JP2012031806A - 送風機 - Google Patents

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Abstract

【課題】送風機を固定したまま風向を変える構成により、涼風範囲を広くでき、かつ循環効果を得る場合にドラフト感を抑制することができ、快適な気流効果を得ることができる送風機を提供することを目的とする。
【解決手段】箱体2に空気を取り入れる吸込み口3と、高圧空気を発生するための羽根車4と羽根車4を駆動するためのモータ5で構成された高圧空気発生手段とが設けられた高圧空気発生部6と、高圧空気を気流として吹出すための吹出し口7を有する2重の環形状の内側気流吹出し部8、外側気流吹出し部9を備えて、各気流吹出し部の風量を高圧空気発生部6内の風量変更機構を変化させることで、環形状に対して内外方向の送風角度を変更できる構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、居室内に設置され、直接風による体感温度の減少や室内の空気の循環に使用される送風機に関するものである。
従来、この種の送風機は、羽根車とモータを台座となる基部に内包して、基部上部に備えられた円環形状の送風部から床面と水平方向に吹出すようにて空気の循環及び空気の流れを生じさせる家庭用送風機が知られている。(例えば、特許文献1参照)。
以下、その送風機について図17および図18を参照しながら説明する。
図17は、送風機組立体100をその正面から見た状態で示している。送風機組立体100は、中央開口部102を画定している環状ノズル101を有している。図18も参照すると、環状ノズル101は、内部通路110、口112及び口112に隣接して位置するコアンダ面114を有している。環状ノズル101は、外側ケーシング118を備えた基部116に連結されると共にこれによって支持されている。環状ノズル101を通る空気流を生じさせるモータ122がモータハウジング126と共に基部116の内部に配置されている。さらに、インペラ(羽根車)130が、モータ122から外方に延びる回転シャフトに連結され、ディフューザ132が、インペラ130の下流側に位置決めされている。インペラ130の入口134が、基部116の外側ケーシング118に形成された空気入口124と連通している。ディフューザ132の出口136及びインペラ130排気部は、インペラ130から環状ノズル101の内部通路110への空気流を確立するために、基部116の内部に配置された中空通路部分及びダクトと連通している。モータ122は、電気接続部及び電源に接続され、複数個の選択ボタン120により、ユーザは、送風機組立体100を操作することができる。
上記構成において、上述した送風機組立体100は、以下のように動作する。ユーザが複数個の選択ボタン120の中から適当に選択してモータ122が駆動される。かくして、モータ122が起動され、空気が空気入口124を介して送風機組立体100内に吸い込まれる。空気は、外側ケーシング118を通り、インペラ130の入口134まで流れる。ディフューザ132の出口136及びインペラ130の排気部を出た空気流は、内部通路110を通って互いに逆の方向に進む2つの空気流に分けられる。空気流は、これが口112に入る際に絞られ、そして口112の出口144のところで更に絞られる。この絞りにより、システム中に圧力が生じる。このように作られた空気流は、絞りにより生じる圧力に打ち勝ち、空気流は、一次空気流として出口144を通って出る。一次空気流は、ガイド部分148の配置により、ユーザに向かって集中し又は集束して向けられる。二次空気流は、外部環境、特に出口144周りの領域及び環状ノズル101の外縁部周りからの空気の同伴によって生じる。この二次空気流は、中央開口部102を通り、ここで、一次空気流と混ざり合って送風機組立体100から前方に放出される全空気流が生じる。
特開2010−077969号公報
このような従来の送風機では、一次空気流が絞りにより生成された高速流となるため、直進性が強く、またこの流れを固定された方向のみの空気流としているため、直接風による体感温度低減の効果を得る場合の涼風範囲が狭くなるという課題があった。また、空気の循環効果を得る場合には、必ず高速流を発生する必要があり、固定された一方向で不必要なドラフト感が生じて快適性を損なうという課題があった。
この課題に対して、環状ノズルを振ることで可動する手段もあるが、ノズルが大きくなると可動領域が広くなって邪魔になる、大きすぎて動かせない、という新たな課題を生じた。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、送風機を固定したまま風向を変えることで、涼風範囲を広くでき、かつ循環効果を得る場合にドラフト感を抑制することができる送風機を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明は、箱体に空気を取り入れる吸込み口と、高圧空気を発生するための羽根車と前記羽根車を駆動するためのモータで構成された高圧空気発生手段とが設けられた高圧空気発生部と、高圧空気を気流として吹出すための吹出し口を有する環形状の気流吹出し部を備えた送風機であって、前記気流吹出し部を環形状に対して内外方向に平行となるよう2重に備え、各気流吹出し部は内部を空気が流れる連通部を介して前記高圧空気発生部に保持され、各吹出し口は前記気流吹出し部の環形状に対してほぼ垂直方向に開口し、内側の気流吹出し部が外向に傾き、外側の気流吹出し部が内向きに傾き、各吹出し部の風量を変更することで、環形状に対して内外方向の送風角度を変更できる送風機としたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、送風機を固定したまま風向を変える構成により、涼風範囲を広くでき、かつ循環効果を得る場合にドラフト感を抑制することができ、快適な気流効果を得ることができる。
本発明の実施の形態1の送風機の斜視図 同送風機の断面を示す構成図 同送風機の吹出し部の断面を示す拡大構成図 同送風機のダンパの斜視図 (a)同送風機の真下方向送風の天井側ダンパ状態図、(b)同送風機の真下方向送風の天井逆側ダンパ状態図 同送風機の真下方向送風概要図 (a)同送風機のスポット気流の天井側ダンパ状態図、(b)同送風機のスポット気流の天井逆側ダンパ状態図 同送風機のスポット気流送風概要図 本発明の実施の形態2の送風機の斜視図 同送風機の断面を示す構成図 同送風機の吹出し部の断面を示す拡大構成図 同送風機のダンパの斜視図 同送風機の真正面方向送風のダンパ状態図 同送風機の真正面方向送風概要図 同送風機の外向き方向送風の状態図 同送風機の外向き方向送風概要図 従来技術の一例を示す概略図 従来技術の一例を示す構成図
本発明の請求項1記載の天井扇は、箱体に空気を取り入れる吸込み口と、高圧空気を発生するための羽根車と前記羽根車を駆動するためのモータで構成された高圧空気発生手段とが設けられた高圧空気発生部と、高圧空気を気流として吹出すための吹出し口を有する環形状の気流吹出し部を備えた送風機であって、前記気流吹出し部を環形状に対して内外方向に平行となるよう2重に備え、各気流吹出し部は内部を空気が流れる連通部を介して前記高圧空気発生部に保持され、各吹出し口は前記気流吹出し部の環形状に対してほぼ垂直方向に開口し、内側の気流吹出し部が外向に傾き、外側の気流吹出し部が内向きに傾き、各吹出し部の風量を変更することで、環形状に対して内外方向の送風角度を変更できることを特徴とする送風機である。
これにより、各気流吹出し部の気流方向に加えて、両気流吹出しに同等風量を供給することで、各気流吹出し部の気流が衝突して合成されて、中間方向の気流を発生することができ、この風量調整を選択的に行うことで気流方向が変更できる。
また、気流吹出し部が同心の円環形状であることを特徴とするものであり、円環部中心を軸として吹出し部が軸対称形状となるので、円環に対して周方向に一様な風を送ることができ、周方向に強風、弱風のムラの無い快適な気流を生成することができる。
また、吹出し部の環形状の全周にわたって環形状に対して軸方向気流とした通常送風と、全周にわたって軸方向に対して内側に傾いた内向き気流としたスポット送風と、全周にわたって軸方向に対して外側に傾いた外向き気流としたワイド送風と、を切替可能としたことを特徴とするものであり、全周の気流を送風機直下の内側に集中して強い涼風を受ける場合と、全周の気流を外側に向けて広範囲で涼風を受ける場合の選択が可能となり、状況に応じた気流を生成することが出来る。
また、吹出し部を環形状の周方向に等しい幅で偶数分割となるように分割し、任意箇所の吹出し部を外向き送風部とし、前記外向き送風部から最遠方となって向かい合う吹出し口を内向き送風部として、任意箇所の送風部を切り替えることで風向変化を可能としたものであり、2つの向かい合う送風部で一方が内向き送風であり、もう一方が外向き送風とすると、環形状の外側に向かう方向は同一方向となり、任意方向にスポット的に送風できるので全周方向への気流が必要なく所望の送風方向に対してのみ気流が必要な場合に効率的に気流を生成することができる。
また、2つの気流吹出し部が内外方向に接するものであり、吹出し口では高速気流を発生させるために狭小隙間となり、気流吹き出し部形状はこの吹出し口形状だけを形成すればよいので、内外方向に薄型の形状となり易い。しかし薄型のために強度が不足するのを防ぐため、2つの気流吹き出し部を接して構成することで、強度を向上することが可能となる。
また、各吹出し部への風量を高圧空気発生部内の風量可変機構にて調整するものであり、高圧空気発生部内に収まる風量変更機構を備えることで、スリット状に長くなる気流吹出し部に大きな可変フィンを備えて送風角度を変更するよりも、小型で容易な構成とすることができる。
また、高圧空気発生部が吹出し部の環形状内側にあり、かつダンパが環形状に対して周方向にスライドする円管形状であって、円管曲面部に空けられた穴と連通部に通じる穴との重なり量を変えることで各吹出し部への風量を変更できるものであり、高圧空気発生部が吹出し部の内部にある場合は、1つの吹出し部に対して環形状に対して周方向の複数の連通部で吹出し部を保持するのが望ましい。ここで、高圧空気発生部のためにダンパ前後の圧力差が大きいので、一辺がヒンジ等で固定された開閉式のダンパでは圧力によって開閉に余分な大きな力を要し、環形状に対して垂直にスライドするダンパでは、複数の連通部の風量を一度に変化させるとよいが、リング状のダンパでは、作用から離れた箇所の摩擦が大きくなり無駄な力が必要となるが、周方向のスライドにおいては摩擦が大きくならず無駄な力が必要とならないので1つのアクチュエータで容易にダンパを開閉できる構造とできる。
また、吹出し口が床面とほぼ垂直になるようにした気流吹出し部の中央に高圧空気発生部を備え、前記高圧空気発生部からの環形状に対して周方向の複数の連通部を介して前記気流吹出し部を保持し、前記高圧空気発生部を天井に取り付けたものであり、モータ等の重量物を含む高圧空気発生部を中心として、その外側に環状の吹出し部を備えることで、周方向の重量配分差が小さく水平設置に向いたバランスのよい構成とできるので、天井に取り付けて使用する涼をとるための送風機として適した構成にできる。
また、高圧空気発生部が吹出し部の環形状外側にあり、ダンパが環形状に対して垂直方向にスライドするダンパであって、前記ダンパ面内の穴と連通部に通じる穴との重なり量を変えることで各吹出し部への風量を変更できるものであり、高圧空気発生部が吹出し部の外側にある場合は、環形状に対して周方向の一箇所で連通部を介して吹出し部を保持するのが望ましい。ここで、高圧空気発生部のためにダンパ前後の圧力差が大きいので、一辺がヒンジ等で固定された開閉式のダンパでは圧力によって開閉に余分な大きな力を要し、また連通部が一箇所であるために周方向にスライドするダンパでは周方向に無駄な可動範囲を確保しなければいけなくなり小型化の妨げとなるが、垂直方向のスライドにおいては不問となるので1つのアクチュエータで容易にダンパを開閉できる構造とできる。
また、吹出し口が床面と平行とした気流吹出し部の下方に高圧空気発生部を備え、前記高圧空気発生部下方に自立できるようスタンド部を備えたものであり、モータ等の重量物を含む高圧空気発生部を下方にして自立させることで、重心が下方にあるために安定して、床置きして使用する涼をとるための送風機として適した構成にできる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に本発明の実施の形態1の送風機の斜視図、図2に同送風機の断面を示す構成図、図3に同送風機の吹出し部の断面を示す拡大構成図、図4に同送風機のダンパの斜視図を示す。
まず、実施の形態1の構成について説明する。
本発明の実施の形態1の送風機は、図1から図3に示すように、送風機1は、箱体2と、箱体2に空気を取り入れる吸込み口3と、高圧空気を発生するための羽根車4と前記羽根車を駆動するためのモータ5で構成された高圧空気発生手段とが設けられた高圧空気発生部6と、高圧空気を気流として吹出すための吹出し口7を有する高圧空気発生部6を中心に囲む2つの円環形状の内側気流吹出し部8と外側気流吹出し部9を備え、内側気流吹出し部8と外側気流吹出し部9は円環形状内外方向に平行となるように接して内部が2分された6本の連通部10で高圧空気発生部6に保持され、高圧空気発生部6に備えられた取付部材11を介して円環形状が天井12と平行になるように天井12に取り付けられている。
ここで内側気流吹出し部8の吹出し口である内側気流吹出し口13は、円環形状の軸に対して角αとして30度外向きとなるような円環形状に対してほぼ垂直方向に開口し、外側気流吹出し部9の吹出し口である外側気流吹出し口14は、円環形状の軸に対して角βとして30度内向きとなるような円環形状に対してほぼ垂直方向に開口している。
また、内側気流吹出し部8と外側気流吹出し部9は、図1の点線部で円環状の周方向に内部で6分割される気流吹出し部となっており、1つの連通部10に対応して1つの気流吹出し部へ空気が流れるようになっている。
また、内部が2分された連通部10は、天井側連通部15を通って外側気流吹出し部9へ、天井逆側連通部16を通って内側気流吹出し部8へ、空気が流れるようになっている。
また、高圧空気発生部6の内部には、連通部10との接続部に、周方向にスライドする円管形状のダンパ19と、ダンパ19を駆動する小型モータ20と、これらを連携させる歯車21を備え、ダンパ19には天井側連通部15への開口率を調整する天井側穴22と天井逆側連通部16への開口率を調整する天井逆側穴23が空けられており、ダンパの穴位置図として図5、図6に示すように周方向の各連通部10に対して周方向の各天井側穴22と各天井逆側穴23と間隔と幅がずれている。
次に、実施の形態1の動作を示す。
操作者が有線または無線のリモコン(図示せず)でモータ5を駆動すると羽根車4が回転する。羽根車4は高圧発生に適したターボファンであり、回転の際の遠心力により吸込み口3の近辺の空気が吸い込まれて羽根車4の外側である高圧空気発生部6の内部に昇圧されて蓄えられる。蓄えられた空気はダンパによって天井側連通部15と天井逆側連通部16に気流を分けて昇圧送風する。天井側連通部15へ分けられた空気は外形が900mmの円環状の外側気流吹出し部9の内部へ蓄えられて高圧状態となっているエネルギを利用して隙間1.5mmのスリットノズルである外側気流吹出し口14から内側30度へ向けて吹出される。天井逆側連通部16へ分けられた空気は外側気流吹出し部9に外側で接する内側気流吹出し部8の内部へ蓄えられて高圧状態となっているエネルギを利用して隙間1.5mmのスリットノズルである内側気流吹出し口13から外側30度へ向けて吹出される。
ここで、全ての吹出し部から吹出されると円環状の軸方向の真下方向の送風となり、任意箇所1部分の吹出し部を外向き送風にし、外側送風の箇所からから最遠方となって向かい合う吹出し部を内向き送風にすることで、任意方向への風向変化ができる。吹出し部の変更はダンパ19で行われ、操作者からのコントロールにより小型モータ20が回転し、これに同期して歯車21が回転し、ダンパギヤ24に力が伝わることでダンパ19が周方向にスライドする。
真下方向送風のダンパ状態図として図5に示すように、周方向の全ての天井側連通部15と天井逆側連通部16に矢印Fで示す高圧空気が通ずると全周で内側気流吹出し口13と外側気流吹出し口14から同時に同風量で吹出され互いの気流が衝突して図6に示す円環状の軸方向となる下向きに送風される。
任意方向のスポット気流のダンパ状態図として図7に示すように、送風方向送風部の外側気流吹出し部17と送風方向から最遠方となって送風方向送風部の外側気流吹出し部17と向かう対面内側気流吹出し部18のみから矢印Fで示す高圧空気が通ずると各吹出し部からのそのままの送風方向となり図8に示す任意方向への気流が生成される。このようにダンパのスライド位置によって風向が変化し、これが操作者のコントロールで切替可能となっている。
上記構成と動作により、気流吹出し部を2重に備え、内側気流吹出し部8が外向に傾き、外側気流吹出し部9が内向きに傾いていることで、各気流吹出し部の気流方向に加えて、各気流吹出し部の気流が衝突して合成される中間方向の気流を発生することができ、この風量調整を選択的に行うことで気流方向が変更できる。
また、内側気流吹出し部8と外側気流吹出し部9が同心の円環形状であることで、円環部中心を軸として吹出し部が軸対称形状となるので、円環に対して周方向に一様な風を送ることができ、強風、弱風のムラの無い快適な気流を生成することができる。
また、吹出し部を環形状の周方向に等しい幅で偶数分割となるように分割し、送風方向送風部の外側気流吹出し部17と対面内側気流吹出し部18を切り替えることで風向変化を可能としていることで、任意方向にスポット的に送風できるので全周方向への気流が必要なく所望の送風方向に対してのみ気流が必要な場合に効率的に気流を生成することができる。
また、内側気流吹出し部8と外側気流吹出し部9が内外方向に接することで、強度を向上することが可能となる。
また、内側気流吹出し口13、外側気流吹出し口14への風量を高圧空気発生部6の内部の風量可変機構にて調整することで、1つのアクチュエータで容易にダンパを開閉できる構造とできる。
また、高圧空気発生部6が吹出し部の環形状内側にあり、かつダンパ19が環形状に対して周方向にスライドする円管形状であって、円管曲面部に空けられた天井側穴22と天井側連通部15と、天井逆側穴23と天井逆側連通部16に通じる穴と、の重なり量を変えることで各吹出し部への風量を変更できることで、高圧空気発生部が吹出し部の内側にある場合に1つのアクチュエータで容易にダンパを開閉できる構造とできる。
また、内側気流吹出し部8と外側気流吹出し部9が天井12と平行な床面(図示せず)とほぼ垂直になるようにした内側気流吹出し部8と外側気流吹出し部9の中央に高圧空気発生部6を備え、高圧空気発生部6からの環形状に対して周方向の複数の連通部10を介して内側気流吹出し部8と外側気流吹出し部9を保持し、高圧空気発生部6を天井に取り付けることで、天井に取り付けて使用する涼をとるための送風機として適した構成にできる。
なお、実施の形態1では、6本の連通部10で構成しているが、内側気流吹出し部と外側気流吹出し部をバランスよく吊ることができれば良く、特に3本以上であることが望ましい。また、にんいほうこうの スポット気流として、最遠方に位置する2つの吹き出し部を外向き、内向きとしているが、実施の形態2に後述するように、内向きと内向きとすることで、真下方向のスポット気流を生成し、外向きと外向きとすることでワイド気流を生成することも可能となえる。
以上のように気流吹出し部を環形状に対して内外方向に平行となるよう2重に備え、内側の気流吹出し部が外向に傾き、外側の気流吹出し部が内向きに傾き、各吹出し部の風量を変更する構成としたことにより、送風機を固定したまま簡単に風向を変えることができ、快適な気流効果を得ることができる。
(実施の形態2)
図9に本発明の実施の形態2の送風機の斜視図、図10に同送風機の断面を示す構成図、図11に同送風機の吹出し部の断面を示す拡大構成図、図12に同送風機のダンパの下面からの斜視図を示す。
本発明の実施の形態2の送風機は、図9から図12に示すように、送風機1は、下部に自立するための平面スタンド部25を有する箱体2と、箱体2に空気を取り入れる吸込み口3と、高圧空気を発生するための羽根車4と前記羽根車を駆動するためのモータ5で構成された高圧空気発生手段とが設けられた高圧空気発生部6と、高圧空気を気流として吹出すための吹出し口7を有する2つの同心円環形状の内側気流吹出し部8、外側気流吹出し部9を備え、内側気流吹出し部8と外側気流吹出し部9は円環形状内外方向に平行となるように高圧空気発生部6の上部に円環状の軸が床面26と水平になるように内部が2分された連通部10を介して保持され、送風機1送風方向を前面にして床面26に置かれている。
ここで内側気流吹出し部8の吹出し口である内側気流吹出し口13は、円環形状の軸に対して角αとして30度外向きとなるような円環形状に対してほぼ垂直方向に開口し、外側気流吹出し部9の吹出し口である外側気流吹出し口14は、円環形状の軸に対して角βとして30度内向きとなるような円環形状に対してほぼ垂直方向に開口している。
また、内部が2分された連通部10は、前側連通部27を通って内側気流吹出し部8へ、後側連通部28を通って外側気流吹出し部9へ、空気が流れるようになっている。
また、高圧空気発生部6の内部には、連通部10との接続部に、ダンパが環形状に対して垂直方向にスライドするダンパ19と、ダンパ19を駆動する小型モータ20と、これらを連携させる歯車21を備え、ダンパ19には前側連通部27への開口率を調整する前側穴30と後側連通部28への開口率を調整する後側穴31が空けられている。
次に、実施の形態2の動作を示す。
操作者が前面の操作ボタン29でモータ5を駆動すると羽根車4が回転する。羽根車4は高圧発生に適したターボファンであり、回転の際の遠心力により吸込み口3の近辺の空気が吸い込まれて羽根車4の外側である高圧空気発生部6の内部に昇圧されて蓄えられる。蓄えられた空気はダンパによって前側連通部27と後側連通部28に気流を分けて昇圧送風する。前側連通部27へ分けられた空気は外形が300mmの円環状の外側気流吹出し部9の内部へ蓄えられて高圧状態となっているエネルギを利用して隙間1.5mmのスリットノズルである外側気流吹出し口14から内側30度へ向けて吹出される。後側連通部28へ分けられた空気は内側気流吹出し部8の内部へ蓄えられて高圧状態となっているエネルギを利用して隙間1.5mmのスリットノズルである内側気流吹出し口13から外側30度へ向けて吹出される。
ここで、内側気流吹出し口13と外側気流吹出し口14から同時に同風量で吹出されると、互いの気流が衝突して円環状の軸方向に吹出され、また内側気流吹出し口13のみの吹出しの場合には、内側30度方向のスポット送風となり、外側気流吹出し口14のみの吹出しの場合には、外側30度方向のワイド送風となり、と外側気流吹出し口14への風量のバランスで内側30度から真正面、真正面から外側30度の方向の気流が生成される。風量バランスの調整はダンパ19で行われ、操作者からのコントロールにより小型モータ20が回転し、これに同期して歯車21が回転し、ダンパギヤ24に力が伝わることでダンパ19がスライドする。ダンパ19の回転による開口率の変化の例として、円環形状軸方向となる真正面方向送風のダンパ状態図を図13に示すように、前側穴30は前側連通部27と50%重なり、後側穴31は後側連通部28と50%重なり、高圧空気発生部6の内部で発生した気流が同量流れ込むようになり、全周で内側気流吹出し口13と外側気流吹出し口14から同時に同風量で吹出され互いの気流が衝突して図14に示す円環状の軸方向となる真正面向きに送風される。
また、円環形状軸に対して30度外向き方向送風の状態図を図15に示すように、前側穴30は前側連通部27と100%重なって完全に開口しているが、後側穴31は後側連通部28の位置とずれているためにダンパ19でふさがれて、高圧空気発生部6の内部で発生した気流が前側連通部27のみに流れて図16に示す外向き方向の広範囲に送風される。このようにダンパ19のスライド位置によって、前側連通部27を通る外側気流吹出し部9からの吹出し気流と後側連通部28を通る内側気流吹出し部8からの吹出し気流の量のバランスで前述のように内側30度から真正面、真正面から外側30度の方向の気流が生成され、これが操作者のコントロールで切替可能となっている。
上記構成と動作により、気流吹出し部を2重に備え、内側気流吹出し部8が外向に傾き、外側気流吹出し部9が内向きに傾いていることで、各気流吹出し部の気流方向に加えて、各気流吹出し部の気流が衝突して合成される中間方向の気流を発生することができ、この風量調整を選択的に行うことで気流方向が変更できる。
また、内側気流吹出し部8と外側気流吹出し部9が同心の円環形状であることで、円環部中心を軸として吹出し部が軸対称形状となるので、円環に対して周方向に一様な風を送ることができ、強風、弱風のムラの無い快適な気流を生成することができる。
また、出し部の環形状の全周にわたって環形状に対して軸方向気流とした通常送風と、全周にわたって軸方向に対して内側に傾いた内向き気流としたスポット送風と、全周にわたって軸方向に対して外側に傾いた外向き気流としたワイド送風と、を切替可能としていることで、全周の気流を送風機真正面の内側に集中して強い涼風を受ける場合と、全周の気流を外側に向けて広範囲で涼風を受ける場合の選択が可能となり、状況に応じた気流を生成することが出来る。
また、内側気流吹出し口13、外側気流吹出し口14への風量を高圧空気発生部6の内部の風量可変機構にて調整することで、1つのアクチュエータで容易にダンパを開閉できる構造とできる。
また、高圧空気発生部6が吹出し口7の環形状外側にあり、ダンパ19が環形状に対して垂直方向にスライドするダンパであって、ダンパ19面内の穴と連通部10に通じる穴との重なり量を変えることで各吹出し部への風量を変更できることで、高圧空気発生部が吹出し部の外側にある場合に1つのアクチュエータで容易にダンパを開閉できる構造とできる。
また、吹出し口が床面26と平行とした気流吹出し部の下方に高圧空気発生部6を備え、前記高圧空気発生部下方に自立できるよう平面スタンド部25を備えたことで、床置きして使用する涼をとるための送風機として適した構成にできる。
本発明にかかる送風機は、送風機を固定したまま風向を変える構成により、涼風範囲の拡大とドラフト感の抑制効果とともに直接風による体感温度低減や室内空気の循環作用の提供ができるため、住宅用の室内空気の撹拌を目的に使用される各種送風機器等として有用である。
1 送風機
2 箱体
3 吸込み口
4 羽根車
5 モータ
6 高圧空気発生部
7 吹出し口
8 内側気流吹出し部
9 外側気流吹出し部
10 連通部
11 取付部材
12 天井
13 内側気流吹出し口
14 外側気流吹出し口
15 天井側連通部
16 天井逆側連通部
17 送風方向送風部の外側気流吹出し部
18 対面内側気流吹出し部
19 ダンパ
20 小型モータ
21 歯車
22 天井側穴
23 天井逆側穴
24 ダンパギヤ
25 平面スタンド部
26 床面
27 前側連通部
28 後側連通部
29 操作ボタン
30 前側穴
31 後側穴
100 送風機組立体
101 環状ノズル
102 中央開口部
110 内部通路
112 口
114 コアンダ面
118 外側ケーシング
116 基部
120 選択ボタン
122 モータ
126 モータハウジング
130 インペラ
132 ディフューザ
134 入口
136 出口
144 出口
148 ガイド部分

Claims (10)

  1. 箱体に空気を取り入れる吸込み口と、高圧空気を発生するための羽根車と前記羽根車を駆動するためのモータで構成された高圧空気発生手段とが設けられた高圧空気発生部と、高圧空気を気流として吹出すための吹出し口を有する環形状の気流吹出し部を備えた送風機であって、
    前記気流吹出し部を環形状に対して内外方向に平行となるよう2重に備え、
    各気流吹出し部は内部を空気が流れる連通部を介して前記高圧空気発生部に保持され、
    各吹出し口は前記気流吹出し部の環形状に対してほぼ垂直方向に開口し、内側の気流吹出し部が外向きに傾き、外側の気流吹出し部が内向きに傾き、各気流吹出し部の風量を変更することで、環形状に対して内外方向の送風角度を変更できる送風機。
  2. 気流吹出し部が同心の円環形状である請求項1に記載の送風機。
  3. 気流吹出し部の環形状の全周にわたって環形状に対して軸方向気流とした通常送風と、全周にわたって軸方向に対して内側に傾いた内向き気流としたスポット送風と、全周にわたって軸方向に対して外側に傾いた外向き気流としたワイド送風と、を切替可能とした請求項1または2に記載の送風機。
  4. 気流吹出し部を環形状の周方向に等しい幅で偶数分割となるように分割し、任意箇所の吹出し部を外向き送風部とし、前記外向き送風部から最遠方となって向かい合う吹出し口を内向き送風部として、任意箇所の送風部を切り替えることで風向変化を可能とした請求項1から3のいずれかに記載の送風機。
  5. 気流吹出し部が内外方向に接する請求項1から4のいずれかに記載の送風機。
  6. 各気流吹出し部への風量を高圧空気発生部内の風量可変機構にて調整する請求項1から5のいずれかに記載の送風機。
  7. 高圧空気発生部が気流吹出し部の環形状内側にあり、かつダンパが環形状に対して周方向にスライドする円管形状であって、円管曲面部に空けられた穴と連通部に通じる穴との重なり量を変えることで各吹出し部への風量を変更できる請求項6に記載の送風機。
  8. 天井面に略平行となるように設置した気流吹出し部の中央に高圧空気発生部を備え、前記高圧空気発生部からの環形状に対して周方向の複数の連通部を介して前記気流吹出し部を保持し、前記高圧空気発生部を天井に取り付けた請求項7に記載の送風機。
  9. 高圧空気発生部が気流吹出し部の環形状外側にあり、ダンパが環形状に対して垂直方向にスライドするダンパであって、前記ダンパ面内の穴と連通部に通じる穴との重なり量を変えることで各気流吹出し部への風量を変更できる請求項6に記載の送風機。
  10. 床面に略垂直となるように設置した気流吹出し部の下方に高圧空気発生部を備え、前記高圧空気発生部下方に自立できるようスタンド部を備えた請求項9に記載の送風機。
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