JP2019135661A - 影響度測定装置および影響度測定方法 - Google Patents

影響度測定装置および影響度測定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】インフルエンサーによる他者への影響の度合いを測定する影響度測定装置および影響度測定方法を提供する。【解決手段】影響度測定装置10は、人や広告車両などの移動する第1の対象が人物などの第2の対象に与える影響度を測定する。影響度測定装置は、少なくとも影響度を測定する測定部と、影響度を出力する出力部とを備える。具体的には、影響度測定装置は、第1の対象が影響を与える可能性がある第2の対象が存在するか否かを判定するとともに、第2の対象から反応があるか否かを判定し、その判定結果に基づいて第1の対象が第2の対象に与える影響度を測定する。また、カメラで第1の対象から第2の対象を撮影した画像データを解析することにより、第2の対象の存在や第2の対象からの反応を判定してもよい。【選択図】図2

Description

本発明は、インターネットメディアなどにおいて他者に大きな影響を及ぼす人や物(インフルエンサー)による影響の度合いを測定する影響度測定装置および影響度測定方法に関する。
本願は、2015年8月28日に日本国に出願された特願2015−169784号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
近年、インターネットマーケティングの分野、特に、ブログや動画サイト、ソーシャルネットワーキングサービスを始めとする消費者発信型メディアにおいて、他者へのクチコミの影響力が大きいキーパーソンとしてインフルエンサーが知られている。また、屋外や店頭などに設置された映像表示装置であって、その近辺の人や通りすがりの人に案内情報や広告などを表示し、看板やポスターなどを電子化したものとしてデジタルサイネージが知られている。さらに、デジタルサイネージなどに表示される情報に対する閲覧者の反応を測定するシステムも開発されている。
上述のインフルエンサーやデジタルサイネージに関して種々の技術が開発されている。特許文献1は、潜在顧客に広告コンテンツを提供する広告ステーションにおいて人物トラッキング及びインタアクティブ広告を行なう技術を開示している。この技術は、広告コンテンツを提供するディスプレイを見ている潜在顧客をカメラで撮影し、潜在顧客の視線方法および身体姿勢方向に基づいて広告コンテンツに対する潜在顧客の関心度を判定する。特許文献2は、ソーシャルメディアなどにおいて書き込み情報の影響度を算出する影響度算出装置および影響度算出方法を開示している。特許文献3は、デジタルサイネージシステムにおいて広告情報のCTR(Click Through Rate)をカウント可能な広告配信システムを開示している。特許文献4は、ソーシャルメディアにおいて広く伝播されている書き込み情報を発信したユーザをインフルエンサーとして抽出するインフルエンサー抽出装置およびインフルエンサー抽出方法を開示している。特許文献5は、広告メディア掲示装置の近傍に設置されたカメラの撮像画像に基づいて、広告メディアなどのメディア情報に対する人々の注目度を測定可能な注目度測定装置および注目度測定方法を開示している。
特開2013−050945号公報 特開2012−203499号公報 特開2012−098991号公報 特開2012−078933号公報 特開2010−108257号公報
上述の技術では、ディスプレイやデジタルサイネージなどの非移動物体に表示される広告情報に対する潜在顧客の関心度を判定しており、人や広告車両などの移動物体が示す情報に対する潜在顧客の関心度を判定する技術は実現されていない。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、インフルエンサーによる他者への影響の度合いを測定する影響度測定装置および影響度測定方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、移動する第1の対象が第2の対象に与える影響度を測定する測定部と、測定部が測定した影響度を出力する出力部とを備える影響度測定装置である。
本発明の第2の態様は、移動する第1の対象が第2の対象に与える影響度を測定し、測定した影響度を出力する影響度測定方法である。
本発明によれば、人や広告車両などの移動する第1の対象が人物などの第2の対象に与える影響度を測定することができる。
本発明に係る影響度測定装置の機能を実現するネットワークシステムのブロック図である。 本発明の実施例1に係る影響度測定装置のブロック図である。 実施例1に係る影響度測定装置を備えた広告車両のブロック図である。 実施例1に係る影響度測定装置の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例2に係る影響度測定装置のブロック図である。 実施例2に係る影響度測定装置の機能を広告車両と飛行体とに適用した構成を示すブロック図である。 本発明の実施例3に係る影響度測定装置のブロック図である。 実施例3に係る影響度測定装置の機能をサーバとの協働で実現したときの構成を示すブロック図である。 実施例3に係る影響度測定装置の処理手順を示すフローチャートである。 本発明に係る影響度測定装置の最小構成を示すブロック図である。 影響度測定装置の処理手順を示すフローチャートである。
本発明に係る影響度測定装置および影響度測定方法について実施例とともに添付図面を参照して詳細に説明する。まず、本発明に係る影響度測定装置10の機能を実現するネットワークシステム3について説明する。
図1は、ネットワークシステム3のブロック図である。ネットワークシステム3は、センサ101と、エッジサーバ30と、クラウドサーバ40とを備える。エッジサーバ30はエンドユーザの近くに設置されており、クラウドサーバ40は複数のサーバを1つのサーバのように動作させるものである。図1に示すネットワークシステム3の場合、エッジサーバ30はセンサ101の近くに設置されており、クラウドサーバ40はエッジサーバ30に接続されている。
図1のネットワークシステム3では、センサ101の各々にエッジサーバ30が接続され、複数のエッジサーバ30がクラウドサーバ40に接続されている。この場合、例えば、影響度測定装置10の機能はエッジサーバ30に備えるようにしてもよい。或いは、影響度測定装置10に含まれる複数の機能部を複数のエッジサーバ30に分散して備えてもよい。また、影響度測定装置10に含まれる複数の機能部をエッジサーバ30とクラウドサーバ40のそれぞれに分散してもよい。なお、影響度測定装置10の機能はネットワークシステム3内のエッジサーバ30やクラウドサーバ40により実現されることに限定されるものではない。影響度測定装置10の機能をサーバやセンサを一体化した装置により実現してもよい。
影響度測定装置10の機能をネットワークシステム3で実現する場合、第1の対象(例えば、インフルエンサー)の第2の対象(例えば、人や動物など)への影響度に基づいて、割引クーポンやポイントを第1の対象に提供するようにしてもよい。以下、第1の対象を影響度測定装置10の「測定対象(又は、被測定体)」とし、第2の対象を「影響対象(又は、対象)」とする。これにより、被測定体(インフルエンサー)は、対象に対する影響度により、低価格で商品を購入することができる。また、割引クーポンやポイントを用いて購入された商品を提供する製造業者や販売業者などの企業は、被測定体による対象への商品宣伝を通じて、商品売上げが増加し、利益を得ることができる。
本発明の実施例1に係る影響度測定装置10について説明する。図2は、影響度測定装置10のブロック図である。影響度測定装置10は、センサ101と、センサ情報解析部102と、被測定体特定部(特定部)103と、環境判定部(第1の判定部)104と、レスポンス判定部(第2の判定部)105と、影響度算出部106と、記憶部107とを備える。なお、センサ情報解析部102と、被測定体特定部103と、環境判定部104と、レスポンス判定部105と、影響度算出部106とを測定部と総称する。
センサ101は、被測定体により影響を受ける対象を抽出するための物理量を検出する。例えば、センサ101は、光を検出して画像情報に変換するイメージセンサである。
センサ情報解析部102は、センサ101が検出した物理量に係る検知情報に対して処理を施す。例えば、センサ情報解析部102は、センサ101がイメージセンサである場合、センサ101から画像情報を取得し、その画像情報に対して顔認識などの画像解析を行なって、人物を抽出する。
被測定体特定部103は、人物などへ影響を与えている可能性のある被測定体を特定する。例えば、影響度測定装置10の識別情報(ID)と被測定体の識別情報(ID)との対応関係が記憶部107に予め記憶されている。被測定体特定部103は、影響度測定装置10のIDを取得して、影響度測定装置10と被測定体との対応関係を記憶部107から読み出す。被測定体特定部103は、対応関係に記述されたIDが示す影響度測定装置10に備えられるセンサ101を特定し、そのセンサ101を備えるものを対象に影響を与えている可能性がある被測定体であると特定する。
環境判定部104は、被測定体特定部103が特定した被測定体により影響を受ける対象が存在する環境にあるか否か、すなわち、被測定体特定部103が特定した被測定体が影響を与える可能性がある対象が存在するか否かを判定する。例えば、環境判定部10は、センサ情報解析部102が検知情報から人物を抽出した場合に、被測定体が影響を与える可能性がある対象が存在する環境にあると判定する。また、環境判定部104は、センサ情報解析部102が人物を抽出しない場合に、被測定体が影響を与える可能性がある対象が存在する環境にない、すなわち、当該対象が存在しないと判定する。環境判定部104が対象の存在する環境にあると判定した場合には、被測定体が実世界において対象に影響を与える可能性があるということができる。また、環境判定部104が対象の存在する環境にないと判定した場合には、被測定体が実世界において影響を与える可能性がある対象が存在しないため、被測定体は対象に影響を与える活動自体を行なう必要がないということができる。
レスポンス判定部105は、被測定体からの影響を受ける対象から反応があるか否かを判定する。例えば、レスポンス判定部105は、画像解析技術を用いてセンサ情報解析部102が抽出した各人物の顔の向きを特定する。具体的には、モデルとなる人物の顔を様々な角度(方向)から撮影し、それぞれの角度と、それぞれの角度における目や口などの顔の部位の位置関係を含む顔とを関連付けて記憶部107に予め記憶する。レスポンス判定部105は、センサ情報解析部102が抽出した各人物の顔と、予め記憶部107に記録した顔とを比較し、記憶部107が記憶する顔の中から顔の部位の位置関係が一致する顔を特定する。レスポンス判定部105は、特定した顔に関連付けられている角度を顔の向きと判定する。レスポンス判定部105は、特定した顔の向きがセンサ101を向いている場合に、対象から反応があると判定する。そして、レスポンス判定部105は、センサ情報解析部102が抽出した人物であって、センサ101に顔を向けている人物の数が多い程、対象からの反応が多いと判定する。また、レスポンス判定部105は、特定した顔の向きがセンサ101を向いていない場合に、対象からの反応がないと判定する。
影響度算出部106は、レスポンス判定部105が判定した対象の反応に基づいて、影響度を示す影響度スコア(即ち、移動する被測定体が対象に与える影響を示す情報の一例)を算出する。例えば、影響度算出部106は、レスポンス判定部105が判定した対象の反応の数が100個の場合に、影響度スコアとして「100」を算出する。また、影響度算出部106は、レスポンス判定部105が判定した対象の反応の数が123個の場合に、影響度スコアとして「123」を算出する。
記憶部107は、影響度測定装置10が実行する処理に必要な種々の情報を記憶する。例えば、記憶部107は、影響度測定装置10のIDと被測定体のIDとの対応関係を記憶する。
次に、実施例1に係る影響度測定装置10の処理について図3及び図4を参照して説明する。図3は、影響度測定装置10が被測定体である広告車両1に設けられた様子を示し、図4は、影響度測定装置10の処理手順を示す。なお、センサ101およびセンサ情報解析部102は、広告車両1に表示される広告の前方にいる対象を撮影できるように設けられたカメラ20に内蔵されている。つまり、センサ101はカメラ20が内蔵するイメージセンサである。
被測定体特定部103は、影響度測定装置10と、影響度測定装置10を用いて被測定体から対象に与えられる影響度を判定する広告車両1との対応関係を記憶部107から読み出す。被測定体特定部103は、記憶部107から読み出した対応関係に基づいて、センサ101を備える広告車両1が対象へ影響を与えている可能性のある被測定体であると特定する(ステップS1)。
広告車両1は、停車位置を含む任意のルートを走行する。広告車両1がルートに従って走行を開始すると、カメラ20は、その広告の前方にいる対象の撮影を開始する。センサ101は、光を検出して画像情報に変換する。
センサ情報解析部102は、一定時間毎にセンサ101から画像情報を取得する。センサ情報解析部102は、画像情報に対して顔認識などの画像解析を行い、対象(人物)を特定する(ステップS2)。センサ情報解析部102は、人物の抽出結果を環境判定部104とレスポンス判定部105とのそれぞれに送信する。
環境判定部104は、センサ情報解析部102から人物抽出結果を受信する。環境判定部104は、人物抽出結果に基づいて、被測定体から影響を受ける対象が存在する環境にあるか否かを判定する(ステップS3)。具体的には、環境判定部104は、センサ情報解析部102が人物を抽出した場合に、対象が存在する環境にあると判定する。また、環境判定部104は、センサ情報解析部102が人物を抽出しない場合に、対象が存在する環境にないと判定する。
環境判定部104は、被測定体からの影響を受ける対象が存在する環境にないと判定した場合(ステップS3の判定結果「NO」)、フローをステップS2に戻す。一方、環境判定部104は、対象が存在する環境にあると判定した場合(ステップS3の判定結果「YES」)、対象が存在する環境にあることを示す対象存在信号をレスポンス判定部105に送信する。
レスポンス判定部105は、環境判定部104から対象存在信号を受信する。レスポンス判定部105は、対象存在信号を受信すると、センサ情報解析部102から受信した人物抽出結果に基づいて、対象(人物)から反応があるか否かを判定する(ステップS4)。具体的には、レスポンス判定部105は、画像解析技術を用いてセンサ情報解析部102が抽出した各人物の顔の向きを特定する。レスポンス判定部105は、特定した顔の向きがセンサ101を向いている場合に、その人物から反応があると判定する。そして、レスポンス判定部105は、人物抽出結果が示すセンサ101に顔を向けている人物の数が多い程、その人物からの反応が多いと判定する。また、レスポンス判定部105は、特定した顔の向きがセンサ101を向いていない場合に、その人物から反応がないと判定する。
レスポンス判定部105は、対象(人物)から反応がないと判定した場合(ステップS4の判定結果「NO」)、フローをステップS2に戻す。一方、レスポンス判定部105は、対象(人物)から反応があると判定した場合(ステップS4の判定結果「YES」)、対象からの反応の判定結果を影響度算出部106に送信する。影響度算出部106は、レスポンス判定部105から反応判定結果を受信する。影響度算出部106は、反応判定結果に基づいて、影響度スコアを算出する(ステップS5)。具体的には、影響度算出部106は、反応判定結果が示す対象の反応の数を影響度スコアとして算出する。例えば、影響度算出部106は、反応判定結果が示す反応数が100個である場合に、影響度スコアとして「100」を算出する。また、影響度算出部106は、反応判定結果が示す反応数が123個である場合に、影響度スコアとして「123」を算出する。影響度算出部106は、影響度スコアをディスプレイなどの表示装置に出力して表示させる(ステップS6)。
なお、影響度算出部106が影響度スコアを出力する出力部は、表示装置に限定されるものではなく、スピーカであってもよい。この場合、影響度算出部106は、影響度スコアをスピーカで音声化して出力する。また、影響度算出部106は、影響度スコアを他の出力部(例えば、記憶部107)に記録してもよい。また、影響度算出部106とは別の機能部により、例えば、記憶部107に記録された影響度スコアをディスプレイなどの表示装置に表示させてもよい。また、影響度算出部106とは別の機能部により、例えば、記憶部107に記録された影響度スコアをスピーカで音声化して出力させてもよい。
上述のように、影響度測定装置10において、被測定体特定部103は、人物などの対象へ影響を与えている可能性がある被測定体を特定する。環境判定部104は、被測定体特定部103が特定した被測定体により影響を受ける対象が存在する環境にあるか否かを判定する。レスポンス判定部105は、被測定体特定部103が特定した被測定体により影響を受ける対象から反応があるか否かを判定する。影響度算出部106は、レスポンス判定部105が判定した対象の反応に基づいて、対象に与えられる影響度を示す影響度スコアを算出する。影響度算出部106は、影響度スコアを所定の出力部に出力する。これにより、影響度測定装置10により、人や広告車両などの移動体を含む様々な被測定体が周囲に存在する対象に与える影響を測定することができる。
影響度測定装置10の機能を図1に示すネットワークシステム3において分散して実現する場合には、被測定体が備える機能部と、被測定体以外の装置などに備えられる機能部とが通信を行うため、被測定体を特定する必要がある。そのため、影響度測定装置10は図4に示すステップS1を実行する必要がある。しかし、影響度測定装置10の全体の機能が被測定体に備えられる場合には、影響度測定装置10内で情報の送受信が行なわれるため、影響度測定装置10は、必ずしもステップS1を実行する必要はない。
また、被測定体は、図3に示す広告車両1に限定するものではない。被測定体は、例えば、アクセサリー、衣類、ヘアスタイルなどを身に着けた視覚的に目立つ人物、香水などをつけた臭覚的に目立つ人物、店舗の新規開店を広報する情報を音声化して出力するスピーカを備える聴覚的に目立つ人物、などであってもよい。或いは、被測定体は、人物以外の動物や物体であってもよい。さらに、被測定体は、演説者のように三次元的に行動するものであってもよい。
本発明の実施例2に係る影響度測定装置10について説明する。図5は、実施例2に係る影響度測定装置10のブロック図である。実施例2に係る影響度測定装置10は、実施例1に係る影響度測定装置10と同様に、構成要素101〜107を備えるとともに、第1通信部108および第2通信部109を備える。具体的には、影響度測定装置10は、第1影響度測定装置10aと、第2影響度測定装置10bとを備える。第1影響度測定装置10aは、センサ101と、センサ情報解析部102と、第1通信部108とを備える。また、第2影響度測定装置10bは、被測定体特定部103と、環境判定部104と、レスポンス判定部105と、影響度算出部106と、記憶部107と、第2通信部109とを備える。
センサ101は、被測定体により影響を受ける対象を抽出するための物理量を検出する。例えば、センサ101は、光を検出して画像情報に変換するイメージセンサである。
センサ情報解析部102は、センサ101が検出した物理量を示す検知情報に対して処理を実行する。例えば、センサ情報解析部102は、センサ101がイメージセンサである場合、センサ101からの画像情報を取得し、その画像情報に対して顔認識などの画像解析を行なって、人物を抽出する。
被測定体特定部103は、人物などの対象に影響を与えている可能性がある被測定体を特定する。例えば、影響度測定装置10のIDと被測定体のIDとの対応関係が記憶部107に予め記憶されており、被測定体特定部103は、記憶部107から対応関係を読み出して、対象へ影響を与えている可能性がある被測定体(センサ101を設ける被測定体)を特定する。
環境判定部104は、被測定体から影響を受ける対象が存在する環境にあるか否かを判定する。例えば、環境判定部104は、センサ情報解析部102がセンサ101の検知情報から人物を抽出した場合に、対象が存在する環境にあると判定する。環境判定部104は、センサ情報解析部102が検知情報から人物を抽出しない場合に、対象が存在する環境にないと判定する。
レスポンス判定部105は、被測定体から影響を受ける対象(人物)から反応があるか否かを判定する。例えば、レスポンス判定部105は、画像解析技術を用いてセンサ情報解析部102が検知情報から抽出した各人物の顔の向きを判定する。レスポンス判定部105は、人物の顔の向きがセンサ101を向いている場合に、その人物から反応があると判定する。そして、レスポンス判定部105は、センサ情報解析部102が抽出したセンサ101に顔を向けている人物の数が多い程、その人物からの反応が多いと判定する。また、レスポンス判定部105は、人物の顔の向きがセンサ101を向いていない場合に、その人物から反応がないと判定する。
影響度算出部106は、レスポンス判定部105が判定した人物の反応に基づいて、被測定体がその人物に与える影響度を示す影響度スコアを算出する。例えば、影響度算出部106は、レスポンス判定部105が判定した人物の反応の数が100個の場合に、影響度スコアとして「100」を算出する。また、影響度算出部106は、レスポンス判定部105が判定した人物の反応の数が123個の場合に、影響度スコアとして「123」を算出する。
記憶部107は、影響度測定装置10が実行する処理に必要な様々な情報を記憶する。例えば、記憶部107は、影響度測定装置10のIDと被測定体のIDとの対応関係を記憶する。
第1通信部108は、第2通信部109と無線通信を行う。例えば、第1通信部108は、センサ情報解析部102からの人物の抽出結果を第2通信部109に送信する。第2通信部109は、第1通信部108から人物抽出結果を受信する。
次に、実施例2に係る影響度測定装置10の処理手順について説明する。図6に示すように、第2影響度測定装置10bが被測定体である広告車両1に設けられ、第1影響度測定装置10aが広告車両1を自動追跡する飛行体2に設けられるものとする。ここで、広告車両1と飛行体2とは相互に無線通信を行っており、飛行体2には広告車両1を自動追跡する機能が備えられている。
実施例2に係る影響度測定装置10の処理手順は、図4に示した実施例1に係る影響度測定装置10の処理手順と同様である。しかし、飛行体2が広告車両1を自動追跡する処理と、第1通信部108と第2通信部109との間で種々の情報を送受信する処理とを設けたことで、実施例2は実施例1と異なっている。また、センサ101とセンサ情報解析部102とを備えたカメラ20が飛行体2に設けられている。
実施例2において、広告車両1が所定のルートに従って走行を開始すると、カメラ20は撮影を開始する。また、飛行体2は、広告車両1を追跡する。例えば、広告車両1と飛行体2とがそれぞれGPS機能を備えている。飛行体2は、GPS機能により飛行体2と広告車両1のそれぞれの位置情報を取得する。飛行体2は、広告車両1の位置情報が示す時間毎の位置に相対して所定の距離だけ広告車両1の上空でその後方を追跡して飛行するように、飛行体2自体が備える制御部により制御されている。
図4のステップS2により、センサ情報解析部102の人物抽出結果が第1通信部108を介して、第2通信部109に送信される。また、環境判定部104は、センサ情報解析部102の人物抽出情報を第2通信部109を介して受信する。
上述のように、実施例2に係る影響度測定装置10において、被測定体特定部103は、人物などの対象へ影響を与えている可能性がある被測定体を特定する。環境判定部104は、被測定体特定部103が特定した被測定体により影響を受ける対象が存在する環境にあるか否かを判定する。レスポンス判定部105は、被測定体特定部103が特定した被測定体により影響を受ける対象から反応があるか否かを判定する。影響度算出部106は、レスポンス判定部105が判定した人物の反応に基づいて、被測定体が人物に与える影響度を示す影響度スコアを算出する。影響度算出部106は、影響度スコアを出力部(ディスプレイやスピーカなど)に出力する。これにより、影響度測定装置10は、人や広告車両などの移動体を含む様々な被測定体が周囲の対象に与える影響を測定することができる。
本発明の実施例3に係る影響度測定装置10について説明する。図7は、実施例3に係る影響度測定装置10のブロック図である。実施例3に係る影響度測定装置10は、実施例2に係る影響度測定装置10と同様の構成要素101〜109を備えている。実施例3に係る影響度測定装置10は、第3影響度測定装置10cと第4影響度測定装置10dとを備えている。第3影響度測定装置10cは、センサ101と、センサ情報解析部102と、環境判定部104と、第1通信部108とを備える。第4影響度測定装置10dは、被測定体特定部103と、レスポンス判定部105と、影響度算出部106と、記憶部107と、第2通信部109とを備える。
センサ101は、被測定体により影響を受ける対象を抽出するための物理量を検出する。例えば、センサ101は、光を検出して画像情報に変換するイメージセンサである。
センサ情報解析部102は、センサ101が検出した物理量を示す情報に対して処理を施す。例えば、センサ情報解析部102は、センサ101がイメージセンサである場合、センサ101から画像情報を取得し、その画像情報に対して顔認識などの画像解析を行なって、人物を抽出する。
環境判定部104は、被測定体から影響を受ける対象が存在する環境にあるか否かを判定する。例えば、環境判定部104は、センサ情報解析部102がセンサ101の検知情報から人物を抽出した場合に、被測定体から影響を受ける対象が存在する環境にあると判定する。また、環境判定部104は、センサ情報解析部102が検知情報から人物を抽出しない場合に、対象が存在する環境にないと判定する。
レスポンス判定部105は、被測定体から影響を受けた対象から反応があるか否かを判定する。例えば、レスポンス判定部105は、画像解析技術を用いてセンサ情報解析部102が検知情報から抽出した各人物の顔の向きを判定する。レスポンス判定部105は、複数の人物の顔の向きに延ばした直線を想定し、複数の直線が所定の本数以上交差する箇所を判定する。そして、レスポンス判定部105は、複数の直線が所定の本数以上交差する箇所に物体が存在する場合に、対象から反応があると判定する。このとき、レスポンス判定部105は、交差する直線の数が多い程、対象からの反応の数が多いと判定する。また、レスポンス判定部105は、複数の直線が所定の本数(所定の閾値)以上交差する箇所に物体が存在しない場合に、対象からの反応がないと判定する。これは、対象が人物であり、その人物が被測定体に対して注目するときに、顔を被測定体に向ける動作を行なうことを考慮した判定処理である。
影響度算出部106は、レスポンス判定部105が判定した対象の反応に基づいて、被測定体が対象に与える影響度を示す影響度スコアを算出する。例えば、影響度算出部106は、レスポンス判定部105が判定した特定箇所に交差する直線の数が100本の場合に、影響度スコアとして「100」を算出する。また、影響度算出部106は、レスポンス判定部105が判定した特定箇所に交差する直線の数が123本の場合に、影響度スコアとして「123」を算出する。
被測定体特定部103は、対象からの反応に基づいて、対象へ影響を与えている被測定体を特定する。例えば、被測定体特定部103は、影響度算出部106が算出した所定の閾値以上の影響度スコアに対応する物体を対象へ影響を与えている被測定体と特定する。
記憶部107は、影響度測定装置10が実行する処理に必要な種々の情報を記憶する。例えば、記憶部107は、レスポンス判定部105が判定処理に用いる閾値と、被測定体特定部103が特定処理に用いる閾値とを記憶する。
第1通信部108は第2通信部109と通信を行う。例えば、第1通信部108は、センサ情報解析部102が検知情報から人物を抽出した結果を第2通信部109に送信する。第2通信部109は、第1通信部108を介してセンサ情報解析部102の人物抽出結果を受信する。また、第1通信部108は、環境判定部104が対象が存在する環境にあると判定した場合に、対象存在信号を第2通信部109に送信する。第2通信部109は、第1通信部108を介して対象存在信号を受信する。
次に、実施例3に係る影響度測定装置10の処置手順について説明する。図8は、第3影響度測定装置10cがショッピングモールに設けられ、第3影響度測定装置10cから離れた位置にあるサーバに第4影響度測定装置10dが組み込まれたシステムを示している。図9は、実施例3に係る影響度測定装置10を図8に示すシステムに適用した場合の処理手順を示している。なお、センサ101とセンサ情報解析部102とはショッピングモール内に存在している対象を撮影できるように設けられたカメラ20に内蔵されており、センサ101はカメラ20に内蔵されるイメージセンサである。ここでは、対象に影響を与えている可能性がある被測定体が人物であるものとして、影響度測定装置10の処理手順について説明する。
まず、カメラ20は撮影を開始する。センサ101は、ショッピングモールに設けられたカメラ20により複数の人物の撮影が可能な範囲において検出した光を画像情報に変換する。
センサ情報解析部102は、一定時間毎にセンサ101から画像情報を取得する。センサ情報解析部102は、画像情報に対して顔認識などの画像解析を行い、人物を抽出する(ステップS1)。センサ情報解析部102は、人物抽出結果を第1通信部108を介して第2通信部109に送信する。また、センサ情報解析部102は、人物抽出結果を環境判定部104に送信する。
レスポンス判定部105は、第2通信部109を介して人物抽出結果を受信する。環境判定部104は、センサ情報解析部102から人物抽出結果を受信する。環境判定部104は、人物抽出結果に基づいて、被測定体から影響を受ける対象が存在する環境にあるか否かを判定する(ステップS2)。具体的には、環境判定部104は、センサ情報解析部102がセンサ101の検知情報から人物を抽出した場合に、対象が存在する環境にあると判定する。また、環境判定部104は、センサ情報解析部102が検知情報から人物を抽出しない場合に、対象が存在する環境にないと判定する。
環境判定部104は、被測定体から影響を受ける対象が存在する環境にないと判定した場合(ステップS2の判定結果「NO」)、フローをステップS1に戻す。一方、環境判定部104は、対象が存在する環境にあると判定した場合(ステップS2の判定結果「YES」)、その対象が存在する環境にあることを示す対象存在信号を第1通信部108を介して第2通信部109に送信する。レスポンス判定部105は、環境判定部104から第2通信部109を介して対象存在信号を受信する。レスポンス判定部105は、対象存在信号を受信すると、センサ情報解析部102から受信した人物抽出結果に基づいて、その対象から反応があるか否かを判定する(ステップS3)。具体的には、レスポンス判定部105は、画像解析技術を用いてセンサ情報解析部102が抽出した各人物の顔の向きを判定する。レスポンス判定部105は、人物の顔の向きに延ばした直線を想定し、その直線が所定の本数(所定の閾値)以上交差する箇所を特定する。そして、レスポンス判定部105は、交差する直線の本数が多い程、人物の反応の数が多いと判定する。また、レスポンス判定部105は、直線が所定の本数(所定の閾値)以上交差しない場合、または、直線の交差する箇所に物体が存在しない場合に、人物の反応がないと判定する。
例えば、図8で示すようにカメラ20の撮影範囲に人物A、B、C、D、Eが存在する場合について説明する。レスポンス判定部105は、人物A、B、C、D、Eのそれぞれの顔の向きを特定する。つまり、レスポンス判定部105は、人物Aの顔の向きに延ばした直線a、人物Bの顔の向きに延ばした直線b、人物Cの顔の向きに延ばした直線c、人物Dの顔の向きに延ばした直線d、人物Eの顔の向きに延ばした直線eを特定する。レスポンス判定部105は、直線a、b、c、d、eが所定の本数(所定の閾値)以上交差する箇所を特定する。例えば、所定の本数(所定の閾値)が3本の場合、レスポンス判定部105は、直線b、c、dが交差する箇所である位置Pを特定する。レスポンス判定部105は、位置Pに人物が存在するか否かを画像解析結果に基づいて判定する。図8に示すように、レスポンス判定部105は、位置Pに人物Eが存在すると判定し、複数の対象(すなわち、人物B、C、D)から反応があると判定する。
レスポンス判定部105は、被測定体から影響を受ける対象から反応がないと判定した場合(ステップS3の判定結果「NO」)、フローをステップS1に戻す。一方、レスポンス判定部105は、対象から反応があると判定した場合(ステップS3の判定結果「YES」)、対象からの反応の判定結果を影響度算出部106に送信する。影響度算出部106は、レスポンス判定部105から反応判定結果を受信する。影響度算出部106は、反応判定結果に基づいて、影響度スコアを算出する(ステップS4)。具体的には、影響度算出部106は、レスポンス判定部105が判定した特定箇所に交差する直線の数が100本の場合に、影響度スコアとして「100」を算出する。また、影響度算出部106は、レスポンス判定部105が判定した特定箇所に交差する直線の数が123本の場合に、影響度スコアとして「123」を算出する。図8の場合、影響度算出部106は、レスポンス判定部105から位置Pで3本の直線b、c、dが交差しており、位置Pに人物Eが存在しているという反応判定結果を取得する。影響度算出部106は、レスポンス判定部105の反応判定結果に基づいて、人物Eについて影響度スコア「3」を算出する。
被測定体特定部103は、対象からの反応に基づいて、その対象に影響を与えている被測定体を特定する。例えば、被測定体特定部103は、影響度算出部106が算出した所定の閾値以上の影響度スコアに対応する物体を対象へ影響を与えている被測定体であると特定する(ステップS5)。影響度算出部106は、影響度スコアをディスプレイなどの表示装置に出力して表示させる(ステップS6)。
上述のように、実施例3に係る影響度測定装置10において、環境判定部104は、被測定体により影響を受ける対象が存在する環境にあるか否かを判定する。レスポンス判定部105は、被測定体により影響を受ける対象から反応があるか否かを判定する。影響度算出部106は、レスポンス判定部105が判定した対象の反応に基づいて、被測定体が対象に与える影響度を示す影響度スコアを算出する。被測定体特定部103は、影響度算出部106が算出した影響度スコアに基づいて、対象へ影響を与えている被測定体を特定する。影響度算出部106は、影響度スコアを出力部(例えば、表示装置)に出力する。このように、実施例3に係る影響度測定装置10により、人や広告車両などの移動体を含む様々な被測定体が周囲の対象に与える影響を測定することができる。
なお、実施例3において、環境判定部104が被測定体から影響を受ける対象が存在する環境にあるか否かを判定する方法は、上述の判定方法に限定されるものではない。例えば、環境判定部104は、被測定体の位置または時刻の少なくとも一方に基づいて影響を受ける対象が存在する環境にあるか否かを判定してもよい。具体的には、被測定体がGPSなどの位置を特定可能な装置を備える。環境判定部104は、位置特定可能な装置から位置情報を取得する。例えば、被測定体が日本国の東京都内の新宿や渋谷など時間に関係なく多数の人々(即ち、対象)が存在する場所を移動している場合には、環境判定部104は、被測定体から影響を受ける対象が存在する環境にあると判定する。一方、被測定体が森林や樹海など人が存在しない場所を移動している場合には、被測定体から影響を受ける対象が存在する環境にないと判定する。なお、被測定体を予め特定できない場合には、位置特定可能な装置を影響度測定装置10のセンサ101に設ければよい。
次に、環境判定部104が適用される具体例について説明する。例えば、記憶部107が1日の各時刻とショッピングモールにおける対象の数との関係を予め記憶する。環境判定部104は、1日の各時刻とショッピングモールにおける対象の数との関係を記憶部107から読み出す。具体的には、環境判定部104は、判定を行なうタイミングにおいてタイマーから時刻を読み取る。環境判定部104は、タイマーから読み取った時刻について対象の数との関係を記憶部107から読み出す。環境判定部104は、記憶部107から読み出した関係において、タイマーから読み取った時刻に対応する対象の数を読み出す。環境判定部104は、記憶部107から読み出した対象の数がゼロでない場合に、被測定体から影響を受ける対象が存在する環境にあると判定する。また、環境判定部104は、記憶部107から読み出した対象の数がゼロの場合に、被測定体から影響を受ける対象が存在する環境にないと判定する。
別の具体例として、被測定体がGPSなどの位置特定可能な装置を備える。記憶部107は、1日の各時刻と各位置における対象の数との関係を予め記憶する。環境判定部104は、1日の各時刻と各位置における対象の数との関係を記憶部107から読み出す。具体的には、環境判定部104は、位置特定可能な装置から位置情報を取得する。環境判定部104は、判定を行なうタイミングにおいて、タイマーから時刻を読み取る。環境判定部104は、位置情報に一致する関係を記憶部107から読み出す。環境判定部104は、タイマーから読み取った時刻と位置情報とに基づいて記憶部107から読み出した関係を参照し、その時刻及び位置に対応する対象の数を特定する。環境判定部104は、記憶部107から読み出した関係に記述される対象の数がゼロでない場合に、被測定体から影響を受ける対象が存在する環境にあると判定する。一方、環境判定部104は、対象の数がゼロの場合に、被測定体から影響を受ける対象が存在する環境にないと判定する。なお、被測定体を予め特定できない場合には、位置特定可能な装置を影響度測定装置10のセンサ101に設ければよい。
他の具体例として、環境判定部104は、被測定体の周囲の音状況に基づいて被測定体から影響を受ける対象が存在する環境にあるか否かを判定してもよい。ここでは、被測定体がマイクなどの周囲の音を取得する装置を備える。環境判定部104は、被測定体の周囲の音を取得する装置から音量情報を取得し、その音量が所定の閾値以上である場合に、被測定体から影響を受ける対象が存在する環境にあると判定する。一方、環境判定部104は、音量が所定の閾値未満である場合に、被測定体から影響を受ける対象が存在する環境にないと判定する。なお、被測定体を予め特定できない場合には、被測定体の周囲の音を取得する装置を影響度測定装置10のセンサ101に設ければよい。
他の具体例として、環境判定部104は、被測定体の周囲の通信状況に基づいて被測定体から影響を受ける対象が存在する環境にあるか否かを判定してもよい。ここでは、被測定体と対象とがそれぞれ近距離通信可能な装置を備える。被測定体と対象とが通信を開始すると、対象の備える近距離通信装置は、環境判定部104に通信の開始を報知する通信開始報知信号を送信するような手順を予め決めておく。環境判定部104は、通信開始報知信号を受信した場合に、被測定体から影響を受ける対象が存在する環境にあると判定する。一方、環境判定部104は、通信開始報知信号を受信しない場合に、被測定体から影響を受ける対象が存在する環境にないと判定する。なお、被測定体を予め特定できない場合には、環境判定部104は、所定の閾値以上の台数の近距離通信装置と同時に通信を行っている近距離通信装置が存在する場合に、被測定体から影響を受ける対象が存在する環境にあると判定する。一方、所定の閾値以上の台数の近距離通信装置と同時に通信を行っている近距離通信装置が存在しない場合、環境判定部104は、被測定体から影響を受ける対象が存在する環境にないと判定する。
他の具体例として、環境判定部104は、被測定体に関する情報を配信できる装置が被測定体の周囲に存在するか否かに基づいて被測定体から影響を受ける対象が存在する環境にあるか否かを判定してもよい。例えば、被測定体に関する情報を配信できる装置が被測定体に対して良い印象を持った場合に操作する「ボタン画像」を対象に対して近距離通信で配信する。対象は、近距離通信可能な装置を備えている。対象の備える近距離通信装置は、「ボタン画像」を受信すると、その「ボタン画像」の受信を報知する受信報知信号を環境判定部104に送信する手順を予め決めておく。環境判定部104は、受信報知信号を受信すると、被測定体から影響を受ける対象が存在する環境にあると判定する。一方、環境判定部104は、受信報知信号を受信しない場合に、被測定体から影響を受ける対象が存在する環境にないと判定する。
上述の実施例において、レスポンス判定部105が被測定体から影響を受ける対象から反応があるか否かを判定する方法は、上述の判定方法に限定されるものではない。例えば、レスポンス判定部105は、被測定体の周囲の通信状況に基づいて対象から反応があるか否かを判定してもよい。或いは、レスポンス判定部105は、被測定体の周囲の音状況に基づいて対象から反応があるか否かを判定してもよい。具体的には、被測定体がマイクなどの周囲の音を取得する装置を備える。レスポンス判定部105は、被測定体の周囲の音を取得する装置から音量を取得し、その音量が所定の閾値以上である場合に、被測定体から影響を受ける対象から反応があると判定する。一方、レスポンス判定部105は、音量が所定の閾値未満である場合に、対象から反応がないと判定する。なお、被測定体を予め特定できない場合には、被測定体の周囲の音を取得する装置を影響度測定装置10のセンサ101に設ければよい。
また、レスポンス判定部105は、被測定体の周囲の通信状況に基づいて対象から反応があるか否かを判定してもよい。ここでは、被測定体と対象のそれぞれが近距離通信可能な装置を備える。被測定体と対象との間で通信が開始されると、対象の備える近距離通信装置は、通信の開始を報知する通信開始報知信号をレスポンス判定部105に送信する手順を予め決めておく。レスポンス判定部105は、通信開始報知信号を受信した場合に、被測定体から影響を受ける対象から反応があると判定する。一方、レスポンス判定部105は、通信開始報知信号を受信しない場合に、対象から反応がないと判定する。なお、被測定体を予め特定できない場合には、レスポンス判定部105は、所定の閾値以上の台数の近距離通信装置と同時に通信を行っている近距離通信装置が存在する場合に、対象から反応があると判定する。一方、レスポンス判定部105は、所定の閾値以上の台数の近距離通信装置と同時に通信を行っている近距離通信装置が存在しない場合に、対象から反応がないと判定する。
なお、実施例1及び実施例2に係るレスポンス判定部105が、実施例3におけるレスポンス判定部105と同様に、対象が被測定体を注目するときに顔を被測定体に向ける動作を行なうことに基づいて対象から反応があるか否かを判定してもよい。
次に、本発明に係る影響度測定装置10の最小構成について説明する。図10は、本発明に係る影響度測定装置10の最小構成を示すブロック図である。影響度測定装置10は、少なくとも測定部201と出力部202とを備える。測定部201は、移動する第1の対象が第2の対象に与える影響を測定する。出力部202は、第1の対象が第2の対象に与える影響に関する情報を出力する。ここで、影響に関する情報とは、例えば、移動する第1の対象が第2の対象に与える影響を測定する測定部201の測定結果である。
図11は、図10に示す影響度測定装置10の処理手順を示すフローチャートである。影響度測定装置10において、測定部201は、移動する第1の対象が第2の対象に与える影響を測定する(ステップS11)。測定部201は、測定結果を出力部202に送出する。出力部202は、測定部201から測定結果を受信すると、その測定結果を出力する(ステップS12)。
なお、上述の実施例において、記憶部107は、所望の情報の送受信可能な範囲においてどこに備えられてもよい。また、記憶部107は、所望の情報の送受信可能な範囲において、複数設けてデータを分散して記憶するようにしてもよい。
なお、上述の実施例における処理手順は、本発明に係る影響度測定装置10の機能を達成することができる限りにおいて、処理の順番を適宜入れ替えてもよい。
本発明に係る影響度測定装置10は、コンピュータシステムを内部に有している。そして、上述の処理手順は、プログラム形式でコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されている。コンピュータがプログラムを記憶媒体から読み出して実行することによって、上述の処理手順が実施される。ここで、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、コンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、そのコンピュータがプログラムを実行するようにしてもよい。
上記のプログラムは、影響度測定装置10の機能の一部を実現するものであってもよい。また、影響度測定装置10の機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分プログラム(差分ファイル)であってもよい。
最後に、本発明は上述の実施例及び具体例に限定されるものではなく、添付した請求の範囲に規定される発明の範囲内における設計変更や改変をも包含するものである。
本発明は、広告媒体(人や広告車両等)が対象(人物等)に与える影響度を測定する影響度測定装置及び影響度測定方法に関するものであるが、広告媒体以外の情報発信源が対象に与える影響度を測定してもよい。
1 広告車両
2 飛行体
10 影響度測定装置
10a 第1影響度測定装置
10b 第2影響度測定装置
10c 第3影響度測定装置
10d 第4影響度測定装置
20 カメラ
30 エッジサーバ
40 クラウドサーバ
101 センサ
102 センサ情報解析部
103 被測定体特定部(特定部)
104 環境判定部(第1の判定部)
105 レスポンス判定部(第2の判定部)
106 影響度算出部
107 記憶部
108 第1通信部
109 第2通信部
201 測定部
202 出力部

Claims (5)

  1. 移動する第1の対象を見ていると推定される第2の対象の数に基づいて前記第1の対象が前記第2の対象に与える影響度を測定する測定手段と、
    測定された前記影響度の大きさに基づいて、前記第2の対象へ影響を与えている前記第1の対象を特定する特定手段と、
    特定された前記第1の対象の測定された前記影響度に関する情報を出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする影響度測定装置。
  2. 前記測定手段は、前記第1の対象が影響を与える可能性のある前記第2の対象が存在するか否かを判定する第1の判定手段を備え、
    前記第1の判定手段は、前記第1の対象の位置または時刻の少なくとも一方、あるいは、前記第1の対象の周囲の音状況、あるいは、前記第1の対象の周囲の通信状況、あるいは、前記第1の対象に関する情報を配信できる装置が前記第1の対象の周囲に存在するか否かに基づいて、前記第1の対象が影響を与える可能性のある前記第2の対象が存在するか否かを判定することを特徴とする、請求項1に記載の影響度測定装置。
  3. 前記測定手段は、前記第2の対象から反応があるか否かを判定する第2の判定手段を備え、
    前記第2の判定手段は、前記第1の対象と別体の画像取得装置で取得された画像から検出した所定の動作に基づいて、前記第2の対象から反応があるか否かを判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の影響度測定装置。
  4. コンピュータによって、
    移動する第1の対象を見ていると推定される第2の対象の数に基づいて前記第1の対象が前記第2の対象に与える影響度を測定し、
    測定された前記影響度の大きさに基づいて、前記第2の対象へ影響を与えている前記第1の対象を特定し、
    特定された前記第1の対象の測定された前記影響度に関する情報を出力することを特徴とする影響度測定方法。
  5. 移動する第1の対象を見ていると推定される第2の対象の数に基づいて前記第1の対象が前記第2の対象に与える影響度を測定する処理と、
    測定された前記影響度の大きさに基づいて、前記第2の対象へ影響を与えている前記第1の対象を特定する処理と、
    特定された前記第1の対象の測定された前記影響度に関する情報を出力する処理と、をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
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