JP2019153178A - ロボットの稼働状態を報知するロボット状態報知装置 - Google Patents

ロボットの稼働状態を報知するロボット状態報知装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ロボットへの取り付けが容易であり作業者の安全を確保することができるロボットの稼働状態を報知するロボット状態報知装置を実現する。【解決手段】ロボット状態報知装置1は、LEDランプ11と、LEDランプ11を点灯させる電力を供給するバッテリ12と、ロボット200に接続される電気ケーブルにおける電圧または電流の変化の有無を検知するセンサ13と、ロボット状態報知装置1をロボット200に対して着脱自在に取り付けるための装着部14と、バッテリ12の残量が所定の閾値を下回ったか否かを判定するバッテリ残量判定部15と、センサ13が電気ケーブルにおける電圧または電流の変化を検知しているときLEDランプ11を制御して第1の点灯内容にて点灯させ、バッテリ12の残量が所定の閾値を下回ったときLEDランプ11を制御して第2の点灯内容にて点灯させる点灯制御部16とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、ロボットの稼働状態を報知するロボット状態報知装置に関する。
産業用のロボットにおいては、その稼働状態などを周囲の作業者に知らせるためにLEDランプなどの発光素子が設けられたものがある。
例えば、特許文献1には、「信号灯16は、例えば、赤色の光、黄色の光、青色の光をそれぞれ発するLEDを有し、これらのLEDが複腕ロボット1の現在の状態に応じて適宜選択されて発光する。」と記載されている。
例えば、特許文献2には、「この切欠部21c′内に、LED等の発光素子41を配置する。発光素子41は、バッテリーからの電力供給を受け、発光する。モーターモジュール10に実装される制御部10cは、第一端末11から機能割り当てのための通知を受け付けると、発光素子41を点灯または点滅させる。ユーザAは、係る発光素子41の点灯または点滅を目視で確認することで、機能割り当ての対象となっているモーターモジュールを、離れた場所からでも簡単に確認することができる。」と記載されている。
例えば、特許文献3には、「発光部21は発光制御部22と接続される。この発光制御部22には通信部23や使用状態検出部24および情報記憶部25が接続される。」、「さらに、道具20に関する情報の通信は、発光部21の発光素子を情報に基づいて点滅表示させると共に、ロボット10の道具情報通信部17を受光素子を用いて構成し、点滅表示された発光素子からの放射光を受光素子で受光することで通信を行うこともできる。」と記載されている。
特開2016−078196号公報 特開2017−135961号公報 特開2000−254883号公報
産業用のロボットとして、作業者と作業を一緒に行うことができるロボットがある。このようなロボットの周囲には安全柵は設けられてはおらず、作業者と近接した位置で稼働するので、ロボットの例えばアームなどが作業者に衝突するなどの危害が及ぶ危険性がある。したがって、作業者と作業を一緒に行うロボットには、作業者の安全を確保するために、ロボットの稼働状態を報知するロボット状態報知装置が取り付けされる。作業者と作業を一緒に行うロボットに取り付けされるロボット状態報知装置に用いられる発光素子としては、例えばLEDランプがある。例えば「ロボットが稼働中である」あるいは「ロボットがいつでも稼働を開始することができるスタンバイ状態にある」場合はLEDランプが点灯し、「ロボットの電源が切られて完全に停止している状態にある」場合はLEDランプが消灯することで、作業者に対して注意喚起する。LEDランプはロボットに固定設置されるが、作業者の立ち位置やロボットのアームなどの動きによってはLEDランプが作業者から見えなくなり、作業者がロボットの稼働状態を正確に把握できなくなる恐れがあるので、非常に危険である。また、LEDランプはネジ止めによりロボットに固定され、LEDランプとロボットコントローラとの間は有線のケーブルを介して電気的に接続されてこのケーブルを介してロボットコントローラからLEDランプを点灯させるための電力が供給されるとともにロボットの稼働状況を示す信号(サーボオン信号)を受信するので、ロボットに一旦取り付けたLEDランプを作業者の安全を確保するために作業者の見え易い位置に取り付け直すことは容易ではない。したがって、ロボットの稼働状態を報知するロボット状態報知装置においては、ロボットへの取り付けを容易とし作業者の安全を確保することができる技術が望まれる。
本開示の一態様は、ロボット状態報知装置は、LEDランプと、LEDランプを点灯させるための電力を供給するバッテリと、ロボットに接続される電気ケーブルにおける電圧または電流の変化の有無を検知するセンサと、LEDランプ、バッテリ及び前記センサをロボットに対して着脱自在に取り付けるための装着部と、バッテリの残量が所定の閾値を下回ったか否かを判定するバッテリ残量判定部と、センサが電気ケーブルにおける電圧または電流の変化を検知しているとき、LEDランプを制御して第1の点灯内容にて点灯させ、センサによる電気ケーブルにおける電圧または電流の変化の検知の有無にかかわらずバッテリ残量判定部がバッテリの残量が所定の閾値を下回ったと判定したとき、LEDランプを制御して第1の点灯内容とは異なる第2の点灯内容にて点灯させる点灯制御部とを備える。
本開示の一態様によれば、ロボットへの取り付けが容易であり作業者の安全を確保することができるロボットの稼働状態を報知するロボット状態報知装置を実現することができる。
本開示の実施形態によるロボット状態報知装置を示す図である。 本開示の実施形態によるロボット状態報知装置の動作フローを示すフローチャートである。 本開示の実施形態によるロボット状態報知装置の別の動作フローを示すフローチャートである。 本開示の実施形態によるロボット状態報知装置のロボットへの設置例を例示する斜視図である。 従来のロボット状態報知装置を示す図である。 従来のロボット状態報知装置のロボットへの設置例を例示する斜視図である。 従来のロボット状態報知装置の取り付けプレートを示す斜視図である。 ロボットに取り付けられる信号コネクタを示す斜視図である。
以下図面を参照して、ロボットの稼働状態を報知するロボット状態報知装置について説明する。各図面において、同様の部材には同様の参照符号が付けられている。また、理解を容易にするために、これらの図面は縮尺を適宜変更している。また、図面に示される形態は実施するための一つの例であり、図示された形態に限定されるものではない。
図1は、本開示の実施形態によるロボット状態報知装置を示す図である。
本実施形態によるロボット状態報知装置1は、LEDランプ11と、バッテリ12と、センサ13と、装着部14と、バッテリ残量判定部15と、点灯制御部16とを備える。
LEDランプ11は、バッテリ12から供給される電力により点灯するものであり、その点灯内容は点灯制御部16により制御される。LEDランプ11は、点灯制御部16を介してバッテリ12に接続される。LEDランプ11は、光を透過する透明または半透明のカバー17によって覆われるのが好ましい。カバー17は、例えばドーム形状や筒形状などの形状であってもよい。また、カバー17は、LEDランプ11から発せられた光を拡散させる素材で構成されてもよい。
LEDランプ11は、センサ13による検知結果及びバッテリ残量判定部15による判定結果により、2パターンの点灯内容にて点灯するよう点灯制御部16により制御される。LEDランプ11の点灯内容の形態の例については後述するが、例えば連続点灯や点滅(間欠点灯)などの点灯時間や発光色によって、点灯内容が区別される。例えばLEDランプ11の発光色の違いにより点灯内容を区別する場合、点灯制御部16の制御により2種類の色にて発光する1個のLEDランプ11がロボット状態報知装置1に設けられ、あるいは、点灯制御部16の制御により単色発光する2個のLEDランプ11であって互いに異なる色を発行するものがロボット状態報知装置1に設けられる。
バッテリ12は、LEDランプ11を点灯させるための電力を供給する。また、バッテリ12により供給される電力は、後述するバッテリ残量判定部15及び点灯制御部16が演算処理するための駆動電力としても利用される。バッテリ12は、一次電池(使い切り電池)または二次電池(充電式電池)のいずれであってもよい。一次電池の例としては、マンガン乾電池、アルカリマンガン乾電池、ニッケル乾電池、酸化銀電池、水銀電池、リチウム電池などがある。一次電池の形状の例としては、また、単1形、単2形、単3形、単4形、単5形、006P形、ボタン形などがある。また、二次電池の例としては、鉛蓄電池、リチウムイオン二次電池、リチウムイオンポリマー二次電池、ニッケル水素蓄電池、ニッケルカドミウム蓄電池などがある。バッテリ12を一次電池で構成する場合は、バッテリ12を収容しかつ容易に交換可能とするソケットなどの収容部(図示せず)がロボット状態報知装置1内に設けられる。バッテリ12をニ次電池で構成する場合は、バッテリ12を充電するための充電端子がロボット状態報知装置1の表面のいずれかの位置に設けられる。
なお、ロボット状態報知装置1に、バッテリ12によるLEDランプ11、バッテリ残量判定部15及び点灯制御部16への電力供給を実行及び遮断するための電源スイッチ(図示せず)を設けてもよい。例えばロボット状態報知装置1がロボットから取り外されて保管されている場合や、ロボット状態報知装置1が取り付けられたロボットが長期間稼働停止中にある場合などにおいて、電源スイッチをオフにすることで、バッテリ12による無駄な電力消費を回避することができる。
センサ13は、可撓性を有するケーブル状センサであり、ロボットに接続される電気ケーブルに巻き付けることで電気ケーブルに取り付けることができる。一般に、電気ケーブルにおいて電圧または電流が変化すると電気ケーブルの周囲の磁界が変化する。そこで、本実施形態では、可撓性を有するケーブル状のセンサ13を、例えば、磁界の変化を電子信号に変換する磁気センサにて構成し、ロボットに接続される電気ケーブルに巻き付けて当該電気ケーブルにおける電圧または電流が変化を検知する。また例えば、可撓性を有するケーブル状のセンサ13を、静電容量の変化を電子信号に変換する静電容量センサにて構成してもよい。電気ケーブルに電流が流れると電気ケーブルの周囲の磁界が変化するので、静電容量センサによっても当該電気ケーブルにおける電圧または電流が変化を検知することができる。
ロボットに接続される電気ケーブルには、ロボットのアームを動かすモータなどに駆動電力を供給するための電源ケーブルや、ロボットと当該ロボットを制御するためのロボットコントローラとの間に接続され、パルスコーダ信号や制御信号などの各種電気信号を送受信(通信)するための信号ケーブルなどがある。ロボットを稼働する際は電源ケーブルを介してロボットに駆動電力が供給され、電源ケーブルにおける電圧または電流が変化する。また、ロボットを稼働する際は信号ケーブルを介して各種電気信号が送受信されるので、信号ケーブルにおける電圧または電流も変化する。したがって、ロボットに接続される電源ケーブルや信号ケーブルに巻き付けられたセンサ13の検知結果から、「ロボットが稼働状態にある」か「完全に停止している状態にある」かを判定することができる。センサ13による検知結果は点灯制御部16に通知される。センサ13の検知結果に基づくロボットの稼働状態の判定は、点灯制御部16により実行される。なお、ロボットによっては、「稼働スタンバイ状態」を仕様として有するものがある。稼働スタンバイ状態においては、ロボットに駆動電力が供給されロボット内に設けられたモータにブレーキをかけ、駆動指令があるまではロボットが物理的に動作しない(例えばアームが動作しない)。このようなロボットにおいては、駆動指令を受信すればすぐに稼働するので、作業者が稼働スタンバイ状態にあるロボットの近傍に位置することは危険である。そこで、本実施形態によるロボット状態報知装置1では、ロボットが実際に稼働している状態及び稼働スタンバイ状態を「ロボットの稼働状態」として定義する。ロボットが稼働スタンバイ状態にある場合は、ロボットは物理的に動作しないものの電源ケーブルを介して電力が供給されるので、この電源ケーブルにセンサ13を巻き付ければ、稼働スタンバイ状態中の電源ケーブルにおける電流及び電圧の変化を検知することができる。
装着部14は、ロボット状態報知装置1(すなわち、LEDランプ11、バッテリ12及びセンサ13)をロボットに対して着脱自在に取り付けるためのものである。装着部14の例としては、磁石、吸盤、針などのような鋭利な突起物、面ファスナーなどがある。また、装着部14をこれら複数種類組み合わせたもので構成してもよい。また、装着部14を複数回の貼着及び剥離が可能な接着剤や両面テープにて構成してもよい。例えば、装着部14を磁石で構成した場合は、ロボットにおける強磁性体にて構成される部位に、装着部14を介してロボット状態報知装置1を容易に取り付けることができ、またロボットからロボット状態報知装置1を容易に取り外すこともできる。強磁性体の例としては、鉄、コバルト、ニッケルなどがある。また例えば、装着部14を吸盤で構成した場合は、ロボットにおいて表面が滑らかで硬質な部位(例えばプラスチックからなる部位)に対してロボット状態報知装置1を容易に着脱することができる。また例えば、装着部14を針で構成した場合、ロボットにおいて表面が柔らかい部位(例えばゴムや布などからなる部位)に対してロボット状態報知装置1を容易に着脱することができる。なお、上述のような種類の装着部14をあらかじめ複数用意しておき、ロボットの設置位置や設置表面の材質などに応じて、ロボット状態報知装置1において装着部14自体を交換できるようにしてもよい。
バッテリ残量判定部15は、バッテリ12及び点灯制御部16に接続され、バッテリ12の残量が所定の閾値を下回ったか否かを判定する。バッテリ残量判定部15によるバッテリ残量判定処理は、センサ13による電気ケーブルにおける電圧または電流の変化の検知の有無にかかわらず、実行される。バッテリ12の残量を示すパラメータとして、例えばバッテリ12の電圧値を用いることができる。この場合、バッテリ残量判定部15はバッテリ12の残量の判定処理を行う演算処理装置のみならず、バッテリ12の電圧の測定を行う電圧測定部(図示せず)を有するものとして構成される。バッテリ12の残量の判定処理に用いられる閾値は、LEDランプ11を点灯させることができる最低電圧以上の値に設定すればよい。バッテリ残量判定部15による判定結果は、点灯制御部16に通知される。
点灯制御部16は、センサ13による検知結果及びバッテリ残量判定部15による判定結果に基づいて、LEDランプ11の点灯及び消灯を制御する。点灯制御部16によるLEDランプ11の制御には次の3パターンがある。
第1に、点灯制御部16は、センサ13が巻き付けられている電気ケーブルにおける電圧または電流の変化を検知しているとき、第1の点灯内容にて点灯するようLEDランプ11を制御する。作業者は、第1の点灯内容にて点灯するLEDランプ11を視認することにより、ロボットが稼働状態にある(または稼働スタンバイ状態にある)ことを認識することができる。例えば、LEDランプ11が第1の点灯内容にて点灯中の間、作業者は、ロボットの例えばアームなどと衝突することがないよう安全を配慮した作業を進めることができる。
第2に、点灯制御部16は、バッテリ残量判定部15がバッテリ12の残量が所定の閾値を下回ったと判定したとき、第1の点灯内容とは異なる第2の点灯内容にて点灯するようLEDランプ11を制御する。作業者は、第2の点灯内容にて点灯するLEDランプ11を視認することにより、バッテリ12が消耗していることを認識することができる。例えば、作業者は、LEDランプ11が第2の点灯内容にて点灯したとき、バッテリ12が一次電池の場合は新しいバッテリ12に交換し、バッテリ12が二次電池の場合はバッテリ12を充電するといった対応をとることができる。バッテリが切れるとロボットが稼働中であってもLEDランプは点灯しなくなり非常に危険であるが、本実施形態によれば、LEDランプ11が第2の点灯内容にて点灯することで作業者はバッテリ12が消耗していることを認識し、バッテリ12の交換または充電といった対応を迅速にとることができるので、作業者の安全を確保することができる。
第3に、点灯制御部16は、センサ13が巻き付けられている電気ケーブルにおける電圧または電流の変化を検知しないとき、LEDランプ11を消灯するよう制御する。作業者は、LEDランプ11が消灯していることを視認することにより、ロボットが稼働状態にはないことを認識することができる。例えば、LEDランプ11が消灯している間、作業者は、ロボットのメンテナンス作業を進めることができる。LEDランプ11の消灯により作業者はロボットの電源をオフにしたことを確認することができ、電源の切り忘れによる無駄な電力消費を回避することができる。なお、作業者は、LEDランプ11が第2の点灯内容にて点灯していることを視認した際は、例えばロボットの電源をオフにしてLEDランプ11が消灯したことを確認したうえでバッテリ12の交換または充電を行えば、より確実に作業者の安全を確保することができる。
ここで、点灯制御部16の制御によるLEDランプ11の点灯内容の形態の例について、以下に列記する。
LEDランプ11の点灯内容の第1の形態によれば、第1の点灯内容及び第2の点灯内容は、いずれか一方がLEDランプ11の連続点灯であり、もう一方がLEDランプ11の点滅である。例えば、ロボットが稼働状態にある場合は、点灯制御部16はLEDランプ11を連続点灯させる制御を行い、バッテリ12の残量が所定の閾値を下回った場合は、点灯制御部16はLEDランプ11を点滅させる制御を行う。
LEDランプ11の点灯内容の第2の形態によれば、第1の点灯内容と第2の点灯内容とでは、LEDランプ11の点滅周期が異なる。例えば、ロボットが稼働状態にある場合は、点灯制御部16はLEDランプ11を長周期で点滅させる制御を行い、バッテリ12の残量が所定の閾値を下回った場合は、点灯制御部16はLEDランプ11を短周期(すなわちロボットが稼働状態にある場合における点滅周期よりも短い周期)で点滅させる制御を行う。
LEDランプ11の点灯内容の第3の形態によれば、第1の点灯内容と第2の点灯内容とでは、LEDランプ11の発光色が異なる。例えば、ロボットが稼働状態にある場合は、点灯制御部16はLEDランプ11を白色にて連続点灯させる制御を行い、バッテリ12の残量が所定の閾値を下回った場合は、点灯制御部16はLEDランプ11を赤色にて連続点灯させる制御を行う。なお、単色にて発光するLEDランプ11を2個用いて点灯内容を区別するようにする場合、すなわち例えば白色にて発光するLEDランプ11及び赤色にて発光するLEDランプ11を設ける場合は、点灯制御部16は白色にて発光するLEDランプ11を連続点灯させる制御を行い、バッテリ12の残量が所定の閾値を下回った場合は、点灯制御部16は赤色にて発光するLEDランプ11を連続点灯させる制御を行う。
上述のバッテリ残量判定部15及び点灯制御部16は、例えばソフトウェアプログラム形式で構築されてもよく、あるいは各種電子回路とソフトウェアプログラムとの組み合わせで構築されてもよい。例えばこれらをソフトウェアプログラム形式で構築する場合は、このソフトウェアプログラムに従って動作するCPUやIC(集積回路)などの演算処理装置をロボット状態報知装置1内に設けることで、上述の各部の機能を実現することができる。この演算処理装置(バッテリ残量判定部15及び点灯制御部16)は、バッテリ12により供給される電力によって駆動される。また、バッテリ残量判定部15及び点灯制御部16を同一のCPUやIC(集積回路)にまとめて構築してもよい。また、バッテリ12、バッテリ残量判定部15及び点灯制御部16は、それぞれ別々の回路基板上に設けられてもよく、あるいは2枚の回路基板上に分けられて設けられてもよく、あるいは1つの回路基板(1チップ)上にまとめて設けられてもよい。
図2は、本開示の実施形態によるロボット状態報知装置の動作フローを示すフローチャートである。ここでは一例として、LEDランプ11の点灯内容を上述の第1の形態とした場合におけるロボット状態報知装置1の動作フローを説明する。すなわち、ロボットが稼働状態にある場合は、点灯制御部16はLEDランプ11を連続点灯させる制御(ステップS103)を行い、バッテリ12の残量が所定の閾値を下回った場合は、点灯制御部16はLEDランプ11を点滅させる制御(ステップS106)を行う。なお、以下の動作フローは第2の形態または第3の形態の点灯内容の場合も同様に適用可能である。
ステップS101において、センサ13は、ロボットに接続される電気ケーブルにおける電圧または電流が変化を検知する。センサ13による検知結果は点灯制御部16に通知される。
ステップS102において、点灯制御部16は、センサ13による検知結果による判定結果に基づいて、LEDランプ11の点灯を制御する。より具体的には、点灯制御部16は、センサ13がロボットに接続される電気ケーブルにおける電圧または電流が変化を検知したか否かを判定する。判定の結果、電気ケーブルにおける電圧または電流が変化している場合はステップS103へ進み、電気ケーブルにおける電圧または電流が変化していない場合はステップS104へ進む。
ステップS103において、点灯制御部16は、LEDランプ11を連続点灯させる制御を行う。これにより、LEDランプ11は連続点灯する(第1の点灯内容)。その後、ステップS105へ進む。LEDランプ11が連続点灯している間、作業者は、ロボットの例えばアームなどと衝突することがないよう安全を配慮した作業を進めることができる。
ステップS104において、点灯制御部16は、LEDランプ11を消灯させる制御を行う。これにより、LEDランプ11は消灯する。その後、ステップS105へ進む。
ステップS105において、バッテリ残量判定部15は、バッテリ12の残量が所定の閾値を下回ったか否かを判定する。判定の結果、バッテリ12の残量が所定の閾値を下回った場合はステップS106へ進み、バッテリ12の残量が所定の閾値を下回っていない場合はステップS101へ戻る。バッテリ残量判定部15による判定結果は点灯制御部16に通知される。なお、ステップS105におけるバッテリ残量判定部15によるバッテリ残量判定処理は、ステップS103及びS104の処理の後に実行されるので、センサ13による電気ケーブルにおける電圧または電流の変化の検知の有無にかかわらず実行される。
ステップS106において、点灯制御部16は、点灯制御部16はLEDランプ11を点滅させる制御を行う。これにより、LEDランプ11は点滅する(第2の点灯内容)。作業者は、LEDランプ11が点滅していることを認識したとき、バッテリ12が一次電池の場合は新しいバッテリ12に交換し、バッテリ12が二次電池の場合はバッテリ12を充電するといった対応をとることができる。
なお、センサ13による検知処理とバッテリ残量判定部15によるバッテリ残量判定処理とは、次に説明するように入れ替えて実行してもよい。図3は、本開示の実施形態によるロボット状態報知装置の別の動作フローを示すフローチャートである。ここでは一例として、LEDランプ11の点灯内容を上述の第1の形態とした場合におけるロボット状態報知装置1の動作フローを説明する。すなわち、ロボットが稼働状態にある場合は、点灯制御部16はLEDランプ11を連続点灯させる制御(ステップS205)を行い、バッテリ12の残量が所定の閾値を下回った場合は、点灯制御部16はLEDランプ11を点滅させる制御(ステップS201)を行う。なお、以下の動作フローは第2の形態または第3の形態の点灯内容の場合も同様に適用可能である。
ステップS201において、バッテリ残量判定部15は、バッテリ12の残量が所定の閾値を下回ったか否かを判定する。判定の結果、バッテリ12の残量が所定の閾値を下回った場合はステップS202へ進み、バッテリ12の残量が所定の閾値を下回っていない場合はステップS203へ進む。バッテリ残量判定部15による判定結果は点灯制御部16に通知される。なお、ステップS201におけるバッテリ残量判定部15によるバッテリ残量判定処理は、ステップS203〜S206の処理の前に実行されるので、センサ13による電気ケーブルにおける電圧または電流の変化の検知の有無にかかわらず実行される。
ステップS202において、点灯制御部16は、点灯制御部16はLEDランプ11を点滅させる制御を行う。これにより、LEDランプ11は点滅する(第2の点灯内容)。
ステップS203において、センサ13は、ロボットに接続される電気ケーブルにおける電圧または電流が変化を検知する。センサ13による検知結果は点灯制御部16に通知される。
ステップS204において、点灯制御部16は、センサ13による検知結果による判定結果に基づいて、LEDランプ11の点灯を制御する。より具体的には、点灯制御部16は、センサ13がロボットに接続される電気ケーブルにおける電圧または電流が変化を検知したか否かを判定する。判定の結果、電気ケーブルにおける電圧または電流が変化している場合はステップS205へ進み、電気ケーブルにおける電圧または電流が変化していない場合はステップS206へ進む。
ステップS205において、点灯制御部16は、LEDランプ11を連続点灯させる制御を行う。これにより、LEDランプ11は連続点灯する(第1の点灯内容)。その後、ステップS201へ戻る。
ステップS206において、点灯制御部16は、LEDランプ11を消灯させる制御を行う。これにより、LEDランプ11は消灯する。その後、ステップS201へ戻る。
図4は、本開示の実施形態によるロボット状態報知装置のロボットへの設置例を例示する斜視図である。ロボット200は、電源ケーブル151を介して電源装置(図示せず)から駆動電力が供給され、信号コネクタ120及び信号ケーブル152を介してロボットコントローラ(図示せず)からパルスコーダ信号や制御信号などの各種電気信号が送受信(通信)される。なお、図4では、一例としてロボット200を多関節ロボットとするが、本開示の実施形態によるロボット状態報知装置1を取り付けることができるロボットは多関節ロボットに限られない。
本開示の実施形態によるロボット状態報知装置1は、装着部14を介してロボット200の任意の位置に容易に取り付けることができる。また、ケーブル状のセンサ13の取り回しや作業者の移動経路や立ち位置などを考慮し、ロボット状態報知装置1の取り付け位置の近傍にある電気ケーブル(電源ケーブル151または信号ケーブル152)にセンサ13を巻き付けるのが好ましい。なお、ロボット200に取り付けらえるロボット状態報知装置1の個数は限定されない。図4では、一例として2個のロボット状態報知装置1が取り付けられる例を示しているが、ロボット状態報知装置1は1個であっても3個以上であってもよい。例えば、電源ケーブル151の近傍にあるロボット200の関節部分にロボット状態報知装置1と取り付ける場合は、LEDランプ11(図4では図示せず)を収容するカバー17が横向きとなるように(すなわちLEDランプ11が発する光が横向きになるように)装着部14を介してロボット状態報知装置1の本体を取り付け、センサ13を電源ケーブル151に巻き付ける。また例えば、信号コネクタ120及び信号ケーブル152の近傍にあるロボット200の土台にロボット状態報知装置1を取り付ける場合は、LEDランプ11を収容するカバー17が上向きとなるように(すなわちLEDランプ11が発する光が上向きになるように)装着部14を介してロボット状態報知装置1の本体を取り付け、センサ13を信号ケーブル152に巻き付けることによって取り付ける。図4に示したロボット状態報知装置1のロボット200への取り付け位置はあくまでの一例であってそれ以外の取り付け位置であってもよい。ロボット状態報知装置1をロボット200から取り外す際は、電源ケーブル151及び信号ケーブル152に巻き付けられたセンサ13をほどく。また、ロボット状態報知装置1は着脱自在の装着部14を介してロボット200に取り付けてあるので、ロボット状態報知装置1の本体をロボット200から取り外すのも容易である。
このように、本実施形態によるロボット状態報知装置1は、バッテリ12、ケーブル状のセンサ13及び着脱部14を備えるので、ロボット200に容易に着脱可能である。作業者は、ロボット200に一旦取り付けたロボット状態報知装置1を作業者の安全を確保するために作業者の見え易い位置に取り付け直すことが容易にできる。例えば、作業者は、自分の立ち位置が変わったことにより、ロボット200の関節部分の左側に取り付けてあったロボット状態報知装置1を取り外し、ロボット200の関節部分の右側に取り付けることができる。
図5は、従来のロボット状態報知装置を示す図である。また、図6は、従来のロボット状態報知装置のロボットへの設置例を例示する斜視図である。なお、図6では、一例としてロボット200を多関節ロボットとしている。また、図7は、従来のロボット状態報知装置の取り付けプレートを示す斜視図である。また、図8は、ロボットに取り付けられる信号コネクタを示す斜視図である。
図5〜図8に示すように、従来のロボット状態報知装置100は、LEDランプ111とLEDランプ111の点灯を制御する点灯制御部112と、ケーブル113と、カバー114と、取り付けプレート115と、ネジ116とを備える。取り付けプレート115にはネジ116を通すためのネジ穴117が開けられており、従来のロボット状態報知装置100は、取り付けプレート115を介してネジ止めによりロボット200に固定される。また、従来のロボット状態報知装置100内の点灯制御部112とロボットコントローラ(図示せず)との間はケーブル113を介して電気的に接続される。ケーブル113は、例えば24V信号線及び0V信号線などを有し、ロボットコントローラからLEDランプ111を点灯させるための電力が供給されるとともにロボットの稼働状況を示す信号(サーボオン信号)を受信する。従来のロボット状態報知装置100をロボット200に取り付ける際は、作業者は、まず取り付けプレート115をロボット200の取り付け位置(図6に示す例ではロボット200の土台)に配置し、次いでネジ116をネジ穴117に差し込んでネジを回してロボット状態報知装置100の本体をロボット200にしっかりと固定する。そして、ケーブル113を、ロボットコントローラに接続された信号ケーブル152の信号コネクタ120に接続する。また、ロボット200に取り付けた従来のロボット状態報知装置100を作業者の見え易い位置に取り付け直す際は、作業者は、ロボット状態報知装置100の本体のネジ止めを外し、ケーブル113を信号コネクタ120から引き抜く。すなわち、従来のロボット状態報知装置100の取り付け位置を変更する際は、作業者は、一連の作業として、ロボット状態報知装置100の本体のネジ止め作業及びケーブル113の接続作業並びにロボット状態報知装置100の本体のネジ116の取り外し作業及びケーブル113の引き抜き作業を行わなければならなかった。ネジ止め作業、ネジ取り外し作業、ケーブル113の接続作業及びケーブル113の引き抜き作業は手間及び時間のかかる作業である。このように、従来のロボット状態報知装置100は、ロボット200の取り付け位置の変更は容易ではない。
これに対し、本開示の実施形態によるロボット状態報知装置1は、装着部14を介してロボット200の任意の位置に容易に取り付けることができる。ロボット状態報知装置1をロボット200に取り付ける際は、装着部14を介してロボット状態報知装置1の本体を取り付け、センサ13を電源ケーブル151や信号ケーブル152に巻き付けることによって取り付ける。ロボット状態報知装置1をロボット200から取り外す際は、電源ケーブル151及び信号ケーブル152に巻き付けられたセンサ13をほどく。センサ13を電源ケーブル151や信号ケーブル152に巻き付ける作業及びほどく作業は、従来のようなケーブル113の接続作業及びケーブル113の引き抜き作業は手間及び時間のかかる作業に比べ、単純であり、時間もかからない。また、ロボット状態報知装置1は着脱自在の装着部14を介してロボット200に取り付けてあるので、ロボット状態報知装置1の本体をロボット200から取り外すのも容易であり、従来のようなネジ止め作業及びネジの取り外し作業に比べ、単純であり、時間もかからない。
このように、本実施形態によるロボット状態報知装置1は、バッテリ12、ケーブル状のセンサ13及び着脱部14を備えるので、ロボットに容易に着脱可能である。ロボットに取り付けたロボット状態報知装置1を業者の見え易い位置に取り付け直すことも容易であり、作業者の安全を確保することができる。また、本実施形態によるロボット状態報知装置1は、内部にバッテリ12を内蔵しているので、従来のようにケーブルを介して外部から電源を供給する必要がないので、設置の自由度が高く、持ち運びも容易である。
また、本実施形態によるロボット状態報知装置1では、バッテリ残量判定部15によるバッテリ残量判定処理が、センサ13による電気ケーブルにおける電圧または電流の変化の検知の有無にかかわらず実行される。バッテリ切れの場合はロボットが稼働中であってもLEDランプは点灯しなくなり非常に危険であるが、本実施形態によれば、LEDランプ11が第2の点灯内容にて点灯することで作業者はバッテリ12が消耗していることを認識し、バッテリ12の交換または充電といった対応を迅速にとることができるので、作業者の安全を確保することができる。
また、本実施形態によるロボット状態報知装置1は、LEDランプ11、バッテリ12、センサ13、装着部14、バッテリ残量判定部15及び点灯制御部16を備え、ロボット状態報知装置1単体で動作するので、既存のロボットに後付けすることも容易である。また、ロボットに複数のロボット状態報知装置1を取り付けたり、ロボットに取り付けた複数のロボット状態報知装置1を削減したりすることも容易である。したがって、ロボットの設計変更や、ロボットが設置される工場のレイアウト変更や引っ越しなどにも柔軟に対応することができ、いかなる状況においても作業者の安全を確実に確保することができる。
1 ロボット状態報知装置
11 LEDランプ
12 バッテリ
13 センサ
14 装着部
15 バッテリ残量判定部
16 点灯制御部
17 カバー
120 信号コネクタ
151 電源ケーブル
152 信号ケーブル
200 ロボット

Claims (10)

  1. LEDランプと、
    前記LEDランプを点灯させるための電力を供給するバッテリと、
    前記ロボットに接続される電気ケーブルにおける電圧または電流の変化の有無を検知するセンサと、
    前記LEDランプ、前記バッテリ及び前記センサを前記ロボットに対して着脱自在に取り付けるための装着部と、
    前記バッテリの残量が所定の閾値を下回ったか否かを判定するバッテリ残量判定部と、
    前記センサが前記電気ケーブルにおける電圧または電流の変化を検知しているとき、前記LEDランプを制御して前記第1の点灯内容にて点灯させ、前記センサによる前記電気ケーブルにおける電圧または電流の変化の検知の有無にかかわらず前記バッテリ残量判定部が前記バッテリの残量が前記所定の閾値を下回ったと判定したとき、前記LEDランプを制御して前記第1の点灯内容とは異なる第2の点灯内容にて点灯させる点灯制御部と、
    を備えるロボット状態報知装置。
  2. 前記点灯制御部は、前記センサが前記電気ケーブルにおける電圧または電流の変化を検知しないとき、前記LEDランプを制御して消灯させる、請求項1に記載のロボット状態報知装置。
  3. 前記センサは、可撓性を有するケーブル状センサであり、前記電気ケーブルに巻き付けられることで前記電気ケーブルに取り付けられる、請求項1または2に記載のロボット状態報知装置。
  4. 前記電気ケーブルは、前記ロボットに接続される電源ケーブルである、請求項1〜3のいずれか一項に記載のロボット状態報知装置。
  5. 前記電気ケーブルは、前記ロボットと前記ロボットを制御するロボットコントローラとの間に接続される信号ケーブルである、請求項1〜3のいずれか一項に記載のロボット状態報知装置。
  6. 前記第1の点灯内容及び前記第2の点灯内容は、いずれか一方が前記LEDランプの連続点灯であり、もう一方が前記LEDランプの点滅である、請求項1〜5のいずれか一項に記載のロボット状態報知装置。
  7. 前記第1の点灯内容と前記第2の点灯内容とでは、前記LEDランプの点滅周期が異なる、請求項1〜5のいずれか一項に記載のロボット状態報知装置。
  8. 前記第1の点灯内容と前記第2の点灯内容とでは、前記LEDランプの発光色が異なる、請求項1〜5のいずれか一項に記載のロボット状態報知装置。
  9. 前記装着部は、磁石を有する、請求項1〜8のいずれか一項に記載のロボット状態報知装置。
  10. 前記センサは、電気ケーブルにおける電圧または電流の変化によって生じる磁界の変化を出する磁気センサを有する、請求項1〜9のいずれか一項に記載のロボット状態報知装置。
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