JP2019135372A - 野縁取付金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】様々な用途に用いることができる野縁取付金具を提供する。【解決手段】野縁部材1、1Aに取り付ける野縁取付金具7であって、金具本体8と、前記金具本体8に立設された雄螺子部15と、前記野縁部材1、1Aの長手方向に沿って形成された溝部に取付可能な野縁取付部10、12と、を備えたことにより、野縁部材1、1A間に架設された横杆部材6を所望の水平向きに変更可能としたり、様々な用途に用いることができる野縁取付金具7を提供することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、野縁部材に取り付ける野縁取付金具に関する。
従来、天井から吊下げ保持された野縁受部材と、当該野縁受部材の下部に固定された野縁部材と、当該野縁部材の下部に設置された天井パネルと、前記天井パネルに消火部が設置された消火機器とを備えた天井消火システムであって、前記消火機器は、前記野縁部材に架設された横杆部材に固定されるものがある(特許文献1参照)。
特開2011−256677号公報
しかし、特許文献1では、横杆部材を野縁部材に対して直角にのみ取り付けることができず、野縁部材間に他の設備機器が設置されている場合に、他の天井裏の設備機器を避けて横杆部材を架設しなければならず、施工性に問題点があった。
そこで、本発明は、横杆部材を所望の水平向きに変更可能としたり、様々な用途に用いることができる野縁取付金具を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、野縁部材に取り付ける野縁取付金具であって、金具本体と、前記金具本体に立設された雄螺子部と、前記野縁部材の長手方向に沿って形成された溝部に取付可能な野縁取付部と、を備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、野縁部材に取り付ける野縁取付金具であって、金具本体と、前記金具本体が有する貫通部と、前記野縁部材の長手方向に沿って形成された溝部に取付可能な野縁取付部と、を備えたことを特徴とする。
請求項3の発明は、前記貫通部に雄螺子部を螺着可能な雌螺子部を備えたことを特徴とする。
請求項4の発明は、前記野縁部材間に架設された横杆部材を備え、前記雄螺子部は、前記横杆部材を前記野縁部材に水平方向へ回動自在に連結する連結部としたことを特徴とする。
請求項5の発明は、前記野縁取付部は、異なる幅寸法の前記溝部を有する前記野縁部材に対応して、幅広な前記溝部に係合可能な幅広側係止部と、幅狭な前記溝部に係合可能な幅狭側係止部とを備え、前記幅広側係止部を、方形状の金具本体の対向する一対の両端部より立ち上げられ、幅広な前記溝部に挿入可能とし、幅広な前記溝部の内面に前記野縁部材の長手方向に沿って係合可能に設けられ、前記野縁部材を幅広な前記溝部に沿ってスライド自在に保持するものとし、前記幅狭側係止部を、前記金具本体に前記幅広側係止部間に立ち上げられ、且つ前記幅広側係止部間の間隔より幅狭に形成され、幅狭な前記溝部に挿入可能とし、幅狭な前記溝部の内面に前記野縁部材の長手方向に沿って係合可能に設けられ、前記野縁部材を幅狭な前記溝部に沿ってスライド自在に保持することを特徴とする。
請求項6の発明は、前記野縁取付部は、異なる幅寸法の前記溝部を有する前記野縁部材に対応して、幅広な前記溝部に係合可能な幅広側係止部と、幅狭な前記溝部に係合可能な幅狭側係止部とを備え、前記幅広側係止部を、方形状の金具本体の対向する一対の両端部より立ち上げられ、幅広な前記溝部に挿入可能な一対の第1の立ち上げ部と、前記第1の立ち上げ部の先端を外側に折り曲げて幅広な前記溝部の内面に前記野縁部材の長手方向に沿って係合可能に設けられ、前記野縁部材を幅広な前記溝部に沿ってスライド自在に保持するものとし、前記幅狭側係止部を、前記金具本体に前記幅広側係止部間に立ち上げられ、且つ前記幅広側係止部間の間隔より幅狭に形成され、幅狭な前記溝部に挿入可能な一対の第2の立ち上げ部と、前記第2の立ち上げ部の先端を外側に折り曲げて幅狭な前記溝部の内面に前記野縁部材の長手方向に沿って係合可能に設けられ、前記野縁部材を幅狭な前記溝部に沿ってスライド自在に保持することを特徴とする。
請求項7の発明は、前記連結部は、前記横杆部材に装着する横杆取付金具を備え、前記横杆取付金具に前記雄螺子部が挿通可能な貫通部を備えたことを特徴とする。
請求項8の発明は、前記横杆取付金具は、前記横杆部材を前記野縁部材上でかさ上げするスペーサー部材を備えたことを特徴とする。
請求項9の発明は、前記横杆取付金具は、前記横杆部材を所定高さで保持する保持手段を備えたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、様々な用途に用いることができる野縁取付金具を提供することができる。
請求項2の発明によれば、様々な用途に用いることができる野縁取付金具を提供することができる。
請求項3の発明によれば、貫通部に雄螺子部材を螺着することが可能となり、さらに様々な用途に用いることができる。
請求項4の発明によれば、横杆部材を所望の水平向きに変更可能な野縁取付金具を提供することができる。また、簡単な構造で横杆部材を野縁部材に対して可動自在に連結することができる。
請求項5の発明によれば、様々な幅寸法の野縁部材に対応可能な野縁取付金具を提供することができる。
請求項6の発明によれば、様々な幅寸法の野縁部材に対応可能な野縁取付金具を提供することができる。
請求項7の発明によれば、雄螺子部に対する横杆部材の回動自在とする構造を簡単な構造とすることができる。
請求項8の発明によれば、各種設備の取付位置の高さを容易に調節することができる。
請求項9の発明によれば、横杆部材を任意の高さに保持することができる。
本発明の第1実施例における野縁取付金具の使用状態を示す斜視図である。 同上、横杆取付金具を互いに異なる向きで横杆部材に取り付けた状態の野縁取付金具の使用状態を示す斜視図である。 同上、横杆部材を野縁部材に対して斜めに架設した状態の野縁取付金具の使用状態を示す斜視図である。 同上、野縁取付金具の分解斜視図である。 同上、横杆取付金具の別の実施形態を示す斜視図である。 本発明の第2実施例における野縁取付金具の使用状態を示す斜視図である。 同上、横杆部材を野縁部材に対して斜めに架設した状態の野縁取付金具の使用状態を示す斜視図である。 同上、野縁取付金具の分解斜視図である。 本発明の第3実施例における野縁取付金具の使用状態を示す斜視図である。 同上、横杆部材を野縁部材に対して斜めに架設した状態の野縁取付金具の使用状態を示す斜視図である。 同上、野縁取付金具の分解斜視図である。 本発明の第4実施例における野縁取付金具の使用状態を示す斜視図である。 同上、横杆部材を野縁部材に対して斜めに架設した状態の野縁取付金具の使用状態を示す斜視図である。 本発明の第5実施例における野縁取付金具の使用状態を示す斜視図である。 同上、野縁取付金具及び横杆取付金具の分解斜視図である。 本発明の第6実施例における野縁取付金具の使用状態を示す斜視図である。 同上、ワイヤー部材において、図16とは設備機器への異なる取付状態を示す斜視図である。 本発明の第7実施例における野縁取付金具の使用状態を示す斜視図である。 本発明の第8実施例における野縁取付金具の使用状態を示す斜視図である。 同上、ワイヤー部材において、図19とは設備機器への異なる取付状態を示す斜視図である。 本発明の第9実施例における野縁取付金具の使用状態を示す斜視図である。 本発明の第10実施例における野縁取付金具の使用状態を示す斜視図である。 本発明の第11実施例における野縁取付金具の使用状態を示す斜視図である。 本発明の第12実施例における野縁取付金具の使用状態を示す斜視図である。 同上、野縁取付金具及び横杆取付金具の分解斜視図である。 同上、横杆取付金具を開いた状態を示す断面図である。 同上、横杆取付金具を閉じた状態を示す断面図である。 本発明の第13実施例における野縁取付金具の使用状態を示す斜視図である。 同上、野縁取付金具の斜視図である。 同上、野縁取付金具の別の実施形態を示す斜視図である。 本発明の第14実施例における野縁取付金具の使用状態を示す断面図である。 同上、図31とは異なる使用状態を示す断面図である。 同上、野縁取付金具の別の実施形態を示す断面図である。 本発明の野縁取付金具における雄螺子部の別の実施形態を示す断面図である。 同上、雄螺子部の更に別の実施形態を示す断面図である。 同上、雄螺子部の更に異なる実施形態を示す断面図である。
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。
図1〜図5は本発明の実施例1を示すものであり、本実施例の吊り天井構造の一例を説明すると、断面略C形状の溝形鋼からなる複数の野縁部材1と、上部構造体としてのコンクリート下地等の上階床スラブや屋根構造物より垂設された垂設部材としての吊りボルト(図示せず)にハンガー(図示せず)を介して接続された断面略C形状の形鋼からなる野縁受け(図示せず)とを、取付金具(図示せず)を介して互いに直交させて一体化して天井下地材を形成し、野縁部材1の下面に石膏ボード、コンパネ、スパンドレル等の金属化粧板等の板材からなる天井材をビス等によって取り付けて構成するものである。
本実施例では、長手方向(図中、X方向)と水平方向に直交する方向である短手方向(図中、Y方向)の幅H1,H2の異なる2種類の野縁部材1として、幅を小さく設定された幅狭な野縁部材1Aと、幅を大きく設定された幅広な野縁部材(図示せず)と、を用いる。ここで、幅広な野縁部材の幅H2は、幅狭な野縁部材1Aの幅H1の約2倍の大きさに設定されている。
ここで本実施例の特徴として、スプリンクラーヘッド2を先端に備え、蛇腹管(フレキシブル管)3に接続されたスプリンクラー等の消火機器4を取付金具5を介して固定する断面矩形状の横杆部材6を野縁部材1に固定する野縁取付金具7を備えている。尚、取付金具5は絶縁部材3Aを介して蛇腹管(フレキシブル管)3に取り付けられている。
ここで、野縁取付金具7は、長手方向に沿って幅広な溝部が形成された断面略倒C形状の形鋼からなる幅広な野縁部材又は同じく幅狭な溝部が形成された幅狭な野縁部材1Aに取付られるものである。そして天井材の種類や天井の下地強度などに応じて幅広な野縁部材と幅狭な野縁部材1Aが適宜使用されるようになっている。
野縁取付金具7では、平面がほぼ矩形状に形成されたステンレス鋼、アルミニウム等の金属製の薄板からなる金具本体8は、直交する一方の幅W1の長さが、直交する他方の幅W2の長さよりも長く形成されている(W1>W2)。一方の幅W1は第1の幅H1よりわずかに小さく、また他方の幅W2は第2の幅H2よりわずかに小さく形成されている。そして、一方の幅W1の両端部にそれぞれ設けられる金具本体8の第1の縁部9の長手方向に沿って第1の野縁取付部10が設けられる。この第1の野縁取付部10は、幅広な野縁部材の幅広な溝部の幅方向両側に設けられ断面略逆J型に形成された野縁縁部と係合可能に設けられている。他方の幅W2の両端部にそれぞれ設けられる金具本体8の後述する第2の縁部11の長手方向に沿って第2の野縁取付部12が設けられる。第2の野縁取付部12は、幅狭な野縁部材1Aの幅狭な溝部の幅方向両側に設けられ断面略逆J型に形成された野縁縁部と係合可能に設けられている。
第1の野縁取付部10は、金具本体8の対向する第1の縁部9より外向き斜め上方に突設して、幅広な溝部の両側の野縁縁部の内面に長手方向(図中、X方向)に沿って係合可能に設けられ、幅広な野縁部材を幅広な溝部に沿ってスライド自在に保持する一対の第1の係止部13が設けられている。
同様に、第2の野縁取付部12は、金具本体8の対向する第2の縁部11より外向き斜め上方に突設して、幅狭な溝部の両側の野縁縁部の内面に長手方向(図中、Y方向)に沿って係合可能に設けられ、幅狭な野縁部材1Aを幅狭な溝部に沿ってスライド自在に保持する一対の第2の係止部14が設けられている。
金具本体8の略中央部分には、雄螺子部15を立設している。この雄螺子部15に横杆取付金具16を介して横杆部材6を装着している。
横杆取付金具16は、横杆部材6の一側側面、上面、他側側面、下面の順に連続して囲うように保持する保持部17と、保持部17の一側側面側に備えた一方の開放片18と、保持部17の下面側に備えた他方の開放片19とを備えている。一方の開放片18と他方の開放片19は、横杆部材6の長手方向に対して少なくとも幅広な野縁部材の幅より大きく形成されている。保持部17は、一側側面部17A、上面部17B、他側側面部17C、下面部17Dを備え、上面部17Bと他側側面部17Cの境には、加締め用の切欠部17Eを備えている。
一方の開放片18と他方の開放片19は互いに当接可能に設けられており、互いに連通する貫通孔20、21を備えている。貫通孔20、21は、雄螺子部15が挿通可能な径に設けられている。保持部17の開閉については、図4に示すような加締めによるものと、図5に示すように上面部17Bと他側側面部17Cの境にヒンジ17Fを備えたヒンジ方式のどちらでもよいものとする。
そして、本実施例では、雄螺子部15と横杆取付金具16が、野縁取付金具7を横杆部材6を野縁部材1に水平方向へ回動自在に連結する連結部22となっている。
尚、本実施例では、消火機器4の取付位置をかさ上げするスペーサー部材23を横杆部材6の上部に配置して、このスペーサー部材23に取付金具5を介して消火機器4を備えている。スペーサー部材23を備えたことで、蛇腹管(フレキシブル管)3に備えた既存の絶縁部材3Aをそのままの位置で使用することができる。
スペーサー部材23は、スペーサー取付金具23Aを介して横杆部材6上に設置されている。スペーサー取付金具23Aは、互いに離間した状態で垂直方向と平行に形成された一対の側面部23B、23Cと、側面部23B、23Cの下部を連結し水平方向と平行に形成された底面部23Dとを備え、上方を開放した略コ型状に折り曲げ形成された金属板からなり、側面部23B、23Cの上下方向における中間部分には内側に向けて突設した凸部23Eを備えている。スペーサー取付金具23Aの内部では、横杆部材6が側面部23B、23Cと底面部23Dによって保持され、スペーサー部材23が凸部23Eと側面部23B、23Cによって保持される。また、側面部23B、23Cの上部にはそれぞれ貫通部23F、23Gを備えており、この貫通部23E、23Fを連通する雄螺子部材23Hにナット23Kを螺着してスペーサー部材23が側面部23B、23Cの上部から離脱するのを防ぐことができる構造となっている。凸部23Eによって、スペーサー部材23は横杆部材6に対して、隙間6Aを有して載置されており、この隙間6Aに既存のスプリンクラー取付用の取付金具5の突起5Aが挿通可能な構成となっている。
以上の構成の野縁取付金具7を用いた横杆部材6の野縁部材1への架設方法について説明する。横杆部材6に装着された横杆取付金具16の貫通孔20、21にそれぞれ雄螺子部15を挿通した状態で、横杆部材6の水平向きを所望の角度にし、雄螺子部15にナット24を螺着していき、野縁取付金具7を横杆取付金具16に対して相対的に上昇させて、他方の開放片19と第2の係止部14によって野縁縁部を上下方向から把持して、横杆部材6を野縁部材1に回動自在に取り付ける。
本実施例は、野縁部材1、1Aに取り付ける野縁取付金具7であって、金具本体8と、前記金具本体8に立設された雄螺子部15と、前記野縁部材1、1Aの長手方向に沿って形成された溝部に取付可能な野縁取付部10、12と、を備えたことにより、様々な用途に用いることができる野縁取付金具7を提供することができる。
また、本実施例は、天井から吊下げ保持された野縁部材1と、前記野縁部材1、1間に架設された横杆部材6と、前記横杆部材6に設置された各種設備としての消火機器4とを備えた天井構造において、前記横杆部材6を前記野縁部材1に回動自在に取り付ける野縁取付金具7であって、前記野縁取付金具7は、前記野縁部材1の長手方向に沿って形成された溝部に取付可能な野縁取付部10、12と、前記横杆部材6を前記野縁部材1に水平方向へ回動自在に連結する連結部22とを備えたことにより、横杆部材6を所望の水平向きに変更可能な野縁取付金具7を提供することができる。
また、本実施例は、前記野縁取付部10、12は、異なる幅寸法の前記溝部を有する前記野縁部材1に対応して、幅広な前記溝部に係合可能な幅広側係止部としての第1の係止部13と、幅狭な前記溝部に係合可能な幅狭側係止部としての第2の係止部14とを備え、前記第1の係止部13を、方形状の金具本体8の対向する一対の両端部より立ち上げられ、幅広な前記溝部に挿入可能とし、幅広な前記溝部の内面に前記野縁部材1の長手方向に沿って係合可能に設けられ、前記野縁部材1を幅広な前記溝部に沿ってスライド自在に保持するものとし、前記第2の係止部14を、前記金具本体8に前記第1の係止部13、13間に立ち上げられ、且つ前記第1の係止部13、13間の間隔より幅狭に形成され、幅狭な前記溝部に挿入可能とし、幅狭な前記溝部の内面に前記野縁部材1の長手方向に沿って係合可能に設けられ、前記野縁部材1を幅狭な前記溝部に沿ってスライド自在に保持することにより、様々な幅寸法の野縁部材1に対応可能な野縁取付金具7を提供することができる。
また、本実施例は、連結部22は、前記金具本体8に立設された雄螺子部15を備えたことにより、簡単な構造で横杆部材6を野縁部材1に対して可動自在に連結することができる。
また、本実施例は、前記連結部22は、前記横杆部材6に装着する横杆取付金具16を備え、前記横杆取付金具16に前記雄螺子部15が挿通可能な貫通部20、21を備えたことにより、雄螺子部15に対する横杆部材6の回動自在とする構造を簡単な構造とすることができる。
また、本実施例は、前記横杆取付金具16は、前記横杆部材6を前記野縁部材1上でかさ上げするスペーサー部材23を備えたことにより、各種設備の取付位置の高さを容易に調節することができる。
次に図6〜図8は、本発明の第2実施例を示すものである。同図において、図1〜図5と同一部分には同一符号を付し、その共通する部分の詳細な説明は省略する。本実施例は、横杆取付金具16の保持部17は、スペーサー部材23の上部に横杆部材6を載置した状態で、横杆部材6とスペーサー部材23を同時に保持可能な形状とするため、一側側面部17Aと他側側面部17Cを横杆部材6とスペーサー部材23を上下に重ねた寸法より大きく形成している。尚、横杆部材6とスペーサー部材23は保持部17にビス等により固定されていることが好ましい。
本実施例では、横杆取付金具16は、横杆部材6とスペーサー部材23を同時に保持可能としているため、横杆部材6とスペーサー部材23を一体に固定する金具を別途用意する必要が無く、部品点数の削減とともに施工性の向上を図ることができる。
次に図9及び図11は、本発明の第3実施例を示すものである。同図において、図1〜図8と同一部分には同一符号を付し、その共通する部分の詳細な説明は省略する。本実施例の第1の野縁取付部10は、金具本体8の対向する第1の縁部9より下方へ垂直に立ち上げられ、幅広な溝部に挿入可能な一対の第1の立ち上げ部9Aと、第1の立ち上げ部9Aより外向き斜め上方に突設して、幅広な溝部の両側の野縁縁部の内面に長手方向(図中、X方向)に沿って係合可能に設けられ、幅広な野縁部材を幅広な溝部に沿ってスライド自在に保持する一対の第1の係止部13が設けられている。
また、第2の野縁取付部12は、金具本体8の対向する第2の縁部11より下方へ垂直に立ち上げられ、幅狭な溝部に挿入可能な一対の第2の立ち上げ部11Aと、第2の立ち上げ部11Aより外向き斜め上方に突設して、幅狭な溝部の両側の野縁縁部の内面に長手方向(図中、Y方向)に沿って係合可能に設けられ、幅狭な野縁部材1Aを幅狭な溝部に沿ってスライド自在に保持する一対の第2の係止部14が設けられている。
本実施例は、前記野縁取付部10、12は、異なる幅寸法の前記溝部を有する前記野縁部材1に対応して、幅広な前記溝部に係合可能な幅広側係止部としての第1の係止部13と、幅狭な前記溝部に係合可能な幅狭側係止部としての第2の係止部14とを備え、前記第1の係止部13を、方形状の金具本体8の対向する一対の両端部より立ち上げられ、幅広な前記溝部に挿入可能な一対の第1の立ち上げ部9Aと、前記第1の立ち上げ部9Aの先端を外側に折り曲げて幅広な前記溝部の内面に前記野縁部材1の長手方向に沿って係合可能に設けられ、前記野縁部材1を幅広な前記溝部に沿ってスライド自在に保持するものとし、前記第2の係止部14を、前記金具本体8に前記第1の係止部13、13間に立ち上げられ、且つ前記第1の係止部13、13間の間隔より幅狭に形成され、幅狭な前記溝部に挿入可能な一対の第2の立ち上げ部11Aと、前記第2の立ち上げ部11Aの先端を外側に折り曲げてとし、幅狭な前記溝部の内面に前記野縁部材1の長手方向に沿って係合可能に設けられ、前記野縁部材1を幅狭な前記溝部に沿ってスライド自在に保持することにより、様々な幅寸法の野縁部材1に対応可能な野縁取付金具7を提供することができる。
次に図12及び図13は、本発明の第4実施例を示すものである。同図において、図1〜図11と同一部分には同一符号を付し、その共通する部分の詳細な説明は省略する。本実施例では、野縁取付金具7を野縁部材1に装着し、水平向きを所望の角度にした横杆部材6に雄螺子部15が挿通可能な貫通孔25を上面と下面に連通させて形成し、貫通孔25に挿通させた雄螺子部15にナット24を螺着していき、野縁取付金具7を横杆部材6に対して相対的に上昇させて、横杆部材6と第2の係止部14によって野縁縁部を上下方向から把持して、横杆部材6を野縁部材1に回動自在に取り付ける。
本実施例では、野縁取付金具7単独で横杆部材6を野縁部材1に回動自在に取り付けることができるため、部品点数の削減により、施工性の向上を図ることができる。
次に図14及び図15は、本発明の第5実施例を示すものである。同図において、図1〜図13と同一部分には同一符号を付し、その共通する部分の詳細な説明は省略する。本実施例では、実施例2の保持部17において、一側側面部17Aの両側から内側に突出して形成された一側突出部17Fと、他側側面部17Cの両側から内側に突出して形成された他側突出部17Gとを備えている。ここで、上面部17Bから一側突出部17Fまでの寸法L1は、横杆部材6の上下寸法L0とほぼ等しく、同様に上面部17Bから他側突出部17Gまでの寸法L2は、横杆部材6の上下寸法L0とほぼ等しく形成されている。
本実施例では、保持部17内において、横杆部材6が一側突出部17F及び他側突出部17Gに載置されたことにより、横杆部材6がかさ上げされ、各種設備の取付位置の高さを容易に調節することができるので、蛇腹管(フレキシブル管)3に備えた既存の絶縁部材3Aをそのままの位置で使用することができる。本実施例では、スペーサー部材23を用いることなく、横杆部材6をかさ上げすることが可能となり、部品点数の削減とともに施工性の向上を図ることができる。
本実施例の横杆取付金具16は、横杆部材6を所定高さで保持する保持手段として一側突出部17F及び他側突出部17Gを備えたことにより、横杆部材6を任意の高さに保持することができる。
次に図16及び図17は、本発明の第6実施例を示すものである。同図において、図1〜図15と同一部分には同一符号を付し、その共通する部分の詳細な説明は省略する。本実施例では、横杆部材6と設備機器Sとをワイヤー部材26によって連結している。ワイヤー部材26は、ワイヤー本体27の両端にそれぞれ一側環状部28と他側環状部29を備えている。
そして、本実施例のワイヤー部材26は、一側環状部28を横杆部材6にくくり付け、他側環状部29を設備機器Sに取り付けるものである。他側環状部29の設備機器Sへの取り付けは、図16に示すように設備機器Sに取付穴30を設け、この取付穴30に他側環状部29を直接接続してもよいし、図17に示すように取付穴30に他側環状部29がくくり付けられた鐶等の環状の金属製部品からなる環状部材31を取り付けて、環状部材31を介して他側環状部29を設備機器Sに取り付けてもよいものとする。
本実施例では、横杆部材6と設備機器Sとをワイヤー部材26によって連結することで、設備機器Sが天井から落下しようとしても、ワイヤー部材26によって設備機器Sが横杆部材6に吊り下げられることで、設備機器Sの落下が防止されるもので、簡単な構成で設備機器Sの落下を防止することができる。
次に図18は、本発明の第7実施例を示すものである。同図において、図1〜図17と同一部分には同一符号を付し、その共通する部分の詳細な説明は省略する。本実施例では、野縁取付金具7と設備機器Sとをワイヤー部材26によって連結している。本実施例では、野縁部材1の上部から両側壁にかけて上方から嵌合可能な押さえ部材32を備えることによって、押さえ部材32と野縁取付金具7とによって、野縁部材1の野縁縁部を上下方向から把持する構成となっている。
押さえ部材32は、水平面部33と、水平面部33の一端を垂直下向きに延設した一側側面部34と、水平面部33の他端を垂直下向きに延設した他側側面部35とを備えた略コ字型の金属板からなり、水平面部33の中央部分に雄螺子部15が挿通可能な貫通孔36を備えている。一側側面部34と他側側面部35はビス37等によって野縁部材1の両側壁に固定される。
本実施例では、野縁取付金具7を野縁部材1に装着し、野縁部材1に上方から嵌合した押さえ部材32の貫通孔36に雄螺子部15を挿通させて、雄螺子部15にアイナット38を螺着していき、野縁取付金具7を横杆部材6に対して相対的に上昇させて、押さえ部材32と第2の係止部14によって野縁縁部を上下方向から把持して、野縁取付金具7を野縁部材1に取り付ける。
そして、本実施例のワイヤー部材26は、一側環状部28をアイナット38の環状部39にくくり付け、他側環状部29を設備機器Sに取り付けるものである。他側環状部29の設備機器Sへの取り付けは、図18に示すように設備機器Sに取付穴30を設け、この取付穴30に他側環状部29を直接接続してもよいし、図17に示すように取付穴30に他側環状部29がくくり付けられた鐶等の環状の金属製部品からなる環状部材31を取り付けて、環状部材31を介して他側環状部29を設備機器Sに取り付けてもよいものとする。
本実施例では、野縁取付金具7と設備機器Sとをワイヤー部材26によって連結することで、設備機器Sが天井材から離脱して落下しようとしても、ワイヤー部材26によって設備機器Sが野縁部材1に吊り下げられることで、設備機器Sの落下が防止されるもので、簡単な構成で設備機器Sの落下を防止することができる。
次に図19及び図20は、本発明の第8実施例を示すものである。同図において、図1〜図19と同一部分には同一符号を付し、その共通する部分の詳細な説明は省略する。本実施例では、横杆部材6と天井点検口40の枠体41と扉体42とをワイヤー部材26によって連結している。尚、天井点検口40は、野縁部材1ごと天井材を切断して形成された矩形の開口部43に嵌合された矩形の金属フレームからなる枠体41と、枠体41にヒンジ部44を介して回動自在に備え、開口部43を開閉する扉体42からなる。
そして、本実施例のワイヤー部材26は、一側環状部28を横杆部材6にくくり付け、他側環状部29を天井点検口40の枠体41と扉体42に取り付けるものである。他側環状部29の天井点検口40の枠体41と扉体42への取り付けは、図19に示すように天井点検口40の枠体41と扉体42に取付穴45、46を設け、この取付穴45、46に他側環状部29を直接接続してもよいし、図20に示すように取付穴45、46に他側環状部29がくくり付けられた鐶等の環状の金属製部品からなる環状部材47、48を取り付けて、環状部材47、48を介して他側環状部29を天井点検口40の枠体41と扉体42に取り付けてもよいものとする。
本実施例では、横杆部材6と天井点検口40の枠体41と扉体42とをワイヤー部材26によって連結することで、天井点検口40の枠体41と扉体42が天井材から離脱して落下しようとしても、ワイヤー部材26によって天井点検口40の枠体41と扉体42が横杆部材6に吊り下げられることで、天井点検口40の枠体41と扉体42の落下が防止されるもので、簡単な構成で天井点検口40の枠体40と扉体41の落下を防止することができる。
また、本実施例では、横杆部材6によって、天井点検口40の開口部43を形成する際に切断された野縁部材1同士が連結されることにより、天井下地材の補強をすることができる。
次に図21は、本発明の第9実施例を示すものである。同図において、図1〜図20と同一部分には同一符号を付し、その共通する部分の詳細な説明は省略する。本実施例の天井点検口40の開口部43は、野縁部材1、1Aと横杆部材6に囲まれた範囲内で天井材を切断して形成されている。
本実施例では、横杆部材6と天井点検口40の枠体41と扉体52とをワイヤー部材26によって連結するとともに、野縁取付金具7と天井点検口40の枠体41と扉体42とをワイヤー部材26によって連結している。
本実施例のワイヤー部材26は、一側環状部28を横杆部材6及びアイナット38の環状部39にくくり付け、他側環状部29を天井点検口40の枠体41と扉体42に取り付けるものである。他側環状部29の天井点検口40の枠体41と扉体42への取り付けは、図21に示すように天井点検口40の枠体41と扉体42に取付穴45、46を設け、この取付穴45、46に他側環状部29を直接接続してもよいし、図20に示すように取付穴45、46に他側環状部29がくくり付けられた鐶等の環状の金属製部品からなる環状部材47、48を取り付けて、環状部材47、48を介して他側環状部29を天井点検口40の枠体41と扉体42に取り付けてもよいものとする。
本実施例では、横杆部材6及びアイナット38の環状部39と天井点検口40の枠体41と扉体42とをワイヤー部材26によって連結することで、天井点検口40の枠体41と扉体42が天井材から離脱して落下しようとしても、ワイヤー部材26によって天井点検口40の枠体41と扉体42が横杆部材6及び野縁部材1に吊り下げられることで、天井点検口40の枠体41と扉体42の落下が防止されるもので、簡単な構成で天井点検口40の枠体41と扉体42の落下を防止することができる。
次に図22は、本発明の第10実施例を示すものである。同図において、図1〜図21と同一部分には同一符号を付し、その共通する部分の詳細な説明は省略する。本実施例では野縁取付金具の異なる使用状態について説明する。本実施例は、雄螺子部15にアイナット49を螺着して、野縁取付金具7を野縁部材1に回動自在に取り付けた状態で、ワイヤー部材26の一側環状部28を野縁受け50にくくり付け、他側環状部29をアイナット49の環状部51に取り付ける。
本実施例では、野縁受け50と野縁部材1をワイヤー部材26によって連結することで、野縁部材1が落下しようとしても、ワイヤー部材26によって野縁部材1が野縁受け50に吊り下げられることで、野縁部材1の落下が防止されるもので、簡単な構成で野縁部材1の落下を防止することができる。
次に図23は、本発明の第11実施例を示すものである。同図において、図1〜図22と同一部分には同一符号を付し、その共通する部分の詳細な説明は省略する。本実施例では野縁取付金具の異なる使用状態について説明する。本実施例は、雄螺子部15にアイナット49を螺着した一対の野縁取付金具7を野縁受け50を間に挟んだ状態で野縁部材1に取り付け、ワイヤー部材26の一側環状部29を一方のアイナット49の環状部51にくくり付け、他側環状部29を他方のアイナット49の環状部51に取り付ける。
本実施例では、野縁受け50を間に挟んだ状態で野縁部材1に取り付けられた一対の野縁取付金具7をワイヤー部材26によって連結することで、野縁部材1が落下しようとしても、ワイヤー部材26によって野縁部材1が野縁受け50に吊り下げられることで、野縁部材1の落下が防止されるもので、簡単な構成で野縁部材1の落下を防止することができる。
次に図24〜図27は、本発明の第12実施例を示すものである。同図において、図1〜図23と同一部分には同一符号を付し、その共通する部分の詳細な説明は省略する。本実施例の横杆取付金具52は、左右一対の開放片53、54からなり、一方の開放片53と他方の開放片54は基本形状がほぼ等しいため、以下の一方の開放片53の説明を以て他方の開放片54の説明を省略する。
図25及び図26に示すように、第1の開放片53は、第1の基端部55と、第1の基端部55の一端を立ち上げて形成された第1の側壁部56と、第1の側壁部56の上端を略直角に折り曲げて形成された第1の上面部57と、第1の上面部57の一端を略垂直に立ち上げて形成された第1の立壁部58とを備え、ステンレス鋼等の金属製の板材を折り曲げ形成したものである。第1の基端部55の略中央部分には、雄螺子部15が挿通可能な第1の貫通部59を備えている。
図25に示すように、第1の基端部55と第1の側壁部56の折り曲げ部分には、折り曲げ部分の折り目に沿って形成された複数の第1のスリット部60が間隔を空けて設けられており、第1の基端部55と第1の側壁部56の折り曲げ部分は折り曲げやすい構造となっている。
図26に示すように、第1の基端部55と第1の側壁部56の折り曲げ角度は鈍角となるように設けている。
図25に示すように、第1の側壁部56の上下方向略中間部分の両端には、第1の基端部55、第1の側壁部56及び第1の上面部57によって囲まれた横杆部材6の収容空間Kに向けて突出した第1の突出部61を備えている。第1の突出部61は、上面の先端を下向きに傾斜した円弧状とした扇形状となっている。
尚、図25及び図26に示すように、他方の開放片54は、一方の開放片53の第1の基端部55、第1の側壁部56、第1の上面部57、第1の立壁部58、第1の貫通部59、第1のスリット部60および第1の突出部61にそれぞれ対応する、第2の基端部62、第2の側壁部63、第2の上面部64、第2の立壁部65、第2の貫通部66、第2のスリット部67および第2の突出部68を備えている。
ここで、図27に示すように、第1の立壁部58と第2の立壁部65を固定する固定構造として、第1の立壁部58の中央部分に設けた貫通孔69と、第2の立壁部65の中央部分に設けた螺子穴70と、貫通孔69に挿通された状態で螺子穴70に螺着する雄螺子部材71とを備えている。
また、図26及び図27に示すように、本実施例の野縁取付金具7における雄螺子部15は、金具本体8の略中央部分に設けた螺子穴72に金具本体8の下方から螺着されたボルトからなる。
以上の構成の野縁取付金具7と横杆取付金具52を用いた横杆部材6の野縁部材1への架設方法について説明する。図24及び図26に示すように、野縁部材1の溝部に配置された野縁取付金具7の雄螺子部15を、下方から一方の開放片53の第1の貫通部59と他方の開放片54の第2の貫通部66に連続して挿通した状態で、雄螺子部15にナット24を螺着していき、野縁取付金具7を横杆取付金具16に対して相対的に上昇させて、第2の基端部62と第2の係止部14によって野縁縁部を上下方向から挟持して、横杆取付金具52を野縁部材1に回動自在に取り付ける。ここで、図26に示すように、第1の基端部55と第1の側壁部56の折り曲げ角度と第2の基端部62と第2の側壁部63の折り曲げ角度は、それぞれ鈍角となるように設けられているため、第1の基端部55と第2の基端部62を上下に重ねると、第1の立壁部58と第2の立壁部65に隙間が形成され、この隙間から横杆取付金具52内部に横杆部材6を収容することができる。
続いて、図27に示すように、一方の開放片53と他方の開放片54との間に横杆部材6を配置した状態で、第1の上面部57と第2の上面部64を近づけるように、それぞれ第1の基端部55と第1の側壁部56の折り曲げ部分と第2の基端部62と第2の側壁部63の折り曲げ部分で折り曲げていくと、横杆部材6は第1の上面部57及び第2の上面部64、第1の側壁部56及び第2の側壁部63、そして第1の突出部61及び第2の突出部68によって囲まれて保持される。そして、第1の立壁部58と第2の立壁部65を雄螺子部材71で固定すると、横杆部材6が横杆取付金具52に固定されると共に野縁部材1に対して回動自在に架設される。
ここで、第1の突出部61及び第2の突出部68は、上面の先端を下向きに傾斜した円弧状とした扇形状となっているため、第1の立壁部58と第2の立壁部65を近づけていき、第1の側壁部56と第2の側壁部63を閉じるように動作する際に、第1の突出部61及び第2の突出部68に載置された横杆部材6の下側の角が、第1の突出部61と第2の突出部68に引っ掛かりにくく、第1の突出部61と第2の突出部68の円弧状の上面を滑動するので、横杆部材6の保持動作を速やかに行うことができる。
また、図27に示すように、横杆部材6が横杆取付部材52に保持された状態において、横杆部材6の下側の角が第1の突出部61と第2の突出部68の円弧状の上面に食い込むように当接するため、横杆部材6をガタつきなく安定して保持することができる。
そして、図27に示すように、野縁部材1に架設された横杆部材6、第1の立壁部58と第2の立壁部65の接合部分が、野縁取付金具7及び横杆取付金具52の中心に配置された雄螺子部15の軸芯X上に配置されており、横杆部材6の上下方向の動きに対する野縁取付金具7及び横杆取付金具52の上下方向への強度を高めることができる。
横杆部材6が第1の突出部60及び第2の突出部67に載置されたことにより、横杆部材6がかさ上げされ、各種設備の取付位置の高さを容易に調節することができるので、蛇腹管(フレキシブル管)に備えた既存の絶縁部材をそのままの位置で使用することができる。本実施例では、スペーサー部材を用いることなく、横杆部材6をかさ上げすることが可能となり、部品点数の削減とともに施工性の向上を図ることができる。
本実施例の横杆取付金具16は、横杆部材6を所定高さで保持する保持手段として第1の突出部60及び第2の突出部67を備えたことにより、横杆部材6を任意の高さに保持することができる。
次に図28〜図30は、本発明の第13実施例を示すものである。同図において、図1〜図27と同一部分には同一符号を付し、その共通する部分の詳細な説明は省略する。
本実施例では、図28に示すように、野縁取付金具73と天井裏から吊り下げられた吊りボルト74はワイヤー部材75によって連結されている。
図29に示すように、本実施例の野縁取付金具73は、金具本体8の略中央部分に貫通部である貫通孔76を有しており、貫通孔76には雌螺子部である螺子溝76Aが形成されている。
本実施例では、野縁部材1の上部から両側壁にかけて上方から嵌合可能な押さえ部材32を備えることによって、押さえ部材32と野縁取付金具73とによって、野縁部材1の野縁縁部を上下方向から挟持する構成となっている。
ワイヤー部材75は、一端にボルトを備えた雄螺子部77と、他端に環状部75Aとを備えている。
本実施例では、図28に示すように、野縁取付金具73を野縁部材1に装着し、野縁部材1に上方から嵌合した押さえ部材32の貫通孔36に挿通されたワイヤー部材75の雄螺子部77を野縁取付金具73の貫通孔76に螺着していき、野縁取付金具73を押さえ部材32に対して相対的に上昇させて、押さえ部材32と第2の係止部14によって野縁縁部を上下方向から挟持して、野縁取付金具73を野縁部材1に取り付ける。
そして、本実施例のワイヤー部材75は、環状部75Aを取付金具79を介して吊りボルト74に取り付けるものである。
本実施例では、野縁取付金具73と吊りボルト74とをワイヤー部材75によって連結することで、ワイヤー部材75によって野縁取付金具73を介して野縁部材1が吊り下げられることで、野縁部材1の落下が防止される。
尚、図30に示すように、貫通孔76の螺子溝76Aを廃し、貫通孔76に螺子穴78Aが連通するように金具本体8の上面又は下面に溶接等でナット78等を固定し、ナット78の螺子穴78Aを金具本体8が有する貫通部としてもよいものとする。その場合、螺子穴78Aの内面が雌螺子部である。
また、ワイヤー部材75の環状部78の取り付け先は、吊りボルト74に限定されるものではなく各種設備機器や天井裏の配管等としてもよいものとする。
以上のように本実施例では、野縁部材1に取り付ける野縁取付金具73であって、金具本体8と、金具本体8に形成された貫通部としての貫通孔76又は螺子穴78Aと、野縁部材1の長手方向に沿って形成された溝部に取付可能な野縁取付部10、12とを備えたことにより、様々な用途に用いることができる野縁取付金具73を提供することができる。
また、本実施例では、貫通孔76に雄螺子部を螺着可能な雌螺子部78を備えたことにより、貫通孔76に雄螺子部材として雄螺子部77を螺着することが可能となり、さらに様々な用途に用いることができる。
次に図31〜図33は、本発明の第14実施例を示すものである。同図において、図1〜図30と同一部分には同一符号を付し、その共通する部分の詳細な説明は省略する。本実施例では、第13実施例に記載の野縁取付金具73の使用例として、図31に示すように野縁取付金具73と第1実施例に記載の横杆取付金具16を用いた天井構造や、図32に示すように第12実施例に記載の横杆取付金具52を用いた天井構造を示す。
図31及び図32に示すように、いずれの天井構造においても、横杆取付金具16の貫通部20、21や横杆取付金具52の貫通部59、66に挿通されたボルト79を野縁取付金具73の貫通孔76に螺着していき、野縁取付金具73を横杆取付金具16、52に対して相対的に上昇させて、横杆取付金具16、52と第2の係止部14によって野縁縁部を上下方向から挟持して、野縁取付金具7を野縁部材1に取り付ける。
また、図33に示すように、野縁取付金具73における貫通孔76の螺子溝76Aを廃し、横杆取付金具16の貫通部20、21や横杆取付金具52の貫通部59、66に挿通されたボルト79を野縁取付金具73の貫通孔76に挿通し、野縁取付金具73の下面側でナット80に螺着して、野縁取付金具73を横杆取付金具16、52に対して相対的に上昇させて、横杆取付金具16、52と第2の係止部14によって野縁縁部を上下方向から挟持して、野縁取付金具7を野縁部材1に取り付ける構造としてもよい。
本発明は上記各実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。例えば、横杆部材に取り付ける設備機器は、消火機器に限らず、照明、音響等の各種設備機器としてもよいものとする。また、雄螺子部15は、ボルトや、雄螺子部材を金具本体8に溶接、加締め等により固定したものに限定されるものではない。また、第1の野縁取付部10、第2の野縁取付部12の構成は、野縁取付金具7を野縁部材1に取付可能な構成であれば、特に限定されるものではない。また、各実施例における横杆取付金具16の取付向きも図1及び図2に示すように適宜変更可能である。尚、図2のように、複数の横杆取付金具16を横杆部材6に対して互いに異なる向きで取り付けることで、横杆部材6の上下方向の動きに対する野縁取付金具7及び横杆取付金具16の変形を軽減することができる。また、図16及び図18において、設備機器Sは1カ所のみワイヤー部材26で連結されているが、複数箇所を複数のワイヤー部材26に連結されるものでもよい。また、図19ではヒンジ部44側の枠体41及び扉体42がワイヤー部材26を介して図19において右側の横杆部材6に連結されているが、図19において枠体41及び扉体42の取付穴45、46が形成されていない箇所に取付穴45、46を形成して、ワイヤー部材26を介して図中左側の横杆部材6を枠体41及び扉体42に連結してもよいし、ワイヤー部材26の本数やワイヤー部材26の枠体41及び扉体42への取り付け位置等は適宜変更可能である。また、図21では図中右側の横杆部材6と図中奥側の野縁部材1、1Aがワイヤー部材26を介して枠体41及び扉体42に連結されているが、図21において図中左側の横杆部材6や図中手前側の野縁部材1、1Aをワイヤー部材26を介して枠体41及び扉体42に連結してもよいし、ワイヤー部材26の本数やワイヤー部材26の枠体41及び扉体42への取り付け位置等は適宜変更可能である。尚、雄螺子部15は、図34に示すように、全ネジ等の雄螺子部材15Aを金具本体8に溶接等によって固定したものや、図35に示すように、金具本体8に形成された螺子穴15Bにボルト等の雄螺子部材15Cを金具本体8の下方から螺着したものや、図36に示すように、金具本体8の中央部分に形成された貫通孔15Dと、貫通孔15Dに螺子穴が連通するように金具本体8の上面に備えたナット15Fと、ナット15Fに螺合するボルト等の雄螺子部材15Gからなるもののように、金具本体8の上方に雄螺子部材15A、15C、15Gを溶接、加締め等の加工方法に限らず一体的に配置したものなら、上記の構成に限定されるものではない。
1 野縁部材
4 消火機器(設備機器)
6 横杆部材
7、73 野縁取付金具
8 金具本体
9A 第1の立ち上げ部
10 第1の野縁取付部
11A 第2の立ち上げ部
12 第2の野縁取付部
13 第1の係止部(幅広側係止部)
14 第2の係止部(幅狭側係止部)
15 雄螺子部
16、52 横杆取付金具
17F、61 一側突出部(保持手段)
17G、68 他側突出部(保持手段)
20、59 貫通孔(貫通部)
21、66 貫通孔(貫通部)
22 連結部
23 スペーサー部材
76 貫通孔(貫通部)
76A 螺子溝(雌螺子部)
78A 螺子穴(貫通部、雌螺子部)

Claims (9)

  1. 野縁部材に取り付ける野縁取付金具であって、
    金具本体と、
    前記金具本体に立設された雄螺子部と、
    前記野縁部材の長手方向に沿って形成された溝部に取付可能な野縁取付部と、
    を備えたことを特徴とする野縁取付金具。
  2. 野縁部材に取り付ける野縁取付金具であって、
    金具本体と、
    前記金具本体が有する貫通部と、
    前記野縁部材の長手方向に沿って形成された溝部に取付可能な野縁取付部と、
    を備えたことを特徴とする野縁取付金具。
  3. 前記貫通部に雄螺子部を螺着可能な雌螺子部を備えたことを特徴とする請求項2記載の野縁取付金具。
  4. 前記野縁部材間に架設された横杆部材を備え、
    前記雄螺子部は、前記横杆部材を前記野縁部材に水平方向へ回動自在に連結する連結部としたことを特徴とする請求項1又は3に記載の野縁取付金具。
  5. 前記野縁取付部は、
    異なる幅寸法の前記溝部を有する前記野縁部材に対応して、
    幅広な前記溝部に係合可能な幅広側係止部と、
    幅狭な前記溝部に係合可能な幅狭側係止部とを備え、
    前記幅広側係止部を、方形状の金具本体の対向する一対の両端部より立ち上げられ、幅広な前記溝部に挿入可能とし、幅広な前記溝部の内面に前記野縁部材の長手方向に沿って係合可能に設けられ、前記野縁部材を幅広な前記溝部に沿ってスライド自在に保持するものとし、
    前記幅狭側係止部を、前記金具本体に前記幅広側係止部間に立ち上げられ、且つ前記幅広側係止部間の間隔より幅狭に形成され、幅狭な前記溝部に挿入可能とし、幅狭な前記溝部の内面に前記野縁部材の長手方向に沿って係合可能に設けられ、前記野縁部材を幅狭な前記溝部に沿ってスライド自在に保持することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の野縁取付金具。
  6. 前記野縁取付部は、
    異なる幅寸法の前記溝部を有する前記野縁部材に対応して、
    幅広な前記溝部に係合可能な幅広側係止部と、
    幅狭な前記溝部に係合可能な幅狭側係止部とを備え、
    前記幅広側係止部を、方形状の金具本体の対向する一対の両端部より立ち上げられ、幅広な前記溝部に挿入可能な一対の第1の立ち上げ部と、前記第1の立ち上げ部の先端を外側に折り曲げて幅広な前記溝部の内面に前記野縁部材の長手方向に沿って係合可能に設けられ、前記野縁部材を幅広な前記溝部に沿ってスライド自在に保持するものとし、
    前記幅狭側係止部を、前記金具本体に前記幅広側係止部間に立ち上げられ、且つ前記幅広側係止部間の間隔より幅狭に形成され、幅狭な前記溝部に挿入可能な一対の第2の立ち上げ部と、前記第2の立ち上げ部の先端を外側に折り曲げて幅狭な前記溝部の内面に前記野縁部材の長手方向に沿って係合可能に設けられ、前記野縁部材を幅狭な前記溝部に沿ってスライド自在に保持することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の野縁取付金具。
  7. 前記連結部は、前記横杆部材に装着する横杆取付金具を備え、
    前記横杆取付金具に前記雄螺子部が挿通可能な貫通部を備えたことを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載の野縁取付金具。
  8. 前記横杆取付金具は、前記横杆部材を前記野縁部材上でかさ上げするスペーサー部材を備えたことを特徴とする請求項7記載の野縁取付金具。
  9. 前記横杆取付金具は、前記横杆部材を所定高さで保持する保持手段を備えたことを特徴とする請求項7又は8に記載の野縁取付金具。
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