JP2019146056A - 通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】通信子局が複数の通信親局と通信する場合、通信子局がそれぞれの通信親局から送信された信号に従って通信内容を適切に書き換えることができる通信方法を提供すること。【解決手段】通信子局である給湯器用リモコン24の通信部24a(発電装置用リモコン19の通信部19a)と複数の通信親局である第一制御装置14の第一通信部14a及び第二制御装置22の第二通信部22aとの間で通信を行う通信方法であって、通信部24aは、第一通信部14a及び第二通信部22aのそれぞれから送信された信号であるポーリング信号及びイベント信号を周期的に受信しており、受信したポーリング信号及ぶイベント信号の状態である信号レベル(Low又はHi)が前回受信したときと今回受信したときとで異なる場合、信号レベルが異なるポーリング信号又はイベント信号に従って通信内容を書き換える。【選択図】図3

Description

本発明は、通信親局と通信子局との間で通信する通信方法に関する。
従来から、例えば、下記特許文献1に開示された無線通信方法が知られている。この従来の無線通信方法は、一つの親局と複数の子局とが通信する場合、親局から固定周期でポーリング信号を送信し、ポーリング先の子局の送信後から次にポーリング信号までの周期をアクセス期間とし、各子局はアクセス期間を利用してパケット又はポーリング要求を親局に送信する。これにより、送信待ち時間を短くすることができるようになっている。
特開2009−100389号公報
ところで、複数の通信親局(通信親局)と通信子局(通信子局)との通信においては、一の通信親局がHiとLowの状態を有するポーリング信号を常にHi又はLowとして送信する一方で、他の通信親局がHiとLowの状態を有するポーリング信号やイベント信号を通信子局に送信して通信子局に対する通信内容を変更しようとする場合がある。この場合、他の通信親局が例えばLowの信号を送信して通信子局に対する通信内容を変更しようとしても、一の通信親局が固定周期で例えばHiのポーリング信号を送信するため、通信子局においては他の通信親局から受信したLowの信号によって表される通信内容が一の通信親局から送信されたHiのポーリング信号によって書き換えられてしまい、通信子局は他の通信親局による通信内容の書き換えを受け付けることができない場合がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、通信子局が複数の通信親局と通信する場合、通信子局がそれぞれの通信親局から送信された信号に従って通信内容を適切に書き換えることができる通信方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る通信方法の発明は、通信子局と複数の通信親局との間で通信を行う通信方法であって、通信子局は、複数の通信親局のそれぞれから送信された信号を周期的に受信しており、受信した信号の状態が前回受信したときと今回受信したときとで異なる場合、状態が異なる今回受信した信号に従って通信内容を書き換える。
これによれば、通信子局は、周期的に受信する信号について、信号の状態が変化した場合においてのみ、今回受信した信号に従って通信内容を書き換えることができる。これにより、複数の通信親機が同時に通信子局と通信している場合であっても、通信子局においては、一の通信親局から先に受信した信号に従って書き換えた通信内容は、その後に他の通信親局から受信した信号の状態が変化しない限り後に受信した信号に従って書き換えられることを防止することができて、書き換えた通信内容を適切に維持することができる。従って、通信子局は、複数の通信親局との通信において、同種の状態に変化可能な信号を常に且つ同時に受信することができ、信号の取りこぼしが生じることを抑制することができる。
本発明によるコジェネレーションシステムを示す概要図である。 図1の第一通信部及び第二通信部と発電装置用リモコンの通信部及び給湯器用リモコンの通信部との通信を示す概略図である。 図1の第一通信部及び第二通信部と給湯器用リモコンの通信部との通信を示すタイムチャートである。 図1の給湯器用リモコンの通信部によって実行される通信プログラムのフローチャートである。
以下、本発明による通信方法をコジェネレーションシステム1に適用した実施形態を説明する。先ず、コジェネレーションシステム1の構成の概要から説明する。図1に示すように、コジェネレーションシステム1は、コジェネレーション装置10及びコジェネレーション装置10と連携可能な給湯システム20を備えている。
コジェネレーション装置10は、電力(具体的には交流電力)を発電するとともに発電に伴って発生する熱を湯として回収して貯湯するものである。このため、コジェネレーション装置10は、発電機11、熱交換器12、電力変換装置13、発電装置制御装置14(以下、第一制御装置14とも称呼する。)、貯湯槽15及び発電装置用リモコン19を備えている。ここで、発電機11及び電力変換装置13は、本発明の発電装置を構成する。発電機11は、直流電力を発電する。発電機としては、燃料と酸化剤ガスとにより発電する燃料電池又は原動機により発電する発電機を用いることができる。
熱交換器12は、一端が発電機11の排熱が排出される発電機11の排出口に接続された流路11bの他端に接続されている。熱交換器12は、熱交換器12と貯湯槽15とを接続する湯水循環回路16上に配設されている。熱交換器12は、流路11bを介して供給される排熱と湯水循環回路16を循環する湯水との間で熱交換を行うものである。
電力変換装置13は、発電機11から供給された直流電力(電流、電圧)を交流電力(電流、電圧)に変換するものである。又、電力変換装置13は、変換した交流電力(電流、電圧)を出力する機能を備えている。電力変換装置13は、系統連系出力経路17bを介して系統電源17aと電気的に接続されている。電力変換装置13から出力される交流電力及び系統電源17aからの交流電力は系統連系出力経路17bに出力されるようになっている。又、電力変換装置13は、系統連系出力経路17bを介して供給される系統電源17aからの交流電力を直流電力に変換して出力する機能も備えている。系統連系出力経路17bには、ブレーカ17dが設けられている。ブレーカ17dは、系統電源17aからの送電が行われている場合であって、何らかの原因により系統連系出力経路17bに異常な電流(例えば、過電流)が流れたときに、自動で系統連系出力経路17bを開路とするようになっている。これにより、コジェネレーション装置10は、異常な電流による損傷等から回避される。
発電装置制御装置14(第一制御装置14)は、発電機11の制御を少なくとも行うものである。具体的には、系統電源17aから電力供給があるときは、電力使用場所A1に設置されている負荷装置17c(例えば、電灯、テレビ、洗濯機、エアコン、冷蔵庫等の電化製品)の消費電力となるように発電機11の発電量の制御を行う。このとき、発電機11の発電する電力より負荷装置17cの消費電力が上回る場合は、その不足電力を系統電源17aから受電して補うようになっている。
又、第一制御装置14は、発電装置用リモコン19及び後述する給湯システム20の給湯器用リモコン24と無線通信をすることにより、発電装置用リモコン19及び給湯器用リモコン24と各種情報の送受信が可能になっている。このため、第一制御装置14は、発電装置用リモコン19に設けられた通信部19a及び給湯器用リモコン24に設けられた通信部24aとの間で、パケット通信方式に従って第一親局として通信する第一通信部14aを備えている。第一通信部14aは、図2に示すように、通信部19a及び通信部24aと無線通信を可能とするために、無線信号を受信するアンテナ14a1を備えている。
貯湯槽15は、発電機11の排熱を熱交換により回収した湯水を貯めるものである。貯湯槽15には、貯湯槽15内の湯水(貯湯水)を循環させるための湯水循環回路16が接続されている。発電機11の発電中にポンプ(図示省略)の駆動によって湯水循環回路16を湯水が循環すると、湯水が流路11bを介して排出された発電機11の排熱を熱交換器12を介して回収することで、湯水が加熱されるようになっている。尚、発電機11の排熱とは、例えば、コジェネレーション装置10の場合、燃料電池の排熱やエンジンの排熱などを言う。しかし、これに限定せず、コジェネレーション装置10それ自体の熱等の回収可能な排熱なら何でも利用できる。又、本実施形態においては、貯湯槽15をコジェネレーション装置10の筐体の内部に設けるが、筐体の外にコジェネレーション装置10の別のユニットとして設けるようにしても良い。
貯湯槽15は、一つの柱状容器を備えており、その内部に温水が層状に、即ち、上部の温水が最も高温であり下部に行くに従って低温となり下部の温水が最も低温であるように貯留されるようになっている。貯湯槽15に貯留されている高温の温水が貯湯槽15の柱状容器の上部から導出され、その導出された分を補給するように水道水等の水(低温の水)が貯湯槽15の柱状容器の下部から導入されるようになっている。尚、貯湯槽15は、貯湯槽15から導出された湯水に水道水が合流するように構成されるようにしても良い。これにより、貯湯槽15からの湯水が降温される。
貯湯槽15には、給湯システム20の給湯器21に一端が接続されている給湯管18の他端が接続されている。貯湯槽15内の湯水は、給湯管18を介して給湯器21に供給可能である。
発電装置用リモコン19は、第一制御装置14と互いに無線通信可能に接続されて、コジェネレーション装置10の操作を行うリモコンである。発電装置用リモコン19は、発電機11の発電する電力、使用電力量、貯湯槽15の残湯量の変化等のコジェネレーション装置10に発生したイベントを第一制御装置14から受信可能となっている。又、発電装置用リモコン19は、後述する給湯システム20の給湯器制御装置22(以下、第二制御装置22とも称呼する。)とも互いに無線通信可能に接続されている。発電装置用リモコン19は、給湯温度の変化等の給湯器21に発生したイベントを第二制御装置22から受信可能となっている。このため、発電装置用リモコン19は、通信親局である第一通信部14a及び第二制御装置22に設けられた通信親局である後述の第二通信部22aのそれぞれと、パケット通信する通信子局としての通信部19a(マイクロコンピュータ)を備えている。
給湯システム20は、他の装置としての給湯器21、第二制御装置22、給湯管23及び給湯器用リモコン24を備えている。
給湯器21は、貯湯槽15から導入された湯水を、熱源によって加熱して給湯するようになっている。熱源としては、燃料を燃焼させる燃焼器、熱交換器、電気ヒータ等である。本実施形態では、熱源は燃焼器であり、燃料は発電機11に供給される天然ガス(改質用原料)と同じである。給湯器21は、図示しない温度センサで検出した湯水の温度が設定された給湯温度となるように、燃焼器の燃焼を調整するように構成されている。又、図示を省略するが、給湯器21には水道水が合流するようになっている。これにより、湯水を降温することも可能である。
第二制御装置22は、上述したように給湯器21から導出される給湯温度を調整する。尚、第二制御装置22は、図示を省略する通信回路(例えば、周知のPLC回路等)を介して、第一制御装置14と互いに通信可能に接続されている。又、第二制御装置22は、発電装置用リモコン及び給湯器用リモコン24と無線通信することにより、発電装置用リモコン19及び給湯器用リモコン24と各種情報の送受信が可能になっている。
このため、第二制御装置22は、発電装置用リモコン19に設けられた通信部19a及び給湯器用リモコン24に設けられた通信部24aとの間で、パケット通信方式に従って通信親局として通信する第二通信部22aを備えている。第二通信部22aは、図2に示すように、通信部19a及び通信部24aと無線通信を可能とするために、無線信号を送受信するアンテナ22a1を備えている。
給湯管23には、給湯器21から供給される湯水を、給湯として利用する湯水使用場所A2(例えば、屋内)に設置されている複数の湯利用機器A2aが接続されている。この湯利用機器A2aとしては、浴槽、シャワ、キッチン(キッチンの蛇口)、洗面所(洗面所の蛇口)等がある。又、給湯管23には、給湯器21から供給される湯水を熱源として利用する湯水使用場所A2に設置されている熱利用機器A2bが接続されている。この熱利用機器A2bとしては、浴室暖房、床暖房、浴槽の湯の追い炊き機構等がある。
給湯器用リモコン24は、第二制御装置22と互いに通信可能に接続されて、給湯器21の操作を行うリモコン(第二リモコン)である。給湯器用リモコン24は、給湯温度の変化等の給湯器21に発生したイベントを第二制御装置22から受信可能となっている。又、給湯器用リモコン24は、第一制御装置14とも互いに無線通信可能に接続されている。給湯器用リモコン24は、例えば、貯湯槽15の残湯量の変化等のコジェネレーション装置10に発生したイベントを第一制御装置14から受信可能となっている。このため、給湯器用リモコン24は、通信親局である第一通信部14a及び第二通信部22aのそれぞれと、パケット通信する通信子局としての通信部24a(マイクロコンピュータ)を備えている。
ここで、第一制御装置14及び第二制御装置22と、発電装置用リモコン19及び給湯器用リモコン24と、の間の無線通信方法を説明する。尚、以下の説明においては、複数(二つ)の通信親局のうちの「一の通信親局」である第一制御装置14の第一通信部14a及び「一の通信親局以外の他の通信親局」である第二制御装置22の第二通信部22aと、一つの通信子局である給湯器用リモコン24の通信部24aと、がパケット通信により無線通信する場合を例示して説明する。
第一通信部14a及び第二通信部22aは、それぞれ、周期的に通信部24aと無線通信する。この場合、第一通信部14aは、通信部24aにポーリング信号を送信してポーリング通信を繰り返し行う。尚、ポーリング通信は、ポーリング信号の信号レベルがHiにおいて通信部24aとの通信を許可し、信号レベルがLowにおいて通信部24aとの通信を禁止する。一方、第二通信部22aは、給湯器21にイベント(例えば、給湯温度の変化等)が発生した場合、通信部24aに対してイベント信号を送信するイベント通信を行う。尚、イベント通信は、信号レベルがHi又はLowのイベント信号を送信する。以下、この無線通信を図3のタイムチャートを用いて具体的に説明する。
図3に示すように、通信部24aは、ポーリング通信により、「一の通信親局」である第一通信部14aから、第一信号として、時刻t1において信号レベル(状態)がLowのポーリング信号を受信し、時刻t2において信号レベル(状態)がLowからHiに変化して時刻t3、t4、t6において信号レベル(状態)がHiに維持されるポーリング信号を受信し、時刻t7において信号レベル(状態)がHiからLowに変化するポーリング信号を受信する。又、通信部24aは、第一通信部14aからポーリング信号を受信しており、且つ、イベント通信により、「他の通信親局」である第二通信部22aから、第二信号として、時刻t5において信号レベル(状態)がHiからLowに変化するイベント信号を受信する。
この場合、通信部24aは、時刻t1にて第一通信部14aから信号レベル(状態)がLowのポーリング信号を受信し、時刻t2にて第一通信部14a及び第二通信部22aから信号レベル(状態)がLowからHiに変化したポーリング信号を受信する。即ち、第一通信部14aから送信されたポーリング信号の信号レベル(状態)は、前回である時刻t1の状態に対して今回である時刻t2の状態が変化している(異なる)。このため、通信部24aは、時刻t2以降において、信号レベル(状態)がLowからHiに変化したポーリング信号に従って通信内容を書き換えて、第一通信部14aとの通信が可能となる。
この状態から、通信部24aは、時刻t5にて第二通信部22aから信号レベル(状態)がHiからLowに変化したイベント信号を受信する。この場合、第一通信部14aから送信されているポーリング信号の信号レベル(状態)は、時刻t4から時刻t5を介して時刻t6までHiに即ち同一に維持されている。即ち、第一通信部14aから送信されているポーリング信号の信号レベル(状態)は、時刻t5において変化していない。従って、通信部24aは、受信したLowのイベント信号に従い、このイベント信号によって表されるイベントの内容(給湯温度の変化等)に従って通信内容を書き換える。これにより、給湯器用リモコン24は、給湯器21に発生したイベントである給湯温度の変化等を、例えば、図示省略の液晶表示部に表示する。
そして、時刻t5から時刻t7になると、第一通信部14aから送信されているポーリング信号の信号レベル(状態)がHiからLowに変化する。この場合、第二通信部22aから送信されているイベント信号の信号レベル(状態)は、時刻t5以降時刻t7に至るまでLowに維持されている。即ち、第二通信部22aから送信されているイベント信号の信号レベル(状態)は、時刻t7において変化していない。従って、通信部24aは、受信したLowのポーリング信号に従い、このポーリング信号によって表されるポーリング通信の内容(第一通信部14aとの通信許可から通信禁止)に従って通信内容を書き換える。
このような通信を実現するため、通信子局である通信部24a(マイクロコンピュータ)は、図4に示す通信プログラムを実行して、第一通信部14a及び第二通信部22aと通信を行う。即ち、通信部24aは、ステップS10にて通信プログラムの実行を開始し、続くステップS11にて、第一通信部14a及び第二通信部22aのそれぞれと通信、具体的には、無線通信を行い、第一通信部14aからポーリング信号を受信するとともに第二通信部22aからイベント信号を受信する。
そして、通信部24aは、ステップS12において、前記ステップS11にて第一通信部14a及び第二通信部22aと無線通信を行っているときに、第一通信部14aから送信されて受信している第一信号であるポーリング信号の信号レベル(状態)が変化したか否か、具体的に、信号レベルがLowからHi又はHiからLowに変化したか否かを判定する。即ち、通信部24aは、第一通信部14aから受信しているポーリング信号(第一信号)の信号レベルについて前回受信したポーリング信号の状態である信号レベルがLow(Hi)であり、今回受信したポーリング信号の状態である信号レベルがHi(Low)であれば、ポーリング信号の状態が変化しているため、「Yes」と判定してステップS13に進む。一方、通信部24aは、第一通信部14aから受信しているポーリング信号(第一信号)の信号レベルについて前回受信したポーリング信号の状態である信号レベルがLow(Hi)であり、今回受信したポーリング信号の状態である信号レベルもLow(Hi)であれば、ポーリング信号の状態が変化していないため、「No」と判定してステップS14に進む。
ステップS13においては、通信部24aは、ポーリング信号の信号レベル(状態)が変化しているため、受信したポーリング信号に従って通信内容を書き換える。そして、前記ステップS13にて第一通信部14aから受信したポーリング信号に従って通信内容を書き換えると、通信部24aは再び前記ステップS12に戻り、前記ステップS12における判定処理を実行する。
ステップS14においては、通信部24aは、ポーリング信号の信号レベル(状態)が変化していないため、受信したポーリング信号に従って通信内容を書き換えない。そして、通信部24aは、再び前記ステップS12に戻り、前記ステップS12における判定処理を実行する。
尚、上記実施形態においては、第一通信部14a及び第二通信部22aと、給湯器用リモコン24の通信部24aと、が無線通信により通信する場合を説明した。しかし、第一通信部14a及び第二通信部22aと、発電装置用リモコン19の通信部19aと、が無線通信する場合においても、上記実施形態と同様に無線通信することができる。
以上の説明からも理解できるように、上記実施形態の通信方法によれば、通信子局である給湯器用リモコン24の通信部24a(発電装置用リモコン19の通信部19a)と複数の通信親局である第一制御装置14の第一通信部14a及び第二制御装置22の第二通信部22aとの間で通信を行う通信方法であって、通信部24aは、第一通信部14a及び第二通信部22aのそれぞれから送信された信号であるポーリング信号及びイベント信号を周期的に受信しており、受信したポーリング信号及ぶイベント信号の状態である信号レベル(Low又はHi)が前回受信したときと今回受信したときとで異なる場合、信号レベルが異なる今回受信したポーリング信号又はイベント信号に従って通信内容を書き換える。
この場合、通信部24aは、第一通信部14a及び第二通信部22aのうちの一の通信親局である第一通信部14aから送信されている第一信号としてのポーリング信号を周期的に受信しており、且つ、第一通信部14a及び第二通信部22aのうち第一通信部14a以外(一の通信親局以外)の他の通信親機である第二通信部22aから送信されている第二信号としてのイベント信号を受信している場合、前回受信したポーリング信号の信号レベル(Hi又はLow)に対して今回受信したポーリング信号の信号レベル(Hi又はLow)が同一であるときは、第二通信部22aから受信したイベント信号に従って通信内容を書き換え、前回受信したポーリング信号の信号レベル(Hi又はLow)に対して今回受信したポーリング信号の信号レベル(Low又はHi)が異なるときは、第一通信部14aから受信したポーリング信号に従って通信内容を書き換える。
これらの場合、発電装置としての発電機11が系統電源に連系され、発電機11の発電に伴って発生する排熱を回収するコジェネレーション装置10と連携可能な他の装置としての給湯器21とが互いに通信可能であるコジェネレーションシステム1において、複数の通信親局である第一通信部14a及び第二通信部22aは、コジェネレーション装置10を制御する第一制御装置としての発電装置制御装置14及び給湯器21を制御する第二制御装置としての給湯器制御装置22のそれぞれに設けられ、通信子局である通信部24a及び通信部19aは、第一制御装置14及び第二制御装置22と通信を行い、コジェネレーション装置10及び給湯器21を操作するためのリモコンである給湯器用リモコン24及び発電装置用リモコン19に設けられる。
これらによれば、通信部24aは、Low又はHiを有するポーリング信号及びイベント信号について、信号レベル(状態)が変化(LowからHi又はHiからLowに変化)した場合においてのみ、受信したポーリング信号又はイベント信号に従って通信内容を書き換えることができる。これにより、第一通信部14a及び第二通信部22aが同時に通信部24aと通信している場合であっても、例えば、通信部24aがイベント信号に従って書き換えた通信内容が、その後に受信したポーリング信号の信号レベルが変化しない限りポーリング信号に従って書き換えられることを防止することができて、イベント信号に従って書き換えた通信内容を適切に維持することができる。従って、通信部24aは、第一通信部14a及び第二通信部22aとの通信において、Low又はHiを有する同種のポーリング信号及びイベント信号を常に且つ同時に受信することができ、ポーリング信号及びイベント信号の取りこぼしが生じることを抑制することができる。
本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変形例を採用することができる。
例えば、上記実施形態においては、第一通信部14a及び第二通信部22aと、給湯器用リモコン24の通信部24a(発電装置用リモコン19の通信部19a)と、が無線通信するようにした。しかし、第一通信部14a及び第二通信部22aと、通信部24a(通信部19a)と、が有線によって通信する(有線通信)ようにすることも可能である。この場合においても、上記実施形態と同様に、通信部24a(通信部19a)は、第一通信部14a及び第二通信部22aから受信したポーリング信号又はイベント信号に従って、適切に通信内容を書き換えることができる。
又、上記実施形態においては、給湯器用リモコン24の通信部24aに対して、第一通信部14aがポーリング信号を送信し、第二通信部22aがイベント信号を送信するようにした。これに代えて、給湯器用リモコン24の通信部24aに対して、第一通信部14aがイベント信号を送信し、第二通信部22aがポーリング信号を送信するようにしても良い。又、給湯器用リモコン24の通信部24aに対して、第一通信部14a及び第二通信部22aがともにポーリング信号を送信するようにしても良い。この場合には、第一通信部14a及び第二通信部22aがそれぞれ送信するポーリング信号の信号レベル(状態)が変化する場合のみ、通信部24aが受信したポーリング信号に従って通信内容を書き換えることができる。
1…コジェネレーションシステム、10…コジェネレーション装置、11…発電機、11b…流路、12…熱交換器、13…電力変換装置、14…発電装置制御装置(第一制御装置)、14a…第一通信部(通信親局)、14a1…アンテナ、15…貯湯槽、16…湯水循環回路、17a…系統電源、17b…系統連系出力経路、17c…負荷装置、17d…ブレーカ、18…給湯管、19…発電装置用リモコン、19a…通信部(通信子局)、20…給湯システム、21…給湯器、22…給湯器制御装置(第二制御装置)、22a…第二通信部(通信親局)、22a1…アンテナ、23…給湯管、24…給湯器用リモコン、24a…通信部(通信子局)、A1…電力使用場所、A2…湯水使用場所、A2a…湯利用機器、A2b…熱利用機器、t1〜t7…時刻

Claims (5)

  1. 通信子局と複数の通信親局との間で通信を行う通信方法であって、
    前記通信子局は、
    前記複数の前記通信親局のそれぞれから送信された信号を周期的に受信しており、受信した前記信号の状態が前回受信したときと今回受信したときとで異なる場合、前記状態が異なる今回受信した前記信号に従って通信内容を書き換える、通信方法。
  2. 前記通信子局は、
    前記複数の前記通信親局のうちの一の前記通信親局から送信されている第一信号を周期的に受信しており、且つ、前記複数の前記通信親局のうちの前記一の前記通信親局以外の他の前記通信親局から送信されている第二信号を受信している場合、
    前回受信した前記第一信号の状態に対して今回受信した前記第一信号の前記状態が同一であるときは、前記他の前記通信親局から受信した前記第二信号に従って前記通信内容を書き換え、
    前回受信した前記第一信号の前記状態に対して今回受信した前記第一信号の前記状態が異なるときは、前記一の前記通信親局から受信した前記第一信号に従って前記通信内容を書き換える、請求項1に記載の通信方法。
  3. 少なくとも前記通信子局が周期的に受信する前記第一信号は、ポーリング信号である、請求項2に記載の通信方法。
  4. 前記一の前記通信親局から送信される前記第一信号は、ポーリング信号であり、
    前記他の前記通信親局から送信される前記第二信号は、発生したイベントを表すイベント信号である、請求項2又は請求項3に記載の通信方法。
  5. 発電装置が系統電源に連系され、前記発電装置の発電に伴って発生する排熱を回収するコジェネレーション装置と連携可能な他の装置とが互いに通信可能であるコジェネレーションシステムにおいて、
    前記複数の前記通信親局は、
    前記コジェネレーション装置を制御する第一制御装置及び前記他の装置を制御する第二制御装置のそれぞれに設けられ、
    前記通信子局は、
    前記第一制御装置及び前記第二制御装置と通信を行い、前記コジェネレーション装置及び前記他の装置を操作するためのリモコンに設けられる、請求項1乃至請求項4のうちの何れか一項に記載の通信方法。
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