JP2019148259A - 内燃機関 - Google Patents

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Abstract

【課題】強いタンブル流を発生させることが可能な内燃機関を提供することを課題とする。【解決手段】シリンダヘッドと、前記シリンダヘッドに接続され、吸気バルブにより開閉される吸気ポートと、前記シリンダヘッドに接続され、排気バルブにより開閉される排気ポートと、を具備し、前記シリンダヘッドと、シリンダヘッドが取り付けられるシリンダブロックとは燃焼室を形成し、吸気ポートは、吸気バルブが接触する部分から上流側にかけて直線形状である第1直線部を有し、排気ポートは、排気バルブが接触する部分から下流側にかけて直線形状である第2直線部を有し、第1直線部は、燃焼室の上面のうち排気ポート側の面と略平行であり、第2直線部は、燃焼室の上面のうち吸気ポート側の面と略平行であり、第1直線部と上面のうち排気ポート側の面とは略同一直線上に位置し、第2直線部と上面のうち吸気ポート側の面とは略同一直線上に位置する内燃機関。【選択図】図1

Description

本発明は内燃機関に関する。
車両に搭載される内燃機関では、燃費改善などのため、燃焼室内にタンブル流を発生させる。吸気バルブ用のバルブシートの位置を調整することで、強いタンブル流を発生させる内燃機関が開発されている(特許文献1)。
特開2012−180811号公報
しかし排気バルブが開く排気工程において燃焼室内の排気が排出されることで、タンブル流が弱くなる。このため、吸気行程においてタンブル流が再び形成されるまでに時間がかかり、タンブル流が弱くなってしまう。そこで、強いタンブル流を発生させることが可能な内燃機関を提供することを目的とする。
上記目的は、シリンダヘッドと、前記シリンダヘッドに接続され、吸気バルブにより開閉される吸気ポートと、前記シリンダヘッドに接続され、排気バルブにより開閉される排気ポートと、を具備し、前記シリンダヘッドと、前記シリンダヘッドが取り付けられるシリンダブロックとは燃焼室を形成し、前記吸気ポートは、前記吸気バルブが接触する部分から上流側にかけて直線形状である第1直線部を有し、前記排気ポートは、前記排気バルブが接触する部分から下流側にかけて直線形状である第2直線部を有し、前記第1直線部は、前記燃焼室の上面のうち前記排気ポート側の面と略平行であり、前記第2直線部は、前記燃焼室の上面のうち前記吸気ポート側の面と略平行であり、前記第1直線部と前記上面のうち前記排気ポート側の面とは略同一直線上に位置し、前記第2直線部と前記上面のうち前記吸気ポート側の面とは略同一直線上に位置する内燃機関によって達成できる。
強いタンブル流を発生させることが可能な内燃機関を提供できる。
図1は内燃機関を例示する断面図である。 図2(a)および図2(b)は内燃機関を例示する断面図である。 図3は内燃機関を例示する断面図である。 図4(a)および図4(b)は第1変形例に係る内燃機関を例示する断面図である。 図5(a)および図5(b)は第2変形例に係る内燃機関を例示する断面図である。 図6は第3変形例に係る内燃機関を例示する断面図であり、
(実施形態)
以下、図面を参照して本実施形態の内燃機関100について説明する。図1から図3は内燃機関100を例示する断面図である。Z軸方向は上下方向であり、シリンダボアの延伸方向である。Y軸方向は吸気ポート12と排気ポート14とが並ぶ方向であり、+Y側がEx側、−Y側がIn側である。X軸方向は、不図示のクランクシャフトの延伸方向であり、Y軸方向およびZ軸方向に直交する。図1では吸気バルブ16および排気バルブ18の図示は省略している。
内燃機関100は、例えば自動車などに搭載されるガソリンエンジンまたはディーゼルエンジンなどであり、4バルブエンジンである。内燃機関100は、シリンダヘッド10およびシリンダブロック11を備える。シリンダヘッド10はシリンダブロック11の上側に取り付けられ、シリンダヘッド10、シリンダブロック11およびピストン15により燃焼室20が形成される。燃焼室20内においてピストン15が上下に往復運動する。吸気ポート12は吸気バルブ16の移動により開閉する。排気ポート14は排気バルブ18の移動により開閉する。
図1に示すように、吸気ポート12は燃焼室20に開口した開口部12aを有する。吸気ポート12の内壁のうち開口部12aを囲む部分は吸気バルブ16が着座するシート部となる。吸気ポート12は、開口部12aから上流側にかけて直線形状の直線部12b(第1直線部)を有する。排気ポート14は燃焼室20に開口した開口部14aを有する。排気ポート14の内壁のうち開口部14aを囲む部分は排気バルブ18が着座するシート部となる。排気ポート14は、開口部14aから下流側にかけて直線形状の直線部14b(第2直線部)を有する。
シリンダヘッド10はベントルーフ型であり、燃焼室20の上面は傾斜している。具体的には上面のうち吸気ポート12側の上面22は図1中で右下がりに傾斜している。排気ポート14側の上面24は図1中で左下がりに傾斜している。吸気ポート12の直線部12bと上面24とは略平行であり、排気ポート14の直線部14bと上面22とは略平行である。略平行とは、例えば完全に平行であること、および角度の違いがわずかにあってもよいことを意味する。上面24と直線部12bとは、略同一な直線上に位置する。上面24から延伸する仮想的な直線L1が直線部12bに重なってもよいし、直線部12bからわずかに外れてもよい。同様に、上面22と直線部14bとは略同一な直線上に位置する。
図2(a)は排気バルブ18が開弁した排気工程を図示している。燃焼後の排気は燃焼室20から排気ポート14に排出される。このとき、排気は排気ポート14の開口部14aのうち吸気ポート12側に流れやすいが、燃焼室20の内壁側(+Y側)に流れにくい。したがって矢印で示すように、燃焼室20の吸気ポート12付近から、吸気バルブ16と排気バルブ18との間を通り、排気ポート14に流れるような、排気の流れF1が発生する。
図2(b)は吸気バルブ16および排気バルブ18がともに閉弁した状態を図示している。図2(a)の流れF1が発生している状態において排気バルブ18が閉じることで、ガスは慣性力により吸気バルブ16および排気バルブ18の下面に沿うように流れる。これにより図2(b)中に矢印で示すタンブル流F2が発生する。
図3は吸気バルブ16が開弁した吸気工程を図示している。図2(b)のタンブル流F2が発生している状態で吸気バルブ16が開くと、吸気はタンブル流に合流する。これにより、さらに強いタンブル流F3が形成される。
本実施形態によれば、吸気ポート12は直線部12bを有し、排気ポート14は直線部14bを有する。直線部12bは燃焼室20の上面24と略平行であり、直線部14bは燃焼室20の上面22と略平行である。このため、図2(a)に示す排気工程では吸気ポート12付近から排気ポート14へと回り込むような流れF1が形成され、排気バルブ18が閉弁すると図2(b)に示すタンブル流F2が発生する。図3に示す吸気工程では、すでに生じているタンブル流に吸気が加わり、強いタンブル流F3が速やかに形成される。タンブル流が強くなることで、燃焼が速くなり、燃焼効率が向上する。このため燃費の改善および出力の向上が可能である。
燃焼室20の上面24と吸気ポート12の直線部12bとは略同一直線上に位置する。図3に示すように、吸気が吸気ポート12から燃焼室20へと直線的に流入することで、強いタンブル流F3が形成される。また上面22と排気ポート14の直線部14bとが略同一直線上に位置する。これにより、図2(a)に示すように、排気が上面22に沿って排気ポート14のIn側に流れやすくなり、タンブル流が形成される。
レーザクラッドバルブシートを用いることで、直線形状を有する吸気ポート12および排気ポート14を形成することができる。直線部12bおよび14b、上面22および24の寸法および傾斜角度は任意に定めることができる。吸気ポート12および排気ポート14の全体が直線形状でなくてもよく、それぞれの燃焼室20に接続される部分に直線部12bおよび14bが設けられていればよい。
(第1変形例)
図4(a)および図4(b)は第1変形例に係る内燃機関200を例示する断面図である。上記の構成と同じ構成については説明を省略する。図4(a)および図4(b)に示すように、排気ポート14にバルブ30が設けられている。バルブ30は片持ちバルブであり、バルブ30の開度は例えば不図示のECU(Electronic Control Unit)などにより制御される。
図4(a)のように排気バルブ18のリフト量が小さい場合、バルブ30の開度は小さくなる。これにより排気ポート14の一部の断面積が小さくなり、排気の流速が高まる。排気が燃焼室20から排気ポート14へと吸い出され、燃焼室20内に強い流れが発生する。一方、図4(b)のように排気バルブ18のリフト量が大きい場合、排気の流れを阻害しないように、バルブ30の開度は大きくなる。第1変形例によれば、リフト量が小さい場合でも大きい場合でも、強いタンブル流が形成される。
(第2変形例)
図5(a)および図5(b)は第2変形例に係る内燃機関300を例示する断面図である。上記の構成と同じ構成については説明を省略する。図5(a)および図5(b)に示すように、排気ポート14にバルブ32が設けられている。バルブ32はバタフライバルブであり、バルブ32の開度は例えば不図示のECUなどにより制御される。
図5(a)のように排気バルブ18のリフト量が小さい場合、バルブ32の開度は小さくなる。これにより排気が燃焼室20から排気ポート14へと吸い出され、燃焼室20内に強い流れが発生する。一方、図5(b)のように排気バルブ18のリフト量が大きい場合、排気の流れを阻害しないように、バルブ32の開度は大きくなる。第2変形例によれば、リフト量が小さい場合でも大きい場合でも、強いタンブル流が形成される。
(第3変形例)
図6は第3変形例に係る内燃機関400を例示する断面図であり、吸気バルブ16は省略している。図6に示すように、排気ポート14の開口部14aのEx側(+Y側)の部分14cは、排気バルブ18の傘部18aのEx側の表面と同様の形状を有する。部分14cと直線部14bとのなす角θは鋭角である。第3変形例によれば、排気はEx側(+Y側)からは排気ポート14に入りにくく、In側(−Y側)からは入りやすい。このため強いタンブル流が形成される。特に排気バルブ18が低リフトの場合、排気の大部分がIn側に流れるためタンブル流が効果的に形成される。なお、実施形態、第1〜第3変形例は組み合わせてもよい。
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 シリンダヘッド
11 シリンダブロック
12 吸気ポート
12a、14a 開口部
12b、14b 直線部
14 排気ポート
14c 部分
15 ピストン
16 吸気バルブ
18 排気バルブ
18a 傘部
20 燃焼室
22、24 上面
100、200、300、400 内燃機関

Claims (1)

  1. シリンダヘッドと、
    前記シリンダヘッドに接続され、吸気バルブにより開閉される吸気ポートと、
    前記シリンダヘッドに接続され、排気バルブにより開閉される排気ポートと、を具備し、
    前記シリンダヘッドと、前記シリンダヘッドが取り付けられるシリンダブロックとは燃焼室を形成し、
    前記吸気ポートは、前記吸気バルブが接触する部分から上流側にかけて直線形状である第1直線部を有し、
    前記排気ポートは、前記排気バルブが接触する部分から下流側にかけて直線形状である第2直線部を有し、
    前記第1直線部は、前記燃焼室の上面のうち前記排気ポート側の面と略平行であり、
    前記第2直線部は、前記燃焼室の上面のうち前記吸気ポート側の面と略平行であり、
    前記第1直線部と前記上面のうち前記排気ポート側の面とは略同一直線上に位置し、
    前記第2直線部と前記上面のうち前記吸気ポート側の面とは略同一直線上に位置する内燃機関。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012180811A (ja) * 2011-03-02 2012-09-20 Toyota Motor Corp 内燃機関の燃焼室構造
JP2015017554A (ja) * 2013-07-11 2015-01-29 三菱自動車工業株式会社 内燃機関
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