JP2019141970A - ロボットのアーム回転軸速度検出装置 - Google Patents

ロボットのアーム回転軸速度検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】アームの軸側に配置する回転センサの分解能が低いものであっても、回転速度の検出精度を高める。【解決手段】ロボットアームの回転軸25側に、ホールセンサ28(1),28(2)を互いに90度位相差のセンサ信号を出力するように配置する。速度用マイコン14の速度演算部31は、ホールセンサ28(1)より出力されるセンサ信号より得られる角度を微分して角速度(1)を求め、ホールセンサ28(2)より出力されるセンサ信号より得られる角度を微分して角速度(2)を求める。そして、角速度(1)に重み係数(1)を乗じた結果と、角速度(2)に重み係数(2)を乗じた結果とを加算してアームの回転速度を求める。【選択図】図1

Description

本発明は、ロボットのアーム回転軸速度を検出する装置に関する。
ロボットアームの各軸を駆動するモータには、ロータリエンコーダのような回転センサが取り付けられている。そして、ロボットのアームは、モータの回転軸に連結された減速機構を介して駆動される。このようなロボットが動作する際に安全を確保するため、例えば図9に示すように、減速機構を経たアームの回転軸,つまり出力側にも回転センサを設けてアームの動作速度を直接検出し、動作速度が上限値を超えた際にモータの駆動を停止させることが考えられる。
出力側に配置する回転センサとして、例えば同図に示すようにホールセンサを用いることができる。アームの回転軸25に永久磁石27を配置し、その磁石の回転に伴う磁気の変化をホールセンサ28により検出する。2つのホールセンサ(1),28(2)を用いて90度位相差のセンサ信号を得るようにすれば、アームの回転方向も検出できる。
特開2015−142948号公報
2相のセンサ信号から回転速度を得ることを想定すると、一方の信号がsinθ,他方の信号がcosθに対応するので、回転位置θを次式で求め、
θ=arctan(sinθ/cosθ) …(0)
回転位置θを微分すれば速度が得られる。
しかしながら、一般に、ホールセンサにより得られる回転位置情報は分解能が低い。そのため、上記の式に基づいて回転速度を求めると、誤差が非常に大きくなってしまう。例えば、図10に示すような2相のホールセンサ信号をA/D変換すると、図11に示すように、量子化誤差を含んだ値となる。そして、これらの値から(0)式により角度θを求めると図12に示すようになり、その角度θを微分して得られた速度は、図13に示すように極めてばらつきが大きい値となってしまう。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、アームの軸側に配置する回転センサの分解能が低くいものであっても、回転速度の検出精度を高めることができるロボットのアーム回転軸速度検出装置を提供することにある。
請求項1記載のロボットのアーム回転軸速度検出装置によれば、減速機構を介して駆動されるロボットアームの駆動機構に適用され、第1及び第2回転センサは、アームの回転軸側に配置されて、互いに90度位相差の回転位置信号を出力する。速度演算部は、第1回転センサより出力される第1回転位置信号より得られる角度を微分して第1速度を求め、第2回転センサより出力される第2回転位置信号より得られる角度を微分して第2速度を求める。そして、第1速度に第1重み係数を乗じた結果と、第2速度に第2重み係数を乗じた結果とを加算してアームの回転速度を求める。
2つの回転センサより得られる回転位置信号の分解能が低く、それらによって得られる軸の回転位置が粗ければ、その回転位置より得られる角度を微分して求めた回転速度の精度も低い。しかし、それぞれの回転位置信号は周期的に出力されるので、得られた第1速度,第2速度の値のばらつきにも周期性が現れる。そこで、その周期性を反映させた第1,第2重み係数を用い、各速度について精度良く得られる期間を採用するようにし、重み係数を乗じた結果を加算して速度を求めれば、精度を向上させることができる。したがって、分解能が低い回転センサを用いても、それらが出力する回転位置信号から回転位置を求め、速度を求める場合に比較して、より精度が高い回転速度を得ることができる。
請求項2記載のロボットのアーム回転軸速度検出装置によれば、回転位置をθとし、第1回転位置信号がsinθで表され,第2回転位置信号がcosθで表されるとすると、
第1重み係数をS1/(S1+C1),
第2重み係数をC1/(S1+C1),
S1= sinθ /√(sin2θ+cos2θ)
C1= cosθ /√(sin2θ+cos2θ)
とする。
このような重み係数を用いることで、各回転信号の周期性を考慮して回転速度が精度良く得られる期間をそれぞれ抽出できる。
請求項3記載のロボットのアーム回転軸速度検出装置によれば、第1及び第2回転センサを、アームの回転軸に配置される永久磁石の磁気変化を検出する磁気センサとする。このように構成すれば、安価な磁気センサを2つ用いてロボットのアーム回転軸速度を検出できる。
一実施形態であり、ロボットの各軸周りの構成と、それらに係るコントローラの制御部の構成とをモデル的に示す図 コントローラについて、要部に係る部分を示す機能ブロック図 ロボットシステムの構成を示す図 速度用マイコンにより実行される回転軸の速度を求める処理を示すフローチャート 2つのホールセンサより出力される各信号にそれぞれ逆三角関数を適用して求めた角度を示す波形図 図5に示す角度から求めた角速度を示す波形図 図5に示す角度に適用する重み係数を示す波形図 重み係数を適用して求めた角速度を示す波形図 ロボットの各軸周りの構成をモデル的に示す図 2相のホールセンサ信号を示す図 ホールセンサ信号のAD変換値を示す図 ホールセンサ信号から求めた角度を示す図 角度から求めた回転軸の速度を示す図
以下、一実施形態について図1から図8を参照して説明する。図3に示すように、ロボットシステム1は、垂直多関節型のロボット2、ロボット2を制御するコントローラ3を備えている。このロボットシステム1は、一般的な産業用に用いられている。ロボット2は、いわゆる6軸の垂直多関節型ロボットとして周知の構成を備えており、ベース5上に、Z方向の軸心を持つ第1軸(J1)を介してショルダ6が水平方向に回転可能に連結されている。ショルダ6には、Y方向の軸心を持つ第2軸(J2)を介して上方に延びる下アーム7の下端部が垂直方向に回転可能に連結されている。下アーム7の先端部には、Y方向の軸心を持つ第3軸(J3)を介して第一上アーム8が垂直方向に回転可能に連結されている。
第一上アーム8の先端部には、X方向の軸心を持つ第4軸(J4)を介して第二上アーム9が捻り回転可能に連結されている。第二上アーム9の先端部には、Y方向の軸心を持つ第5軸(J5)を介して手首10が垂直方向に回転可能に連結されている。手首10には、X方向の軸心を持つ第6軸(J6)を介してフランジ11が捻り回転可能に連結されている。
ベース5、ショルダ6、下アーム7、第一上アーム8、第二上アーム9、手首10およびフランジ11は、ロボット2のアームとして機能し、アームの先端となるフランジ11には、ワークを保持するための図示しないツールが取り付けられる。ロボット2に設けられている各軸(J1〜J6)には、それぞれに対応して駆動源となる図示しないモータが設けられている。
コントローラ3は、ロボット2の制御装置であり、図示しないCPU、ROMおよびRAM等で構成されたコンピュータからなる制御手段においてコンピュータプログラムを実行することで、ロボット2を制御する。具体的には、コントローラ3は、インバータ回路等から構成された駆動部を備えており、各モータに対応して設けられているエンコーダで検知したモータの回転位置に基づいて例えばフィードバック制御によりそれぞれのモータを駆動する。
コントローラ3は、CPU、ROM、RAM、上記駆動部に相当するモータドライバ等を備えている。ROMは、ロボット2のシステムプログラムや動作プログラム等を記憶している。RAMは、これらのプログラムを実行する際にパラメータの値等を記憶する。位置検出回路には、コントローラ3には、ロボット2の各関節に設けられた図示しない各エンコーダの検出信号がそれぞれ入力される。
図2は、コントローラ3について、本実施形態の要部に係る部分を示す機能ブロック図である。コントローラ3は、メインCPU12と、各軸J1〜J6のそれぞれに対応して設けられる制御用マイコン13及び速度用マイコン14とを備えている。コントローラ3には、例えばティーチングペンダントのようなユーザ操作部15が接続されており、ユーザは、ユーザ操作部15によりロボット2を制御するための各種パラメータを設定する。メインCPU12は、各軸の制御用マイコン13,速度用マイコン14に対し、それぞれ角度指令,監視速度を与える。監視速度は、各軸の回転速度を監視するための上限値である。
図1は、ロボット2の各軸の軸周りの構成と、それらに係るコントローラ3の制御部の構成とをモデル的に示している。尚、軸周りの構成は、基本的に図8に示すイメージと同じであり、図8にも同じ符号を付している。モータ21には、モータ側エンコーダ22が取り付けられている。エンコーダ22は、モータ21の回転角度を制御用マイコン13に入力する。モータ21の回転軸23には、複数段のギアからなるモジュールである減速機構24の入力側に連結されている。減速機構24の出力側は、対応するロボットアームの回転軸25に連結されている。
回転軸25には、アームの動きを制するための機械式ブレーキ26が配置されている。また、回転軸25には永久磁石27が取り付けられており、回転軸25が回転することに伴う永久磁石27の磁界の変化は、2つのホールセンサ28(1),28(2)により検出される。ホールセンサ28(1),28(2)は、位相が90度異なる回転位置信号,センサ信号を出力する。
ホールセンサ28(1),28(2)より出力されるセンサ信号は、それぞれアンプ29(1),29(2)により増幅されて、速度用マイコン14が備えるA/D変換器30(1),30(2)に入力される。A/D変換器30(1),30(2)によりA/D変換されたデータは、角度・速度演算部31に入力される。
演算部31は、入力される2相センサ信号のデータに基づいて、回転軸25の回転角度及び回転速度を演算する。演算された回転角度,アーム角度は、制御用マイコン13に入力される。また、演算された回転速度は、演算部31において、メインCPU12より与えられる監視速度と比較される。そして、アームの回転速度が監視速度を超えると、速度マイコン14は、制御用マイコン13に停止指令を出力する。
制御用マイコン13は、制御対象のアーム角度が、メインCPU12より与えられる角度指令に一致するようにモータ21を制御する。モータ21の制御信号は、アンプ32及びモータドライバを介してモータ21に与えられる。また、制御用マイコン13は、ブレーキ26のON/OFFも制御する。速度用マイコン14より停止指令が入力されると、制御用マイコン13は、ブレーキ26をONにすると共に、モータ21の駆動制御を停止する。また、制御用マイコン13は、アーム角度を参照することで、特許文献1と同様にモータ21が何回転しているかを検出する多回転数検出処理を行う。
次に、本実施形態の作用について図4から図6を参照して説明する。図4は、速度用マイコン14により実行される回転軸25の回転速度を求める処理を示す。尚、ステップS11〜S16の処理は、ホールセンサ28(1),28(2)について並行的に実行される。速度演算部31は、AD変換器30が出力する変換値が変化したか否かを判断する(S11)。変換値が変化していなければ(NO)、変化時間をカウントするためのカウンタをインクリメントして(S16)ステップS11に戻る。
AD変換値が変化すると(S11;YES)、その変換値に対し逆三角関数を適用して角度を求める(S12)。更に、AD変換値の前回値と今回値との差分を算出し(S13)、前記カウンタのカウント値から変換値が変化するまでの時間を求める(S14)。そして、前記差分値を前記変化時間で除すことで角速度を算出する(S15)。
以上のようにして、ホールセンサ28(1),28(2)が出力するセンサ信号から角速度(1),角速度(2)を求めると、前記センサ信号の特性に応じて、角速度(1),(2)にそれぞれ適用する重み係数(1),(2)を求める(S17)。ここで、重み係数(1),(2)は、例えば以下のように決定する。回転位置をθとし、ホールセンサ28(1)のセンサ信号をsinθで表し、ホールセンサ28(2)のセンサ信号をcosθで表す。そして、
重み係数(1)=S1/(S1+C1) …(1)
重み係数(2)=C1/(S1+C1) …(2)
S1= sinθ /√(sin2θ+cos2θ)
C1= cosθ /√(sin2θ+cos2θ)
とする。
尚、係数S1,C1の分母は、各センサ信号が理想的な正弦波,余弦波であれば「1」になるが、実際に得られるセンサ信号は、振幅や位相に理想値からのずれがあるため、必ずしも「1」にならない。
それから、角速度(1)に重み係数(1)を乗じて重み付け角速度(1)を算出し(S18)、角速度(2)に重み係数(2)を乗じて重み付け角速度(2)を算出すると(S19)、重み付け角速度(1)に重み付け角速度(2)を加算して回転軸25の速度Vを求める(S20)。尚、角速度(1)は第1速度に相当し、角速度(2)は第2速度に相当する。また、重み係数(1)は第1重み係数に相当し、重み係数(2)は第2重み係数に相当する。
速度マイコン14は、上式で求めた速度を監視速度と比較して、監視速度を超えると前述したように制御用マイコン13に停止指令を出力する。すると、制御用マイコン13はブレーキ26をONにすると共に、モータ21の駆動制御を停止する。
ホールセンサ28(1),28(2)により出力される各信号について、それぞれ逆三角関数を適用して角度[deg]を求めると、図5に示すようになる。そして、この角度から角速度[deg/s]を求めると、図6に示すようになる。図13に示したように、センサ信号から角度θを求め、角度θを微分して求めた速度のばらつきの最大,最小間の振れ幅は107.3[deg/s]である。これに対して、図6に示す最大,最小間の振れ幅は36.5[deg/s]であり、かなり改善されているが誤差はまだ大きい。
これに対して、ステップS17〜S19において、図7に示す波形の重み係数(1),(2)を適用して角速度[deg/s]を求めると、各センサ信号より得られる角速度が精度良く得られる区間をそれぞれ抽出できる。尚、図中の「Asin」は重み係数(1)を示し、「Acos」は重み係数(2)を示す。その結果、最大,最小間の振れ幅は6.2[deg/s]となり、図13に示すケースに比較して約17倍,図6に示すケースに比較して約5.9倍に精度が改善されている。
以上のように本実施形態によれば、ロボットアームの回転軸25側に、ホールセンサ28(1),28(2)を互いに90度位相差のセンサ信号を出力するように配置する。速度用マイコン14の速度演算部31は、ホールセンサ28(1)より出力されるセンサ信号より得られる角度を微分して角速度(1)を求め、ホールセンサ28(2)より出力されるセンサ信号より得られる角度を微分して角速度(2)を求める。
そして、角速度(1)に重み係数(1)を乗じた結果と、角速度(2)に重み係数(2)を乗じた結果とを加算してアームの回転速度を求める。これにより、分解能が低い安価なホールセンサ28を用いても、(0)式から角度を求めて速度を求める場合に比較して、より精度が高い回転速度Vを得ることができる。この場合、(1)式,(2)式より得られる重み係数(1),(2)を用いることで、各センサ信号の周期性を考慮して、回転速度が精度良く得られる期間をそれぞれ抽出できる。
本発明は上記した、又は図面に記載した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のような変形又は拡張が可能である。
ステップS2及びS3の処理を省略しても良い。
回転センサは、磁気センサに限ることはない。
垂直6軸型以外のロボットに適用しても良い。
重み係数(1),(2)は、(1)式,(2)式より得られるものに限らない。
図面中、1はロボットシステム、2はロボット、3はコントローラ、13は制御用マイコン、14は速度用マイコン、21はモータ、24は減速機構、25は回転軸、27は永久磁石、28はホールセンサ、31は角度・速度演算部を示す。
請求項2記載のロボットのアーム回転軸速度検出装置によれば、回転位置をθとし、第1回転位置信号がsinθで表され,第2回転位置信号がcosθで表されるとすると、
第1重み係数をS1/(S1+C1),
第2重み係数をC1/(S1+C1),
S1=sinθ/√(sin2θ+cos2θ)
C1=cosθ/√(sin2θ+cos2θ)
とする。
このような重み係数を用いることで、各回転信号の周期性を考慮して回転速度が精度良く得られる期間をそれぞれ抽出できる。
以上のようにして、ホールセンサ28(1),28(2)が出力するセンサ信号から角速度(1),角速度(2)を求めると、前記センサ信号の特性に応じて、角速度(1),(2)にそれぞれ適用する重み係数(1),(2)を求める(S17)。ここで、重み係数(1),(2)は、例えば以下のように決定する。回転位置をθとし、ホールセンサ28(1)のセンサ信号をsinθで表し、ホールセンサ28(2)のセンサ信号をcosθで表す。そして、
重み係数(1)=S1/(S1+C1) …(1)
重み係数(2)=C1/(S1+C1) …(2)
S1=sinθ/√(sin2θ+cos2θ)
C1=cosθ/√(sin2θ+cos2θ)
とする。

Claims (3)

  1. モータと、このモータの回転軸に連結される減速機構と、この減速機構を介して駆動されるロボットアームの回転軸とで構成されるロボットアームの駆動機構に適用され、
    前記アームの回転軸側に配置され、90度位相差の回転位置信号を出力する第1及び第2回転センサと、
    前記第1回転センサより出力される第1回転位置信号より得られる角度を微分して第1速度を求め、
    前記第2回転センサより出力される第2回転位置信号より得られる角度を微分して第2速度を求め、
    前記第1速度に第1重み係数を乗じた結果と、前記第2速度に第2重み係数を乗じた結果とを加算して、前記アームの回転速度を求める速度演算部とを備えるロボットのアーム回転軸速度検出装置。
  2. 回転位置をθとした際に、前記第1回転位置信号がsinθで表され,前記第2回転位置信号がcosθで表されるとすると、
    前記第1重み係数をS1/(S1+C1),
    前記第2重み係数をC1/(S1+C1),
    S1= sinθ /√(sin2θ+cos2θ)
    C1= cosθ /√(sin2θ+cos2θ)
    とする請求項1記載のロボットのアーム回転軸速度検出装置。
  3. 前記アームの回転軸には永久磁石が配置されており、
    前記第1及び第2回転センサは、前記永久磁石の磁気変化を検出する磁気センサである請求項1又は2記載のロボットのアーム回転軸速度検出装置。
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