JP2019139573A - 対話処理システム、及び対話処理方法 - Google Patents

対話処理システム、及び対話処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】処理に柔軟性を持たせる。【解決手段】対話処理システムは、複数の対話処理部と、所定の形式のデータを記憶し、複数の対話処理部の間で、データを供給可能な情報共有部とを備え、対話処理部は、所定のグループごとに備えられており、予め定められた手順情報に基づいて、疑似的な対話を行う対話処理を、対応する所定のグループに含まれる複数の利用者との間で実行する。【選択図】図1

Description

本発明は、対話処理システム、及び対話処理方法に関する。
近年、複数のユーザに応答するチャットサービスを提供するチャットボットシステムなどの対話処理システムが知られている(例えば、特許文献1を参照)。このような対話処理システムでは、複数のユーザに対して、1つのチャットボットが対応している。
特開2009−3533号公報
上述した従来の対話処理システムでは、例えば、業務に利用する場合に、チャットボットに設定された業務フローにしたがって処理される。しかしながら、従来の対話処理システムでは、1つのチャットボットが全ユーザに対応するため、全ユーザに対して、同一の業務フローを実行する必要があった。そのため、従来の対話処理システムでは、ユーザの組織や業務内容に応じて一部の業務フローを変更することは困難であり、業務フロー全体を変更するため処理が複雑化するという問題があった。このように、従来の対話処理システムは、画一的で、処理に柔軟性を持たせることは困難であった。
本発明は、上記問題を解決すべくなされたもので、その目的は、処理に柔軟性を持たせることができる対話処理システム、及び対話処理方法を提供することにある。
上記問題を解決するために、本発明の一態様は、複数の対話処理部と、所定の形式のデータを記憶し、前記複数の対話処理部の間で、前記データを供給可能な情報共有部とを備え、前記対話処理部は、所定のグループごとに備えられており、予め定められた手順情報に基づいて、疑似的な対話を行う対話処理を、対応する前記所定のグループに含まれる複数の利用者との間で実行することを特徴とする対話処理システムである。
また、本発明の一態様は、上記の対話処理システムにおいて、前記複数の対話処理部は、階層を有し、前記複数の対話処理部のそれぞれは、前記階層に応じて異なる処理を実行することを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の対話処理システムにおいて、前記階層における上位階層の前記対話処理部である親対話処理部は、管理者の依頼に応じた処理依頼を、前記階層における下位階層の前記対話処理部である子対話処理部に送信し、前記子対話処理部は、前記処理依頼に対応して前記所定のグループごとに定められた前記手順情報に基づいて、前記対話処理を実行することを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の対話処理システムにおいて、前記階層における下位階層の前記対話処理部である子対話処理部は、前記手順情報に基づいて、前記複数の利用者から収集した情報を、所定の形式に変換し、当該変換された情報を、前記情報共有部に記憶させ、前記階層における上位階層の前記対話処理部である親対話処理部は、前記情報共有部から、前記所定の形式に変換された情報を取得することを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の対話処理システムにおいて、前記子対話処理部は、前記複数の利用者から収集した情報に矛盾が生じた場合に、予め定められた規則に基づいて、前記複数の利用者から収集した情報をマージして、前記情報共有部に記憶させることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の対話処理システムにおいて、前記子対話処理部は、前記利用者からの情報が得られない場合に、当該情報が得られていない利用者に対して、再確認を行う前記対話処理を実行することを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の対話処理システムにおいて、前記所定のグループは、前記利用者が所属する組織、又は、前記利用者が行う業務内容に対応して定められていることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、複数の対話処理部と、所定の形式のデータを記憶し、前記複数の対話処理部の間で、前記データを供給可能な情報共有部とを備える対話処理システムの対話処理であって、所定のグループごとに備えられている前記対話処理部が、予め定められた手順情報に基づいて、疑似的な対話を行う対話処理を、対応する前記所定のグループに含まれる複数の利用者との間で実行する対話処理ステップを含むことを特徴とする対話処理方法である。
本発明によれば、処理に柔軟性を持たせることができる。
本実施形態による対話処理システムの一例を示す機能ブロック図である。 本実施形態における親チャットボットの一例を示す機能ブロック図である。 本実施形態における子チャットボットの一例を示す機能ブロック図である。 本実施形態における子チャットボットの動作の一例を示すフローチャートである。 本実施形態による対話処理システムの動作の一例を示す第1の図である。 本実施形態による対話処理システムの動作の一例を示す第2の図である。 本実施形態による災害対策シナリオを実行する際の管理者端末の表示画面の一例を示す図である。 本実施形態による報告を入力する際のユーザ端末の表示例を示す図である。 本実施形態の管理者端末による進捗状況の表示例を示す図である。 本実施形態の管理者端末による安否確認状況の表示例を示す図である。 本実施形態の管理者端末による集計結果の表示例を示す図である。 本実施形態による対話処理システムの動作の一例を示す第3の図である。
以下、本発明の一実施形態による対話処理システムについて、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態による対話処理システム1を示す機能ブロック図である。
図1に示すように、対話処理システム1は、管理者端末10と、親チャットボット21と、子チャットボット(22−1、22−2、・・・)と、ユーザ端末(31−1、31−2、・・・、32−1、32−2、・・・)と、情報共有部40とを備える。
なお、本実施形態において、親チャットボット21、及び子チャットボット(22−1、22−2、・・・)は、対話処理システム1が備える任意のチャットボットを示す場合、又は特に区別しない場合には、チャットボット20として説明する。
また、子チャットボット(22−1、22−2、・・・)は、対話処理システム1が備える任意の子チャットボットを示す場合、又は特に区別しない場合には、子チャットボット22として説明する。
また、ユーザ端末(31−1、31−2、・・・、32−1、32−2、・・・)は、対話処理システム1が備える任意のユーザ端末を示す場合、又は特に区別しない場合には、ユーザ端末30として説明する。
管理者端末10は、例えば、パーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォンなどであり、対話処理システム1を管理する管理者が使用する端末装置である。管理者端末10は、親チャットボット21から送信された情報(例えば、メニュー画面や操作画面、集計結果など)を表示するとともに、例えば、メニュー画面の選択情報や入力情報、等を管理者から受け付けて、親チャットボット21に送信する。
チャットボット20(対話処理部の一例)は、例えば、不図示のCPU(Central Processing Unit)を有するコンピュータシステムと、疑似的な対話を行う対話処理を実行させる対話処理プログラムとによって実現される機能ブロックである。本実施形態による対話処理システム1は、複数のチャットボット20を備えて、複数のチャットボット20は、階層を有している。なお、対話処理には、例えば、チャット処理や音声対話処理(音声エージェント処理)などが含まれる。また、ここでの対話処理には、例えば、対話的処理による業務などの処理を含むものとする。
親チャットボット21(親対話処理部の一例)は、複数のチャットボット20の階層における上位階層のチャットボット20である。親チャットボット21は、例えば、管理者端末10と接続可能であり、対話処理システム1の管理者から管理者端末10を介して、受信した依頼(要求)に応じて、子チャットボット22を介して所定の対話処理(例えば、業務報告や安否確認などの業務処理)を実行する。親チャットボット21は、例えば、管理者端末10から受信した管理者の依頼に対応したシナリオである処理フロー(手順情報)に基づいて、管理者の依頼に応じた処理依頼を、子チャットボット22に送信する。
また、親チャットボット21は、子チャットボット22が収集した情報を、情報共有部40を介して取得し、収集した情報を集計したサマリを生成する。親チャットボット21は、生成したサマリを、管理者端末10に送信して表示させて、管理者に提示する。
ここで、図2を参照して、親チャットボット21の構成の詳細について説明する。
図2は、本実施形態における親チャットボット21の一例を示す機能ブロック図である。
図2に示すように、親チャットボット21は、記憶部210と、通信部211と、処理実行部212と、収集情報処理部213とを備えている。
記憶部210は、親チャットボット21が利用する各種情報を記憶する。記憶部210は、ユーザ記憶部2101と、処理フロー記憶部2102と、ボット情報記憶部2103と、集計結果記憶部2104とを備えている。
ユーザ記憶部2101は、親チャットボット21と対話処理するユーザの情報を記憶する。ここで、ユーザには、管理者等も含まれる。
処理フロー記憶部2102は、親チャットボット21が実行するシナリオ、業務フローなどの処理フローを記憶する。ここで、処理フローは、例えば、管理者などによって、予め登録された処理手順を示す手順情報である。
ボット情報記憶部2103は、下位の階層のチャットボット20(子チャットボット22)の情報を記憶する。ボット情報記憶部2103は、例えば、親チャットボット21が管理する子チャットボット22を識別する識別情報などを記憶する。
集計結果記憶部2104は、子チャットボット22を介して収集した各種情報の集計結果を記憶する。
通信部211は、管理者端末10、子チャットボット22、及び情報共有部40などとの間で通信を行う。
処理実行部212は、親チャットボット21の各種処理を実行する。処理実行部212は、例えば、対話処理システム1を操作するためのウェブ処理、集計結果を表示するためのウェブ処理、管理者との間のSNS(Social Networking Service)によるチャット処理、及び子チャットボット22を介しての情報収集処理などを実行する。
例えば、処理実行部212は、管理者から管理者端末10及び通信部211を介して、業務報告や安否確認などの依頼を受信した場合に、処理フロー記憶部2102が記憶する依頼に対応する処理フローに基づいて、各子チャットボット22を介した対話処理を実行する。ここで、処理実行部212は、ボット情報記憶部2103に記憶されている子チャットボット22に対して、対話処理を実行する。また、処理実行部212は、管理者の依頼に応じた処理依頼を、通信部211を介して各子チャットボット22に送信し、通信部211を介して各子チャットボット22からの通知を受信する。
収集情報処理部213は、処理実行部212の処理によって、収集された情報(例えば、安否情報や業務報告情報など)を、通信部211を介して、情報共有部40から取得し、集計して集計結果(サマリ)を生成する。収集情報処理部213は、生成した集計結果を集計結果記憶部2104に記憶させる。
図1の説明に戻り、子チャットボット22(子対話処理部の一例)は、複数のチャットボット20の階層における下位階層のチャットボット20である。子チャットボット22は、所定のグループ(以下、グループという)ごとに備えられており、処理フロー(手順情報)に基づいて、対話処理を、対応するグループに含まれる複数のユーザ(利用者)との間で実行する。ここで、グループは、例えば、ユーザが所属する組織、又は、ユーザが行う業務内容に対応して定められている。また、処理フロー(手順情報)は、グループごとに定められている。すなわち、処理フローは、グループごとに、異なる処理手順であってもよい。
子チャットボット22は、親チャットボット21から受信した処理依頼に対応して、グループごとに定められた処理フローに基づいて、対話処理を実行する。また、子チャットボット22は、処理フローに基づいて、複数のユーザから収集した情報を、所定の形式に変換し、当該変換された情報を、情報共有部40に記憶させる。ここで、所定の形式は、親チャットボット21と子チャットボット22との間で予め定められたデータフォーマットである。
なお、子チャットボット22は、複数のユーザから収集した情報に矛盾が生じた場合に、予め定められた規則に基づいて、複数のユーザから収集した情報をマージして、情報共有部40に記憶させる。また、子チャットボット22は、ユーザからの情報が得られない場合に、当該情報が得られていないユーザに対して、再確認(リマインド)を行う対話処理を実行してもよい。
ここで、図3を参照して、子チャットボット22の構成の詳細について説明する。
図3は、本実施形態における子チャットボット22の一例を示す機能ブロック図である。
図3に示すように、子チャットボット22は、記憶部220と、通信部221と、処理実行部222と、収集情報処理部223とを備えている。
記憶部220は、子チャットボット22が利用する各種情報を記憶する。記憶部220は、ユーザ記憶部2201と、処理フロー記憶部2202と、収集情報記憶部2203とを備えている。
ユーザ記憶部2201は、子チャットボット22と対話処理するユーザの情報を記憶する。ここで、ユーザは、例えば、子チャットボット22に対応するグループに所属するユーザである。ユーザ記憶部2201は、例えば、各ユーザを識別するユーザ識別情報を記憶する。なお、ユーザ記憶部2201は、ユーザ識別情報と、例えば、部長、課長、係長、担当などを示す役職情報や、例えば、企画担当、プログラム担当、デバック担当、取りまとめ担当などの業務内容における役割情報とを対応付けて記憶するようにしてもよい。
処理フロー記憶部2202は、子チャットボット22が実行する業務フローなどの処理フローを記憶する。ここで、処理フローは、例えば、管理者などによって、予め登録された処理手順を示す手順情報であり、子チャットボット22ごと(グループごと)に異なる手順が定められてもよい。
収集情報記憶部2203は、後述するユーザ端末30を介して各ユーザから収集した各種収集情報を記憶する。
通信部221は、ユーザ端末30、親チャットボット21、及び情報共有部40などとの間で通信を行う。
処理実行部222は、子チャットボット22の各種処理を実行する。処理実行部222は、親チャットボット21からの処理依頼に対応して、例えば、グループ内のユーザとの間のSNSなどによるチャット処理により、各種報告などの情報を収集する。処理実行部222は、処理フロー記憶部2202が記憶する処理フローを取得し、当該処理フローに基づいて、SNSなどによるチャット処理を実行して、各種報告などの情報収集処理を実行する。処理実行部222は、各ユーザから収集した収集情報を、収集情報記憶部2203に記憶させる。
また、処理実行部222は、各ユーザから収集した収集情報を、収集情報処理部223により所定のデータフォーマットに変換させる。処理実行部222は、収集情報処理部223から取得した所定のデータフォーマットに変換された収集情報を、通信部221を介して、情報共有部40に送信して記憶させるとともに、親チャットボット21に通知(例えば、業務報告や安否確認などの完了通知)を送信する。
収集情報処理部213は、処理実行部212の処理によって、各ユーザから収集された収集情報を、予め定められた所定の形式(データフォーマット)のデータに変換する。
再び、図1の説明に戻り、ユーザ端末30は、例えば、スマートフォンや、タブレット端末などであり、対話処理システム1を利用するユーザ(利用者)が使用する端末装置である。ユーザ端末30は、子チャットボット22によって実行される対話処理のユーザインターフェースとして利用される。ユーザ端末30は、ユーザのグループごとに配置されている子チャットボット22に対応付けられている。
例えば、図1に示す例では、子チャットボット22−1は、グループGR1に対応付けられており、ユーザ端末31−1、ユーザ端末31−2、・・・が、グループGR1のユーザが使用するユーザ端末30である。この場合、子チャットボット22−1は、グループGR1のユーザ端末31−1、ユーザ端末31−2、・・・の各ユーザ端末30に対して、対話処理を実行する。
また、子チャットボット22−2は、グループGR2に対応付けられており、ユーザ端末32−1、ユーザ端末32−2、・・・が、グループGR2のユーザが使用するユーザ端末30である。この場合、子チャットボット22−2は、グループGR2のユーザ端末32−1、ユーザ端末32−2、・・・の各ユーザ端末30に対して、対話処理を実行する。
次に、図面を参照して、本実施形態による対話処理システム1の動作について説明する。
図4は、本実施形態における子チャットボット22の動作の一例を示すフローチャートである。
図4に示すように、子チャットボット22は、まず、親チャットボット21から処理依頼を受け付ける(ステップS101)。すなわち、子チャットボット22の処理実行部222は、通信部221を介して、親チャットボット21から処理依頼を受信する。
次に、処理実行部222は、処理依頼に応じた処理フローに基づいて、各ユーザと対話処理を実行する(ステップS102)。処理実行部222は、処理依頼に応じた処理フローを処理フロー記憶部2202から取得する。そして、処理実行部222は、子チャットボット22に対応するグループに所属する各ユーザのユーザ端末30に対して、取得した処理フローに基づいて、対話処理を実行する。ここで、処理実行部222は、ユーザ記憶部2201に記憶されているユーザに対して、対話処理を実行する。処理実行部222は、対話処理を実行することで、各ユーザから収集情報を取得する。処理実行部222は、取得した収集情報を収集情報記憶部2203に記憶させる。
次に、子チャットボット22の収集情報処理部223は、収集情報を所定の形式のデータに変換する(ステップS103)。すなわち、処理実行部222が、収集情報の変換の指示を収集情報処理部223に出力する。当該収集情報の変換の指示に従って、収集情報処理部223は、収集情報記憶部2203が記憶する収集情報を取得して、所定の形式のデータに変換する。収集情報処理部223は、変換した収集情報を再び収集情報記憶部2203に記憶させる。
次に、処理実行部222は、収集情報を情報共有部40に記憶させるとともに、親チャットボット21に通知する(ステップS104)。すなわち、処理実行部222は、収集情報処理部223によって、所定の形式のデータに変換された収集情報を収集情報記憶部2203から読み出し、当該収集情報を、通信部221を介して、情報共有部40に送信して記憶させる。また、処理実行部222は、収集情報を情報共有部40に記憶させたことを含む通知を、通信部221を介して、親チャットボット21に送信する。ステップS104の処理後に、処理実行部222は、処理を終了する。
次に、図5を参照して、本実施形態による対話処理システム1における営業日報を収集するシナリオを実行する場合の動作の一例について説明する。
図5は、本実施形態による対話処理システム1の動作の一例を示す第1の図であり、営業日報を収集するシナリオを実行する場合の一例を示している。
この図において、子チャットボット22−1、子チャットボット22−2、及び子チャットボット22−3それぞれは、異なる営業部に対応し、各子チャットボット22に対応する営業部に所属するユーザから営業日報を収集する。ここで、各営業部は、上述したグループに対応する。また、各子チャットボット22の処理フロー記憶部2202が記憶する処理フローである業務フローが、各営業部によって異なるものとする。
図5に示すように、まず、親チャットボット21が、管理者端末10を介して、管理者から営業日報の収集を受け付ける(ステップS201)。すなわち、親チャットボット21は、処理フロー記憶部2102が記憶する処理フロー(業務シナリオ)のうちから、管理者が選択した営業日報を収集する業務シナリオを取得し、処理実行部212に当該業務シナリオに基づく対話処理を実行させる。
次に、親チャットボット21は、営業日報の収集依頼を各子チャットボット22(子チャットボット22−1、子チャットボット22−2、子チャットボット22−3)に送信する(ステップS202)。すなわち、処理実行部212は、ボット情報記憶部2103が記憶する子チャットボット22の情報に対応する子チャットボット22に対して、通信部211を介して、営業日報の収集依頼を送信する。
各子チャットボット22の処理実行部222は、それぞれの処理フロー記憶部2202が記憶する業務フローに基づいて、子チャットボット22に対応するグループに含まれる担当者(ユーザ)に対して対話処理を実行する。
子チャットボット22−1において、子チャットボット22−1の処理実行部222は、業務フローに基づいて、各担当者に営業日報の記入を依頼する(ステップS203)。処理実行部222は、ユーザ記憶部2201が記憶するユーザの情報に対応する担当者に対して、営業日報の記入を依頼する対話処理を実行する。
次に、処理実行部222は、各担当者の記入を受け付ける(ステップS204)。処理実行部222は、各担当者のユーザ端末30から営業日報の記入を受け付け、収集情報記憶部2203に記憶させる。ここで、営業日報の記入情報には、例えば、顧客名、案件名、案件の概要、活動内容、予測売上高、予想受注日などが含まれる。なお、営業日報の記入の依頼や、営業日報の記入処理のやり取りとは、例えば、SNSを利用したメッセージアプリケーションやチャットソフトウェアなどを用いて行われる。
次に、処理実行部222は、収集結果を情報共有部40に保存して、親チャットボット21に通知する(ステップS205)。処理実行部222は、収集情報記憶部2203が記憶する収集情報を収集結果として、通信部221を介して、情報共有部40に送信し、当該収集結果を情報共有部40に記憶させる。なお、収集結果が情報共有部40に記憶させるデータフォーマットと異なる場合に、処理実行部222は、収集情報処理部223によりデータフォーマットを変換させた収集結果を情報共有部40に記憶させる。また、処理実行部222は、情報共有部40に収集結果を記憶させたことを示す通知を、通信部221を介して、親チャットボット21に送信する。
また、子チャットボット22−2において、子チャットボット22−2の処理実行部222は、業務フローに基づいて、各担当者に営業日報の記入を依頼する(ステップS206)。処理実行部222は、ユーザ記憶部2201が記憶するユーザの情報に対応する担当者に対して、営業日報の記入を依頼する対話処理を実行する。
次に、処理実行部222は、各担当者の記入を受け付ける(ステップS207)。処理実行部222は、各担当者のユーザ端末30から営業日報の記入を受け付け、収集情報記憶部2203に記憶させる。
次に、処理実行部222は、業務フローに基づいて、全日報が揃った後に、部長の確認がOKであるか否かを判定する(ステップS208)。処理実行部222は、業務フローに基づいて、当該営業部の部長に対して、対話処理により日報の確認を依頼し、受信した部長の確認結果により、全日報の確認がOK(部長の承認を得られている)か否かを判定する。処理実行部222は、部長の確認がOKである場合(ステップS208:YES)に、処理を次のステップS209に進める。また、処理実行部222は、部長の確認がOKでない場合(ステップS208:NO)に、処理をステップS206に戻し、担当者に再入力させる。
ステップS209において、処理実行部222は、収集結果を情報共有部40に保存して、親チャットボット21に通知する。
また、子チャットボット22−3において、子チャットボット22−3の処理実行部222は、業務フローに基づいて、各担当者に営業日報の記入を依頼する(ステップS210)。処理実行部222は、ユーザ記憶部2201が記憶するユーザの情報に対応する担当者に対して、営業日報の記入を依頼する対話処理を実行する。
次に、処理実行部222は、各担当者の記入を受け付ける(ステップS211)。処理実行部222は、各担当者のユーザ端末30から営業日報の記入を受け付け、収集情報記憶部2203に記憶させる。
次に、処理実行部222は、業務フローに基づいて、全日報が揃った後に、歌唱の確認がOKであるか否かを判定する(ステップS212)。処理実行部222は、業務フローに基づいて、当該営業部の課長に対して、対話処理により日報の確認を依頼し、受信した課長の確認結果により、全日報の確認がOK(課長の承認を得られている)か否かを判定する。処理実行部222は、課長の確認がOKである場合(ステップS212:YES)に、処理を次のステップS213に進める。また、処理実行部222は、課長の確認がOKでない場合(ステップS212:NO)に、処理をステップS210に戻し、担当者に再入力させる。
ステップS213において、処理実行部222は、業務フローに基づいて、部長の確認がOKであるか否かを判定する。処理実行部222は、業務フローに基づいて、当該営業部の部長に対して、対話処理により日報の確認を依頼し、受信した部長の確認結果により、全日報の確認がOK(部長の承認を得られている)か否かを判定する。処理実行部222は、部長の確認がOKである場合(ステップS213:YES)に、処理を次のステップS214に進める。また、処理実行部222は、部長の確認がOKでない場合(ステップS213:NO)に、処理をステップS210に戻し、担当者に再入力させる。
ステップS214において、処理実行部222は、収集結果を情報共有部40に保存して、親チャットボット21に通知する。
また、情報共有部40は、各子チャットボット22(子チャットボット22−1、子チャットボット22−2、子チャットボット22−3)から受信した収集結果を記憶する(ステップS215)。
また、親チャットボット21は、収集結果を取得し、サマリを出力する(ステップS216)。親チャットボット21の処理実行部212は、各子チャットボット22からの通知を、通信部211を介して受信し、当該通知に応じて、情報共有部40から収集結果を取得する。また、処理実行部212は、取得した収集結果を収集情報処理部213に集計させてサマリ(集計結果)を生成させる。
処理実行部212は、収集情報処理部213に集計させたサマリを、管理者端末10に送信して、管理者端末10に表示させる。なお、処理実行部212は、サマリを集計結果記憶部2104に記憶させる。また、サマリは、例えば、各チームの進捗情報をまとめた表又はグラフや、売上実績、売上予測、目標達成率などをまとめた表又はグラフなどである。
上記の図5を用いて説明したように、各子チャットボット22は、処理フロー記憶部2202が記憶する業務フローを変更することで、グループごとに異なる処理を実行させることが可能である。上述した例では、子チャットボット22−1に対応する営業部では、各担当者の入力をそのまま使用する業務フローを採用している。また、子チャットボット22−2に対応する営業部では、各担当者の入力を部長の確認を行った上で使用する業務フローを採用している。また、子チャットボット22−3に対応する営業部では、各担当者の入力を課長及び部長の確認を行った上で使用する業務フローを採用している。
次に、図6〜図11を参照して、本実施形態による対話処理システム1における災害時の情報を収集する災害対策シナリオを実行する場合の動作の一例について説明する。
図6は、本実施形態による対話処理システム1の動作の一例を示す第2の図であり、災害対策シナリオを実行する場合の一例を示している。
図6に示すように、まず、管理者端末10は、親チャットボット21に対して、災害対策シナリオを指定し(ステップS301)、報告依頼を親チャットボット21に送信する(ステップS302)。管理者端末10は、例えば、図7に示すような表示画面G1を表示し、管理者が災害対策シナリオを選択すると、災害対策シナリオを示すシナリオ情報を親チャットボット21に送信する。また、管理者端末10は、表示画面G1において、管理者がボタンBT1(“即時実行”ボタン)を押下すると、報告依頼を親チャットボット21に送信する。なお、表示画面G1は、親チャットボット21から受信した表示データにより、管理者端末10が表示している。
次に、親チャットボット21は、報告依頼を子チャットボット22に送信する(ステップS303)。親チャットボット21の処理実行部212は、管理者端末10から指定された災害対策シナリオに対応する処理フローを処理フロー記憶部2102から取得し、当該処理フローに基づいて、例えば、安否確認などの報告依頼を、通信部211を介して、子チャットボット22に送信する。なお、図6に示す例では、説明の都合上、親チャットボット21は、1つの子チャットボット22に報告依頼を送信しているが、各子チャットボット22に報告依頼を送信する。
次に、子チャットボット22は、ユーザ端末30に報告依頼を送信する(ステップS304)。子チャットボット22の処理実行部222は、報告依頼に対応する処理フローを処理フロー記憶部2202から取得し、当該処理フローに基づいて、例えば、安否確認などの報告依頼を、通信部221を介して、ユーザ端末30に送信する。なお、図6に示す例では、説明の都合上、子チャットボット22は、1つのユーザ端末30に報告依頼を送信しているが、所属組織などのグループに所属する複数のユーザのユーザ端末30に報告依頼を送信する。
次に、ユーザ端末30は、安否確認情報及び被害状況を、子チャットボット22に報告する(ステップS305)。ユーザ端末30は、子チャットボット22からの報告依頼に応じて、例えば、図8(a)に示すような報告を入力するメニュー画面G2を表示し、ユーザによるメニューの選択及び情報入力により安否確認情報及び被害状況を取得する。なお、図8(b)は、安否確認情報の入力画面G3の一例を示している。ここで、安否確認情報及び被害状況の入力のやり取り(子チャットボット22とユーザ端末30との間のやり取り)は、例えば、SNSを利用したメッセージアプリケーションやチャットソフトウェアなどを用いて行われるようにしてもよい。ユーザ端末30は、ユーザの入力により取得した安否確認情報及び被害状況を、子チャットボット22に報告する。
次に、子チャットボット22は、マージ処理を実行する(ステップS306)。子チャットボット22の処理実行部222は、各ユーザ端末30から収集した安否確認情報及び被害状況に矛盾がある場合に、収集情報処理部223にマージ処理を実行させる。なお、マージ処理の具体例については、図12を参照して後述する。
次に、子チャットボット22は、ユーザ端末30からの報告(安否確認情報及び被害状況)を情報共有部40に格納する(ステップS307)。ここで、子チャットボット22は、収集情報処理部223によって所定のデータフォーマットに変換された報告を、情報共有部40に送信して記憶させる。
また、子チャットボット22は、報告通知を親チャットボット21に送信する(ステップS308)。子チャットボット22は、例えば、報告を情報共有部40に格納したことを、親チャットボット21に通知する。
次に、親チャットボット21は、子チャットボット22からの報告通知に応じて、情報共有部40から報告情報を取得する(ステップS309)。
次に、親チャットボット21は、情報共有部40から取得した報告情報をまとめる(ステップS310)。親チャットボット21の収集情報処理部213は、報告情報を集計して、集計結果記憶部2104に記憶させる。
次に、親チャットボット21は、報告通知を管理者端末10に送信する(ステップS311)。親チャットボット21は、例えば、安否確認情報及び被害状況の集計情報を、進捗情報として、管理者端末10に送信する。
次に、管理者端末10は、進捗情報を表示する(ステップS312)。管理者端末10は、例えば、安否確認情報及び被害状況の進捗情報を表示する。ここで、安否確認情報及び被害状況の進捗情報を表示するやり取り(親チャットボット21と管理者端末10との間のやり取り)は、例えば、SNSを利用したメッセージアプリケーションやチャットソフトウェアなどを用いて行われるようにしてもよい。管理者端末10は、例えば、図9に示す表示画面G4及び図10に示す表示画面G5を表示する。
図9に示す表示画面G4は、タスク進捗確認(報告処理全体の進捗確認)の一例を示す表示画面である。管理者端末10は、進捗情報として、表示画面G4のような画面を表示し、管理者に進捗情報を提供する。
また、図10に示す表示画面G5は、安否確認状況及び社員被害状況の一例を示す表示画面である。管理者端末10は、進捗情報として、表示画面G5のような画面を表示し、管理者に進捗情報を提供する。
次に、管理者端末10は、報告終了依頼を、親チャットボット21に送信する(ステップS313)。管理者端末10は、管理者の指示に応じて、報告を終了する報告終了依頼を、親チャットボット21に送信する。
次に、親チャットボット21は、受信した報告終了依頼に応じて、子チャットボット22に、終了通知を送信する(ステップS314)。
次に、子チャットボット22は、受信した終了通知に応じて、ユーザ端末30に、終了通知を送信する(ステップS315)。ユーザ端末30は、終了通知に応じて、報告が終了したことを示す表示を行い、ユーザに報告終了を提示する。
また、親チャットボット21は、最終集計結果を、管理者端末10に送信する(ステップS316)。親チャットボット21は、収集情報処理部213に最終集計処理を実行させ、集計した最終集計結果を管理者端末10に送信する。
次に、管理者端末10は、最終集計結果を表示する(ステップS317)。管理者端末10は、例えば、図11の表示画面G6のような最終集計結果を表示する。
図11は、本実施形態の管理者端末10による集計結果の表示例を示す図である。
図11に示す表示画面G6は、安否登録状況や負傷者状況をまとめた最終集計結果の一例である。管理者端末10が、表示画面G6に示すような最終集計結果を表示することで、管理者は、依頼した報告の最終結果を得る。
次に、図12を参照して、本実施形態の収集情報のマージ処理の詳細について説明する。
図12は、本実施形態による対話処理システム1の動作の一例を示す第3の図であり、災害対策シナリオにおける被害状況の報告を行う場合の一例を示している。
この図に示す例では、子チャットボット22が、グループに対応する3台のユーザ端末30(ユーザ端末31−1、ユーザ端末31−2、ユーザ端末31−3)から被害状況を収集する場合の一例を示している。また、ユーザ端末31−1のユーザは、“ビルX”にいるものとし、ユーザ端末31−2のユーザは、“ビルX”にいるものとする。また、ユーザ端末31−3のユーザは、“ビルY”にいるものとする。
図12に示すように、災害が発生した場合において、まず、親チャットボット21が、子チャットボット22に被害状況の報告依頼を子チャットボット22に送信する(ステップS401)。
次に、子チャットボット22は、処理フローに基づいて、例えば、ビル、社員、及びエレベータ(EV:Elevator)の状況報告を各ユーザ端末30に依頼する(ステップS402)。ここで、子チャットボット22は、自身に対応するグループのユーザのユーザ端末30(ユーザ端末31−1、ユーザ端末31−2、ユーザ端末31−3)に、状況報告依頼を送信する。なお、ここでの依頼時刻を時刻10:00とする。
次に、ユーザ端末31−1は、時刻10:15に、“けが人:10人”、“ビルX:NG(12F(12階)でガラス破損)”、及び“エレベータ(EV):NG(東側))”であることを報告する(ステップS403)。
また、ユーザ端末31−2は、時刻10:18に、“けが人:18人”、“ビルY:OK”、及び“エレベータ(EV):NG”であることを報告する(ステップS404)。
また、ユーザ端末31−3は、時刻10:21に、“けが人:29人”、“ビルX:OK”、及び“エレベータ(EV):OK(西側)”であることを報告する(ステップS405)。
次に、子チャットボット22は、各ユーザ端末30から状況報告の情報を受信し、同一のビルでけが人の報告値が複数ある場合に、最終更新値を採用する(ステップS406)。ここで、ユーザ端末31−1におけるビルXでのけが人の報告値は、“けが人:10人”であり、ユーザ端末31−2におけるビルXでのけが人の報告値は、“けが人:29人”である。この場合、子チャットボット22の収集情報処理部223は、時刻10:21に報告している“けが人:29人”を最終更新値として採用する。
また、子チャットボット22は、同一のビルでビル状況の報告値が複数ある場合に、AND値(論理積演算値)を採用する(ステップS407)ここで、ユーザ端末31−1におけるビルXでのビル状況の報告値は、“ビルX:NG(12Fでガラス破損)”であり、ユーザ端末31−2におけるビルXでのビル状況の報告値は、“ビルX:OK”である。また、ビル状況は、“OK”を論理値“1”とし、“NG”を論理値“0”として論理演算するものとする。
この場合、子チャットボット22の収集情報処理部223は、“NG”(論理値“0”)と“OK”(論理値“1”)とのAND値により、“ビルX:NG”(論理値“0”)を採用する。このように、収集情報処理部223は、ビルなどの複数でない設備又は建物に対して報告値が複数ある場合に、AND値を採用する。
また、子チャットボット22は、同一のビルでエレベータ(EV)の報告値が複数ある場合に、OR値(論理和演算値)を採用する(ステップS408)ここで、ユーザ端末31−1におけるビルXでのエレベータ(EV)の報告値は、“エレベータ(EV):NG(東側)”であり、ユーザ端末31−2におけるビルXでのエレベータ(EV)の報告値は、“エレベータ(EV):OK(西側)”である。また、エレベータ(EV)は、“OK”を論理値“1”とし、“NG”を論理値“0”として論理演算するものとする。
この場合、子チャットボット22の収集情報処理部223は、“NG”(論理値“0”)と“OK”(論理値“1”)とのOR値により、“ビルX:OK”(論理値“0”)を採用する。このように、収集情報処理部223は、エレベータなどの複数ある設備に対して報告値が複数ある場合に、OR値を採用する。
次に、子チャットボット22は、状況報告の情報を集計して、集計結果として、“けが人:47人”(29人+18人)、“ビルX:NG、ビルY:OK”、及び“ビルXのEV:OK、ビルYのEV:NG”を情報共有部40に送信するとともに、完了通知を親チャットボット21に送信する(ステップS409)。すなわち、収集情報処理部223は、状況報告の情報をグループ内で集計して、処理実行部222が、集計結果を報告結果として、情報共有部40に送信するとともに、完了通知を親チャットボット21に送信する。
次に、情報共有部40が報告結果を記憶する(ステップS410)。また、情報共有部40は、親チャットボット21の読み出し要求により、記憶する報告結果を親チャットボット21に出力する。
以上説明したように、本実施形態による対話処理システム1は、複数のチャットボット20(対話処理部)と、所定の形式のデータを記憶し、複数のチャットボット20の間で、データを供給可能な情報共有部40とを備える。チャットボット20は、所定のグループ(例えば、所属組織や業務内容に対応するグループ)ごとに備えられており、予め定められた処理フロー(手順情報)に基づいて、疑似的な対話を行う対話処理を、対応する所定のグループに含まれる複数のユーザ(利用者)との間で実行する。
これにより、本実施形態による対話処理システム1は、例えば、所定のグループごとに対応するチャットボット20の処理フロー(手順情報)を変更することにより、ユーザの組織や業務内容に応じて一部の業務フローを変更することができる。そのため、本実施形態による対話処理システム1は、グループごとのローカルルールによる処理に容易に対応することができ、システム全体を変更する必要がない。また、本実施形態による対話処理システム1は、各チャットボット20の間は、情報共有部40を介して、共通の形式である所定の形式のデータで情報の入出力を行うため、各チャットボット20内での業務フローが変更されても問題になることがない。
さらに、例えば、グループの統廃合やグループのメンバに変更が生じた場合においても、本実施形態による対話処理システム1は、変更が生じたグループに対応するチャットボット20を変更することで容易に対応することができ、システム全体を変更する必要がない。よって、本実施形態による対話処理システム1は、処理に柔軟性を持たせることができる。また、本実施形態による対話処理システム1は、複数のチャットボット20で処理を分散することができるため、1台のチャットボット20の処理負荷を低減することができる。
また、本実施形態では、複数のチャットボット20は、階層を有し、複数のチャットボット20のそれぞれは、階層に応じて異なる処理を実行する。
これにより、本実施形態による対話処理システム1は、処理に柔軟性をさらに持たせることができる。
また、本実施形態では、階層における上位階層のチャットボット20である親チャットボット21(親対話処理部)は、管理者の依頼に応じた処理依頼を、階層における下位階層のチャットボット20である子チャットボット22(子対話処理部)に送信する。子チャットボット22は、処理依頼に対応して所定のグループごとに定められた処理フロー(手順情報)に基づいて、対話処理を実行する。
これにより、本実施形態による対話処理システム1は、例えば、グループの統廃合やグループのメンバに変更が生じた場合や、ユーザの組織や業務内容に応じて一部の業務フローを変更する場合に、子チャットボット22を変更することで容易に対応することができ、親チャットボット21を変更する必要がない。よって、本実施形態による対話処理システム1は、親チャットボット21への影響を最小限に抑えることができ、処理に柔軟性をさらに持たせることができる。また、本実施形態による対話処理システム1は、子チャットボット22で処理を分散することができるため、親チャットボット21の処理負荷を低減することができる。
また、本実施形態では、階層における下位階層のチャットボット20である子チャットボット22(子対話処理部)は、処理フロー(手順情報)に基づいて、複数のユーザ(利用者)から収集した情報を、所定の形式に変換し、当該変換された情報を、情報共有部40に記憶させる。階層における上位階層のチャットボット20である親チャットボット21(親対話処理部)は、情報共有部40から、所定の形式に変換された情報を取得する。
これにより、本実施形態による対話処理システム1は、システム全体でのデータの汚染を防止し,データの再確認などの手間を低減することができる。また、本実施形態による対話処理システム1は、子チャットボット22で処理を分散することができるため、親チャットボット21の処理負荷を低減することができる。
また、本実施形態では、子チャットボット22は、複数のユーザから収集した情報に矛盾が生じた場合に、予め定められた規則(例えば、AND演算、OR演算など)に基づいて、複数のユーザから収集した情報をマージして、情報共有部40に記憶させる。
これにより、本実施形態による対話処理システム1は、さらに、システム全体でのデータの汚染を防止し,データの再確認などの手間を低減することができる。
また、本実施形態では、子チャットボット22は、利用者からの情報が得られない場合に、当該情報が得られていないユーザに対して、リマインド(再確認)を行う対話処理を実行する。
これにより、本実施形態による対話処理システム1は、さらに親チャットボット21の処理負荷を低減することができる。
また、本実施形態では、所定のグループは、利用者が所属する組織、又は、利用者が行う業務内容に対応して定められている。
これにより、本実施形態による対話処理システム1は、組織や業務内容によるローカルルールや変更を許容させることが可能であり、さらに処理に柔軟性をもたせることができる。
本実施形態による対話処理方法は、複数のチャットボット20と、所定の形式のデータを記憶し、複数のチャットボット20の間で、データを供給可能な情報共有部40とを備える対話処理システム1の対話処理であって、対話処理ステップを含む。対話処理ステップにおいて、所定のグループごとに備えられているチャットボット20が、予め定められた処理フロー(手順情報)に基づいて、疑似的な対話を行う対話処理を、対応する所定のグループに含まれる複数のユーザ(利用者)との間で実行する。
これにより、本実施形態による対話処理方法は、上述した対話処理システム1と同様の効果を奏し、処理に柔軟性を持たせることができる。
なお、本発明は、上記の各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、上記の実施形態において、対話処理システム1は、親チャットボット21と子チャットボット22との階層を有する例を説明したが、これに限定されるものではなく、階層を有さずに複数のチャットボット20を複数備える構成であってもよい。また、階層は、1段に限定されるものではなく、複数のチャットボット20は、2以上の複数段の階層を有するようにしてもよい。また、複数のチャットボット20は、実行する業務フローやシナリオに応じて、流動的に階層を構成するようにしてもよい。
また、上述した対話処理システム1は、複数のサーバ装置で構成されてもよいし、1台のサーバ装置により構成されてもよい。
また、上述した対話処理システム1では、情報共有部40が独立して構成される例を説明したが、親チャットボット21又は子チャットボット22が情報共有部40を備えるようにしてもよい。また、対話処理システム1は、複数の情報共有部40を備えるようにしてもよい。
また、上記の実施形態において、子チャットボット22の収集情報処理部223は、複数のユーザから収集した情報をマージする際に用いる予め定められた規則として、AND値、OR値、最終更新値を使用する例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、収集情報処理部223は、多数決、平均値、最大値、最小値などによりマージ処理を行うようにしてもよいし、他の規則によりマージしてもよい。
また、上記の実施形態において、対話処理システム1が、営業日報を収集する処理と、災害対策シナリオにより安否確認情報及び被害状況を収集する例を説明したが、これに限定されるものではなく、他の業務処理に適用してもよい。
また、上記の実施形態において、子チャットボット22は、自身のグループにユーザに対して、対話処理などの業務フローを実行する例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、報告の処理が遅れているグループに対して、処理に余裕のある子チャットボット22が、代理で対話処理などの業務フローを実行するようにしてもよい。
なお、上述した対話処理システム1が備える各構成は、内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した対話処理システム1が備える各構成の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上述した対話処理システム1が備える各構成における処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。
また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部又は外部に設けられた記録媒体も含まれる。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に対話処理システム1が備える各構成で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
また、上述した機能の一部又は全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。上述した各機能は個別にプロセッサ化してもよいし、一部、又は全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、又は汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
1 対話処理システム
10 管理者端末
20 チャットボット
21 親チャットボット
22−1、22−2、22−3 子チャットボット
30、31−1、31−2、31−3、32−1、32−2 ユーザ端末
40 情報共有部
210、220 記憶部
211、221 通信部
212、222 処理実行部
213、223 収集情報処理部
2101、2201 ユーザ記憶部
2102、2202 処理フロー記憶部
2103 ボット情報記憶部
2104 集計結果記憶部
2203 収集情報記憶部

Claims (8)

  1. 複数の対話処理部と、
    所定の形式のデータを記憶し、前記複数の対話処理部の間で、前記データを供給可能な情報共有部と
    を備え、
    前記対話処理部は、所定のグループごとに備えられており、予め定められた手順情報に基づいて、疑似的な対話を行う対話処理を、対応する前記所定のグループに含まれる複数の利用者との間で実行する
    ことを特徴とする対話処理システム。
  2. 前記複数の対話処理部は、階層を有し、
    前記複数の対話処理部のそれぞれは、前記階層に応じて異なる処理を実行する
    ことを特徴とする請求項1に記載の対話処理システム。
  3. 前記階層における上位階層の前記対話処理部である親対話処理部は、管理者の依頼に応じた処理依頼を、前記階層における下位階層の前記対話処理部である子対話処理部に送信し、
    前記子対話処理部は、前記処理依頼に対応して前記所定のグループごとに定められた前記手順情報に基づいて、前記対話処理を実行する
    ことを特徴とする請求項2に記載の対話処理システム。
  4. 前記階層における下位階層の前記対話処理部である子対話処理部は、前記手順情報に基づいて、前記複数の利用者から収集した情報を、所定の形式に変換し、当該変換された情報を、前記情報共有部に記憶させ、
    前記階層における上位階層の前記対話処理部である親対話処理部は、前記情報共有部から、前記所定の形式に変換された情報を取得する
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の対話処理システム。
  5. 前記子対話処理部は、前記複数の利用者から収集した情報に矛盾が生じた場合に、予め定められた規則に基づいて、前記複数の利用者から収集した情報をマージして、前記情報共有部に記憶させる
    ことを特徴とする請求項4に記載の対話処理システム。
  6. 前記子対話処理部は、前記利用者からの情報が得られない場合に、当該情報が得られていない利用者に対して、再確認を行う前記対話処理を実行する
    ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の対話処理システム。
  7. 前記所定のグループは、前記利用者が所属する組織、又は、前記利用者が行う業務内容に対応して定められている
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の対話処理システム。
  8. 複数の対話処理部と、所定の形式のデータを記憶し、前記複数の対話処理部の間で、前記データを供給可能な情報共有部とを備える対話処理システムの対話処理であって、
    所定のグループごとに備えられている前記対話処理部が、予め定められた手順情報に基づいて、疑似的な対話を行う対話処理を、対応する前記所定のグループに含まれる複数の利用者との間で実行する対話処理ステップを含む
    ことを特徴とする対話処理方法。
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