JP2019023682A - 撮像装置 - Google Patents

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安弘 小島
Yasuhiro Kojima
安弘 小島
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Abstract

【課題】コンバータレンズを備えたレンズ交換式の撮像装置において、できる限り低いF値で動画撮影しつつ、周辺光量落ちによる見難い動画の撮影を防止できる。【解決手段】コンバータレンズを有する撮像装置において、表示装置を有し、交換式レンズを着脱可能に保持するマウント部を有し、特定のF値より前記交換式レンズのF値を下げるときに、前記表示装置に周辺光量が不足しない範囲を周辺光量枠により表示し、前記周辺光量枠の内側にある被写体を検出する被写体検出部を有し、被写体検出部の検出結果により前記被写体を囲うように表示する被写体枠を前記表示装置に表示し、前記被写体枠の枠線が前記周辺光量枠の枠線を越えたときに、前記交換式レンズのF値を上げ、前記周辺光量枠を拡大することを特徴とする。【選択図】図4

Description

本発明は、コンバータレンズを備えたレンズ交換式のビデオカメラ等の撮像装置の制御方法に関する。
レンズ交換式のビデオカメラ等の撮像装置では小型化を狙い、CCDやCMOS等の撮像素子を小型化するといった手法が取られる。そのために、広く普及している撮像素子サイズより、小さいサイズの撮像素子を搭載するとことがある。しかし、これらのビデオカメラに、広く普及している撮像素子サイズ用に作られた交換レンズを装着して撮影を行った場合、交換レンズの光線の一部しか撮像素子で受光できず、広く普及している撮像素子を搭載したカメラに比べ画角が狭くなってしまうといった問題がある。
そこで画角を広くするためのコンバータレンズをカメラ本体内に備える技術が従来から知られている。また、画角を広くするためのコンバータレンズは画角を広くするだけではなく、交換式レンズとコンバータレンズを合わせた光学系全体のF値が下がり、明るく撮影できる。明るく撮影できるということは、撮影環境が暗い場合であってもISO感度を抑えることができ、ノイズを少なく撮影できるといったメリットがある。
しかし、光学系全体のF値が下がることは、撮像素子の周辺部に入射する光線の入射角度が鋭角になる。撮像素子上に配列されたフォトダイオードは特定の範囲の角度から入射する光線は光電変換できるが、特定の範囲の外から入射する光線は光電変換し難い特性がある。そのため、入射角度が鋭角になる撮像素子の周辺部は暗い画像が撮影されてしまい、画角を広くするためのコンバータレンズを搭載したカメラでは周辺光量落ちを起こしやすい構成で有るといえる。
そこで、F値の変化による周辺光量落ちに対する提案として、測光部で輝度を測定し所定の輝度以下の場合は、F値の開口制限を解除する制御が提案されている(特許文献1)。
特開2003−167283号公報
先行技術文献に記載のある制御では所定の輝度以下のとき、つまり撮影環境が暗いときにF値の開口規制を解除する制御である。しかし、撮影環境が暗い場合であっても、特定の被写体が撮影領域の隅の周辺光量落ちを起こす部分に掛かっているときに動画撮影を行うと、被写体の一部が暗くなってしまい見難い動画が撮影されてしまう。
本発明は、上記のような問題を鑑みてなされたものであり、その目的は、できる限り低いF値で動画撮影しつつ、周辺光量落ちによる見難い動画の撮影を防止できる撮像装置を提供することにある。
上記目的を達成する為に、本発明は、コンバータレンズを有する撮像装置において、表示装置を有し、交換式レンズを着脱可能に保持するマウント部を有し、特定のF値より前記交換式レンズのF値を下げるときに、前記表示装置に周辺光量が不足しない範囲を周辺光量枠により表示し、前記周辺光量枠の内側にある被写体を検出する被写体検出部を有し、被写体検出部の検出結果により前記被写体を囲うように表示する被写体枠を前記表示装置に表示し、前記被写体枠の枠線が前記周辺光量枠の枠線を越えたときに、前記交換式レンズのF値を上げ、前記周辺光量枠を拡大することを特徴とする。
本発明によれば、コンバータレンズを備えたレンズ交換式の撮像装置において、できる限り低いF値で動画撮影しつつ、周辺光量落ちによる見難い動画の撮影を防止することができる。
本発明の実施形態に係る撮像装置1の交換レンズ2を取り付けた状態の外観斜視図である。 本発明の実施形態に係る撮像装置1の交換レンズ2を外した状態の外観斜視図である。 本発明の実施形態に係る撮像装置1の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る撮像装置1の制限F値解除モードの処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る撮像装置1の制限F値解除モードの表示形態を示す図である。
以下に、本発明の実施形態を添付の図を基に詳細に説明する。尚、実施形態の説明において、撮像装置1の光軸方向で被写体側を前方、撮影者側を後方と表現する。
図1及び図2は、本発明の実施の形態に係る撮像装置1の外観斜視図である。特に図1(a)は撮像装置1を上面の被写体側より見た外観斜視図であり、図1(b)は上面の撮影者側より見た外観斜視図である。図2は交換レンズ2を外した状態の撮像装置1の外観斜視図である。
撮像装置1は、レンズ交換式のデジタルビデオカメラとして構成されている。図1及び図2に示すように、撮像装置1は交換レンズ2を着脱できるレンズマウント部101を有する。また図2に示すように、レンズマウント部101の後方の本体内部には、被者体より入射した光線を縮小するためのコンバータレンズ102を有する。図示していないが更にその後方には、コンバータレンズ102を透過した光線を受光する撮像素子110を有する。
撮像装置1を被写体側から見て左側には電源ボタン120、RECボタン121がある。電源OFF状態より電源ボタン120を押しこむと電源がON状態となり、撮影可能な状態となる。電源がON状態となると撮影のスルー画が撮像装置1の撮影者側に設置されたパネルユニット130の表示パネル131に表示される。また、パネルユニット130には表示パネル131の撮影者側に透明なタッチパネルを備えているため様々な操作が行うことができる。撮像装置1の被写体側から見て左側には、回転ダイヤル122があり、回転ダイヤル122を回転操作することにより設定F値を変更することができる。 また左側にはモード選択ダイヤル123があり、回転操作することにより撮影モードの変更を行うことができる。
撮像装置1においては、コンバータレンズ102にて約0.65倍に光線を縮小し、約13.2mm×約8.8mmの1Inch型サイズの撮像素子110に結像する構成となっている。撮像装置1では約22.4mm×約15.0mmのAPS−Cサイズの撮像素子に適した焦点距離のレンズが使用できる。しかし、撮像素子110は1Inch型サイズのため、コンバータレンズ102を使用しなければ交換レンズ2の中心部の光線しか使用しないことになる。この場合、画角がAPS−Cサイズの撮像素子搭載のカメラに比べ画角が非常に狭く、撮影し難いものとなってしまう。そこで、撮像装置1ではコンバータレンズ102により、約0.65倍に縮小した光線を結像させることにより、APS−Cサイズの撮像素子を搭載したカメラに近い画角で撮影することが可能である。
また、交換レンズ2とコンバータレンズ102を合わせた光学系の焦点距離は、交換レンズ2単体の焦点距離に約0.65倍を掛けた焦点距離となる。それに伴い、これらを合わせた光学系のF値も交換レンズ2単体のF値に約0.65倍をかけたF値となる。そのため、コンバータレンズ102を搭載しないカメラに比べて、明るく撮影することが可能となる。つまり、暗い撮影環境の中でも、ISO感度を低く設定できノイズを抑えた撮影が可能となる等のメリットがある。
しかし、交換レンズ2とコンバータレンズ102を合わせた光学系のF値が約0.65倍と低くなるということは、撮像素子110の周辺部に入射する光線の入射角度が鋭角になる。撮像素子110上に配列されたフォトダイオードは特定の範囲の角度から入射する光線は光電変換できるが、特定の範囲の外から入射する光線は光電変換し難い特性がある。そのため、入射角度が鋭角になる撮像素子110の周辺部は暗い映像となってしまう。
いわゆる周辺光量落ちを起こしてしまう。また、交換レンズ2において絞りの解放側、つまりF値の低い側では、レンズの周辺部より入射した光線は常にレンズの端部を通過する為、交換レンズ2内部のけられによる周辺光量落ちを起こしやすい特性を有している。以上の2つの理由により、コンバータレンズ102を有する撮像装置1においてのF値が低い状態での撮影では、周辺光量落ちを起こしやすいと言える。撮像装置1では周辺光量補正を行う処理を行うが、撮像装置1に交換レンズ2を取り付けた状態では、交換レンズ2単体のF値がF2.0未満で補整しきれない周辺光量落ちを起こしてしまう。
低いF値の撮影でも、周辺光量落ちを起こさない範囲に被写体を捕えて撮影を行えば特に問題なく動画撮影を行える。しかし、動画撮影中に被写体が移動する等して被写体が周辺光量落ちを起こす範囲にかかってしまうと、被写体の一部が暗くなってしまい見難い動画が撮影されてしまう。
そこで、本発明の実施形態に係る撮像装置1では後述する制御を行うことにより、できる限り低いF値の状態で、このような見難い動画が撮影されてしまうことを防止することができる。
図3は本発明の実施形態に係る撮像装置1の構成を示すブロック図である。撮像装置1は電源ボタン120を操作することにより、電源スイッチ301が押し込まれ、その信号が制御IC351に送られ、撮像装置1の電源がONされスタンバイ状態となる。この状態においてRECボタン121を押し込むと、RECスイッチ302がこの操作を検知して、RECが開始され、デジタル映像データの記録部140への書き込みが始まる。この状態で再度RECボタン121を押し込むと、RECが終了されスタンバイ状態に戻り、デジタル映像データの記録部140への書き込みが終了する。
撮像装置1においては、交換レンズ2とデータ通信を行う電子接点部103を有する。電子接点部103により、交換レンズ2への電力の送信や、交換レンズ2からレンズ識別情報を受信したり、交換レンズ2へのオートフォーカスやF値の制御信号の送信等のデータ通信を行う。交換レンズ2が装着された状態で撮像装置1の電源がONされたときは、まず電子接点部103を通して、交換レンズ2に電力が供給される。電力が供給された交換レンズ2は、交換レンズ2のレンズ識別情報を撮像装置1に送る制御となっている。
電子接点部103より受信したレンズ識別情報は制御IC351に送られる。この情報を受信した制御IC351は、プログラムメモリ部311にあらかじめ格納されているレンズ識別情報群の中から同等のレンズ識別情報を見つけ出す。同等のレンズ識別情報を見つけ出したら、プログラムメモリ部311の中からレンズ識別情報に紐付いた制限F値の情報を制御IC351は受信する。この制限F値の情報とはコンバータレンズ102を備えた撮像装置1が周辺光量補正後に撮影範囲全域で周辺光量落ちを起こさないF値の一番低いF値の情報である。制限F値の情報を受信した制御IC351は制限F値以上に設定する制御信号を電子接点部103を通して、交換レンズ2に送りF値の制御を行う。
F値は回転ダイヤル122を操作することにより変更できる。スタンバイ状態やREC中に回転ダイヤル122を回すと、その操作を回転ダイヤル検出スイッチ303は検知する。回転ダイヤル検出スイッチ303はその信号を制御IC351に送り、制御IC351は制限F値以上のF値の範囲で、回転ダイヤル122の回転量に応じたF値の変更を行うことができる。
交換レンズ2及びコンバータレンズ102を透過し結像した被写体像は、撮像素子110によって電気信号に変換される。変換された信号は、メイン基板310の制御部350に入力される。制御部350は、撮像素子110から送られる信号電荷を輝度信号及び色信号のデジタル映像データに変換する画像処理部352と、CPUである制御IC351と、揮発性メモリーであるワークメモリ部353により構成される。
制御IC351はレンズ識別情報に紐付いた周辺光量補整データをプログラムメモリ部311から受信し、その周辺光量補整データを画像処理部352に送る。画像処理部352は周辺光量補整データを基に、撮像素子110より送られた電気信号に周辺光量補整を行い、その後デジタル映像データに変換する。変換されたデジタル映像データは、ワークメモリ部353に一時的に記録され、制御IC351の制御によって、記録部140へと記録される。
デジタル映像データは、画像処理部352からパネルユニット130にあるパネル画像処理部132にも送られる。送られたデジタル映像データは表示パネル131で表示するためのフォーマットに変換され、表示パネル131にて撮影のスルー画として表示される。また、あらかじめプログラムメモリ部311に格納されている各種アイコン表示を表示パネル131に表示することも可能である。
撮影環境が暗い状況でもノイズを抑えて撮影したい場合に、制限F値より低いF値で撮影を行うことができる制限F値解除モードが撮像装置1にはある。モード選択ダイヤル123を回転させ、制限F値解除モードに合わせると、モード選択ダイヤル検出スイッチ304はその操作を検知し、信号を制御IC351へ送る。信号を受信した制御IC351は、回転ダイヤル122の回転操作により、制限F値より低い設定F値を選択できるようになる。
回転ダイヤル122の操作により制限F値より低い設定F値を選択した場合、制御IC351はレンズ識別情報に紐付き、設定F値に対応した周辺光量補整範囲情報をプログラムメモリ部311から受信する。周辺光量補整範囲情報とは周辺光量補整後に周辺光量落ちが目立たない範囲の情報であり、この範囲の外は周辺光量補整を行っても周辺光量落ちが補整しきれない範囲となる。
周辺光量補整範囲情報を受信した制御IC351はその情報をパネル画像処理部132に送信する。パネル画像処理部132は表示パネル131用のフォーマットに変換された画像に、周辺光量補整範囲情報を基に作成した約矩形の周辺光量補正枠500を重ねて、表示パネル131に表示する。また、周辺光量補正枠500の表示形態に関しては後述する。
スタンバイ状態のときに撮影者はタッチパネル操作により、周辺光量補正枠500の内側にある被写体をタッチすることで、制御IC351に被写体を認識させることができる。タッチパネル部133はタッチパネルのこの操作を受けて、信号を制御IC351に送る。その信号を受信した制御IC351は被写体を認識し、その情報をパネル画像処理部132に送る。パネル画像処理部132は表示パネル131用のフォーマットに変換された画像に、被写体を約矩形で囲った被写体枠501と、前述した周辺光量補正枠500を重ねて、表示パネル131に表示する。また、被写体枠501の表示形態に関しては後述する。
この状態よりRECを開始すると周辺光量補正枠500の内側に被写体枠501がある状態では、設定F値のまま撮影を行う。しかし、REC中に被写体が撮影範囲の周辺方向に移動する等して、被写体枠501の枠線が周辺光量補正枠500の枠線を越えるとする。そうなると、制御IC351はプログラムメモリ部311から レンズ識別情報に紐付いた周辺光量補整範囲情報の設定F値よりも高いF値のものの中から、周辺光量補正枠500を被写体枠501が越えないF値の周辺光量補整範囲情報を探し、そのF値に変更する。
交換レンズ2の一般的な特性上F値を上げれば、それに伴い周辺光量落ちの程度も良くなり、周辺光量補正枠500が広くなる。そのため、制御IC351は現在のF値より順に高いF値の周辺光量補整範囲情報を探す制御となっている。現在のF値を上げる処理のみを行うと、撮影される映像は暗くなってしまう。そこで制御IC351は、周辺光量補正枠500のF値を変える前と同じ映像の明るさを保つためにF値を変えた分のISO感度を上げる処理を行う。
逆に、この状態よりREC中に被写体が撮影範囲の中心方向に移動する等して、周辺光量補正枠500の内側に被写体枠501が有り、尚且つ周辺光量補正枠500の枠線と被写体枠501の枠線の距離が離れるとする。その場合は設定F値より現在のF値が高いときに限り、設定F値より高いF値のものの中から、制御IC351は被写体枠501と周辺光量補正枠500が一定距離を保つF値の周辺光量補整範囲情報を探し、そのF値に変更する。その処理を行った場合も周辺光量補正枠500の内側の映像の明るさを保つために、制御IC351は、F値を変えた分のISO感度を下げる処理を行う。また、設定F値は適宜回転ダイヤル122の操作により変更することができる。
この制御を行うことにより、RECしたい被写体が周辺光量落ちを起こす部分にかかり被写体の一部が暗くなってしまう等の見難い動画が撮影されることを防ぐことができる。
図4は本発明の実施形態に係る撮像装置1の制限F値解除モードに設定した時の処理を示すフローチャートである。撮影者がモード選択ダイヤル123を制限F値解除モードに設定すると、この処理が実行される。図4で示すように、まずステップS101で、回転ダイヤル122の操作により、制限F値より設定F値が下げられているか否かを判断する。設定F値が制限F値以上であれば、ステップS103に進み、繰返し処理により予め周辺光量補正枠500を表示していた場合は周辺光量補正枠500を消す処理をしステップS104に進む。
設定F値が制限F値より低ければ、ステップS102に進み、装着されている交換レンズ2の現在のF値に応じた周辺光量補正枠500を表示パネル131に表示し、ステップS104に進む。ステップS104ではスタンバイ状態か否かを判断する。スタンバイ状態であればステップS105に進み、スタンバイ状態でなければステップS105とステップS106を飛ばしてステップS107に進む。ステップS105では被写体を認識したか否かを判断する。撮像装置1では、スタンバイ状態のときにタッチパネル操作にて、被写体を認識させることができる。
被写体の認識を行っていればステップS106に進んで被写体枠501の表示を行いステップS107に進む。被写体の認識を行っていなければステップS106を飛ばしてステップS107に進む。
ステップS107ではREC中であるか否かを判断し、REC中であればステップS108に進み周辺光量補正枠500と被写体枠501の位置関係を判断する処理を行う。また、REC中でなければ、ステップS113に進む。
ステップS108は周辺光量補正枠500と被写体枠501の位置関係を調べる処理である。周辺光量補正枠500の内側に被写体枠501があれば、ステップS110に進む。しかし、被写体枠501の枠線が周辺光量補正枠500の枠線を僅かにでも越えたり、処理が追いつかずに周辺光量補正枠500の外に被写体枠501が大きく出てしまっている場合はステップS109に進む。ステップS109はF値の刻み幅の最小単位分だけF値を上げ、それに対応した1サイズ大きい周辺光量補正枠500の表示に切り替えてステップS108に戻る処理である。
このとき周辺光量補正枠500の内側の映像の明るさを保つために、F値を変えた分のISO感度を上げる処理も行う。ステップS108とステップS109の処理を繰り返すことにより、周辺光量補正枠500の内側に被写体枠501が収まる大きさまで、周辺光量補正枠500を拡大する。その後ステップS110に進む。
ステップS110では、ステップS109の処理により、撮影者が設定した設定F値より、現在のF値が高くなっていることがあるので、設定F値より現在のF値が高いか否かを判断する処理である。設定F値と現在のF値が同じであればステップS113に進む。しかし、設定F値が現在のF値より高ければステップS111に進む。ステップS111においても、前述したステップS108と同様の周辺光量補正枠500 と被写体枠501の位置関係を調べる処理である。
しかし、ステップS111の処理では被写体が撮影範囲の中心方向に移動した等で周辺光量補正枠500と被写体枠501の枠線が一定距離以上離れているか否かを判断する処理である。周辺光量補正枠500と被写体枠501の枠線が一定距離以上離れていればステップS112に進み、離れていなければステップS113に進む。
ステップS112はF値の刻み幅の最小単位分だけF値を下げ、それに対応した1サイズ小さい周辺光量補正枠500の表示に切り替えてステップS110に戻る処理である。このとき周辺光量補正枠500の内側の映像の明るさを保つために、F値を変えた分のISO感度を下げる処理も行う。ステップS110とステップS111とステップS112の処理を繰り返すことにより、周辺光量補正枠500と被写体枠501の枠線の距離が一定距離になるまで、設定F値以上のF値の範囲で周辺光量補正枠500を縮小する。その後ステップS113に進む。
最後にステップS113の処理で、制限F値解除モードの設定がされているか否かを確認し、制限F値解除モードが設定されたままであれば、ステップS101に戻り前述した処理を繰返し、この撮影モードが設定されていなければ、この処理は終了となる。
次に、制限F値解除モードの表示形態に関して説明する。図5は本発明の実施形態に係る撮像装置1の表示パネル131への表示形態を示す図である。図5(a)は制限F値解除モードのスタンバイ状態の表示形態の図ある。図5(b)は制限F値解除モードのREC中に被写体が撮影範囲の周辺方向に移動しつつあるときの表示形態の変化を示す図であり、図5(c)は被写体が撮影範囲の周辺方向に移動後、停止した状態を示す図である。図5(d)は制限F値解除モードのREC中に被写体が撮影範囲の中心方向に移動するときの表示形態を示す図である。
制限F値解除モードの表示パネル131の表示においては図5(a)に示す通り、右上に現在のモードを表示し、制限F値解除モードであることを示す制限F値解除表示502が表示される。左上にはスタンバイ状態であることを示す、スタンバイ表示503が表示される。表示の左下には現在のF値である現在F値表示504と、カッコ書きで設定F値である設定F値表示505が表示される。
また、現在F値表示504、設定F値表示505共に表示されているF値は交換レンズ2とコンバータレンズを合わせた光学系のF値ではなく、交換レンズ2単体のF値の表示を行っている。制限F値解除モードにおいて、回転ダイヤル122の操作で制限F値より低い設定F値が入力されると約矩形の周辺光量補正枠500が表示される。この状態より、周辺光量補正枠500の内側にある被写体をタッチパネル操作により被写体を認識させると、被写体枠501が表示される。
図5(a)の状態よりRECボタン121を押し、REC中に被写体が中心部から周辺方向に移動しつつある状態を示す表示形態の図が図5(b)である。図5(b)で示す通り、左上の現在の撮影状況を示す表示がREC表示506に変わる。図5(b)は特に被写体が中心部から徐々に撮影範囲の周辺方向に移動し、被写体枠501の枠線が周辺光量補正枠500の枠線を僅かに越える状態を示している。前述した処理により被写体の移動に伴い、現在のF値が上がり枠線を越えないように周辺光量補正枠500を拡大する処理を行う。
図5(c)は図5(b)の状態より被写体が更に撮影範囲の周辺方向に移動し、その後被写体が停止した図である。図5(c)で示す通り被写体の移動に伴い、被写体枠501の枠線が周辺光量補正枠500の枠線を越えないF値まで周辺光量補正枠500を拡大する処理を行う。すると、図5(c)で示す通り設定F値表示505と現在F値表示504とで示すF値が異なってくる。
次に、図5(d)は被写体が図5(c)の状態より撮影範囲の中心方向に移動し、停止した状態を示す表示形態の図である。被写体が中心部に移動し周辺光量補正枠500と被写体枠501が一定距離以上離れる。そうなると、前述した処理により現在のF値が低くなり枠線の距離が一定の距離になるまで周辺光量補正枠500を縮小するか、現在のF値と設定F値が一致するまで周辺光量補正枠500を縮小する。図5(d)は現在のF値と設定F値が一致せず、周辺光量補正枠500と被写体枠501が一定距離を保っている図である。
これまで説明してきた通りに、これらの制御により周辺光量落ちを起こす制限F値より低いF値で動画撮影を行っても特定の被写体が周辺光量落ちにより一部暗くなってしまう等の見難い動画が撮影されてしまうことを防止することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限られず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
1 ・・・・ 撮像装置
2 ・・・・ 交換レンズ
102 ・・・・ コンバータレンズ
110 ・・・・ 撮像素子
121 ・・・・ RECボタン
122 ・・・・ 回転ダイヤル
123 ・・・・ モード選択ダイヤル
131 ・・・・ 表示パネル
132 ・・・・ パネル画像処理部
133 ・・・・ タッチパネル部
351 ・・・・ 制御IC
352 ・・・・ 画像処理部
500 ・・・・ 周辺光量補正枠
501 ・・・・ 被写体枠

Claims (4)

  1. コンバータレンズを有し、
    表示装置を有し、
    交換式レンズを着脱可能に保持するマウント部を有し、
    特定のF値より前記交換式レンズのF値を下げるときに
    前記表示装置に周辺光量が不足しない範囲を周辺光量枠により表示し、
    前記周辺光量枠の内側にある被写体を検出する被写体検出部を有し、
    被写体検出部の検出結果により前記被写体を囲うように表示する被写体枠を
    前記表示装置に表示し、
    前記被写体枠の枠線が前記周辺光量枠の枠線を越えたときに、
    前記交換式レンズのF値を上げ、前記周辺光量枠を拡大することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記被写体の枠線が前記周辺光量枠の枠線と一定の距離以上離れたときに、
    前記交換式レンズのF値を下げ、前記周辺光量枠を縮小することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 動画撮影中に、前記被写体枠の枠線が前記周辺光量枠の枠線を越えたときに、
    前記交換式レンズのF値を上げ、前記周辺光量枠を拡大することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 動画撮影中に、前記被写体の枠線が前記周辺光量枠の枠線と一定の距離以上離れたときに、前記交換式レンズのF値を下げ、前記周辺光量枠を縮小することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11622073B2 (en) 2020-11-30 2023-04-04 Yandex Europe Ag Method of generating a panoramic image

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