JP2019156339A - 車載電子制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】待機状態への移行及び待機状態からの復帰を部品コスト及び部品点数を抑制しつつ実現することができる車載電子制御装置を提供すること。【解決手段】負荷回路としてのマイコン101と、電力源であるバッテリー2から負荷回路に供給される電力の導通又は遮断を切り換える半導体リレー102と、半導体リレー102の上流側からの電力により駆動され、半導体リレー102の導通又は遮断の切り換えを制御するドライバ回路103aを有するメインリレー回路103と、半導体リレー102の上流側からの電力により駆動され、負荷回路としてのマイコン101以外からの制御信号であって半導体リレー102の導通への切り換えを指示する制御信号に基づいて、ドライバ回路103aを制御するドライバ制御回路としてのCANトランシーバ104,105とを備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、車載電子制御装置に関する。
バッテリーを電源として動作する車載用電子制御装置(ECU:Electronic Control Unit)では、待機状態(所謂、スリープモード)であっても多少の待機電力が消費されている。一方、近年は自動車の電動化が進んでいるため、制御に関わる車載用ECUの搭載数も増加の一途をたどっており、待機電力の総消費量についても無視できなくなっている。
そこで、車載用ECUの入力段で待機状態での電力供給を遮断して待機電力の低減を図ることが考えられており、例えば、非特許文献1には、バッテリーから車載用ECUへの電力供給を遮断するための半導体リレーとそれを適用した回路構成とが開示されている。
DJR0417, 40V, 17A P-Channel Trench Power MOSFET with Reerse Battery Protection, Data Sheet, サンケン電気株式会社,DJR0417 - DSE Rev.1.1, Dec. 17, 2015, P1-P8[平成30年2月16日検索]インターネット〈URL:http://www.semicon.sanken-ele.co.jp/sk_content/djr0417_ds_en.pdf〉
非特許文献1に記載のように、車載用ECUへの電力供給を遮断するために搭載されるリレーには、小型で信頼性の高い半導体リレーを使う場合が一般的である。しかしながら、半導体リレーのオン/オフ(導通/遮断)制御は、マイコンからの出力信号で行う場合が多い。したがって、半導体リレーが搭載された車載用ECUのマイコンで半導体リレーを制御する場合、マイコン自身への電力供給が遮断された状態では半導体リレーを制御することができず、車載用ECUを待機状態から起動(復帰)させることができないため、車載用ECUの動作状態(すなわち、待機状態または起動状態)によらない半導体リレー用の制御回路が別途必要となる。また、半導体リレー用の制御回路による半導体リレーの導通が必要となる場面、すなわち、車載用ECUを待機状態から起動させる場面では、車載用ECUでバッテリーの出力を低減することで生成される基準電圧も待機状態(すなわち、オフ)であるため、半導体リレー用の制御回路は例えばバッテリーの出力のように基準電圧よりも高い電圧で動作可能である必要がある。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、待機状態への移行及び待機状態からの復帰を部品コスト及び部品点数を抑制しつつ実現することができる車載電子制御装置を提供することを目的とする。
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、負荷回路として少なくとも演算装置を有する車載電子制御装置であって、電力源であるバッテリーから前記負荷回路に供給される電力の導通又は遮断を切り換える半導体リレーと、前記半導体リレーの前記バッテリー側からの電力により駆動され、前記半導体リレーの導通又は遮断の切り換えを制御するドライバ回路と、前記半導体リレーの前記バッテリー側からの電力により駆動され、前記負荷回路以外からの前記半導体リレーの導通への切り換えを指示する制御信号に基づいて、前記ドライバ回路を制御するドライバ制御回路とを備えたものとする。
本発明によれば、待機状態への移行及び待機状態からの復帰を部品コスト及び部品点数を抑制しつつ実現することができる車載電子制御装置を提供することができる。
本発明の一実施の形態に係る車載電子制御装置の構成を模式的に示す図である。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施の形態に係る車載電子制御装置の構成を模式的に示す図である。
図1において、車載電子制御装置1は、負荷回路としての演算装置(例えば、マイコン101)と、電力源であるバッテリー2から負荷回路(マイコン101、電源回路106、及び制御回路107)に供給される電力の導通又は遮断を切り換える半導体リレー102と、半導体リレー102の上流側(すなわち、バッテリー2側)からの電力により駆動され、半導体リレー102の導通又は遮断の切り換えを制御するドライバ回路103aを有するメインリレー回路103と、半導体リレー102の上流側(すなわち、バッテリー2側)からの電力により駆動され、負荷回路としての演算装置(マイコン101)以外からの制御信号であって半導体リレー102の導通への切り換えを指示する制御信号に基づいて、ドライバ回路103aを制御するドライバ制御回路としてのCANトランシーバ104,105とを備えている。
半導体リレー102は、バッテリー2と車載電子制御装置1の負荷回路との間の電力供給路の導通(オン)又は遮断(オフ)の切り換え、すなわち、バッテリー2から車載電子制御装置1の負荷回路に供給される電力の供給と遮断とを切り換えるものであり、メインリレー回路103のドライバ回路103aの動作により生成されて制御信号ライン102aから入力される制御信号(IN)に基づいて、バッテリー2からバッテリー電源ライン201を介して供給される電力により駆動する。
半導体リレー102は、Pチャネル型MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effective Transistor)であり、ゲートとソースの間に電位差を作ることでオンさせることが可能である。つまり、半導体リレー102において、制御信号ライン102a(ゲート側に相当)とバッテリー電源ライン201(ソース側に相当)との間に電位差を作ることでオンさせることができる。したがって、半導体リレー102としてバッテリー2の電圧(例えば、26V)以上の使用に対応したものを用いた場合、例えば、遮断状態から導通状態への切り換えを制御する信号(オン信号)としては、バッテリー2の電圧(例えば、26V)から生成される基準電圧(例えば、5V)の制御信号を必要とせず、メインリレー回路103のドライバ回路103aで生成される制御信号(IN)に基づいて駆動することが可能である。なお、半導体リレー102は、オフ状態(すなわち、遮断状態)の消費電力が微小なものを用いている。また、半導体リレー102を構成するPチャネル型MOSFETにバッテリー逆接続防止用ダイオードを内蔵させることで、バッテリー逆接続防止機能付きの半導体リレー102とすることができる。
車載電子制御装置1において半導体リレー102の下流側(電源ライン202側)に配置される負荷回路としては、電源ライン202を介して入力される電力の電圧等を調整する、すなわち、各部を駆動するための電圧を生成する電源回路106と、電源回路106から電源ライン203を介して入力される電力により駆動されるマイコン101と、半導体リレー102から電源ライン202を介して入力される電力および電源回路106から電源ライン203を介して入力される電力により駆動される制御回路107とがある。
制御回路107は、車載電子制御装置1における種々の動作を制御するものである。なお、本実施の形態においては、車載電子制御装置1の負荷回路であることのみを示し、その機能については説明を省略する。
マイコン101は、車載電子制御装置1における待機状態(スリープモード)への移行を制御するものであり、スリープモード制御信号を伝送するキープアライブ信号ライン401によりメインリレー回路103と接続されているほか、CANトランシーバ104,105とSPI信号ライン402により接続されている。マイコン101は、CANトランシーバ104,105に入力されるアクセサリ信号(ACCESS)305やイグニッション信号(IGN)306、CANバスライン403,404を介してCANトランシーバ104,105に入力される各種情報に基づいて待機状態への移行の要否を判断する。
CANトランシーバ104,105及びメインリレー回路103は、電源ライン307を介してバッテリー電源ライン201に接続されており、電源ライン307を介して電力が供給されている。
CANトランシーバ104,105は、車載電子制御装置1と他の1つ以上の車載電子制御装置(図示せず)とを含む複数の車載電子制御装置の間の通信を行うための通信送受信装置である。CANトランシーバ104,105には、それぞれ、車両の状態を示すアクセサリ信号(ACCESS)305とイグニッション信号(IGN)306の論理和回路308による論理和(OR)が入力されている。また、CANトランシーバ104には車内通信の一つを担うCANバスライン403が接続され、CANトランシーバ105には車内通信の他の一つを担うCANバスライン404が接続されている。
CANトランシーバ104,105は、論理和回路308の出力に基づいて、アクセサリ信号(ACCESS)305とイグニッション信号(IGN)306のどちらかの信号がオン状態(すなわち、Hi状態)になったことを検知すると、INH信号ライン303,304の信号状態(すなわち、INH信号)をオン(Hi)状態にする。2つのCANトランシーバ104,105のINH信号ライン303,304は、論理和回路302aに接続されており、INH信号ライン303,304のINH信号の論理和(OR)がPSA信号ライン302を介してPSA信号としてメインリレー回路103に入力される。
なお、本実施の形態では、CANトランシーバ104,105はアクセサリ信号(ACCESS)305又はイグニッション信号(IGN)306のオン状態を検知してINH信号ライン303,304の信号状態をオン状態にする場合を例示して説明しているが、これに限られず、他の信号を入力し、入力した信号の信号状態に基づいてINH信号ライン303,304の信号状態をオン状態にするように構成しても良い。
また、CANトランシーバ104,105に接続されるCANバスライン403,404の信号状態や特定のデータを検知し、検知結果に基づいてINH信号ライン303,304の信号状態をオン状態にするように構成しても良い。
さらに、CANトランシーバ104,105を用いずに、検知に必要な信号を直接メインリレー回路103に入力するように構成したり、CANトランシーバ104,105の代わりにLIN(Local Interconnect Network)トランシーバなどを用いる構成としたりしても良い。
メインリレー回路103は、バッテリー電源ライン201と接続された/MRLY信号ライン301とGND(接地電圧)との間に接続され、半導体リレー102の切り換えを制御する制御信号(IN)を生成するためのドライバ回路103aと、ドライバ回路103aの導通(オン)又は遮断(オフ)を制御する制御信号を生成する論理和回路103bとを有している。
論理和回路103bには、マイコン101からの制御信号(スリープモード制御信号)を伝送するキープアライブ信号ライン401と、論理和回路302aからの制御信号(PSA信号)を伝送するPSA信号ライン302と、図示しないタイマー機能部からの制御信号(Timer信号)を伝送するTimer信号ライン310とが入力されている。
Timer信号ライン310で伝送される制御信号(Timer信号)は、ドライバ回路103aによって半導体リレー102が遮断へ切り換えられると、その切り換えからの時間が予め設定した時間だけ経過した場合に、ドライバ回路103aを導通に切り換える制御信号(すなわち、オン(Hi)信号)を伝送する。
論理和回路103bは、キープアライブ信号ライン401のスリープモード制御信号、PSA信号ライン302のPSA信号、及び、Timer信号ライン310のTimer信号の論理和(OR)を制御信号としてドライバ回路103aに出力する。
ドライバ回路103aは、論理和回路103bからの制御信号がオフ(遮断)信号である場合には、/MRLY信号ライン301とGND(接地電位)とを遮断し、論理和回路103bからの制御信号がオン(導通)信号である場合には、/MRLY信号ライン301とGND(接地電位)とを導通する。なお、メインリレー回路103には、電源ライン307を介してバッテリー電源ライン201から電力が供給されているため、マイコン101などの負荷回路の動作状態(待機状態または起動状態)によらず、制御信号によりドライバ回路103aを駆動することができる。
論理和回路103bからの制御信号によりドライバ回路103aがオン(導通)すると、抵抗201a,301aにより形成される分圧回路によって制御信号(IN)が生成され、半導体リレー102のゲート電圧(すなわち、制御信号ライン102aの電圧)が低下し、バッテリー2の電圧がバッテリー電源ライン201によって印加されているソース電圧との電位差が発生する。半導体リレー102のゲート電圧とソース電圧との電位差が半導体リレー102のオン(導通)に必要な閾値電圧以上になると半導体リレー102が導通され、バッテリー2からの電力が電源ライン202を介して電源回路106及び制御回路107に供給される。
電源回路106は、半導体リレー102を介して供給される電力に基づいてマイコン101や制御回路107を駆動するのに必要な各種電圧を生成し供給する。マイコン101は、電源回路106から電源ライン203を介して電力が供給されることにより起動状態になると、ドライバ回路103aのオン状態を保つためにキープアライブ信号ライン401にオン信号を出力する。キープアライブ信号ライン401を介して出力されるキープライブ信号は、例えば、エンジン始動用モータ等により一時的に低下するバッテリー電圧に連動して低下してしまうPSA信号の電圧を補って、すなわち、PSA信号の意図とは異なる一時的な電圧低下によるドライバ回路103aへの制御信号の低下(オフ信号に相当)を回避し、ドライバ回路103aをオンさせ続けるためのものである。なお、図示を省略するが、電源回路106には一時的なバッテリー2の電圧の低下に対応するための手段として昇圧回路などが内蔵されている。
続いて、起動状態から待機状態(スリープモード)への移行について説明する。
マイコン101は、アクセサリ信号(ACCESS)305やイグニッション信号(IGN)306の状態や、CANバスライン403,404などから得られる各種情報等により、待機状態への移行の要否を判断する。なお、判断方法の詳細については説明を省略する。
マイコン101が待機状態に移行すると判断した場合には、SPI信号ライン402などを介してCANトランシーバ104,105を制御し、待機状態に遷移するようINH信号ライン303,304のINH信号をオフ信号にする。2つのCANトランシーバ104,105のINH信号がオフ信号になると、論理和回路302aからメインリレー回路103に出力される制御信号(PSA信号)がオフ信号になる。このとき、マイコン101からキープアライブ信号ライン401を介してメインリレー回路103に出力されるキープアライブ信号がオン信号である限りは、ドライバ回路103aへの制御信号はオフ信号とはならず、したがってドライバ回路103aはオフ(遮断)状態とはならない。そして、マイコン101が保持すべきデータ等を格納し、自身の電源が遮断されても支障がないと判断したタイミングでキープアライブ信号ライン401のキープアライブ信号をオフ信号とする。このとき、既にPSA信号ライン302のPSA信号はオフ信号になっているため、直ちにドライバ回路103aがオフ(遮断)状態となり、半導体リレー102のゲート電圧(すなわち、制御信号ライン102aの制御信号(IN))が上昇する。そして、ゲート電圧とソース電圧の電位差が閾値電圧以下になると、半導体リレー102はオフ(遮断)してバッテリー2から電源回路106や制御回路107への電力供給が遮断され、マイコン101もオフして車載電子制御装置1が待機状態(スリープモード)へ移行する。
以上のように構成した本実施の形態における作用効果を説明する。
車載用ECUへの電力供給を遮断するために搭載されるリレーには、小型で信頼性の高い半導体リレーを使う場合が一般的である。しかしながら、半導体リレーのオン/オフ(導通/遮断)制御は、マイコンからの出力信号で行う場合が多い。したがって、半導体リレーが搭載された車載用ECUのマイコンで半導体リレーを制御する場合、マイコン自身への電力供給が遮断された状態では半導体リレーを制御することができず、車載用ECUを待機状態から起動(復帰)させることができないため、車載用ECUの動作状態(すなわち、待機状態または起動状態)によらない半導体リレー用の制御回路が別途必要となる。また、半導体リレー用の制御回路による半導体リレーの導通が必要となる場面、すなわち、車載用ECUを待機状態から起動させる場面では、車載用ECUでバッテリーの出力を低減することで生成される基準電圧も待機状態(すなわち、オフ)であるため、半導体リレー用の制御回路は例えばバッテリーの出力のように基準電圧よりも高い電圧で動作可能である必要がある。
これに対して本実施の形態においては、負荷回路としての演算装置(例えば、マイコン101)と、電力源であるバッテリー2から負荷回路(マイコン101、電源回路106、及び制御回路107)に供給される電力の導通又は遮断を切り換える半導体リレー102と、半導体リレー102の上流側(すなわち、バッテリー2側)からの電力により駆動され、半導体リレー102の導通又は遮断の切り換えを制御するドライバ回路103aを有するメインリレー回路103と、半導体リレー102の上流側(すなわち、バッテリー2側)からの電力により駆動され、負荷回路としての演算装置(マイコン101)以外からの制御信号であって半導体リレー102の導通への切り換えを指示する制御信号に基づいて、ドライバ回路103aを制御するドライバ制御回路としてのCANトランシーバ104,105とを備えて構成したので、待機状態への移行及び待機状態からの復帰を部品コスト及び部品点数を抑制しつつ実現することができる。
また、半導体リレー102として、例えば、5Vのオン信号を与えられることでオンし、0Vのオフ信号でオフするものを考えた場合において、待機状態では基準の5V電源もオフしているため、半導体リレーを制御する回路はバッテリー2を電源として動作する必要がある。また、車載バッテリーの出力は4.5V程度から26V程度の電圧を取り得るため、半導体リレー102の制御回路(メインリレー回路103)はこのバッテリー2の電圧入力に対応する必要がある。本実施の形態においては、半導体リレー102の制御用の5V電源回路が不要になるとともに、一般的に使用されるメインリレー用ドライバでPチャネルMOSFETを制御できるため、安価で部品点数が少ない回路を実現することができる。
更に、半導体リレー102の制御回路(メインリレー回路103)にチャージポンプ等でバッテリー2よりも高い電圧を発生させる機能を設ければ、安価なNチャネルMOSFETで構成される半導体リレー102を制御することができる。
<付記>
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内の様々な変形例や組み合わせが含まれる。また、本発明は、上記の実施の形態で説明した全ての構成を備えるものに限定されず、その構成の一部を削除したものも含まれる。また、上記の各構成、機能等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等により実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。
1…車載電子制御装置、2…バッテリー、101…マイコン(演算装置)、102…半導体リレー、102a…制御信号ライン、103…メインリレー回路、103a…ドライバ回路、103b,302a,308…論理和回路、104,105…CANトランシーバ、106…電源回路、107…制御回路、201…バッテリー電源ライン、201a,301a…抵抗、202…電源ライン、203…電源ライン、301…信号ライン、302…PSA信号ライン、303,304…INH信号ライン、305…アクセサリ信号(ACCESS)、306…イグニッション信号(IGN)、307…電源ライン、310…Timer信号ライン、401…キープアライブ信号ライン、402…SPI信号ライン、403,404…バスライン

Claims (4)

  1. 負荷回路として少なくとも演算装置を有する車載電子制御装置であって、
    電力源であるバッテリーから前記負荷回路に供給される電力の導通又は遮断を切り換える半導体リレーと、
    前記半導体リレーの前記バッテリー側からの電力により駆動され、前記半導体リレーの導通又は遮断の切り換えを制御するドライバ回路と、
    前記半導体リレーの前記バッテリー側からの電力により駆動され、前記負荷回路としての演算装置以外からの制御信号であって前記半導体リレーの導通への切り換えを指示する制御信号に基づいて、前記ドライバ回路を制御するドライバ制御回路と
    を備えたことを特徴とする車載電子制御装置。
  2. 請求項1に記載の車載電子制御装置において、
    前記ドライバ制御回路は、前記車載電子制御装置と他の1つ以上の車載電子制御装置とを含む複数の車載電子制御装置の間の通信を行うための通信送受信装置であることを特徴とする請車載電子制御装置。
  3. 請求項1に記載の車載電子制御装置において、
    前記ドライバ回路は、前記ドライバ制御回路から前記ドライバ回路を制御するために出力される制御出力と前記演算装置から前記ドライバ回路を制御するために出力される制御出力との論理和に基づいて制御されることを特徴とする車載電子制御装置。
  4. 請求項1に記載の車載電子制御装置において、
    前記ドライバ制御回路は、前記ドライバ回路による前記半導体リレーの遮断への切り換えからの時間が予め設定した時間だけ経過した場合に前記半導体リレーを導通に切り換える制御信号を出力することを特徴とする車載電子制御装置。
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