JP2019133888A - 蓄電モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】搭載部を蓄電セルに確実に固定でき、且つ、製造コストを抑制できる蓄電モジュールを提供する。【解決手段】蓄電モジュールは、安全弁11cをそれぞれ有し、配列された複数の蓄電セル11と、複数の蓄電セル11の配列方向Dに延在し、安全弁11cを覆う排煙ダクト5と、排煙ダクト5に沿って配置され、先端にサーミスタ81が搭載される搭載部を含むフレキシブルプリント基板6と、を備え、排煙ダクト5は、複数の蓄電セル11の表面に載置された脚部を含み、フレキシブルプリント基板6における搭載部の周辺部は、脚部に形成された押圧部58によって複数の蓄電セル11の表面に向けて押圧されている。【選択図】図4

Description

本発明の一側面は、蓄電モジュールに関する。
従来、電池の温度を検知するための温度検知素子を備えた蓄電モジュールが知られている。例えば、特許文献1に記載された技術では、フレキシブルプリント基板に設けられたサーミスタによって、電池の温度が検知されている。
特開2013−97894号公報
フレキシブルプリント基板にセンサチップが設けられている場合、フレキシブルプリント基板のうちのセンサチップが搭載されている部分(搭載部)を電池の表面に固定することが考えられる。しかし、固定のために接着剤を用いた場合には、接着剤の劣化等によって接着部分が剥離してしまう虞がある。一方、搭載部を電池の表面に固定させるために専用部品を用いると、製造コストの低減が困難となる虞がある。
本発明の一側面は、搭載部を蓄電セルに確実に固定でき、且つ、製造コストを抑制できる蓄電モジュールを提供することを目的とする。
本発明の一側面に係る蓄電モジュールは、安全弁をそれぞれ有し、配列された複数の蓄電セルと、複数の蓄電セルの配列方向に延在し、安全弁を覆う排煙ダクトと、排煙ダクトに沿って配置され、先端にサーミスタが搭載される搭載部を含むフレキシブルプリント基板と、を備え、排煙ダクトは、複数の蓄電セルの表面に載置された脚部を含み、フレキシブルプリント基板における搭載部の周辺部は、脚部に形成された押圧部によって複数の蓄電セルの表面に向けて押圧されている。
上記蓄電モジュールによれば、搭載部に搭載されたサーミスタによって蓄電セルの温度を計測することができる。押圧部によって搭載部の近傍である周辺部が蓄電セルの表面に押圧されることで、搭載部を蓄電セルに固定することができる。また、排煙ダクトの脚部に押圧部を形成することによって、搭載部を蓄電セルに固定するための専用部品を必要としない。これにより、製造コストが高くなることを抑制できる。
押圧部は脚部に形成された切欠状部を含み、搭載部は切欠状部内に配置されていてもよい。この構成では、サーミスタが搭載された搭載部を避けて、搭載部の周辺部を押圧することができる。
切欠状部は、搭載部が配置される第1部分と、第1部分に連続して形成され、フレキシブルプリント基板の搭載部よりも基端側が配置される第2部分とを含み、第2部分の配列方向における長さは、第1部分の配列方向における長さよりも大きくてもよい。この構成では、第1部分の長さよりも長い幅を有するフレキシブルプリント基板を第2部分に挿通することができるので、フレキシブル基板における搭載部の前後に位置する部分を第1部分によって押圧することができる。
第2部分の配列方向における長さは、フレキシブルプリント基板の搭載部の周辺部の配列方向における長さ以上であってもよい。この構成では、フレキシブルプリント基板を第2部分に容易に挿通することができる。
フレキシブルプリント基板は、排煙ダクトに沿った本体部と、本体部を基端とする分岐部とを含み、搭載部は分岐部の先端に配置され、分岐部は、2回折り返されていてよい。この構成では、本体部の上面を実装面とした場合、分岐部における2回折り返された部分の上面が実装面となる。
蓄電モジュールは、複数の蓄電セルの表面と搭載部との間に伝熱板を更に有してもよい。この構成では、搭載部の形状が安定するので、サーミスタの破損を抑制できる。
押圧部は、排煙ダクトの内部空間側に形成されてもよい。この構成では、配列方向に交差する幅方向のスペースが小さい場合にも対応することができる。
本発明の一側面によれば、搭載部を蓄電セルに確実に固定でき、且つ、製造コストを抑制できる蓄電モジュールが提供され得る。
一実施形態に係る蓄電モジュールを模式的に示す平面図である。 電池モジュールの一部を模式的に示す断面図である。 蓄電モジュールの一部を模式的に示す斜視図である。 蓄電モジュールの一部を模式的に示す斜視図である。 他の実施形態に係る蓄電モジュールを構成する排煙ダクトの一部を模式的に示す斜視図である。 他の実施形態に係る蓄電モジュールを構成する排煙ダクト及びフレキシブルプリント基板の一部を模式的に示す斜視図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態が詳細に説明される。図面の説明において、同一又は同等の要素には同一符号が用いられ、重複する説明は省略される。図面にはXYZ直交座標系が示される。
[第1実施形態]
図1は、一実施形態に係る蓄電モジュールを模式的に示す平面図である。図2は、図1のII−II線に沿った断面図であり、電池モジュールの一部を模式的に示す。図1に示すように、蓄電モジュール1は、配列体2と、弾性部材3と、拘束部材4と、排煙ダクト5と、フレキシブルプリント基板6とを備え得る。
蓄電モジュール1は、例えばフォークリフト、ハイブリッド自動車、電気自動車等の各種車両のバッテリとして用いられる。蓄電モジュール1は、例えばリチウムイオン二次電池等の非水電解質二次電池であるが、電気二重層キャパシタであってもよい。
配列体2は、配列された複数(本実施形態では7つ)の蓄電セル11を備える。各蓄電セル11は、例えば矩形箱状のケース内に電極組立体が収容された単電池である。複数の蓄電セル11は、配列方向D(Y方向)に配列されている。各蓄電セル11は、樹脂製のセルホルダに保持されてもよい。蓄電セル11の上面(表面)11dには、正極端子11a及び負極端子11bが互いに離間して設けられている。正極端子11aは、電極組立体の正極に接続された電極端子であり、負極端子11bは、電極組立体の負極に接続された電極端子である。隣り合う蓄電セル11は、正極端子11aと負極端子11bとが互いに隣り合うように配列され、隣り合う正極端子11aと負極端子11bとがバスバー12によって互いに電気的に接続されている。これにより、隣り合う蓄電セル11が電気的に直列に接続されている。正極端子11a及び負極端子11bは、ボルトによってバスバー12に接続されてもよいし、溶接によってバスバー12に接続されてもよい。蓄電セル11の配列方向Dにおいて、一端の蓄電セル11の負極端子11b及び他端の蓄電セル11の正極端子11aには、例えば板状の導電部材である外部接続端子13がそれぞれ接続されている。
各蓄電セル11は、安全弁11cを有している。安全弁11cは、例えば蓄電セル11の上面11dに設けられる。安全弁11cは、蓄電セル11内のガス圧力が予め定められた値を超えた場合にガスを外部に放出する。安全弁11cは、蓄電セル11の上面11dにおいて、正極端子11aと負極端子11bとの間に配置される。よって、複数の安全弁11cが配列方向Dに沿って配列される。
弾性部材3は、蓄電セル11の配列方向Dにおいて、配列体2の一端に配置されている。弾性部材3は、拘束荷重による蓄電セル11の破損を防止する目的で用いられる部材であり、例えばウレタン製のゴムスポンジから構成されている。弾性部材3は、矩形の板状部材である。弾性部材3の材料としては、例えばエチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)、クロロプレンゴム、及びシリコンゴム等が挙げられる。弾性部材3は、ゴムに限られず、バネ材等であってもよい。弾性部材3は、配列方向Dにおける配列体2の両端に配置されていてもよく、互いに隣り合う蓄電セル11,11間に配置されていてもよい。
拘束部材4は、配列体2に対して配列方向Dに拘束荷重を付加するための部材である。拘束部材4は、一対のエンドプレート41と、複数の連結部材42と、を備えている。一対のエンドプレート41は、配列体2を配列方向Dの両側から挟持するための部材である。エンドプレート41は、鉄等の金属材料からなる板状部材である。
連結部材42は、一対のエンドプレート41同士を連結する。連結部材42は、例えば鉄等の金属から構成されたボルト及びナットによって構成されている。各連結部材42のボルトは、一方のエンドプレート41の挿通孔、各セルホルダの挿通孔、及び他方のエンドプレート41の挿通孔に順次挿通され、他方のエンドプレート41の外側でナットにより締結されている。この締結によって配列体2に対して配列方向Dに拘束荷重が付加される。
排煙ダクト5は、複数の蓄電セル11の配列方向Dに延在し、複数の安全弁11cを覆う。排煙ダクト5は、正極端子11aと負極端子11bとの間に配置され得る。例えば、排煙ダクト5は、セルホルダ等に固定されてもよい。排煙ダクト5は、例えば樹脂製の部材である。排煙ダクト5は、側板51、側板52、及び、側板51と側板52との間に延在する上板53を有する。上板53は、安全弁11cと対向配置される。安全弁11cから放出されるガスは、排煙ダクト5の側板51,52及び上板53と、蓄電セル11の上面11dとによって囲まれる内部空間を通って外部に排出される。
フレキシブルプリント基板6は、複数の絶縁フィルム間に挟まれた複数の配線を有している。本実施形態のフレキシブルプリント基板6は、片面にチップが実装される片面型の基板である。なお、以下の説明においてチップが実装される面を実装面という場合がある。フレキシブルプリント基板6は、排煙ダクト5に沿って設けられている。各配線は、フレキシブルプリント基板6の延在方向に沿っている。フレキシブルプリント基板6は、搭載部65を含んでおり、搭載部65には、蓄電セル11の温度を検知するためのサーミスタ81が実装されている。また、フレキシブルプリント基板6は、複数の蓄電セル11に電気的に接続される。フレキシブルプリント基板6は、上板53上に固定される本体部61と、本体部61から分岐する複数の分岐部64とを有する。
本実施形態では、フレキシブルプリント基板6は、配列方向Dを長手方向(長辺方向)とする矩形状をなす基板から形成され得る。この場合、分岐部64は、基板に切れ込みを入れることによって形成され得る。図示例では、基板の幅方向(短辺方向)の端縁から内側に入った第1の切れ込み64aと、第1の切れ込み64aの先端から配列方向Dに延びる第2の切れ込み64bとによって分岐部64が形成されている。これにより、監視装置100側(基端側)の端部(基端64c)が本体部61と接続された分岐部64が形成される。
本体部61は、上板53に沿って延在するフィルム部である。搭載部65は、一部の分岐部64の先端に形成されている。搭載部65が形成されていない他の分岐部64は、例えばリベット接続、溶接又はハンダ接続等によってバスバー12に接続される。なお、図示例では、一部のバスバー12のみに分岐部64が接続されている例を示しているが、全てのバスバー12及び外部接続端子13に分岐部64が接続されてもよい。
本体部61には、複数のヒューズ8が実装され得る。各ヒューズ8は、本体部61における当該ヒューズ8が実装される部分において露出した各配線に接続される。ヒューズ8は、バスバー12に接続された分岐部64の基端に配置される。
排煙ダクト5の上板53上には、配列体2を覆うカバー7が設けられている(図2参照)。なお、図1においてカバー7の図示は省略されている。カバー7は、例えば平面視矩形状をなしており、上板71と、上板71の周縁に形成された側板73とを有し得る。上板71の内側面には、押圧片75が設けられ得る。押圧片75は、例えば配列方向Dに交差する幅方向の中央に設けられている。押圧片75は、排煙ダクト5の上板53上に配置されたフレキシブルプリント基板6を上板53側に向けて押圧し得る。押圧片75は、例えばゴム材料、スポンジ等の弾性部材によって形成されている。
フレキシブルプリント基板6は、監視装置100のコネクタ101に接続される。これにより、蓄電セル11の電圧又は温度に関する信号が、フレキシブルプリント基板6を通して監視装置100に送られる。監視装置100は、配列方向Dにおいて一端に位置するエンドプレート41の外側に位置する。監視装置100は、蓄電セル11の電圧又は温度を監視する監視回路103と、監視回路103に電力を供給する電源回路104とを備える。監視回路103は、複数の配線101aによりコネクタ101と接続される。監視装置100は、プリント配線板とプリント配線板に実装された部品(例えば半導体チップ)とから構成され得る。
バスバー12に電気的に接続されるフレキシブルプリント基板6の配線は、蓄電セル11の電圧に関する信号を監視装置100に伝達する。また、サーミスタ81に電気的に接続されるフレキシブルプリント基板6の配線は、蓄電セル11の温度に関する信号を監視装置100に伝達する。これにより、蓄電セル11の温度を監視することができる。
図3及び図4を更に参照して、蓄電モジュールについて詳細に説明する。図3は、蓄電モジュールの一部を模式的に示す斜視図である。図3には、サーミスタが搭載された分岐部が示されている。図4は、図3の一部を拡大した斜視図である。
本実施形態において、フレキシブルプリント基板の分岐部64は、例えば分岐部64の一部が山折りに折り曲げられた屈曲部64dを有している。図示例では、屈曲部64dが分岐部64の基端64c近傍に形成されている。また、分岐部64は、分岐部64が折り返された折り返し部64eを有している。折り返し部64eは、屈曲部64dよりも先端側に形成されている。折り返し部64eでは、折り返し部64eよりも先端側が幅方向外側に向くように、分岐部64が例えば90度の角度で折り返されている。分岐部64において、折り返し部64eよりも先端側は、側板51に沿って下向きに延在している。
分岐部64の先端側は、蓄電セル11の上面11dに接触可能な位置まで延在している。分岐部64の先端側には搭載部65が形成されおり、搭載部65にサーミスタ81が実装されている。分岐部64の先端側は、蓄電セル11の上面11dに接触可能な位置において、分岐部64が折り返された折り返し部64fを有している。折り返し部64fでは、折り返し部64eよりも先端側が配列方向Dに沿うように、分岐部64が例えば90度の角度で折り返されている。蓄電セル11の上面11dと搭載部65との間には、伝熱板69が配置されている。伝熱板69は、例えば例えば、銅、アルミニウム等の金属で形成される。一例として、伝熱板69は、矩形板状に形成されていてよい。
なお、バスバー12に接続されている分岐部64は、図1に示されるように、屈曲部64d及び折り返し部64eを有している。これにより、当該分岐部64は、本体部61からバスバー12に向かって外側に延在し得る。
排煙ダクト5は、側板51の下端から外側に広がる板状の脚部54と、側板52の下端から外側に広がる板状の脚部55とを有している。脚部54,55は、それぞれ側板51,52と交差する方向に延在し、蓄電セル11の上面11dに載置されている。配列方向Dに直交する排煙ダクト5の断面(図3の断面)における内部空間は、例えば矩形状であるが、上板53から蓄電セル11の上面11dに向かうに連れて幅が広がる台形状であってもよい。
脚部54には押圧部58が形成されている。押圧部58は脚部54に形成された切欠状部59を含む。搭載部65は切欠状部59内に配置され得る。切欠状部59は、第1部分59a及び第2部分59bを含んでいる。本実施形態では、第1部分59a内に搭載部65が配置される。一例として、第1部分59aは、脚部54の幅方向における端縁から内側に向かう矩形状をなしている。第1部分59aの幅方向における長さL1は、例えば分岐部64の幅L2よりも大きい。また、第1部分59aの配列方向Dにおける長さL3は、例えば、少なくとも搭載部65(サーミスタ81)の配列方向Dにおける長さL4よりも大きい。
第2部分59bは、第1部分59aに連続して形成されている。第2部分59bには、フレキシブルプリント基板6の搭載部65よりも基端側が配置される。すなわち、第2部分59bは、第1部分59aよりも側板51側に位置している。図示例では、第2部分59bの配列方向Dにおける長さL5は、第1部分59aの配列方向Dにおける長さL3よりも大きくなっている。また、切欠状部59は、平面視において変形したT字状をなしている。すなわち、配列方向Dにおいて監視装置100側を一端側とし、監視装置100と逆側を他端側とした場合、第2部分59bの一端59b1は、第1部分59aの一端59a1よりも監視装置100に近く、第2部分59bの他端59b2は、第1部分59aの他端59a2よりも監視装置100から遠くなっている。
第2部分59bの配列方向Dにおける長さL5は、フレキシブルプリント基板6の搭載部65の近傍である周辺部の配列方向Dにおける長さL6以上である。本実施形態では、第2部分59bの配列方向Dにおける長さL5は、分岐部64の折り返し部64fから先端64gまでの長さ以上である。なお、搭載部65の周辺部とは、分岐部64のうち押圧部58によって押圧される領域であり、本実施形態では、折り返し部64fから先端64gまでの領域であってよい。
フレキシブルプリント基板6における搭載部65の周辺部は、第2部分59bに挿通されており、脚部54(押圧部58)と蓄電セル11の上面11dとの間に配置されている。この状態では、搭載部65に実装されたサーミスタ81は、第1部分59a内に配置されている。
上記蓄電モジュール1によれば、排煙ダクト5の脚部54,55が蓄電セル11の上面11dに当接するように固定されていることによって、排煙ダクト5に形成された押圧部58が搭載部65の周辺部を蓄電セル11の上面11dに押圧し得る。これにより、搭載部65を蓄電セル11に固定することができる。また、排煙ダクト5の脚部54に押圧部58が形成されているので、搭載部65を蓄電セル11に固定するための専用部品を必要としない。これにより、製造コストが高くなることを抑制できる。
押圧部58は脚部54に形成された切欠状部59であり、搭載部65は切欠状部59内に配置されている。この構成では、サーミスタ81が搭載された搭載部65を避けて、搭載部65の周辺部を押圧することができる。なお、切欠状部とは、形状が切欠状をなしていることを示し、必ずしも部材の一部を切り欠くことによって形成される必要はない。
本実施形態では、フレキシブルプリント基板6の搭載部65の周辺部は、第2部分59bから挿通されることによって、押圧部58と蓄電セル11との間に配置され得る。第2部分59bの配列方向Dにおける長さL5は、第1部分59aの配列方向Dにおける長さL3よりも大きくなっている。また、第2部分59bの配列方向Dにおける長さL5は、フレキシブルプリント基板6の搭載部65の周辺部の配列方向Dにおける長さ以上、すなわち、折り返し部64fから先端64gまでの長さL6以上となっている。そのため、フレキシブルプリント基板6を第2部分59bに容易に挿通することができる。また、搭載部65の周辺部は、配列方向Dにおいて第1部分59aよりも長く形成されているので、配列方向Dにおける搭載部65の前後を第1部分59aによって押圧することができる。
フレキシブルプリント基板6は、排煙ダクト5に沿った本体部61と、本体部61を基端とする分岐部64とを含む。分岐部64は2回折り返されていており、搭載部65は分岐部64の先端に配置されている。この構成では、本体部61の上面を実装面とした場合、分岐部64の先端では、上面が実装面となる。そのため、例えば、一方の面のみが実装面として使用されるフレキシブルプリント基板を用いた場合であっても、搭載部を上面として配置することができる。
蓄電モジュール1は、複数の蓄電セル11の上面11dと搭載部65との間に伝熱板69を有しているので、搭載部65の形状が安定する。これにより、サーミスタ81の破損が抑制され得る。
[第2実施形態]
本実施形態に係る蓄電モジュールは、排煙ダクトの形態において第1実施形態の蓄電モジュールと相違している。また、これに伴って搭載部の周辺部の押圧形態が第1実施形態と相違している。以下、主として第1実施形態と相違する点について説明する。なお、蓄電モジュールの全体構成については、図1に示す第1実施形態と同様であるため省略する。
図5は、排煙ダクトの一部を模式的に示す斜視図である。図6は、排煙ダクト及びフレキシブルプリント基板の一部を模式的に示す斜視図である。本実施形態の排煙ダクト205は、第1実施形態と同様に、上板253及び一対の側板251を含む。上板253及び側板251には、切欠き状のスリット255が形成されている。スリット255は、上板253から側板251にかけて連続して形成されている。上板253において、スリット255が形成されている幅L7は、分岐部64の幅L8(図6参照)よりも大きい。側板251に形成されたスリット255は、側板251の上端から下端まで連続している。
また、排煙ダクト205は、側板251の下端から内側(すなわち、排煙ダクトの内部空間)に向かって延在する脚部254を有する。本実施形態では、配列方向Dの一部のみに脚部254が形成されているが、第1実施形態の脚部54と同様に配列方向Dの全域にわたって脚部254が形成されてもよい。配列方向Dにおいて、脚部254の基端の位置は、側板251に形成されたスリット255の位置に対応している。
脚部254には押圧部258が形成されている。押圧部258は脚部254に形成された切欠状部259を含む。搭載部65は切欠状部259内に配置され得る。切欠状部259は、脚部254の配列方向Dにおける基端側の端縁から先端側に向かう矩形状をなしている。切欠状部259の幅方向における長さL9は、少なくとも搭載部(サーミスタ)の幅方向における長さL10よりも大きく、分岐部64の幅L8よりも小さい。また、切欠状部259の配列方向Dにおける長さL11は、少なくとも搭載部65(サーミスタ81)の幅方向における長さL12よりも大きい。
図6に示すように、分岐部64は、第1の折曲部64h及び第2の折曲部64iを有する。第1の折曲部64hでは、分岐部64が下側に折曲されている。これにより、分岐部64の先端側が、上板253に形成されたスリット255から排煙ダクト205の内部空間内に挿通されている。第2の折曲部64iでは、分岐部64が前方に折曲されている。これにより、分岐部64の実装面が上方に向けられている。分岐部64における第2の折曲部64iよりも先端側の位置は、押圧部258と蓄電セル11の上面11dとの間に配置されている。この状態では、搭載部65に実装されたサーミスタ81は、切欠状部259内に配置されている。排煙ダクト205の脚部254が蓄電セル11の上面11dに当接するように固定されることによって、搭載部65の周辺部が押圧部258によって蓄電セル11の上面11dに向けて押圧される。なお、本実施形態において、搭載部65の周辺部とは、分岐部64の第2の折曲部64iから先端までの領域であってよい。
上述のように、本実施形態においても、搭載部65を蓄電セル11に固定することができる。また、排煙ダクト205の脚部254に押圧部258が形成されているので、搭載部65を蓄電セル11に固定するための専用部品を必要としない。これにより、製造コストが高くなることを抑制できる。
押圧部258が排煙ダクト205の内部空間側に形成されているので、蓄電セルにおける配列方向Dに交差する幅方向のスペースが小さい場合であっても、排煙ダクト205を配置することができる。なお、上記実施形態では、排煙ダクト205にスリット255が形成されているが、当該スリット255は、フレキシブルプリント基板6が配置された後に、例えば樹脂等によって塞がれてもよい。
以上、本発明の好適な実施形態について詳細に説明されたが、本発明は上記実施形態に限定されない。
例えば、第1実施形態では、切欠状部が平面視において変形したT字状をなしている例を示したがこれに限定されない。切欠状部は、搭載部が配置される第1部分と、折り返し部と折り返し部との間が配置される第2部分とを有していればよく、例えばL字状でもよい。
1…蓄電モジュール、5…排煙ダクト、6…フレキシブルプリント基板、7…カバー、11…蓄電セル、11c…安全弁、54,55…脚部、58…押圧部、59…切欠状部、59a…第1部分、59b…第2部分、61…本体部、64…分岐部、65…搭載部、81…サーミスタ、D…配列方向。

Claims (7)

  1. 安全弁をそれぞれ有し、配列された複数の蓄電セルと、
    前記複数の蓄電セルの配列方向に延在し、前記安全弁を覆う排煙ダクトと、
    前記排煙ダクトに沿って配置され、先端にサーミスタが搭載される搭載部を含むフレキシブルプリント基板と、を備え、
    前記排煙ダクトは、前記複数の蓄電セルの表面に載置された脚部を含み、
    前記フレキシブルプリント基板における前記搭載部の周辺部は、前記脚部に形成された押圧部によって前記複数の蓄電セルの表面に向けて押圧されている、蓄電モジュール。
  2. 前記押圧部は前記脚部に形成された切欠状部を含み、
    前記搭載部は前記切欠状部内に配置されている、請求項1に記載の蓄電モジュール。
  3. 前記切欠状部は、前記搭載部が配置される第1部分と、前記第1部分に連続して形成され、前記フレキシブルプリント基板の前記搭載部よりも基端側が配置される第2部分とを含み、
    前記第2部分の前記配列方向における長さは、前記第1部分の前記配列方向における長さよりも大きい、請求項2に記載の蓄電モジュール。
  4. 前記第2部分の前記配列方向における長さは、前記フレキシブルプリント基板における前記搭載部の周辺部の前記配列方向における長さ以上である、請求項3に記載の蓄電モジュール。
  5. 前記フレキシブルプリント基板は、前記排煙ダクトに沿った本体部と、前記本体部を基端とする分岐部とを含み、
    前記搭載部は前記分岐部の先端に配置され、
    前記分岐部は、2回折り返されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の蓄電モジュール。
  6. 前記複数の蓄電セルの表面と前記搭載部との間に伝熱板を更に有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の蓄電モジュール。
  7. 前記押圧部は、前記排煙ダクトの内部空間側に形成されている、請求項1に記載の蓄電モジュール。
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