JP2019147452A - ダンプトラック - Google Patents

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Abstract

【課題】できるだけサイズを大きくせずに容易且つ確実に開閉ゲートのロック及びロック解除を行えるようにする。【解決手段】ダンプトラックにおいて、テールゲート7の底板と反対側の外側面7bに閂部材11を収容し、外側面7bに、閂部材11をスライド移動可能に支持する閂支持部12を設け、テールゲート7に隣接する側板6に、閂部材11の先端側が係止された状態でテールゲート7を閉じ位置に保持する被係止部材14を設け、外側面7bにおける閂支持部12と離れた位置に閂部材11の基端側が収容される鞘部材15を設ける。【選択図】図1A

Description

本発明は、縦板のうち一部が開閉可能な開閉ゲートを有するダンプトラックに関し、特にその開閉ゲートをロックする構成に関する。
従来より、例えば、特許文献1のように、床板と、この床板の外周全体に亘って立設された縦板とを有し、下部ヒンジを支点に上方から下方に回動して上開きする一方、下部ヒンジを支点に上方から下方に回動して上開きする開閉ゲートが上記縦板の一部で構成された荷台を有するダンプトラックが知られている。
特許第4452142号公報(特に図4)
このようなダンプトラックでは、上開きした状態で、積載物をダンプ作業するときに、下開きする際にヒンジとして機能するヒンジ構成部材が開閉ゲートの積載物の通過する場所に飛び出しているので、このヒンジ構成部材に積載物が接触するという問題がある。
このため、開閉ゲートのヒンジ構成部材や開閉ゲートを閉じ状態に維持するロック部材を開閉ゲートの積載物が通過する面に飛び出ないようにする必要がある。すると、開閉ゲートの底板と反対側の外側面に上記ロック部材を設けることになる。
一方で、積載物を積み込みすぎると開閉ゲートには積載物の荷重が加わって開きにくくなることがある。このため、操作性をよくするためにロック部材の構成部品のサイズを大きくすると、ダンプ作業して他の容器、ホッパー車等に積み込む際に外側面に設けたロック部材が接触しやすいという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、できるだけサイズを大きくせずに容易且つ確実に開閉ゲートのロック及びロック解除を行えるようにすることにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、閂部材の構成に工夫を加えた。
具体的には、第1の発明では、底板と、該底板に立設された複数の縦板とを備え、該複数の縦板のうちの一部が回動して上開きする開閉ゲートを有する荷台を備えたダンプトラックを前提とする。
そして、上記ダンプトラックは、
上記開閉ゲートの上記底板と反対側の外側面に収容される閂部材と、
上記外側面に設けられ、上記閂部材をスライド移動可能に支持する閂支持部と、
上記開閉ゲートに隣接する上記縦板に設けられ、上記閂部材の先端側が係止された状態で該開閉ゲートを閉じ位置に保持する被係止部材と、
上記外側面における上記閂支持部と離れた位置に設けられ、閂部材の基端側が収容される鞘部材とを備えている。
上記の構成によると、閂部材、閂支持部及び鞘部材が開閉ゲートの底板と反対側の外周面に設けられているので、開閉ゲートを開いてダンプ作業するときには、これらに積載物が引っ掛かることはない。また、これらの部材が開閉ゲートから出っ張らないので、容器、ホッパー車等に積載物を積み込む際に接触しない。さらに、閂部材が鞘部材に収容されるので、閂部材のサイズを大きくしてもぐらつくことはない。また、閂部材のサイズを大きくできれば、積載物から圧力を受けても開閉ゲートを開く操作をしやすい。
第2の発明では、第1の発明において、
上記外側面には、凹部が形成されており、
上記閂部材、上記閂支持部及び上記鞘部材は、上記凹部の内部に設けられている。
上記の構成によると、凹部に閂部材、閂支持部及び鞘部材を収容することで、これらが凹部から出っ張らず、閉じ状態及び開閉操作時に引っ掛かりにくく、見映えもよい。
第3の発明では、第1又は第2の発明において、
上記閂部材は、
上記閂支持部にスライド移動可能に支持されて先端側が上記被係止部材に係止される第1直線部と、
上記第1直線部に連続して垂直に曲げられて指を引っ掛ける引っ掛け部と、
上記引っ掛け部から折り曲げられて上記第1直線部と同じ方向に平行に延び、該第1直線部よりも短く、上記鞘部材に収容される第2直線部とを備えている。
上記の構成によると、引っ掛け部の長さを適度に保つことで、容易に操作性を向上させることができ、また、第1直線部の最大ストロークを考慮して鞘部材から第2直線部が抜け出さないように設定しやすい。
第4の発明では、第3の発明において、
上記鞘部材には、上記引っ掛け部と上記第2直線部との角部が移動可能な切欠部が形成されている。
上記の構成によると、鞘部材の切欠部のストロークを調整することで、容易に第1直線部のストローク調整を行える。
第5の発明では、第1から第4のいずれか1つの発明において、
上記閂支持部には、上記閂部材を上記被係止部材側に付勢する付勢部材が設けられている。
上記の構成によると、閂部材を回避位置までスライド移動させてテールゲートを閉じ位置に回動させた後、手を離せば、付勢部材に付勢されて閂部材が被係止部材に自動的に係止されてロックされる。また、閂部材の後端側が鞘部材に自動で収容されるので、閂部材のサイズを大きくしてもぐらついたり、邪魔になったりしない。
第6の発明では、第5の発明において、
上記閂部材は、棒状部材が折れ曲がった状態に形成されており、
上記付勢部材は、圧縮コイルバネであり、上記閂部材の第1直線部の外周に嵌め込まれた状態で、上記閂支持部に収容されている。
上記の構成によると、簡単且つコンパクトな構成で閂部材を確実に付勢することができる。
第7の発明では、第1から第6のいずれか1つの発明において、
上記開閉ゲートは、下部ヒンジを支点に上方から下方に回動して上開き可能に構成されたテールゲートであり、
上記テールゲートを上開きした状態で後方にダンプ作業を行えるように構成されている。
上記の構成によると、テールゲートを開いてダンプ作業するときに、閂部材、閂支持部及び鞘部材がテールゲートの外側面に設けられているので、これらにテールゲートの底板側を滑り落ちる積載物が引っ掛からない。
第8の発明では、第1から第6のいずれか1つの発明において、
上記開閉ゲートは、上下に延びるヒンジ軸を中心に観音開きする一対の観音開き開閉ゲートであり、
上記被係止部材は、上記開閉ゲートの下方の縦板に設けられている。
上記の構成によると、観音開き開閉ゲートを開いて他の縦板の外側面に当接させた状態としたときに、閂部材、閂支持部及び鞘部材が内面に位置付けられて邪魔にならない。
以上説明したように、本発明によれば、できるだけサイズを大きくせずに容易且つ確実に開閉ゲートのロック及びロック解除を行うことができる。
本発明の実施形態1に係るテールゲートの左半分及びその周辺を拡大して示す背面図である。 本発明の実施形態1に係るテールゲート及びその周辺を拡大して示す側面図である。 図3のIC部拡大平面図である。 鞘部材を拡大して示す底面図である。 本発明の実施形態1に係るダンプトラックを示す側面図である。 本発明の実施形態1に係るダンプトラックを示す平面図である。 本発明の実施形態1に係るダンプトラックを示す背面図である。 本発明の実施形態2に係るダンプトラックを示す側面図である。 本発明の実施形態2に係るダンプトラックを示す平面図である。 本発明の実施形態2に係るダンプトラックを示す背面図である。 図7のVIII部拡大背面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
図2〜図4は、本発明の実施形態1に係るダンプトラック1を示し、このダンプトラック1は、走行可能な車両2の前側に運転室3が設けられ、車台2a上に前後に延びるサブフレーム4が固定されている。このサブフレーム4の上に荷台5が例えば、図示しない起伏シリンダにより、起伏可能に搭載されている。すなわち、荷台5は、後端のダンプ軸5aを中心に起伏されることでダンプ作業ができるようになっている。
荷台5は、縦板としての左右一対の側板6と、その後方の縦板の一部で、開閉ゲートとしてのテールゲート7と、底板8とを備えている。このダンプトラック1は、底板8の後側が後方に向かって上方へ傾斜している。これにより、排出位置を高くして塵芥収集車への積荷の載せ替えやダンプトラック1から離れた位置に排出し易くすることができ、また、積荷から汚水が出ても後ろから漏れないようにしている。その底板8の形状に合わせて左右一対の側板6の後側底辺は、後方に向かって上方へ傾斜している。このため、テールゲート7は、上下の高さが比較的低いものとなっている。
図1A〜図1Cに拡大して示すように、テールゲート7は、荷台5の後端下部の下部ヒンジ7aを中心に上開き可能に構成されている。例えば、図1Bに二点鎖線で示すように、最も開いた上開き状態で底板8と略平行になるように、図示しないストッパ等により開度が設定されている。なお、図中(C)はテールゲート7の閉じ位置を、(O)は開き位置をそれぞれ示す。
そして、テールゲート7は、その外周縁等に設けられた角筒状のスチフナ7cによって補強されており、底板8側(前面側)は、平坦な鋼板等で構成されている。この平坦な鋼板とスチフナ7cによってテールゲートの底板8と反対側(後面側)には、背面視で略矩形状に区切られた凹部9が凹陥されている。この凹部9に、テールゲート7を閉じ位置にロックするロック機構10が設けられている。ロック機構10は、テールゲート7の左右端部にそれぞれ設けられている。
ロック機構10は、上記凹部9に収容される閂部材11を備えている。この閂部材11は、凹部9に設けられた閂支持部12にスライド移動可能に支持されている。テールゲート7に隣接する側板6の後面には、閂部材11の先端側が係止された状態でテールゲート7を閉じ位置(C)に保持する被係止部材14が設けられている。そして、凹部9における閂支持部12と離れた位置には、閂部材11の基端側が収容される鞘部材15が設けられている。
具体的には、閂部材11は、例えば、丸鋼を折り曲げて形成され、閂支持部12に水平方向にスライド移動可能に支持されて先端側が被係止部材14に係止される第1直線部11aと、第1直線部11aに連続して垂直に曲げられ、指を引っ掛けるための引っ掛け部11bと、引っ掛け部11bから折り曲げられて第1直線部11aと同じ方向に平行に延び、この第1直線部11aよりも短く、鞘部材15に収容される第2直線部11cとを備えている。
閂支持部12は、例えば、鋼板をU字状に折り曲げ形成した部材よりなり、対向する左右一対の側壁12aに形成した貫通孔(図示せず)に第1直線部11aが挿通されるように構成されている。閂支持部12は、例えば凹部9を形成する上側のスチフナ7cの下面に溶接されている。本実施形態では、左右外側のスチフナ7cの一部に閂支持部12が入り込んでいるが、左右外側のスチフナ7cの左右内側側面に閂支持部12の左右外側の側壁12aが当接する位置関係でもよい。
閂支持部12には、閂部材11を被係止部材14側に付勢する付勢部材としての圧縮コイルバネ13が設けられている。閂部材11の第1直線部11aには、固定ワッシャ11dが固定されており、圧縮コイルバネ13は、閂部材11の第1直線部11aの外周に嵌め込まれた状態で、左右内側の閂支持部12の側壁12aと固定ワッシャ11dとの間に収容されている。これにより、閂支持部12を左右内側にスライド移動させると、圧縮コイルバネ13が圧縮され、その反力で図1Aに白抜き矢印で示す方向に閂部材11を左右外側の閉じ位置(C)に付勢するように構成されている。このように、簡単且つコンパクトな構成で閂部材11を確実に被係止部材14の方向へ付勢することができるようになっている。
鞘部材15は、図1Dにも示すように、例えば鋼板を折り曲げ形成して構成され、引っ掛け部11bと第2直線部11cとの角部が移動可能な切欠部15aが形成されている。この鞘部材15は、例えば、断面L字状に鋼板を折り曲げ、左右内側端部に切欠部15aが形成されている。切欠部15aは、圧縮コイルバネ13に押されて引っ掛け部11bが当接して閂部材11が閉じ位置(C)に保持される閉じ位置端部15bと、引っ掛け部11bを左右内側の回避位置(図1DでEで示す)までスライド移動させた後、少しだけ凹部9の底面側へ回動させ、圧縮コイルバネ13の付勢力で左右外側に引っ掛け部11bをスライド移動させて引っ掛けて閂部材11を開き位置(O)に保持可能な開き位置端部15cとが形成されている。引っ掛け部11bを左右内側の回避位置(E)にスライド移動させたときに、圧縮された圧縮コイルバネ13により閂部材11の最大スライド量が規定されるようにしてもよい。この最大スライド量となったときに、第2直線部11cが鞘部材15から外れてしまわないように位置関係を設定するとよい。このように本実施形態では、鞘部材15の切欠部15aのストロークを調整することで、容易に第1直線部11aのストローク調整を行えるようになっている。
図1A〜図1Cに示すように、被係止部材14は、例えば、鋼板をL字状に折り曲げ形成したもので構成され、第1直線部11aの先端側が挿入される係止孔14aが形成され、左右の側板6の後面の適切な位置に溶接等により固定されている。
このように構成することにより、図1Aに実線で示す閂部材11の閉じ位置(C)では、圧縮コイルバネ13に付勢されて第1直線部11aの先端側が被係止部材14の係止孔14aに係止されることで、走行中の振動等によっても意図せずロック機構10のロックが外れることはない。
そして、テールゲート7を開くときには、上下に比較的長い引っ掛け部11bに複数の指をかけることで左右内側に移動させる。このとき、凹部9の限られた領域で最大限に引っ掛け部11bの長さを保つことで、テールゲート7に積載物としての塵芥等の圧力が掛かっていても閂部材11を容易にスライド移動させることができる。
そして、引っ掛け部11bを切欠部15aから外れる回避位置(E)までスライド移動させた後、凹部9の底面に向かって少しだけ回動させた後、手を離して図1Dに示す開き位置端部15cに保持する。左右反対側のロック機構10についても同じ動作をする。それにより、テールゲート7が開く。
次いで、図2に二点鎖線で示すように、荷台5を傾動させ、ダンプ作業を行う。本実施形態では、テールゲート7を開いてダンプ作業するときに、閂部材11、閂支持部12及び鞘部材15がテールゲート7の外側面7bの凹部9に設けられているので、テールゲート7の底板8側の平坦面を滑り落ちる積載物が引っ掛からない。
ダンプ作業が終了して荷台5が図2で実線で示す位置に戻ると、テールゲート7を元の閉じ位置(C)まで回動させ、引っ掛け部11bを左右内側の回避位置(E)までスライド移動させたのち凹部9の底面から離れる方向に少し回動させ、手を離すと、圧縮コイルバネ13に付勢されて第1直線部11aの先端側が被係止部材14の係止孔14aの係止され、ロックされる。このように、閂部材11を回避位置(E)までスライド移動させてテールゲート7を閉じ位置(C)に回動させた後、手を離せば、閂部材11が被係止部材14に自動的に係止されてロックされる。また、閂部材11の後端側が鞘部材15に自動で収容されるので、閂部材11のサイズを大きくしてもぐらついたり、邪魔になったりしない。
以上説明したように本実施形態では、閂部材11、閂支持部12及び鞘部材15がテールゲート7の底板8と反対側の外周面に設けた凹部9に収容されているので、テールゲート7を開いてダンプ作業するときには、これらに積載物が引っ掛かることはなく、テールゲート7から出っ張らないので、容器、ホッパー車等に積載物を積み込む際に接触しない。
さらに、閂部材11が鞘部材15に収容されるので、閂部材11のサイズを大きくしてもぐらつくことはない上に、閂部材11のサイズを凹部9に収まる範囲内で大きくできれば、積載物から圧力を受けてもテールゲート7を開く操作をしやすい。
本実施形態では、上下高さが比較的低いテールゲート7の限られた範囲の凹部9内で、引っ掛け部11bの長さを適度に保つことができ、容易に操作性を向上させることができる。
したがって、本実施形態に係るダンプトラック1によると、できるだけロック機構10のサイズを大きくせずに容易且つ確実にテールゲート7のロック及びロック解除を行うことができる。
(実施形態2)
図5〜図8は本発明の実施形態2に係るダンプトラックの荷台105を示し、特にテールゲート107の開き方が異なる点で上記実施形態1と異なる。なお、本実施形態では、図1A〜図4と同じ部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
本実施形態の荷台105も、上記実施形態1の車両2と同様又はそれよりも大きなトラックのサブフレームに搭載されている。荷台105の後側は、上半分が後方視認性確保等のために外側面107bが網状となった一対のテールゲート107が観音開き状に設けられ、下半分が鋼板で構成された観音開き状の一対の縦板111で構成されている。
本実施形態のテールゲート107は、左右の側板106の後端に設けた上下に延びるヒンジ軸107aを中心に観音開き可能に構成されている。一対のテールゲート107は、上記実施形態1のロック機構10と同様の構成のロック機構110でロックされると共に、複数のロック部材112でロック可能となっている。
一対の縦板111は、左右の側板106の後端に設けた上下に延びるヒンジ軸111aを中心に観音開き可能に構成されている。一対の縦板111も複数のロック部材112でロック可能となっている。
本実施形態のロック機構110は、基本的には上記実施形態1のロック機構10と同じ構成であるが、そのスライド方向が水平方向ではなく上下方向となっている。また、被係止部材114は、下方の左右一対の縦板111のスチフナ111bにそれぞれ形成されており、その係止孔114aに第1直線部11aの先端側が挿入されるようになっている。
本実施形態のテールゲート107の外側面107bは網構造となっているため、鞘部材15は網構造部分に溶接等により固定されている。また、背面視矩形枠状に配置されたスチフナ107cよりも網構造部分が厚さが薄いので、網構造部を底面とする背面視矩形状の凹部109も形成されている。この凹部109に上記実施形態1と同様に閂部材11、閂支持部12及び鞘部材15が収容されている。
本実施形態では、観音開きテールゲート107を開いて左右の側板106の外側面に当接させた保持した状態としたときに、閂部材11、閂支持部12及び鞘部材15が凹部109内に収容されていて邪魔にならない。このため、車幅が大きくならず、荷台105の積み込みや積み降ろし作業のときに邪魔にならない。
したがって、本実施形態に係るテールゲート107においても、できるだけロック機構110のサイズを大きくせずに容易且つ確実にテールゲート107のロック及びロック解除を行うことができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
すなわち、上記実施形態1では、ダンプトラック1は、軽自動車をベースとしているが、これに限定されず、普通自動車をベースとしたダンプトラックにも適用可能である。
また、上記実施形態では、テールゲート7のロック機構として説明しているが、サイドゲートのロック機構にも適用できる。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではない。
1 ダンプトラック
2 車両
2a 車台
3 運転室
4 サブフレーム
5 荷台
5a ダンプ軸
6 側板(縦板)
7 テールゲート(縦板、開閉ゲート)
7a 下部ヒンジ
7b 外側面
7c スチフナ
8 底板
9 凹部
10 ロック機構
11 閂部材
11a 第1直線部(先端側)
11b 引っ掛け部
11c 第2直線部(基端側)
11d 固定ワッシャ
12 閂支持部
12a 側壁
13 圧縮コイルバネ
14 被係止部材
14a 係止孔
15 鞘部材
15a 切欠部
15b 位置端部
15c 位置端部
105 荷台
106 側板
107 テールゲート
107a ヒンジ軸
107b 外側面
107c スチフナ
108 底板
109 凹部
110 ロック機構
111 縦板
111a ヒンジ軸
111b スチフナ
112 ロック部材
114 被係止部材
114a 係止孔

Claims (8)

  1. 底板と、該底板に立設された複数の縦板とを備え、該複数の縦板のうちの一部が回動して開閉する開閉ゲートを有する荷台を備えたダンプトラックにおいて、
    上記開閉ゲートの上記底板と反対側の外側面に収容される閂部材と、
    上記外側面に設けられ、上記閂部材をスライド移動可能に支持する閂支持部と、
    上記開閉ゲートに隣接する上記縦板に設けられ、上記閂部材の先端側が係止された状態で該開閉ゲートを閉じ位置に保持する被係止部材と、
    上記外側面における上記閂支持部と離れた位置に設けられ、閂部材の基端側が収容される鞘部材とを備えている
    ことを特徴とするダンプトラック。
  2. 請求項1に記載のダンプトラックにおいて、
    上記外側面には、凹部が形成されており、
    上記閂部材、上記閂支持部及び上記鞘部材は、上記凹部の内部に設けられている
    ことを特徴とするダンプトラック。
  3. 請求項1又は2に記載のダンプトラックにおいて、
    上記閂部材は、
    上記閂支持部にスライド移動可能に支持されて先端側が上記被係止部材に係止される第1直線部と、
    上記第1直線部に連続して垂直に曲げられて指を引っ掛ける引っ掛け部と、
    上記引っ掛け部から折り曲げられて上記第1直線部と同じ方向に平行に延び、該第1直線部よりも短く、上記鞘部材に収容される第2直線部とを備えている
    ことを特徴とするダンプトラック。
  4. 請求項3に記載のダンプトラックにおいて、
    上記鞘部材には、上記引っ掛け部と上記第2直線部との角部が移動可能な切欠部が形成されている
    ことを特徴とするダンプトラック。
  5. 請求項1から4のいずれか1つに記載のダンプトラックにおいて、
    上記閂支持部には、上記閂部材を上記被係止部材側に付勢する付勢部材が設けられている
    ことを特徴とするダンプトラック。
  6. 請求項5に記載のダンプトラックにおいて、
    上記閂部材は、棒状部材が折れ曲がった状態に形成されており、
    上記付勢部材は、圧縮コイルバネであり、上記閂部材の第1直線部の外周に嵌め込まれた状態で、上記閂支持部に収容されている
    ことを特徴とするダンプトラック。
  7. 請求項1から6のいずれか1つに記載のダンプトラックにおいて、
    上記開閉ゲートは、下部ヒンジを支点に上方から下方に回動して上開き可能に構成されたテールゲートであり、
    上記テールゲートを上開きした状態で後方にダンプ作業を行えるように構成されている
    ことを特徴とするダンプトラック。
  8. 請求項1から6のいずれか1つに記載のダンプトラックにおいて、
    上記開閉ゲートは、上下に延びるヒンジ軸を中心に観音開きする一対の観音開き開閉ゲートであり、
    上記被係止部材は、上記開閉ゲートの下方の縦板に設けられている
    ことを特徴とするダンプトラック。
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