JP2019144385A - クラッドモードストリッパ及びレーザ装置 - Google Patents
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Abstract
Description
(クラッドモードストリッパの構成)
本発明の第1の実施形態に係るクラッドモードストリッパ1の構成について、図1を参照して説明する。図1において、(a)は、クラッドモードストリッパ1の平面図であり、(b)は、クラッドモードストリッパ1の断面図である。
放熱体11の第1の面11a1には、放熱体11を長手方向に横断する溝11bが形成されている。溝11bの断面形状は、T字形(逆凸字形)である。すなわち、溝11bは、断面形状が長方形である表層部11b1と、断面形状が長方形であり、幅が表層部11b1よりも小さい深層部11b2と、により構成された二段溝である。溝11bの深層部11b2の幅は、光ファイバ5の被覆除去区間Iの直径よりも大きく、光ファイバ5の除去区間は、溝11bの深層部11b2に収容されている。放熱体11の表面のうち、溝11bの側面及び底面を構成する領域には、反射率を小さくする(吸収率を大きくする)ための抗反射加工が施されている。抗反射加工としては、例えば、黒アルマイト加工や粗面化など挙げられる。
本実施形態に係るクラッドモードストリッパ1は、第1の面11a1に光ファイバ5を収容するための溝11bが形成された放熱体11と、溝11bの内部において光ファイバ5のクラッド52の側面を覆う樹脂体12と、放熱体11の第1の面11a1において溝11bを塞ぐ蓋13とを備えている。そして、放熱体11の第1の面11a1に接触する蓋13の第1の面13a1には、先端が樹脂体12に埋設されるリブ13bが形成されており、このリブ13bの側方においては、蓋13の第1の面13a1が樹脂体12の表面から離間している。
本実施形態に係るリブ13bの一変形例について、図2を参照して説明する。図2の(a)は、本実施形態に係るリブ13bの断面図であり、図2の(b)は、本変形例に係るリブ13bの断面図である。
光ファイバ5は、図1に示したように、コア51と、コア51の側面を覆うクラッド52と、クラッド52の側面を覆う被覆53とを備えたシングルクラッドファイバである。この場合、クラッド52を導波されるクラッドモード光が、クラッドモードストリッパ1によって除去される。
なお、被覆除去区間Iには、径方向において被覆53が除去され、その他の径方向において被覆53が残された区間と、全ての径方向(軸方向に直交する方向)において被覆53が除去された区間とが連続している構成も含まれる。
(クラッドモードストリッパの構成)
本発明の第2の実施形態に係るクラッドモードストリッパ2の構成について、図4を参照して説明する。図4において、(a)は、クラッドモードストリッパ2の平面図であり、(b)は、クラッドモードストリッパ2の断面図である。
本実施形態に係るクラッドモードストリッパ2は、第1の面21a1に光ファイバ5を収容するための溝21bが形成された放熱体21と、溝21bの内部において光ファイバ5のクラッド52の側面を覆う樹脂体22と、放熱体21の第1の面21a1において溝21bを塞ぐ蓋23とを備えている。そして、放熱体21の第1の面21a1に接触する蓋23の第1の面23a1には、先端が樹脂体22に埋設されるリブ23bが形成されており、このリブ23bの側方においては、蓋23の第1の面23a1が樹脂体22の表面から離間している。
上述した各実施形態に係るクラッドモードストリッパ1,2は、各種レーザ装置に適用することができる。ここで、レーザ装置とは、図5に示すように、レーザ光源101と、レーザ光源101から出力されたレーザ光を導波するデリバリファイバ102と、を備えたレーザ装置100のことを指し、クラッドモードストリッパ1、2は、デリバリファイバ102からクラッドモード光を除去するために利用される。
11,21 放熱体
11b,21b 溝
12,22 樹脂体
13,23 蓋
13b,23b リブ
14,25 冷却体
Claims (15)
- 光ファイバを収容するための溝が第1の面に形成された放熱体と、
上記溝の内部において上記光ファイバのクラッドの側面を覆う樹脂体であって、屈折率が上記クラッドの屈折率以上である樹脂体と、
上記放熱体の第1の面において上記溝を塞ぐ蓋と、を備えており、
上記放熱体の第1の面に接触する上記蓋の第1の面には、先端が上記樹脂体に埋設される少なくとも1つのリブが形成されており、上記リブの側方においては、上記蓋の第1の面の少なくとも一部が上記樹脂体の表面から離間している、
ことを特徴とするクラッドモードストリッパ。 - 上記リブの上記樹脂体に埋設された部分は、上記放熱体を平面視したときに、上記光ファイバの被覆除去区間の少なくとも一部に亘り上記光ファイバの少なくとも一部を覆っている、
ことを特徴とする請求項1に記載のクラッドモードストリッパ。 - 上記リブの上記樹脂体に埋設された部分は、上記放熱体を平面視したときに、上記被覆除去区間の少なくとも一部に亘り上記光ファイバ全体を覆っている、
ことを特徴とする請求項2に記載のクラッドモードストリッパ。 - 上記リブの上記樹脂体に埋設された部分は、上記放熱体を平面視したときに、上記被覆除去区間全体に亘り上記光ファイバの少なくとも一部を覆っている、
ことを特徴とする請求項2又は3に記載のクラッドモードストリッパ。 - 上記溝は、表層部と、幅が該表層部よりも小さい深層部と、を含み、
上記光ファイバは、上記溝の深層部に収容されており、
上記リブの上記樹脂体に埋設された部分は、上記放熱体を平面視したときに、上記光ファイバの被覆除去区間の少なくとも一部に亘り上記溝の深層部の少なくとも一部を覆っている、
ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のクラッドモードストリッパ。 - 上記リブの上記樹脂体に埋設された部分は、上記放熱体を平面視したときに、上記被覆除去区間の少なくとも一部に亘り上記溝の深層部全体を覆っている、
ことを特徴とする請求項5に記載のクラッドモードストリッパ。 - 上記リブの上記樹脂体に埋設された部分は、上記放熱体を平面視したときに、上記被覆除去区間全体に亘り上記溝の深層部の少なくとも一部を覆っている、
ことを特徴とする請求項5又は6に記載のクラッドモードストリッパ。 - 上記リブの先端には、鏡面加工が施されている、
ことを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載のクラッドモードストリッパ。 - 上記鏡面加工は、メッキ加工である、
ことを特徴とする請求項8に記載のクラッドモードストリッパ。 - 上記リブの先端には、抗反射加工が施されている、
ことを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載のクラッドモードストリッパ。 - 上記抗反射加工は、黒アルマイト加工である、
ことを特徴とする請求項10に記載のクラッドモードストリッパ。 - 上記リブの先端近傍は、楔形状に成形されている、
ことを特徴とする請求項1〜11までの何れか1項に記載のクラッドモードストリッパ。 - 上記蓋の第1の面と上記蓋の第1の面から離間した上記樹脂体の表面との間には、空気層が形成されている、
ことを特徴とする請求項1〜12の何れか1項に記載のクラッドモードストリッパ。 - 上記光ファイバは、被覆除去区間の少なくとも1つの断面について、一部の径方向において被覆が除去され、その他の径方向において被覆が残されている、
ことを特徴とする請求項1〜13の何れか1項に記載のクラッドモードストリッパ。 - 請求項1〜14の何れか1項に記載のクラッドモードストリッパと、レーザ光源と、上記レーザ光源から出力されたレーザ光を導波するデリバリファイバと、を備え、
上記クラッドモードストリッパを用いて、上記デリバリファイバ、又は、上記レーザ光源を構成する光ファイバからクラッドモード光を除去する、
ことを特徴とするレーザ装置。
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