JP2019145259A - 照明器具および車両用灯具 - Google Patents

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Abstract

【課題】演色性を向上させつつ非点灯時にも良好な外観を実現できる照明器具および車両用灯具を提供する。【解決手段】一次光を発光する発光素子(12)と、表面に発光素子(12)が搭載される搭載基板(11)と、一次光により励起されて二次光を発光する波長変換部材(14,15)が発光素子から離間して配置され、波長変換部材(14,15)は、赤色蛍光体を含有する第1層(14)と青色蛍光体を含有する第2層(15)を有し、第2層(15)は、波長変換部材(14,15)における光取り出し側の最表面に配置されており、一次光は第1層(14)を透過して第2層(15)に到達する照明器具(10)。【選択図】図1

Description

本発明は、照明器具および車両用灯具に関し、特に発光素子と波長変換部材とを離間して配置した照明器具および車両用灯具に関する。
近年になって、LED(Light Emitting Diode)を光源として、蛍光体材料を含有した波長変換部材で波長変換して白色光を得る照明器具が用いられている。これらの照明器具では、光源から一次光として青色光を発光して波長変換部材に照射し、波長変換部材に含有された蛍光体が一次光により励起されて二次光である黄色光を発光し、一次光と二次光が混色して白色光が外部に照射される(例えば特許文献1等を参照)。
このような照明器具では、一次光である青色光と二次光である黄色光の混色により白色光を照射しているため、色温度が高いことや演色性が低いという傾向があった。そこで、波長変換部材中に赤色光を二次光として発光する蛍光体を混ぜ、自然光に近い色温度や演色性の高い光照射を実現するものも提案されている。
また、広い面積に複数のLEDパッケージを離散的に配置して照明器具の光量を大きくする場合には、個別のLEDパッケージ近傍領域が明るくなり、照明装置全体として輝度にムラが生じてしまうという問題があった。また、照明装置を車両用灯具や車両用の室内灯などに用いる場合には、輝度ムラが生じることはデザイン性を損なう可能性があり好ましくなく、必要な光量を得るために全光束を増加させると眩しく感じてしまうという問題もあった。
これに対して、一次光を出射するLEDから所定の距離を隔てた位置に波長変換部材を配置するリモートフォスファ方式の照明器具も提案されている(例えば特許文献2等を参照)。このようなリモートフォスファ方式の照明器具では、波長変換部材の面積を大きくし、複数のLEDから波長変換部材までの距離を確保できるので、一つのLEDからの光で励起される領域が広くなり、輝度ムラと眩しさを低減できる。
特開2014−072309号公報 特開2014−209617号公報
しかし、リモートフォスファ方式の照明器具では、演色性を高めるために波長変換部材に赤色蛍光体を含めると、照明器具の非点灯時にも波長変換部材が薄い赤色(もしくは橙色)に見えてしまう。これは、赤色蛍光体として知られるCaAlSiN:Eu2+やCaSi:Eu2+などの窒化物系蛍光体が顕著であり、黄色波長以下の範囲でほぼ可視光全域にわたって蛍光体の励起帯が存在し、外部からの可視光が部分的に吸収されることによる。
照明器具において、非点灯時に非白色の外観となることは、照明器具が取り付けられる天井や壁面の色合いとの相違が生じ、意匠上の自由度を低下させるため好ましくない。特に車両の室内灯等の用途では、使用者の頭部との距離が近いため違和感が生じるという問題があった。
そこで本発明は、演色性を向上させつつ非点灯時にも良好な外観を実現できる照明器具および車両用灯具を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の照明器具は、一次光を発光する発光素子と、表面に前記発光素子が搭載される搭載基板と、前記一次光により励起されて二次光を発光する波長変換部材が前記発光素子から離間して配置され、前記波長変換部材は、赤色蛍光体を含有する第1層と、青色蛍光体を含有する第2層を有し、前記第2層は、前記波長変換部材における光取り出し側の最表面に配置されており、前記一次光は前記第1層を透過して前記第2層に到達することを特徴とする。
このような本発明の照明器具では、赤色蛍光体を含有する第1層よりも光取り出し側に青色蛍光体を含有する第2層が配置されているため、非点灯時にも内部に配置された第1層の着色を隠蔽して、最表面に位置する第2層の白色として視認される。これにより、演色性を向上させつつ非点灯時にも波長変換部材を白色として視認でき、良好な外観を実現することができる。
また本発明の一態様では、前記波長変換部材は、黄色蛍光体及び/又は緑色蛍光体を含有する第3層を有し、前記一次光は前記第3層を透過して前記第1層に到達する。
また本発明の一態様では、前記一次光を前記第2層方向に反射する反射部を備える。
また本発明の一態様では、前記搭載基板の表面には少なくとも一部に反射防止膜が形成されている。
また本発明の一態様では、前記第1層と前記第2層の間には、前記第2層よりも屈折率が低い低屈折率層が介在している。
また上記課題を解決するために、本発明の照明器具は、一次光を発光する発光素子と、表面に前記発光素子が搭載される搭載基板と、前記一次光により励起されて二次光を発光する波長変換部材が前記発光素子から離間して配置され、前記波長変換部材は、前記搭載基板に対して相対的に傾斜して配置されていることを特徴とする。
このような本発明の照明器具では、波長変換部材が搭載基板に対して相対的に傾斜して配置されているため、二次光が搭載基板によって反射されて波長変換部材に再入射する割合を低減し、波長変換部材での着色を抑制することができる。これにより、演色性を向上させつつ非点灯時にも波長変換部材の着色を抑制し、良好な外観を実現することができる。
また本発明の一態様では、前記波長変換部材と前記搭載基板の相対的な傾斜角度は3〜20度の範囲である。
また上記課題を解決するために、本発明の車両用灯具は、上記何れか一つに記載の照明器具を備えることを特徴とする。
本発明では、演色性を向上させつつ非点灯時にも良好な外観を実現できる照明器具および車両用灯具を提供することができる。
第1実施形態における照明器具10を示す模式断面図である。 第2実施形態における照明器具20を示す模式断面図である。 第3実施形態における照明器具30を示す模式断面図である。 第4実施形態における照明器具40を示す模式断面図である。 第5実施形態における照明器具50を示す模式断面図である。 第6実施形態における照明器具60を示す模式断面図である。 第7実施形態における照明器具70を示す模式断面図である。 第8実施形態における照明器具80を示す模式断面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付すものとし、適宜重複した説明は省略する。図1は、本実施形態における照明器具10を示す模式断面図である。図1に示すように照明器具10は、搭載基板11と、発光素子12と、反射防止膜13と、赤色蛍光体含有層14と、青色蛍光体含有層15とを有している。
搭載基板11は、熱伝導性が良好な材料で形成された略平板状の部材であり、一方の表面に発光素子12が搭載され、表面には少なくとも一部に反射防止膜13が形成されている。搭載基板11を構成する材料は限定されないが、銅やアルミニウム等の熱伝導性が良好な金属を用いることが好ましい。また、搭載基板11として導電性の基板上に絶縁性の基板を貼り合わせた複合基板を用いるとしてもよく、例えば金属基板上にガラスエポキシ樹脂層を貼り付けたものが挙げられる。また、図1では搭載基板11として略平板状のものを示したが、発光素子12を搭載する表面が平坦であれば形状は限定されない。
発光素子12は、搭載基板11に掲載された配線パターン(図示省略)に電気的に接続され、電圧の印加により一次光を発光する素子であり、例えばLEDチップまたはLEDパッケージを用いることができる。発光素子12が発光する一次光としては、365〜420nmの紫外光から近紫外光の波長が好ましく、GaN系などの公知の化合物半導体材料を用いることができる。
反射防止膜13は、搭載基板11のうち発光素子12が搭載された領域を除いた表面に形成された低反射色の膜である。具体的な反射防止膜13としては、黒色や灰色に着色した黒色レジストを塗布することや、その他の着色材料を塗装すること、低反射色の別部材で被覆することなどで形成することができる。
赤色蛍光体含有層14は、発光素子12が発光した一次光により励起されて二次光として赤色を発光する赤色蛍光体を含有した層であり、本発明における波長変換部材の第1層に相当している。具体的な赤色蛍光体としては、(Ca,Sr)AlSiN:Eu2+、(Ca,Sr)Si:Eu2+等が挙げられる。ここで赤色蛍光体含有層14に含まれる赤色蛍光体の励起帯には、420nmより長波長の可視光が含まれていてもよい。
また赤色蛍光体含有層14には、発光素子12が発光した一次光により励起されて二次光として緑色を発光する緑色蛍光体を含有させるとしてもよい。具体的な緑色蛍光体としては、一般式EuSi6-yAl8-y(0.001<x≦0.03、0≦y≦4.2)で表されるβ−サイアロンや、(Ba,Sr)SiO:Eu2+等が挙げられる。ここで赤色蛍光体含有層14に含まれる緑色蛍光体の励起帯には、420nmより長波長の可視光が含まれていてもよい。
また赤色蛍光体含有層14には、発光素子12が発光した一次光により励起されて二次光として黄色を発光する黄色蛍光体を含有させるとしてもよい。具体的な黄色蛍光体としては、特に材料の限定はなくYAG系蛍光体や、(Ca,Sr,Eu)(SiOCl等を用いることができる。ここで赤色蛍光体含有層14に含まれる黄色蛍光体の励起帯には、420nmより長波長の可視光が含まれていてもよい。
青色蛍光体含有層15は、発光素子12が発光した一次光により励起されて二次光として青色を発光する青色蛍光体を含有した層であり、本発明における波長変換部材の第2層に相当している。青色蛍光体を構成する材料としては、420nmより長波長に励起帯を有していない材料を用いることが好ましい。具体的な青色蛍光体としては、例えば(Ca,Sr,Ba)(POCl:Eu2+、(Ca,Sr,Ba)MgSi:Eu2+、BaMgAl1017:Eu2+等、4f5d遷移の発光による蛍光体が挙げられる。
また、青色蛍光体含有層15には、420nmより長波長に励起帯を有していない材料であれば、青色以外を発光する蛍光体材料を含有させてもよい。具体的な蛍光体材料としては、例えば(Ca,Sr,Eu)(SiOCl等の黄色蛍光体が挙げられる。青色蛍光体含有層15には、420nmより長波長の可視光領域に励起帯を有していない蛍光体材料のみを含有させているので、外光として自然光が照射されても着色せず白色として視認される。
赤色蛍光体含有層14および青色蛍光体含有層15は公知の方法で形成することができ、例えば蛍光体を分散させた透明樹脂をディッピングすることで構成することができる。他には、樹脂やガラス等の透明マトリクス材に蛍光体を分散してシート状に成形して透明接着剤で貼り合わせる方法や、蛍光体の焼結体を貼り合わせる方法などを用いることができる。
図1に示したように、本実施形態の照明器具10では波長変換部材として、赤色蛍光体含有層14と青色蛍光体含有層15を略板状またはフィルム状に積層したものを搭載基板11および発光素子12から離間して配置している。ここで、赤色蛍光体含有層14は発光素子12からの一次光が直接入射する側に配置されており、青色蛍光体含有層15は波長変換部材における光取り出し側の最表面に配置されている。したがって、発光素子12が発光した一次光は、第1層である赤色蛍光体含有層14を透過した後に、第2層である青色蛍光体含有層15に到達する。
本実施形態の照明器具10では、発光素子12が発光し一次光により赤色蛍光体含有層14および青色蛍光体含有層15に含有された各種蛍光体が励起され、各蛍光体で発光した二次光が混色されて外部に照射される。一例として、赤色蛍光体含有層14に赤色蛍光体と緑色蛍光体とを含有している場合には、青色蛍光体含有層15に含有されている青色蛍光体と組み合わせて、青色と赤色と緑色の二次光が混色されて演色性の高い白色光を照射できる。
赤色蛍光体含有層14に赤色蛍光体と黄色蛍光体とを含有している場合には、青色蛍光体含有層15に含有されている青色蛍光体と組み合わせて、青色と黄色と赤色の二次光を混色することで演色性の高い白色光を照射できる。同様に、青色蛍光体含有層15に青色蛍光体と黄色蛍光体とを含有している場合にも、青色と黄色と赤色の二次光を混色することで演色性の高い白色光を照射できる。
第1層である赤色蛍光体含有層14に含まれる赤色蛍光体や緑色蛍光体は、可視光領域の波長を励起帯に含んでいるため、照明器具10が非点灯であっても外光を吸収して発光し着色されてしまう。しかし、第2層である青色蛍光体含有層15が波長変換部材における光取り出し側の最表面に配置されていることで、非点灯時にも内部に配置された赤色蛍光体含有層14の着色を隠蔽して、照明器具10の外部からは最表面に位置する青色蛍光体含有層15の白色が視認される。これにより、演色性を向上させつつ非点灯時にも波長変換部材を白色として視認でき、良好な外観を実現することができる。
また、搭載基板11の表面に反射防止膜13が形成されていることで、赤色蛍光体含有層14で波長変換された二次光のうち搭載基板11方向に照射された光は、反射防止膜13で少なくとも一部が吸収され、反射されて赤色蛍光体含有層14に再入射する二次光は減少する。これにより、搭載基板11で反射された二次光が赤色蛍光体含有層14に再入射する割合を低減し、赤色蛍光体含有層14での着色を抑制することができる。したがって、演色性を向上させつつ非点灯時にも波長変換部材の着色を抑制し、良好な外観を実現することができる。
以上に述べた照明器具10は、車両内に配置される室内灯や手元灯、バニティランプ等の車両用灯具に好適に用いることができる。これらの車両用灯具では、使用者の頭部と照明器具10の距離が近いため、波長変換部材が視野に入る可能性が高い。しかし、上述したように本実施形態の照明器具10を用いた車両用灯具では、最表面に位置する青色蛍光体含有層15で内部に配置された赤色蛍光体含有層14の着色を隠蔽して、照明器具10の外部からは青色蛍光体含有層15が視認される。これにより、演色性を向上させつつ非点灯時にも波長変換部材を白色として視認でき、良好な外観を実現することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図2を用いて説明する。第1実施形態と重複する内容は説明を省略する。図2は、本実施形態における照明器具20を示す模式断面図である。図2に示すように照明器具20は、搭載基板21と、発光素子22と、赤色蛍光体含有層24と、青色蛍光体含有層25と、黄緑色蛍光体含有層26を有している。本実施形態は、波長変換部材が赤色蛍光体含有層24と青色蛍光体含有層25と黄緑色蛍光体含有層26の三層構造である点が第1実施形態と異なっている。
赤色蛍光体含有層24は、発光素子22が発光した一次光により励起されて二次光として赤色を発光する赤色蛍光体を含有した層であり、本発明における波長変換部材の第1層に相当している。ここで赤色蛍光体含有層14に含まれる赤色蛍光体の励起帯には、420nmより長波長の可視光が含まれていてもよい。
青色蛍光体含有層25は、発光素子22が発光した一次光により励起されて二次光として青色を発光する青色蛍光体を含有した層であり、本発明における波長変換部材の第2層に相当している。青色蛍光体含有層25には、420nmより長波長に励起帯を有していない材料であれば、青色以外を発光する蛍光体材料を含有させてもよい。青色蛍光体含有層25には、420nmより長波長の可視光領域に励起帯を有していない蛍光体材料のみを含有させているので、外光として自然光が照射されても着色せず白色として視認される。
黄緑色蛍光体含有層26は、発光素子22が発光した一次光により励起されて二次光として黄色及び/又は緑色を発光する黄色蛍光体及び/又は緑色蛍光体を含有した層であり、本発明における波長変換部材の第3層に相当している。具体的な黄色蛍光体としては、特に材料の限定はなくYAG系蛍光体や、(Ca,Sr,Eu)(SiOCl等を用いることができる。また、具体的な緑色蛍光体としては、一般式EuSi6-yAl8-y(0.001<x≦0.03、0≦y≦4.2)で表されるβ−サイアロンや、(Ba,Sr)SiO:Eu2+等が挙げられる。
図2に示したように、本実施形態の照明器具20では波長変換部材として、赤色蛍光体含有層24と青色蛍光体含有層25と黄緑色蛍光体含有層26を略板状またはフィルム状に積層したものを搭載基板21および発光素子22から離間して配置している。ここで、黄緑色蛍光体含有層26は発光素子22からの一次光が直接入射する側に配置されており、青色蛍光体含有層25は波長変換部材における光取り出し側の最表面に配置されており、赤色蛍光体含有層24は黄緑色蛍光体含有層26と青色蛍光体含有層25の間に位置している。したがって、発光素子22が発光した一次光は、第3層である黄緑色蛍光体含有層26、第1層である赤色蛍光体含有層24、第2層である青色蛍光体含有層25の順にして到達する。
本実施形態の照明器具20では、発光素子22が発光し一次光により赤色蛍光体含有層24、青色蛍光体含有層25および黄緑色蛍光体含有層26に含有された各種蛍光体が励起され、各蛍光体で発光した二次光が混色されて外部に照射される。一例として、黄緑色蛍光体含有層26に黄色蛍光体を含有している場合には、青色と黄色と赤色の二次光を混色することで演色性の高い白色光を照射できる。また、黄緑色蛍光体含有層26に緑色蛍光体を含有している場合には、青色と赤色と緑色の二次光が混色されて演色性の高い白色光を照射できる。
本実施形態でも、第1層である赤色蛍光体含有層24に含まれる赤色蛍光体は、可視光領域の波長を励起帯に含んでいるため、照明器具20が非点灯であっても外光を吸収して発光し着色されてしまう。しかし、第2層である青色蛍光体含有層25が波長変換部材における光取り出し側の最表面に配置されていることで、非点灯時にも内部に配置された赤色蛍光体含有層24の着色を隠蔽して、照明器具20の外部からは最表面に位置する青色蛍光体含有層25の白色が視認される。
また、赤色蛍光体含有層24よりも発光素子22側に黄緑色蛍光体含有層26が配置されているため、外光によって赤色蛍光体含有層24が発光した光は黄緑色蛍光体含有層26によって部分的に遮られる。これにより、搭載基板21で反射された二次光が赤色蛍光体含有層24に再入射する割合を低減し、赤色蛍光体含有層24での着色を抑制することができる。したがって、演色性を向上させつつ非点灯時にも波長変換部材を白色として視認でき、良好な外観を実現することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について図3を用いて説明する。第1実施形態と重複する内容は説明を省略する。図3は、本実施形態における照明器具30を示す模式断面図である。図3に示すように照明器具30は、搭載基板31と、発光素子32と、赤色蛍光体含有層34と、青色蛍光体含有層35と、筐体底部36と、筐体側面37と、第1反射部38と、第2反射部39を有している。
第1実施形態と同様に、赤色蛍光体含有層34には、発光素子12が発光した一次光により励起されて二次光として緑色を発光する緑色蛍光体や、黄色を発光する黄色蛍光体を含有させる。
筐体底部36は、筐体の一部を構成する部材であり、他の各部材を図示しない保持手段で固定して保持している。筐体底部36の一方の面には外周に沿って筐体側面37が立設されている。ここでは筐体底部36の形状として略平板状を示しているが、各部材を収容して保持する機能を備えていれば形状は限定されない。
筐体側面37は、筐体底部36の外周に沿って立設されて筐体の壁面を構成する部材であり、内側に搭載基板31が固定されている。また、筐体底部36と筐体側面37とで照明器具30の筐体が構成されており、その内部に搭載基板31、発光素子32と、赤色蛍光体含有層34、青色蛍光体含有層35、第1反射部38、第2反射部39が収容されている。筐体側面37の筐体底部36と反対側は開口されており、当該開口を塞ぐように青色蛍光体含有層35が配置されている。
第1反射部38は、搭載基板31の表面に搭載された発光素子32を囲んで配置されたミラーであり、発光素子32が発光した一次光のうち、搭載基板31の面内方向に進む光を鉛直方向に反射する。図3では第1反射部38として凹面鏡を示したが、発光素子32からの一次光を赤色蛍光体含有層34方向に反射できれば鏡面の形状は限定されない。
第2反射部39は、筐体底部36に対して傾斜して配置されたミラーであり、搭載基板31に対しても傾斜して配置されている。第2反射部39の鏡面上には赤色蛍光体含有層34が形成されている。図3では第2反射部39として略平板状のミラーを示したが、発光素子32からの一次光を青色蛍光体含有層35方向に反射できれば鏡面の形状は限定されない。
本実施形態の照明器具30では、発光素子32が発光した一次光は、直接または第1反射部38に反射されて、波長変換部材の第2層である赤色蛍光体含有層34方向に進む。赤色蛍光体含有層34では、一次光が部分的に波長変換されて赤色及び、黄色及び/又は緑色の混色を発光するともに、一部の一次光は赤色蛍光体含有層34を透過して第2反射部39に到達する。第2反射部39では、一次光および二次光を青色蛍光体含有層35方向に反射して赤色蛍光体含有層34に再入射させる。赤色蛍光体含有層34を透過した一次光および二次光は、青色蛍光体含有層35に到達し、一次光が波長変換される。これにより、赤色蛍光体含有層34と青色蛍光体含有層35で波長変換された二次光が混色されて外部に照射される。
本実施形態でも、第2層である青色蛍光体含有層35が波長変換部材における光取り出し側の最表面に配置されていることで、非点灯時にも内部に配置された赤色蛍光体含有層34の着色を隠蔽して、照明器具30の外部からは最表面に位置する青色蛍光体含有層35の白色が視認される。
また、発光素子32からの一次光を第2反射部39で青色蛍光体含有層35方向に反射することで、発光素子32から青色蛍光体含有層35に一次光が直接到達することを防止し、輝度ムラを低減することができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について図4を用いて説明する。第1実施形態と重複する内容は説明を省略する。図4は、本実施形態における照明器具40を示す模式断面図である。図4に示すように照明器具40は、発光素子42と、赤色蛍光体含有層44と、青色蛍光体含有層45と、筐体底部46と、筐体側面47と、第1反射部48と、第2反射部49を有している。
第1反射部48は、筐体底部46上に搭載された発光素子42を覆うように配置されたミラーであり、発光素子42が発光した一次光のうち、筐体底部46の鉛直方向に進む光を面内外側方向に反射する。
第2反射部49は、筐体底部46の表面に搭載された発光素子42を囲んで配置されたミラーであり、筐体底部46に対しても傾斜して配置されている。第2反射部49の鏡面上には赤色蛍光体含有層44が形成されている。図4では第2反射部49として略平板状のミラーを示したが、発光素子42からの一次光を青色蛍光体含有層45方向に反射できれば鏡面の形状は限定されない。
本実施形態の照明器具40でも、発光素子42が発光した一次光は、第1反射部48で反射されて赤色蛍光体含有層44方向に進む。赤色蛍光体含有層44では、一次光が部分的に波長変換されて赤色及び、黄色及び/又は緑色の混色を発光するともに、透過した一次光は第2反射部49で青色蛍光体含有層45方向に反射されて赤色蛍光体含有層44に再入射する。赤色蛍光体含有層44を透過した一次光および二次光は、青色蛍光体含有層45に到達し、一次光が波長変換される。これにより、赤色蛍光体含有層44と青色蛍光体含有層45で波長変換された二次光が混色されて外部に照射される。
本実施形態でも、第2層である青色蛍光体含有層45が波長変換部材における光取り出し側の最表面に配置されていることで、非点灯時にも内部に配置された赤色蛍光体含有層44の着色を隠蔽して、照明器具40の外部からは最表面に位置する青色蛍光体含有層45の白色が視認される。
また、発光素子42を覆って第1反射部48が設けられていることで、発光素子42から青色蛍光体含有層45に一次光が直接到達することを防止し、輝度ムラを低減することができる。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態について図5を用いて説明する。第1実施形態と重複する内容は説明を省略する。図5は、本実施形態における照明器具50を示す模式断面図である。図5に示すように照明器具50は、搭載基板51と、発光素子52と、赤色蛍光体含有層54と、青色蛍光体含有層55と、光取出部56と、低屈折率層57を有している。
本実施形態では、搭載基板51上に複数の発光素子52が互いに距離をとって搭載され、各発光素子52を赤色蛍光体含有層54で被覆している。また、青色蛍光体含有層55は赤色蛍光体含有層54から離間して配置されており、赤色蛍光体含有層54と青色蛍光体含有層55の間には低屈折率層57が介在している。
光取出部56は、照明器具50から外部に照射される光を透過する透明な光学部材である。図5では光取出部56として略平板状のものを示したが、表面に微小な凹凸を形成して光を散乱する機能や、レンズ形状として光を集光する機能などの光学的機能をもたせてもよい。また、光取出部56は省略することもできる。
低屈折率層57は、波長変換部材の第1層である赤色蛍光体含有層54と第2層である青色蛍光体含有層の間に介在し、青色蛍光体含有層55よりも屈折率が低い層である。低屈折率層57としては、例えば屈折率が約1.0である空気や、屈折率が約1.3のフッ素樹脂を用いることができる。
本実施形態では、非点灯時に赤色蛍光体含有層54が外光で励起されて発光した二次光は、低屈折率層57と青色蛍光体含有層55との界面で一部が反射され、青色蛍光体含有層55に再入射する二次光が減少する。これにより、青色蛍光体含有層55を透過する外光による着色を外部から視認しにくくなり、演色性を向上させつつ非点灯時にも波長変換部材の着色を抑制し、良好な外観を実現することができる。
また、赤色蛍光体含有層54で発光素子52を被覆しているので、発光素子52と赤色蛍光体含有層54との距離が近くなり、所望の赤色光量を得るために必要な赤色蛍光体含有層54の体積を小さくすることができる。これにより、非点灯時に外光によって励起される赤色蛍光体含有層54の量が減少し、非点灯時の着色をさらに視認しにくくすることができる。
(実施例)
はじめに、青色蛍光体(Ca,Sr,Ba)(POCl:Eu2+を透明シリコーン樹脂に2.5重量%の含有量で配合する。蛍光体を含有させた樹脂を金型に充填し、100mm×50mm×2mmの青色蛍光体含有層55を作製した。
次に、赤色蛍光体(Ca,Sr)AlSiN:Eu2+、と緑色蛍光体β−サイアロンと黄色蛍光体(Ca,Sr,Eu)(SiO3)Clを重量比1:1:2で混合し、透明シリコーン樹脂に15重量%の含有量で配合した。蛍光体を含有させた樹脂を真空脱泡で気泡の除去しながら、ディスペンサーシリンジに充填した。
白色レジストを塗布したアルミ実装基板を搭載基板51として用意し、ピーク波長405nmで発光する表面実装型の紫発光LEDを発光素子52としてハンダ実装する。前述したディスペンサーシリンジから紫発光LEDを覆うように、赤色蛍光体と緑色蛍光体を含有した樹脂を5mgディスペンスし、150℃で60分間熱処理し樹脂を硬化させ、赤色蛍光体含有層54を形成する。
最後に光取出部56の下面に青色蛍光体含有層55を貼付け、赤色蛍光体含有層54から所定距離を隔てて配置し照明器具50を得た。照明器具50を点灯させたところ、演色性が良好で輝度ムラのない白色発光を得られた。また、照明器具50の非点灯状態でも、青色蛍光体含有層55の白色が視認でき、赤色蛍光体含有層54の着色は視認できなかった。
(第6実施形態)
次に、本発明の第6実施形態について図6を用いて説明する。第1実施形態と重複する内容は説明を省略する。図6は、本実施形態における照明器具60を示す模式断面図である。図6に示すように照明器具60は、搭載基板61と、発光素子62と、赤色蛍光体含有層64と、青色蛍光体含有層65と、光取出部66と、低屈折率層67を有している。
本実施形態は、搭載基板61の全体に赤色蛍光体含有層64を形成し、複数の発光素子62を一括して赤色蛍光体含有層64で被覆する点が第5実施形態と異なっている。
本実施形態でも、非点灯時に赤色蛍光体含有層64が外光で励起されて発光した二次光は、低屈折率層67と青色蛍光体含有層65との界面で一部が反射され、青色蛍光体含有層65に再入射する二次光が減少する。これにより、青色蛍光体含有層65を透過する外光による着色を外部から視認しにくくなり、演色性を向上させつつ非点灯時にも波長変換部材の着色を抑制し、良好な外観を実現することができる。
(第7実施形態)
次に、本発明の第7実施形態について図7を用いて説明する。第1実施形態と重複する内容は説明を省略する。図7は、本実施形態における照明器具70を示す模式断面図である。図7に示すように照明器具70は、搭載基板71と、発光素子72と、反射膜73と、青色蛍光体含有層75と、光取出部76を有している。
本実施形態では、搭載基板71が青色蛍光体含有層75および光取出部76に対して傾斜して配置されており、発光素子72と青色蛍光体含有層75とは離間して配置されている。
反射膜73は、搭載基板71のうち発光素子72が搭載された領域を除いた表面に形成され、発光素子72で発光した一次光と、青色蛍光体含有層75で波長変換された二次光を反射する材料で構成された膜である。具体的な反射膜73としては、例えば白色レジストを塗布して形成することや、金属膜を蒸着することなどが挙げられる。
青色蛍光体含有層75は、発光素子72が発光した一次光により励起されて二次光として青色を発光する青色蛍光体を含有する層であり、さらに黄色蛍光体も含有している。青色蛍光体および黄色蛍光体を構成する材料としては、420nmより長波長に励起帯を有していない材料を用いることが好ましい。
照明器具70では、発光素子72で発光した一次光により、青色蛍光体含有層75では青色蛍光体と黄色蛍光体がそれぞれ青色光と黄色光を発光し、混色されて白色光を得ることができる。また、青色蛍光体含有層75には、赤色蛍光体や緑色蛍光体を含有させて演色性を向上させてもよい。
搭載基板71の表面に反射膜73が形成されていることで、青色蛍光体含有層75から搭載基板71方向に照射された一次光と二次光を青色蛍光体含有層75の方向に反射させて、一次光および二次光の光取出し効率を向上させることができる。
青色蛍光体含有層75と搭載基板71の相対的な傾斜角度θは3〜20度の範囲が好ましい。傾斜角度θが3度未満では、搭載基板71で反射された二次光が青色蛍光体含有層75に再入射した後に外部に取り出される割合が増加し、照明器具70の非点灯時でも自然光による着色が波長変換部材の色として視認されてしまう。傾斜角度θが20度より大きいと、青色蛍光体含有層75と搭載基板71との間隔が大きく異なる領域が生じてしまうため、青色蛍光体含有層75の面内で輝度にムラが生じてしまう。また、青色蛍光体含有層75と搭載基板71の間隔を確保するためには照明器具70の高さが必要になり、車両の室内に設ける室内灯等として用いることが困難になる。
また、青色蛍光体含有層75と搭載基板71の間隔は、5〜20mmの範囲が好ましい。間隔が5mm未満だと搭載基板71上の発光素子72と青色蛍光体含有層75との距離を確保できず、発光素子72からの一次光が青色蛍光体含有層75に到達するまでに均一に拡がらず、発光素子72の直上領域と素子間で輝度ムラが生じて見栄えが悪化する。
本実施形態では、搭載基板71と青色蛍光体含有層75とが相対的に傾斜して配置されていることで、搭載基板71で反射された二次光が青色蛍光体含有層75に再入射する割合を低減し、青色蛍光体含有層75での着色を抑制することができる。これにより、演色性を向上させつつ非点灯時にも波長変換部材の着色を抑制し、良好な外観を実現することができる。
(第8実施形態)
次に、本発明の第8実施形態について図8を用いて説明する。第1実施形態と重複する内容は説明を省略する。図8は、本実施形態における照明器具80を示す模式断面図である。図8に示すように照明器具80は、搭載基板81と、発光素子82と、青色蛍光体含有層85と、光取出部86を有している。
本実施形態では、青色蛍光体含有層85が搭載基板81および光取出部86に対して傾斜して配置されており、発光素子82と青色蛍光体含有層85とは離間して配置されている。
本実施形態でも、搭載基板81と青色蛍光体含有層85とが相対的に傾斜して配置されていることで、搭載基板81で反射された二次光が青色蛍光体含有層85に再入射する割合を低減し、青色蛍光体含有層85での着色を抑制することができる。これにより、演色性を向上させつつ非点灯時にも波長変換部材の着色を抑制し、良好な外観を実現することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
10,20,30,40,50,60,70,80…照明器具
11,21,31,51,61,71,81…搭載基板
12,22,32,42,52,62,72,82…発光素子
13…反射防止膜
14,24,34,44,54,64…赤色蛍光体含有層
15,25,35,45,55,65,75,85…青色蛍光体含有層
26…黄緑色蛍光体含有層
36,46…筐体底部
37,47…筐体側面
38,48…第1反射部
39,49…第2反射部
56,66,76,86…光取出部
57,67…低屈折率層
73…反射膜

Claims (8)

  1. 一次光を発光する発光素子と、
    表面に前記発光素子が搭載される搭載基板と、
    前記一次光により励起されて二次光を発光する波長変換部材が前記発光素子から離間して配置され、
    前記波長変換部材は、赤色蛍光体を含有する第1層と、青色蛍光体を含有する第2層を有し、
    前記第2層は、前記波長変換部材における光取り出し側の最表面に配置されており、前記一次光は前記第1層を透過して前記第2層に到達することを特徴とする照明器具。
  2. 請求項1に記載の照明器具であって、
    前記波長変換部材は、黄色蛍光体及び/又は緑色蛍光体を含有する第3層を有し、前記一次光は前記第3層を透過して前記第1層に到達することを特徴とする照明器具。
  3. 請求項1または2に記載の照明器具であって、
    前記一次光を前記第2層方向に反射する反射部を備えることを特徴とする照明器具。
  4. 請求項1から3の何れか一つに記載の照明器具であって、
    前記搭載基板の表面には少なくとも一部に反射防止膜が形成されていることを特徴とする照明器具。
  5. 請求項1から4の何れか一つに記載の照明器具であって、
    前記第1層と前記第2層の間には、前記第2層よりも屈折率が低い低屈折率層が介在していることを特徴とする照明器具。
  6. 一次光を発光する発光素子と、
    表面に前記発光素子が搭載される搭載基板と、
    前記一次光により励起されて二次光を発光する波長変換部材が前記発光素子から離間して配置され、
    前記波長変換部材は、前記搭載基板に対して相対的に傾斜して配置されていることを特徴とする照明器具。
  7. 請求項6に記載の照明器具であって、
    前記波長変換部材と前記搭載基板の相対的な傾斜角度は3〜20度の範囲であることを特徴とする照明器具。
  8. 請求項1から7の何れか一つに記載の照明器具を備えることを特徴とする車両用灯具。
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