JP2019146829A - 空気浄化装置 - Google Patents

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Yuichi Kamihara
雄一 神原
北浦 理
Osamu Kitaura
理 北浦
列樹 中島
Tsuraki Nakajima
列樹 中島
一輝 中田
Kazuki Nakata
一輝 中田
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Abstract

【課題】次亜塩素酸の発生量のばらつきを抑制できる空気浄化装置を提供することを目的とする。【解決手段】制御部4は、制御部4に電圧が印加されると、使用者に貯水容器19内に水を入れることを促す。次に、制御部4は、水位検知部25が水を検知すると使用者に診断ボタン26aを押すことを促し、診断ボタン26aが押されると、電解ユニット22によって貯水容器19内の水に電流を流し、貯水容器19内の水の導電率である第1の導電率を換算する。最後に、制御部4は、第1の導電率が、所定の範囲内の導電率であるかを判定する。【選択図】図9

Description

本発明は、水に通電することにより得られる電解水を用いて、空気中の細菌、真菌、ウイルス、臭いなどの除去を行う空気浄化装置に関するものである。
従来のこの種の空気浄化装置の構造は、以下のようになっていた。
すなわち、水道水に食塩水タンクから食塩を自動投入し、電気分解して電解水を生成させ、この電解水をフィルター部に供給し、空気と電解水を接触させ、空気中に浮遊するウイルス等の除去を図る構成となっていた(例えば下記特許文献1)。
特開2010−29244号公報
このような従来の空気浄化装置においては、最初の貯水容器内の水が、新しい水道水ではなく、例えば、一度使用した水、つまり前回使用した塩化ナトリウムを含んだ水溶液の場合には、新しい水道水に比べて次亜塩素酸の発生量が異なる。このように、最初の貯水容器内の水によって、次亜塩素酸の発生量が、ばらつくという課題があった。
そして、この目的を達成するために本発明は、吸込口と吹出口とを有する本体ケースと、前記本体ケースに設けられた水を貯水する貯水容器と、前記貯水容器内に設けられ、水を検知する水検知部と、前記貯水容器内に設けられ、前記貯水容器内の水を電気分解する電解ユニットと、前記貯水容器内の水に一部が浸漬するフィルター部分と、前記フィルター部分に空気を送風する送風機と、前記電解ユニットと前記フィルター部分と前記送風機とを制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記制御部に電圧が印加されると、使用者に前記貯水容器内に水を入れることを促し、前記制御部は、前記水検知部が水を検知すると前記使用者に診断ボタンを押すことを促し、前記制御部は、前記診断ボタンが押されると、前記電解ユニットによって前記貯水容器内の水に電流を流し、前記貯水容器内の水の導電率である第1の導電率を換算し、前記制御部は、前記第1の導電率が、所定の範囲内の導電率であるかを判定することを特徴としたものであり、これら手段により、初期の目的を達成するものである。
以上のように本発明は、次亜塩素酸の発生量のばらつきを抑制できる空気浄化装置を提供することができる。
本発明の実施の形態1の空気浄化装置の斜視図 同空気浄化装置の斜視図 同空気浄化装置の斜視図 同空気浄化装置の断面図 同空気浄化装置の機能ブロックを示す図 同空気浄化装置の貯水容器の斜視図 同空気浄化装置の操作部を示す図 同空気浄化装置の表示部を示す図 同空気浄化装置の制御部の処理を示すフローチャート
(実施の形態1)
まず、本発明に係る空気浄化装置について、図1〜図5を用いて説明する。
図1、図2、図3は、本発明の実施の形態1の空気浄化装置の斜視図である。なお、図1は、空気浄化装置を前面側から見た図である。図2は、パネルを開いた空気浄化装置を前面側から見た図であり、空気浄化部を取り外した状態である。図3は、パネルを開いた空気浄化装置を前面側から見た図であり、空気浄化部を取り外し、貯水容器からタンク部材とフィルター部分とを出し、電解ユニットを下した状態である。図4は、図1の断面図であり、パネルを開いた状態を示している。図5は、タンク部材とフィルター部分とを貯水容器から出し、貯水容器を上方から見た図である。
図1〜図5に示すように、本実施の形態の空気浄化装置は、略箱形状の本体ケース1と、送風機2と、空気浄化部3と、制御部4と、操作部5と、表示部6とを備える。
以下、空気浄化装置の詳細な構成について説明する。
本体ケース1には、吸気口7と、吹出口8と、操作カバー9と、パネル10とが設けられている。
吸気口7は、本体ケース1の両側面に設けられている。吹出口8は、開閉式であって、本体ケース1の天面における背面側に設けられている。なお、図1、図2では、吹出口8は開いた状態である。本体ケース1の天面における前面側には、仰角方向に回転自在な操作カバー9が設けられている。操作カバー9を開くと、内部には操作部5が設けられている。
本体ケース1の前面側には、開閉可能なパネル10が設けられている。パネル10の上部には、窓部分11を備えている。窓部分11は、パネルに設けられた横長四角形状の開口が、透明な樹脂板に覆われた構造である。本体ケース1の外側から、窓部分11を介して、本体ケース1内の表示部6を見ることができる。
パネル10を開くと、本体ケース1内の下部には、空洞部12が設けられている。空洞部12は、本体ケースにおける前面側の横長四角形状の開口12aから、本体ケース1における背面側へ水平方向に延びた穴である。空洞部12内には、空気浄化部3が設けられている。空気浄化部は3、図2に示すように、空洞部12内から本体ケース1外へ取り出すことが出来る。
本体ケース1内には、図4に示すように、吸気口7と吹出口8とを連通する風路13が設けられている。この風路13には、吸気口7から順に、空気浄化部3(貯水容器、フィルター部分)、送風機2、吹出口8が設けられている。送風機2のモータ部14によってファン部15が回転すると、吸気口7から本体ケース1内に入った外部の空気は、順に、空気浄化部3貯水容器、フィルター部分)、送風機2、吹出口8を介して、本体ケース1から吹き出される。
送風機2は、本体ケースの中央部に設けられ、モータ部14と、モータ部14により回転するファン部15と、それらを囲むスクロール形状のケーシング部16とを備えている。
モータ部14は、ケーシング部16に固定されている。
ファン部15は、シロッコファンで、モータ部14から水平方向に延びた回転軸(図示せず)に固定されている。モータ部14の回転軸は、本体ケース1の前面側から背面側に延びている。
ケーシング部16には、吐出口17と吸込口18とが設けられている。吐出口17は、ケーシング部16の本体ケース1における上面側に設けられている。また、吸込口18は、ケーシング部16の本体ケース1における前面側に設けられている。モータ部14によって、ファン部15が回転すると、ケーシング部16の吸込口18からケーシング部16内に空気が吸い込まれ、この吸い込まれた空気は、吐出口17からケーシング部16外へ送風される。
空気浄化部3は、貯水容器19と、タンク部材20と、フィルター部分21と、電解ユニット22とを備えている。
貯水容器19は、天面に開口が設けられた箱形状をしており、水を貯水できる構造となっている。貯水容器19は、本体ケース1の下部に配置されており、空洞部12から水平方向にスライドして着脱可能となっている。貯水容器19は、タンク部材20から供給される水を貯水する。
タンク部材20は、本体ケース1内部の下部に設置され貯水容器19から着脱可能な構造となっている。タンク部材20は、貯水容器19の底面に設けられたタンク保持部23に装着されている。タンク部材20は、水を貯水するタンク20aと、タンク20aの開口(図示せず)に設けられた蓋20bとを備えている。蓋20bの中央には、開閉部(図示せず)が設けられており、この開閉部が開くと、タンク20a内の水が、貯水容器19へ供給される。具体的には、タンク20aの開口を下向きにして、タンク部材20を貯水容器19のタンク保持部23に取り付けると、タンク保持部23によって開閉部が開く。つまり、タンク部材20に水を入れてタンク保持部23に取り付けると、開閉部が開いてタンク部材20から貯水容器19に給水され、貯水容器19内に水が溜まる。貯水容器19内の水位が上昇して水が蓋20bのところまで到達するとタンク部材20の開口が水封されるので給水が停止する。タンク部材20の内部には水が残っており、貯水容器19内の水位が下がった場合に都度、タンク20a内部の水が貯水容器19に給水される。即ち、貯水容器19内の水位は一定に保たれる。
フィルター部分21は、貯水容器19に貯水された水と、送風機2によって本体ケース1内に吸込まれた室内空気とを接触させる部材である。フィルター部分21には、円筒状に構成され、円周部分に空気が流通可能な孔が設けられたフィルター24が配置されている。フィルター部分21は、フィルター24の一端が貯水容器19の水に浸漬するように、フィルター24の中心軸を回転中心として貯水容器19内に回転自在に内蔵されている。そして、フィルター部分21は、後述する駆動部によって回転され、水と室内空気を連続的に接触させる構造となっている。
電解ユニット22は、本体ケース1に上下方向に移動可能に設けられている。図2では、電解ユニット22は、上方に移動されているので、見えない状態である。図3は、電解ユニット22は、下方に移動された状態である。電解ユニット22は、第1の電極(図示せず)と、第2の電極(図示せず)とを有する。貯水容器19を、本体ケース1の下部の空洞部12に装着し、電解ユニット22を下方に移動させると、第1の電極と第2の電極とを貯水容器19内に浸らせた状態となる(図3参照)。第1の電極と第2の電極とを貯水容器19内に浸らせた状態で第1の電極と第2の電極に電圧を印加すると、使用者によって投入された電解促進溶剤(図示せず)が入った貯水容器19内の水を電気化学的に処理するものである。なお、電解促進溶剤の一例は、塩化ナトリウム水溶液であり、電解ユニット22によって、次亜塩素酸が発生する。また、電解ユニット22は、本体ケース1から着脱可能な構成である。
図5は、本発明の実施の形態1の空気浄化装置の機能ブロックを示す図である。図6は、本発明の実施の形態1の空気浄化装置の貯水容器の斜視図である。
図5、図6に示すように、制御部4は、電解ユニット22と、フィルター部分21(駆動部21a)と、送風機2(モータ部14)と、後述する表示ランプ27を制御する。具体的には、制御部4は、後述する水位検知部25からの信号や、操作ボタン26の操作に応じて、電解ユニット22である第1の電極と第2の電極に印加する電圧、フィルター部分21である駆動部21aの動作、送風機2であるファン部15の回転数、表示ランプ27の点灯、点滅、消灯などを制御する。
水位検知部25は、貯水容器に移動自在に設けられ、水位と共に移動するフロート部分25aと、フロート部分25aの位置を検知する位置検知部分25bとを備えている(図3、6参照)。フロート部分25aの一例は、磁石を内蔵した発泡スチロールが、上下方向に移動自在に貯水容器に装着された構造である。位置検知部分25bの一例は、本体ケース1に固定され、磁石の磁界を検知するホールセンサーである。
図7は、操作部を上方から見た図である。
図7に示すように、操作部5は、本体ケース1の天面における前面側に設けられている。操作部5には、複数の操作ボタン26と、表示ランプ27とを備えている。
操作ボタン26は、診断ボタン26aと、確認ボタン26b、運転モードボタン26c、電源ボタン26dとを備えている。本体ケース1における前面側から見て、中央部には診断ボタン26aが設けられ、診断ボタン26aの右隣には確認ボタン26bが配置されている。確認ボタン26bの右隣には運転モードボタン26cが配置され、操作部5の右端には電源ボタン26dが配置されている。診断ボタン26aと確認ボタン26bと運転モードボタン26cと電源ボタン26dとは、本体ケース1における左右方向に一列に配置されている。
表示ランプ27は、診断ランプ27aと、確認ランプ27bと、モードランプ27cとを備えている。
診断ランプ27aは、診断ボタン26aの本体ケース1における背面側に配置されている。診断ランプ27aの一例は、LED(発光ダイオード)であり、制御部4によって、LEDが点滅、または消灯となる。
確認ランプ27bは、確認ボタン26bの本体ケース1における背面側に配置されている。確認ランプ27bの一例は、LEDであり、制御部4によって、LEDが点滅、または消灯となる。
モードランプ27cは、運転モードボタン26cの本体ケース1における背面側に3つ配置されている。これら3つは、本体ケース1における左右方向に一列に配置され、左端が強モードであり、中央が中モードであり、右端が弱モードである。
図8は、表示部を本体ケースの前面側から見た図である。
図8に示すように、表示部6は、本体ケース1における上部前面側である本体ケース1内に設けられ、本体ケース1のパネル10の窓部分11を介して、本体ケース1の外側から見ることができる。表示部6は、給水ランプ6aと、お手入れランプ6bとを備えている。
給水ランプ6aは、本体ケース1における前面側から見て、表示部6の中央部に配置されている。給水ランプ6aの一例は、LEDであり、制御部4によって、LEDが点灯、または消灯となる。
お手入れランプ6bは、本体ケース1における前面側から見て、給水ランプ6aの左隣りに配置されている。お手入れランプ6bの一例は、LEDであり、制御部4によって、LEDが点灯、または消灯となる。
図9は、本発明の実施の形態1の空気浄化装置の制御部の処理を示すフローチャートである。
本発明に係る空気浄化装置の操作方法および運転動作について説明する。
図6〜図9に示すように、最初に、使用者が、電源コード(図示せず)の電源プラグ(図示せず)を外部電源(コンセント)に接続し(図9、S1)、電源ボタン26dを押す(図9、S2)。電源ボタン26dが押されると、外部電源(図示せず)から電源コードを介して、制御部4に電圧が印加される。ここで、水位検知部25が、貯水容器19内に水があるかどうかを検知する(図9、S3)。通常は、使用者が、前回使用後に、貯水容器19とタンク20a内の水を捨てているので、貯水容器19内には、水が無い状態である。
但し、貯水容器19内に所定量の水が入っていたことを水位検知部25が検知した場合(図9、S3のYes)には、制御部4は、使用者に貯水容器19とタンク20a内の水を捨てさせるために、表示部6のお手入れランプ6bを点灯させる(図9、S4)。これにより、使用者が、前回使用した使用済みの水を捨て忘れることを抑制することができる。お手入れランプ6bを点灯状態では、使用者は、電源プラグを抜き、パネル10を開き、貯水容器19およびタンク20aを取り出し、貯水容器19およびタンク20a内の水を捨て、空の貯水容器19およびタンク20aを本体ケースに1に再び装着し、パネル10を閉める。そして、最初の電源プラグ(図示せず)を外部電源(コンセント)に接続するところから再び始める。なお、使用済みの水とは、塩化ナトリウムを含み、電気分解によって次亜塩素酸を発生させた水である。
一方、貯水容器19内に水が入っていないことを水位検知部25が検知した場合(図9、S3のNo)には、制御部4は、給水ランプ6aを点灯させ、使用者に給水を促す(図9、S5)。使用者は、本体ケース1の前面のパネル10を開き、貯水容器19からタンク部材20を取り外す。使用者は、取り外したタンク部材20に水を入れ、貯水容器19に装着し、本体ケース1のパネルを閉じる(図9、S6)。ここで水位検知部25が、貯水容器19内に水があるかどうかを検知する(図9、S7)。通常は、使用者が、タンク部材20に水を入れ、タンク部材20から貯水容器19に水が供給され、貯水容器19内には、水がある状態である。
但し、貯水容器19内に所定量の水が入っていないことを水位検知部25が検知した場合(図9、S7のNo)には、制御部4は、使用者に貯水容器19とタンク部材20に給水させるために、表示部6の給水ランプ6aの点灯を継続する(図9、S5)。これにより、貯水容器19とタンク部材20への水の入れ忘れを抑制できる。
一方、貯水容器19内に所定量の水が入っていることを水位検知部25が検知した場合(図9、S7のYes)には、水位検知部25から制御部4へ信号が送られる。制御部4は、水位検知部25からの信号を受けると、使用者に診断ボタン26aを押すことを促すために、診断ランプ27aを点滅させる(図9、S8)。
次に、使用者が、診断ランプ27aの点滅を見て、診断ボタン26aを押す(図9、S9)と、制御部4は、電解ユニット22に所定の電圧を印加し(図9、S10)、電解ユニット22によって貯水容器19内の水に電流を流し、貯水容器19内の水の導電率である第1の導電率を換算する(図9、S11)。具体的には、制御部4は、第1の電極と、第2の電極とに所定の電圧を印加し、貯水容器19内の水に電流を流す。制御部4は、この貯水容器19内の水に流れた電流値から、貯水容器19内の水の導電率を換算し、第1の導電率とする。通常は、貯水容器19内には、水道水が入っているので、第1の導電率が、所定の値以下となる。
但し、第1の導電率が、所定の値より大きい場合(図9、S11のNo)には、制御部4は、貯水容器19内の水が、水道水ではないと判断し、診断ランプ27aを消灯させ、使用者に水をお手入れさせるために、表示部6のお手入れランプ6bを点灯させる(図9、S4)。このように、お手入れランプ6bを点灯させることにより、使用者が誤った作業、例えば誤って使用済みの水を入れたことを知らせるので、使用者が作業を誤ることを抑制できる。お手入れランプ6bを点灯状態では、使用者は、電源プラグを抜き、パネル10を開き、貯水容器19およびタンク20aを取り出し、貯水容器19およびタンク20a内の水を捨て、空の貯水容器19およびタンク20aを本体ケースに1に再び装着し、パネル10を閉める。そして、最初の電源プラグ(図示せず)を外部電源(コンセント)に接続することから再び始めなければならない。
一方、第1の導電率が、所定の値以下の場合(図9、S11のYes)には、制御部4は、貯水容器19内の水は、水道水であると判断し、診断ランプ27aを消灯させ、使用者に確認ボタン26bを押すことを促すために、確認ランプ27bを点滅させる(図9、S12)。なお、所定の値とは、一例としては、500μSから2500μSである。これにより、最初の貯水容器19内の水が、新しい水道水なのか、前回使用した塩化ナトリウムを含んだ水溶液なのかを判断できるので、貯水容器19内の水による次亜塩素酸の発生量のバラツキを抑制できる。また、確認ランプ27bを点滅させることにより、使用者へ次の作業を知らせるので、使用者が操作順序を間違うことなく、操作できる。
次に、使用者は、確認ランプ27bの点滅をみて、本体ケース1の前面のパネル10を開き、貯水容器19内に電解促進溶剤を投入する。電解促進溶剤を投入後、使用者は、本体ケース1のパネル10を閉じ(図9、S13)、確認ボタン26bを押す(図9、S14)。
次に、確認ボタン26bが押されると、制御部4は、電解ユニット22によって貯水容器19内の水に電流を流し、貯水容器19内の水の導電率である第2の導電率を換算する。具体的には、制御部4は、第1の電極と、第2の電極とに所定の電圧(第1の導電率を換算する場合に印加した電圧と同じ電圧)を印加し、貯水容器19内の水に電流を流す。制御部4は、この貯水容器19内の水に流れた電流値から、貯水容器19内の水の導電率を換算し、第2の導電率とし、第2の導電率が第1の導電率より大きいかどうかを判定する(図9のS15)。通常、貯水容器19内に電解促進溶剤を投入すると、第2の導電率とし、第2の導電率が第1の導電率より大きくなる。
但し、第2の導電率が第1の導電率と同じ場合(図9、S15のNo)、または、第2の導電率と第1の導電率との差が、所定の範囲内である場合には、制御部4は、使用者が、確認ボタン26bを押す前に、貯水容器19内の水に電解促進溶剤を入れ忘れたと判断し、確認ランプ27bを消灯させ、使用者に水をお手入れさせるために、お手入れランプ6bを点灯させる(図9、S4)。このように、お手入れランプ6bを点灯させることにより、使用者が作業を誤ったことを知らせるので、使用者が作業を誤ることを抑制できる。お手入れランプ6bを点滅状態では、使用者は、電源プラグを抜き、パネル10を開き、貯水容器19およびタンク20aを取り出し、貯水容器19およびタンク20a内の水を捨て、空の貯水容器19およびタンク20aを本体ケースに1に再び装着し、パネル10を閉める。そして、最初の電源コード(図示せず)を外部電源(コンセント)に接続することから再び始めなければならない。
一方、第2の導電率が、第1の導電率より大きい場合(図9、S15のYes)、または、第2の導電率から第1の導電率を引いた差が、所定の範囲より大きい場合には、制御部4は、使用者が、確認ボタン26bを押す前に、貯水容器19内の水に電解促進溶剤を入れたと判断し、確認ランプ27bを消灯させ、使用者に運転モードボタン26cを押すことを促すために、モードランプ27cを点滅させる(図9、S16)。これにより、貯水容器19内の水に、電解促進溶剤が入ったかどうかを判断できるので、電解促進溶剤の入れ忘れを抑制できる。また、運転モードボタン26cを点滅させることにより、使用者へ次の作業を知らせるので、使用者が操作順序を間違うことなく、操作できる。
最後に、使用者は、モードランプ27cの点滅を見て、運転モードボタン26cを押し、運転モードを設定する(図9、S17)。この運転モードに応じて、制御部4は、電解ユニット22である第1の電極と第2の電極によって貯水容器19内の水に流す電流値、フィルター部分21である駆動部の動作、送風機2であるファン部15の回転数を制御する(図9、S18)。
運転モードボタン26cによって、強モードに設定された場合の動作の一例について説明する。制御部4は、電解ユニット22である第1の電極と第2の電極によって、貯水容器19内の水に強モードの電流を流し、塩化ナトリウムを含んだ貯水容器19内の水を電気分解し、次亜塩素酸を発生させる。制御部4は、フィルター24を、次亜塩素酸を含んだ貯水容器19内の水に、フィルター24の一端が浸漬した状態で、駆動部によって回転させ、フィルター24全体に次亜塩素酸を含んだ水を保水させる。制御部4は、強モードの回転数によってファン部15を回転させ、送風機2によって、本体ケース1外の空気をフィルター24へ送風する。フィルター24へ送風された空気は、フィルター24を通過するときに、次亜塩素酸を含んだ空気となる。次亜塩素酸を含んだ空気は、送風機2によって、本体ケース1の吹出口から本体ケース1外へ送風され、本体ケース1外の空間を除菌する。
本発明は、空間に浮遊する微生物を除去する空気浄化装置として適している。
1 本体ケース
2 送風機
3 空気浄化部
4 制御部
5 操作部
6 表示部
6a 給水ランプ
6b お手入れランプ
7 吸気口
8 吹出口
9 操作カバー
10 パネル
11 窓部分
12 空洞部
12a 開口
13 風路
14 モータ部
15 ファン部
16 ケーシング部
17 吐出口
18 吸込口
19 貯水容器
20 タンク部材
20a タンク
20b 蓋
21 フィルター部分
21a 駆動部
22 電解ユニット
23 タンク保持部
24 フィルター
25 水位検知部
25a フロート部分
25b 位置検知部分
26 操作ボタン
26a 診断ボタン
26b 確認ボタン
26c 運転モードボタン
26d 電源ボタン
27 表示ランプ
27a 診断ランプ
27b 確認ランプ
27c モードランプ

Claims (6)

  1. 吸込口と吹出口とを有する本体ケースと、
    前記本体ケースに設けられた水を貯水する貯水容器と、
    前記貯水容器内に設けられ、水を検知する水検知部と、
    前記貯水容器内に設けられ、前記貯水容器内の水を電気分解する電解ユニットと、
    前記貯水容器内の水に一部が浸漬するフィルター部分と、
    前記フィルター部分に空気を送風する送風機と、
    前記電解ユニットと前記フィルター部分と前記送風機とを制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記制御部に電圧が印加されると、使用者に前記貯水容器内に水を入れることを促し、
    前記制御部は、前記水検知部が水を検知すると前記使用者に診断ボタンを押すことを促し、
    前記制御部は、前記診断ボタンが押されると、前記電解ユニットによって前記貯水容器内の水に電流を流し、前記貯水容器内の水の導電率である第1の導電率を換算し、
    前記制御部は、前記第1の導電率が、所定の範囲内の導電率であるかを判定することを特徴とする空気浄化装置。
  2. 前記制御部は、前記第1の導電率が、所定の範囲内の導電率であれば、
    前記使用者に前記本体ケースに設けられた次のステップである確認ボタンを押すことを促すことを特徴とする請求項1に記載の空気浄化装置。
  3. 前記制御部は、前記第1の導電率が、所定の範囲外の導電率であれば、前記使用者にお手入れを促すことを特徴とする請求項1に記載の空気浄化装置。
  4. 前記制御部は、前記確認ボタンが押されると、前記電解ユニットによって前記貯水容器内の水に電流を流し、前記貯水容器内の水の導電率である第2の導電率を換算し、
    前記第2の導電率が前記第1の導電率より大きいかどうかを判定する請求項2に記載の空気浄化装置。
  5. 前記制御部は、前記第2の導電率が前記第1の導電率より大きい場合には、
    前記使用者が、前記確認ボタンを押す前に、前記貯水容器内の水に塩化ナトリウムを入れたと判断し、前記電解ユニット、または前記フィルター部分、または前記送風機の動作が可能となる請求項4に記載の空気浄化装置。
  6. 前記制御部は、前記第2の導電率が前記第1の導電率と同じ場合には、
    前記使用者が、前記確認ボタンを押す前に、前記貯水容器内の水に塩化ナトリウムを入れ忘れたと判断し、前記使用者にお手入れを促すことを特徴とする請求項4に記載の空気浄化装置。
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