JP2019142043A - 成形方法および成形装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】孔を有する樹脂成形品を容易に作製でき、かつウェルドラインが生じにくい成形方法を提供する。【解決手段】溶融した樹脂16を金型1の空隙部13に射出する第1工程と、樹脂16が未硬化の状態で、空隙部13内の樹脂16に向けて、先端2aで開口している中空部5を有する穿孔ピン2を突出させる第2工程と、樹脂16を硬化させて樹脂成形品を得る第3工程と、を有する成形方法。【選択図】図3

Description

本発明は、成形方法および成形装置に関する。
樹脂成形品は、例えば射出成形によって製造される。樹脂成形品が貫通孔を有する場合、貫通孔は、金型内に設けられた穿孔ピンによって形成される。金型内に導入された溶融樹脂は穿孔ピンによって2つに分かれ、穿孔ピンの背面側で合流する。この合流部においては、樹脂温度がやや低くなっているため、2つの樹脂流が完全には融合することができず、ウェルドラインが形成されることがある(例えば、特許文献1を参照)。ウェルドラインは、樹脂成形品の強度低下の原因となる可能性がある。また、ウェルドラインによって樹脂成形品の美観が損なわれることがある。
特許文献1に記載の成形方法に用いられる金型では、穿孔ピンは、駆動装置によって空隙部に対して突出させることができる。この成形方法においては、穿孔ピンが突出していない空隙部に溶融樹脂を充てんした後、硬化前の溶融樹脂に穿孔ピンを突出させて貫通孔を形成する。この成形方法によれば、空隙部に溶融樹脂を充てんする際に樹脂の流れが穿孔ピンによって妨げられないため、ウェルドラインは形成されない。
特許第2717896号公報
スーパーエンプラ(PEEK、PPS、PI等)、繊維含有樹脂(炭素繊維、ガラス繊維等を含有する樹脂)などの高強度樹脂を用いて厚肉の成形品を製造する場合、特許文献1に記載の成形方法では、樹脂に貫通孔を形成する際の穿孔ピンの押し荷重が大きくなる。そのため、貫通孔を形成しにくくなることがある。また、穿孔ピンを駆動するために大型の駆動装置が必要となってその設置が難しくなる場合がある。
本発明は、孔を有する樹脂成形品を容易に作製でき、かつウェルドラインが生じにくい成形方法および成形装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る成形方法は、溶融した樹脂を金型の空隙部に射出する第1工程と、前記樹脂が未硬化の状態で、前記空隙部内の前記樹脂に向けて、先端で開口している中空部を有する穿孔ピンを突出させる第2工程と、前記樹脂を硬化させて前記穿孔ピンを抜出すことによって、孔を有する樹脂成形品を得る第3工程と、を有する。
前記成形方法によれば、先端で開口している中空部を有する穿孔ピンを用いるため、穿孔ピンが樹脂に押し込まれる際の押し荷重を抑制できる。よって、孔を有する樹脂成形品の作製が容易となる。また、押し荷重を小さくできるため、低出力で小型の駆動機構を使用できることから、駆動機構の設置に支障が生じにくい。よって、樹脂成形品を容易に製造できる。
前記成形方法によれば、樹脂の流れが穿孔ピンによって妨げられにくいため、ウェルドラインは形成されにくい。
前記第2工程において、前記穿孔ピンは前記樹脂を貫通してもよい。
これにより、貫通孔を有する樹脂成形品を容易に作製できる。
前記中空部は、前記穿孔ピンの長さ方向に延びる孔であることが好ましい。
これにより、樹脂が中空部に導入されやすくなり、穿孔ピンが樹脂に押し込まれる際の押し荷重を抑制できる。
前記成形方法では、前記第1工程に先だって、前記空隙部に、前記穿孔ピンを突出させる予備工程を有し、前記第2工程では、前記穿孔ピンの突出長さを、前記予備工程における前記穿孔ピンの突出長さより長くすることができる。
前記成形方法によれば、第2工程における穿孔ピンの移動距離を小さくでき、穿孔ピンが樹脂に押し込まれる際の押し荷重を抑制できる。よって、孔を有する樹脂成形品の作製が容易となる。また、押し荷重を小さくできるため、低出力で小型の駆動機構を使用できることから、駆動機構の設置に支障が生じにくい。よって、樹脂成形品を容易に製造できる。
前記成形方法によれば、第1工程における穿孔ピンの突出長さは短いため、ウェルドラインは形成されにくい。
本発明の一態様に係る成形装置は、射出成形用の金型と、先端で開口している中空部を有し、前記金型の空隙部に対して突出可能な穿孔ピンと、を備える。
前記成形装置によれば、先端で開口している中空部を有する穿孔ピンを備えるため、穿孔ピンが樹脂に押し込まれる際の押し荷重を抑制できる。よって、孔を有する樹脂成形品の作製が容易となる。また、押し荷重を小さくできるため、低出力で小型の駆動機構を使用できることから、駆動機構の設置に支障が生じにくい。よって、樹脂成形品を容易に製造できる。
前記成形装置によれば、樹脂の流れが穿孔ピンによって妨げられにくいため、ウェルドラインは形成されにくい。
本発明の一態様によれば、孔を有する樹脂成形品を容易に作製でき、かつウェルドラインが生じにくい。
第1実施形態に係る成形方法に用いられる成形装置の概略図である。 (A)図1に示す成形装置に用いられる穿孔ピンの斜視図である。(B)穿孔ピンの平面図である。 第1実施形態に係る成形方法における第1工程を示す概略図である。 第1実施形態に係る成形方法における第2工程を示す概略図である。 第1実施形態に係る成形方法における第3工程を示す概略図である。 穿孔ピンの内径比と押し荷重との関係を示す図である。 穿孔ピンの変形例を示す斜視図である。 第2実施形態に係る成形方法に用いられる成形装置の概略図である。 第2実施形態に係る成形方法における予備工程を示す概略図である。 第2実施形態に係る成形方法における第1工程を示す概略図である。 第2実施形態に係る成形方法における第2工程を示す概略図である。 第3実施形態に係る成形方法に用いられる成形装置の概略図である。 第3実施形態に係る成形方法における第1工程を示す概略図である。 第3実施形態に係る成形方法における第2工程を示す概略図である。 第3実施形態に係る成形方法における第3工程を示す概略図である。
以下、図面を参照して本発明を適用した実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明で用いる図面は、本発明の実施形態の構成を説明するためのものであり、図示される各部の大きさや厚さや寸法等は、実際の装置の寸法関係とは異なる場合がある。
[第1実施形態](成形装置)
図1は、第1実施形態に係る成形方法(樹脂成形品の製造方法)に用いられる成形装置10(樹脂成形品の製造装置)の概略図である。図2(A)は、穿孔ピン2の斜視図である。図2(B)は、穿孔ピン2の平面図である。図3〜図5は、第1実施形態に係る成形方法における各工程を示す概略図である。
図1に示すように、成形装置10は、金型1と、穿孔ピン2と、駆動機構3と、制御部4と、を備えている。
金型1は、射出成形用の金型であって、第1の型11と、第2の型12とを備える。第1の型11と第2の型12との間には空隙部13が確保される。空隙部13は、製造するべき樹脂成形品20(図5参照)に応じた形状を有する。第1の型11の内面11aと第2の型12の内面12aとは、空隙部13を介して対向する。空隙部13の厚み方向(図1の上下方向)をZ方向ともいう。
第1の型11は、穿孔ピン2が挿通する挿通孔15を有する。第1の型11の内面11aは、空隙部13に臨む。内面11aは、樹脂成形品20の第1面20a(図5参照)に即した形状を有する。
第2の型12の内面12aは、空隙部13に臨む。内面12aは、樹脂成形品20の第2面20b(図5参照)に即した形状を有する。第2面20bは、樹脂成形品20の第1面20aとは反対の面である。
図2(A)および図2(B)に示すように、穿孔ピン2(穿孔部材)は、先端2aで開口している中空部5を有する。中空部5は、穿孔ピン2の長さ方向に延びる孔である。そのため、第2工程において、樹脂16が中空部5に導入されやすくなり、穿孔ピン2が樹脂16に押し込まれる際の押し荷重を抑制できる。
穿孔ピン2は、基端2d(先端2aと反対の端)も開口していることが望ましい。これにより、第2工程において、樹脂16が中空部5に導入されたときに、中空部5内の空気が基端2dから排出されやすくなる。そのため、穿孔ピン2が樹脂16に押し込まれる際の押し荷重を小さくできる。
穿孔ピン2は、空隙部13の厚み方向(Z方向)に沿う中心軸を有する筒状、例えば円筒状、角筒状(四角筒状、三角筒状等)などであってよい。図2(A)および図2(B)に示す穿孔ピン2は、円筒状とされている。図2(B)に示すように、穿孔ピン2の内径比(内径dと外径Dとの比d/D)は、例えば0.5〜0.8とすることができる。これにより、穿孔ピン2が樹脂16に押し込まれる際の押し荷重を抑制でき、かつ穿孔ピン2の機械的強度を確保できる。穿孔ピン2は、長さ方向に直交する断面が円形の貫通孔18(図5参照)を形成できる。
図1に示すように、穿孔ピン2は、長さ方向が空隙部13の厚み方向(図1の上下方向)(Z方向)に向けられている。穿孔ピン2は、挿通孔15に挿通する。穿孔ピン2は、先端2aを含む部分2bが金型1の空隙部13に対して突出可能とされている。
穿孔ピン2は、長さ方向(図1の上下方向)(Z方向)に移動可能である。そのため、穿孔ピン2は、金型1の空隙部13に対して突出可能に構成されている。穿孔ピン2は、内面11aから空隙部13に突出していない位置(非突出位置)をとることもできるし(図1参照)、先端2aを含む部分2bが内面11aから空隙部13に突出した位置(突出位置)をとることもできる(図4参照)。穿孔ピン2は、最も下降した位置(最突出位置)において、先端2aが第2の型12の内面12aに当接する(図4参照)。
駆動機構3は、例えばモータ等であって、穿孔ピン2を突出方向(図1の下方)およびその反対方向に向けて移動させることができる。
制御部4は、図示しないセンサ(例えば光センサ)によって検出された穿孔ピン2の位置情報に基づいて駆動機構3を駆動し、穿孔ピン2の突出方向の長さ(内面11aからの突出寸法)を制御することができる。
[第1実施形態](成形方法)
次に、第1実施形態に係る成形方法を、図3〜図5を参照して説明する。
(第1工程)
図3に示すように、金型1の空隙部13に、樹脂導入孔1aから、溶融した樹脂16を導入する(射出する)。樹脂16の導入方向は、Z方向(穿孔ピン2の突出方向)に対して交差する方向である。例えば、樹脂16の導入方向は、Z方向に対して直交する方向である。樹脂16は、空隙部13に充てんされる。
樹脂16としては、熱可塑性樹脂が好ましい。熱可塑性樹脂としては、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリフェニレンスルファイド(PPS)、ポリイミド(PI)、ポリエーテルスルホン(PES)、芳香族ポリアミド(PA)、ポリアミドイミド(PAI)等が挙げられる。樹脂16は、繊維強化樹脂であってもよい。繊維強化樹脂としては、例えば、炭素繊維強化樹脂、ガラス繊維強化樹脂等を用いることができる。樹脂16からなる樹脂成形品の引張強度(例えばASTM D638に準拠)は、例えば90MPa以上(例えば90MPa〜262MPa)である。
(第2工程)
図4に示すように、樹脂16が未硬化の状態で、制御部4によって駆動機構3を稼働させて、空隙部13内の樹脂16に向けて穿孔ピン2を突出させる。穿孔ピン2は、最も下降した位置(最突出位置)となり、先端2aが第2の型12の内面12aに当接する。これにより、穿孔ピン2は、樹脂16を貫通する。穿孔ピン2の突出長さLは、空隙部13の全厚みTと等しくなる。樹脂16の一部は中空部5に導入される。
なお、穿孔ピン2の突出長さLは、第1の型11の内面11aから穿孔ピン2の先端2aまでのZ方向(空隙部13の厚み方向)の寸法である。全厚みTは、穿孔ピン2の突出方向(Z方向)についての空隙部13の寸法である。
上述のように、穿孔ピン2は、先端2aで開口している中空部5を有するため、穿孔ピン2の先端面の面積は小さい。そのため、穿孔ピン2が樹脂16に押し込まれる際の押し荷重を抑制できる。よって、穿孔ピン2による貫通孔18(図5参照)の形成が容易となる。また、押し荷重を小さくできるため、低出力で小型の駆動機構3を使用できる。そのため、駆動機構3の設置に支障が生じにくい。
図6は、穿孔ピン2の内径比と押し荷重との関係を示す図である。「内径比」とは、図2(B)に示す穿孔ピン2の内径dと外径Dとの比d/Dである。「押し荷重比」は、第2工程における穿孔ピン2の押し荷重W1と、穿孔ピン2に代えて中実構造の穿孔ピンを用いた場合の押し荷重W2との比「W1/W2」である。
図6に示すように、穿孔ピン2の内径比が大きいほど押し荷重比は小さくなる。そのため、中空部5を有する穿孔ピン2を用いることによって、中実構造の穿孔ピンを用いる場合に比べて、第2工程における穿孔ピン2の押し荷重を小さくできる。
(第3工程)
図5に示すように、冷却等により樹脂16(図4参照)を硬化させる。樹脂16は水、空気などの冷媒を用いて冷却してもよいし、放冷してもよい。硬化した樹脂16は、樹脂成形品20となる。樹脂成形品20は、金型1から取り出される。穿孔ピン2は樹脂成形品20から抜き出される。樹脂成形品20において、穿孔ピン2があった部分は貫通孔18となる。
第1実施形態の成形方法によれば、先端2aで開口している中空部5を有する穿孔ピン2を用いるため、穿孔ピン2が樹脂16に押し込まれる際の押し荷重を抑制できる。よって、貫通孔18を有する樹脂成形品20(図5参照)の作製が容易となる。また、押し荷重を小さくできるため、低出力で小型の駆動機構3を使用できることから、駆動機構3の設置に支障が生じにくい。よって、樹脂成形品20を容易に製造できる。
第1実施形態の成形方法によれば、樹脂16の流れが穿孔ピン2によって妨げられないため、ウェルドラインは形成されにくい。
第1実施形態の成形方法では、第2工程において穿孔ピン2は樹脂16を貫通するため、貫通孔18を有する樹脂成形品20を容易に作製できる。
成形装置10は、先端2aで開口している中空部5を有する穿孔ピン2を備えるため、穿孔ピン2が樹脂16に押し込まれる際の押し荷重を抑制できる。よって、貫通孔18を有する樹脂成形品20(図5参照)の作製が容易となる。また、押し荷重を小さくできるため、低出力で小型の駆動機構3を使用できることから、駆動機構3の設置に支障が生じにくい。よって、樹脂成形品20を容易に製造できる。
成形装置10によれば、第1実施形態の成形方法を採用した場合、樹脂16の流れが穿孔ピン2によって妨げられないため、ウェルドラインは形成されにくい。
図7は、穿孔ピン2の変形例である穿孔ピン2Aを示す斜視図である。穿孔ピン2Aは、四角筒状(矩形筒状)とされている。穿孔ピン2Aは、長さ方向に直交する断面が四角形の貫通孔を形成できる。
[第2実施形態](成形方法)
次に、第2実施形態に係る成形方法を、図8〜図10を参照して説明する。
(予備工程)
図8に示す成形装置10では、穿孔ピン2は非突出位置にある。
図9に示すように、制御部4によって駆動機構3を稼働させ、穿孔ピン2の先端2aを含む部分2bを空隙部13に突出させる。この工程における穿孔ピン2の突出長さLは「L1」である。穿孔ピン2の突出長さL1は、空隙部13の全厚みTより小さい。よって、穿孔ピン2の先端2aは第2の型12の内面12aに達していない。
突出長さL1は、全厚みTに対して25%〜40%であることが望ましい。突出長さL1が全厚みTに対して25%以上であると、後述する工程において穿孔ピン2をさらに突出させる際の押し荷重を小さくできる。突出長さL1が全厚みTに対して40%以下であると、樹脂成形品20(図5参照)におけるウェルドラインの形成を抑止できる。
(第1工程)
図10に示すように、金型1の空隙部13に、樹脂導入孔1aから、溶融した樹脂16を導入する(射出する)。樹脂16の導入方向は、Z方向(穿孔ピン2の突出方向)に対して交差する方向である。例えば、樹脂16の導入方向は、Z方向に対して直交する方向である。樹脂16は、空隙部13に充てんされる。
穿孔ピン2に達した樹脂16は複数の方向に分かれ、穿孔ピン2を回り込んで合流する。穿孔ピン2の一方の軸周り方向の樹脂流と、穿孔ピン2の他方の軸周り方向の樹脂流とが穿孔ピン2の背面2c側で会合する際の角度を会合角という。会合角は、Z方向と平行な方向から見て、内面11aと同じ高さ位置において背面2cで会合する2つの軸周り方向の樹脂流の表面がなす角度である。
樹脂16は穿孔ピン2の突出部分を包含して流れ、空隙部13に充てんされる。樹脂16の一部は中空部5に導入される。
穿孔ピン2の突出長さL1は短いため、ウェルドラインは形成されにくい。ウェルドラインは形成されにくい理由としては、次の推測が可能である。穿孔ピン2の突出長さL1は短いため、穿孔ピン2に当たった樹脂16は、穿孔ピン2の軸周り方向だけでなく他の方向(例えば穿孔ピン2の先端側から背面2cに回り込む方向)にも分流しやすい。そのため、穿孔ピン2の背面2cでは多方向の樹脂流が合流することから、前記会合角は大きくなりやすい。会合角が大きいと、ウェルドラインは形成されにくい。
(第2工程)
図11に示すように、樹脂16が未硬化の状態で、制御部4によって駆動機構3を稼働させ、穿孔ピン2をさらに突出させる。すなわち、穿孔ピン2の突出長さLを、突出長さL1(図10参照)より長い突出長さL2とする。突出長さL2は、空隙部13の全厚みTと等しい。穿孔ピン2は、最も下降した位置(最突出位置)となり、先端2aが第2の型12の内面12aに当接する。これにより、穿孔ピン2は樹脂16を貫通する。
本工程において、穿孔ピン2を突出させる際の最突出位置までの穿孔ピン2の移動距離は、非突出位置(図8参照)から最突出位置までの穿孔ピン2の移動距離に比べて小さい。そのため、穿孔ピン2が樹脂16に押し込まれる際の押し荷重を抑制できる。よって、穿孔ピン2による貫通孔18(図5参照)の形成が容易となる。また、押し荷重を小さくできるため、低出力で小型の駆動機構3を使用できる。そのため、駆動機構3の設置に支障が生じにくい。
(第3工程)
冷却等により樹脂16を硬化させる。硬化した樹脂16は、樹脂成形品20(図5参照)となる。樹脂成形品20は、金型1から取り出される。穿孔ピン2は樹脂成形品20から抜き出される。樹脂成形品20において、穿孔ピン2があった部分は貫通孔18となる。
第2実施形態の成形方法によれば、先端2aで開口している中空部5を有する穿孔ピン2を用いるため、第1実施形態の成形方法と同様に、穿孔ピン2が樹脂16に押し込まれる際の押し荷重を小さくできる。よって、樹脂成形品20を容易に製造できる。
第2実施形態の成形方法によれば、第1工程において、穿孔ピン2を突出させた状態で空隙部13に樹脂16を充てんし(図10参照)、第2工程において穿孔ピン2をさらに突出させる(図11参照)。そのため、第2工程における穿孔ピン2の移動距離を小さくでき、穿孔ピン2が樹脂16に押し込まれる際の押し荷重を抑制できる。よって、貫通孔18を有する樹脂成形品20(図5参照)の作製が容易となる。また、押し荷重を小さくできるため、低出力で小型の駆動機構3を使用できることから、駆動機構3の設置に支障が生じにくい。よって、樹脂成形品20を容易に製造できる。
第2実施形態の成形方法によれば、第1工程における穿孔ピン2の突出長さL1(図10参照)は短いため、上述のように、ウェルドラインは形成されにくい。
第2実施形態の成形方法では、第2工程において穿孔ピン2は樹脂16を貫通するため、貫通孔18を有する樹脂成形品20を容易に作製できる。
成形装置10は、制御部4を備えるため、穿孔ピン2を2段階で突出させることによって、穿孔ピン2の押し荷重を抑制し、樹脂成形品20の作製を容易にする。成形装置10は、制御部4によって、第1工程における穿孔ピン2の突出長さL1を短く設定することができるため、ウェルドラインを抑制できる。
[第3実施形態](成形装置)
図12は、第3実施形態に係る成形方法に用いられる成形装置110の概略図である。図13〜図15は、第3実施形態に係る成形方法における各工程を示す概略図である。
図12に示すように、成形装置110は、穿孔ピン2に挿通する挿通体14を備えていること以外は、第1実施形態の成形装置10(図1参照)と同様の構成である。図12以降の図では駆動機構および制御部の図示は省略する。
挿通体14は、穿孔ピン2の中空部5の形状に応じた柱状、例えば円柱状、角柱状(四角柱状、三角柱状等)などである。挿通体14は、例えば、円筒状の穿孔ピン2の内径とほぼ同じまたはこれよりやや小さい外径を有する円柱状である。
図12では、穿孔ピン2は非突出位置にあり、全長にわたって挿通体14が挿通されている。挿通体14の先端14aの高さ位置(Z方向位置)は、穿孔ピン2の先端2aの高さ位置と同じである。
[第3実施形態](成形方法)
次に、第3実施形態に係る成形方法を、図13〜図15を参照して説明する。
(第1工程)
図13に示すように、金型1の空隙部13に、溶融した樹脂16を導入する(射出する)。
(第2工程)
図14に示すように、樹脂16が未硬化の状態で、空隙部13内の樹脂16に向けて穿孔ピン2を突出させる。この際、挿通体14は移動しないため、穿孔ピン2は挿通体14を伴わずに樹脂16に押し込まれる。
穿孔ピン2は、最突出位置となり、先端2aが第2の型12の内面12aに当接する。樹脂16の一部は中空部5に導入される。
(第3工程)
図15に示すように、冷却等により樹脂16(図14参照)を硬化させる。硬化した樹脂16は、樹脂成形品20となる。樹脂成形品20は、金型1から取り出される。穿孔ピン2は樹脂成形品20から抜き出される。樹脂成形品20において、穿孔ピン2があった部分は貫通孔18となる。
穿孔ピン2は、非突出位置に戻り、再び挿通体14を挿通した状態となる。そのため、中空部5内にあった樹脂17は穿孔ピン2から排出される。
第3実施形態の成形方法によれば、先端2aで開口している中空部5を有する穿孔ピン2を用いるため、穿孔ピン2が樹脂16に押し込まれる際の押し荷重を抑制できる。よって、貫通孔18を有する樹脂成形品20を容易に製造できる。
第3実施形態の成形方法によれば、樹脂16の流れが穿孔ピン2によって妨げられないため、ウェルドラインは形成されにくい。
第3実施形態の成形方法では、穿孔ピン2に挿通可能な挿通体14を備えるため、樹脂成形品20の成形後に、穿孔ピン2の中空部5内に樹脂17が残らない。そのため、成形装置110のメンテナンスが容易である。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、第2実施形態の成形方法では、穿孔ピンを2段階で突出させるが、穿孔ピンを突出させる段階の数は3以上の任意の数であってもよい。
樹脂成形品に形成される孔は特に限定されないが、貫通孔が好ましい。
第1〜第3実施形態の成形方法で用いる穿孔ピンの数は1であるが、樹脂成形に用いる穿孔ピンの数は2以上の任意の数であってもよい。また、樹脂成形品に形成される孔の数は1に限らず、2以上の任意の数であってよい。
1…金型、2,2A…穿孔ピン、2a…先端、5…中空部、10,110…成形装置、13…空隙部、16…樹脂、18…貫通孔(孔)、20…樹脂成形品。

Claims (5)

  1. 溶融した樹脂を金型の空隙部に射出する第1工程と、
    前記樹脂が未硬化の状態で、前記空隙部内の前記樹脂に向けて、先端で開口している中空部を有する穿孔ピンを突出させる第2工程と、
    前記樹脂を硬化させて前記穿孔ピンを抜出すことによって、孔を有する樹脂成形品を得る第3工程と、を有する、成形方法。
  2. 前記第2工程において、前記穿孔ピンは前記樹脂を貫通する、請求項1に記載の成形方法。
  3. 前記中空部は、前記穿孔ピンの長さ方向に延びる孔である、請求項1または2に記載の成形方法。
  4. 前記第1工程に先だって、前記空隙部に、前記穿孔ピンを突出させる予備工程を有し、
    前記第2工程では、前記穿孔ピンの突出長さを、前記予備工程における前記穿孔ピンの突出長さより長くする、請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の成形方法。
  5. 射出成形用の金型と、
    先端で開口している中空部を有し、前記金型の空隙部に対して突出可能な穿孔ピンと、
    を備える、成形装置。
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