JP2019138127A - 曲線状に切断の出来るコンクリートカッター - Google Patents
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Abstract
【課題】従来のコンクリートカッターは直線しか切れない為、曲線状に切断または切削する場合コンクリートカッターを力任せに左右どちらかに方向転換をしなければならず、作業者や機械に負担がかかっていた。【解決手段】曲線状に切断することを容易にするため、前後進と旋回を同時に行えるハンドルを後輪側、または前輪側のいずれかに設置したものである。旋回と駆動させて前方のガイドを確認し作業するが、台車により内輪差が生じないよう左右に動くガイドを搭載させたものである。切断面及び切削面がいびつにならないよう、又路面や案内針、旋回輪の追従をよくするようにコンクリートカッターブレードの同軸線上に固定キャスターの軸を設けたものである。従来は力任せに曲線状に切断していたため、作業者の負担が大きかったが、このコンクリートカッターでは作業者の負担が軽減できている。【選択図】図1
Description
本発明は、道路の舗装面やコンクリート表面を曲線状に切断または切削するコンクリートカッターである。
道路の舗装面やコンクリート表面を切断又は切削するコンクリート等の切削装置(コンクリートカッター)は、建設、土木作業に欠かすことの出来ない重要な機材である。
車輪のついた台車にエンジンを搭載し、その延長上にコンクリートカッターブレードを装着、エンジンを回転させることによってコンクリートカッターブレードを回転、これを昇降させ、道路の舗装面やコンクリート表面を切断または切削させるが、従来、台車やコンクリートカッターブレードの特性上、直線のみ切断可能な装置であった。
従来、作業の事前に路面に切断予定線をマーキングし、作業者は案内針を視認し、その線をなぞって切断するのが一般的である。
前記の実開平6−63608においては、曲線状に切断することが可能ではあるが、エンジン、台車、コンクリートカッターブレードの配置が不適切であり、また、人力で台車を引きながら作業するため力の入れ方が難しく、大きな労力を必要とし、切断面及び切削面がいびつになるなどの不具合があった。
この発明は、上記問題を解決することを目的とし、直線状の切断または切削だけではなく、曲線状に切断または切削するのに正確に、過度な労力を必要とせず、仕上りをきれいにすることを目的とするものである。
人力で引くことなく切断するために、作業者は台車に備え付けた案内針を視認しながら機械後方よりハンドルを操作するが、案内針は台車と直線上にあるため、曲線を切断または切削する際に前記台車に備え付けた案内針とコンクリートカッターブレードとの距離があるため内輪差が生じてしまい、マーキングされた切断予定線をたどれなく、案内針の意味がなくなってしまっていた。
曲線状に切断することを容易にするため、前後進と旋回を同時に行えるハンドルを後輪側、または前輪側のいずれかに設置したものである。
切断面及び切削面がいびつにならないよう、又切断予定線が描かれた路面や案内針、旋回輪の追従をよくするようにコンクリートカッターブレードの同軸線上に固定キャスターの軸を設置したものである。これにより作業員は後方からハンドルを旋回、駆動操作させて前方の案内針を確認しながら作業することが可能となる。
作業者は機械後方よりハンドルを持って前後進と旋回の操作を行うが、ハンドルを旋回させたときに連携して案内針が動く。たとえば駆動旋回ハンドルを右に動かすと同時に前方についた案内針が右に動き、切断または切削するために予め路面に描いた切断予定線を追従させ、コンクリートカッターブレードもそれに沿うように切断または切削できるようしたものである。
この発明に係るコンクリートカッターは、切断予定線をたどりやすく、過度な力を加えることなく、蛇行切断も容易にかつ正確に実施できる効果を有し、極めて実用的なものである。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図5に基づいて説明する。
図1はこの考案に係るコンクリーカッターの一実施例で側面カバーを省略した側面図である。
図2は図1の両側面、前方、後方のカバーを省略して描いた3車輪支持式の移動台車の上面図である。
前方には単一の固定キャスター1、後方には旋回軸3に前後進ハンドル2から駆動用チェーン11で接続された旋回車輪4が設けられており、前後進ハンドル2はその旋回軸3を軸として前方180°どの方向へも指向させることができる様になっている。そして、この移動台車5上にはエンジン6とカッターブレード7を装着する軸を設置した可動台9と図5における可動式案内針の機構が設置されている。
円板状をしたコンクリートカッターブレード7は、前記固定キャスター1の車輪と同じ方向、つまり進行方向に対し直角に軸支されている。
又、カッターブレード7の中心と同軸位置にキャスター1の中心軸が合うように設置されている。
又、ブレード昇降ハンドル8によって可動台を昇降させコンクリートカッターブレード7が上下に昇降可能となっており、移動や始動待機時には上方へ引き上げておき、切断作業時には下方に下降させることができる様になっている。
なお、ブレード昇降ハンドル8自体は従来のコンクリートカッターにも設置されており、本考案の実施例で記載した構造は従来のコンクリートカッターのものと同じである。
図3は図1において、旋回軸が後輪に設置されているものを前輪側に配置した側面図である。
図4は図3の両側面、前方、後方のカバーを省略して描いた3車輪支持式の移動台車の上面図である。
前方には旋回軸3に前後進ハンドル2から駆動用チェーンで接続された旋回車輪4、後方には固定キャスター1が設けられており、前後進ハンドル2はその旋回軸3を軸として前方180°どの方向へも指向させることができる様になっている。そして、この移動台車5上にはエンジン6とカッターブレード7を装着する軸を載置した可動台9と図5における可動式案内針の機構が載置されている。
図5は考案に関わる台車2に設置された可動式案内針の上面図である。
従来コンクリートカッターの固定された案内針ではコンクリートカッターブレードと案内針の距離上内輪差が生じマーキングされた切断予定線をたどれないため、前記切断予定線をたどれるよう案内針を可動可能にするため、旋回軸に固定された大スプロケット10に可動用チェーン12をもって連結された小スプロケット13を接続し、自在金具A14からロッド15で接続、16を支点にした自在金具B17を可動式案内針18に接続したものである。
従来コンクリートカッターの固定された案内針ではコンクリートカッターブレードと案内針の距離上内輪差が生じマーキングされた切断予定線をたどれないため、前記切断予定線をたどれるよう案内針を可動可能にするため、旋回軸に固定された大スプロケット10に可動用チェーン12をもって連結された小スプロケット13を接続し、自在金具A14からロッド15で接続、16を支点にした自在金具B17を可動式案内針18に接続したものである。
図2の19はカッターブレード7の上方を覆い、切断作業の際発生するコンクリート小片の飛散を防ぐカバーである。
図1の20はアスファルト及びコンクリート面である。
以下、上記構成の動作を説明する。このコンクリートカッターは作業員23が機械後方に位置し、この前後進ハンドル2と旋回軸3を操作し切断作業を行うものであり、作業員21は持ち手22と前後進ハンドル2を握り、エンジン6により回転したカッターブレード7を昇降ハンドル8を使い降下させ切断開始地点のアスファルト及びコンクリート面20に突き当て、あらかじめアスファルト及びコンクリート面22に表示された切断予定線などを案内針18を視認しながら前後進ハンドル2を回し進めることにより押し進めていく。
この時、案内針18「とコンクリートカッターブレード7の軌跡を一致させるために、旋回軸3を左右に振ると大スプロケット10から可動用チェーン12を伝って小スプロケット13が動き、ロッド15を伝って支点ピン16を支点とした自在金具B17が動き可動式案内針18が動き、切断予定線にそった切断又は切削が簡単かつ正確に実施できる。すなわち、旋回車輪4の旋回角度に応じて、可動式案内針18が移動する。旋回車輪4の旋回角度と可動式案内針18の移動量との関係は、旋回車輪4、カッターブレード7、及び可動式案内針18の位置関係に応じて定まる。
1 固定キャスター
2 前後進ハンドル
3 旋回軸
4 旋回車輪
5 移動台車
6 エンジン
7 コンクリートカッターブレード
8 昇降ハンドル
9 可動台
10 大スプロケット
11 駆動用チェーン
12 可動用チェーン
13 小スプロケット
14 自在金具A
15 ロッド
16 支点ピン
17 自在金具B
18 可動式案内針
19 ブレードカバー
20 アスファルト及びコンクリート
21 作業者
22 持ち手
2 前後進ハンドル
3 旋回軸
4 旋回車輪
5 移動台車
6 エンジン
7 コンクリートカッターブレード
8 昇降ハンドル
9 可動台
10 大スプロケット
11 駆動用チェーン
12 可動用チェーン
13 小スプロケット
14 自在金具A
15 ロッド
16 支点ピン
17 自在金具B
18 可動式案内針
19 ブレードカバー
20 アスファルト及びコンクリート
21 作業者
22 持ち手
ゴルフ場や工場、その他レジャー施設における電動カートの誘導線を路面下に埋設時に使用する路面カッターとして利用できる。
又は舗装面下にケーブル類敷設する場合の舗装面カッターとして利用できる。
綺麗な切断跡が残るため、アスファルト及びコンクリートに模様を描けるようになる。従来は力任せに曲線状に切断していたため、作業者の負担が大きかったが、このコンクリートカッターでは作業者の負担が軽減できている。
又は舗装面下にケーブル類敷設する場合の舗装面カッターとして利用できる。
綺麗な切断跡が残るため、アスファルト及びコンクリートに模様を描けるようになる。従来は力任せに曲線状に切断していたため、作業者の負担が大きかったが、このコンクリートカッターでは作業者の負担が軽減できている。
Claims (3)
- アスファルト又はコンクリートである対象物を切断又は切削するためのコンクリートカッターであって、台車と、
前記台車に軸支され、前記対象物を切断又は切削するカッターブレードと、
前記カッターブレードを駆動して回転させるブレード駆動装置と、
前記台車を前記対象物の上に支持し、前後に配置される複数の車輪と、
前記複数の車輪のうち、前方又は後方の車輪を、ハンドルの手操作により、
前記台車が前進及び後退するように、回転駆動する車輪駆動機構を備え、
前記車輪駆動機構は、前記回転駆動される前記車輪を、手操作により旋回させ、
それにより前記台車を旋回させるコンクリートカッター。 - 前記カッターブレードは円形であり、
前記複数の車輪は、前記円形のカッターブレードの中心軸と、中心軸が同軸になるように、前記カッターブレードの左右両側に配置された一対の車輪を含む、請求項1に記載のコンクリートカッター。 - 前記対象物の表面に形成された切断予定線を辿るための案内針と、
前記切断予定線が湾曲しているときに、前記案内針が切断予定線を辿るように、
前記回転駆動される前記車輪を旋回させると、前記カッターブレードが前記切断予定線に沿って、切断又は切削するように、前記案内針の位置を、前記車輪の前記旋回の角度に応じて変位させる案内針変位機構と、をさらに備える、請求項1又は2に記載のコンクリートカッター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018035790A JP2019138127A (ja) | 2018-02-09 | 2018-02-09 | 曲線状に切断の出来るコンクリートカッター |
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ID=67695153
Family Applications (1)
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JP2018035790A Pending JP2019138127A (ja) | 2018-02-09 | 2018-02-09 | 曲線状に切断の出来るコンクリートカッター |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111236032A (zh) * | 2020-03-05 | 2020-06-05 | 张立华 | 一种交通用道路路面快速切缝装置 |
CN112221829A (zh) * | 2020-11-19 | 2021-01-15 | 吴学梅 | 一种多向的建筑工程设计现场标记器及其使用方法 |
Citations (4)
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JPH06116910A (ja) * | 1992-10-02 | 1994-04-26 | Yanmar Diesel Engine Co Ltd | コンクリートカッターの操向機構 |
JPH11209920A (ja) * | 1998-01-28 | 1999-08-03 | Mikasa Sangyo Co Ltd | 路面切断機 |
-
2018
- 2018-02-09 JP JP2018035790A patent/JP2019138127A/ja active Pending
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