JP2019136929A - 発泡ポリエチレン包装袋の連続製袋装置 - Google Patents

発泡ポリエチレン包装袋の連続製袋装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019136929A
JP2019136929A JP2018022000A JP2018022000A JP2019136929A JP 2019136929 A JP2019136929 A JP 2019136929A JP 2018022000 A JP2018022000 A JP 2018022000A JP 2018022000 A JP2018022000 A JP 2018022000A JP 2019136929 A JP2019136929 A JP 2019136929A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foamed polyethylene
cooling
bar
side seal
bag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018022000A
Other languages
English (en)
Inventor
健人 水島
Kento Mizushima
健人 水島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP2018022000A priority Critical patent/JP2019136929A/ja
Publication of JP2019136929A publication Critical patent/JP2019136929A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
  • Making Paper Articles (AREA)
  • Package Closures (AREA)

Abstract

【課題】発泡ポリエチレン製包装袋の連続製袋装置において、三方シール袋のヒートシール部分の浮きなどの不良、あるいはそれによる密封性不足や、外観不良が発生することがなく、かつ生産性を妨げることのない発泡ポリエチレン包装袋の連続製袋装置を提供することを課題とする。【解決手段】連続製袋装置は、原反を供給する供給装置、包装袋の底になる部分を折りたたむ折り込み部、包装袋の両サイドとなる部分をヒートシールするサイドシール部、ボックスモーション機構、および排出部がこの順に直列に並んで構成され、原反の走行速度に同期してサイドシール部分を、一組の冷却バーが表裏両面から挟み込んで冷却する機構であると同時に、冷却バーの前後には、テンション保持バーが、冷却バーに平行に設けられている機構であることを特徴とする、発泡ポリエチレンの連続製袋装置である。【選択図】図1

Description

本発明は発泡ポリエチレン包装袋の連続製袋装置に関するものである。特に発泡ポリエチレンによる緩衝機能つきの三方袋のサイドシール部、特に折り返し部近傍に発生する浮き不良等を防止することのできる、発泡ポリエチレン包装袋の連続製袋装置に関するものである。
紙やプラスチックフィルムを基材とした積層体からなる包装材料は、現代社会において広く普及しており、さまざまな形態のものが、幅広い用途に用いられており、企業活動や人々の生活にとって不可欠なものとなっている。
プラスチックフィルムを基材としたパウチは、例えば液体用包装容器としても用いられ、飲料あるいはレトルト食品などの食品分野でも広く用いられているほか、日用品やトイレタリーの分野でも、さまざまな商品がスーパーマーケットやドラッグストア、コンビニエンスストアの商品棚をにぎわしている。
あるいはクラフト紙を基材とした包装袋において、包装袋の内側に発泡ポリエチレン層を有して内容物を衝撃などから保護するための緩衝機能を備えた、包装袋も知られている。
一般にこのような商品においては、緩衝機能のほか、断熱効果による保温性もしくは保冷性、また一定の耐水性も備え、一定の高温にも耐性を持つために、在庫や流通においても耐性を有する特徴を持つ。
また、これらのパウチや包装袋の利点は、缶や瓶などの容器に比較して、価格が安いことや、内容物や外部環境による要求品質に応じてきめ細かい材料設計で対応できる点が挙げられる。
あるいは、内容物充填前および流通や保管においても、軽量で省スペースであることが挙げられる。またパウチや包装袋は、廃棄物を減らすという観点からも、環境適応型であるといえる。
さらに、包装袋の表面層、あるいは表面から見える層への高精細の印刷によって、商品のイメージアップを図ることができ、内容物に関する必要な情報を表示することが可能であり、バーコードの印刷などは、商品の流通やマーケティング情報の源泉ともなっている。
その一方で、包装袋の積層体中に発泡ポリエチレン層を有して、内容物を衝撃などから保護するための緩衝機能を備えた包装袋の場合には、製袋され、内容物の充填が行なわれ、開口部をヒートシールで密閉した後、口部のトリミングカットが行なわれる場合が一般的である。
このうち三方製袋は原反供給に始まり、底部の折り込み、サイド部のヒートシール、カット、が順次行なわれるが、このうちヒートシールは、積層体の加熱、シーラントの溶融、シール部分の冷却のプロセスが連続的かつ高速で行なわれる。
このとき、発泡ポリエチレン包装袋の製袋加工において、ヒートシール部の浮き、ある
いはそれによる密封性不足や、外観不良が発生する問題があった。
これは、発泡ポリエチレン層が厚みを持つために、底部の折り返し部分が反発する傾向があることのほか、シーラント材として一般的な、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)がホットタック性に乏しく、加えて高いテンションによる外力も影響しているためである。
加えて、発泡ポリエチレン層を有することから、積層体は断熱性に優れ、一旦溶融、固化したシーラント層の冷却が緩慢であることも影響していると考えられる。
特許文献1には、発泡体層を有する積層体を製袋する方法について、ヒートシール部を一旦潰して冷却して後、カットする方法が提案されているが、この方法においては工程が煩雑な上、ヒートシール浮きが発生するおそれがあり、生産性もよいとは言えず、発泡ポリエチレン層の樹脂が漏れ出すおそれもあって、発泡ポリエチレン包装袋の製袋装置としては必ずしも満足のいくものではなかった。
特開2013−193320号公報
本発明はかかる状況に鑑みてなされたものであり、発泡ポリエチレン製包装袋の連続製袋装置において、三方シール袋のヒートシール部分の浮きなどの不良、あるいはそれによる密封性不足や、外観不良が発生することがなく、かつ生産性を妨げることのない発泡ポリエチレン包装袋の連続製袋装置を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するための手段として、請求項1に記載の発明は、
発泡ポリエチレン包装袋の連続製袋装置であって、
該連続製袋装置は、基材上に発泡ポリエチレン層およびシーラント層を有する発泡ポリエチレン原反を供給する供給装置、包装袋の底になる部分を折りたたむ折り込み部、包装袋の両サイドとなる部分をヒートシールするサイドシール部、ボックスモーション機構、サイドシール部分の内側をカットして個々の包装袋に分離するカット部、および排出部がこの順に直列に並んで構成され、
該ボックスモーション機構は、サイドシール部とカット部の間に位置して、
該発泡ポリエチレン原反の走行速度に同期して、冷却バーおよびテンション保持バーが、ボックスモーション機構に供給された原反の表裏で回転する機構であって、
該冷却バーはサイドシール部分を、表裏両面から挟み込んで冷却する機構であると同時に、
該テンション保持バーは、冷却バーの前後に、原反を表裏から挟み込んで原反にかかるテンションを保持可能に、冷却バーに平行に設けられている機構であることを特徴とする、
発泡ポリエチレン包装袋の連続製袋装置である。
また、請求項2に記載の発明は、
前記冷却バーの前後には、2本のテンション保持バーが、冷却バーと一体で設けられて、断面が略E型であることを特徴とする、
請求項1に記載の発泡ポリエチレン包装袋の連続製袋装置である。
また、請求項3に記載の発明は、
前記冷却バー、もしくは断面が略E型のバーの冷却部分は、バネを有してサイドシール部分への加圧が可能であることを特徴とする、
請求項1または請求項2に記載の発泡ポリエチレン包装袋の連続製袋装置である。
本発明によれば、発泡ポリエチレン包装袋の連続製袋装置において、生産性を妨げることなく、ヒートシール部分の浮き、あるいはそれによる密封性不足や、外観不良が発生することのない、発泡ポリエチレン包装袋の連続製袋装置を提供することが可能である。
すなわち、本発明において、回転する冷却バー、およびテンション保持バーを有するボックスモーション機構が設けてあり、原反の移動方向に同期して移動して、発泡ポリエチレン原反を表裏から挟み込むことができる。
したがって、冷却バーは、シーラント層同士を対向して重ねあわされた発泡ポリエチレン原反を表裏から押圧して、シーラント融着部分を冷却することができる。
また、テンション保持バーは、冷却バーの前後の2箇所の挟み込み部分において、発泡ポリエチレン原反を表裏両側から挟み込んで固定して、テンションを保持するとともに、その影響を遮断する効果がある。
すなわち、発泡ポリエチレン原反が厚みを有して、底部の折りたたまれた部分で反発が強く広がろうとする傾向を押さえ、同時にシーラントのホットタック性が少ない場合においても、冷却バーに接したサイドシール部分の冷却部分を速やかに冷却して、シーラントの固化、安定化に効果があり、またその際にも発泡ポリエチレン原反へのテンションの影響を遮断することに効果的である。
また、特に請求項2に記載の発明によれば、冷却バーとテンション保持バーが一体化していることによって、装置、特にボックスモーション機構の構造の簡略化が可能となる。すなわち生産性への影響を最小限に抑えることが可能になる。
また、特に請求項3に記載の発明によれば、冷却バー、もしくは略E型に一体化されたバーの冷却部分にバネを有して、サイドシール部分への加圧が可能であることによって、発泡ポリエチレン原反が厚みを有して、底部の折りたたまれた部分で反発が強く広がろうとする傾向を押さえることができる。
一般に、積層体が発泡ポリエチレン層を有することから、断熱性に優れ、一旦溶融、固化したシーラント層の冷却が緩慢である傾向に対して、冷却バーもしくは略E型に一体化されたバーの冷却部分を、バネによって原反に押圧して冷却することによって、冷却を促進する効果が期待できる。
同時に、シーラントのホットタック性が少ない場合においても、冷却バー、もしくは略E型に一体化された冷却部分に接した、サイドシール部分を速やかに冷却して、シーラントを固化、安定化させることにより効果的である。
図1は、本発明に係る発泡ポリエチレン包装袋の連続製袋装置に関して、装置全体の構成を説明するための斜視模式図である。 図2は、本発明に係る発泡ポリエチレン包装袋の連続製袋装置に関して、発泡ポリエチレン原反をヒートシール部分の内側でカットして、個々の発泡ポリエチレン包装袋に分割する状態を説明するための平面模式図である。 図3は、本発明に係る発泡ポリエチレン包装袋の連続製袋装置に関して、冷却バー、およびテンション保持バーと、発泡ポリエチレン原反との関係を説明するための部分断面模式図である。 図4は、本発明に係る発泡ポリエチレン包装袋の連続製袋装置に関して、断面が略E型の1対のバーを説明するための斜視模式図である。 図5は、本発明に係る発泡ポリエチレン包装袋の連続製袋装置に関して、略E型の1対のバーが、折りたたんだ原反の表裏を挟み込む状態を説明するための部分断面模式図である。 図6は、本発明に係る発泡ポリエチレン包装袋の連続製袋装置に関して、略E型の1対のバーが、折りたたんだ原反を表裏から挟み込み、サイドシール部分を冷却する状態を説明するための部分断面模式図である。 図7は、本発明に係る発泡ポリエチレン包装袋の連続製袋装置に関して、略E型の1対のバーがボックスモーション機構によって回転する状態を説明するための断面模式図である。 図8は、本発明に係る発泡ポリエチレン包装袋の連続製袋装置に関して、発泡ポリエチレン原反を構成する積層体の、一実施態様を説明するための部分断面模式図である。
以下、本発明を図1〜図9を参照しながら、更に詳しい説明を加える。ただし本発明は、ここに示す例にのみ限定されるものではない。本発明は、請求項によって限定されるものである。
図1は、本発明に係る発泡ポリエチレン包装袋の連続製袋装置に関して、装置全体の構成を説明するための斜視模式図である。
本発明による、発泡ポリエチレン包装袋の連続製袋装置(100)は、発泡ポリエチレン原反(1)を供給する供給装置(2)、包装袋の底になる部分を折りたたむ折り込み部(3)、包装袋の両サイドをシールするサイドシール部(4)、ボックスモーション機構、サイドシール部分(5)をカットして個々の包装袋に分離するカット部(6)、および排出部(21)からなる。
すなわち本発明は、巻芯(14)に巻かれた、発泡ポリエチレン原反(1)から、発泡ポリエチレン包装袋(10)を連続して製袋することが可能な、発泡ポリエチレン包装袋の連続製袋装置(100)であって、発泡ポリエチレン原反(1)を供給する供給装置(2)を有しており、サイドシール部(4)と、カット部(6)との間には、ボックスモーション機構取り付け位置(30)があって、ここにボックスモーション機構が設けられる。
供給された発泡ポリエチレン原反(1)は、回転ロール(11)を経て、包装袋の底になる部分を折りたたむ折り込み部(3)に供給される。
次に、折り込み部(3)から回転ロール(12)を経て、包装袋の両サイドをヒートシールするサイドシール部(4)へ送られる。さらに、サイドシール部分(5)をカットして個々の包装袋に分離するカット部(6)に送られて、発泡ポリエチレン包装袋(10)となる。これらの構成要素は図1に示す例において、矢印(20)の前半部分に沿って直列に配置されている。
図1に示す例においては、前述のカット部(6)を経て、三方製袋は完了している。す
なわち、個々の発泡ポリエチレン包装袋(10)は、底部は発泡ポリエチレン原反(1)が折りたたまれてなり、両サイドがサイドシール部分(5)で閉じられており、上部は開口部となった状態で製袋が完了している。
必要に応じて、カット部(6)に引き続いて充填部(7)、開口部シール部(8)、ロールカッター(13)によるトリミング部(9)を設けることが可能である。これらの構成要素は、図1に示す例おいて、矢印(20)の後半部分に沿って直列に配置されている。
上述の構成要素による各工程を経て製袋、および必要に応じて内容物の充填、密封、トリミングがなされた発泡ポリエチレン包装袋(10)は、排出部(21)から装置外部へ排出される。
また、本発明において、発泡ポリエチレン包装袋の連続製造装置(100)はボックスモーション機構を有している。すなわち、サイドシール部(4)とカット部(6)との間には、折りたたんだ原反の表裏からサイドシール部分(5)を一組の冷却バーが表裏両面から挟み込んで冷却する機構であると同時に、冷却バーの前後には、原反を挟み込んで原反にかかるテンションを保持することのできるテンション保持バーが、冷却バーに平行に設けられている。
ボックスモーション機構は、サイドシール部(4)とカット部(6)の間に位置して、発泡ポリエチレン原反(1)の走行速度に同期して、複数組のバーが原反の表裏で回転する機構である。
このボックスモーション機構については後述するが、図1においてボックスモーション機構取り付け位置(30)で示される部分に設けられる。
図2は、本発明に係る発泡ポリエチレン包装袋の連続製袋装置に関して、発泡ポリエチレン原反をヒートシール部分の内側でカットして、個々の発泡ポリエチレン包装袋に分割する状態を説明するための平面模式図である。
図1に示すサイドシール部(4)において、サイドシール部分(5)をヒートシールされた、発泡ポリエチレン原反(1)は、矢印(17)方項に移動しながら、カット部(6)において、ヒートシール部分(5)の内側でカット線(16)でカットされ、個々の発泡ポリエチレン包装袋(10)に製袋、分離される。
ここに示す例において、分離された、発泡ポリエチレン包装袋(10)は、三方製袋された状態であって、包装袋の下部は、発泡ポリエチレン原反(1)が折り返されて底部(22)をなし、胴部両側端(19)は、ヒートシール部分(5)が縦方向にカット、分離された状態で包装袋の胴部両側の端部が密封されており、包装袋の上部には開口部(18)を有する。開口部(18)は内容物の充填口として用いることができる。
図3は、本発明に係る発泡ポリエチレン包装袋の連続製袋装置に関して、冷却バー、およびテンション保持バーと、発泡ポリエチレン原反との関係を説明するための部分断面模式図である。
本発明においては、発泡ポリエチレン原反(1)は折りたたまれて、シーラント層同士が対向してサイドシール部(4)でシールされており、シールされた部分は、シーラント融着部分(35)で示されている。
また、図3に示す例は、ボックスモーション機構の一部であって、ボックスモーション機構は、サイドシール部(4)とカット部(6)の間に位置して、発泡ポリエチレン原反(1)の走行速度に同期して、冷却バー(52)、およびその前後に設けられたテンション保持バー(53)が、発泡ポリエチレン原反(1)とともに、矢印(15)の方向に移動している状態を示している。
これらの、冷却バー(52)、およびテンション保持バー(53)は、図3において示す例において、発泡ポリエチレン原反(1)の表裏でそれぞれに回転する機構であって、シーラント溶着部分(35)、すなわち発泡ポリエチレン包装袋(10)の胴部両側端(19)になる部分を、一組の冷却バー(52)が表裏両面から挟み込んで、冷却部分(34)において冷却する機構である。サイドシール部分(5)はカット部(6)においてその内側でカットされ、個々の発泡ポリエチレン包装袋(10)の両側端部を形成する。
同時に、冷却バー(52)の前後には、発泡ポリエチレン原反(1)に接触して原反を挟み込んで保持することのできる、2本のテンション保持バー(53)が、冷却バー(52)に平行に設けられている機構である。図3に示す例においては、冷却バー(52)、およびテンション保持バー(53)はそれらの断面が示されているのであって、図3の手前から奥に向けて、これらのバーが平行に設けられている。
図4は、本発明に係る発泡ポリエチレン包装袋の連続製袋装置に関して、断面が略E型の1対のバーを説明するための斜視模式図である。
前述の冷却バー(52)とテンション保持バー(53)は、一体化することができる。図4で示す例において、冷却バーの前後には、冷却バーと2本のテンション保持バーが平行に一体で設けられて、断面が略E型のバーとした例である。略E型の中央の突起(33)は、冷却バーに相当する冷却部分である。
また、シーラント融着部分(35)に表裏から接する冷却部分については、冷却バー(52)、もしくは略E型の中央の突起(33)は、バネを有してシーラント融着部分(35)、すなわち包装袋の胴部両側端(19)になる部分への押圧がより効果的にできるようにすることが可能である。この発泡ポリエチレン原反への押圧によって、冷却を促進することが可能である。
すなわち、冷却バー(52)、もしくは略E型の中央の突起(33)にバネを有してサイドシール部分(5)への加圧が可能であることによって、発泡ポリエチレン原反(1)が厚みを有して、底部の折りたたまれた部分で反発が強く、広がろうとする傾向を押さえることができる。
また、同時にシーラントのホットタック性が少ない場合においても、冷却バー(52)もしくは略E型の中央の突起(33)に接したサイドシール部分(5)を速やかに冷却して、シーラント層を固化、安定化させることにより効果的である。
このような装置によるサイドシール部分(5)の冷却は、発泡ポリエチレン包装袋の生産性を妨げることなく、ヒートシール部分の浮き、あるいはそれによる密封性不足や、外観不良が発生することのない、発泡ポリエチレン包装袋の連続製袋装置の実現に効果的である。
すなわち、サイドシール部(4)において、サイドシール部分(5)のヒートシールが行なわれるが、このとき発泡ポリエチレン原反(1)のシーラント層が、溶融して溶着が行なわれる。
しかしながら包装袋下部は、発泡ポリエチレン原反(1)が折り返されているために、折り返しに対する反発力が働き、特に溶融したシーラントにホットタック性が乏しい場合には、サイドシール部分(5)にヒートシール部の浮き、あるいはそれによる密封性不足や、外観不良が発生するおそれがある。
また原反を搬送するためのテンションも、溶融したシーラントにホットタック性が乏しい場合には、同様にサイドシール部分(5)にシーラント融着部分(35)の浮き、あるいはそれによる密封性不足や、外観不良を発生させるおそれがある。
したがって、サイドシール部分(5)の冷却を速やかに行うことによって、シーラント融着部分(35)の浮き、あるいはそれによる密封性不足や、外観不良を防止することができる。
本発明において、サイドシール部(4)とカット部(6)との間には、包装袋(10)の底部となる部分を折りたたんだ発泡ポリエチレン原反(1)の表裏から、サイドシール部分(5)を、冷却バー、およびその前後にテンション保持バーを配して、挟み込んで冷却することのできるボックスモーション機構が備えられている。
あるいは、サイドシール部(4)とカット部(6)との間に、包装袋(10)の底部となる部分を折りたたんだ発泡ポリエチレン原反(1)の表裏から、サイドシール部分(5)、およびその前後を断面(32)が略E型の、バー(31)、およびバー(51)で挟み込むとともに、略E型の中央の突起(33)がサイドシール部分(5)に接して冷却することのできる、断面(32)が略E型の1対のバーを複数組有して回転する、ボックスモーション機構とすることもできる。
冷却バー、あるいは断面が略E型のバーの材質には剛性や、成形性、熱伝導性を考慮して、たとえば金属材料を用いることができる。
また、図4に示す例において、略E型の断面(32)は、お互いに対向するようバー(31)、およびバー(51)が配置されており、2本のバーの間隙(43)に、折りたたんで重ねられた発泡ポリエチレン原反(1)が挟み込まれる。
略E型の中央の突起(33)もまた、2本のバー(31)、およびバー(51)の中央にあって対向しており、この部分が折りたたんで重ねられた発泡ポリエチレン原反(1)のサイドシール部分(5)に接触して冷却がなされ、サイドシール部分(5)のシーラントの固化、形状の安定に効果的である。
これは冷却を促進するによって、サイドシール部分(5)のシーラントがより急速に固化して、サイドシール部分(5)においての、折りたたまれた発泡ポリエチレン原反(1)の反発力によるシール部分(5)への影響や、発泡ポリエチレン原反(1)の搬送に伴うテンションによるシール部分(5)への影響を、軽減、回避することが可能になるためである。
略E型の中央の突起(33)の冷却の方法、機構は、サイドシール部分(5)の固化、形状の安定に効果的であることを考慮すれば、任意の方法で設けることができる。
このように本発明によれば、発泡ポリエチレン製包装袋の連続製袋装置において、三方シールされた包装袋のヒートシール部分の浮きなどの不良、あるいはそれによる密封性不足や、外観不良が発生することがなく、かつ生産性を妨げることのない発泡ポリエチレン
包装袋の連続製袋装置を提供することが可能である。
図5は、本発明に係る発泡ポリエチレン包装袋の連続製袋装置に関して、略E型の1対のバーが、折りたたんだ原反の表裏を挟み込む状態を説明するための部分断面模式図である。
ここに示す例においては冷却バーとテンション保持バーとが一体化して、断面(32)が略E型となっている例である。すなわち略E型の1対のバー(31)、およびバー(51)が対向して接近している状態を示しており、その間隙に発泡ポリエチレン原反(1)が、折りたたまれ、包装袋内側になる面を対向させて重ねあわされて、矢印(36)方向に走行する状態である。
また、略E型の1対のバー(31)、およびバー(51)は、後述するボックスモーション機構によって発泡ポリエチレン原反(1)と同期して、矢印(39)方向に移動している状態である。
図5に示す例において、略E型の中央の突起(33)は、冷却部分(34)を1対のそれぞれに有している。また略E型の中央の突起(33)は、矢印(39)方向に移動している状態であって、発泡ポリエチレン原反(1)のシーラント融着部分(35)と同期して走行し、位置を同じくしている。
図6は、本発明に係る発泡ポリエチレン包装袋の連続製袋装置に関して、略E型の1対のバーが、折りたたんだ原反を表裏から挟み込み、サイドシール部分を冷却する状態を説明するための部分断面模式図である。
図6に示す例においては、図5に続く状態を示しており、略E型の1対のバー(31)、およびバー(51)が、対向して折りたたまれた発泡ポリエチレン原反(1)の表裏から接している状態を示している。
この状態は、断面が略E型の1対のバー(31)、およびバー(51)が、それぞれ矢印(41)および矢印(40)方向に移動して、発泡ポリエチレン原反(1)を図6においての上下から挟み込んでいる状態である。
したがって、略E型の中央の突起(33)に接したサイドシール部分の冷却部分(34)において、略E型の中央の突起(33)は、冷却部分(34)を1対のそれぞれに有して発泡ポリエチレン原反(1)を、図6においての上下から押圧して、シーラント融着部分(35)を冷却する。
また、略E型の中央の突起(33)以外の、図6において左右の突起は、挟み込み部分(37)、および挟み込み部分(42)の2箇所において、発泡ポリエチレン原反(1)を表裏から挟み込んで固定する。すなわち挟み込み部分(37)、および挟み込み部分(42)はテンション保持バーとして作用する。
また、このとき発泡ポリエチレン原反(1)の矢印(36)方向の移動速度と、1対のバー(31)、およびバー(51)の矢印(39)方向の移動速度は一致している。
この発泡ポリエチレン原反(1)の移動に伴う、1対のバー(31)、およびバー(51)による中央突起に接したサイドシール部分の冷却部分(34)、挟み込み部分(37)、および挟み込み部分(42)は、サイドシール部分の冷却、およびその前後の固定に効果的であり、発泡ポリエチレン包装袋のヒートシール部分の浮き、あるいはそれによる密封性不足や、外観不良発生をなくすことを可能にする。
すなわち、発泡ポリエチレン原反(1)が厚みを有して、底部の折りたたまれた部分で反発が強く、広がろうとする傾向を押さえることができる。
同時に、シーラントのホットタック性が少ない場合においても、中央突起に接したサイドシール部分の冷却部分(34)を冷却して、固化、安定化させることに効果があり、またその際にも、発泡ポリエチレン原反(1)へのテンションの影響を遮断することに効果的である。
したがって本発明によれば、発泡ポリエチレン包装袋の生産性を妨げることなく、ヒートシール部分の浮き、あるいはそれによる密封性不足や、外観不良が発生することのない、発泡ポリエチレン包装袋の連続製袋装置を提供することが可能である。
図7は、本発明に係る発泡ポリエチレン包装袋の連続製袋装置に関して、略E型の1対のバーがボックスモーション機構によって回転する状態を説明するための断面模式図である。
図7に示す例では、ボックスモーション機構(50)を説明する図である。また冷却バーとテンション保持バーとは、一体化して断面が略E型のものの例であって、矢印(36)方向に移動する発泡ポリエチレン原反(1)を境にして、上方で回転するバー(51)および下方で回転するバー(31)がそれぞれ8個づつが示されている。
すなわち、この8対のバーが、1対づつ発泡ポリエチレン原反(1)に近づき、接触し、離れる様子が示されている。したがってボックスモーション機構(50)の回転は、発泡ポリエチレン原反(1)を境にして、図7の上方では反時計回り、図7の下方では時計回りである。
またボックスモーション機構(50)の回転は、原反(1)の動きと同期するとともに、上下のバー(31)、およびバー(51)が、発泡ポリエチレン原反(1)を境にして1対となるように同期している。
このとき、折りたたまれた発泡ポリエチレン原反(1)の表裏からサイドシール部分(5)、およびその前後を断面が略E型の1対のバー(31)、およびバー(51)で挟み込む状態となり、断面が略E型のバーの中央の突起が発泡ポリエチレン原反(1)のサイドシール部分(5)の部分に接して冷却がなされる。
図8は、本発明に係る発泡ポリエチレン包装袋の連続製袋装置に関して、発泡ポリエチレン原反を構成する積層体の、一実施態様を説明するための部分断面模式図である。
本発明による発泡ポリエチレン包装袋の連続製袋装置は、基材上に発泡ポリエチレン層、およびシーラント層を有する積層体からなる、発泡ポリエチレン原反を用いるものである。
すなわち、ここに示す例において発泡ポリエチレン原反(1)は、積層体であって基材(23)と、発泡ポリエチレン層(27)が接着剤材層(25)を介して積層され、発泡ポリエチレン層(27)の反対側の面には、シーラント層(29)が設けられている。
このシーラント層(29)は、発泡ポリエチレン原反(1)のシーラント層(29)同士が対向して折りたたまれてサイドシール部(4)でヒートシールされ、個々の発泡ポリエチレン包装袋(10)に製袋、分離された後には、包装袋の内側、すなわち内容物側の
面となる。
ここで、基材(23)は、たとえばプラスチックフィルムであってもよく、あるいは紙であってもよい。プラスチックフィルムは高分子樹脂組成物からなるフィルムであって、たとえばポリオレフィン(ポリエチレン、ポリプロピレン等)、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等)、ポリアミド(ナイロンー6、ナイロンー66等)、ポリイミドなどが使用でき、用途に応じて適宜選択される。特にポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートを基材とする場合は、フィルム強度と価格においてより好ましい。
基材(23)が紙である場合には、本発明において特にその材質、種類には制限を設けるものではないが、たとえばクラフト紙を用いる場合には、強度や内容物の保護の点から好ましく用いることができる。
また、シーラント層(29)の材質としては、熱可塑性樹脂のうちポリオレフィン系樹脂が一般的に使用され、具体的には、低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)、中密度ポリエチレン樹脂(MDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(LLDPE)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−αオレフィン共重合体、エチレン−メタアクリル酸樹脂共重合体などのエチレン系樹脂を用いることができる。
あるいは、ポリエチレンとポリブテンのブレンド樹脂や、ホモポリプロピレン樹脂(PP)、プロピレン−エチレンランダム共重合体、プロピレン−エチレンブロック共重合体、プロピレン−αオレフィン共重合体などのポリプロピレン系樹脂等を用いることができる。
シーラント層(29)の形成には、押出機などを用いて溶融した樹脂を製膜して、発泡ポリエチレン原反(1)の包装袋内側となる面に層形成することができる。あるいは、あらかじめフィルムの状態に製膜してある材料を、発泡ポリエチレン原反(1)の包装袋内側となる面にラミネートによって積層することによって、シーラント層(29)として形成することも可能である。
前述のように、基材(23)は、接着剤層(25)を介して他の層と積層することができる。発泡ポリエチレン原反(1)の層構成やその材料構成、厚さなどは、包装袋に対する要求品質に応じて適宜設計することができる。
たとえば内容物の保存性を向上させることなどを目的として、必要な場合には、積層体中に、着色フィルムなど紫外線を遮蔽する不透明層を設けることができる。あるいは、プラスチックフィルムを基材とする積層体中に、ガスバリア層を設けることができる。
たとえばガスバリア層としてアルミニウムなどの金属箔を用いることができる。あるいは積層体中に無機化合物からなるガスバリア層を蒸着したガスバリアフィルムを設けることができる。いずれの場合においても内容物の保存性向上に有効である。
ガスバリアフィルムの場合には、用いられるプラスチックフィルムは、特段の限定を加えるものではないが、たとえばポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートをプラスチックフィルム基材とする場合は、フィルム強度と価格においてより好ましい。
ガスバリアフィルムの場合、ガスバリア層は無機化合物の蒸着層、コーティング層で構成することができ、プラスチックフィルムにアンカーコートを設けた後、蒸着層、コーティング層を順次設ける。
蒸着層を形成する方法としては,SiOやAlOなどの無機化合物を真空蒸着法を用いて、アンカーコート層を設けたプラスチックフィルム上にコーティングし、真空蒸着法による無機化合物層を形成することができる。
コーティング層を形成する方法としては、水溶性高分子と、(a)一種以上のアルコキシドまたはその加水分解物、または両者、あるいは(b)塩化錫の、少なくともいずれかひとつを含む水溶液あるいは水/アルコール混合水溶液を主剤とするコーティング剤をフィルム上に塗布し、加熱乾燥してコーティング法による無機化合物層を形成しコーティング層とすることができる。
このときコーティング剤にはシランモノマーを添加しておくことによってアンカーコート層との密着性の向上を図ることができる。
無機化合物層は真空蒸着法による塗膜のみでもガスバリア性を有するが、コーティング法による無機化合物層であるコーティング層を真空蒸着法による無機化合物層である蒸着層に重ねて形成し、ガスバリア層とすることができる。
したがって、ガスバリアフィルムとしてより高いガスバリア性、耐湿性、耐水性を実現するとともに、外力による変形に耐えられる可撓性を有するため、包装袋としての適性も具備することができる。
またガスバリア層として、たとえばSiOを用いる場合にはその被膜は透明であるために、内容物を包装材料の外側から目で見ることが可能である。これらは、用途、目的、要求品質によって、金属箔などのガスバリア層などと、適宜使い分けをすればよい。
また、外側から見ることのできる包装袋の面には、印刷層を設けることができる。印刷層は、包装袋の内容物に関する表示や、意匠性を向上させるための絵柄やロゴマーク、あるいは流通や在庫管理のためのバーコードなど、商品として必要な情報を表示することを目的とする。印刷層を設ける代わりに、包装袋外側から、粘着層を有するフィルムあるいは紙のラベルを貼付するのでもよい。
印刷の基材としてプラスチックフィルムを用いることができ、たとえばポリオレフィン(ポリエチレン、ポリプロピレン等)、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等)、ポリアミド(ナイロンー6、ナイロンー66等)、ポリイミドなどの素材を製膜したものが使用でき、用途に応じて適宜選択される。特にポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートを基材フィルムとする場合は、フィルム強度と価格においてより好ましい。
ここで印刷方法および印刷インキにはとくに制約を設けるものではないが、既知の印刷方法、印刷材料の中からプラスチックフィルムへの印刷適性、色調などの意匠性、密着性、食品容器等の場合には安全性などを考慮すれば、目的に応じて適宜選択することができる。
たとえばグラビア印刷法、オフセット印刷法、グラビアオフセット印刷法、フレキソ印刷法、インクジェット印刷法、シルクスクリーン印刷法などから選択して用いることができる。中でもグラビア印刷法は、生産性や絵柄の高精細度において好ましく用いることができる。
本発明において、我々は発泡ポリエチレン製包装袋の連続製袋装置を考案するに当って
、三方シール袋のヒートシール部の浮きなどの不良、あるいはそれによる密封性不足や、外観不良に着目し、従来の連続製袋装置にボックスモーション機構を用いた冷却バーおよびテンション保持バーを配することによりその解決を図ろうとするものである。
したがって、本発明による発泡ポリエチレン製包装袋の連続製袋装置は連続製袋の生産性を妨げることなく、また工程を煩雑化、あるいは工程を増やすことなく実現できるものであり、もともと存在する装置の中間のスペースに組み入れることも可能であって、嵩張ることもなく容易である。
実際、装置の改造をする場合、従来の連続製袋装置にボックスモーション機構を加えるだけで実現でき、工期の日数も少なくできる上、コスト面でも負荷が少ないものとなっている。
このように、本発明による発泡ポリエチレン製包装袋の連続製袋装置において、三方シール袋のヒートシール部分の浮きなどの不良、あるいはそれによる密封性不足や、外観不良が発生することがなく、かつ生産性を妨げることのない発泡ポリエチレン包装袋の連続製袋装置を提供することが可能である。
1・・・発泡ポリエチレン原反
2・・・供給装置
3・・・折り込み部
4・・・サイドシール部
5・・・サイドシール部分
6・・・カット部
7・・・充填部
8・・・開口部シール部
9・・・トリミング部
10・・・発泡ポリエチレン包装袋
11・・・回転ロール
12・・・回転ロール
13・・・ロールカッター
14・・・巻芯
15・・・矢印
16・・・カット線
17・・・矢印
18・・・開口部
19・・・胴部両側端
20・・・矢印
21・・・排出部
22・・・底部
23・・・基材
25・・・接着剤層
27・・・発泡ポリエチレン層
29・・・シーラント層
30・・・ボックスモーション機構取り付け位置
31・・・バー
32・・・断面
33・・・略E型の中央の突起
34・・・冷却部分
35・・・シーラント融着部分
36・・・矢印
37・・・挟み込み部分
39・・・矢印
40・・・矢印
41・・・矢印
42・・・挟み込み部分
43・・・間隙
50・・・ボックスモーション機構
51・・・バー
52・・・冷却バー
53・・・テンション保持バー
100・・・発泡ポリエチレン包装袋の連続製袋装置

Claims (3)

  1. 発泡ポリエチレン包装袋の連続製袋装置であって、
    該連続製袋装置は、基材上に発泡ポリエチレン層およびシーラント層を有する発泡ポリエチレン原反を供給する供給装置、包装袋の底になる部分を折りたたむ折り込み部、包装袋の両サイドとなる部分をヒートシールするサイドシール部、ボックスモーション機構、サイドシール部分の内側をカットして個々の包装袋に分離するカット部、および排出部がこの順に直列に並んで構成され、
    該ボックスモーション機構は、サイドシール部とカット部の間に位置して、
    該発泡ポリエチレン原反の走行速度に同期して、冷却バーおよびテンション保持バーが、ボックスモーション機構に供給された原反の表裏で回転する機構であって、
    該冷却バーはサイドシール部分を、表裏両面から挟み込んで冷却する機構であると同時に、
    該テンション保持バーは、冷却バーの前後に、原反を表裏から挟み込んで原反にかかるテンションを保持可能に、冷却バーに平行に設けられている機構であることを特徴とする、
    発泡ポリエチレン包装袋の連続製袋装置。
  2. 前記冷却バーの前後には、2本のテンション保持バーが、冷却バーと一体で設けられて、断面が略E型であることを特徴とする、
    請求項1に記載の発泡ポリエチレン包装袋の連続製袋装置。
  3. 前記冷却バー、もしくは断面が略E型のバーの冷却部分は、バネを有してサイドシール部分への加圧が可能であることを特徴とする、
    請求項1または請求項2に記載の発泡ポリエチレン包装袋の連続製袋装置。
JP2018022000A 2018-02-09 2018-02-09 発泡ポリエチレン包装袋の連続製袋装置 Pending JP2019136929A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018022000A JP2019136929A (ja) 2018-02-09 2018-02-09 発泡ポリエチレン包装袋の連続製袋装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018022000A JP2019136929A (ja) 2018-02-09 2018-02-09 発泡ポリエチレン包装袋の連続製袋装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019136929A true JP2019136929A (ja) 2019-08-22

Family

ID=67694826

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018022000A Pending JP2019136929A (ja) 2018-02-09 2018-02-09 発泡ポリエチレン包装袋の連続製袋装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019136929A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112721320A (zh) * 2020-12-29 2021-04-30 成都市兴恒泰印务有限公司 一种三边封转直立袋的生产工艺
CN112743912A (zh) * 2020-12-29 2021-05-04 成都市兴恒泰印务有限公司 一种具有三角对折机构的三边封转直立袋的生产设备
CN113334859A (zh) * 2021-06-08 2021-09-03 许仕明 一种基于制袋机的中封包装袋生产方法
CN113998193A (zh) * 2021-10-29 2022-02-01 黄山至德新材料科技有限公司 一种适用于热收缩薄膜的卷膜切封装置
CN116534345A (zh) * 2023-04-26 2023-08-04 厦门耀健纸业股份有限公司 一种湿纸巾生产设备及生产方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112721320A (zh) * 2020-12-29 2021-04-30 成都市兴恒泰印务有限公司 一种三边封转直立袋的生产工艺
CN112743912A (zh) * 2020-12-29 2021-05-04 成都市兴恒泰印务有限公司 一种具有三角对折机构的三边封转直立袋的生产设备
CN113334859A (zh) * 2021-06-08 2021-09-03 许仕明 一种基于制袋机的中封包装袋生产方法
CN113334859B (zh) * 2021-06-08 2022-11-18 惠州益栢科技有限公司 一种基于制袋机的中封包装袋生产方法
CN113998193A (zh) * 2021-10-29 2022-02-01 黄山至德新材料科技有限公司 一种适用于热收缩薄膜的卷膜切封装置
CN113998193B (zh) * 2021-10-29 2022-11-22 黄山至德新材料科技有限公司 一种适用于热收缩薄膜的卷膜切封装置
CN116534345A (zh) * 2023-04-26 2023-08-04 厦门耀健纸业股份有限公司 一种湿纸巾生产设备及生产方法
CN116534345B (zh) * 2023-04-26 2024-03-26 厦门耀健纸业股份有限公司 一种湿纸巾生产设备及生产方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2019136929A (ja) 発泡ポリエチレン包装袋の連続製袋装置
US10286628B2 (en) Composite film having barrier properties for use as in-mold labels, article with in-mold labels, and methods of making same
JP5458991B2 (ja) マット調積層フィルム及び該フィルムからなる包装材
JP5713190B2 (ja) 易開封性多層フィルム及び該フィルムを用いた包装材
JP5741935B2 (ja) 多層フィルム及び該フィルムからなる包装材
JP2006305889A (ja) 包装袋へのマーキング方法およびマーキング付き包装袋
WO2022154053A1 (ja) 積層体および包装袋
WO2011083499A2 (en) Flexible overlap sealed laminate tube, laminates, and method for forming tube from laminates
US20090094945A1 (en) Apparatus For Producing Bags With Three Dimensional Designs
JP2005186507A (ja) 液体小袋用積層シート、それを用いた液体小袋、及び液体小袋包装体の製造方法
JP4522655B2 (ja) 積層材およびそれを使用した包装用袋
JP2019108136A (ja) 包装袋
JP2015532223A (ja) 包装用新規積層フィルム
Greengrass Films for MAP of foods
CN214491941U (zh) 单一材质可回收彩印包装膜袋
US20140208695A1 (en) Roll-fed shrink film
JPH09174776A (ja) ラミネートフィルム、及びこれを用いたレトルト用パウチ
JP6988190B2 (ja) 包装材用フィルム、およびこれを用いた包装材、包装体
JP2019181745A (ja) パウチの製造方法および製造装置
JP2006027675A (ja) 熱収縮性ラベル、およびラベル付き容器
JPWO2005028320A1 (ja) 紙容器内シールテープ、並びに、紙容器内縦シールテープ及び縦シールテープ付き紙容器
JP2004223728A (ja) 積層体およびそれを用いた包装容器
JP2018108858A (ja) 発泡ポリエチレン包装材料のトリミング方法
JP2023114986A (ja) 包装材料用積層体、包装袋および包装体
JP2020172288A (ja) 包装袋