JP2019143655A - 調圧弁および油圧ダンパ - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡易な構造で、変位速度が大きくなった際に発生する荷重が大きく上昇する性能を有する調圧弁および油圧ダンパを提供する。【解決手段】 調圧弁11は、スリーブ15、弁体押さえ部18、弁体19、ばね21等から構成される。スリーブ15の内部であって、ばね押さえ23と弁体押さえ部18の間には、ばね21および弁体19が設けられる。弁体19は、基部側(スリーブ15の後端側)に設けられる第1弁部25と、先端側に設けられる第2弁部27とを有する。第1弁部25は、ポペット弁タイプの弁形状を有する。第2弁部27は、孔17aよりも外径の大きな円板状である。第1弁部25と第2弁部27とは棒状の連結部29を介して互いに離間して設けられる。連結部29は、弁体押さえ部18の孔17aを貫通する。したがって、弁体押さえ部18は、第1弁部25と第2弁部27との間に配置される。【選択図】図2

Description

本発明は調圧弁およびこれを用いた油圧ダンパに関する。
従来、地震や風等による建築物の揺れを低減させるために、ブレース等に油圧ダンパが用いられていた。油圧ダンパは、油の流体抵抗を利用して、建築物の揺れに対する抵抗力(減衰力)を発生させ、建築物の揺れを吸収して耐震性、居住性を向上させる。
このような油圧ダンパとしては、例えば、作動油が充填されたシリンダと、シリンダを2つの油圧室に区分するピストンからなり、シリンダ内のピストンがいずれの方向に移動しても減衰力が発生するように、両油圧室をつなぐ流路に調圧弁を装備したものがある(例えば特許文献1)。
特開2006−349021号公報
通常、油圧ダンパは、ピストンの変位速度と、発生する減衰力との関係である減衰係数が線形であることが望ましい。このため、線形性に優れた調圧弁を使用する必要がある。
一方、油圧ダンパが用いられている免震構造物においては、想定外の地震が発生した際に、変位が想定以上に大きくなり、構造物が損傷するおそれがある。このため、変位速度が所定以上大きくなった際には、減衰力を急激に増加させることが求められる。しかし、従来の油圧ダンパにおいて、2段階の減衰特性を持たせようとすると、複数の調圧弁を組み合わせるなど、構造が複雑化するという問題があった。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたもので、簡易な構造で、変位速度が所定以上大きくなった際に、発生する荷重が大きく上昇する性能を有する調圧弁および油圧ダンパを提供することを目的とする。
前述した目的を達するために第1の発明は、弁体と、前記弁体が貫通する孔を有する弁体押さえ部と、前記弁体を前記弁体押さえ部に押し付けるばねと、を具備し、前記弁体には、基部側に設けられる第1弁部と、先端側に設けられる第2弁部とが、互いに離間して設けられ、前記弁体押さえ部は、前記第1弁部と前記第2弁部との間に配置され、前記ばねに抗して前記弁体が移動すると、移動量の増加に伴い、前記孔と前記第1弁部との間の流入断面積が増加し、さらに前記ばねに抗して前記弁体が移動すると、移動量の増加に伴い、前記孔と前記第1弁部との間の流入断面積よりも、前記孔と前記第2弁部との間の流入断面積が小さくなることを特徴とする調圧弁である。
前記第1弁部は、ポペット弁タイプの弁であってもよく、前記第1弁部は、スプール弁タイプの弁であってもよい。
第1の発明によれば、弁体に第1弁部と第2弁部を一体で形成し、移動量の増加に伴い、第1弁部における流入断面積が増加し、さらに弁体が移動すると、移動量の増加に伴い、第2弁部における流入断面積が減少する。このため、一つの調圧弁によって、2段階の減衰力を発揮させることができる。
この場合、第1弁部の構造は、従来の調圧弁に用いられているポペット弁タイプの弁形状や、スプール弁タイプの弁形状を適用することができる。
第2の発明は、第1の発明に係る調圧弁と、シリンダと、前記シリンダを各油圧室に区分し、前記シリンダ内に移動可能に設けられたピストンと、を具備し、前記調圧弁は、前記各油圧室をつなぐ流路に設けられることを特徴とする油圧ダンパである。
第2の発明によれば、変位速度が大きくなり、第1弁部が所定以上開いていくと、第2弁部が閉じていくため、変位速度が所定上となると、減衰力を急激に増加させることが可能な油圧ダンパを得ることができる。
本発明によれば、簡易な構造で、変位速度が所定以上大きくなった際に、発生する荷重が大きく上昇する性能を有する調圧弁および油圧ダンパを提供することができる。
油圧ダンパ1の構造を示す図。 調圧弁11を示す断面図。 (a)、(b)は、調圧弁11の動作を示す図。 (a)は、調圧弁11aを示す断面図、(b)は(a)のK矢視図。 (a)は、調圧弁11bを示す断面図、(b)は(a)のL矢視図。 (a)は、調圧弁11cを示す断面図、(b)は(a)のM−M線断面図。 (a)は、調圧弁11dを示す断面図、(b)は、調圧弁11eを示す断面図。
以下、図面を参照しながら、本発明の油圧ダンパについて詳細に説明する。図1は、油圧ダンパ1の構造を示す図である。油圧ダンパ1は、主に、シリンダ3、ピストン5、ピストンロッド7a、7b、調圧弁11等から構成される。なお、油圧ダンパの構造は、図示した例には限られない。また、アキュムレータ等の構造は図示を省略する。
円筒状のシリンダ3内には、ピストン5が移動可能に設けられる。ピストン5の両側には、円柱状のピストンロッド7a、7bが設けられる。ピストンロッド7bにはジョイント13aが連結される。また、シリンダ3にはジョイント13bが連結される。ジョイント13a、13bは、建築物のブレースや基台に固定される。
シリンダ3内は、ピストン5によって油圧室9aと油圧室9bとに区分される。油圧室9aと、油圧室9bには作動油が充填される。ピストン5には、油圧室9aと油圧室9bとをつなぐ一対の流路が設けられる。それぞれの流路には、調圧弁11が互いに逆向きになるように配置される。各油圧室の圧力差に応じて、調圧弁の11の開度が変化する。なお、調圧弁11の構造については、詳細を後述する。
次に、図1を用いて、油圧ダンパ1の動作について詳細に説明する。図1は、建築物に地震・風などの力が働き、ピストン5に外力が働く場合を示す。ピストン5がA方向に移動すると、油圧室9aに充填された作動油が圧縮される。油圧室9aで圧縮された作動油は、一方(図中上方)の調圧弁11に流入する(図中矢印C)。
所定圧力以上の作動油が調圧弁11に流入すると、調圧弁11が開き、作動油は調圧弁11を介して油圧室9bへ流入する(図中矢印D)。このように、ピストン5が、A方向に移動する速度に対し、調圧弁11に設けられるばね等を調整することで、ピストン5にはA方向の力を打ち消す方向に、減衰力が発生する。
次に、建築物に働く地震や風などの力の方向が、反転した場合について説明する。ピストン5がB方向に移動すると、油圧室9bに充填された作動油が圧縮される。油圧室9bで圧縮された作動油は、他方(図中下方)の調圧弁11に流入する(図中矢印E)。
所定圧力以上の作動油が調圧弁11に流入すると、調圧弁11が開き、作動油は調圧弁11を介して油圧室9aへ流入する(図中矢印F)。このように、ピストン5が、B方向に移動する速度に対し、調圧弁11に設けられるばね等を調整することで、ピストン5にはB方向の力を打ち消す方向に、減衰力が発生する。
次に、調圧弁11について詳細に説明する。図2は、調圧弁11の構造を示す断面図である。調圧弁11は、スリーブ15、弁体押さえ部18、弁体19、ばね21等から構成される。筒状のスリーブ15の後端側(図中左側)にはばね押さえ23が配置され、前端側(図中右側)には弁体押さえ部18が配置される。
弁体押さえ部18とばね押さえ23には、それぞれ作動油が流れる孔17a、17bが設けられる。また、スリーブ15の内部であって、ばね押さえ23と弁体押さえ部18の間には、ばね21および弁体19が設けられる。
弁体19は、基部側(スリーブ15の後端側)に設けられる第1弁部25と、先端側に設けられる第2弁部27とを有する。第1弁部25は、ポペット弁タイプの弁形状を有する。第2弁部27は、孔17aよりも外径の大きな円板状である。第1弁部25と第2弁部27とは棒状の連結部29を介して互いに離間して設けられる。連結部29は、弁体押さえ部18の孔17aを貫通する。したがって、弁体押さえ部18は、第1弁部25と第2弁部27との間に配置される。
弁体19は、ばね21によって、前方の弁体押さえ部18の方向に押し付けられる。ばね21によって第1弁部25が弁体押さえ部18に押し付けられた状態では、第1弁部25によって孔17aが塞がれる。すなわち、孔17aから作動油がスリーブ15内へ流入することがない。
次に、調圧弁11の動作について説明する。図3(a)は、通常の状態から、弁体19が、作動油の圧力によってばね21による力に対抗して後方(図中左方向)に移動した状態を示す図である。ばね21に抗して弁体19が後方に移動すると、第1弁部25と弁体押さえ部18との間に隙間が形成される。したがって、作動油が孔17aを通って、スリーブ15内へ流れ込む(図中矢印I方向)。この際、ピストンの変位速度が増加すると、弁体19の移動量が増加し、移動量の増加に伴い、孔17aと第1弁部25との間の流入断面積(流体の流れる断面積)が増加する。
ここで、連結部29の長さは、弁体押さえ部18の長さに対して十分に長い。このため、第2弁部27と弁体押さえ部18との間には十分に間隔がある。したがって、ばね21に抗して弁体19が移動を開始した初期においては、第1弁部25における流入断面積(図中G部)に対して、第2弁部27における流入断面積(図中H部)は十分に大きい。このため、減衰力は、第1弁部25と弁体押さえ部18(孔17a)との間を流れる作動油の抵抗(図中I)によって決定される。この際、ピストン5の変位速度(作動油の流量)と減衰力は線形となる。
図3(b)に示すように、ピストン5の変位速度さらに増加し、ばね21に抗して弁体19が後方に移動すると、移動量の増加に伴い、孔17aと第2弁部との間の流入断面積が減少する。弁体19が所定以上移動すると、弁体押さえ部18(孔17a)と第1弁部25との間の流入断面積(図中G部)よりも、弁体押さえ部18(孔17a)と第2弁部27との間の流入断面積(図中H部)が小さくなる。このため、減衰力は、第2弁部27と弁体押さえ部18(孔17a)との間を流れる作動油の抵抗(図中J)によって決定される。
すなわち、変位速度が所定以下であれば、減衰力が、第1弁部25と弁体押さえ部18(孔17a)との間を流れる作動油の抵抗(図中I)によって決定され、変位速度が所定以上となると、第2弁部27と弁体押さえ部18(孔17a)との間を流れる作動油の抵抗(図中J)によって決定される。この際、第2弁部27と弁体押さえ部18(孔17a)との間の流入断面積は、変位速度が大きくなり、弁体19の移動量が増加するにつれて、小さくなる。このため、変位側がが所定値を超えると、急激に減衰力を大きくすることができる。
以上のように、本実施形態によれば、弁体押さえ部18(孔17a)と第1弁部25との間の流入断面積が、弁体押さえ部18(孔17a)と第2弁部27との間の流入断面積よりも小さい場合には、弁体19の移動量の増加に伴って、流入断面積が増加するが、弁体押さえ部18(孔17a)と第1弁部25との間の流入断面積よりも、弁体押さえ部18(孔17a)と第2弁部27との間の流入断面積が小さくなると、弁体19の移動量の増加に伴って、流入断路面積が減少する。
すなわち、一つの調圧弁11によって、ピストン5の変位速度(作動油の流量)が所定以下においては、変位速度(作動油の流量)の増加に対して減衰力を線形で増加させ、ピストン5の変位速度(作動油の流量)が所定以上となると、急激に減衰力を増加させることができる。このため、簡易な構造の油圧ダンパによって、想定外の地震が発生した場合でも、変位が想定以上に大きくなることが抑制され、構造物が損傷することを防止することができる。
次に、第2の実施形態について説明する。図4(a)は、調圧弁11aの断面図であり、図4(b)は図4(a)のK矢視図である。なお、以下の説明において、調圧弁11と同一の機能を奏する構成については、図2と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
調圧弁11aは調圧弁11とほぼ同様の構成であるが、弁体19の第2弁部27の構造が異なる。本実施形態では、第2弁部27には複数の孔31が形成される。第2弁部27の外周面は、流路の内面によってガイドされる。作動油は、孔31によって第2弁部27を通過して、孔17aへ流入する。
図4(b)に示すように、第2弁部27の径方向における孔31の中心位置は、孔17aよりも外側に配置される。図に示す例では、K矢視図において、孔31と孔17aとは重ならないが、孔31の一部が、孔17aと重なっていてもよい。弁体19が移動して、第2弁部27と弁体押さえ部18との距離が短くなると、孔31と弁体押さえ部18との端面との距離が近くなり、流入断面積が減少する。このため、ピストン5の変位速度(作動油の流量)が所定以上となると、急激に減衰力を増加させることができる。
第2の実施形態の調圧弁11aによれば、調圧弁11と同一の効果を得ることができる。また、第2弁部27を流路の内壁に沿って移動させることで、第2弁部27をガイドすることができる。
次に、第3の実施形態について説明する。図5(a)は、調圧弁11bの断面図であり、図5(b)は図5(a)のL矢視図である。調圧弁11bは調圧弁11aとほぼ同様の構成であるが、弁体19の第2弁部27の構造が異なる。本実施形態では、第2弁部27には、複数の溝33が形成される。図に示す例では、L矢視図において、溝33と孔17aとは重ならないが、溝33の一部が、孔17aと重なっていてもよい。第2弁部27の外周面は、流路の内面によってガイドされる。作動油は、溝33によって第2弁部27を通過して、孔17aへ流入する。
第3の実施の形態によれば、第2の実施の形態と同様の効果を得ることができる。このように、第2弁部27の形態は、弁体19の移動量が大きくなるにつれて、流入断面積が小さくなれば、いずれの形態であってもよい。
次に、第4の実施形態について説明する。図6(a)は、調圧弁11cの断面図であり、図6(b)は図6(a)のM−M線断面図である。調圧弁11cは調圧弁11とほぼ同様の構成であるが、弁体19の第1弁部25の構造が異なる。本実施形態では、第1弁部25は、スプール弁タイプの弁形状である。
第1弁部25の先端部は、弁体押さえ部18の孔17aに挿入される。また、孔17aに挿入された第1弁部25の先端には連結部29が設けられ、連結部29の先端に第2弁部27が配置される。孔17a内の第1弁部25の先端部には、切欠き状の溝35が設けられる。溝35は、作動油の流路となる。溝35は、先端側から基部側に向かって徐々に深さが深くなる。
弁体19が移動すると、第1弁部25の先端が孔17aに沿って移動する。この際、作動油が溝35と孔17aの隙間を通って、スリーブ15内へ流れ込む。弁体19の移動量が大きくなると、弁体押さえ部18(孔17a)の端部と溝35の隙間が大きくなるため、作動油の流入断面積が大きくなる。一方、弁体19の移動量が所定以上となると、第2弁部27と弁体押さえ部18との間の流入断面積が小さくなる。このため、ピストン5の変位速度(作動油の流量)が所定以上となると、急激に減衰力を増加させることができる。
なお、第2弁部27の形状は、図6(a)に示す例には限られない。例えば、図7(a)に示す調圧弁11dのように、第2弁部27の背面(連結部29側)を、連結部29側に行くにつれて縮径する直線状のテーパ形状としてもよい。また、図7(b)に示す調圧弁11eのように、第2弁部27の背面を、連結部29側に行くにつれて縮径する曲線状のテーパ形状としてもよい。
第4の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。このように、第1弁部25の形態は、弁体19の移動量が大きくなるにつれて、流入断面積が大きくなれば、いずれの形態であってもよい。
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係る油圧ダンパ等の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、各実施形態における第1弁部25と第2弁部27の形態は、互いに組み合わせることができる。
1……油圧ダンパ
3………シリンダ
5………ピストン
7a、7b………ピストンロッド
9a、9b………油圧室
11、11a、11b、11c、11d、11e………調圧弁
13a、13b………ジョイント
15………スリーブ
17a、17b………孔
18………弁体押さえ部
19………弁体
21………ばね
23………ばね押さえ
25………第1弁部
27………第2弁部
29………連結部
31………孔
33、35………溝

Claims (4)

  1. 弁体と、
    前記弁体が貫通する孔を有する弁体押さえ部と、
    前記弁体を前記弁体押さえ部に押し付けるばねと、
    を具備し、
    前記弁体には、基部側に設けられる第1弁部と、先端側に設けられる第2弁部とが、互いに離間して設けられ、前記弁体押さえ部は、前記第1弁部と前記第2弁部との間に配置され、
    前記ばねに抗して前記弁体が移動すると、移動量の増加に伴い、前記孔と前記第1弁部との間の流入断面積が増加し、
    さらに前記ばねに抗して前記弁体が移動すると、移動量の増加に伴い、前記孔と前記第1弁部との間の流入断面積よりも、前記孔と前記第2弁部との間の流入断面積が小さくなることを特徴とする調圧弁。
  2. 前記第1弁部は、ポペット弁タイプの弁であることを特徴とする請求項1記載の調圧弁。
  3. 前記第1弁部は、スプール弁タイプの弁であることを特徴とする請求項1記載の調圧弁。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の調圧弁と、
    シリンダと、
    前記シリンダを各油圧室に区分し、前記シリンダ内に移動可能に設けられたピストンと、
    を具備し、
    前記調圧弁は、前記各油圧室をつなぐ流路に設けられることを特徴とする油圧ダンパ。
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