JP2019136257A - 放水銃装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】設置場所の意匠性を損なうことなく防護区画の壁面への設置を可能とする。【解決手段】放水銃装置10は、防護区画の壁面11に設けられた装置筐体16に、走査型の火災検出器18と水平旋回自在な放水銃部20が設けられ、放水銃は通常時は装置筐体16内の隠れた位置にあり火災時には壁面11の前部に水平旋回し、火災検出器18により検出された火災の位置に向けて放水する。装置筐体16に設けられた火災検出器18及び放水銃部20を覆って上向きに開閉自在に化粧カバー14が設けられ、モータ24の駆動により、通常時は化粧カバー14を閉鎖位置に保持し、火災時にはモータ24により化粧カバー14を開放して火災検出器18及び放水銃部20を露出させる。化粧カバー14は、外部に見える構造線の数を最小とした例えば半円筒体の形状を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、防護区画の壁面に設置され、走査型の火災検出器により検出された火源位置に放水銃を水平旋回により向けて近距離射程の放水を行う放水銃装置に関する。
従来、体育館などの比較的広く天井の高い空間を防護区画として消火用水の放水により消火する近距離射程の放水銃装置が知られている。
図10は従来の防護区画に対する放水銃装置の設置を示し、図11は従来の放水銃装置を取り出して示しており、図11(A)は通常時を示し、図11(B)は火災時の動作を示す。
図10に示すように、放水銃装置100は、体育館などの床面を見渡すことのできる例えば4メートル程度の高さの壁面101に装置本体102を埋込み設置しており、装置本体102の壁面に露出した装置パネル104の上部に走査型の火災検出器106を設け、その下に放水ノズルを備えた放水銃部108を設けている。
放水銃部108は定常状態では、図11(A)に示すように、旋回カバー110の裏側にデフレクターを備えた放水銃を収納している。火災検出器106により防護区画の火災を検知すると、火災の方向を特定し、図11(B)に示すように、旋回カバー110の裏側に収納している放水銃112を、前方に旋回して火災の方向に向け、自動モードの場合は所定の自動放水条件が確定した場合に放水を開始し、また手動モードの場合は、放水起動スイッチを操作した場合に放水を開始するようにしている。
特開2002−291936号公報 特開2004−254725号公報 特開2016−059428号公報
しかしながら、このような従来の放水銃装置にあっては、防護区画における壁面の高い位置に配置されて利用者の視線に晒されることとなり、美術館や博物館といったスペース全体として高いデザイン性が要求される施設の意匠性を大きく損なう問題がある。
本発明は、設置場所の意匠性を損なうことなく防護区画の壁面への設置を可能とする放水銃装置を提供することを目的とする。
(放水銃装置)
本発明は、防護区画の壁面に設けられた装置筐体と、装置筐体の前部に配置されて防護区画の二次元走査により火災を検出する火災検出器と、火災検出器により検出された火災の位置に向けて放水する放水銃とが設けられた放水銃装置に於いて、
火災検出器及び放水銃が設けられた装置筐体を覆って壁面に開閉自在に設けられた化粧カバーと、
化粧カバーを少なくとも開放駆動させるカバー駆動機構と、
通常時は化粧カバーを火災検出器及び放水銃が設けられた装置筐体を覆う閉鎖位置に保持し、火災時にはカバー駆動機構を動作して化粧カバーを火災検出器及び放水銃が設けられた装置筐体を露出させる開放位置に開放させる制御部と、
が設けられたことを特徴とする。
(化粧カバーの形状)
化粧カバーは、単一の面で構成されたカバー本体と、カバー本体の上下に配置された端面カバーとで構成される。
(カバー本体の形状)
カバー本体は、軸線を高さ方向とした半円筒形又は蒲鉾形である。
(モータ駆動機構による化粧カバー開閉)
カバー駆動機構は、壁面に対し化粧カバーをモータの駆動により開閉させるモータ駆動機構であり、
制御部は、火災時にモータ駆動機構により化粧カバーを開放させ、火災復旧時にモータ駆動機構により化粧カバーを閉鎖させる。
(カバー開放位置の検出によるモータ駆動停止)
更に、化粧カバーの開放を検出して開放検出信号を出力する開放検出器が設けられ、
制御部は、モータ駆動機構により化粧カバーの開放中に開放検出器から開放検出信号が得られた場合に、モータ駆動機構による開放を停止させる。
(ガスシリンダによる化粧カバー開放)
カバー駆動機構は、
壁面に対し化粧カバーを開放方向に付勢する付勢機構と、
化粧カバーを閉鎖位置に係止し、外部からの制御信号により作動して化粧カバーの係止を解除する係止機構と、
を備え、制御部は、火災時に係止機構による化粧カバーの係止を解除して開放させる。
(ガスシリンダ又は電動シリンダによる化粧カバー開放)
付勢機構を、一端が壁面に固定され、他端が化粧カバーの内側に固定されたガススプリング又は電動シリンダとし、
係止機構を、制御信号によるソレノイドの通電により係止を解除するラッチレリーズとする。
(火災感知器の火災発報に基づく化粧カバー開放)
放水銃装置の放水区画の火災を検出する火災感知器が火災を検出したときに、制御部は化粧カバーを開放位置に動作させる。
(カバー開放検出による火災検出器と放水銃の動作開始)
更に、化粧カバーの開放を検出して開放検出信号を出力する開放検出器が設けられ、
制御部は、開放検出器から開放検出信号が得られた場合に、火災検出器及び放水銃の動作を開始させる。
(火災検出器の火災検出時にカバー復旧しない)
火災検出器が火災を検出しているときは化粧カバーの閉鎖を行わない。
(基本的な効果)
本発明は、防護区画の壁面に設けられた装置筐体と、装置筐体の前部に配置されて防護区画の二次元走査により火災を検出する火災検出器と、火災検出器により検出された火災の位置に向けて放水する放水銃とが設けられた放水銃装置に於いて、火災検出器及び放水銃が設けられた装置筐体を覆って壁面に上向きに開閉自在に設けられた化粧カバーと、化粧カバーを少なくとも開放駆動させるカバー駆動機構と、通常時は化粧カバーを火災検出器及び放水銃が設けられた装置筐体を覆う閉鎖位置に保持し、火災時にはカバー駆動機構を動作して化粧カバーを火災検出器及び放水銃が設けられた装置筐体を露出させる開放位置に開放させる制御部とが設けられたため、防護区画の壁面高所に設置された放水銃装置の壁面に露出している火災検出器及び放水銃が設けられている装置筐体が化粧カバーにより覆われており、化粧カバーによって消火栓装置が壁面の一部として溶け込むようになり、消火栓装置を防護区画の壁面に設置しても、防護区画となる施設のスペースの意匠性を損なうことがない。
(化粧カバーの形状による効果)
また、化粧カバーは、単一の面で構成されたカバー本体と、カバー本体の上下に配置された端面カバーとで構成され、カバー本体は、軸線を高さ方向とした半円筒形又は蒲鉾形としたため、防護区画の壁面に設置された消火栓装置を覆って配置された化粧カバーは、利用者から見える構造線の数が半円筒形又は蒲鉾形のカバー本体の形状から最小となり、化粧カバーは壁面の一部と認識され、防護区画となる施設のスペースの意匠性を阻害することがない。
(モータ駆動機構による化粧カバー開閉の効果)
また、カバー駆動機構は、壁面に対し化粧カバーをモータの駆動により開閉させるモータ駆動機構であり、制御部は、火災時にモータ駆動機構により化粧カバーを開放させ、火災復旧時にモータ駆動機構により化粧カバーを閉鎖させるようにしたため、火災時にはモータ駆動により化粧カバーが開放されて消火栓装置が防護区画に露出し、化粧カバーを設けても消火栓装置としての機能を損なうことがなく、火災時には、放水銃が装置筐体の前部に水平旋回して火災検出器により検出された火災の位置に向けて放水することができる。
(カバー開放位置の検出によるモータ駆動停止の効果)
更に、化粧カバーの開放を検出して開放検出信号を出力する開放検出器が設けられ、制御部は、モータ駆動機構により化粧カバーの開放中に開放検出器から開放検出信号が得られた場合に、モータ駆動機構による開放を停止させるようにしたため、火災時に制御部により化粧カバーの開方向にモータを駆動させ、モータ駆動中に化粧カバーが実際に開放位置に達したことを検出して停止することで、火災時に化粧カバーを簡単且つ確実に開放して停止させることができる。また、復旧時には、化粧カバーの閉方向にモータを駆動させる遠隔操作により、簡単に化粧カバーを閉鎖位置に戻すこともできる。
(付勢機構による化粧カバー開放の効果)
カバー駆動機構は、
また、壁面に対し化粧カバーを開放方向に付勢する付勢機構と、化粧カバーを閉鎖位置に係止し、外部からの制御信号により作動して化粧カバーの係止を解除する係止機構とを備え、制御部は、火災時に係止機構による化粧カバーの係止を解除して開放させるようにしたため、火災時には制御信号により化粧カバーの係止を解除することで、付勢機構により機械的に化粧カバーを開放することができ、カバー駆動機構の構成を簡単にすることができる。
(ガスシリンダ又は電動シリンダによる化粧カバー開放の効果)
また、付勢機構を、一端が壁面側に固定され、他端が化粧カバーの内側に固定されたガススプリング又は電動シリンダとし、係止機構を、制御信号によるソレノイドの通電により係止を解除するラッチレリーズとしたため、ガススプリン又は電動シリンダグやラッチレリーズといった既存の製品を利用して簡単且つ容易に機械的に動作するカバー駆動機構が実現できる。
(火災感知器の火災発報に基づく化粧カバー開放の効果)
また、放水銃装置の放水区画の火災を検出する火災感知器が火災を検出したときに、制御部は化粧カバーを開放位置に動作させるようにしたため、放水区画で火災が発生したときに化粧カバーを確実に開放して放水銃装置による放水ができる。
(カバー開放検出による火災検出器と放水銃の動作開始)
更に、化粧カバーの開放を検出して開放検出信号を出力する開放検出器が設けられ、制御部は、開放検出器から開放検出信号が得られた場合に、火災検出器及び放水銃の動作を開始させるようにしたため、化粧カバーが火災検出器及び放水銃が露出される開放位置に開いたことを検出して初めて火災検出器及び放水銃の動作が開始されることで、化粧カバーが完全に開放されない状態で例えば放水銃を水平旋回して開放途中にある化粧カバーに当たって破損したり、火災検出器を二次元走査するときの入射光が開放途中にある化粧カバーにより妨げられることを確実に防止できる。
(火災検出器の火災検出時にカバー復旧しない効果)
また、火災検出器が火災を検出しているときは化粧カバーの閉鎖を行わないようにしたため、火災検出により開放された化粧カバーは、火災が検出されている限り閉鎖されることがなく、放水銃装置からの放水による消火抑制が確実に行われ、化粧カバーと放水銃装置が接触することによる破損も防ぐことができる。
放水銃装置の第1実施形態を正面、側面、平面で示した説明図 図1の化粧カバーを開閉するモータ駆動機構を示した正面図 図1の放水銃装置で化粧カバーを開放した状態を正面、側面、平面で示した説明図 図1乃至図3の放水銃装置を用いた消火設備の構成を示した説明図 図4の消火設備における放水銃制御を示したフローチャート 放水銃装置の第2実施形態を正面、側面、平面で示した説明図 図6の放水銃装置で化粧カバーを開放した状態を正面、側面、平面で示した説明図 図6及び図7の放水銃装置を用いた消火設備の構成を示した説明図 図8の消火設備における放水銃制御を示したフローチャート 防護区画の壁面に設置した従来の放水銃装置を示した説明図 従来の放水銃装置を取り出して示した説明図
[放水銃装置の第1実施形態]
図1は放水銃装置の第1実施形態を正面、側面、平面で示した説明図、図2は図1の化粧カバーを開閉するモータ駆動機構を示した正面図、図3は図1の放水銃装置で化粧カバーを開放した状態を正面、側面、平面で示した説明図である。
(放水銃装置の構成)
図1に示すように、本実施形態の放水銃装置10は、美術館や博物館といった大空間施設の展示室やロビー等の防護区画の壁面11の例えば数メートルといった高い位置に設置されている。
放水銃装置10は、放水銃ユニット15で構成され壁面11に設置されている。放水銃ユニット15は通常監視時には化粧カバー14を閉鎖位置に閉じることで覆われており、外部から見えないようにしている。化粧カバー14は図2に示すモータ駆動機構により上端の装置パネル12の取付け側を軸として上下回りに回動されることで、開閉自在に設けられている。
図2に示すように、化粧カバー14のモータ駆動機構は、例えばDC24Vで駆動されるモータ24が壁面11に固定され、モータ24の回転は駆動軸26を介して化粧カバー14に固定された連結部28に固定されている。また、化粧カバー14は左右2箇所がヒンジ30により壁面11に回動自在に連結されている。モータ24としては、化粧カバー14を片持ち支持により回動して開閉可能とするため、減速歯車機構を備え、モータ回転を減速して駆動軸26に十分に大きな回転トルクが出力されるようにしている。
このため図1に示すように、通常時、化粧カバー14は放水銃ユニット15を覆って閉じているが、火災時には、モータ24の駆動により上向きに回動され、図3に示すように、放水銃ユニット15を外部に露出させる。
また、化粧カバー14の上側となる壁面11の所定位置には、化粧カバー14の開放位置への到達を検知する開放検出器として機能するリミットスイッチ32が設けられている。リミットスイッチ32はスイッチ本体が壁面11の裏側に固定され、スイッチノブが通し穴を介して壁面11の前面に突出している。
このため図3(B)に示すようにモータ24の駆動により化粧カバー14が上向きに開放されると、カバー上端がリミットスイッチ32のノブを押し込んで例えばスイッチオンとなり、化粧カバー14の開放検出信号が信号ケーブル25を介して外部に出力され、モータ24の駆動停止が行われる。
放水銃ユニット15は、壁面11に一部が埋め込まれるように装置筐体16が取り付けられており、装置筐体16の前面上部に走査型の火災検出器18が設けられ、その下に放水銃部20が設けられ、放水銃部20は通常時は旋回カバー22で閉鎖されており、旋回カバー22の内側となる装置筐体16の内部に放水銃が水平旋回自在に収納され、火災時には、図11(B)に示したと同様に、放水銃が旋回駆動して前面に現れる。
また、走査型の火災検出器18は水平走査される検出窓18aを備え、検出窓18aの水平旋回走査による防護区画で発生した火災からの放射エネルギーを受光して火災位置を示す火源水平角を検出する。
(化粧カバーの形状)
本実施形態の化粧カバー14は、軸線を高さ方向とした半円筒形のカバー本体14aと、カバー本体14の上下に配置された半円形の端面カバー14b,14cで構成されており、例えば板金加工により作られている。
このような化粧カバー14の形状により、図1(A)に示すように、防護区画から放水銃装置10を見た場合に化粧カバー14の外部に見える構造線の数は最小となる。また、化粧カバー14は、壁面11と共に壁面11と同じ色合いとしている。
このため防護区画から壁面11に設置された放水銃装置10を見た場合、化粧カバー14は構造線が殆ど目立つことがなく、壁面11と同じ色合いであることから、壁面11に溶け込んで壁面11の一部と認識され、放水銃装置10を設置していても防護区画となる施設スペースの意匠性を阻害することがない。
(放水銃装置を用いた消火設備)
図4は図1の放水銃装置を用いた消火設備の構成を示した説明図である。図4に示すように、図1乃至図3に示した放水銃装置10を用いた消火設備は、防護区画に設置された2台の火災感知器34、ユニット制御盤36、現場操作盤38、放水銃マスタ制御盤40、消火ポンプ設備42、送水管44及び一斉開放弁46で構成され、更に、火災報知設備の火災受信機48と連携している。
ここで、放水銃マスタ制御盤40は、放水銃装置10、ユニット制御盤36、現場操作盤38が複数組設けられた場合に各組に共通する例えば消火ポンプ設備42の運転制御や火災受信機48との連携制御等を行う。
ユニット制御盤36は放水銃装置10の制御部として機能し、通常時は化粧カバー14を、図1乃至図3に示した火災検出器18及び放水銃部20が設けられた装置筐体16からなる放水銃ユニット15全体を覆う閉鎖位置に保持し、火災時にはカバー駆動機構に設けられたモータ24を動作して化粧カバー14を、放水銃ユニット15を露出させる想像線で示す開放位置に開放させる制御を行う。
また、ユニット制御盤36は、モータ24の駆動により化粧カバー14が開放位置に回動してリミットスイッチ32のオンにより開放検出信号が得られた場合に、モータ24による開放駆動を停止させる制御を行う。
また、ユニット制御盤36は、リミットスイッチ32のオンにより化粧カバー14の開放検出信号が得られた場合、図3に示すように、外部に露出された火災検出器18を動作させて検出窓18aの水平走査により火源位置を示す水平走査角を検出し、続いて、図11(B)に示したように、放水銃を水平旋回して火源の方向に指向させ、放水を開始させる制御を行う。
この放水制御において、ユニット制御盤36は、自動モードの場合は自動的に一斉開放弁46を開駆動することで放水を開始させ、手動モードの場合は現場操作盤38の放水開始操作を検出して一斉開放弁46を開駆動することで放水を開始させる制御を行う。なお、ユニット制御盤36は、放水開始に先立ち、放水銃マスタ制御盤40に指示して消火ポンプ設備42を起動する制御を行っている。
また、ユニット制御盤36は、現地操作盤38による復旧操作を検出した場合、放水銃マスタ制御盤40に指示して消火ポンプ設備42の運転を停止し、続いて、一斉開放弁46を閉駆動して放水銃装置10からの放水停止し、更に、モータ24の閉駆動により化粧カバー14を閉鎖位置に回動させて通常時の状態に戻す復旧制御を行う。
なお、ユニット制御盤36による化粧カバー14の閉鎖位置への復旧は、火災受信機48の操作による復旧移報信号を受信して行うようにしても良い。
(消火設備の放水銃制御)
図5は図4の消火設備における放水銃制御を示したフローチャートであり、図4に示したユニット制御盤36による制御となる。
図5に示すように、ユニット制御盤36はステップS1で防護区画に設置された2台の火災感知器34による火災発報、所謂AND発報の有無を判別しており、防護区画の火災によりAND発報が判別されるとステップS2に進み、モータ24の駆動により化粧カバー14を開放駆動させる。
続いて、ユニット制御盤36はステップS3でリミットスイッチ32のオンによる化粧カバー14の開放検出の有無を判別しており、化粧カバー14の開放検出を判別するとステップS4に進み、モータ24の駆動停止により化粧カバー14の開放駆動を停止させる。
続いて、ユニット制御盤36は、ステップS5で化粧カバー14の開放により外部に露出された火災検出器18の検出走査を開始させ、ステップS6で火源位置の検出が判別されるとステップS7に進み、放水銃を水平旋回により火源位置にセットする。
続いて、ユニット制御盤36は、ステップS8で自動モードを判別した場合はステップS10に進み、防護区画に対し放水開始の警報や非常放送を行った後に、放水銃からの消火用水を放水を開始させる。また、ユニット制御盤36は、ステップS8で手動モードを判別した場合はステップS9に進み、現場操作盤38による放水起動操作を判別するとステップS10に進み、防護区画に対し放水開始の警報や非常放送を行った後に、放水銃から消火用水の放水を開始させる。
続いて、ユニット制御盤36は、放水開始後にステップS11で現場操作盤38等による放水停止操作を判別するとステップS12に進み、放水銃からの放水と火災検出器18の検出走査を停止する。続いて、ユニット制御盤36は、ステップS13で現場操作盤36等による復旧操作を判別するとステップS14に進み、モータ24の閉駆動により化粧カバー14を閉鎖位置に回動して閉じ、ステップS1のAND発報を判別する通常の監視状態に戻る。
[放水銃装置の第2実施形態]
図6は放水銃装置の第2実施形態を正面、側面、平面で示した説明図、図7は図6の放水銃装置で化粧カバーを開放した状態を正面、側面、平面で示した説明図である。
(放水銃装置の構成)
図6及び図7に示すように、本実施形態の放水銃装置10は、壁面11に対し化粧カバー70の上部内側の2箇所がヒンジ60により上下方向に回動自在に軸支されており、化粧カバー70のカバー開閉機構として、壁面11に対し化粧カバー70を開放方向に付勢する付勢機構としてガススプリング50を用いたことを特徴とする。
ガススプリング50は、加圧ガスとオイルが収納された円筒状の本体に、ロッドが伸縮自在に設けられており、本体に収納されたオリフィス穴を有するピストンにロッドの先端が連結され、ピストンを介してロッドに押上力を加えている。
ガススプリング50はロッド側の先端が壁面11側に回動自在に連結され、本体側の他端が化粧カバー70の内側に回動自在に連結されており、壁面11に対し化粧カバー70を上向き回りとなる開放方向に付勢している。
化粧カバー70の下部内側には、図7(B)に示すように、ラッチ爪56が設けられており、これに対応して図6に示すように化粧カバー70が閉じた状態でラッチ爪56に相対する壁面11の位置に、係止機構として機能するラッチリレーズ52が設けられている。
ラッチレリーズ52は、図7(B)で拡大して示すように、ラッチ爪56の嵌め込みを受けて係止させるラッチ穴54が設けられ、ラッチ穴54からラッチ爪56が嵌め込まれると係止するようにしている。また、ラッチレリーズ52には外部からの制御信号によるソレノイドの通電によりラッチ爪54の係止を解除するラッチ解除機構が設けられている。
このようなガススプリング50、ラッチレリーズ52及びラッチ爪56を備えたカバー駆動機構により、通常時は、図6に示すように、壁面11のラッチレリーズ52に対する化粧カバー70のラッチ爪54の係止により、火災検出器18と放水銃部20が設けられた放水銃ユニット15の外側を覆った閉鎖位置に化粧カバー70が保持されている。
一方、火災時には、制御部として機能するユニット制御盤36からの制御信号によるラッチレリーズ52のソレノイドに対する通電によりラッチ爪54の係止が解除され、化粧カバー14はガススプリング50の力によりヒンジ60を中心に上向き回りに回動し、図7に示すように、放水銃ユニット15の火災検出器18と放水銃部20を外部に露出させた化粧カバー70の開放状態とする。
また、化粧カバー70の上側となる壁面11の所定位置には、図1乃至図3に示した第1実施形態と同様に、化粧カバー70の開放位置への到達を検知する開放検出器として機能するリミットスイッチ32が設けられている。リミットスイッチ32はスイッチ本体が壁面11の裏側に固定され、スイッチノブを、通し穴を介して壁面11の前面に突出している。
このため図7(B)に示すようにラッチレリーズ52のソレノイド通電によるラッチ解除によりガススプリング50の力により化粧カバー70が上向きに開放されると、カバー上端がリミットスイッチ32のノブを押し込んで例えばスイッチオンとなり、化粧カバー70の開放検出信号が信号ケーブル25を介して外部に出力され、火災検出器18と放水銃部20の動作を開始させる。
(化粧カバーの形状)
本実施形態の化粧カバー70は、図6及び図7に示すように、軸線を高さ方向とした蒲鉾形のカバー本体70aと、カバー本体70aの上下に配置されたコーナを湾曲面とした台形の端面カバー70b,70cで構成されており、例えば板金加工により作られている。
このような化粧カバー70の形状により、図6(A)に示すように、防護区画から放水銃装置10を見た場合に、カバー本体70aの左右の湾曲コーナ部分に照明等による陰影が見られるが、化粧カバー70の外部に見える構造線の数は最小となっている。また、化粧カバー70は、壁面11と同じ色合いとしている。
このため防護区画から壁面11に設置された放水銃装置10を見た場合、化粧カバー70は構造線が殆ど目立つことがなく、壁面11と同じ色合いであることから、壁面11に溶け込んで壁面11の一部と認識され、放水銃装置10を設置していても防護区画となる施設スペースの意匠性を阻害することがない。
それ以外の放水銃装置10の構成は、図1乃至図3に示した第1実施形態と同じになることから、同一符号を付して説明は省略する。
(放水銃装置を用いた消火設備)
図8は図6及び図7の放水銃装置を用いた消火設備の構成を示した説明図である。図8に示すように、図6及び図7に示した放水銃装置10を用いた消火設備は、防護区画に設置された2台の火災感知器34、ユニット制御盤36、現場操作盤38、放水銃マスタ制御盤40、消火ポンプ設備42、送水管44及び一斉開放弁46で構成され、更に、火災報知設備の火災受信機48と連携している。
ユニット制御盤36は放水銃装置10の制御部として機能し、火災時に、放水銃装置10に設けられたラッチレリーズ52に制御信号を出力し、ソレノイドの通電により化粧カバー70のラッチを解除し、ガスススプリング50の力により化粧カバー70を、放水銃ユニット15を露出させる想像線で示す開放位置に開放させる制御を行う。
また、ユニット制御盤36は、リミットスイッチ32のオンにより化粧カバー70の開放検出信号が得られた場合、図7に示すように、外部に露出された火災検出器18を動作させて検出窓18aの水平走査により火源位置を示す水平走査角を検出し、続いて、図11(B)に示したように、放水銃を水平旋回して火源の方向に指向させ、放水を開始させる。
それ以外のユニット制御盤36の制御機能は、図4に示した第1実施形態と同じになることから、説明は省略する。
(消火設備の放水銃制御)
図9は図8の消火設備における放水銃制御を示したフローチャートであり、図8に示したユニット制御盤36による制御となる。
図9に示すように、ユニット制御盤36はステップS21で防護区画に設置された2台の火災感知器34による火災発報、所謂AND発報の有無を判別しており、防護区画の火災によりAND発報が判別されるとステップS22に進み、放水銃装置10に設けられたラッチレリーズ52に制御信号を出力し、ソレノイドの通電により化粧カバー70のラッチを解除し、ガススプリング50の力により化粧カバー70を開放駆動させる。
続いて、ユニット制御盤36はステップS23でリミットスイッチ32のオンによる化粧カバー70の開放検出の有無を判別しており、化粧カバー70の開放検出を判別するとステップS24に進み、化粧カバー70の開放により外部に露出された火災検出器18の検出走査を開始させ、ステップS25で火源位置の検出が判別されるとステップS26に進み、放水銃を水平旋回により火源位置にセットする。
続いて、ユニット制御盤36は、ステップS27で自動モードを判別した場合はステップS29に進み、防護区画に対し放水開始の警報や非常放送を行った後に、放水銃からの消火用水の放水を開始させる。また、ユニット制御盤36は、ステップS27で手動モードを判別した場合はステップS28に進み、現場操作盤38による放水起動操作を判別するとステップS29に進み、防護区画に対し放水開始の警報や非常放送を行った後に、放水銃から消火用水の放水を開始させる。
続いて、ユニット制御盤36は、放水開始後にステップS30で現場操作盤38等による放水停止操作を判別するとステップS31に進み、放水銃からの放水と火災検出器18の検出走査を停止する。続いて、ユニット制御盤36は、ステップS32で現場操作盤36等による復旧操作を判別すると、ステップS21のAND発報を判別する通常の監視状態に戻る。
なお、図7に示すように、化粧カバー70を開放させて放水銃装置10からの放水により火災が鎮火して復旧操作が行われた場合、開放状態にある化粧カバー70については、係員が梯子等により放水銃装置10の位置に登って化粧カバー70を引き下ろしてラッチレリーズ52に係止させる復旧作業を行うことになる。
[本発明の変形例]
(化粧カバーの形状)
上記の実施形態では、構造線の数を最小とする化粧カバーの形状として、半円筒体や蒲鉾形のカバー本体を例にとっているが、これに限定されず、外から見える構造線の数が低減できるものであれば、適宜の形状の化粧カバーとすることができる。
(開放検出器)
上記の実施形態では、開放検出器を壁面に備えられたリミットスイッチ32としていたが、化粧カバー14の開放を検出できれば別の構成としても良い。例えば、第1の実施形態においてはポテンショメータ付のモータやモータの軸にリミットスイッチを設けて旋回角度を元に化粧カバー14の開放を検出しても良い。また、第2の実施形態においてはストローク端までガススプリング等の付勢機構が動作することで開放検出するようにしても良い。
(化粧カバーの開放付勢機構)
上記の実施形態では、化粧カバーを開放位置に付勢させる付勢機構としてガススプリングを使用しているが、これに限定されず、化粧カバーの回動軸に設けられたコイルバネにより開放位置に付勢するようにしても良い。また、ガススプリングに代えて電動シリンダ管を採用することで、第1の実施形態と同様に化粧カバーを閉鎖状態に戻せるようにしても良い。
(化粧カバーの構成)
上記の実施形態では、化粧カバーは上方向に開く構成としているが、火災検出器の検出を妨げなければ適宜の方向に移動しても良い。例えば壁面内側に収納空間を設け左右又は下側から収納される構成としても良い。
(ラッチレリーズ)
上記の実施形態では、ラッチレリーズ52を放水銃ユニット15の下部壁面に配置しているが、放水銃ユニット15のうち、放水銃部20より下の部分に配置するようにしても良い。
(放水銃ユニットの配色)
上記の実施形態にあっては、通常時、放水銃ユニットは化粧カバーの閉鎖により隠されて外部から見えないことから、放水銃ユニットの色合いは、壁面と同じでも良いが、壁面の色合いとは全く異なる配色としても良い。例えば、白系の壁面に対し放水銃ユニットを赤系、青系、黄色系といった異なる配色とし、火災時に化粧カバーを開いて放水銃ユニットを外部に露出させた場合に、壁面とは異なる配色により放水銃ユニットを目立たせるようにしても良い。
(その他)
また、本発明はその目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
10:放水銃装置
11:壁面
14,70:化粧カバー
15:放水銃ユニット
16:装置筐体
18:火災検出器
20:放水銃部
22:旋回カバー
24:モータ
25:信号ケーブル
26:駆動軸
28:連結部
30,60:ヒンジ
32:リミットスイッチ
34:火災感知器
36:ユニット制御盤
38:現場操作盤
40:放水銃マスタ制御盤
42:消火ポンプ設備
44:送水管
46:一斉開放弁
48:火災受信機
50:ガススプリング
52:ラッチレリーズ
54:ラッチ穴
56:ラッチ爪

Claims (10)

  1. 防護区画の壁面に設けられた装置筐体と、前記装置筐体の前部に配置されて前記防護区画の二次元走査により火災を検出する火災検出器と、前記火災検出器により検出された火災の位置に向けて放水する放水銃とが設けられた放水銃装置に於いて、
    前記火災検出器及び前記放水銃が設けられた前記装置筐体を覆って前記壁面に開閉自在に設けられた化粧カバーと、
    前記化粧カバーを少なくとも開放駆動させるカバー駆動機構と、
    通常時は前記化粧カバーを前記火災検出器及び前記放水銃が設けられた前記装置筐体を覆う閉鎖位置に保持し、火災時には前記カバー駆動機構を動作して前記化粧カバーを前記火災検出器及び前記放水銃が設けられた前記装置筐体を露出させる開放位置に動作させる制御部と、
    が設けられたことを特徴とする放水銃装置。
  2. 請求項1記載の放水銃装置に於いて、前記化粧カバーは、単一の面で構成されたカバー本体と、前記カバー本体の上下に配置された端面カバーとで構成されたことを特徴とする放水銃装置。
  3. 請求項2記載の放水銃装置に於いて、前記カバー本体は、軸線を高さ方向とした半円筒形又は蒲鉾形であることを特徴とする放水銃装置。
  4. 請求項1記載の放水銃装置に於いて、
    前記カバー駆動機構は、前記壁面に対し前記化粧カバーをモータの駆動により開閉させるモータ駆動機構であり、
    前記制御部は、火災時に前記モータ駆動機構により前記化粧カバーを開放させ、火災復旧時に前記モータ駆動機構により前記化粧カバーを閉鎖させることを特徴とする放水銃装置。
  5. 請求項4記載の放水銃装置に於いて、
    更に、前記化粧カバーの開放を検出して開放検出信号を出力する開放検出器が設けられ、
    前記制御部は、前記モータ駆動機構により前記化粧カバーの開放中に前記開放検出器から前記開放検出信号が得られた場合に、前記モータ駆動機構による開放を停止させることを特徴とする放水銃装置。
  6. 請求項1記載の放水銃装置に於いて、
    前記カバー駆動機構は、
    前記壁面に対し前記化粧カバーを開放方向に付勢する付勢機構と、
    前記化粧カバーを閉鎖位置に係止し、外部からの制御信号により作動して前化粧カバーの係止を解除する係止機構と、
    を備え、前記制御部は、火災時に前記係止機構による前記化粧カバーの係止を解除して開放させることを特徴とする放水銃装置。
  7. 請求項6記載の放水銃装置に於いて、
    前記付勢機構を、一端が前記壁面側に固定され、他端が前記化粧カバーの内側に固定されたガススプリング又は電動シリンダとし、
    前記係止機構を、前記制御信号によるソレノイドの通電により係止を解除するラッチレリーズとしたことを特徴とする放水銃装置。
  8. 請求項1記載の放水銃装置に於いて、
    前記放水銃装置の放水区画の火災を検出する火災感知器が火災を検出したときに、前記前記制御部は前記化粧カバーを前記開放位置に動作させること特徴とする放水銃装置。
  9. 請求項1記載の放水銃装置に於いて、
    更に、前記化粧カバーの開放を検出して開放検出信号を出力する開放検出器が設けられ、
    前記制御部は、前記開放検出器から前記開放検出信号が得られた場合に、前記火災検出器及び前記放水銃の動作を開始させることを特徴とする放水銃装置。
  10. 請求項9記載の放水銃装置に於いて、
    前記火災検出器が火災を検出しているときは前記化粧カバーの閉鎖を行わないことを特徴とする放水銃装置。


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