JP2019152074A - 壁構造、及び、壁構造の施工方法 - Google Patents

壁構造、及び、壁構造の施工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】施工が容易であり、かつ、ひび割れを抑制可能な壁構造、及び、その施工方法を提供すること。【解決手段】第1方向一方側の面及び他方側の面を備え、当該面に沿う第2方向及び第3方向のうち第2方向を長手方向とする壁材と、フランジ部を備え、第3方向を長手方向とし、壁材よりも第1方向の一方側に配置される形鋼材と、形鋼材に壁材を取り付ける取り付け部材とを有する壁構造であり、取り付け部材は、フランジ部の第1方向一方側の面に当接する第1当接面と、第1方向において、フランジ部の他方側の面と、壁材の一方側の面との間に間隔が空くように、壁材の一方側の面に当接する第2当接面とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、壁構造、及び、壁構造の施工方法に関する。
商業施設や生産施設等の建築物における間柱や梁等に利用される形鋼に壁材が取り付けられた壁構造として、例えば特許文献1に記載のものが知られている。
図12Aを用いて説明すると、間柱60のフランジ部60Aと平行になるように壁材61が設けられており、L形の第1接合部材62の一方の板部62Aが間柱60のフランジ部60Aに溶接され、他方の板部62Bがフランジ部60Aから垂直に立ち上がるように設けられている。また、L形の第2接合部材63の一方の板部63Aが第1接合部材62の板部62Bに溶接され、他方の板部63Bが壁材61に接触するように位置づけられている。そして、第2接合部材63の板部63Bと壁材61に沿うように、イナズマプレート64(Zクリップ)が設けられている。イナズマプレート64は、ボルト65で壁材61に固定されるとともに、第2接合部材63の板部63Bに溶接されている。
特開2017−190641号公報
しかし、図12Aの壁構造の場合、部材数が多く、施工が煩雑となる。そこで、図12Bに示すように、イナズマプレート64によって、間柱60のフランジ部60Aが壁材61に接触するように取り付けられ、L形の接合部材(図12Aの62や63)は使用されない壁構造も提案されている。
図12Bの壁構造の場合、部材数が少なく、施工が容易となるが、間柱60に壁材61が接触している。そのため、地震や風などの外力が作用した際に壁材61が間柱60に押し付けられて、ひび割れしやすいという問題がある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、施工が容易であり、かつ、ひび割れを抑制可能な壁構造、及び、その施工方法を提供することである。
かかる目的を達成するため、本発明は、第1方向における一方側の面及び他方側の面を備え、当該面に沿う互いに直交する第2方向及び第3方向のうち、前記第2方向を長手方向とする壁材と、フランジ部を備え、前記第3方向を長手方向とし、前記壁材よりも前記第1方向の前記一方側に配置される形鋼材と、前記形鋼材に前記壁材を取り付ける取り付け部材と、を有する壁構造であって、前記取り付け部材は、前記フランジ部の、前記第1方向における前記一方側の面に当接する第1当接面と、前記第1方向において、前記フランジ部の前記他方側の面と、前記壁材の前記一方側の面との間に間隔が空くように、前記壁材の前記一方側の面に当接する第2当接面と、を備えることを特徴とする壁構造である。
このような壁構造によれば、形鋼材に壁材を取り付けるために、例えばL形の接合部材が使用されることなく、構成が簡素である。よって、施工が容易となる。また、外力により壁材が変形した場合にも、壁材がフランジ部に強く押し付けられてしまうことを抑えることができる。よって、壁材のひび割れを抑制できる。
かかる壁構造であって、前記壁材は、前記第2方向における一方側の端部である非補強部と、前記非補強部よりも前記第2方向における他方側の部位であり、前記非補強部よりも補強された補強部とを備え、前記第2方向において、前記壁材の前記一方側の端から前記第2当接面の前記一方側の端までの長さは、前記非補強部の長さよりも長いことを特徴とする壁構造である。
このような壁構造によれば、第2当接面の端を起点とした壁材の変形を、壁材の補強部によって抑えることができる。よって、壁材のひび割れを抑制できる。
かかる壁構造であって、前記取り付け部材は、前記第2当接面を有する平板部材と、前記平板部材とは別部材であり、前記平板部材の前記第1方向における前記一方側の面に当接する第3当接面と、前記第1当接面と、前記第1当接面及び前記第3当接面を繋ぐ段差面とを備える段差部材と、を有することを特徴とする壁構造である。
このような壁構造によれば、段差部材の段差を小さくできる。よって、段差部材の強度を高めることができ、段差部材の変形を抑制できる。
かかる壁構造であって、前記平板部材の前記第1方向における前記一方側の面は、前記フランジ部の前記第1方向における前記他方側の面に当接する部位を有することを特徴とする壁構造である。
このような壁構造によれば、フランジ部と壁材との間に間隔を空けるためのガイドとして平板部材を利用できる。よって、フランジ部に対する壁材の位置合わせを容易に行える。
かかる壁構造であって、前記第1方向における前記第1当接面及び前記第3当接面の間隔は、前記第1方向における前記フランジ部の厚さであることを特徴とする壁構造である。
このような壁構造によれば、壁材と段差部材の間に配する部材を、段差のない簡単な形状である平板部材にしつつ、フランジ部と壁材との間に間隔を空けるためのガイドとして平板部材を利用できる。
かかる壁構造であって、前記取り付け部材は、前記壁材の前記第1方向における前記一方側の面と、前記ボルトとで隙間なく挟持されていることを特徴とする壁構造である。
このような壁構造によれば、ボルトによって取り付け部材を壁材にしっかりと固定できる。また、ボルトの締結による段差部材の変形を抑制できる。
また、第1方向における一方側の面及び他方側の面を備え、当該面に沿う互いに直交する第2方向及び第3方向のうち、前記第2方向を長手方向とする壁材と、フランジ部を備え、前記第3方向を長手方向とし、前記壁材よりも前記第1方向の前記一方側に配置される形鋼材と、前記形鋼材に前記壁材を取り付ける取り付け部材と、を有する壁構造の施工方法であって、前記壁材の前記第1方向における前記一方側の面に、前記第1方向を軸とするボルトによって前記取り付け部材を仮固定する工程と、前記フランジ部に対して前記壁材を前記第1方向における前記他方側から近づける工程であり、前記壁構造において前記フランジ部の前記第1方向における前記一方側の面に当接する前記取り付け部材の第1当接面を備える部位が、前記フランジ部に対向していない状態で、前記壁材を近づける工程と、前記ボルトを回転軸に前記取り付け部材を回転させて、前記フランジ部の前記第1方向における前記一方側の面に、前記取り付け部材の前記第1当接面を当接させる工程と、前記第1方向において、前記フランジ部の前記他方側の面と、前記壁材の前記一方側の面との間に間隔が空くように、前記壁材の前記一方側の面に前記取り付け部材の第2当接面を当接させて、前記ボルトによって前記取り付け部材を前記壁材に本固定する工程と、を有することを特徴とする壁構造の施工方法である。
このような壁構造の施工方法によれば、壁材に仮固定された取り付け部材がフランジ部に接触することなく、取り付け部材の第1当接面を、フランジ部よりも第1方向の一方側に配置でき、かつ、フランジ部の第1方向における一方側の面に当接させることができる。
かかる壁構造の施工方法であって、前記壁材を近づける工程において、前記フランジ部の前記第1方向における前記他方側の面に前記取り付け部材(平板部材)が突き当たるか、又は、前記フランジ部の前記第1方向における前記他方側の面に取り付けられた駒片に前記壁材が突き当たるまで、前記壁材を近づけることを特徴とする壁構造の施工方法である。
このような壁構造の施工方法によれば、フランジ部と壁材との間に間隔が空くように、フランジ部に対する壁材の位置合わせを容易に行える。
本発明によれば、施工が容易であり、かつ、ひび割れを抑制可能な壁構造、及び、その施工方法を提供できる。
図1は、壁構造1の概略断面図である。 図2は、図1の部分Aの拡大図である。 図3Aは、図1のB−B矢視方向で見た壁構造1の内側面図である。図3B及び図3Cは、取り付け部材30(31,32)の平面図である。 取り付け部材30の変形例の説明図である。 取り付け部材30の変形例の説明図である。 取り付け部材30の変形例の説明図である。 取り付け部材30の変形例の説明図である。 壁構造1の施工方法の説明図である。 壁構造1の施工方法の説明図である。 壁構造1の施工方法の説明図である。 壁構造1の施工方法の説明図である。 図12A及び図12Bは比較例の壁構造の説明図である。 図13Aから図13Cは曲げ試験の方法の説明図である。 壁材10の支圧破壊の一例を示す図である。 平板部材31の変形例の説明図である。
===壁構造1の構成===
図1は、壁構造1の概略断面図である。図2は、図1の部分Aの拡大図である。図3Aは、図1のB−B矢視方向で見た壁構造1の内側面図である。図3B及び図3Cは、取り付け部材30(31,32)の平面図である。図示するように、壁構造1において互いに直交する3方向を、X方向(第2方向)、Y方向(第1方向)、Z方向(第3方向)とする。
本実施形態の壁構造1は、壁材10と、鉛直方向(Z方向)を長手方向とする間柱20と、間柱20に壁材10を取り付ける取り付け部材30とを有する。以下の説明では、壁構造1を構成する各部材が有する面のうち、Y方向における一方側(屋内側)の面を「内側面」ともいい、Y方向における他方側(屋外側)の面を「外側面」ともいう。
壁材10は、Y方向における一方側の内側面10a及び他方側の外側面10bを主面として備え、その面10a,10bに沿う互いに直交するX方向及びZ方向のうち、X方向を長手方向とする。つまり、壁材10は、鉛直方向(Z方向)ではなく、X方向に延びる横壁材である。壁材10としては、ALC(軽量気泡コンクリート)パネルや、セメント板等を例示できる。パネル形状として、ALCパネルの場合には、X方向(長さ)が600mm〜6000mm、Z方向(幅)が300mm〜600mm、Y方向(厚さ)が75mm〜150mmの範囲が好ましい。押出成形セメント板の場合には、X方向(長さ)が300mm〜5000mm、Z方向(幅)が300mm〜1200mm、Y方向(厚さ)が40mm〜110mmの範囲が好ましい。
間柱20は、フランジ部21を備え、壁材10よりもY方向の一方側(屋内側)に配置される形鋼材である。本実施形態では、間柱20として、2つのフランジ部21及びウェブ22を備えたH形鋼を用いるが、これに限らない。間柱20は、フランジ部を備えるものであればよく、例えば溝形鋼やT形鋼やI型鋼等であってもよい。
図1に示すように、壁材10のX方向における両端部は、X方向に間隔を置いて立設された2本の間柱20に、取り付け部材30によって取り付けられている。1本の間柱20に対して、X方向の一方側に延びる壁材10、及び、X方向の他方側に延びる壁材10が取り付けられている。また、図3Aに示すように、壁材10のZ方向における中央部が、取り付け部材30によって間柱20に取り付けられている。
取り付け部材30は、平板部材31と、平板部材31とは別部材である段差部材32の、2部材から構成されている。取り付け部材30の材質としては、防錆処理済みの鋼材等を例示できる。
平板部材31は、図3Bに示すように、Y方向に見た平面形状が正方形である平坦な板状部材であり、厚さ方向(Y方向)に貫通する貫通孔311を有する。
段差部材32は、図3Cに示すように、Y方向に見た平面形状が長方形の部材であり、厚さ方向(Y方向)に貫通する貫通孔321を有する。
また、段差部材32は、図2に示すように、その断面形状がZ字状である、所謂イナズマプレートである。具体的には、段差部材32の外側面32bのうち、X方向における一方側の部位32b1、及び、X方向における他方側の部位32b2は、X方向に平行な面であり、両部位32b1,32b2を繋ぐ段差面32b3は、Y方向の一方側に向かってX方向の一方側に傾斜した面となっている。
壁構造1では、壁材10の内側面10aに、平板部材31の外側面31b(第2当接面)が当接し、平板部材31の内側面31aに、段差部材32の外側面の一部32b2(第3当接面)が当接し、フランジ部21の内側面21aに、段差部材32の外側面の別の一部32b1(第1当接面)が当接している。
上記の状態で、平板部材31及び段差部材32の各貫通孔311,321に、ボルト40が挿通されている。壁材10には、ボルト40に対応したナット(不図示)が埋設されており、ボルト40がそのナットに締結されることにより、取り付け部材30は壁材10に固定されている。また、段差部材32の外側面の一部32b1は、フランジ部21の内側面21aに溶接で固定されている。よって、壁材10及び間柱20のフランジ部21は、取り付け部材30を介して互いに固定されている。
なお、段差部材32の貫通孔321(図3C)はX方向に長い長孔であることが好ましい。そうすることで、壁材10内のナットにボルト40が締結されるように、段差部材32の貫通孔321にボルト40を挿通させつつ、段差部材32をフランジ部21に当接させることができる。
また、図示しないが、Z方向における壁材10の両端部であり、壁材10とフランジ部21との間に、平板部材31のように間隔Sを確保できる部材を配置してもよい。そうすることで、壁材10から間柱20に作用する力を分散させることができる。
===壁構造1の特徴部===
本実施形態の壁構造1では、取り付け部材30が、間柱20のフランジ部21の内側面21aに当接する面、すなわち段差部材32の外側面の一部32b1(以下「フランジ部当接面」ともいう)を備えるとともに、Y方向において、フランジ部21の外側面21bと、壁材10の内側面10aとの間に間隔Sが空くように、壁材10の内側面10aに当接する面、すなわち平板部材31の外側面31b(以下「壁材当接面」)を備える。
つまり、比較例の壁構造(図12A)におけるL形の接合部材62,63は使用されることなく、取り付け部材30によって間柱20に壁材10が取り付けられる。そのため、本実施形態の壁構造1は構成が簡素であり、部材数が少ない。よって、施工が容易となり、工期を短縮できる。また、コスト削減を図れる。
さらに、壁材10とフランジ部21との間に間隔Sが空いている。そのため、壁材10に外力が作用して、例えば壁材10が図1に示す点線の形状に変形した場合にも、壁材10のひび割れを抑制できる。
詳しく説明すると、壁材10のX方向における中央部が屋外側に凸となるように湾曲し、壁材10のX方向における両端部がフランジ部21側に向かうように変形したとする。この場合にも、壁材10とフランジ部21との間に間隔Sが空いているため、壁材10がフランジ部21に強く押し付けられてしまうことを防止でき、壁材10のひび割れ発生を抑制できる。なお、間隔Sは3mm以上であることが好ましい。
また、図2に示すように、壁材10の内部には補強部材11(例えばカゴ状に組み合わされた鉄筋)が埋設されている。よって、壁材10は、X方向における一方側の端部である非補強部12(補強部材11が配されていない部位)を備えるとともに、非補強部12よりもX方向における他方側の部位であり、非補強部12よりも補強された補強部13(補強部材11が配されている部位)を備える。
この場合、X方向において、壁材10の一方側の端10cから、平板部材31の壁材当接面31b(第2当接面)の一方側の端までの長さL1は、非補強部12の長さL2よりも長いことが好ましい(L1>L2)。つまり、壁材10に接触する平板部材31は、壁材10の補強部13に取り付けられていることが好ましい。
これは壁材10に外力が作用した際に、平板部材31のX方向における端31c,31dに当接する壁材10の部位に力が集中しやすく、平板部材31の端31c,31dを起点に壁材10が変形しやすいからである。そのため、上記のように平板部材31を配置することで、平板部材31の端31c,31dを起点とした壁材10の変形を、壁材10の補強部材11によって抑えることができる。その結果、壁材10のひび割れを抑制できる。
また、取り付け部材30は、平板部材31と、段差部材32の、2部材から構成されている。そのため、段差部材32のみで構成される取り付け部材(例えば後述の図6に示す変形例の取り付け部材30)に比べて、段差部材32における段差を小さくできる。よって、段差部材32の強度を高めることができ、段差部材32の変形を抑制できる。
また、平板部材31の内側面31aは、フランジ部21の外側面21bに当接する部位を有することが好ましい。つまり、平板部材31のX方向の長さが比較的に長く、平板部材31及びフランジ部21の互いの一部がX方向において重複していることが好ましい。
そうすることで、壁材10とフランジ部21の間に間隔Sを空けるためのガイドとして、平板部材31を利用できる。詳細は後述するが、図9に示すように、フランジ部21に対して壁材10をY方向の他方側から近づける際に、平板部材31をフランジ部21に突き当てることができる。その結果、壁材10とフランジ部21との間に適切な間隔Sが空くように、フランジ部21に対する壁材10の位置合わせを容易に行える。
また、図2に示すように、段差部材32のフランジ部当接面32b1(第1当接面)と、平板部材31に当接する段差部材32の面32b2(第3当接面)とのY方向の間隔L3は、Y方向におけるフランジ部21の厚さL4であることが好ましい。そうすることで、比較例の壁構造(図12B)等で使用される汎用のイナズマプレート64を段差部材32として使用でき、コスト削減を図れる。
また、壁材10とフランジ部21の間の間隔SのY方向の長さL5が、平板部材31の厚さL6と等しくなる。そのため、壁材10と段差部材32の間に配する部材を、段差のない簡単な形状である平板部材31にしつつ、壁材10とフランジ部21の間に間隔Sを空けるためのガイドとして、平板部材31を利用できる。
ただし上記に限らず、上記間隔L3をフランジ部21の厚さL4よりも大きくし、平板部材31の厚さを薄くしてもよい。その場合、平板部材31の内側面31aはフランジ部21の外側面21bに当接しないが、図9に示すように、壁材10をフランジ部21に近づける際に、壁材10がフランジ部21に直接接触してしまうことを防止できる。また、後述する変形例(図4や図5)のように、平板部材31がフランジ部21に接触しない場合には、上記間隔L3をフランジ部の厚さL4よりも小さくし、平板部材31の厚さを厚くしてもよい。そうすることで、段差部材32における段差をより小さくでき、段差部材32の強度を高めることができる。
また、取り付け部材30は、壁材10の内側面10aと、ボルト40とで隙間なく挟持されていることが好ましい。すなわち、ボルト40の軸42が露出していないことが好ましい。そのために、壁材10や平板部材31からY方向の一方側に間隔を空けて離間した段差部材32の部位には(例えば図2の32b1の部位などには)、ボルト40を設けないことが好ましい。
そうすることで、ボルト40により取り付け部材30を壁材10にしっかりと固定できる。また、ボルト42の締結による段差部材32の変形を抑制できる。
===取り付け部材30の変形例===
図4から図7は、取り付け部材30の変形例の説明図である。
図4及び図5に示す取り付け部材30では、図2に示す取り付け部材30に比べて、平板部材31のX方向の長さが短い。さらに、図5に示す取り付け部材30では、段差部材32のX方向の長さが長い。そのため、壁材10の変形の起点となる平板部材30のX方向における端31c,31dを、壁材10の非補強部12からより離すことができる。よって、壁材10のひび割れを抑制できる。
ただし、平板部材31がフランジ部21から離れ過ぎてしまうと、段差部材32のX方向の長さが長くなり過ぎて、段差部材32が変形しやすくなってしまう。そのため、平板部材31を壁材10の非補強部12から適度に離して配置するとよい。
また、図6及び図7に示すように、1部材から構成される取り付け部材30であってもよい。図6に示す取り付け部材30は段差部材32のみで構成され、図2に示す段差部材32よりも段差を大きくすることで、壁材10とフランジ部21との間に間隔Sが空くようにしている。
図7に示す取り付け部材30は、図2に示す平板部材31及び段差部材32が一体化された部材である。図7に示す取り付け部材30では、ボルト40が挿通される部位から二又に分岐した部位に、フランジ部21が挟持されている。
また、図4〜図6に示す取り付け部材30のように、取り付け部材30がフランジ部21の外側面21bに当接していなくてもよい。これらの場合、図2に示す取り付け部材30のように平板部材31と段差部材32の間にフランジ部21を収める必要がない。そのため、例えば間柱20の寸法精度や建込み精度が良くない場合にも、間柱20に壁材10を容易に取り付けることができる。
===壁構造1の施工方法===
次に、図2に例示した壁構造1の施工方法について説明する。
図8から図11は、壁構造1の施工方法の説明図である。
まず、図8に示すように、壁材10の内側面10aに、Y方向を軸とするボルト40によって取り付け部材30を仮固定する。この時、壁構造1(図2)における段差部材32のフランジ部当接面32b1を備える部位321(以下「フランジ部当接部」ともいう)を、ボルト40よりもX方向の他方側(図2とは逆側)に配置する。
次に、図9に示すように、フランジ部21に対して壁材10をX方向における他方側から近づけて、フランジ部21に対する壁材10の位置合わせを行う。この時、段差部材32のフランジ部当接部321が、フランジ部21に対向していない状態で、壁材10をフランジ部21に近づける。
そして、平板部材31のX方向の長さが長い場合、図10に示すように、フランジ部21の外側面21bに、平板部材31の内側面31aが突き当たるまで、壁材10をフランジ部21に近づける。
そうすることで、フランジ部21に壁材10が近づき過ぎることなく、壁材10とフランジ部21との間に適切な間隔Sが空くように、フランジ部21に対する壁材10の位置合わせを行える。また、これから説明する駒片50(図11参照)を準備する等の手間がなく、施工が容易となる。
変形例の壁構造1(図4〜図7)のように、取り付け部材30に壁材10を突き当てて位置合わせを行うことができない場合には、図11に示すように位置合わせを行うとよい。つまり、フランジ部21の外側面21bに駒片50を取り付ける。駒片50のY方向の長さは、壁材10とフランジ部21の間に設ける間隔SのY方向の長さと等しいとする。そして、駒片50に壁材10が突き当たるまで、壁材10をフランジ部21に近づける。この場合にも、壁材10とフランジ部21との間に適切な間隔Sが空くように、フランジ部21に対する壁材10の位置合わせを行える。
次に、図10に示すように、ボルト40を回転軸に、段差部材32を回転させ、段差部材32のフランジ部当接部321をX方向の他方側から一方側へ動かす。そして、フランジ部21の内側面21aに、段差部材32のフランジ部当接面32b1を当接させる。
最後に、ボルト40によって取り付け部材30を壁材10に本固定する。また、フランジ部21の内側面21a、及び、段差部材32のフランジ部当接面32b1を溶接で固定する。こうして壁構造1が完成する。
以上のように、フランジ部21に対する壁材10の位置合わせを行う前に、壁材10に取り付け部材30を仮固定しているとよい。そうすることで、壁材10とフランジ部21の間に間隔Sを空けるためのガイドとして、取り付け部材30(平板部材31)を利用できる。また、取り付け部材30をガイドとして利用しない場合にも、例えば、壁材10を吊り上げる際に、取り付け部材30にリフトのフックを掛けて吊り上げることができる。
また、壁材10をフランジ部21に近づける際には(図9)、段差部材32のフランジ部当接部321がフランジ部21に対向していないとよい。そうすることで、段差部材32のフランジ部当接部321を、フランジ部21に接触させることなく、フランジ部21よりもY方向の一方側に配置できる。また、取り付け部材30をボルト40によって壁材10に固定するとよい。そうすることで、段差部材32を回転させることができ、フランジ部21の内側面21aに、段差部材32のフランジ部当接面32b1を当接させることができる。
===曲げ試験===
図13Aから図13Cは、曲げ試験の方法の説明図である。図14は、壁材10の支圧破壊の一例を示す図である。本実施形態の壁構造1(図2)と、比較例1としてL形の接合部材を用いた壁構造(図12A)と、比較例2としてL形の接合部材を用いずに間柱20に壁材10を接触させた壁構造(図12B)の3つを準備した。そして、各壁構造に対して曲げ試験を行い、壁材10の破壊(ひび割れ)について検証した。
(試験体)
壁材10として横張り用のALCパネルを使用した。よって、図中のZ方向が鉛直方向に相当する。壁材10の厚さ(Y方向)は100mm、長さ(X方向)は3290mm(目地幅は10mm)、幅(Z方向)は600mmとした。この壁材10を、図13Aに示すように、X方向に長さL=3300mmの間隔で配置された間柱20に対して、各工法によって取り付けた。間柱20はH形鋼とした(断面寸法=194×150×6×9mm)。なお、図13Aは本実施形態の取り付け工法を示しており、間柱20はボルト61で加力装置60に固定されている。
また、実際には施工誤差が存在するため、以下のように施工誤差を再現した。図13Bに示すように間柱20のX−Y断面において、間柱20のフランジ部21がX方向に長さLa=3mm(回転角で3/200程度)回転した状態とした。また、図13Cに示すように間柱20のZ−Y断面において、間柱20のフランジ部21がY方向に長さLb=3mm(回転角で3/800程度)回転した状態とした。
(試験方法)
図13Aに示すように、間柱20の間隔Lを4等分し、両間柱20から長さL/4(=825mm)の2点において、壁材10に対して荷重を与えた。荷重は2台のジャッキを使用し、壁材10の2点に同じ荷重を与えた。荷重は負荷重とした、すなわちY方向の一方側(間柱20側)から他方側への加力とした。そして、壁材10の端部における支圧破壊の発生の有無と、壁材10の取り付け部(ボルト部)にコーン状破壊が発生した時の荷重を確認した。試験結果を下記の表1に示す。
L形の接合部材を用いない比較例2(図12B)では、4.59kNの荷重によって、壁材10端部の支圧破壊に伴うひび割れが発生した。具体的には、図14に示すように、X方向におけるA端側の下部にひび割れが発生した。一方、L形の接合部材を用いた比較例1(図12A)及び本実施形態(図2)では、壁材10端部の支圧破壊に伴うひび割れが発生しなかった。また、壁材10の取り付け部におけるコーン状破壊が発生した時の荷重(最大耐力)は、比較例2が8.99kNと最も低かった。一方、本実施形態の最大耐力は12.2kN、比較例2の最大耐力は11.4kNと、同程度であった。
この試験結果から、本実施形態の壁構造1では、L形の接合部材を用いない比較例2に比べて、壁材10のひび割れを抑制可能であることが分かった。さらに、本実施形態の壁構造1では、L形の接合部材を用いる比較例1に比べて、簡素な構成であり、施工が容易であるにもかかわらず、比較例1と同等の耐力が得られることが分かった。
===その他の実施形態について===
上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはいうまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
上記の実施形態では、鉛直方向に延びる形鋼材(間柱20)に横壁材を取り付ける形態であるが、これに限らない。水平に延びる形鋼材(例えば上階と下階の間の中間梁等)に、鉛直方向を長手方向とする縦壁材を取り付ける形態においても、本発明を適用できる。また、上記の実施形態では、平板部材の形状は矩形(正方形)であるが、これに限らない。例えば円形であってもよい。また、上記の実施形態では、壁材は、X方向に間隔を置いて立設された2本の間柱に、取り付け部材によって取り付けられているが、本柱と間柱であってもよい。その際、本柱には特許文献1に記載する壁構造のようにL形の接合部材等が使用される。
図15は、平板部材31の変形例の説明図である。上記の実施形態では、図3Aに示すように、壁構造1をY方向(面外方向)に見た場合に、平板部材31が、取り付け部材32に対して、X方向の間柱20側とは反対側に延出し、かつ、Z方向の両側に延出している。そのため、壁構造1をY方向に見た場合に、平板部材31の一部が視認可能となっている。これに限らず、図15に示すように、平板部材31の全てが取り付け部材32で覆われ、壁構造1をY方向に見た場合に、平板部材31が視認不可能となっていてもよい。そのためには、平板部材31のX方向及びZ方向の長さを短くするとよい。また、図示しないが、平板部材31が、取り付け部材32に対して、X方向及びZ方向の一方向にのみ延出する形態でもよい。
1 壁構造、
10 壁材、11 補強部材、12 非補強部、13 補強部、
20 間柱、21 フランジ部、22 ウェブ、
30 取り付け部材、
31 平板部材、
31b 平板部材の外側面(壁材当接面、第2当接面)、
32 段差部材、321 フランジ部当接部、
32b1 段差部材の外側面(フランジ部当接面、第1当接面)、
32b2 段差部材の外側面(第3当接面)
32b3 段差面
40 ボルト、41 頭部、42 軸部、
50 駒片、S 間隔、

Claims (8)

  1. 第1方向における一方側の面及び他方側の面を備え、当該面に沿う互いに直交する第2方向及び第3方向のうち、前記第2方向を長手方向とする壁材と、
    フランジ部を備え、前記第3方向を長手方向とし、前記壁材よりも前記第1方向の前記一方側に配置される形鋼材と、
    前記形鋼材に前記壁材を取り付ける取り付け部材と、を有する壁構造であって、
    前記取り付け部材は、
    前記フランジ部の、前記第1方向における前記一方側の面に当接する第1当接面と、
    前記第1方向において、前記フランジ部の前記他方側の面と、前記壁材の前記一方側の面との間に間隔が空くように、前記壁材の前記一方側の面に当接する第2当接面と、
    を備えることを特徴とする壁構造。
  2. 請求項1に記載の壁構造であって、
    前記壁材は、前記第2方向における一方側の端部である非補強部と、前記非補強部よりも前記第2方向における他方側の部位であり、前記非補強部よりも補強された補強部とを備え、
    前記第2方向において、前記壁材の前記一方側の端から前記第2当接面の前記一方側の端までの長さは、前記非補強部の長さよりも長いことを特徴とする壁構造。
  3. 請求項1又は2に記載の壁構造であって、
    前記取り付け部材は、
    前記第2当接面を有する平板部材と、
    前記平板部材とは別部材であり、前記平板部材の前記第1方向における前記一方側の面に当接する第3当接面と、前記第1当接面と、前記第1当接面及び前記第3当接面を繋ぐ段差面とを備える段差部材と、
    を有することを特徴とする壁構造。
  4. 請求項3に記載の壁構造であって、
    前記平板部材の前記第1方向における前記一方側の面は、前記フランジ部の前記第1方向における前記他方側の面に当接する部位を有することを特徴とする壁構造。
  5. 請求項3又は4に記載の壁構造であって、
    前記第1方向における前記第1当接面及び前記第3当接面の間隔は、前記第1方向における前記フランジ部の厚さであることを特徴とする壁構造。
  6. 請求項1から5の何れか1項に記載の壁構造であって、
    前記取り付け部材は、前記壁材の前記第1方向における前記一方側の面と、ボルトとで隙間なく挟持されていることを特徴とする壁構造。
  7. 第1方向における一方側の面及び他方側の面を備え、当該面に沿う互いに直交する第2方向及び第3方向のうち、前記第2方向を長手方向とする壁材と、
    フランジ部を備え、前記第3方向を長手方向とし、前記壁材よりも前記第1方向の前記一方側に配置される形鋼材と、
    前記形鋼材に前記壁材を取り付ける取り付け部材と、を有する壁構造の施工方法であって、
    前記壁材の前記第1方向における前記一方側の面に、前記第1方向を軸とするボルトによって前記取り付け部材を仮固定する工程と、
    前記フランジ部に対して前記壁材を前記第1方向における前記他方側から近づける工程であり、前記壁構造において前記フランジ部の前記第1方向における前記一方側の面に当接する前記取り付け部材の第1当接面を備える部位が、前記フランジ部に対向していない状態で、前記壁材を近づける工程と、
    前記ボルトを回転軸に前記取り付け部材を回転させて、前記フランジ部の前記第1方向における前記一方側の面に、前記取り付け部材の前記第1当接面を当接させる工程と、
    前記第1方向において、前記フランジ部の前記他方側の面と、前記壁材の前記一方側の面との間に間隔が空くように、前記壁材の前記一方側の面に前記取り付け部材の第2当接面を当接させて、前記ボルトによって前記取り付け部材を前記壁材に本固定する工程と、
    を有することを特徴とする壁構造の施工方法。
  8. 請求項7に記載の壁構造の施工方法であって、
    前記壁材を近づける工程において、前記フランジ部の前記第1方向における前記他方側の面に前記取り付け部材が突き当たるか、又は、前記フランジ部の前記第1方向における前記他方側の面に取り付けられた駒片に前記壁材が突き当たるまで、前記壁材を近づけることを特徴とする壁構造の施工方法。
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