JP2019148170A5 - 送風装置 - Google Patents
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Description
そして、この目的を達成するために、本発明に係る送風装置は、筐体と、筐体の内部に設けられ、吸込口から吸い込まれた空気を高圧空気として発生させる高圧空気発生部と、筐体の側面から互いに間隔を設けて放射状に延設した複数の柱状体と、柱状体のそれぞれに設けられ、高圧空気発生部に連通口を介して連通する第一風路および柱状体の底部に設けられ、第一風路と連通した第一吹出口と、筐体に設けられ、高圧空気発生部に連通する第二風路および筐体の底部に設けられ、第二風路に連通する第二吹出口と、第一吹出口および第二吹出口から気流を吹き出すスポット気流モードと、第二吹出口から気流を吹き出さずに第一吹出口から気流を吹き出すワイド気流モードとを選択する制御部と、を備えているものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明に係る送風装置によれば、筐体の側面から互いに間隔を設けて放射状に延設した複数の柱状体の底部に設けられた第一吹出口から気流を吹き出すワイド気流モードと、筐体の底部に設けられた第二吹出口と柱状体の底部に設けられた第一吹出口とから気流を吹き出すスポット気流モードとを備えることで、使用者が送風範囲および風速を適宜変更することが可能になる。
本発明に係る送風装置は、筐体と、筐体の内部に設けられ、吸込口から吸い込まれた空気を高圧空気として発生させる高圧空気発生部と、筐体の側面から互いに間隔を設けて放射状に延設した複数の柱状体と、柱状体のそれぞれに設けられ、高圧空気発生部に連通口を介して連通する第一風路および柱状体の底部に設けられ、第一風路と連通した第一吹出口と、筐体に設けられ、高圧空気発生部に連通する第二風路および筐体の底部に設けられ、第二風路に連通する第二吹出口と、第一吹出口および第二吹出口から気流を吹き出すスポット気流モードと、第二吹出口から気流を吹き出さずに第一吹出口から気流を吹き出すワイド気流モードと、を選択する制御部とを備えていることを特徴とするものである。
また、本発明に係る送風装置は、第二風路と第二吹出口との間に設けられた遮蔽板によって、第二吹出口を開口状態又は閉口状態のいずれかに設定することを特徴とするものである。
また、本発明に係る送風装置は、第二吹出口は複数設けられており、制御部は、第一吹出口および複数の第二吹出口のうち一部の第二吹出口から気流を送風する第二スポット気流モードをさらに選択可能であることを特徴とするものである。
また、本発明に係る送風装置は、筐体内で遮蔽板を回動させることで、第二風路と第二吹出口とを連通させ第二吹出口から高圧空気を送風させる状態から、第二風路と第二吹出口とを連通させず閉塞する状態へと切り替えることを特徴とする。
また、本発明に係る送風装置は、第一吹出口の吹出方向が送風装置の外周方向に設定されていることを特徴とするものである。
また、本発明に係る送風装置は、第二吹出口が筐体の中央から放射状に延在する縦長形状であることを特徴とするものである。
図1および図2で示すように、筐体12の側面15から互いに等しい間隔で放射状に延設された8本の柱状体16が備えられている。また、柱状体16の底部25に設けられた第一吹出口26は、縦長形状のスリット(短手幅3.5mm、長手幅約500mm)で形成されている。したがって、柱状体16に設けられた第一吹出口26は、筐体12からそれぞれ等しい間隔で放射状に配置されている。また、第一風路27は、第一風路27を中心軸32に平行な方向における断面において、吹出方向に向かって延在するように形成されている。これにより、第一風路27内を移動する空気を第一吹出口26へ吹出すように効率良く整流している。
本構成においては、送風装置11の中心軸32から第一吹出口26および第二吹出口33を放射状に延設されている。したがって、中心軸32から遠い側であればあるほど一定面積あたりの第一吹出口26および第二吹出口33の占有する面積は、小さくなる。その結果、図7(a)、(b)、(c)で示す中心軸32から遠い側の吹出空気流43aは、中心軸32に近い側の吹出空気流43bよりも一定面積あたりの風量が少なくなる。
その結果、図7(a)、(b)、(c)に示すように、中心軸32から遠い側の吹出空気流43aおよび誘引空気流41が合流した外側混合空気流44aは、中心軸32に近い側の吹出空気流43bおよび誘引空気流41が合流した内側混合空気流44bよりも風速の距離減衰が大きいため、風速が減衰し低風速となり、中心軸32から遠い側の外側混合空気流44aは、中心軸32に近い側の内側混合空気流44bに向けて偏向して流れるようになり、このような作用で混合空気流45が形成される。
このとき、中心軸32から遠い側の外側混合空気流44aの偏向の程度は、中心軸32から遠い側の外側混合空気流44aと中心軸32に近い側の内側混合空気流44bとの風量の差異が大きいほど強くなり、両者の風量の差異が小さいほど偏向の程度は弱くなる。
つまり、中心軸32から遠い側の吹出空気流43aの風量と中心軸32に近い側の吹出空気流43bの風量の差異の大小を変化させることで、使用者が享受する混合空気流45の送風範囲および風速を変化させることができる。
次に、図6(b)は、8個のうち4個の第二吹出口33が遮蔽板22によって遮蔽されず第二吹出口連通口35に連通していることで、4個の第二吹出口33から第二吹出空気流40が吹出されるスポット気流モードBの状態を示している。スポット気流モードBの場合においては、スポット気流モードAと比較して、第二吹出口33が半減しているため、中心軸32から遠い側の外側混合空気流44aの風量と中心軸32に近い側の内側混合空気流44bの風量との差異は小さくなる。
最後に、図6(c)は、全ての第二吹出口33が遮蔽板22によって遮蔽されて第二吹出口連通口35に連通していないことで、いずれの第二吹出口33からも第二吹出空気流40が吹出されないワイド気流モードの状態を示している。ワイド気流モードの場合においては、スポット気流モードBと比較して、中心軸32から遠い側の外側混合空気流44aの風量と中心軸32に近い側の内側混合空気流44bの風量との差異はさらに小さくなる。
なお、本実施の形態では、遮蔽板22の回動位置によって、第二吹出口33と第二吹出口連通口35との連通の状態を制御しているが、それぞれの第二吹出口33の開口度を調節するため、複数の遮蔽板22を回動させて、第二吹出口33の開口度を制御してもよい。これによって、第二吹出口33の個数を抑制しつつ、複数のスポット気流モードを設定することが可能になる。
Claims (6)
- 筐体と、
前記筐体の内部に設けられ、吸込口から吸い込まれた空気を高圧空気として発生させる高圧空気発生部と、
前記筐体の側面から互いに間隔を設けて放射状に延設した複数の柱状体と、
前記柱状体のそれぞれに設けられ、前記高圧空気発生部に連通口を介して連通する第一風路および前記柱状体の底部に設けられ、前記第一風路と連通した第一吹出口と、
前記筐体に設けられ、前記高圧空気発生部に連通する第二風路および前記筐体の底部に設けられ、前記第二風路に連通する第二吹出口と、
前記第一吹出口および前記第二吹出口から気流を吹き出すスポット気流モードと、前記第二吹出口から気流を吹き出さずに前記第一吹出口から気流を吹き出すワイド気流モードとを選択する制御部と、
を備えていることを特徴とする送風装置。 - 前記第二風路と前記第二吹出口との間に設けられた遮蔽板によって、前記第二吹出口を開口状態又は閉口状態のいずれかに設定することを特徴とする請求項1に記載の送風装置。
- 前記第二吹出口は複数設けられており、
前記制御部は、前記第一吹出口および複数の前記第二吹出口のうち一部の前記第二吹出口から気流を送風する第二スポット気流モードをさらに選択可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の送風装置。 - 前記筐体内で遮蔽板を回動させることで、前記第二風路と前記第二吹出口とを連通させ前記第二吹出口から高圧空気を送風させる状態から、前記第二風路と前記第二吹出口とを連通させず閉塞する状態へと切り替えることを特徴とする請求項1に記載の送風装置。
- 前記第一吹出口の吹出方向が装置の外周方向に設定されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の送風装置。
- 前記第二吹出口は、前記筐体の中央から放射状に延在する縦長形状であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載の送風装置。
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