JP2019148531A - 演算処理装置、演算処理方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

演算処理装置、演算処理方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

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誠 倉橋
明 後藤田
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明 後藤田
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Abstract

【課題】センサの実測性能を高精度に予想することが一例として挙げられる。【解決手段】演算処理装置10は、推定部100を備える。推定部100は、地図情報と、対象位置における移動体の進行方向を示す移動体向き情報と、対象とする時刻を示す時刻情報とを用いて、対象とする時刻かつ対象位置において移動体に搭載されたセンサの実測性能を時刻毎に推定する。たとえばセンサは光学センサであり、光学センサはたとえば、カメラまたはライダーである。【選択図】図1

Description

本発明は、演算処理装置、演算処理方法、およびコンピュータプログラムに関する。
車両等における、自動運転、運転補助、安全装置等の開発が行われている。ここで、自動運転等には、周囲の状況を検知するセンサが用いられており、センサの実測性能が低下すると、自動運転等がスムーズに行えなくなる。このため、センサの実測性能が低下する地域を、予め把握しておくことが好ましい。
特許文献1には、センシング情報をもとに評価されたセンサの検出能力と、そのセンシング情報が検出された位置とから、センサの検出能力が低下する低下領域を特定することが記載されている。
特開2016−95831号公報
しかし、特許文献1の方法では、センサ実測性能の低下を精度良く事前に予測することができなかった。
本発明が解決しようとする課題としては、センサの実測性能を高精度に予想することが一例として挙げられる。
請求項1に記載の発明は、
地図情報と、対象位置における移動体の進行方向を示す移動体向き情報と、対象とする時刻を示す時刻情報とを用いて、前記対象とする時刻かつ前記対象位置において前記移動体に搭載されたセンサの実測性能を時刻毎に推定する推定部を備える演算処理装置である。
請求項13に記載の発明は、
地図情報と、対象位置における移動体の進行方向を示す移動体向き情報と、対象とする時刻を示す時刻情報とを用いて、前記対象とする時刻かつ前記対象位置において前記移動体に搭載されたセンサの実測性能を時刻毎に推定する推定ステップを含む演算処理方法である。
請求項14に記載の発明は、
演算処理装置を実現するためのコンピュータプログラムであって、
コンピュータを、
地図情報と、対象位置における移動体の進行方向を示す移動体向き情報と、対象とする時刻を示す時刻情報とを用いて、前記対象とする時刻かつ前記対象位置において前記移動体に搭載されたセンサの実測性能を時刻毎に推定する推定手段として機能させるコンピュータプログラムである。
実施形態に係る演算処理装置の構成を例示するブロック図である。 実施形態に係る演算処理方法のフローチャートである。 実施例1に係る推定ステップS10の処理内容を示すフローチャートである。 実施例1に係る演算処理装置の構成を例示するブロック図である。 実施例1に係る演算処理装置のハードウエアを例示する図である。 実施例1において、太陽光がセンサの受光部に入射するか否か判定する方法のフローチャートである。 移動体の進行方向と受光可能範囲との関係を例示する図である。 移動体の進行方向と受光可能範囲との関係を例示する図である。 演算処理装置の使用環境を例示する図である。 実施例2に係るセンサの構成を説明するための図である。 実施例3における移動体の種類と進行方向に対する受光部の向きとの関係を示す情報を例示する図である。 実施例5に係る演算処理方法のフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
以下に示す説明において、演算処理装置10の推定部100、取得部120、および記憶部130は、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。演算処理装置10の推定部100、取得部120、および記憶部130は、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされたプログラム、そのプログラムを格納するハードディスクなどの記憶メディア、ネットワーク接続用インタフェースを中心にハードウエアとソフトウエアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置には様々な変形例がある。
図1は、実施形態に係る演算処理装置10の構成を例示するブロック図である。本実施形態に係る演算処理装置10は、推定部100を備える。推定部100は、地図情報と、対象位置における移動体の進行方向を示す移動体向き情報と、対象とする時刻を示す時刻情報とを用いて、対象とする時刻かつ対象位置において移動体に搭載されたセンサの実測性能を時刻毎に推定する。以下に詳しく説明する。
車両等の移動体では、周囲の状況を測定するセンサの測定結果に基づき、自動運転や安全装置、補助装置の動作が行われる。センサは移動体周辺の周辺情報を取得可能に構成されている。ここで、移動体の置かれる環境によりセンサの実測性能、すなわちセンサの検出能力や測定能力が低下することがあり、スムーズな自動運転等を継続するためには、外部要因によるセンサの実測性能の変化を予め把握することが重要である。
センサは光学センサであり、光学センサはたとえば、カメラまたはライダー(LIDAR:Laser Imaging Detection and Ranging, Laser Illuminated Detection and Ranging またはLiDAR:Light Detection and Ranging)等である。このようなセンサの実測性能低下の一要因として、太陽光が挙げられる。西日等で光学センサの受光部に強い太陽光が入射すると、本来検出しようとする光に対してノイズとなり、センサの実測性能低下が生じる。したがって、太陽光の影響を予想することで、センサの実測性能を推定できる。10によれば、移動体に搭載されたセンサの実測性能が、対象とする時刻、位置、および進行方向について推定される。
移動体にはセンサが一つのみ搭載されていても良いし、複数のセンサが搭載されていても良い。また、移動体には複数種類のセンサが搭載されていても良い。センサの種類はたとえばセンシング原理に基づく種類であり、光学式カメラ、ミリ波レーダー、ライダー等である。また、センサの種類は、センサの型番であってもよい。
本実施形態に係る演算処理装置10では、推定部100が地図情報と、移動体向き情報を用いることで、実測データがなくても対象位置におけるセンサの実測性能を、予め時刻ごとに推定することができる。ひいては、移動体をセンサの低下が予想される地域を避けて走行させるなどして、自動運転等をスムーズに機能させることができる。
演算処理装置10は、たとえばサーバであり複数の移動体にセンサの実測性能の推定結果を送信する。この場合、演算処理装置10は、無線の通信網を介して複数の移動体に推定結果を送信することができる。また、演算処理装置10は移動体に搭載された装置でも良い。
図2は、本実施形態に係る演算処理方法のフローチャートである。本方法は、推定ステップS10を含む。推定ステップS10では、地図情報と、対象位置における移動体の進行方向を示す移動体向き情報と、対象とする時刻を示す時刻情報とを用いて、対象とする時刻かつ対象位置において移動体に搭載されたセンサの実測性能が時刻毎に推定される。
本実施形態に係る演算処理方法は、たとえば上述した演算処理装置10により実現される。
以上、本実施形態によれば、推定部100は、地図情報と、移動体向き情報と、対象とする時刻を示す時刻情報とを用いて、対象とする時刻かつ対象位置において移動体に搭載されたセンサの実測性能を時刻毎に推定する。したがって、太陽光の影響を加味してセンサの実測性能を事前に精度よく推定できる。
(実施例1)
図3は、実施例1に係る推定ステップS10の処理内容を示すフローチャートである。本実施例に係る演算処理装置10は実施形態に係る演算処理装置10の構成を有する。本実施例において、推定部100は、時刻情報を用いて対象とする時刻の太陽光の照射方向を特定し(S100)、地図情報、対象位置、進行方向、および照射方向に基づいて、太陽光がセンサの受光部に入射するか否か判定し(S110)、太陽光が受光部に入射すると判定した場合、センサの実測性能が低下すると推定する(S120)。以下に詳しく説明する。
図4は、本実施例に係る演算処理装置10の構成を例示するブロック図である。演算処理装置10は、取得部120をさらに備える。取得部120は、太陽の方角および高さを示す情報を取得する。太陽の方角および高さを示す情報は、たとえば気象情報サービスのサーバから通信網を介して取得される。
また、演算処理装置10は、記憶部130をさらに備える。記憶部130には地図情報が予め保持されている。地図情報は三次元情報であり、建物の形状や高さ、地形の立体的な情報を含む。推定部100は記憶部130から地図情報を読み出して用いることができる。なお、地図情報は演算処理装置10に備えられた記憶部130に保持されている代わりに、外部から取得されてもよい。その場合、たとえば取得部120が地図情報サービスのサーバから通信網を介して地図情報を取得し、推定部100が取得された地図情報を用いることができる。推定の対象位置は、道路上の位置である。
また記憶部130には、後述する進行方向と受光可能範囲との関係を示す情報が保持されている。
図5は、本実施例に係る演算処理装置10のハードウエアを例示する図である。本図において演算処理装置10は、集積回路400を用いて実装されている。集積回路400は、例えばSoC(System On Chip)である。
集積回路400は、バス402、プロセッサ404、メモリ406、ストレージデバイス408、入出力インタフェース410、及びネットワークインタフェース412を有する。バス402は、プロセッサ404、メモリ406、ストレージデバイス408、入出力インタフェース410、及びネットワークインタフェース412が、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。ただし、プロセッサ404などを互いに接続する方法は、バス接続に限定されない。プロセッサ404は、マイクロプロセッサなどを用いて実現される処理装置である。メモリ406は、RAM(Random Access Memory)などを用いて実現されるメモリである。ストレージデバイス408は、ROM(Read Only Memory)やフラッシュメモリなどを用いて実現されるストレージデバイスである。
入出力インタフェース410は、集積回路400を周辺デバイスと接続するためのインタフェースである。本図において、入出力インタフェース410には、演算処理装置10の動作状況を確認するモニタ420や、演算処理装置10に対して指示を入力する入力パネル421が接続されている。
ネットワークインタフェース412は、集積回路400を通信網に接続するためのインタフェースである。この通信網は、例えばCAN(Controller Area Network)通信網である。なお、ネットワークインタフェース412が通信網に接続する方法は、無線接続であってもよいし、有線接続であってもよい。
ストレージデバイス408は、推定部100および取得部120の機能をそれぞれ実現するためのプログラムモジュールを記憶している。プロセッサ404は、このプログラムモジュールをメモリ406に読み出して実行することで、推定部100および取得部120の機能を実現する。
集積回路400のハードウエア構成は本図に示した構成に限定されない。例えば、プログラムモジュールはメモリ406に格納されてもよい。この場合、集積回路400は、ストレージデバイス408を備えていなくてもよい。
図3に戻り、本実施例に係る演算処理装置10の処理内容について以下に詳しく説明する。推定部100はステップS100において、対象とする時刻の時刻情報に加え、対象とする日付を示す日付情報をさらに用いて、太陽光の照射方向を特定する。具体的にはたとえば、取得部120は、対象位置の位置情報、対象とする時刻の時刻情報、および対象とする年月日の日付情報を気象情報サービスのサーバに送信する。そして、取得部120は、気象情報サービスのサーバから送信した情報に基づき、対象位置、対象とする時刻、かつ対象とする年月日における太陽の方角および高さを示す情報を取得する。ここで、太陽の方角は、対象位置から見た太陽の方角であり、太陽の高さは、対象位置の地表から見た太陽の角度(仰角)である。なお、太陽の方角および高さを示す情報は、気象情報サービス等の外部から取得する代わりに、演算処理装置10の内部で計算されても良い。推定部100は、太陽光の照射方向を、取得された情報が示す太陽の方角かつ角度から対象位置に向かう方向であると特定する。
次いで、推定部100は、ステップS110において、地図情報、対象位置の位置情報、および移動体向き情報、および太陽光の照射方向に基づいて、太陽光がセンサの受光部に入射するか否か判定する。
図6は、本実施例において、太陽光がセンサの受光部に入射するか否か判定する方法のフローチャートである。本図のフローチャートは、ステップS110の処理内容を詳しく示したものである。推定部100は、進行方向と受光部の向きとの関係をさらに用いて、太陽光が受光部に入射するか否か判定する。以下に詳しく説明する。
ステップS100の後、推定部100はステップS111において、移動体向き情報および太陽光の照射方向に基づき、照射方向がセンサの受光部の受光可能範囲内にあるか否かを判定する。移動体の進行方向に対しては、センサの受光部の向きが予め定められている。受光部の向きは、具体的には受光部の受光可能範囲で表される。進行方向と受光部の向きの関係を示す情報は予め定められて記憶部130に保持されており、推定部100はそれを読み出して用いることができる。推定部100は、移動体向き情報と、進行方向と受光部の向きとの関係を示す情報とを用いて、移動体向き情報が示す進行方向に対応する受光可能範囲を特定する。なお、推定部100は、進行方向と受光部の向きの関係を示す情報に代えて、移動体においてセンサの搭載されている状態(向き、姿勢、位置等)を示す搭載情報を用いても良い。この搭載情報は、進行方向に対する受光部の向きを示す情報を含んでも良い。
図7および図8は、移動体20の進行方向と受光可能範囲210との関係を例示する図である。図7は移動体20を上から見た状態を示し、図8は、移動体20を水平方向から見た状態を示している。図7において、照射方向に沿って延ばした直線がα1およびα2の破線でそれぞれ例示されている。進行方向は、対象位置の地面に平行な一方向である。そして、受光可能範囲210は、進行方向を基準とした三次元の角度範囲である。センサの受光可能範囲は進行方向に対し、たとえばHおよびVで示される二方向の角度の範囲で表されている。ここで、Hで示される角度は地面に平行な投影面における角度であり、Vで示される角度は地面に垂直な投影面における角度である。
受光可能範囲210は、移動体20自身のボディが受光可能範囲210内に一部でも含まれないよう定められている。受光可能範囲210は一つの移動体20の進行方向に対して一つのみ定められていても良いし、複数定められていても良い。受光可能範囲210の大きさはたとえばセンサの測定可能範囲等の仕様により定まる。図7および図8の例では、受光可能範囲210が進行方向を含んでいるが、受光可能範囲210は本例に限定されない。たとえば受光可能範囲210は進行方向に対して後ろ向きに定められていても良い。すなわち、受光可能範囲210は、進行方向を含まなくても良い。なお、太陽光は平行光であるとみなせる。
また、センサがライダー等であり、複数の方向に順に光を出入射して測定する場合、受光可能範囲210は、光の出入射可能な全方向をもとに、移動体20自身のボディが受光可能範囲210内に一部でも含まれないよう定められればよい。
図6に戻り、ステップS111では、対象位置から太陽光の照射方向に沿って延ばした直線が、受光可能範囲210の中に位置しない場合、推定部100は太陽光が受光部に入射しないと判定する(ステップS114)。図7の例において、α2は、対象位置から太陽光の照射方向に沿って延ばした直線が、受光可能範囲210の中に位置しない場合の例を示している。
一方、ステップS111では、対象位置から太陽光の照射方向に沿って延ばした直線が、受光可能範囲210の中に位置する場合、推定部100は次いでステップS112の処理を行う。図7の例において、α1は、対象位置から太陽光の照射方向に沿って延ばした直線が、受光可能範囲210の中に位置する場合の例を示している。
ステップS112では、推定部100は、対象位置から見て太陽光の照射方向に物体が存在するか否かを地図情報、対象位置、および照射方向に基づいて判定する。具体的には推定部100は、三次元情報である地図情報において、位置情報が示す対象位置を特定する。そして、対象位置から太陽光の照射方向に沿って延ばした直線が、地図情報に示された建物や山など、太陽光を遮る物に重なるか否かを判定する。
照射方向に沿って延ばした直線が、地図情報に示された建物や山など、太陽光を遮る物に重なる場合、推定部100は対象位置から見て太陽光の照射方向に物体が存在すると判定し、太陽光が受光部に入射しないと判定する(ステップS114)。
一方、照射方向に沿って延ばした直線が、地図情報に示された建物や山など、太陽光を遮る物に重ならない場合、推定部100は対象位置から見て太陽光の照射方向に物体が存在しないと判定し、太陽光が受光部に入射すると判定する(ステップS113)。
なお、ステップS111では、上記に説明した処理に代えて、ある程度の幅を有する照射方向を用いて判定が行われても良い。すなわち、照射方向に沿って延ばした直線を中心に、角度範囲が定義される。そして、センサの受光部を起点にその角度範囲内の方向に延びる複数の直線が、移動体20自身のボディに重ならないか否かが判定されても良い。直線がいずれも移動体20自身のボディに重ならない場合、処理はステップS112に移る。一方、いずれかの直線が移動体20自身のボディに重なる場合、推定部100は太陽光が受光部に入射しないと判定する(ステップS114)。
図3に戻り、推定部100は、上述のようにステップS110において照射方向、対象位置および地図情報に基づいて太陽光が遮られないと判定される場合に、太陽光が受光部に入射すると判定し、センサの実測性能が低下すると推定する(ステップS120)。一方、太陽光が受光部に入射しないと判定された場合、推定部100は、その対象位置、対象時刻、および進行方向においてセンサの実測性能が低下しないと推定する(ステップS130)。
図9は、演算処理装置10の使用環境を例示する図である。演算処理装置10は、通信網30を介して複数の移動体20との間で信号や情報の送受信をすることができる。本図の例では、演算処理装置10はサーバである。
推定部100はさらに、複数の対象位置についてセンサの実測性能を時刻毎に推定し、時刻毎にセンサの実測性能の低下が予想される低下地域を示す情報を生成してもよい。具体的には推定部100は、対象時刻について、複数の対象位置の推定結果のうち、センサの実測性能が低下すると推定される対象位置を抽出し、抽出された対象位置を示す情報を、低下地域を示す情報とする。また、低下地域を示す情報は、センサの実測性能が低下すると推定される進行方向の移動体向き情報を、各位置に対して含んでいてもよい。
複数の対象位置は、たとえば予め定められたエリア内の道路に沿った複数の位置である。そうすることで、対象とする時刻において、どこでセンサの実測性能低下が予想されるかを把握することができる。低下地域を示す情報は、たとえば演算処理装置10が移動体20からの要求信号を取得した場合に生成される。
演算処理装置10は生成した低下地域を示す情報を、記憶部130に蓄積する。また、移動体20から要求信号を受信すると、演算処理装置10は低下地域を示す情報を記憶部130から読み出して移動体20に送信する。低下地域を示す情報を取得した移動体20ではたとえば、低下地域を避けて目的地までのルート設定を行うことができる。そうすることにより、移動体20が自動運転等でスムーズに目的地まで到着できる。
なお、推定部100は、各対象位置かつ各対象時刻について、センサの実測性能が低下すると推定された場合、その対象位置かつ対象時刻における日射量を用いてセンサの実測性能レベルをさらに推定しても良い。日射量を示す情報は、位置および時刻を指定して、たとえば気象情報サービスのサーバから通信網を介して取得部120が取得することができる。たとえば、推定部100は、日射量が多いほどセンサの実測性能レベルが低いと推定する。
実測性能レベルが推定される場合、低下地域を示す情報の生成はたとえば以下の様に行われる。推定部100は、対象時刻について、複数の対象位置の推定結果のうち、センサの実測性能レベルが予め定められた基準を下回ると推定される対象位置を抽出し、抽出された対象位置を示す情報を、低下地域を示す情報とする。実測性能レベルの基準はたとえば、自動運転等に影響が生じる可能性がある実測性能レベルであり、事前の実験や理論計算により定められる。
低下地域を示す情報は、提供される日射量を示す情報が更新される度に生成されてもよい。なお、同一の時刻に対して複数回、低下地域を示す情報が生成された場合には、最新の情報が有効となる。
以上、本実施例によれば、実施形態と同様、推定部100は、地図情報と、移動体向き情報と、対象とする時刻を示す時刻情報とを用いて、対象とする時刻かつ対象位置において移動体に搭載されたセンサの実測性能を時刻毎に推定する。したがって、太陽光の影響を加味してセンサの実測性能を事前に精度よく推定できる。
くわえて、本実施例によれば、推定部100は、進行方向と受光部の向きとの関係をさらに用いて、太陽光が受光部に入射するか否か判定する。したがって、センサの実測性能をより精度良く推定できる。
(実施例2)
図10は、実施例2に係るセンサの構成を説明するための図である。本実施例に係る演算処理装置10は、以下に説明する点を除いて実施例1に係る演算処理装置10と同様の構成を有する。
本実施例において、センサでは、複数の方向に出射され反射された光を受光部で受光することで、対象物までの距離が測定される。そして、推定部100は、光が出射される方向毎に太陽光が受光部に入射するか否か判定する。本実施例においてセンサはたとえばライダーである。
推定部100が、センサが測定する方向毎に太陽光が受光部に入射するか否か判定することで、太陽光が受光部に入射する方向での測定を避けるように、センサの走査範囲を変更することができる。強い太陽光が受光部に入射してしまうと、受光素子や、受光部の検出信号を処理するI−V変換器、増幅器等で信号の飽和が生じ、一時的に測定の妨げになる可能性があるが、受光部への強い太陽光の入射を避けることで、このような事態を防ぐことができる。センサの構成も含め、以下に詳しく説明する。
本実施例に係るセンサは、光をある方向に出射し、その方向から戻った光を受光して、その方向にある物体との距離を出射方向に対応づけて測定する。たとえば本実施例に係るセンサは、可動反射部50を備える。レーザダイオード等の照射器から出力された光40は可動反射部50でたとえば光41aのように反射されてセンサの外部に出射される。そして、センサの外部の物体で反射されて光41aとほぼ同じ方向に戻った光42aが、再び可動反射部50で反射される。反射された光43はセンサの受光部に入射する。ここで、光41aと異なる方向からの光は可動反射部50に入射しても受光部には導かれない。したがって、測定方向の光のみが受光部で検出されることとなる。光はパルス光であり、出射から受光までの時間に基づいて、光を反射した物体までの距離が算出される。
可動反射部50は反射面の角度を変更することにより、光の出入射方向を変更する。たとえば可動反射部50の反射面の角度が破線で示すように変更された場合、レーザダイオード等の照射器から出力された光40は可動反射部50で光41bのように反射されてセンサの外部に出射される。そして、センサの外部の物体で反射されて光41bとほぼ同じ方向に戻った光42bが、再び可動反射部50で反射される。反射された光43はセンサの受光部に入射する。このようにして、光41aとは異なる方向の物体までの距離を測定できる。
そして、センサでは可動反射部50の反射面の角度を順に変更することにより、複数の方向に対して順に測定を行い、移動体の周囲の状態が測定される。たとえば光は、スポットが第1の方向に沿った複数のラインを描くように移動、すなわち走査され、同時に第1の方向と直行する第2の方向に移動される。すなわち、複数のラインは第2の方向に並ぶように互いに平行に描かれる。その結果、測定結果によって、周囲の状況を示すフレームが生成される。センサでは、時間の経過と共に繰り返しフレームが生成されても良い。
本実施例に係る演算処理方法について以下に説明する。本方法では、実施例1と同様にステップS100が行われる。そして推定部100はステップS110において、光が出力される測定方向毎に太陽光が受光部に入射するか否か判定する。本実施例では受光可能範囲が測定方向毎に定められており、推定部100は各測定方向の受光可能範囲を用いて、各測定方向で太陽光が受光部に入射するか否か判定する。
次いで推定部100は、複数の測定方向のうち、太陽光が受光部に入射すると判定された方向を避けるように、フレームサイズを決定する。具体的には、太陽光が受光に入射すると判定された方向の測定を行わないよう、可動反射部50の駆動角度の範囲を決定する。
推定部100は実施例1と同様に低下地域を示す情報を生成する。ここで、推定部100は、複数の測定方向のうち、一部でも太陽光が受光部に入射すると判定された方向がある場合、その対象位置かつ対象時刻においてセンサの実測性能が低下すると推定する。そして、推定部100は、対象時刻について、複数の対象位置の推定結果のうち、センサの実測性能が低下すると推定される対象位置を抽出し、抽出された対象位置を示す情報を、低下地域を示す情報とする。また、本実施例において、推定部100はセンサの実測性能が低下すると推定された各対象位置に、その対象位置かつ対象時刻について決定された可動反射部50の駆動角度の範囲を関連づける。そうすることで、移動体が低下地域を走行せざるを得ない場合に、低下地域を示す情報に関連づけられた可動反射部50の駆動角度の範囲を採用することができる。
なお、原理が互いに異なる複数種類のセンサについて推定を行う場合、推定部100は、複数の方向に出射され反射された光を受光部で受光することで、対象物までの距離を測定するセンサについてのみ、方向毎に太陽光が受光部に入射するか否か判定すればよい。
以上、本実施例によれば、実施形態と同様、推定部100は、地図情報と、移動体向き情報と、対象とする時刻を示す時刻情報とを用いて、対象とする時刻かつ対象位置において移動体に搭載されたセンサの実測性能を時刻毎に推定する。したがって、太陽光の影響を加味してセンサの実測性能を事前に精度よく推定できる。
くわえて、本実施例によれば、推定部100は、測定方向毎に太陽光が受光部に入射するか否か判定する。したがって、太陽光が受光部に入射する方向での光の入出力を避けるように、センサの走査範囲を変更することができる。
(実施例3)
実施例3に係る演算処理装置10は、以下に説明する点を除いて実施例1および実施例2の少なくとも一方に係る演算処理装置10と同じである。本実施例に係る演算処理装置10では、推定部100が、対象とする移動体の種類を示す情報、および、移動体の種類毎に設けられた搭載情報をさらに用いて太陽光が受光部に入射するか否か判定する。以下に詳しく説明する。
センサの取り付け位置やセンサの種類は移動体の種類によって異なる。また、センサの受光可能範囲はセンサの種類によって異なる。したがって、移動体の種類を用い、移動体の種類毎にセンサの実測性能を推定することで、各移動体に対してより高精度な推定結果を提供できる。
移動体の種類を示す情報はたとえば車両の車種を示す番号である。また、移動体の種類を示す情報は、二輪車、軽自動車、普通車、大型車等の種類を示す情報であっても良い。
本実施例において、記憶部130には移動体の種類毎に設けられた搭載情報が予め保持されている。たとえば、進行方向と受光部の向きとの関係を示す情報が、移動体毎に設けられている。なお、搭載情報は、進行方向と受光部の向きとの関係であってもよい。また、移動体の種類毎に設けられた搭載情報は、移動体の種類と進行方向に対する受光部の向きとの関係を示す情報であってもよい。
図11は、本実施例における移動体の種類と進行方向に対する受光部の向きとの関係を示す情報を例示する図である。本図では、各移動体に複数のセンサが搭載されている場合の例を示している。各移動体の種類には、搭載される複数のセンサをそれぞれ示す情報が関連づけられている。そして、各センサに対して、受光可能範囲が定められている。
移動体の種類と進行方向に対する受光部の向きとの関係を示す情報は、各移動体の種類について、センサの取り付け位置、センサの検出可能範囲、移動体のボディの形状等を加味して定められ、予め記憶部130に保持される。
本実施例に係る演算処理方法について以下に説明する。本方法では、実施例1と同様にステップS100が行われる。次いで、ステップS110において、推定部100は、移動体の種類毎に太陽光が受光部に入射するか否か判定する。また推定部100は、ステップS111において、移動体の種類に関連づけられている複数のセンサの少なくともいずれかの受光可能範囲内に照射方向がある場合、その移動体の種類について照射方向が受光部の受光可能範囲内にあると判定する(ステップS111のY)。一方、推定部100は、移動体の種類に関連づけられている複数のセンサの全ての受光可能範囲内に照射方向がない場合、その移動体の種類について照射方向が受光部の受光可能範囲内にないと判定する(ステップS111のN)。
なお、推定部100は、各移動体の種類に対し、センサごとに太陽光が受光部に入射するか否かを判定してもよい。その場合、推定結果には、センサの実測性能が低下すると判定されたセンサを特定する情報をさらに含んでも良い。推定部100はたとえば、センサの実測性能が低下すると判定されたセンサを特定する情報を含む低下地域を示す情報を生成することができる。
また、推定部100がセンサ毎に太陽光が受光部に入射するか否かを判定し、さらに実測性能レベルを推定する場合、センサの種類毎に定められた日射量と実測性能レベルの関係を用いて実測性能レベルを推定しても良い。日射量による影響の大きさはセンサの種類によって異なることがあるが、センサの種類毎に定められた日射量と実測性能レベルの関係を用いることにより、各センサについてより高精度に、実測性能レベルが推定できる。
各移動体は、自身の種類に対応する推定結果や低下地域を示す情報を演算処理装置10から取得することができる。
以上、本実施例によれば、実施形態と同様、推定部100は、地図情報と、移動体向き情報と、対象とする時刻を示す時刻情報とを用いて、対象とする時刻かつ対象位置において移動体に搭載されたセンサの実測性能を時刻毎に推定する。したがって、太陽光の影響を加味してセンサの実測性能を事前に精度よく推定できる。
くわえて、本実施例によれば、推定部100が、対象とする移動体の種類を示す情報、および、移動体の種類と進行方向に対する受光部の向きとの関係を示す情報をさらに用いて太陽光が受光部に入射するか否か判定する。したがって、各移動体に対してより高精度な推定結果を提供できる。
(実施例4)
実施例4に係る演算処理装置10は、移動体から、対象位置、進行方向および対象とする時刻を示す要求情報を取得する取得部120を備え、推定部100は、要求情報に基づいてセンサの実測性能を推定する点を除いて実施例1から実施例3の少なくともいずれかに係る演算処理装置10と同じである。以下に詳しく説明する。
本実施例では、たとえば移動体において目的地までのルートを設定する場合に、そのルート上の各位置で通過予定時刻にセンサの実測性能の低下が予想されるか否かを、移動体が演算処理装置10に問い合わせ、その問い合わせ内容に基づいて演算処理装置10で推定が行われる。
本実施例において、移動体ではナビゲーションや自動運転のためのルート設定が行われる。ルート設定のためにはまず、現在地と目的地の間のルートの候補が作成される。そして、移動体では作成された候補について、ルート上の複数の位置が推定の対象位置として選択され、選択された各位置の進行方向が特定される。また、各位置の通過予定時刻が推定の対象とする時刻として特定される。移動体では、複数の対象位置、各対象位置に対する対象時刻、および各対象位置における進行方向を示す要求情報が生成される。
取得部120は、移動体から要求情報を取得する。そして、要求情報が示す複数の対象位置および対象時刻、進行方向についてセンサの実測性能の推定を行い、推定結果を移動体に送信する。
推定結果を受信した移動体では、その推定結果に基づき、そのルートを採用するか否か判断される。具体的には、複数の対象位置にセンサの実測性能が低下すると推定される対象位置が含まれる場合、そのルートは採用されず、異なる候補が作成される。一方、複数の対象位置にセンサの実測性能が低下すると推定される対象位置が含まれない場合、そのルートが採用される。
なお、演算処理装置10が移動体に搭載されている場合、その移動体のルート設定をする際に、上記したのと同様の処理が行われてもよい。取得部120は移動体に搭載されたナビゲーション装置等から要求情報を取得し、その要求情報に基づいた推定結果をナビゲーション装置等に対し出力する。
以上、本実施例によれば、実施形態と同様、推定部100は、地図情報と、移動体向き情報と、対象とする時刻を示す時刻情報とを用いて、対象とする時刻かつ対象位置において移動体に搭載されたセンサの実測性能を時刻毎に推定する。したがって、太陽光の影響を加味してセンサの実測性能を事前に精度よく推定できる。
また、本実施例によれば、推定部100は、要求情報に基づいてセンサの実測性能を推定する。したがって、移動体の走行に必要な推定を特に行うことができ、演算処理装置10の処理負荷を軽減することができる。
(実施例5)
実施例5に係る演算処理装置10は、以下に説明する点を除いて、実施例1から実施例4の少なくともいずれかに係る演算処理装置10と同じである。
本実施例において取得部120は、複数の移動体からセンサの実測性能を示す実測性能情報及び移動体の位置情報を、センサの実測性能が測定された時刻を示す測定時刻情報とともに取得する。推定部100は、取得された実測性能情報、位置情報、および測定時刻情報を用いてセンサの実測性能を推定する。
太陽光がセンサの実測性能に及ぼす影響は、天候や周囲の大気の状況等の環境にも依存する。したがって、各対象位置で実測されたデータをさらに用いることで、環境の影響を加味した推測が可能となり、センサの実測性能をより高精度に推定することができる。以下に詳しく説明する。
実測性能情報は、移動体においてセンサを用いた実測結果に基づいて生成される。移動体が複数のセンサを搭載している場合には、実測性能情報はセンサごとに生成される。実測性能情報はたとえばセンサの実測性能レベルを示す情報である。
実測性能情報の生成方法の一例を以下に説明する。移動体では、既知の特定対象物に対してセンサで測定が行われる。そして、測定結果に基づき信号強度やS/N比等が得られる。特定対象物はたとえば、センサの実測性能を判断するために設けられた専用の物体であっても良いし、一般的な物体であっても良い。後者の場合、特定対象物はたとえば、道路に設置された信号機、デリネーター、ガードレール、道路標識、方向看板等の設置物や、規制標示、指示標示等の道路上の標示等である。移動体または移動体の外部に設けられた記憶部には予め、基準とすべき信号強度やS/N比が記憶されている。基準とすべきセンサの実測性能は、たとえば良好な環境における出荷時のセンサの実測性能である。そして、記憶部から読み出された基準とすべきセンサの実測性能と、測定されたセンサの実測性能とが比較され、センサの実測性能レベルが算出される。たとえば、基準とすべき信号強度に対する測定された信号強度の比率(%)が実測性能レベルとして導出される。なお、実測性能レベルの導出には、信号強度とS/N比、その他の評価指標の少なくとも一つが用いられればよい。
実測性能情報の生成方法の他の一例を以下に説明する。移動体では、各センサの背景光の量、すなわちノイズの大きさが測定される。そして、背景光の量に応じて実測性能レベルが特定される。背景光の量が多いほど実測性能レベルが低いと特定できる。また、センサがカメラである場合、カメラで取得された画像のコントラストの大きさに応じて実測性能レベルが特定されても良い。コントラストが小さいほど実測性能レベルが低いと特定できる。たとえば移動体または移動体の外部に設けられた記憶部には、背景光の量と実測性能レベルの関係を示す情報、またはコントラストと実測性能レベルの関係を示す情報が予め保持されており、移動体ではそれを用いて実測性能レベルが導出される。
移動体はたとえばGPS(Global Positioning System)の受信機を搭載しており、各時刻の自身の位置情報を取得可能である。移動体では、生成した実測性能情報に対し、その実測性能を測定した位置を示す位置情報が紐づけられる。
また、取得部120は実測性能情報および実測性能情報と同時に測定時刻情報を取得する。この測定時刻情報は、たとえば移動体において実測性能情報等に紐づけられる。また、実測性能の測定時刻と取得部120がその実測性能情報を取得する時刻がほぼ同じである場合、取得部120が実測性能情報を取得した時刻の時刻情報を測定時刻情報としてその実測性能情報に紐づけてもよい。
移動体では、移動体が特定対象物に近づくたびに実測性能情報が生成されてもよいし、予め定められた時間T1ごとに実測性能情報が生成されてもよい。また、取得部120は、移動体で実測性能情報が生成されるたびに実測性能情報、位置情報および測定時刻情報を取得してもよいし、予め定められた時間T2ごとに実測性能情報、位置情報および測定時刻情報を取得してもよい。時間T1および時間T2は特に限定されないが、たとえばそれぞれ30秒以上5分以下である。時間T1と時間T2は互いに同じであっても良いし、異なっていても良い。
図12は、実施例5に係る演算処理方法のフローチャートである。本方法について以下に詳しく説明する。
ステップS200では、取得部120が複数の移動体から実測性能情報を、位置情報および測定時刻情報とともに取得する。取得された実測性能情報、位置情報および測定時刻情報は、互いに紐づけられた状態で記憶部130に蓄積される。
次いで、ステップS210では、対象位置について、第1の時刻を対象時刻として推定部100により実測性能レベルが推定される。第1の時刻は過去の時刻である。ステップS210において、推定部100はたとえば実施例1と同様にステップS100およびステップS110を行う。そして、たとえば実施例1で説明したように、日射量に基づいて実測性能レベルが推定される。
次いでステップS220では、推定部100は記憶部130から第1の時刻に対応する測定時刻情報に紐づけられ、かつ、対象位置に対応する位置情報に紐づけられた実測性能情報を抽出する。そしてステップS210で推定された第1の時刻の実測性能レベルと、抽出された実測性能情報が示す実測性能レベルとの差Dを算出する。第1の時刻と測定時刻情報が示す時刻、および対象位置と位置情報が示す位置は必ずしも完全に一致している必要は無い。測定時刻情報が示す時刻は第1の時刻を基準に予め定められた時間T3内にあれば良く、位置情報が示す位置は対象位置を基準に予め定められた距離d以内にあればよい。時間T3は特に限定されないが、たとえば1分以上150分以下である。距離dは特に限定されないが、たとえば5m以上100m以下である。
次いで、ステップS230では、対象位置について、第2の時刻を対象として推定部100により実測性能レベルが推定される。ステップS230において、推定部100はステップS210と同様に推定を行う。第2の時刻は第1の時刻とは異なる時刻であり、未来の時刻である。また、第1の時刻と第2の時刻との間隔はたとえば3分以上60分以下である。
次いで、ステップS240では、推定部100は、第2の時刻について推定された実測性能レベルに、ステップS220で算出された差Dを加え、補正後の実測性能レベルとする。そして、補正後の実測性能レベルを対象位置における第2の時刻の推定結果とする。
以上、本実施例によれば、実施形態と同様、推定部100は、地図情報と、移動体向き情報と、対象とする時刻を示す時刻情報とを用いて、対象とする時刻かつ対象位置において移動体に搭載されたセンサの実測性能を時刻毎に推定する。したがって、太陽光の影響を加味してセンサの実測性能を事前に精度よく推定できる。
くわえて、本実施例によれば、推定部100は、取得された実測性能情報、位置情報、および測定時刻情報を用いてセンサの実測性能を推定する。したがって、環境の影響を加味して、センサの実測性能をより精度良く推定できる。
以上、図面を参照して実施形態及び実施例について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。たとえば、上述の説明で用いたシーケンス図やフローチャートでは、複数の工程(処理)が順番に記載されているが、各実施例で実行される工程の実行順序は、その記載の順番に制限されない。各実施例では、図示される工程の順番を内容的に支障のない範囲で変更することができる。また、上述の各実施形態および各実施例は、内容が相反しない範囲で組み合わせることができる。
以下、参考形態の例を付記する。
1−1. 地図情報と、対象位置における移動体の進行方向を示す移動体向き情報と、対象とする時刻を示す時刻情報とを用いて、前記対象とする時刻かつ前記対象位置において前記移動体に搭載されたセンサの実測性能を時刻毎に推定する推定部を備える演算処理装置。
1−2. 1−1.に記載の演算処理装置において、
前記推定部は、
前記時刻情報を用いて前記対象とする時刻の太陽光の照射方向を特定し、
前記地図情報、前記対象位置、前記進行方向、および前記照射方向に基づいて、太陽光が前記センサの受光部に入射するか否か判定し、
太陽光が前記受光部に入射すると判定した場合、前記センサの実測性能が低下すると推定する演算処理装置。
1−3. 1−2.に記載の演算処理装置において、
前記推定部は、前記移動体において前記センサの搭載されている状態を示す搭載情報をさらに用いて、太陽光が前記受光部に入射するか否か判定する演算処理装置。
1−4. 1−3.に記載の演算処理装置において、
前記推定部は、対象とする前記移動体の種類を示す情報、および前記移動体の種類毎に設けられた前記搭載情報をさらに用いて太陽光が前記受光部に入射するか否か判定する演算処理装置。
1−5. 1−2.から1−4.のいずれか一つに記載の演算処理装置において、
前記地図情報は三次元情報であり、
前記推定部は、前記照射方向および前記対象位置および前記地図情報に基づいて、太陽光が遮られないと判定される場合に、太陽光が前記受光部に入射すると判定する演算処理装置。
1−6. 1−2.から1−5.のいずれか一つに記載の演算処理装置において、
前記センサでは、複数の方向に出射され反射された光を前記受光部で受光することで、対象物までの距離が測定され、
前記推定部は、前記方向毎に太陽光が前記受光部に入射するか否か判定する演算処理装置。
1−7. 1−2.から1−6.のいずれか一つに記載の演算処理装置において、
前記推定部は、対象とする日付を示す日付情報をさらに用いて、前記照射方向を特定する演算処理装置。
1−8. 1−1.から1−7.のいずれか一つに記載の演算処理装置において、
前記センサは光学センサである演算処理装置。
1−9. 1−1.から1−8.のいずれか一つに記載の演算処理装置において、
前記推定部は、複数の前記対象位置について前記センサの実測性能を時刻毎に推定し、時刻毎に前記センサの実測性能の低下が予想される低下地域を示す情報を生成する演算処理装置。
1−10. 1−1.から1−8.のいずれか一つに記載の演算処理装置において、
前記移動体から、前記対象位置、前記進行方向および前記対象とする時刻を示す要求情報を取得する取得部をさらに備え、
前記推定部は、前記要求情報に基づいて前記センサの実測性能を推定する演算処理装置。
1−11. 1−1.から1−9.のいずれか一つに記載の演算処理装置において、
複数の前記移動体から前記センサの実測性能を示す実測性能情報及び前記移動体の位置情報を、前記センサの実測性能が測定された時刻を示す測定時刻情報とともに取得する取得部をさらに備え、
前記推定部は、取得された前記実測性能情報、前記位置情報、および前記測定時刻情報を用いて前記センサの実測性能を推定する演算処理装置。
1−12. 1−1.から1−11.のいずれか一つに記載の演算処理装置において、
当該演算処理装置は前記移動体に搭載されている演算処理装置。
2−1. 地図情報と、対象位置における移動体の進行方向を示す移動体向き情報と、対象とする時刻を示す時刻情報とを用いて、前記対象とする時刻かつ前記対象位置において前記移動体に搭載されたセンサの実測性能を時刻毎に推定する推定ステップを含む演算処理方法。
2−2. 2−1.に記載の演算処理方法において、
前記推定ステップでは、
前記時刻情報を用いて前記対象とする時刻の太陽光の照射方向を特定し、
前記地図情報、前記対象位置、前記進行方向、および前記照射方向に基づいて、太陽光が前記センサの受光部に入射するか否か判定し、
太陽光が前記受光部に入射すると判定した場合、前記センサの実測性能が低下すると推定する演算処理方法。
2−3. 2−2.に記載の演算処理方法において、
前記推定ステップでは、前記移動体において前記センサの搭載されている状態を示す搭載情報をさらに用いて、太陽光が前記受光部に入射するか否か判定する演算処理方法。
2−4. 2−3.に記載の演算処理方法において、
前記推定ステップでは、対象とする前記移動体の種類を示す情報、および前記移動体の種類毎に設けられた前記搭載情報を用いて太陽光が前記受光部に入射するか否か判定する演算処理方法。
2−5. 2−2.から2−4.のいずれか一つに記載の演算処理方法において、
前記地図情報は三次元情報であり、
前記推定ステップでは、前記照射方向および前記対象位置および前記地図情報に基づいて、太陽光が遮られないと判定される場合に、太陽光が前記受光部に入射すると判定する演算処理方法。
2−6. 2−2.から2−5.のいずれか一つに記載の演算処理方法において、
前記センサでは、複数の方向に出射され反射された光を前記受光部で受光することで、対象物までの距離が測定され、
前記推定ステップでは、前記方向毎に太陽光が前記受光部に入射するか否か判定する演算処理方法。
2−7. 2−2.から2−6.のいずれか一つに記載の演算処理方法において、
前記推定ステップでは、対象とする日付を示す日付情報をさらに用いて、前記照射方向を特定する演算処理方法。
2−8. 2−1.から2−7.のいずれか一つに記載の演算処理方法において、
前記センサは光学センサである演算処理方法。
2−9. 2−1.から2−8.のいずれか一つに記載の演算処理方法において、
前記推定ステップでは、複数の前記対象位置について前記センサの実測性能を時刻毎に推定し、時刻毎に前記センサの実測性能の低下が予想される低下地域を示す情報を生成する演算処理方法。
2−10. 2−1.から2−8.のいずれか一つに記載の演算処理方法において、
前記移動体から、前記対象位置、前記進行方向および前記対象とする時刻を示す要求情報を取得する取得ステップをさらに含み、
前記推定ステップでは、前記要求情報に基づいて前記センサの実測性能を推定する演算処理方法。
2−11. 2−1.から2−9.のいずれか一つに記載の演算処理方法において、
複数の前記移動体から前記センサの実測性能を示す実測性能情報及び前記移動体の位置情報を、前記センサの実測性能が測定された時刻を示す測定時刻情報とともに取得する取得ステップをさらに含み、
前記推定ステップでは、取得された前記実測性能情報、前記位置情報、および前記測定時刻情報を用いて前記センサの実測性能を推定する演算処理方法。
3−1.
演算処理装置を実現するためのコンピュータプログラムであって、
コンピュータを、
地図情報と、対象位置における移動体の進行方向を示す移動体向き情報と、対象とする時刻を示す時刻情報とを用いて、前記対象とする時刻かつ前記対象位置において前記移動体に搭載されたセンサの実測性能を時刻毎に推定する推定手段として機能させるコンピュータプログラム。
3−2. 3−1.に記載のコンピュータプログラムにおいて、
前記推定手段は、
前記時刻情報を用いて前記対象とする時刻の太陽光の照射方向を特定し、
前記地図情報、前記対象位置、前記進行方向、および前記照射方向に基づいて、太陽光が前記センサの受光部に入射するか否か判定し、
太陽光が前記受光部に入射すると判定した場合、前記センサの実測性能が低下すると推定するコンピュータプログラム。
3−3. 3−2.に記載のコンピュータプログラムにおいて、
前記推定手段は、前記移動体において前記センサの搭載されている状態を示す搭載情報をさらに用いて、太陽光が前記受光部に入射するか否か判定するコンピュータプログラム。
3−4. 3−3.に記載のコンピュータプログラムにおいて、
前記推定手段は、対象とする前記移動体の種類を示す情報、および前記移動体の種類毎に設けられた前記搭載情報を用いて太陽光が前記受光部に入射するか否か判定するコンピュータプログラム。
3−5. 3−2.から3−4.のいずれか一つに記載のコンピュータプログラムにおいて、
前記地図情報は三次元情報であり、
前記推定手段は、前記照射方向および前記対象位置および前記地図情報に基づいて、太陽光が遮られないと判定される場合に、太陽光が前記受光部に入射すると判定するコンピュータプログラム。
3−6. 3−2.から3−5.のいずれか一つに記載のコンピュータプログラムにおいて、
前記センサでは、複数の方向に出射され反射された光を前記受光部で受光することで、対象物までの距離が測定され、
前記推定手段は、前記方向毎に太陽光が前記受光部に入射するか否か判定するコンピュータプログラム。
3−7. 3−2.から3−6.のいずれか一つに記載のコンピュータプログラムにおいて、
前記推定手段は、対象とする日付を示す日付情報をさらに用いて、前記照射方向を特定するコンピュータプログラム。
3−8. 3−1.から3−7.のいずれか一つに記載のコンピュータプログラムにおいて、
前記センサは光学センサであるコンピュータプログラム。
3−9. 3−1.から3−8.のいずれか一つに記載のコンピュータプログラムにおいて、
前記推定手段は、複数の前記対象位置について前記センサの実測性能を時刻毎に推定し、時刻毎に前記センサの実測性能の低下が予想される低下地域を示す情報を生成するコンピュータプログラム。
3−10. 3−1.から3−8.のいずれか一つに記載のコンピュータプログラムにおいて、
前記移動体から、前記対象位置、前記進行方向および前記対象とする時刻を示す要求情報を取得する取得手段をさらに備え、
前記推定手段は、前記要求情報に基づいて前記センサの実測性能を推定するコンピュータプログラム。
3−11. 3−1.から3−9.のいずれか一つに記載のコンピュータプログラムにおいて、
コンピュータを、複数の前記移動体から前記センサの実測性能を示す実測性能情報及び前記移動体の位置情報を、前記センサの実測性能が測定された時刻を示す測定時刻情報とともに取得する取得手段としてさらに機能させ、
前記推定手段は、取得された前記実測性能情報、前記位置情報、および前記測定時刻情報を用いて前記センサの実測性能を推定するコンピュータプログラム。
3−12. 3−1.から3−11.のいずれか一つに記載のコンピュータプログラムにおいて、
当該演算処理装置は前記移動体に搭載されているコンピュータプログラム。
10 演算処理装置
20 移動体
30 通信網
100 推定部
120 取得部
130 記憶部
210 受光可能範囲
400 集積回路
402 バス
404 プロセッサ
406 メモリ
408 ストレージデバイス
410 入出力インタフェース
412 ネットワークインタフェース
420 モニタ
421 入力パネル
50 可動反射部

Claims (14)

  1. 地図情報と、対象位置における移動体の進行方向を示す移動体向き情報と、対象とする時刻を示す時刻情報とを用いて、前記対象とする時刻かつ前記対象位置において前記移動体に搭載されたセンサの実測性能を時刻毎に推定する推定部を備える演算処理装置。
  2. 請求項1に記載の演算処理装置において、
    前記推定部は、
    前記時刻情報を用いて前記対象とする時刻の太陽光の照射方向を特定し、
    前記地図情報、前記対象位置、前記進行方向、および前記照射方向に基づいて、太陽光が前記センサの受光部に入射するか否か判定し、
    太陽光が前記受光部に入射すると判定した場合、前記センサの実測性能が低下すると推定する演算処理装置。
  3. 請求項2に記載の演算処理装置において、
    前記推定部は、前記移動体において前記センサの搭載されている状態を示す搭載情報をさらに用いて、太陽光が前記受光部に入射するか否か判定する演算処理装置。
  4. 請求項3に記載の演算処理装置において、
    前記推定部は、対象とする前記移動体の種類を示す情報、および前記移動体の種類毎に設けられた前記搭載情報を用いて太陽光が前記受光部に入射するか否か判定する演算処理装置。
  5. 請求項2〜4のいずれか一項に記載の演算処理装置において、
    前記地図情報は三次元情報であり、
    前記推定部は、前記照射方向および前記対象位置および前記地図情報に基づいて、太陽光が遮られないと判定される場合に、太陽光が前記受光部に入射すると判定する演算処理装置。
  6. 請求項2〜5のいずれか一項に記載の演算処理装置において、
    前記センサでは、複数の方向に出射され反射された光を前記受光部で受光することで、対象物までの距離が測定され、
    前記推定部は、前記方向毎に太陽光が前記受光部に入射するか否か判定する演算処理装置。
  7. 請求項2〜6のいずれか一項に記載の演算処理装置において、
    前記推定部は、対象とする日付を示す日付情報をさらに用いて、前記照射方向を特定する演算処理装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の演算処理装置において、
    前記センサは光学センサである演算処理装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の演算処理装置において、
    前記推定部は、複数の前記対象位置について前記センサの実測性能を時刻毎に推定し、時刻毎に前記センサの実測性能の低下が予想される低下地域を示す情報を生成する演算処理装置。
  10. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の演算処理装置において、
    前記移動体から、前記対象位置、前記進行方向および前記対象とする時刻を示す要求情報を取得する取得部をさらに備え、
    前記推定部は、前記要求情報に基づいて前記センサの実測性能を推定する演算処理装置。
  11. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の演算処理装置において、
    複数の前記移動体から前記センサの実測性能を示す実測性能情報及び前記移動体の位置情報を、前記センサの実測性能が測定された時刻を示す測定時刻情報とともに取得する取得部をさらに備え、
    前記推定部は、取得された前記実測性能情報、前記位置情報、および前記測定時刻情報を用いて前記センサの実測性能を推定する演算処理装置。
  12. 請求項1〜11のいずれか一項に記載の演算処理装置において、
    当該演算処理装置は前記移動体に搭載されている演算処理装置。
  13. 地図情報と、対象位置における移動体の進行方向を示す移動体向き情報と、対象とする時刻を示す時刻情報とを用いて、前記対象とする時刻かつ前記対象位置において前記移動体に搭載されたセンサの実測性能を時刻毎に推定する推定ステップを含む演算処理方法。
  14. 演算処理装置を実現するためのコンピュータプログラムであって、
    コンピュータを、
    地図情報と、対象位置における移動体の進行方向を示す移動体向き情報と、対象とする時刻を示す時刻情報とを用いて、前記対象とする時刻かつ前記対象位置において前記移動体に搭載されたセンサの実測性能を時刻毎に推定する推定手段として機能させるコンピュータプログラム。
JP2018034312A 2018-02-28 2018-02-28 演算処理装置、演算処理方法、およびコンピュータプログラム Ceased JP2019148531A (ja)

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