JP2019139033A - 撮像システム - Google Patents

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Abstract

【課題】発光手段を有する移動体の移動中に、撮像装置の主被写体の被照明条件が変わった場合にも、最適な発光ができる撮像装置および移動可能な発光装置を提供する。【解決手段】移動体の移動中に撮像装置の画角が変化した時にS705、画角の変化が第一の閾値以上であれば第一の画角補正手段と第二の画角補正手段を実行し、画角の変化が第一の閾値以下かつ第二の閾値以上であれば、第二の画角補正手段を実行するS706。【選択図】図7

Description

本発明は、撮像システムに関する。
発光装置であるストロボ装置の向きを撮像装置であるカメラの被写体に自動で追従させることで、カメラの位置を自由に変化させた時にもストロボの向きをカメラの被写体に追従することができる発光装置及びカメラが提案されている。
特許文献1は、カメラのAF(Auto Focus)時の合焦距離から被写体までの距離を求め、カメラとストロボの距離は各々内蔵するGPS(Global Positioning System)などにより求めている。これらの距離情報から幾何学的にストロボの発光方向を算出し、ストロボ装置の向きをカメラの被写体に自動で追従させることで、カメラの位置を自由に変化させたときにも、ストロボの向きをカメラの被写体に追従することができる。
特開2010−48877号公報
しかしながら特許文献1においては、自らは移動しない外部ストロボとの連携によって最適な発光を実現しているため、外部ストロボをあらかじめカメラで被写体を撮影するのに最適な位置に配置しておく必要がある。このため、特許文献1の構成においては、カメラが外部のストロボから適切な発光を得て撮影可能な範囲に大きな制限がかけられてしまう。
このような状況を鑑みて、本発明においては移動体と被写体との距離が遠く、移動体が被写体に近づくまでに時間がかかって撮像装置の画角が変わった場合にも、撮像装置の画角を適切な位置に戻すことができる撮像システムの提供を目的とする。
撮像手段と通信手段を有する撮像装置と、照明手段と通信手段を有する移動体と、前記移動体は前記通信手段を介して前記撮像装置からの指示を受けて移動と発光を行う撮像シス撮像手段と通信手段を有する撮像装置と、照明手段と通信手段を有する移動体と、前記移動体は前記通信手段を介して前記撮像装置からの指示を受けて移動と照明を行う撮像システムにおいて、前記移動体の移動中に前記撮像装置の画角が変化した時に、画角の変化が第一の閾値以上であれば第一の画角補正手段と第二の画角補正手段を実行し、画角の変化が第一の閾値以下かつ第二の閾値以上であれば、第二の画角補正手段を実行することを特徴とする。
移動体と被写体との距離が遠く、移動体が被写体に近づくまでに時間がかかって撮像装置の画角が変わった場合にも、撮像装置の画角を適切な位置に戻すことができる。
本発明の第1の実施形態の撮像装置および移動可能な発光装置の動作処理フローの例を示す図である。 本実施形態の撮像装置の構成例を示す図である。 本実施形態の撮像装置の外観の一例を示す図である。 本実施形態の主被写体の被照明条件分析の動作処理フローの例を示す図である。 本実施形態の移動体の構成例を示す図である。 本実施形態の移動体の移動中に主被写体の被照明条件が変化した時の状態を表す図である。 本発明の第2の実施形態の撮像装置および移動可能な発光装置の動作処理フローの例を示す図である。 本発明の第3の実施形態の撮像装置および移動可能な発光装置の動作処理フローの例を示す図である。 本発明の第4の実施形態の撮像装置および移動可能な発光装置の動作処理フローの例を示す図である。
図2は、本実施形態の撮像装置の構成例を示す図である。以下に、図2に示す撮像装置の一例として、デジタルカメラを適用した例について説明する。この撮像装置200は、鏡筒201、モータドライバ207、AFE(Analog Front End)208、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)209、フラッシュメモリ210を備える。また、この撮像装置200は、不揮発性メモリ211、カードコネクタ212、バス信号ライン213、CPU(Central Processing Unit)214、音声CODEC(Coder/Decoder)215、マイクロホン216、スピーカ217を備える。CPU214は、撮像装置200全体を制御する。また、この撮像装置200は、ビデオエンコーダ218、ビデオアンプ219、液晶パネルドライバ220、液晶パネル221、操作スイッチ222、外部接続端子223を備える。
鏡筒201は、フォーカッシングモータ202、レンズ群203、ズームモータ204、絞り205、CCD(Charge Coupled Device)206を備える。レンズ群203は、複数枚のレンズを含んでいる。被写体からの光はレンズ群203から入射し、絞り205を通してCCD206に到達する。フォーカッシングモータ202が、CCD206の受光面と平行に配置されたレンズ群203に含まれるフォーカシングレンズ(図示を省略)を平行移動させる。これにより、フォーカシングレンズとCCD206間の距離が調節され、被写体像がCCD206上に結像する。これが焦点検出動作であり、この処理を自動的に行うのが自動焦点検出動作であるAF(Auto Focus)である。
ズームモータ202が、鏡筒201に設けられたレンズ群203のそれぞれのレンズ位置やレンズ間の距離を変化させることによって、CCD206に結像する被写体の焦点距離を調節することができる。ズームモータ202は、フォトインタラプタ(図示を省略)によってその回転数が読み取られる。これにより、レンズ群203の存在する位置を認識することができる。ズームモータ202は、モータドライバ207によって回転数を制御することができ、レンズ群203を所望の位置に移動することが可能である。撮像装置と被写体との距離や角度によって、レンズ群203に入射する光線の入光量や角度が変化するので、撮影の都度、レンズ群203とCCD206との間の距離を調整する焦点検出動作が必要になる。
アイリスモータ(図示を省略)は、絞り205を制御するモータである。アイリスモータが、被写体の明るさに応じて絞り205の開口径を制御することによって、CCD206に入射する光量が制御され、最適な露出が得られる撮影を行うことができる。
CCD206に結像した被写体像に対して光電変換が行われ、CCD206の画素一つ一つが得た光量に比例した電荷量が得られる。被写体像の明るい部分については大きな電荷量が得られ、被写体像の暗い部分の電荷量は小さくなる。すなわち、被写体像の濃淡を電荷量の差として得ることができる。CCD206は、数百万画素〜数千万画素で構成されており、それぞれの画素にマイクロレンズ、カラーフィルタが配置されている。赤、緑、青のカラーフィルタを配置することで、3原色の入光量を得ることができ、その結果、フルカラー画像を得ることができる。CCD206からの電荷は、プリント基板上の配線パターン(図示を省略)を通してAFE208に入力される。
AFE208には、CCD206で発生する固定パターンノイズを除去するCDS(Correlated Double Sampling)回路(図示を省略)、CCD206からの信号をアナログ−デジタル変換するA/D変換回路(図示を省略)等のアナログ信号処理回路が組み込まれている。また、AFE208には、CCD206からの電気信号を読み出すためのタイミング信号を作り出すTG(Timing Generator)回路(図示を省略)が組み込まれている。このTG回路は、CCD206を制御するタイミング信号を生成する。生成されたタイミング信号に従って、CCD206からAFE208に電荷が転送される。
CDS回路が、読み出された電荷について、ノイズ成分の低減処理を行う。そして、A/D変換回路が、アナログ信号である電荷量をデジタル信号に変換する。上記変換されたデジタル信号は、バス信号ライン213を介して高速送受信が可能なデバイスであるSDRAM209に一時蓄積される。そして、一時蓄積されたデジタル信号が、SDRAM209から逐次CPU214へ読み出され、エッジ強調やノイズ除去、ホワイトバランス等の各種画像処理が行われる。各種画像処理が終了した画像データは、数メガバイト程度の大容量のデータである。この画像データは、JPEG方式等による画像圧縮処理が施された後に、フラッシュメモリ210やカードコネクタ212に挿入可能な不揮発性メモリ211等に保存される。
持ち運び可能な不揮発性メモリ211に画像データを記憶することで、撮像装置200で撮影した画像を他のデバイス、例えば、パーソナルコンピュータやプリンタで読み出すことが可能である。これにより、大画面のディスプレイ上で画像を閲覧したり、写真紙にプリントアウトして写真として閲覧したりすることが可能になる。このように、不揮発性メモリ211を介した画像出力の他に、液晶表示手段である液晶パネル221を備える撮像装置であれば、撮影した画像を、液晶パネルドライバ220を介して、撮影後すぐに液晶パネル221の画面上で確認することができる。
液晶パネル221は、撮像装置200に内蔵されているため、小型で解像度が低い場合が多く、複数人で同時に画像を閲覧することが困難な場合がある。このため、図2に示す撮像装置200は、内部にビデオエンコーダ218、ビデオアンプ219を搭載している。撮像装置が、外部表示装置接続端子(図示を省略)を介して外部モニタ(図示を省略)に映像を出力するようにすることもできる。外部モニタは、液晶パネル221と比較して大画面で解像度に優れるため、高画素化の進んだデジタルカメラの画像の解像感を十分に表現でき、また、ユーザが多くの人と一緒に画像の閲覧を楽しむことも可能である。
電源制御IC(Integrated Circuit)224はCPU214の制御の下、電源225から電力の供給を受け、撮像装置の各回路に電力を供給している。
ストロボ226は、発光部(図示を省略)を持ち、CPU214の制御の下、適切なタイミングで発光を行う。発光部はキセノン管やLED(Light Emitting Diode)が用いられ、暗い環境下で撮像装置200が静止画撮影を行う時に、撮影と同時に発光させることで適切な露光量での静止画撮影を行うことができる。また、発光部にLEDを用いた場合、発光量を制御して長時間点灯することが可能なため、動画撮影時の補助光として使用することが可能である。暗い環境下で撮像装置200が動画撮影を行う時に、LEDを補助光として適正輝度で点灯し続けることによって、適正露光の動画画像を得ることができる。
通信部227は、通信部を有する他電子機器と無線通信を行い、撮像装置と距離が離れた他電子機器との間でも情報を無線でやり取りすることができる。
CPU214は、撮像装置200全体を制御する。なお、CPU214には、操作スイッチ222、外部接続端子223も接続されている。本実施形態の撮像装置の制御は、図2に示す撮像装置200が備える処理部の機能によって実現される。
図3は、本実施形態の映像音声処理装置の外観の一例を示す図である。以下に、図3に示す撮像装置の一例として、デジタルカメラを適用した例について説明する。
図3(A)は、図2に示す撮像装置200の正面斜視図を示す。図3(B)は、図2に示す撮像装置の背面斜視図を示す。図3(A)に示すように、撮像装置200は、鏡筒201、外部接続端子223の他、レリーズスイッチ301、ズームレバー302、電源スイッチ303、ストロボ226を備える。また、図3(B)に示すように、撮像装置200は、液晶パネル221、操作スイッチ222、光学ファインダ305の他、モードスイッチ306を備える。液晶パネル221上には撮像装置200の撮影モードが表示される。
撮影者は、液晶パネル221上に表示される撮影モードを確認しながら、モードスイッチ306を操作したり、操作スイッチ222を操作することで撮像装置200の撮影モードを所望の撮影モードに移行させることができる。本実施形態の撮像装置200には、静止画撮影モード、映像音声撮影モード等の撮影モードと、撮影した画像を確認するための再生モード等が用意されている。本実施形態の撮像装置200が、様々な撮影条件をユーザが設定することができるマニュアルモードや、撮影シーンに合わせて最適な撮影が可能な各種撮影シーンモードを備えるようにしてもよい。
(第1の実施形態)
以下、図1を参照して、本発明の撮像装置および移動可能な発光装置の第1の実施形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態の撮像装置および移動可能な発光装置の動作処理フローの例を示す図である。図1に示す動作処理フローは、図2に示す撮像装置200のCPU214の制御のもとに実行される。
まずステップS101にて、CPU214が撮像装置200のレリーズスイッチ301が押されたかどうかの判断を行う。レリーズスイッチ301は2段式のスイッチとなっており、半押しされるとSW1がONとなり、全押しされるとSW1、SW2共にONになる。ステップS101においては、レリーズスイッチ301のSW1が押されたかどうかの判断を行う。通常、撮像装置のレリーズスイッチ301が半押しされてSW1がONとなると、AF動作を行い被写体にフォーカスが合うようにする制御が行われ、AF動作が完了し、レリーズスイッチ301が全押しされてSW2がONとなると撮影が開始される。
このようにして、SW2の撮影動作の前に必ずSW1のAF動作が行われる構成になっていることで、撮影時のピント不良であるピンボケを防ぐ構成となっている。通常、前記AF動作が行われてフォーカスのピントが合った被写体が主被写体となる。ステップS101にて、CPU214が、SW1が押下されたと判断した場合にはステップS102に移行する。SW1が押下されていない場合には、ステップS101に移行する。
次に、ステップS102にて、CPU214が主被写体の被照明条件の分析を行う。図4は、主被写体の被照明条件分析の動作処理フローの例を示す図である。図4に示す動作処理フローは、図2に示す撮像装置のCPU214の制御のもとに実行される。まず、ステップS401にて、CPU214が図1のステップS101で決定された主被写体の輝度を算出し、主被写体を撮影するために移動体の有する発光部を使用する必要があるかどうかの判断を行う。主被写体が十分に明るい場合には、撮像装置は撮像装置が有するストロボ226を使用せずに主被写体の撮影を行う。
また、主被写体が十分に明るくない場合にも、ある程度までの暗さであれば、撮像装置が有するストロボ226を発光することで撮影に必要な光量を取れるため、移動体を特に移動することなく撮影動作を行う。ここで、CPU214は、AFを行う時に、撮像装置200から主被写体までの距離の算出を行っている。AF制御にはいくつかの制御方法があるが、そのうちの一つであるコントラスト方式のAF制御では、撮像画像中の主被写体画像のコントラストが一番大きくなる光学レンズの位置を探し出して、そこにフォーカスを合わせに行く。撮像画像中でピントが合っている部分は画像がくっきり映し出されるためコントラストが高くなり、ピントが合っていない部分は画像がぼやけて映し出されるためコントラストが低くなる。
ここで、フォーカッシングレンズの位置によって、被写体のコントラストが一番大きくなる距離が決まっていることから、フォーカッシングレンズの位置から主被写体の距離を導出する。すなわち、主被写体のコントラストが一番高くなる時のフォーカッシングレンズの位置から、撮像装置から主被写体までの距離が算出できる。撮像装置では、この特性を利用してコントラスト方式のAF制御では撮影画像の自動焦点制御をおこなっている。このようにして、撮像装置がAF制御を行うときに、撮像装置から主被写体までの距離の算出を行い、ステップS403に移行する。
ステップS403にて、CPU214が、S401で算出した主被写体の輝度、S402で算出した撮像装置から主被写体までの距離から、移動体の発光が必要かどうかの判断を行う。撮像装置が非発光で撮影可能、もしくは撮像装置が有するストロボ226は発光するが、移動体が有する発光部の発光が必要ない場合には、ステップS405に移行する。一方で、主被写体の輝度が低く、撮像装置が有するストロボ226を発光しても十分な輝度を得ることができない場合にはステップS404に移行する。
ステップS405にて、CPU214が、撮像装置200の発光が必要かどうかの判断を行う。CPU214が、S401で算出した主被写体の輝度と、S402で算出した撮像装置から主被写体までの距離の情報から、撮像装置200のストロボ226の発光が必要か判断する。撮像装置200のストロボ226の発光が必要であれば、ステップS406に移行し、撮像装置200のストロボ226の発光が不要であれば、ステップS407に移行する。
ステップS406では、CPU214が、撮像装置200のストロボ226に発光指示を出し、ストロボ226が被写体に対して発光する。ステップS407にて、CPU214が撮像装置200での撮影を実施する。
一方、ステップS404にて、CPU214が、移動体から主被写体までの距離の算出を行う。図5は、本実施形態の移動体の構成例を示す図である。以下に、図5に示す移動体の一例として、発光部を有する無人飛行体を適用した例について説明する。この無人飛行体である移動体501は、制御部502、発光部503、通信部504、駆動部505、撮像部506、センサ部507を備える。制御部502は、発光部503、通信部504、駆動部505、撮像部506、センサ部507の制御を行っている。通信部504は撮像装置200との通信を行っており、撮像装置200からの移動、発光等の指示を受けたり、移動体501が入手した情報を撮像装置200側に送ることも可能である。
また、移動体501は駆動部505を備えており、駆動部505を動かすことで、自力で移動することが可能である。また、撮像部506を備えており、被写体の位置や距離を検出することが可能である。センサ部507は、角速度センサであるジャイロや、加速度センサからなり、撮像装置に対して移動体501が配置されている位置や、移動体501が向いている方向についての情報が入手可能である。
図1のステップS103にて、CPU214が、移動体501が移動する必要があるかどうかの判断を行う。図4のステップS403で算出した移動体501と主被写体までの距離情報から、移動体501の発光部504による主被写体への発光効果が算出できる。また撮像装置200は、移動体501と双方向の通信を行い、移動体501は撮像装置200から、撮像装置200と主被写体間の距離や方向の情報を入手する。また、センサ部507から得られる撮像装置200と移動体501間の距離や方向の違いの情報から、移動体501と主被写体までの距離情報を導出する(ステップS120)。
移動体501と主被写体までの距離情報は、移動体501から撮像装置200に送られる。これらの情報から、CPU214が、移動体501が現在の位置のままで発光すれば主被写体の光量が十分となると判断した場合にはステップS109に移行する。CPU214が、移動体501が現在の位置のままで発光すると発光量が不十分と判断した場合には、ステップS104に移行する。
ステップS104にて、CPU214が、移動体501が移動する必要のある距離の算出を行う。撮像装置200の発光量の不足量から、移動体501が主被写体にどれだけ近づけば良いかの算出を行なう。次に、CPU214が移動体501に対して移動する方向と距離の指示を行ないステップS105に移行する。
CPU214から移動体501への指示は、撮像装置200と移動体501がそれぞれ備える通信部を介して行う。撮像装置200からの移動指示を受けた移動体501は、照明の点滅を開始し(ステップS121)、目的地への移動を開始する(ステップS122)。
次に、ステップS105にて、CPU214が、主被写体の被照明条件の変化があるかどうかの検出を行う。先に、ステップS102にて主被写体の被照明条件分析を実施したが、その時点からの主被写体の被照明条件の変化があるかどうかの判断をCPU214が行う。ステップS102で分析を実施した結果との違いがあればステップS106に移行し、違いが無ければステップS109に移行する。
次に、ステップS106にて、CPU214が、被照明条件変化の要因判別を行う。移動体501は、発光部503を点滅させながら目的地に移動しているため、移動体501による主被写体への照明の影響は、点灯、消灯を繰り返す点滅の点灯している期間のみとなる。移動体501への発光部503の点滅指示は撮像装置内のCPU214から出しているため、CPU214は発光部503の点滅タイミングを把握している。ステップS105にて、CPU214が主被写体の被照明条件の変化検出を行ったタイミングが移動体501の発光部が点灯している期間であるか、消灯している期間であるかの判断が可能である。
すなわち、あらかじめ主被写体の被照明条件の変化検出を、移動体501の消灯のタイミングに合わせて実施することで、環境光の変化のみを検出することも可能である。そこで、移動体501の発光部が消灯している期間に行った、主被写体の被照明条件の変化検出結果を元にして、主被写体の被照明条件の変化が移動体の照明によるものか、環境光の変化によるものなのかの判別を行う。主被写体の被照明条件の変化が移動体によるものであればステップS109に移行し、主被写体の被照明条件の変化が環境光によるものであれば、ステップS107に移行する。ここで、あらかじめ主被写体の被照明条件の変化検出を、移動体501の消灯のタイミングに合わせて実施することで、環境光の変化のみを検出することも可能である。
図6は本実施形態の移動体の移動中に主被写体の被照明条件が変化した時の状態を表す図である。図6(A)は、移動体が目的地から離れた距離にある状態を表す図であり、図6(B)は、移動体が目的地に到着した状態を表す図である。図6(A)において、移動体501は、主被写体602から離れた位置にあり、撮像装置200からの指示を受けて目的地に向けて移動している。移動体501の照明601はこの時点では被写体602には届いていない。またこの時、主被写体602は特に他の物体からの影などはかかっていない状態である。図6(B)において、移動体501は目的地に到着しているが、目的地までの移動に時間がかかるため、図6(A)の状態から主被写体602の被照明条件が図6(B)のように変化してしまう場合がある。
図6(B)において、被写体602には他物体からの影603がかかってしまっており、主被写体の被照明条件は、図6(A)と比べると、主被写体である車の前面部分が暗くなっている。このような場合には、移動体501の発光部の発光量を増やしたり、被写体603の暗くなった部分に移動体501の照明が当たるように移動体501の移動目的地を変更することで、被写体に所望の照明が照射された状態で撮影することができる。
次に、ステップS107に移行して、CPU214が、主被写体の被照明条件変化量が閾値以上かどうかの判断を行う。主被写体の被照明条件変化量が大きく、移動中の移動体501が移動目的地に到着して発光を行っても発光光量が不足する場合には、ステップS108に移行する。主被写体の被照明条件変化量が少なく、移動中の移動体501の移動目的地を変更する必要性が発生しない場合には、ステップS109に移行する。
ステップS108では、CPU214が、移動体501への目的地の変更指示を実施する。例えば主被写体の明るさが当初から比べて暗くなり、より多くの発光光量が必要になった場合には、移動体501の目的地を被写体により近付けて被写体を明るく照らす必要があるため、当初より近い目的地をCPU214が設定する。CPU214は新たに設定した移動体の目的地の位置情報を通信部227から発信し、移動体501は撮像装置から発信された位置情報を通信部504で受信し、移動目的地の変更を行う(ステップS123)。撮像装置は移動体へ新たな目的地の位置情報を送信したら、ステップS109に移行する。
移動体501が新たに設定された目的地に到着したら(ステップS124)、移動体501は撮像装置に目的地に到着したことを、移動体501の通信部504を介して発信する。撮像装置200は移動体501から前記目的地到着の情報を、撮像装置200の通信部227で受信する。
次に、ステップS109に移行して、CPU214が、移動体501が移動目的地に到着したかどうかの判断を行う。ステップS124にて、移動体501が目的地に到着していれば、移動体501から撮像装置200に対して移動目的地到着の通信を行っているので、CPU214は移動体501が目的に到着したと判断し、ステップS110に移行する。撮像装置200が移動体501が目的地に到着したという情報を受信していなければ、CPU214は、移動体501が目的地に到着していないと判断し、ステップS105に移行する。
ステップS110では、CPU214が、撮像装置の通信部227を介して移動体501に発光指示の通信を行ない、ステップS111に移行する。移動体501は、撮像装置200からの発光指示を通信部504を介して受信する。移動体501は、ステップS121から発光部503の点滅を行っていたが、撮像装置200からの発光指示を受け、発光部503の動作を点滅から発光に変更する。
ステップS111では、移動体501が被写体に対して発光を行っている状態であり、この状態で撮像装置200は撮影動作を実施する。
以上説明したように、移動体501の移動中に撮像装置200が被写体の被照明条件の変化を検知した時に、被写体に対して移動体501が最適な発光ができる場所を移動目的地として設定し、前記移動目的地を移動体501に通知する。そして移動体501が新たに設定された移動目的地に向けて移動することで、移動体501の移動中に被写体の被照明条件が変わっても、移動体501が最適な位置に移動することで最適な発光を行うことができる。
(第2の実施形態)
以下、図7を参照して、本発明の撮像装置および移動可能な発光装置の第2の実施形態について説明する。図7は、本発明の第2の実施形態の撮像装置および移動可能な発光装置の動作処理フローの例を示す図である。図7に示す動作処理フローは、図2に示す撮像装置のCPU214の制御のもとに実行される。
ステップS701からステップS704は、図1のステップS101からステップS104で、ステップS715、ステップS710、ステップS711は、図1のステップS120からステップS122で説明した処理と同様のため、説明を省略する。
ステップS704で撮像装置200が移動体501への移動指示を出し、移動体501が照明を点滅し(ステップS710)、移動体501が移動目的地へ移動している状態で、ステップS705に移行する。ステップS705にて、CPU214が、撮像装置の画角の変化の検出を行う。ステップS701にてSW1が押下され、撮像装置がAF動作を行い、主被写体が決定されるが、その時点の画角と比べてどの程度画角が変化したかの算出を行い、ステップS706に移行する。
ステップS706にて、CPU214が、撮像装置200の画角の変化量が閾値以上かどうかの判断を行う。ここで、撮像装置200の画角とは、撮像装置200がCCD206で撮影している領域であり、撮影対象である被写体は、この画角内に存在しないと撮影することができない。撮像装置200は通常撮影者が手持ちで持っており、撮影者が移動することや、持ち手の動きによって画角は変化してしまう。ステップS705で算出した画角の変化量があらかじめ決められた閾値以上であれば、移動体501の移動目的地変更が必要と判断し、ステップS707に移行する。一方で、ステップS705で算出した画角の変化量があらかじめ決められた閾値以下であれば、移動体501の移動目的地変更は必要ないと判断し、ステップS708に移行する。
ステップS707では、CPU214が、撮像装置200の通信部227を介して移動体501への移動目的地変更の通知を行う。移動体501は、通信部504を介して撮像装置200からの移動目的地情報を受信し、移動目的地の変更を行う(ステップS712)。
ステップS708、ステップS709、ステップS716は、図1のステップS109からステップS111と、ステップ713、ステップS714は、図1のステップS124、ステップS125で説明した処理と同様のため、説明を省略する。
以上説明したように、移動体501の移動中に撮像装置200の画角が変化した場合に、被写体に対して移動体501が最適な発光ができる場所を移動目的地として設定し、前記移動目的地を移動体501に通知する。そして移動体501が新たに設定された移動目的地に向けて移動することで、移動体501の移動中に撮像装置200の撮影画角が変わっても、移動体501が最適な位置に移動することで最適な発光を行うことができる。
(第3の実施形態)
以下、図8を参照して、本発明の撮像装置および移動可能な発光装置の第3の実施形態について説明する。図8は、本発明の第3の実施形態の撮像装置および移動可能な発光装置の動作処理フローの例を示す図である。図8に示す動作処理フローは、図3に示す撮像装置のCPU214の制御のもとに実行される。
ステップS801からステップS804は、図1のステップS101からステップS104と、ステップS815、ステップS810、ステップS811は、図1のステップS120からステップS122で説明した処理と同様のため、説明を省略する。
ステップS804で撮像装置200が移動体501への移動指示を出し、移動体501が照明を点滅し(ステップS810)、移動体501が移動目的地へ移動している状態で、ステップS805に移行する。
ステップS805にて、CPU214が、撮像装置200の主被写体の変化の検出を行う。ステップS801にてSW1が押下され、撮像装置200がAF動作を行い、主被写体が決定される。しかし、移動体501が移動している間に、主被写体自体が移動したり、撮影者が主被写体の選択を変更することで、当初決定された被写体から主被写体が変更される場合がある。主被写体が当初決定された被写体から変更になっているかの確認を行い、ステップS806に移行する。
ステップS806にて、CPU214が、当初決定された被写体から主被写体が変更になっているかどうかの判断を行う。ステップS805にて、CPU214が、撮像装置200の主被写体が変更になっていると判断した場合には、移動体501の移動目的地変更が必要と判断し、ステップS807に移行する。一方で、ステップS805で、CPU214が、撮像装置200の主被写体が変更になっていないと判断した場合には、ステップS808に移行する。
ステップS807では、CPU214が、撮像装置200の通信部227を介して移動体501への移動目的地変更の通知を行う。移動体501は、通信部504を介して撮像装置200からの移動目的地情報を受信し、移動目的地の変更を行う(ステップS812)。
ステップS808、ステップS809、ステップS816は、図1のステップS109からステップS111と、ステップS813、ステップS814は、図1のステップS124、ステップS125で説明した処理と同様のため、説明を省略する。
以上説明したように、移動体501の移動中に撮像装置200の主被写体が変化した場合に、被写体に対して移動体501が最適な発光ができる場所を移動目的地として設定し、前記移動目的地を移動体501に通知する。そして移動体501が新たに設定された移動目的地に向けて移動することで、移動体501の移動中に撮像装置200の撮影画角が変わっても、移動体501が最適な位置に移動することで最適な発光を行うことができる。
(第4の実施形態)
以下、図9を参照して、本発明の撮像装置および移動可能な発光装置の第4の実施形態について説明する。図9は、本発明の第4の実施形態の撮像装置および移動可能な発光装置の動作処理フローの例を示す図である。図9に示す動作処理フローは、図3に示す撮像装置のCPU214の制御のもとに実行される。
ステップS901からステップ904までは、図1のステップS101からステップS104まで、ステップS105、ステップS909、ステップS910は、図1のステップS120からステップS122で説明した処理と同様のため、説明を省略する。ステップS904で撮像装置200が移動体501への移動指示を出し、移動体501が照明を点滅し(ステップS910)、移動体501が移動目的地へ移動している状態で、ステップS905に移行する。
ステップS905にて、CPU214が、撮像装置200の撮影条件に変更があったかの判断を行う。撮影条件の変更とは、照明発光の強/弱の調整であったり、照明発光禁止といった撮影条件の変更が考えられる。例えば照明発光を「強」に変更した場合、移動体501の照明強度を変えない場合には、移動体501が被写体により近づくことで被写体に照射される照明の強度を上げる必要がある。この場合には、移動体501の移動目的地を被写体に近づける方向に変更することとなり、ステップS906に移行する。
ステップS906では、CPU214が、撮像装置200の通信部227を介して移動体への移動目的地変更の通知を行う。移動体501は、通信部504を介して撮像装置200からの移動目的地情報を受信し、移動目的地の変更を行う(ステップS911)。
ステップS907、ステップS908、ステップS916は、図1のステップS109からステップS111と、ステップS912、ステップS913は、図1のステップS124、ステップS125で説明した処理と同様のため、説明を省略する。
以上説明したように、移動体501の移動中に撮像装置200の撮影条件が変更になった場合に、被写体に対して移動体501が最適な発光ができる場所を移動目的地として設定し、前記移動目的地を移動体501に通知する。そして移動体501が新たに設定された移動目的地に向けて移動することで、移動体501の移動中に撮像装置200の撮影画角が変わっても、移動体501が最適な位置に移動することで最適な発光を行うことができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で様々の変形および変更が可能である。また、本発明の実施例においては、撮像装置としてデジタルカメラを一例として挙げているが、ビデオカメラやスマートフォン等の撮影手段、通信手段を有する各種の装置に本発明を適用することが可能である。
また、本発明の実施例においては、移動可能な発光装置として、発光部を有する無人飛行体を一例として挙げているが、飛行体に限らず、地上を移動する発光部を有する車両等、各種の装置に本発明を適用することが可能である。
200 撮像装置
206 CCD
208 AFE
209 SDRAM
214 CPU
226 ストロボ
227 通信部(撮像装置)
501 移動体
502 制御部
503 発光部
504 通信部(移動体)

Claims (6)

  1. 撮像手段と通信手段を有する撮像装置と、照明手段と通信手段を有する移動体と、前記移動体は前記通信手段を介して前記撮像装置からの指示を受けて移動と発光を行う撮像シス撮像手段と通信手段を有する撮像装置と、照明手段と通信手段を有する移動体と、前記移動体は前記通信手段を介して前記撮像装置からの指示を受けて移動と照明を行う撮像システムにおいて、
    前記移動体の移動中に前記撮像装置の画角が変化した時に、画角の変化が第一の閾値以上であれば第一の画角補正手段と第二の画角補正手段を実行し、画角の変化が第一の閾値以下かつ第二の閾値以上であれば、第二の画角補正手段を実行することを特徴とする撮像システム。
  2. 移動体が被写体から遠い時には、画角の変化が第一の閾値以上の場合に第一の画角補正手段を実行し、移動体が被写体に近づいた時には第二の閾値以上の場合には第一と第二の画角補正手段を実行することを特徴とする、請求項1に記載の撮像システム。
  3. 移動体が移動中は第一の画角補正手段を実行し、移動体が目的地に到着した時には第一と第二の画角補正手段を実行することを特徴とする、請求項1に記載の撮像システム。
  4. 移動体の目的地への到着予定時刻があらかじめ決められた閾値よりも小さくなった時にのみ、画角補正処理を行うことを特徴とする、請求項1に記載の撮像システム。
  5. 画角の変化が第一の閾値以上の時、初期画角(SW1押下時の画角)に戻すために撮像装置の表示画面上にカメラを向ける方向を表示して撮影者に通知することを特徴とする、請求項1に記載の撮像システム。
  6. 画角の変化が第二の閾値以下の時には画角補正処理を行わないことを特徴とする、請求項1に記載の撮像システム。
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