術では、用紙積載部に向けて搬送中に用紙単体(一枚の用紙)での用紙エッジの通過タイミングを検知し、検知タイミングからの経過時間に基づいて用紙積載部における用紙の位置を検出している。このため、用紙積載部に積載された用紙の束の上を移動する用紙の位置を正確に検出できないという問題が生じる。
図4を用いて説明した積載動作を行う構成であって、図1に示すトレイ上用紙位置検出センサ100を備えず、中間搬送センサ42の検知結果に基づいて、基準フェンス48に向けての移動用紙P1の搬送を制御する構成では次のような問題が生じ得る。
すなわち、この構成では、中間搬送センサ42で移動用紙P1の後端の通過を検知してから、一定時間経過後に、叩きコロ機構46の揺動動作を行う。その後、さらに一定時間経過後に、回転コロ46a及び戻しコロ50を移動用紙P1から離間させて搬送を停止する。
このようにトレイ上用紙位置検出センサ100を備えない構成では、ステイプルトレイ44の上流で搬送中の移動用紙P1単体での端部(先端または後端)の通過タイミングを検出する。そして、検出したタイミングからの搬送部材(46,50)による送り量で用紙Pの位置を検出しているため、ステイプルトレイ44にて積載されている積載用紙P0の上の移動用紙P1の位置を正確に検出できない問題が生じる。
叩きコロ機構46の揺動動作で回転コロ46aが移動用紙P1に接触し、回転コロ46aに叩かれた移動用紙P1が積載面に着地するが、その着地位置にはバラツキが生じ、移動後端面P1eから基準フェンス48までの距離にもバラツキが生じる。この距離にバラツキが生じているにも関わらず、一定のタイミングで回転コロ46a及び戻しコロ50による移動用紙P1の搬送を停止すると、移動用紙P1の基準フェンス48に向けての搬送に過不足が生じてしまうおそれがある。例えば、距離が長い場合は、回転コロ46a及び戻しコロ50による搬送時間が不足して、基準フェンス48の手前で移動用紙P1の搬送を終えてしまう。また、距離が短い場合は、回転コロ46a及び戻しコロ50による搬送時間が過剰となり、移動用紙P1を基準フェンス48に過度に押し込む形となり、移動用紙P1に座屈が発生してしまう。どちらの場合も、ステイプルトレイ44上の用紙Pの束の縦方向の位置を揃える動作を正確に行えなくなる。
一方、本実施形態の用紙後処理装置6では、トレイ上用紙位置検出センサ100を用いて積載面に着地した後の移動用紙P1の移動後端面P1eから基準フェンス48までの距離を算出し、回転コロ46a及び戻しコロ50による搬送時間を制御する。これにより、叩きコロ機構46で叩いた後の移動用紙P1の残りの搬送距離「X[mm]」を検出することができ、回転する回転コロ46a及び戻しコロ50の表面移動速度「V[mm/s]」が一定であれば、基準フェンス48への到達時間を算出できる。
これにより、ステイプルトレイ44上の用紙Pの束の縦方向の位置を揃える動作を正確に行うことができ、的確な綴じ処理を行うことができ、用紙Pの束の用紙Pが揃わないことに起因する綴じ品質の低下を防ぐことが可能となる。
本実施形態では、積載用紙P0の上の移動用紙P1の位置を検出することで、搬送されている移動用紙P1の位置の検出精度を高めることができる。また、この検出結果に基づいて基準フェンス48へ向けて移動用紙P1を搬送する制御を適切に行うことで、基準フェンス48に対して移動用紙P1の端部の位置を精度良く合わせることができ、複数枚の用紙Pが積載された積載用紙P0の揃え精度を向上できる。
トレイ上用紙位置検出センサ100の検出結果を用いた移動後端面P1eから基準フェンス48までの距離の算出は、回転コロ46aによって移動後端面P1eを搬送している間に、複数回、または、連続的に行っても良い。これにより、複数回の検出タイミングの間の時間と、その間に移動した距離と、に基づいて残りの距離と残りの搬送時間とを算出できる。このような制御を行うことにより、回転コロ46aや戻しコロ50が劣化し、スリップを起こすなどによって回転コロ46aや戻しコロ50による搬送能力が変化した場合であっても、基準フェンス48に向けて移動用紙P1を過不足なく搬送できる。
また、算出した移動後端面P1eから基準フェンス48までの距離によって回転コロ46aの回転速度を変化させてもよい。
本実施形態の用紙後処理装置6では、プリンタ部4から連続的に用紙Pが搬送されてくるため、用紙P同士の間の紙間の時間間隔がほぼ一定であることが望ましい。しかし、中間搬送ローラ対40を通過した移動用紙P1が飛びすぎた場合(図4(c)で大きく左側に行ってしまった場合)などは、通常より搬送距離が長くなってしまい、搬送速度が一定だと前の移動用紙P1との紙間の時間間隔が長くなってしまう。このような場合、回転コロ46a及び戻しコロ50の回転速度を速くして搬送速度を速くすることで、前の移動用紙P1との紙間の時間間隔を詰め、後の移動用紙P1との紙間の時間間隔が短くなることを防止し、用紙ジャムの発生を抑えることができる。
上述した実施形態では、移動用紙P1の後端の位置と積載用紙P0の後端の位置との距離を求めることで、積載用紙P0の後端が突き当たる基準フェンス48までの移動用紙P1の搬送量を求めている。積載用紙P0の後端の位置を求める代わりに、基準フェンス48の位置を同様に検出していもよい。積載用紙P0の上を搬送される移動用紙P1と基準フェンス48との距離を求めても、上述した実施形態と同様に、基準フェンス48に向けて移動用紙P1を過不足なく搬送でき、ステイプルトレイ44上の用紙Pの束の縦方向の位置を揃えることができる。
移動する用紙の位置を検出する構成としては、特開2015−031623号公報には、レーザ光源を用いて動的被検面(移動用紙の表面)に光を照射し、動的被検面の検出光を撮像センサに導光し、スペックルパターンを取得する測定装置が記載されている。この測定装置では、スペックルパターンの画像データを用いて動的被検面の移動量および移動速度の少なくとも一方を求める。しかし、用紙特性(例えば、平滑性や印字状態)によってはシートの表面の状態によっては、スペックルパターンが明確に現れないため、シートの位置を正確に検出できなくなるおそれがある。
また、特許文献1には、シート縁部の直近に検出可能な陰影を生成するように照明する照明装置を具備し、光学的検出装置により、積み重なった外側のシートの縁部の位置を検出するシート検出装置が記載されている。この構成では、シートに印字がされている状態だと、印字部の輝度が小さくなり、シートの表面の画像が形成された部分と陰影とのコントラストが小さくなることで、検出した陰影の位置に基づいてシートの端部の位置を正確に検出できないおそれがある。
一方、本実施形態のトレイ上用紙位置検出センサ100は、光源部102が移動用紙P1の厚さ方向の面である端面に光を照射し、照射した光の反射光を受光する撮像部101の撮像結果から輝度のピークの位置を検出し、移動用紙P1の端面の位置を検出する。
端面に向けて照射された光の反射光の光量は、移動用紙P1の表面からの反射光よりも移動用紙P1の端面からの反射光の方が大きく、端面の輝度は表面の輝度よりも十分に大きくなる。このため、輝度のピークの位置を求めることで、用紙Pの端面の位置、すなわち用紙Pの端部の位置を検出することができる。
そして、移動用紙P1の表面に画像が形成されている場合等、移動用紙P1の表面の反射率が低下する状態では、移動用紙P1の表面と端面との輝度の差は広がり、輝度のピーク位置の検出精度は低下しない。よって、移動用紙P1の表面の状態によって移動用紙P1の端部の位置の検出精度が低下することを防止でき、用紙Pを積載するステイプルトレイ44における移動用紙P1の位置を正確に検出できる。
図6は、トナー像が形成された移動用紙P1の後端を検出する方法の説明図である。図6(a)は、基準フェンス48近傍の移動用紙P1と積載用紙P0との拡大斜視説明図であり、図6(b)は、図6(a)中の破線「D」で示す領域の輝度グラフを示している。
ステイプルトレイ44に搬送されてくる用紙Pは、白紙とは限らず、図6(a)に示すように紙面にトナー像Tが形成されている場合がある。本実施形態での移動用紙P1の後端の位置を検出する方法では、撮像した画像における移動後端面P1eと積載用紙P0とに対応する部分を白飛びさせて検出しているので、トナー像の有無等の用紙Pの紙面の状態によらず用紙Pの後端を検出することが可能となる。つまり、図6に示すように、用紙Pの紙面にトナー像が印字されている場合でも、撮像した画像における移動後端面P1eと積載後端面P0eとに対応する部分は白飛びするため、用紙Pの紙面の輝度レベルとは十分な差(コントラスト)を得られる。このため、図6(b)に示すように、正確に用紙Pの後端の位置(図6(b)中の「X1」及び「X2」)を検出できる。
端面の位置を検出する方法としては、白飛びをした部分を検出する構成に限らず、白飛びをしていなくても他の部分と十分なコントラスト(輝度の差)が得られた部分を端面として検出することができる。
図7は、移動用紙P1の斜行量を検出する方法の説明図である。図7(a)は、斜行している移動用紙P1と積載用紙P0との位置関係を示す斜視説明図であり、図7(b)は、図7(a)中の破線「D1」及び「D2」で示す領域の輝度グラフを示している。
移動用紙P1の状態や回転コロ46aの状態により、搬送される移動用紙P1が斜めになった状態で、移動用紙P1の後端が基準フェンス48に到達する状況がまれに発生する。この状況のまま積載動作が終了すると、積載用紙P0の一部が他の積載用紙P0に対して斜めになった状態で用紙束を形成する。そのままステイプル動作をすると、用紙端部が揃っておらず、見た目(綴じ品質)が悪くなってしまう。
本実施形態の移動用紙P1の後端を検出する方法を用いることで、移動用紙P1の斜行量を検出でき、検出結果に基づいて斜行を補正する制御を行うことで綴じ品質の低下を防ぐことが可能となる。
詳しくは、図7(a)中の破線領域「D1」及び「D2」に示すように、用紙Pの後端位置を検出する箇所を用紙幅方向に複数個所設け、それぞれで検出した移動用紙P1の後端位置(X21、X22)の差分「E」を用いて斜行量を検出することが可能となる。これにより、得られた斜行量から、移動用紙P1の後端を基準フェンス48に揃える制御を行う。
斜行している移動用紙P1の後端を基準フェンス48に揃える構成では、戻しコロ50として、用紙幅方向の位置が異なるものを複数備え、斜行方向によって動作させる戻しコロを選択する。このような構成で、図7に示すように、移動用紙P1の手前側が奥側よりも基準フェンス48側となるように傾いている場合、複数の戻しコロ50のうち、奥側に位置する戻しコロ50を駆動させる。一方、手前側に位置する戻しコロ50の駆動を停止、または、奥側の戻しコロ50よりも回転速度を遅くする。このように移動用紙P1に搬送力を付与する戻しコロ50を選択する制御を行うことで、移動用紙P1の斜行を補正することができる。
複数の戻しコロ50のそれぞれを独立駆動できない場合は、算出した移動後端面P1eから基準フェンス48までの距離に対応した駆動時間よりも長く、戻しコロ50を駆動させる構成としてもよい。この構成では、図7に示すような斜行が生じた場合は、移動用紙P1における手前側の後端が先に基準フェンス48に突き当たる。この後、さらに、戻しコロ50を駆動することで、移動用紙P1の後端が突き当たった手前側の戻しコロ50はスリップし、奥側の戻しコロ50が移動用紙P1に搬送力を付与する。これにより、移動用紙P1の奥側の位置が手前側に位置に並び、斜行を補正することができる。
また、斜行を補正する他の制御としては、移動用紙P1の斜行量を計測した後、斜行量に応じて、ジョガーフェンス52で、用紙幅方向を整合する回数や動作量等を制御してもよい。
また、プリンタ部4での定着状態によっては、用紙Pのコバ面(移動後端面P1e及び積載後端面P0e、その周辺等)に汚れが発生することもある。図7の「D1」及び「D2」で示すように、搬送方向における輝度の変化を検出する箇所(検出領域)を用紙幅方向の複数箇所に設けることで、何れかの検出領域で用紙Pの後端の位置を検出することも可能である。
図8は、用紙Pの種類等の用紙情報により光源部102の位置や光量を変更する方法についての説明図である。図8(a)は、光源部102が照射した光の反射光(L1〜L3)が撮像部101に向かう様子を示す説明図である。図8(b)は、平滑性の高い用紙Pに対して光源部102が照射する光の光量が過剰な状態での輝度グラフであり、図8(c)は、平滑性の高い用紙Pに対して光源部102が照射する光の光量を抑えた状態での輝度グラフである。
本実施形態の用紙後処理装置6では上述したように、移動後端面P1e及び積載後端面P0eに光を照射し、そこでの白飛びを撮像部101で検出することで、移動用紙P1の後端の位置を検出する。
光源部102の位置と光量とが一定のままだと、用紙Pの種類によっては撮像した画像から白飛びが生じている位置を特定することが困難となる場合がある。
つまり、用紙Pの種類によっては表面状態(平滑性)に差があり、平滑性が異なると、移動後端面P1e及び積載後端面P0eの白飛びが生じている部分と、それ以外の部分との輝度差が小さくなってしまう可能性がある。このような場合、用紙情報に基づいて、光源部102の位置または光量の少なくとも一方を変更することで、輝度差を大きくすることができ、白飛びを効率よく検出することができ、移動後端面P1e及び積載後端面P0eの位置を正確に検出することが可能となる。
例えば、用紙Pの表面状態が平滑性の高いものだと、紙面からの反射光の光量が大きくなり、積載後端面P0eからの反射光「L1」または移動後端面P1eからの反射光「L2」と、積載用紙P0の紙面からの反射光「L3」と、の光量の差が小さくなる。この場合、図8(b)に示すように、撮像部101で取得した画像での輝度の差「H」が小さくなり、輝度の各ピーク値を求めることが困難となり、積載後端面P0eの位置「X1」と、移動後端面P1eの位置「X2」との検出が困難になる。
このような場合には、積載後端面P0eからの反射光「L1」及び移動後端面P1eからの反射光「L2」の光量が多くなり、積載用紙P0の紙面からの反射光「L3」の光量が小さくなるように、光源部102の位置を下方に移動する。これにより、積載用紙P0の紙面から撮像部101に向かう反射光「L3」の光量が少なくなり、図8(c)に示すように、積載後端面P0e及び移動後端面P1eと、他の部分との間の輝度の差「H」が大きくなり、十分なコントラストを得ることが可能となる。よって、積載後端面P0eの位置「X1」と、移動後端面P1eの位置「X2」とを検出し易くなり、用紙Pの端部の位置の検出精度を向上することが可能となる。
また、光源部102の位置を下げなくても、光源部102を回転させて、撮像部101に向かう反射光の光量を調節しても良い。
また、光源部102の位置を変えなくても、制御部200によって光源部102から照射する光の光量を変更することでも同様の効果を得ることができる。
つまり、用紙Pが紙面に凹凸が少なく光沢のある種類等の場合は、用紙Pでの反射率が高く、光源部102が照射する光の光量が大きいと用紙Pの端面だけでなく、用紙Pの紙面を含めた全体的に白飛びが発生する可能性がある。このような場合、光源部102から照射する光量を小さくすることによって用紙Pの後端面と、それ以外の部分とでの輝度差を大きくすることができる。
これは、光源部102は用紙Pの後端面である移動後端面P1e及び積載後端面P0eに向けて光を照射しており、光量を小さくしても他の面よりは、撮像部101に向かう反射光の光量が多いためである。よって、光沢がある用紙Pをステイプルトレイ44に積載する場合には、光沢がない用紙Pを積載する場合に比べて、光源部102が照射する光の光量を少なくすることで、用紙Pの端部の位置の検出精度を向上することが可能となる。
〔変形例1〕
図9は、撮像部101と光源部102とを水平方向に配置した変形例1のトレイ上用紙位置検出センサ100の説明図である。
図1及び図8に示すように、上述した実施形態のトレイ上用紙位置検出センサ100では、撮像部101を光源部102に対して用紙Pの厚さ方向に沿う方向(上下方向)に位置をずらして配置している。撮像部101の配置として図9に示すように、光源部102に対して水平方向に位置をずらして配置してもよい。
変形例1では、用紙情報のうち、用紙Pの大きさによって光源部102の位置を変更する。図9(a)は用紙Pの幅が一般的な用紙幅である場合の説明図であり、図9(b)は、用紙Pの幅が一般的な用紙幅よりも狭い場合の説明図である。
変形例1の構成の場合、用紙Pのサイズ(特に用紙幅)によって、光源部102に対する用紙Pの後端面の位置が変わり、用紙Pの後端面で反射して撮像部101に入射する光の量が少なくなる場合がある。
このよように、用紙Pのサイズが小さくなった場合には、光源部102から照射され、用紙Pの後端面で反射した光が撮像部101により多く入るように、光源部102を図9(b)に示すように移動させる。これにより、撮像部101で取得した画像で十分なコントラストを得ることが可能となる。
〔変形例2〕
図10は、撮像部101としてラインセンサを用いた変形例2のトレイ上用紙位置検出センサ100の説明図である。ラインセンサは、CCDやCMOS等のイメージセンサ(撮像素子)の受光素子を直線的に配置したものであり、一般的にCIS(Contact Image Sensor)として一体化されたものを用いることができる。
上述した実施形態及び変形例1では、撮像部101としてエリアセンサを用いた構成について説明した。エリアセンサによって得られた画像から、画像処理によって計測したい箇所を切り出し、その部分の輝度値を計測している。ステイプルトレイ44近傍の部品の配置によっては、積載用紙P0の後端の近くにある部品や移動用紙P1の後端の移動経路の近くにある部品が、光源部102からの光を強く反射し、撮像した画像における当該部品に対応する部分が白飛びする場合がある。このような場合であっても、撮像部101にエリアセンサを用いた構成では、映像から画像処理で計測したい部分を切り出しているので、白飛びする部品が存在しても用紙Pの端面の位置の検出には影響を受けないようにすることが可能となる。
これに対して、例えば、ステイプルトレイ44の周辺に白飛びする部品がない場合など、ステイプルトレイ44近傍の部品の配置によって用紙Pの端面の位置の検出が影響を受けない構成であれば、撮像部101はエリアセンサに限らずラインセンサでもよい。
変形例2のように撮像部101にラインセンサを用いる構成では、ラインセンサは、ライン状に光を検出する素子が並んでおり、センサ内の各素子の位置は予め分かっているため、各素子の位置で白飛びを検知して、距離を算出することが可能である。
上述した実施形態、変形例1及び変形例2では、本発明に係るシート検出装置であるトレイ上用紙位置検出センサ100をステイプルトレイ44の整合部に適用した構成について説明した。ステイプルトレイ44の整合部は、用紙Pを積載して揃えて行く部分であるが、本発明に係るシート検出装置は、積載されている用紙を搬送する給紙等のスタック部分にも適用できる。
〔第二の実施形態〕
以下、本発明に係るシート検出装置をプリンタ部4の給紙部に適用した第二の実施形態について説明する。
図11は、第二の実施形態の給紙装置300の概略説明図である。
図11に示すように、給紙装置300は、給紙トレイ301と、底板302と、エンドフェンス303と、給紙コロ304と、分離パッド305とを備える。
給紙トレイ301は、用紙Pの束を収容する収容部を形成する筐体である。底板302は、給紙トレイ301に対して給紙方向下流側端部が上下動するように揺動可能であり、底板302が底板上昇バネ306によって上方に付勢されることで、底板302の上に積載された用紙Pの束の最上面が給紙コロ304に接触する。
積載されている用紙Pを搬送する給紙トレイ301等のスタック部で用いる場合、搬送する方向の後方から光を照射し、その反射光を受光することで、用紙の後端面に対応する部分が白飛びし、用紙の端部の位置を正確に検出することが可能となる。
図11に示す構成では、エンドフェンス303よりも後方(図11中の右方)から光源部102が光を照射し、その反射光を撮像部101が受光することで、得られた画像の用紙Pの後端面に対応する部分が白飛びする。これにより、エンドフェンス303に突き当たった状態の積載用紙P0の積載後端面P0eの位置と、給紙コロ304によって搬送させる移動用紙P1の移動後端面P1eの位置とを正確に検出することが可能となる。
このような構成では、例えば、給紙コロ304でスリップが発生している場合には、給紙コロ304の搬送時間に対する用紙Pの後端の移動距離が小さくなることで搬送不良を検知できる。
また、搬送する用紙Pの下の用紙Pも同時に搬送してしまう重送が生じた場合は、積載された位置から移動した用紙Pの端部を示す、「輝度がピーク値となる位置」が複数個になるため、ピーク値の数をカウントすることで、重送を検出することも可能となる。
このように本発明に係るシート検出装置は、給紙装置など用紙等のシートを積載部から搬送する装置に適用することもできる。給紙装置に適用した場合は、給紙コロ(または、給紙ベルト)で挟持された状態で搬送中の用紙の端部を検出し、給紙コロ(または、給紙ベルト)の駆動時間を制御することでジャムの発生を防ぐことができる。
給紙装置では、給紙コロ(又は給紙ベルト)の劣化や付着した紙粉により、用紙を次の搬送ローラに受け渡すまでの時間にバラツキが発生したりするとジャム発生の要因となる。
これに対して、本発明に係るシート検出装置を適用した給紙装置では、給紙コロ(または、給紙ベルト)で挟持された状態で搬送中の用紙の後端の位置を検出し、給紙コロ(または、給紙ベルト)の駆動時間を制御することでジャムの発生を防ぐことができる。
本発明に係るシート検出装置は、ステイプルトレイ44や排紙トレイのような積載部へシートを搬送する構成や、給紙装置のように積載部からシートを搬送する構成にも適用できる。
本発明に係るシート積載部に積載する「シート」は、紙、コート紙、OHPシート、ラベル紙、フィルム、布帛等を含む。さらに、「シート」は、樹脂製シート、表裏面の保護紙、金属製シート、銅箔等の金属箔やメッキ処理等を施した電子回路基板材、特殊フィルム、プラスチックフィルム、プリプレグ、電子回路基板用シート等を含む。プリプレグは、炭素繊維等に予め樹脂が含浸してあるシート状の材料である。プリプレグの例としては、炭素繊維やガラスクロスのような繊維状補強材に、硬化剤、着色剤などの添加物を混合した熱硬化性樹脂等を含浸させ、加熱または乾燥して半硬化状態にしたシート状の強化プラスチック成形材料が含まれる。
以上に説明したものは一例であり、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様1)
ステイプルトレイ44等のシート積載部における用紙P等のシートの位置を検出するトレイ上用紙位置検出センサ100等のシート検出装置において、シートの端面(移動後端面P1e等)に光を照射する光源部102等の発光手段と、反射した反射光を受光する撮像部101等の受光手段とを備えることを特徴とする。
これによれば、上記実施形態について説明したように、シートの端部の位置の検出精度が低下することを防止でき、シート積載部におけるシートの位置を正確に検出できる。これは以下の理由による。
すなわち、シートの表面に画像が形成されていると、画像が形成されている部分では光の反射率が低くなり、輝度は低くなる。このため、特許文献1のように、シート縁部の陰影を検出してシートの端部を検出する構成では、シートの表面に画像が形成されている場合等、表面の反射率が低下し、表面の輝度が低下する状態では、表面と陰影部分とのコントラスト(輝度の差)が小さくなる。その結果、シートの端部の位置の検出精度が低下し、シートの位置を正確に検出できなくなるおそれがある。
一方、態様1の構成では、シートの端面に向けて照射された光の反射光の光量は、シートの表面からの反射光より端面からの反射光の方が大きく、端面の輝度は表面の輝度よりも大きくなる。この輝度の差に基づいて、シート表面よりも輝度が大きくなるシートの端面が位置するシートの端部の位置を検出することができる。
また、シートの表面に画像が形成されている場合や汚れが付着している場合等、表面の反射率が低下する状態では、表面と端面との輝度の差は広がり、輝度の差に基づいた端面の検出精度は低下しない。よって、シートの表面の状態によってシートの端部の位置の検出精度が低下することを防止でき、シートを積載するシート積載部におけるシートの位置を正確に検出できる。
(態様2)
態様2において、発光手段は、シート積載部に積載された積載用紙P0等のシートの表面上を移動する移動用紙P1等の移動シートの移動方向の前方または後方の端面(移動後端面P1e等)に光を照射し、受光手段は、移動シートで反射した反射光を受光することを特徴とする。
これによれば、上記実施形態について説明したように、シート積載部に積載されたシートの表面上を移動する移動シートの位置を正確に検出できる。
(態様3)
態様2において、移動シートの端面の移動方向における位置を検出することを特徴とする。
これによれば、上記実施形態について説明したように、光が照射される端面が移動方向の前方また後方の端部となる移動シートのシート積載部における位置を正確に検出できる。
(態様4)
態様2または3において、移動シートの移動方向に対する斜行量を検出することを特徴とする。
これによれば、上記実施形態について説明したように、斜行量を検出した検出結果に基づいて斜行を補正する制御を行うことができ、綴じ品質の低下を防ぐことが可能となる。
(態様5)
態様1乃至4の何れかの態様において、受光手段は、CCDやCMOS等のイメージセンサで構成されていることを特徴とする。
これによれば、上記実施形態について説明したように、輝度のピークを検出して、シートの端面の位置を検出する構成を実現できる。
(態様6)
態様1乃至5の何れかの態様において、受光手段で受光した反射光の輝度の値から前記端面の位置を検出することを特徴とする。
これによれば、上記実施形態について説明したように、輝度のピークを検出して、シートの端面の位置を検出する構成を実現できる。
(態様7)
態様1乃至6の何れかの態様において、受光手段は、端面で反射した反射光を捉える位置に設けられていることを特徴とする。
これによれば、上記実施形態について説明したように、シートの端面からの反射光を受光し、輝度のピークを検出して、シートの端面の位置を検出する構成を実現できる。
(態様8)
態様1乃至7の何れかの態様において、シートの種類等の特性を示すシート情報に基づいて、発光手段が照射する光の光量を変更することを特徴とする。
これによれば、上記実施形態について説明したように、光沢のあるシート等、反射率が高いシートであっても端面とそれ以外の部分とでの輝度差を確保でき、輝度のピークを検出して、シートの端面の位置を検出する構成を実現できる。
(態様9)
態様1乃至7の何れかの態様において、シートのサイズ等の特性を示すシート情報に基づいて、発光手段の位置を変更することを特徴とする。
これによれば、上記変形例1について説明したように、シートのサイズが小さくなった場合には、端面で反射した光が受光手段による多く入るように発光手段を移動し、受光手段での検出結果に基づいて、端面と他の部分とで十分な輝度差を得ることが可能となる。
(態様10)
態様8または9において、シート情報は、シートの種類であることを特徴とする。
これによれば、上記実施形態について説明したように、光沢のあるシート等、反射率が高いシートであっても端面とそれ以外の部分とでの輝度差を確保でき、輝度のピークを検出して、シートの端面の位置を検出する構成を実現できる。
(態様11)
態様9において、シート情報は、シートの寸法であることを特徴とする。
これによれば、上記変形例1について説明したように、シートのサイズが小さくなった場合には、端面で反射した光が受光手段による多く入るように発光手段を移動し、受光手段での検出結果に基づいて、端面と他の部分とで十分な輝度差を得ることが可能となる。
(態様12)
ステイプルトレイ44等のシート積載部と、シート積載部における用紙P等のシートの位置を検出する検出手段と、シート積載部に積載されたシートに所定の処理を施す端綴じステイプラ54等の処理手段とを備える用紙後処理装置6等のシート処理装置において、検出手段として、態様1乃至11の何れかに係るトレイ上用紙位置検出センサ100等のシート検出装置を備えることを特徴とする。
これによれば、上記実施形態について説明したように、シート積載部上のシートに対して適切な処理(綴じ処理等)を施すことができ、綴じ品質等の処理品質の低下を防止できる。
(態様13)
用紙P等のシートの表面に画像を形成するプリンタ部4等の画像形成手段と、画像形成手段によって画像が形成されたシートに所定の処理を施すシート処理手段とを備える画像形成システム2等の画像形成システムにおいて、シート処理手段として、態様12に係る用紙後処理装置6等のシート処理装置を備えることを特徴とする。
これによれば、上記実施形態について説明したように、画像が形成されたシートに対して適切な処理(綴じ処理等)を施すことができ、綴じ品質等の処理品質の低下を防止できる。
2 画像形成システム
4 プリンタ部
6 用紙処理装置
8 接続口
10 第一搬送路
12 入口ローラ対
14 入口センサ
16 穿孔ユニット
18 分岐前搬送ローラ対
20 第二搬送路
22 第三搬送路
24 第一分岐爪
26 上部搬送ローラ対
28 上部排紙ローラ対
30 プルーフトレイ
32 第四搬送路
34 第二分岐爪
36 プレスタックローラ対
38 端綴じ部
40 中間搬送ローラ対
42 中間搬送センサ
44 ステイプルトレイ
46 叩きコロ機構
46a 回転コロ
46b コロ駆動出力プーリー
46c コロ回転軸
48 基準フェンス
50 戻しコロ
52 ジョガーフェンス
54 端綴じステイプラ
56 ベルト搬送機構
56a 第一支持ローラ
56b 第二支持ローラ
56c 搬送ベルト
58 紙束放出爪
60 排紙トレイ
62 排紙駆動ローラ
64 排紙従動ローラ
81 コロ駆動入力プーリー
82 タイミングベルト
83 コロ回転モータ
83a 回転出力ギヤ
91 ホルダ揺動軸
92 コロ揺動カム
93 カム付ギヤ
93a カム付ギヤ回転軸
94 コロ接離モータ
94a 接離出力ギヤ
95 コロ支持ホルダ
95a コロ揺動レバー
96 コロ上昇バネ
100 トレイ上用紙位置検出センサ
101 撮像部
102 光源部
200 制御部
300 給紙装置
301 給紙トレイ
302 底板
303 エンドフェンス
304 給紙コロ
305 分離パッド
306 底板上昇バネ
P 用紙
P0 積載用紙
P0e 積載後端面
P1 移動用紙
P1e 移動後端面
T トナー像
特開平11−130297号公報

Claims (13)

  1. シート積載部におけるシートの位置を検出するシート検出装置において、
    前記シートの端面に光を照射する発光手段と、
    反射した反射光を受光する受光手段とを備えることを特徴とするシート検出装置。
  2. 請求項1のシート検出装置において、
    前記発光手段は、前記シート積載部に積載された前記シートの表面上を移動する移動シートの移動方向の前方または後方の前記端面に光を照射し、
    前記受光手段は、前記移動シートで反射した前記反射光を受光することを特徴とするシート検出装置。
  3. 請求項2のシート検出装置において、
    前記移動シートの前記端面の前記移動方向における位置を検出することを特徴とするシート検出装置。
  4. 請求項2または3のシート検出装置において、
    前記移動シートの前記移動方向に対する斜行量を検出することを特徴とするシート検出装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか一項に記載のシート検出装置において、
    前記受光手段は、イメージセンサで構成されていることを特徴とするシート検出装置。
  6. 請求項1乃至5の何れか一項に記載のシート検出装置において、
    前記受光手段で受光した前記反射光の輝度の値から前記端面の位置を検出することを特徴とするシート検出装置。
  7. 請求項1乃至6の何れか一項に記載のシート検出装置において、
    前記受光手段は、前記端面で反射した前記反射光を捉える位置に設けられていることを特徴とするシート検出装置。
  8. 請求項1乃至7の何れか一項に記載のシート検出装置において、
    前記シートの特性を示すシート情報に基づいて、前記発光手段が照射する前記光の光量を変更することを特徴とするシート検出装置。
  9. 請求項1乃至7の何れか一項に記載のシート検出装置において、
    前記シートの特性を示すシート情報に基づいて、前記発光手段の位置を変更することを特徴とするシート検出装置。
  10. 請求項8または9のシート検出装置において、
    前記シート情報は、前記シートの種類であること一項を特徴とするシート検出装置。
  11. 請求項9のシート検出装置において、
    前記シート情報は、前記シートの寸法であることを特徴とするシート検出装置。
  12. シート積載部と、
    前記シート積載部におけるシートの位置を検出する検出手段と、
    前記シート積載部に積載された前記シートに所定の処理を施す処理手段とを備えるシート処理装置において、
    前記検出手段として、請求項1乃至11の何れか一項に記載のシート検出装置を備えることを特徴とするシート処理装置。
  13. シートの表面に画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段によって画像が形成された前記シートに所定の処理を施すシート処理手段とを備える画像形成システムにおいて、
    前記シート処理手段として、請求項12に記載のシート処理装置を備えることを特徴とする画像形成システム。
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