JP2019142268A - 助手席用エアバッグ装置 - Google Patents

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【課題】助手席用エアバッグの車幅方向のブレを抑制し乗員の保護性能の向上を図る。【解決手段】車両が前面衝突すると、助手席用インフレータ24および案内用インフレータ40が同時に作動して助手席用エアバッグ12および案内用エアバッグ14が膨張展開する。すなわち、助手席用エアバッグ12は車両後方に膨張展開し、案内用エアバッグ14の一対の案内チャンバー34、36は助手席用エアバッグ12の車幅方向両側において膨張展開し、助手席用エアバッグ12の車両後方への膨張展開を案内する。したがって、助手席用エアバッグ12は、一対の案内チャンバー34、36によって両側が案内され、車幅方向にブレることなく助手席20に向かってまっすぐの正規の向きで膨張展開する。【選択図】図5

Description

本発明は自動車の助手席用エアバッグ装置に関する。
従来から、車両の前突時に助手席に着座した乗員の保護を図る助手席用エアバッグ装置が提供されている。
特許文献1には、衝突時に膨張展開される助手席用エアバッグの車両前方の凹状スペースにエアバッグをフィットさせるために、膨張展開時に車両前方の凹状スペースに対応する箇所のエアバッグの基布を他のエアバッグの箇所の基布よりも延びる素材で構成することが開示されている。
特許文献2には、助手席用エアバッグ装置とは別に、衝突時にフロントウィンドシールドに沿ってフロントエアカーテンエアバッグを膨張展開させる技術が開示されている。
特開2016−43840号公報 特開2006−219044号公報
一方、助手席用エアバッグが車幅方向にブレることなく、正規の向きで膨張展開させることが乗員の保護性能の向上を図る上で重要である。
しかしながら、上記従来技術では、助手席用エアバッグの車幅方向のブレを如何にして抑制するかについては考慮されていない。
本発明は前記事情に鑑み案出されたものであり、本発明は、助手席用エアバッグの車幅方向のブレを抑制し乗員の保護性能の向上を図る上で有利な助手席用エアバッグ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、車両の衝突時に、助手席の前方で車両後方に向かって膨張展開して乗員を保護する助手席用エアバッグと、前記助手席用エアバッグの車幅方向両側において膨張展開し、前記助手席用エアバッグの展開方向を案内する一対の案内チャンバーを有する案内用エアバッグとを備えることを特徴とする。
本発明によれば、衝突時、助手席用エアバッグは車両後方に膨張展開し、一対の案内チャンバーは助手席用エアバッグの車幅方向両側において膨張展開し、助手席用エアバッグの車両後方への膨張展開を案内する。
したがって、助手席用エアバッグは、車幅方向にブレることなく助手席に向かってまっすぐの正規の向きで膨張展開し、助手席用エアバッグの展開挙動の安定化が図られ、助手席の乗員の拘束性能を向上させ、乗員の保護性能を向上させる上で有利となる。
第1の実施の形態に係る助手席用エアバッグ装置の構成を示すブロック図である。 インストルメントパネルの上面部に配置された助手席用エアバッグ、助手席用インフレータを示す断面図である。 天井の車両前方の箇所に配置された案内用エアバッグ、案内用インフレータを示す断面図である。 (A)は第1の実施の形態に係る助手席用エアバッグ装置の助手席用エアバッグおよび案内用エアバッグが膨張展開した状態を示す平面図、(B)は(A)の側面図である。 (A)は第2の実施の形態に係る助手席用エアバッグ装置の助手席用エアバッグおよび案内用エアバッグが膨張展開した状態を示す平面図、(B)は(A)の側面図である。 (A)は第3の実施の形態に係る助手席用エアバッグ装置の助手席用エアバッグおよび案内用エアバッグが膨張展開した状態を示す平面図、(B)は(A)の側面図である。
(第1の実施の形態)
次に本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
なお、以下の図面において、符号FRは車両前方を示し、符号UPは車両上方を示し、符号INは車幅方向内方、符号OUTは車幅方向外方を示す。
図1に示すように、助手席用エアバッグ装置10は、前突センサ42と、ECU44と、助手席用エアバッグ12と、助手席用インフレータ24と、案内用エアバッグ14と、案内用インフレータ40とを含んで構成されている。
図2、図4(A)、(B)に示すように、助手席用エアバッグ12は、リテーナ16とカバー体18を介して助手席20の前方の車体箇所に折り畳まれた状態で配置されている。なお、図中符号Hは助手席20に着座した乗員を示す。
本実施の形態では、助手席用エアバッグ12は、助手席20の前方のインストルメントパネル22の上面部2202の内部に配置されている。
詳細には、インストルメントパネル22の上面部2202の裏面に取着されたカバー体18とリテーナ16により形成された内部空間に、折り畳まれた助手席用エアバッグ12と助手席用インフレータ24が収容されている。
カバー体18は、インストルメントパネル22の上面部2202に取着される一対の開閉扉1802を備える。
助手席用エアバッグ12は、車両の衝突時に、助手席20の前方で車両後方に向かって膨張展開して乗員を保護するものである。
案内用エアバッグ14は、一対の案内チャンバー34、36を含んで構成されている。
一対の案内チャンバー34、36は、衝突時に助手席用エアバッグ12の車幅方向両側において膨張展開して助手席用エアバッグ12の展開方向を案内するものであり、言い換えると、助手席用エアバッグ12の車両後方への膨張展開を案内するものである。
案内用エアバッグ14の容積は、一対の案内チャンバー34、36の膨張展開が助手席用エアバッグ12の膨張展開よりも早期に終了するように、すなわち、一対の案内チャンバー34、36が助手席用エアバッグ12よりも早期に膨張展開状態となるように、助手席用エアバッグ12の容積よりも小さく形成されている。
図3に示すように、案内用エアバッグ14は、ケース26を介して助手席20の上方で車室の天井の車両前方の箇所に折り畳まれた状態で配置されている。
天井は、ルーフパネル28と、ルーフパネル28の下方に設けられ車室内の上部を仕切るヘッドライニング30とを備え、ケース26は、ルーフパネル28とヘッドライニング30との間に配置されている。
ケース26の車両前方に位置する箇所およびこの箇所を覆うヘッドライニング30部分は、案内用エアバッグ14の膨張圧によって破断するように形成され、本実施の形態では、案内用エアバッグ14は、衝突時にフロントウィンドシールド32に沿って下方で車両前方に膨張展開する。
図4(A)に示すように、案内用エアバッグ14は、一対の案内チャンバー34、36に加えて接続チャンバー38を備えている。
一対の案内チャンバー34、36のうち一方の案内チャンバー34は、助手席用エアバッグ12の車両内側の部分において膨張展開することで、助手席用エアバッグ12の車両後方への膨張展開を案内する。
一対の案内チャンバー34、36のうち他方の案内チャンバー36は、助手席用エアバッグ12の車両外側の部分において膨張展開することで、助手席用エアバッグ12の車両後方への膨張展開を案内する。
接続チャンバー38は、助手席用エアバッグ12より前方でフロントウィンドシールド32に沿って膨張展開されるものであり、接続チャンバー38は、膨張展開された助手席用エアバッグ12から変位した箇所で一対の案内チャンバー34、36を接続する。
すなわち、接続チャンバー38は、一対の案内チャンバー34、36間を接続する接続部を構成し、接続部は、膨張展開した一対の案内チャンバー34、36の車幅方向両側へのブレ(展開のズレ)を抑制する。
なお、本実施の形態では、接続部が接続チャンバー38で構成される場合について説明するが、接続部は、一対の案内チャンバー34、36間を接続すればよく、接続部として紐やテザーなど従来公知の様々な部材を使用することができる。
本実施の形態では、案内用インフレータ40からのガスは接続チャンバー38に供給され、接続チャンバー38から一対の案内チャンバー34、36に供給される。
図1に示すように、車両の衝突時に前突センサ42からの検出信号に基づきECU44から助手席用インフレータ24に展開信号が供給されることにより、助手席用インフレータ24は、助手席用エアバッグ12に対してガスを供給し、図2、図4(A)、(B)に示すように、助手席用エアバッグ12は、開閉扉1802の薄肉部とインストルメントパネル22の上面部2202の薄肉部とを破断し、車両後方に膨張展開する。
また、図1に示すように、ECU44から案内用インフレータ40に展開信号が供給されることにより、案内用インフレータ40は、接続チャンバー38に対してガスを供給し、図4(A)、(B)に示すように、接続チャンバー38は、フロントウィンドシールド32に沿って下方で車幅方向に膨張展開し、一対の案内チャンバー34、36は、助手席用エアバッグ12の車幅方向両側においてフロントウィンドシールド32に沿って下方で車両前方に膨張展開する。
言い換えると、案内用エアバッグ14はフロントウィンドシールド32に沿って車両前後方向に延びるよう膨張展開する。
次に、作用効果について説明する。
車両が前面衝突すると、前突センサ42からの検出信号がECU44に供給され、ECU44は助手席用インフレータ24および案内用インフレータ40の双方に展開信号を供給する。
これにより、図4(A)、(B)に示すように、助手席用インフレータ24および案内用インフレータ40が同時に作動して助手席用エアバッグ12および案内用エアバッグ14が膨張展開する。
すなわち、助手席用エアバッグ12は車両後方に膨張展開し、一対の案内チャンバー34、36は助手席用エアバッグ12の車幅方向両側において膨張展開し、助手席用エアバッグ12の車両後方への膨張展開を案内する。
したがって、助手席用エアバッグ12は、一対の案内チャンバー34、36によって両側が案内され、車幅方向にブレることなく助手席20に向かってまっすぐの正規の向きで膨張展開し、言い換えると、助手席用エアバッグ12の展開挙動の安定化が図られ、助手席20の乗員Hの拘束性能を向上させ、乗員Hの保護性能を向上させる上で有利となる。
また、一対の案内チャンバー34、36の膨張展開時、一対の案内チャンバー34、36はフロントウィンドシールド32に案内されるため、一対の案内チャンバー34、36の膨張展開状態は設計された正規の位置で形成され、助手席用エアバッグ12の車両後方への正規の向きでの膨張展開を案内する上で有利となる。
また、案内用エアバッグ14の容積(一対の案内チャンバー34、36および接続チャンバー38の容積)が助手席用エアバッグ12の容積よりも小さいため、一対の案内チャンバー34、36は、助手席用エアバッグ12よりも早期に膨張展開状態となる。
すなわち、接続チャンバー38は、フロントウィンドシールド32の上方で車幅方向に膨張展開した膨張展開状態となり、一対の案内チャンバー34、36は、助手席用エアバッグ12の車幅方向両側においてフロントウィンドシールド32に沿って下方で車両前方に膨張展開した膨張展開状態となる。
一方、助手席用エアバッグ12は、助手席用エアバッグ12が膨張展開した状態で、膨張展開の途中の段階であることから、膨張展開状態となった一対の案内チャンバー34、36に案内され、助手席20に向かった正規の向きの膨張展開状態となる。
したがって、助手席用エアバッグ12の展開挙動の安定化を図る上で有利となり、助手席20の乗員Hの拘束性能を向上させ、乗員Hの保護性能を向上させる上で有利となる。
また、膨張展開した助手席用エアバッグ12の両側に膨張展開した一対の案内チャンバー34、36が位置し、助手席用エアバッグ12の上部に接続チャンバー38が位置する。
したがって、助手席用エアバッグ12でカバーしきれない領域において、乗員Hの頭部とフロントウィンドシールド32との間に一対の案内チャンバー34、36、接続チャンバー38が入り込むため、助手席20の乗員Hの頭部の保護性能の向上を図る上で有利となる。
そのため、車両のうち車幅方向の一部が車両などの障害物に衝突するオフセット衝突時に乗員Hが斜め前方に移動するような場合、特にオフセット衝突時に乗員Hがシートベルトを装着していないような場合であっても、乗員Hの頭部の保護性能の向上を図る上で有利となる。
なお、助手席用インフレータ24により助手席用エアバッグ12と案内用エアバッグ14との双方を膨張展開させてもよい。ただし、実施の形態のように助手席用インフレータ24とは別に案内用インフレータ40を設けると、既存の助手席用エアバッグ装置に何ら設計変更を施すこと無く案内用エアバッグ14を設けることができ、既存の車両に容易に適用できるという点において汎用性に優れる。
また、案内用エアバッグ14の容積を助手席用エアバッグ12の容積と同じに、あるいは、助手席用エアバッグ12の容積よりも大きく形成してもよく、この場合にも助手席用エアバッグ12の膨張展開を一対の案内チャンバー34、36で案内でき、助手席用エアバッグ12を助手席20に向かった正規の向きの膨張展開状態とする上で有利となる。ただし、実施の形態のように、案内用エアバッグ14の容積を助手席用エアバッグ12の容積よりも小さく形成すると、膨張展開状態となった一対の案内チャンバー34、36により、膨張展開の途中の段階の助手席用エアバッグ12の膨張展開を案内でき、助手席用エアバッグ12を助手席20に向かった正規の向きの膨張展開状態とする上でより有利となる。
(第2の実施の形態)
次に第2の実施の形態について図5(A)、(B)を参照して説明する。
なお、以下の実施の形態では、第1の実施の形態と同様の部分、部材については第1の実施の形態と同一の符号を付してその説明を省略し、異なる部分について重点的に説明する。
第2の実施の形態は、折り畳まれた案内用エアバッグ14が、インストルメントパネル22の助手席用エアバッグ12より車両前方の箇所に収納され、衝突時にフロントウィンドシールド32に沿って上方で車両後方に向かって膨張展開する点が第1の実施の形態と異なっている。
詳細に説明すると、案内用エアバッグ14は、第1の実施の形態と同様に、一対の案内チャンバー34、36、接続チャンバー38を備えている。
また、折り畳まれた案内用エアバッグ14と案内用インフレータ40は、第1の実施の形態と同様に、カバー体(不図示)とリテーナ(不図示)の内部空間に収容されている。
また、折り畳まれた案内用エアバッグ14と案内用インフレータ40は、第1の実施の形態と異なって、リテーナとカバー体とを介してインストルメントパネル22の上面部2202の裏面で助手席用エアバッグ12よりも車両前方の箇所に配置されている。
次に、作用効果について説明する。
車両が前面衝突すると、図1に示すように、前突センサ42からの検出信号がECU44に供給され、ECU44は助手席用インフレータ24および案内用インフレータ40の双方に展開信号を供給する。
これにより、図5(A)、(B)に示すように、助手席用インフレータ24および案内用インフレータ40が同時に作動して助手席用エアバッグ12および案内用エアバッグ14が膨張展開する。
この場合、一対の案内チャンバー34、36の膨張展開時、一対の案内チャンバー34、36はフロントウィンドシールド32に案内されるため、一対の案内チャンバー34、36の膨張展開状態は設計された正規の位置で形成され、助手席用エアバッグ12の車両後方への膨張展開を案内する上で、言い換えると、助手席用エアバッグ12の展開方向を案内する上で有利となる。
また、案内用エアバッグ14の容積(一対の案内チャンバー34、36および接続チャンバー38の容積)が助手席用エアバッグ12の容積よりも小さいため、一対の案内チャンバー34、36は、助手席用エアバッグ12よりも早期に膨張展開状態となり、助手席用エアバッグ12を車幅方向にブレることなく正規の向きで膨張展開させ、助手席20の乗員Hの拘束性能を向上させ、乗員Hの保護性能を向上させる上で有利となる。
また、膨張展開した助手席用エアバッグ12の両側に膨張展開した一対の案内チャンバー34、36が位置するので、オフセット衝突時に乗員Hの頭部の保護性能の向上を図る上で有利となる。
また、第2の実施の形態では、助手席用エアバッグ12と一対の案内チャンバー34、36との双方が車両後方に膨張展開するため、助手席用エアバッグ12と一対の案内チャンバー34、36の膨張展開方向がほぼ同一方向となる。
そのため、助手席用エアバッグ12と一対の案内チャンバー34、36の膨張展開を円滑に行なえ、助手席用エアバッグ12と一対の案内チャンバー34、36の展開性能を確保する上でより有利となる。
(第3の実施の形態)
次に第3の実施の形態について図6(A)、(B)を参照して説明する。
第3の実施の形態は、第2の実施の形態の変形例であり、案内用エアバッグ14から接続チャンバー38を省略すると共に、案内用インフレータ40として、一対の案内チャンバー34、36のそれぞれにガスを供給するインフレータ4002、4004を別々に設けた点が第2の実施の形態と異なっている。
このような第3の実施の形態によっても第2の実施の形態と同様の効果が奏される。
第3の実施の形態では、案内用エアバッグ14から接続チャンバー38を省略したため、第2の実施の形態に比較して案内用エアバッグ14の容積が小さくなったことに加え、一対の案内チャンバー34、36にそれぞれインフレータ4002、4004を設けたので、第1、第2の実施の形態に比べ、一対の案内チャンバー34、36を、助手席用エアバッグ12よりも早期に膨張展開する上でより有利となる。
したがって、膨張展開状態となった一対の案内チャンバー34、36により、膨張展開途中の段階の助手席用エアバッグ12の両側の案内をより確実に行なえ、助手席用エアバッグ12を正規の向きで膨張展開させ、助手席用エアバッグ12の展開挙動の安定化を図る上でより有利となる。
したがって、助手席用エアバッグ12による助手席20の乗員Hの拘束性能を向上させ、乗員Hの保護性能を向上させる上でより一層有利となる。
なお、実施の形態では、一対の案内チャンバー34、36がフロントウィンドシールド32に沿って膨張展開する場合について説明したが、一対の案内チャンバー34、36は、衝突時に助手席用エアバッグ12の車幅方向両側において膨張展開し、助手席用エアバッグ12の車両後方への膨張展開を案内するものであればよい。ただし、実施の形態のように、一対の案内チャンバー34、36をフロントウィンドシールド32に沿って膨張展開させると、一対の案内チャンバー34、36がフロントウィンドシールド32に案内されるため、一対の案内チャンバー34、36の膨張展開状態を設計された正規の位置で形成する上で有利となり、助手席用エアバッグ12の車両後方への膨張展開を案内する上で有利となる。
10 助手席用エアバッグ装置
12 助手席用エアバッグ
14 案内用エアバッグ
20 助手席
22 インストルメントパネル
24 助手席用インフレータ
32 フロントウィンドシールド
34 案内チャンバー
36 案内チャンバー
38 接続チャンバー
40 案内用インフレータ
4002 インフレータ
4004 インフレータ
H 乗員

Claims (7)

  1. 車両の衝突時に、助手席の前方で車両後方に向かって膨張展開して乗員を保護する助手席用エアバッグと、
    前記助手席用エアバッグの車幅方向両側において膨張展開し、前記助手席用エアバッグの展開方向を案内する一対の案内チャンバーを有する案内用エアバッグと、を備える
    ことを特徴とする助手席用エアバッグ装置。
  2. 前記案内用エアバッグは、フロントウィンドシールドに沿って車両前後方向に延びるよう膨張展開される
    ことを特徴とする請求項1記載の助手席用エアバッグ装置。
  3. 前記案内用エアバッグは、インストルメントパネルの前記助手席用エアバッグより車両前方の箇所に収容され、衝突時に前記フロントウィンドシールドに沿って車両後方に向かって膨張展開する、
    ことを特徴とする請求項2記載の助手席用エアバッグ装置。
  4. 前記案内用エアバッグは、前記一対の案内チャンバー間を接続する接続部を有する
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項記載の助手席用エアバッグ装置。
  5. 前記接続部は、前記助手席用エアバッグより前方で前記フロントウィンドシールドに沿って膨張展開される接続チャンバーで構成されている、
    ことを特徴とする請求項4記載の助手席用エアバッグ装置。
  6. 前記案内用エアバッグは、前記助手席用エアバッグより早期に膨張展開される
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項記載の助手席用エアバッグ装置。
  7. 前記案内用エアバッグの容積は、前記助手席用エアバッグの容積よりも小さい、
    ことを特徴とする請求項1〜6の何れか1項記載の助手席用エアバッグ装置。
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